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◆あらすじ
そのクリニックでは、クリトリスの感度を調べてくれます。フレームバインダーに拘束して、機械姦で、本当にクリトリスが壊れてしまいそうなぐらい、徹底的に強制連続絶頂させながら調べてくれるのです。”彼女”は特に、小さな小さなバイブが気持ちよかったようです。クリトリスの敏感な部位をピンポイントで責められる細バイブです――。
何か、こう、実生活で役立つものではとてもないと思っていました。
『クリトリス性感診断』――そんなものを調べて、一体何になるというのでしょう。だけど、それはある特定の女性層の心を嫌になるぐらい引き付けるものだと思います。……私も含めて。
だって、クリトリスを調べるんですよ? どのような方法で、どのような刺激で――その具体的なイメージが湧くほど私は経験豊かではありませんが、それは何かとても素敵なもののように思えたのです。
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1時間? 2時間? 3時間? 私は自分の行いを後悔していました。だって、こんなに気持ちよくさせられるなんて思っていなかったから。
どきどきのクリ責め機械姦は、恍惚と満足から始まりました。羽根とか、スライムとか、ちょっと物足りないけれど心地よい刺激から。そして機械の手でしこしこされて、私の幸福度は最高潮。だけど、そこからは下り坂です。もうたくさんイッて、もう十分だったのに、機械はなぜかクリ責めをやめてくれず、私をイカせ続けるのです。そして、最後は極細のバイブ。それはまるで、クリトリスの特に気持ちいい部分をピンポイントに刺激するよう。
私は泣き、叫び、みっともなく潮吹きしながら懇願しました。『もう十分!』『気持ちいいのやだ!』『もうクリ責めしないで!』――それでも、私にとって1番イケるクリ責めは、ずっとずっと続けられたのです。
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性感診断が終わったのは、意識が完全にトんで、クリトリスの感度が完全に壊れてしまって、それからまたしばらく後のことでした。病院のベッドで寝かされて、地獄的なフラッシュバックと共に飛び起きた私に、診断書が渡されました。こんなもの、一体どうすればいいのでしょう?
すると、診断書を渡してくれた女性看護師さんが言いました。
「少し、クリトリスが敏感すぎるみたいですね。うちでは『クリトリス快感トレーニング』も行っていますよ」
その言葉を聞くだけで、私の内股がきゅっと締まりました。
「クリトリスに刺激を与えて、耐久力を強化するんです。今回、どのようなクリ責めが効くのが診断したので、トレーニングにも有効活用できますよ」
フラッシュバック。クリトリスに甘い刺激が走って、私は甘イキします。
『まだ疲れていると思うので、ここを出るのはしっかり休んでから』、看護師さんはそう言って歩き去ってしまいます。私は、過去の地獄のクリ責めの記憶と、未来の地獄のクリ責めの想像の二つにサンドイッチされて、ベッドの中でもだえるばかり。
診断書に目を落とします。
> 診断記録(偏差値)
> こちょこちょ焦らし羽根 :53
> とろとろ異種姦風スライム:48
> しこしこマジックハンド :63
> ちゅーちゅー振動吸引器 :71
> ぶるぶるピンポイント :79
こんなもの、どうすればいいのでしょう。……どうすれば…………。




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