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(2024/11/01)新しい小説短編集が出ました

連続絶頂オムニバス2411号紹介画像

連続絶頂オムニバス 2411号

770円(税込)

おものべの作品の中から、特に人気の作品をリブートしました。
①どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店(電マ責め) ②機械による丸呑み快楽責め ③お乳を搾られると思ったらクリトリスを搾られた件 ④不穏な言葉があふれるほどの連続絶頂調教 ⑤えっちな遊園地(7つのえっちシーン)
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。

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エロ小説

大人のおもちゃ屋の男性店員が女性店長に乳首責めグッズのお試し搾精される話

⏱このページは18分ぐらいで読めます


◆あらすじ

閑散としたアダルトショップで、男性店員がイタズラ搾精されます。大人のおもちゃで敏感な乳首と男性器を責められて、クールな女性店長に見守られながら射精してしまうのです。

 

地方にある大人のおもちゃ屋というのは、だいたい暇なものだ。

とくに最近は、こういうものはネットで買えるから、わざわざ店まで来てくれる人は少ない。

このお店も、そんな閑古鳥が鳴くアダルトショップの1つだった。広さは10坪もなく、駅からだと自転車か車を使わなければならない、立地最悪の店だ。

 

「このお店、売上どうなってるんですか?」
「赤字。赤字の赤字の赤字。開店以来、ずーっと赤字だ」

僕の質問に、レジカウンターに突っ伏していた店長がダルそうに答えた。

「お店、辞めちゃえば良いんじゃ」
「馬鹿言え、この店を閉めたら私の楽しみがなくなる」

「いかがわしいを売るのが、店長の趣味だと?」
「いや、趣味は収集のほう。売ってるのはついでだ」

「売れてないんですが」
「うるさいぞ、より

いつものやり取りの後、僕はため息をついた。

大人のおもちゃを集めるという趣味自体がな上に、それを豪語しているのが誰もが見惚れる美女だったから。

 

そう、このアダルショップの店長は女性だった。

名前は月島つきしま 藤子とうこ。だけど、僕が基本的に『店長』と呼ぶ。

見た目はデキるキャリアウーマンといった感じ。表情はキリッとしていて、肩にかかる髪はブラウン。背は僕よりほんの少し小さいが、オフィスカジュアルな服装を着ていると、男の僕よりも格好良くなる。

そんな女性が、いかがわしい大人のおもちゃに囲まれて生活している。何というか、よく分からない世の中だ。

「まぁ、バイトの君が気にすることじゃないさ」
「そうですか」

売上の話はこれで切り上げられた。

店長のことだ、心配はないのだろう。

「……今月は112か。まあまあだな」

店長がパソコンの前で呟いたのはの話。後ろに『万円』が付くことを僕は知っている。

どうやら、本当に本業こっちの心配はなさそうだった。

 

お金持ちが道楽でやっている大人のおもちゃ屋。そんなところで僕が働いているのには理由がある。

1つは、給料が良いから。店内を軽く掃除して、たまに品出しして、ごく稀に接客をするだけで深夜バイト並の時給が手に入る。

そしてもう1つは……。

「っ、くっ……。て、店長……?」
「また敏感になってないか? ち、く、び」

店長が店内の掃除をしている僕の後ろに回り込んで、制服(自前のシャツの上に紺色のエプロンを付けた簡素なものだけど)越しに身体をまさぐってきた。

「店、長。僕は、掃除を、しているんですが……っ」
「私は暇だ」

僕は上半身をまさぐられながら、背中をグイグイと押される。そして、カウンターの裏で先程まで店長が座っていた椅子に座らされた。

「さて、より。ここに入荷したばかりの商品がある」
「…………」
「さっそく試してみようか」

店長はダンボールを抱えてニッコリ笑った。

 

まただ。この人はいつも、僕を大人のおもちゃの実験体にする。

いったい人を何だと思っているのだろうか、どうしてこんなことを男にたいして平気でできるのだろうか。僕にはまったく理解できない。

「っ、ひ……!?」
「何だ、ぼうっとして。考え事か?」

ひんやりとした刺激に身体が一瞬だけ固まる。

店長が服をめくりあげて、乳首にヌルヌルとしたローションを塗りつけ始めていた。

「別に、店長のクレイジーさに呆れていただけですよ」
「そうかそうか、好きに呆れるが良い。どうせすぐに何も考えられなくなる」
「ふっ、くぅ……っ! ひ……」

店長の指の力が少し強くなって、ゾリゾリとした快感が走った。

クレイジー。それはお互い様だと思った。

だって、を何回もされて、僕はまだここのバイトを辞めていないのだから。

手足を縛られているわけでもないのに、逃げ出そうともしない。感情の伴わない憎まれ口を叩くだけで、店長の言いようにされているのだから。

 

