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◆あらすじ
トレーニングジムにある、えっちなマシンのこと。それは回転するシリコンシートを股間に擦り付けられることで、足腰を鍛えようというものでした。いわゆる『股縄プレイ』によって、女性は爪先立ちで膝をガクガクさせながら、シリコンにクリトリスを摩擦されて絶頂し続けることしかできないのです。

最初に見た時は、『何だこれ』と思った記憶がある。
体育という授業が私の身近からなくなると、どうにも『運動しなければ』という鬱陶しい義務感が湧いてくる。でもジムに足を運ぶと、今度は面倒くさく感じ始めるもので。『どうせ長くは続かないだろうなあ』と思ったところで見つけたのが、あれだった。
まるでテレビか何かで見た製紙工場の大きなロール紙のように、平たいシリコンのシートがぐるぐると循環しているのだ。表面をまとうぬるぬるの粘液が飛び散っているのを見て『おいおい』と思ったけれども。……私は、その用途をあっという間に悟ったのだった。
※その卑猥なトレーニングマシンは、案外かゆいところに手が届く仕様をそろえていた。
・回転方向を前と後ろの好きな方向にできる。私は前方向が好きだった。勃起したクリトリスの裏側を余すことなく擦り姦してくれる。
・機体によってシリコンシート表面の形状が違う。いぼいぼの生えたシートは時折クリトリスをぽこりと押しのけてくる快感が堪らず、つるつるしたシートはクリトリスを滑る感覚が純粋に甘い。1番強烈なのはV字の溝が彫られたシートだ。ぬるぬるのローションをまとって、クリトリスをぞりぞりと磨いてくる。
・シリコンシートの幅が広いのは、開発者の意地悪だ。回転する過程でくしゃくしゃに丸まって、不規則な形状でもって股間を余すことなく擦っていく。おかげで刺激に慣れない。もしもただのロープだったら、こんなにも翻弄されることはなかっただろうに。
・腰元で手を拘束されるという体勢も、地味だけど効いている。もしも鎖か何かを使って頭上で拘束されていたら、腕を引っ張って体を持ち上げることができただろうに。それができないから、足腰の力だけで体を支えなければならない。逃れられない気持ちよさがクリトリスを襲い続ける。
・使用時間は……分からない。だって、何回もイカされてるのに、拘束が一向に解けないのだから。やがてへとへとに疲れ果てて、足腰からは力が抜け、全体重を股間のシリコンシートが支えることになってからも、ずるずる、じゅるじゅるとした連続絶頂天国は続くのだった。




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