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(2024/06/07)新しい小説短編集が出ました

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連続絶頂オムニバス 2406号

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イラスト(ショートストーリー)

彼とのえっちでは必ず『おまたこちょこちょ我慢ゲーム』でアソコの感度を限界まで引き上げられます

⏱このページは4分ぐらいで読めます


◆あらすじ

“彼女”は彼とのえっちでは必ず、バンテージテープで下半身を拘束され、エロ蹲踞状態で股間へのくすぐり責めを受けなければなりませんでした。もしも体勢を崩してしまったら、本気のおまたこちょこちょ罰ゲームが待っています。そしてくすぐられ続けて、イカされ続けて、感度が限界まで上がってから、ようやく”本番”が行われるのです。

 

世のカップルのえっちというものは、もっと安らかなものだと思います。

それなのに、どうしては――?

 

そういう雰囲気になると彼はまず、ベッドの側にある棚からテープを取り出します。非粘着テープというものらしく、表面がべたべたしていないのに、体に巻き付けるとぺったりと貼り付いて、簡単には剥がせません。

いつも優しい彼が、このテープを持ち出す時は何だかすごく意地悪。だけど私は、そんな彼のサディスティックな目に、抗うことができないのです。

 

――――
――

 

彼とのえっちでは必ず『おまたこちょこちょ我慢ゲーム』でアソコの感度を限界まで引き上げられます_1

「ぁはひっ♡♡♡ ひひっ、ひひひひひひひぃぃぃぃいっ♡♡♡ きつっ、きつひっ♡♡♡ これっ、きつひぃぃぃひっひひひひひひひひひひぃぃぃぃいっ♡♡♡」

私のこの時間は、いつも『安らか』とは程遠いものでした。

だって、不安定な体勢で、アソコをこちょこちょとくすぐられているのですから。彼は、両手でアソコを隠すことも、床に手を付くことも許してはくれません。それに、両脚をぐるぐる巻きにされた状態では、両膝を思いっ切り開いてバランスを取らないといけません。すると、アソコがますます無防備になります。とても理不尽な体勢です。

「んはぅぉっ♡♡♡ 内股っ、だめっ♡♡♡ ぅはっ♡♡♡ あ、あそこもぉぉお♡♡♡ ふひゃはっ♡♡♡ くりとりすはもっとだめぇぇぇっへへへへへへひゃぁぁぁあああんっ♡♡♡」

さらに理不尽だと思えるのが、こちょこちょという優しい指の動きが、私の子宮を嫌になるぐらいうずかせるということでした。

内股を、アソコの盛り上がりを、その入り口を、そしてクリトリスを、指先が優しくくすぐり続けます。決して、を挿れられているわけでもなければ、道具を使われているわけでもありません。本当に、本当に、小さく優しい動きが、どうしてこんなにも私のことを狂わせるのでしょう。

「これっ、むりっ、むりっ、むりぃぃっひひひひぃぃいぁはっ♡♡♡ っぁ~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

をされると、私はすぐにイッてしまいます。固定された膝は動かせず、代わりにつま先が跳ねて、私の全身がびよんびよんと縦に揺れます。

そして、そんな限界ぎりぎりの状態になっても、彼は私のアソコをこちょこちょとくすぐり続けるのです。

「ま――♡♡♡♡ イッてるっ、いってるからっははははははぁぁぁぁぁああ♡♡♡♡ あしっ、限界っ、体勢くずれっ、むりぃぃぃぃゃっはははははははははははははぁぁぁぁああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

果たして、彼がこの我慢ゲームを、私に勝たせてくれる気はあるのでしょうか?

いいえ、絶対にありません。だって、彼はただ――。

 

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彼とのえっちでは必ず『おまたこちょこちょ我慢ゲーム』でアソコの感度を限界まで引き上げられます_2

 

「っぁ゛ーーーーっははっははははははははははははぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡ くしゅぐっだっ、くしゅぐっだっはははぁぁぁぁぁああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

『頑張って我慢しなければ』――そんな抑圧から解放された私は、罰ゲームになると狂ったように笑い、イキ続けるようになります。

坂を転がる車輪のように感度は上がり続け、彼の指ひとかきひとかきが、私の子宮から背骨、脳までを、快感という名の槍でくし刺しにするのです。

「も゛、むりっ♡♡♡♡♡ 死んじゃうっ♡♡♡♡♡ あしょこ溶けでるっ♡♡♡♡♡ とけでるがらぁぁっひゃっはははははははぁぁぁぁぁぁああああ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛ッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

私がどんなにお願いいのちごいしても、罰ゲームは彼の気が済むまで行われるのでした。

 

――――
――

 

「ひーーーー……っ♡♡♡♡♡ ひひっ……♡♡♡♡♡ ひーーーー……♡♡♡♡♡」

罰ゲームが終わるころには、もう時間の感覚がありません。『もう日が昇ってるんじゃ?』と思っても、まだ外は真っ暗です。

私は何回イッたか分からず、へろへろの状態。だけど、これでおしまいではありませんでした。だって、これはなのですから。

「ぁ――♡♡♡♡♡」

すっかり大きくなっているを見て、私の心臓の鼓動が限界まで速くなります。くすぐられるだけで何度もイカされてしまったアソコは、もう息を吹きかけるだけで身悶えしてしまうぐらい敏感。こんな状態で、を受け入れたらどうなってしまうのでしょう?

 

「ふーーっ、ふーーーーっ♡♡♡♡♡ どう、ぞ――っ♡♡♡♡♡ 私のめちゃくちゃになったアソコ、もっと、めちゃくちゃに――ッ♡♡♡♡♡」

世のカップルのえっちというものは、もっと安らかなものだと思います。

だけど私は、彼とのえっちを堪らなく愛しているのです。

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