店長がローションでヌルヌルになった僕の胸に何かを被せる。

「……何ですか、これ」
「何だヨリ、勉強が足りないな」

例えるなら、それは2つの『お椀』だった。シリコンかゴムのようなものでできた、真っ白なお椀だ。それが僕の両胸をすっぽり覆っている。

で乳首に何かが当たっているようだが、内部が見えなければその正体も分からなかった。

「まぁ、体験してみようじゃないか」

店長はそう言って、自分のポケットからスマホを取り出して何かを操作し始める。

「んっ、ぁ……!?」

今日の長い長いは、じんわりとした快感から始まった。

 

乳首がに舐められているような感触がする。

それも、柔らかく、ねっとりとしていて、ゆっくりと一定の速度でだ。

「ヨリ、見てみろ」

店長が僕の目の前に何かを差し出す。

それは僕の胸に付けたおもちゃと同じものだった。

「これは中にシリコンでできたが入っていてな。スイッチを入れるとクルクル回って、お前の乳首をペロペロ舐め回してくれるものなんだ」

店長はそう説明しながら、おもちゃが動いている様子を見せつけてくる。

ただ機械が動いているだけなのに、僕の両胸でも同じことが行われていると考えるだけで妙にいやらしく感じる。

「なぁ、どんな感じだ? 教えてくれ」

店長がニマニマと笑う。

この人は本当に、僕の性格をよく知っている。そんなことを訊かれて、素直に答えられるほど羞恥心がないわけがなかった。

「さぁ、どうでしょう、ね……っ」

だから、僕はそっぽを向きながらそっけなく返す。

半端に強情を張ることが逆に店長を悦ばせることになると知っていても、それしか選択肢が浮かばなかった。

その結果、僕はこの人に散々弄ばれることになるんだ。

 

「んひっ!? っ、あ……!」

乳首の快感が強くなる。舐める速度が、少し早くなったよう。

「どうした? ヨリ。そんな可愛い声を出して」
「別、に……っ。ぅ、あ、あぁぁ……!」

そう笑う、いや、店長の表情は嗜虐的だ。

見下すというか、からかうというか。とにかく、普通だったらイラッとするような態度を取ってくる。

だけど、その頬は間違いなく紅潮していて。つまり、この人は僕を虐めて興奮しているということで。

そのギャップが、不本意にも僕の興奮を嫌になるほど掻き立てていた。

 

「っ、ん……」

乳首を舐める速度が遅くなる。息は荒くなるけど、声は我慢できるぐらいの気持ち良さだ。

「強くして欲しい?」

店長が僕の顔を覗き込みながら訊いてくる。分かっているくせに。

「ひぁっ!? ぁ、んっ、うぅぅっ……!?」

僕の返事を聞く前に、店長がおもちゃの速度を強くする。僕は口を塞いで、手を腰の両脇に下ろしたままぎゅっと握って、我慢を続ける。

だけど、まずい。これは気持ち良すぎる。

「このおもちゃは強さが7段階まである。今はまだ下から3つ目だ。……楽しみだな?」

『どこまで我慢するつもりだ?』。店長の嗜虐的な笑みは、暗にそう言っている気がした。

店長が椅子に座った僕の膝の上に座る。太ももに、店長の柔らかなお尻の感触が伝わってきた。

これではまるで対面座位の体勢だ。

「ほら、目を逸らすんじゃない。こっちを見ろ」
「っ」
「君のその、快感を堪えようとする顔、可愛くて私はすごく好きだよ」

顔を掴まれて、無理やり店長に表情を隈なく観察される。

それで、この人はこんなことを言ってくる。僕の顔はきっと、燃えてしまいそうなぐらい真っ赤になっているのだろう。

「だけど、気持ち良すぎてアヘアヘしてる顔はもっと好きだな」

そして次の瞬間、僕はそんな恥ずかしさを気にする余裕を吹き飛ばされる。

「ぁっ、あぁぁっ!? ゃめ、強す、ぎぃっ!?」

胸に付いたおもちゃが激しく動き出す。ゾワゾワとした快感が背筋を駆け上るようだった。

 

