⏱このページは3分ぐらいで読めます
◆あらすじ
ご自宅のデスクなどに取り付けられる、小さなマジックハンドで乳首を責めてくれる機械のこと。機械に電動歯ブラシを持たせるのもいいですが、素手による乳首責めもまた格別。小さくて細い指先が、乳首の奥にまで届き、最も気持ちいい所を念入りにほじくってくれるのです。
魔が差した――と言うべきでしょうか。
私は元々、結構大きなお胸を持っていて、それを他人にまじまじと見られるのがとても恥ずかしくて。そして、そんな恥ずかしいお胸の先っぽが嫌になるぐらい好きということが、何よりも恥ずかしくて。
そんな私の琴線に触れるおもちゃを見つけてしまいます。そして、思ってしまったのです――せっかくなら、思いっ切り気持ちよく……。
――――
――
私の思い付きとは、自分で自分を拘束してしまうということでした。
ネットで買ってしまった、使いどころのなかった拘束具で両手首と椅子をつなぎ合わせる。そして、この得体のしれない小さな機械に、いつも使っていた電動歯ブラシを持たせる。
『小さな手』というものは、実に画期的でした。私のちょっと大きな恥ずかしい乳首の根元を、的確に絞り上げてくれるのです。ぱんぱんに張った乳首をちくちくした歯ブラシの毛先で磨き上げられる感覚は、普段のオナニーの何倍も気持ちいい。
だけど、私はこの時まだ、『小さな手』の本当の気持ちよさにたどり着いてはいませんでした。
それは、私が乳首だけで1回イッてしまった時に起きました。
体がびくんと跳ねた表紙に、機械が握りしめた電動歯ブラシを、自分のお胸ではたき落としてしまったのです。からからと床を転がる電動歯ブラシ。『壊れてないかな』と不安になる私。
だけど、素手となった機械が動き出した瞬間、全ての感覚、全ての思考がピンク色に染まりました。小さな手は、その細い指で、私の乳首をほじくり回し始めたのです。
『丁寧』……という言葉が最も的確でしょうか。
そう、丁寧なのです。乳首の奥に指先を潜り込ませて、1番気持ちいい芯をかりかりと引っかいたり、もにゅもにゅともみしだいたり。
電動歯ブラシで磨くのは、確かに気持ちよかった。自分の指で慰めるのも、確かに気持ちいい。だけど、1番気持ちいいところをピンポイントで気持ちよくしてもらえるカタルシスは、小さく細い指ならでは。歯ブラシでも、人間の手でも、味わえるものではありません。
私はあまりの気持ちよさに思わず、がたがたと音を立てながら椅子を引きました。腕を自分で拘束してしまっていたから、体ごと機械から遠ざけようとしたのです。
だけど、乳首の根元を絞り上げる指の力は思いの外強く、私の乳首はぎゅうぎゅうに引っ張られてしまいます。快感から逃げるどころか、むしろ強まるばかり。私は『お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡♡♡♡♡』と濁った声を上げながらイッてしまいます。
結果を言うと、私はその日、乳首だけで何十回もイッてしまいます。
機械が自然と止まったのは、何時間も後のこと。1度も触られていないはずのアソコは目を背けたくなるぐらいにぐしょぐしょ。子宮が警報器か何かになってしまったみたいにきゅうきゅうとうずき続けて、乳首はしばらくブラジャーを着けるのもおっくうになるぐらいに敏感。
……普通の女性なら、こんな目に遭ったらどう思うのでしょうか? 『こんなの2度とごめんだ!』なんて怒って、機械をごみ箱に放り投げてしまうのでしょうか?
「……ちくび、最っっ高ぉぉ……♡♡♡♡♡」
私みたいに、自縛機械姦乳首オナニーのとりこになってしまう人は、果たしているのでしょうか?
私の恥ずかしい乳首は、これからもどんどん恥ずかしくなっていく――。
コメント