それから、僕はこのおもちゃに乳首を犯され続けた。

この人には、屈服させたいだとか辱めたいだとか、そんな精神的にどうにかしたいという趣味嗜好はあまりなかった。

どちらかと言うと、単に人を快感でヨガらせたいだけ。それもまた厄介な趣味であることを、僕は経験則で知っている

店長の気まぐれに従って、おもちゃの出力が弱くなったり強くなったり、刻一刻と変化してゆく。

とくに、弱い責めから強い責めにいっきに変わると我慢できなくて、喘ぎ声を上げてしまう。

そんな情けない様子を、店長はキスができそうな距離でずっと眺め続けているんだ。

 

「ぁ、あ、あぁっ、も、もう、やめ、やめぇぇっ!!?」

そして今、僕は最大の出力で乳首を舐められている。

触手のような舌が皮膚を溶かして、神経を直接犯しているような気持ち良さだ。

開いた口が自然とガクガク震える。よだれが垂れているのが分かっているのに、止めることができない。目の端からは時折涙が一筋ずつこぼれていた。

「ふふふ。酷い顔だ、もうトロットロに緩み切っているじゃないか」

そう嗤う店長の顔も、緩んでいてみっともないくせに。

僕を虐めるこの人は、本当に楽しそうな表情をしている。口に締りがなさすぎて、『うへへ』とか『ぐへへ』とか声が聞こえてきそうだ。

だけどこの人は美人だから、そんな緩み切った顔でも美しい。そしてクールな普段では絶対に見せない表情だから、ドキリとさせられる。

僕に没頭し、僕で悦んでいる。他人には絶対に見せないその表情が、僕は好きだった。

『ずっとされていたい』

そう思ってしまうぐらい。

だけど。

 

ギッ。

「っ!」

お店のドアが鈍く開く音が響く。

とても小さな音だ。だけど、いつも『まだかまだか』とお客さんを心待ちにしている僕には分かる。

誰か来たんだ。

「わっ」

店長が僕の膝から下り、椅子を勢い良く押しのける。

キャスターの付いた椅子は、僕を乗せたまま店の奥へと入っていった。

「いらっしゃいませ」

表からは、店長のきれいで無表情な挨拶が聞こえた。

(ふぅ……)

お客さんが入れるスペースからは絶対に見えない店の奥で、僕は1人安堵の息を吐いた。

いつの間にか、乳首を責めていたおもちゃも止まっている。

あの一瞬で、僕を店の奥に隠し、おもちゃの電源も止め、そして至って普通に接客し始める。店長の対応力には頭が下がる。

まぁ、こんなドタバタしなければならなくなったのは、そもそもあの人のせいなんだけど。

(……別に、人が来てガッカリなんてしてないし)

僕は胸にぴったりと張り付いたおもちゃを手で剥がそうとした。

だけど、次の瞬間。

 

「ひっ!?」

ゾワゾワとした快感に思わず声が出た。突然、おもちゃが動き出したから。

だけど、僕はおもちゃにまだ手を触れていない。

そうなると考えられるのは1つ、店長が動かしたんだ。そう言えば、あの人はスマホでおもちゃを動かしていたっけ。

(こ、これ、は……! どうしたら……!?)

僕は自分の乳首をじんわりと責め続けるおもちゃに困惑した。店長が『まだ取るなよ』と言っているような気がしたからだ。

そんなこと気にせず取ってしまえば良いのだけれど、それだとあの人が拗ねてしまう。何より、この時間が終わってしまう。

だけど、取らずにいるなんて、まるで自分が欲しがっているようで酷く恥ずかしい。

そんな風に迷っている内に、店長は颯爽と戻ってきてしまった。

「待たせたな、ヨリ」
「……おかえりなさい」

「んー? 何だ、外しても良かったんだぞ? 嫌なら」
「…………」

結局からかわれて、『外してしまえば良かった』と心底後悔することになった。

 

だけど、店長は小馬鹿にした表情から一転、また情欲的で嗜虐的な笑みを浮かべ始める。

「ふふ、ドキドキしたな?」
「わ、笑い事じゃないですよ」

「こういうスリルも時にはスパイスになるものだ。それに、焦った君は可愛い」
「っ、ひっ!? っ、ぁ、あ!」

僕が反論する前に、おもちゃの出力を強くさせられた。

「だけど、今日はもう邪魔されたくない。最後まで、な」

店長はそう言って、ふたたび僕の膝に乗る。

こうして、このは店の奥で再開することになった。

 

「ヨリ、が欲しくないか?」

店長は突然そう言い出す。僕は最初、何のことだかまったく意味が分からなかった。だけど、店長は僕の返事を聞く前に、自分の服を脱ぎ始めた。

「な……っ!?」

僕の膝の上で突然始まるストリップショーに、虐められるのとは別の興奮が湧き上がった。

店長は自分のシャツのボタンを外して半脱ぎになって、次にブラを外して自分の胸をさらけ出した。

「どうだ、美乳だろう?」

そう笑う店長の頬は、今までよりもほんの少し赤みが増していた。

店長の胸は自画自賛するとおり美しい。

何カップからが巨乳だとか、バストサイズのことは分からない。だけど、現実的な範疇で大きく、グラビアやAVとは違った生々しさを感じた。

肌は白く、シミ1つない。乳首だって、年中大人のおもちゃで遊んでいるなんて思えないような美しいピンク色だ。ツンと上を向いていて、目線を下げている僕にピッタリ目を合わせているかのようだった。

「興味津々だな、ヨリ」
「……ぁっ!? んっ、んく……っ!」

頭の上から囁かれる声に、僕はハッと我に返った。食い入るように見つめすぎて、自分を襲っている快感すら一瞬忘れてしまったほどだ。

「ただ胸を見せるだけじゃないぞ?」

次に、店長は小脇に置いてあったローションを手に取り、自分の乳首にヌルヌルと塗り始める。

「んっ、ふ……」

店長の唇の隙間から、かすかな喘ぎ声が上がった。小指の爪ほどもない小さな乳首が、指の動きに合わせてピコピコと跳ねた。

しかも、それだけじゃない。僕の乳首を責めているおもちゃと同じものを、自分の胸に貼り付けて、オナニーをし始めたんだ。

「ん、ぁ、あ……っ! これ、良い、な……!」

僕の膝の上で、何てことをしているんだろう。頭の中が驚きでいっぱいになった後、その驚きはすべて興奮へと置き換わった。

いつものサディスティックな笑みとは違う、快感に震える表情。高くなる声。熱い吐息。どれもこれも、僕が今まで知らなかった店長の姿だ。

キスができそうなぐらい密着した状態で、お互いにおもちゃを使って乱れる姿を見せ合う。バイトと上司どころか、世のカップルですらそう体験しない状況だ。

「ほら、お前も、んっ……、もっと乱れてみせてくれ」
「ぃっ!? ぁっ、てん、ちょ……!? やめ……!」

おもちゃの出力を最大まで強くされる。

ゾワゾワとした刺激が全身に響いて、声を抑えることができなくなってしまう。

「逃げようと……、するんじゃないぞ、ヨリ……!」
「て、店長……!? ぁ、あ、ぁあぁぁ……っ!?」

身体をよじる僕を、店長が強く抱きしめた。おもちゃ同士が押し付けられ、中で蠢いている舌がさらに強く、僕の乳首を舐める。

それ以上に、店長の柔らかな身体と密着することが身体を熱くさせた。じっとりとした汗すら、僕にとっては興奮の材料だった。

 

店長が喘ぎながら笑う。

「当たってるぞ?」

身体を密着させて抱き合ったせいで、僕の男性器が店長の太ももに触れていた。

こんなことをされたら勃起するのは当然だけど、面と向かって言われるとどうにも恥ずかしくて仕方がない。

店長はニヤニヤ笑いながら、自分のおもちゃのリモコンを弄る。どうやら、出力を弱にしたらしく、喘ぎ声が少し落ち着いてゆく。

だけど、おもちゃそのものを取り外してはいない。大きな胸からコードが伸びていて、時折息を漏らしたり、言葉に詰まったりする様子からは、また不思議ないやらしさを感じた。

 

「ふふふ、もうグショグショじゃないか。下着に大きなシミができているぞ?」

店長にズボンのチャックを外され、男性器が露出する。

外気に晒された男性器は、いつ射精してもおかしくないぐらい、ガチガチに勃起していた。

店長はいつの間にか持ってきていたのだろう例のダンボールをガサガサとあさり始めた。

「これも新しく入荷した商品だ」

店長が僕に見せたそれは、プラスチックでできた円柱状の『何か』だった。

その円柱には底に穴が空いていて、ピンク色の柔らかそうなものが覗かせている。が何なのか、想像に難くなかった。

「ただのオナホールだと思うなよ? まずは下準備だ」

僕の思考を先読みした店長は、ローションを手に取って男性器に塗り込み始めた。

「んっ、ぁ、ぅ……! て、店長……っ!?」
「おいおい、これで射精すなよ」

ローションでヌルヌルになった手が這い回る感触すら、僕にとっては致命的だった。

店長は胸におもちゃを付けたまま、僕の足元にしゃがみこんで男性器を弄り続ける。その光景だって目の毒だ。

僕は目を閉じ、息を荒くさせながら、何とか射精を我慢する。

「さぁ、いってみようか」

そして、男性器の先に、ゆっくりとオナホール(?)があてがわれた。

ずにゅり。

「ひっ、ぁっ、あ……!?」

亀頭が包まれるだけで、声を抑えられない快感が走った。中に細かい溝があるのだろうか、男性器全体がゾリゾリと磨かれているような感触がする。

このまま上下にこすられたら、すぐに達してしまいそうだ。

だけど、店長はそうしない。代わりに、僕を見上げながらニヤリと笑う。

「言っただろう? ただのオナホールじゃないって」

そして店長は、オナホール(?)に付いていたを押した。

「っ、ひぃぃっ!!? ぁ、ぁああぁぁぁぁっ!!?」

不意をつくように襲いかかる快感に、僕の身体はビクリと大きく跳ねた。

ずちゅずちゅずちゅ、ずちゅずちゅずちゅずちゅ。

男性器がものすごい勢いでしごかれる。

店長はその筒を手で支えているだけ。だけど、筒のが激しく上下しているんだ。

「このオナホールはだ。電池がなくなるまで、ずーっとしごいてくれるぞ?」
「ぅあっ!? ぁ、やめ、止めっ!? ぁ、ぁあぁぁぁっ!!?」

ぞりぞり、ぞりぞりぞりぞり。

陰茎やカリ、亀頭がオナホールの中に刻まれた細かな溝に引っかかる。

ずっとおもちゃに乳首を責められ、店長のオナニーを見せつけられていたんだ。こんなの、我慢できるわけがない。

「ぁっ、出、出るっ!? ~~~~っ!! ~~~~~~~~っ!!?」

結果、僕はあっという間に射精してしまう。

散々弄ばれてからの絶頂は激しい。腰が跳ねて、座っている椅子がガタガタと鳴った。

それでも、オナホールは動きを止めようとはしなかった。

「1分も経たずに止めたらもったいないだろう? もっと楽しむと良い」
「ぃっ!? あひぁっ!? だ、だめ、だめっ!? イッた後っ!!? ゃめぇぇっ!!?」

射精した後の男性器は嫌になるほど敏感になるものだ。とくに、亀頭がゾワゾワして、居ても立ってもいられなくなる。

「そうそう。その顔が見たかったんだ……ッ」

店長は今日1番の嗜虐的な笑みを浮かべると、ふたたび僕の両膝に乗って、僕のことをとことん虐め抜き始めた。

 

「同じ刺激だと飽きるよな? こういうのはどうだ?」
「ぅあっ!!? ゃ、やめ、動かさ、にゃっ!? ぁあっ!!」

オナホールを前後左右に傾けられる。

亀頭の表側、裏筋、陰茎の側面。オナホールが動くたびにゾリゾリと刺激される部位が変わる。

同じ刺激に飽きないどころか、気持ち良さがたびたび変わって翻弄されてしまう。

 

「ほら、こっちも忘れるんじゃないぞ?」
「ふぁぁっ!!? な、なにしてっ!? い、今、ちくび、敏感だからぁぁっ!!?」

空いた手で胸に付けたおもちゃを押し込まれる。

おもちゃの出力はとっくの昔に最大のまま。その気持ち良さを忘れるなんてあり得ない。だけど、店長はグイグイとおもちゃを指で押して、中でグルグルと動く舌を乳首に押し付けてくる。

イッた後は、男性器だけでなく乳首ですら敏感になっているような気がした。

 

「ほらほら。ぐーるぐーるぐるぐる」
「まわさなっ!!? まわさないでっ!? ぅあ、ぁあぁぁっ!!?」

オナホールをグルグルと円を描くように傾けられる。

「乳首もだ、ぐにぐに、ぐにぐにぐに」
「やめっ!! とめ、とめてっ!? とめてぇぇぇっ!!?」

胸のおもちゃに添えた指が、小刻みに振動する。

僕は半狂乱になって叫び続ける。乳首が、男性器が気持ち良すぎて、体面を取り繕う余裕もなかった。

「なぁヨリ。どっちが気持ち良いんだ? 乳首とアソコ、どっちが良いんだ?」
「どっちも、どっちもきもちいぃからぁぁっ!? どっちもやめてぇえぇっ!!?」

快感が加速していく。あまりに気持ちが良すぎて、自分でもいつ限界を迎えるのかが分からなくなってしまうぐらい。

だけど、この人は僕の身体を良く知っていた。

「ほら、イけ♪」
「~~~~~~っ!!?」

店長は、僕が限界を超えるのを見計らって、僕の身体を強く抱きしめる。

そして、胸のおもちゃを自分の大きな胸で押し付けながら、空いた手で僕の睾丸を揉みしだいた。

 

強烈な射精感が僕を襲う。

「~~~~っ!!? ッ!!? ぉ゛ッ!!? ~~~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!」

口からは、自然とおかしな声が出た。

睾丸への圧迫感がポンプになって、精巣の精液を吹き出させた。

「~~~~~~っ!! ぃッ!!? ~~~~~~~~!!!?」

射精が止まらない。

上下に動き続ける電動オナホールが、僕の精液を1滴残さず搾り取ろうとしているようだった。

その間にも、シリコンでできた舌が僕の乳首を舐め続ける。男性器の快感が届かない上半身が、余すことなくゾワゾワする。乳首と男性器をいっしょに気持ち良くされると、全身が気持ち良くなってしまうらしい。

「ふふふ、ふふふふふ……っ」
「~~~~~~、~~~~~~!! ~~~~~~~~ッ!!?」

おもちゃが僕を犯しているからか、それとも店長があられもない姿で僕を抱きしめているからか、絶頂は長く続く。

その間、店長は情けない僕の顔をずっとずっと見つめていた。

……涙で表情が見えないけれど、きっと、ものすごく楽しそうな顔をしているんだろうな。

 

――――
――

 

閉店時間になると、僕は店のシャッターを閉めてアレコレと雑務をこなす。

店長はいつも、が終わった後は何食わぬ顔で仕事に戻るのだけれど。

「ぐぬ……」

僕はそんなに切り替えが早い人間ではなかった。

嬉しくって、悔しくって、恥ずかしくって、もう1度して欲しいなんて思ったりもして。いつも頭の中がごちゃごちゃしていた。

だいたい、あの人はいつも加害者だから呑気にしているんだ。

「たまには僕がやり返してみれば、あの人の態度だって……」

恨みが募って浮かんだとんでもない考え。

あの人が胸におもちゃを付けてあられもない姿で乱れ続ける姿を想像して、僕は熱くなった頭を思いっきり振った。

 

「そうそう、今日使ったやつだが」
「ぅわぁっ!?」

「……何だ?」
「べ、別に……」

「……まぁ良い。これ、売るわけにはいかないから君にあげよう。好きに使うと良い」

店長はそう言って、今日使ったおもちゃを手渡す。

乳首を延々とペロペロするおもちゃに、男性器を延々とシコシコするおもちゃ。

こんなもの、『好きに使え』と言われても……。

 

「私が使ってやろうか?」
「っ!」

またこうゆうことを。僕は熱くなる顔をこの人から背を向けることで隠した。

次の瞬間、店長は僕の反応を予測していたかのように、背後からガシリと肩を掴んだ。

「そ、れ、と、も」

普段のクールな店長ではない。僕を虐めている時の声が、僕の耳を愛撫した。

「たまには、やり返してくれるのかな?」

僕はガバリと後ろを振り返る。

その時にはもう、店長は背を向けて店の奥へと歩き去ってしまっていた。

本当に、どれだけ経ってもあの人には勝てそうにない。

 

「……それはそれで」

店長のポツリとしたつぶやきや真っ赤な顔に、僕が気付くことはなかった。

SNSやブログなどでシェアしていただけると幸いです。

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