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エロ小説

隣のお姉さんのドスケベチュートリアル 大人のおもちゃVSショタちんぽ

⏱このページは14分ぐらいで読めます


◆あらすじ

偶然にも隣のアパートに住んでいたお姉さんのオナニーを見てしまった少年サク。怒られるわけでもなく、なぜか部屋に招かれることに。その場の空気に流されて、大人のおもちゃプレイや本番エッチに付き合わされてしまいます。お姉さん曰く、『君は偽物おちんちんよりも私を気持ち良くできるかなぁ?』と。

 

さくがその光景を見たのは、本当に偶然のことだった。

 

夏の暑い昼間のこと。親が出かけていて、家の中は独り。

暑いからと2階にある自室の窓を開けると、3mないすぐ向こうに隣のアパートの窓があって、その中で女性がオナニーをしていた。

「ん……、ふぅ……っ! ぁ、あっ……♡」

椅子に座り、大きく脚を開き、机の上にかかとを乗せた姿勢。大きな胸をさらけ出しながら乳首を揉み、を股間に押し付けるように前後している。

サクはその行為を窓にへばり付いてのぞき続けた。をオナニーと呼ぶことすら知らなかったけれど、何だか自分がとてもいけないことをしている気がして、それなのに目が離せなかった。不思議と頬が熱くなり、心臓が高鳴り、呼吸が乱れる。

だけど、そんなもやもやとした時間は長くは続かない。女性が顔を上げた。

「……ぉ?」

目が合った。

サクは思わず目をそらす。いけない、怒られる――そう思っていた。

しかし、女性の行動は違っていた。クスクスと笑うと、『おいでおいで』と手招きしながら言うのだ。

「204号室ね」

罪悪感があったからか、色気に当てられたからか。サクはふらふらと外に出て、隣のアパートの204号室のインターホンを鳴らす。

すると、先ほどの女性が出てきて、にひひと笑って言った。

「えっち」
「ぅ……」

 

――――
――

 

サクはあれよあれよという間に部屋に通される。

ベッド、テーブル、テレビ、パソコン。普通の家具に、普通の家電。狭い部屋に必要な物を詰め込んだ、生活感溢れる部屋。

女性は麦茶の入ったグラスを2つテーブルの上に置くと、サクに訪ねた。

「君、名前は?」
「……さく、です」

「ふぅん。私はかなでっていうの。かなでおねーさんって呼んでね」
「は、はぁ……」

「かなでおねーさん。リピートアフタミー」
「……かなで、さん」

「かなでおねーさん」
「……かなで、お姉さん」

「うふふ。はい、よろしい♪」

きれいな女性だった。長い髪はうっすら茶色に染めている。少し目つきがきついけど、絶えず笑顔を浮かべているから威圧感はない。そして、背が高くて胸もお尻も大きい。Tシャツにショートパンツ、素足なんていう服装だから、露出が激しくてますます目の毒だ。

見知らぬ大人の女性と一対一。元々おとなしい性格のサクはますますおとなしくなって、グラスを持ったままカチンコチンに固まる。

かなではそんなサクの隣に座って横顔に触れた。

「可愛いねぇ。髪もすっごいさらさら。……女の子に間違われたことない?」
「あ、ありません……!」

「えー。本当かなぁ?」

彼女の声、髪や首筋に触れる手つきはどこかねっとりしていて、思わず腰が跳ねそうになる。少なくとも、初対面でこの距離感は普通ではない。

彼には知る由もない。世の中には、ショタコンと呼ばれる類の人間がいることなんて。

 

恥ずかしがっているサクを見て、かなでは耳元でささやいた。

「ねぇ、。これ何だか知ってる?」

 

彼女が手に持っていたのは、。長さは15cmとちょっと、ゴツゴツといびつな形をしている。

何だか見たことがあるような? ――サクは思いだそうとして、先ほど窓からのぞいてしまった光景がフラッシュバックした。

「これね、おちんちん」
「えっ!?」
「あははっ」

サクは思わず声を上げた。そして、自分の下腹部を見る。自分のおちんちんはこんなに大きくないし、そもそも形が違うじゃないか――と。

かなではサクの新鮮な反応にひとしきり笑うと、ショートパンツを脱ぎ捨てて、脚を開き、自分の股間をさらけ出した。

ショーツは穿いていなかった。気付けば、Tシャツの中もノーブラ。最初からだったのだ。

「それはね、ここに挿れて使うんだよ」
「ぁ、え……!?」

かなではサクにディルドーを手渡す。使せいか、何かの液体でぬるぬるしていた。

「ほら、ここ。挿れてごらん」

いきなり部屋に上げたかと思えば、大人のおもちゃを手渡して『挿れてみろ』。異常な事態だ。そもそも、サクは女性の裸をここまで大っぴらに見たことがない。

しかし、逆らえなかった。拒否という選択肢があり得ないことを、雄の本能として知っていた。

サクはディルドーをかなでの女性器にゆっくり当てて、陰毛をかき分けるように押し込んでゆく。

「ふふふっ、そこはお尻の穴だよ」
「ご、ごめんなさいっ」
「ま、お尻の穴も気持ち良いんだけどね。今はこっち」

当然、サクに女性経験はない。だけど、かなでが受け身になりながらもリードする。相手の頭をなでながら、自分の腰を動かして位置を微調整する、優しい手ほどき。

「んっ……。そう、最初はゆーっくり……」

ディルドーが膣にズプズプと飲み込まれてゆく。かなでが息を吐くと、膣が弛緩してさらにズプンと深く入り込む。

サクは正座したまま、そんな未知の生物の捕食のような光景を、およそ30cmの至近距離から食い入るように見つめていた。

 

「んっふぅ……、全部入ったね。それじゃ、動かしてみて」

「う、動かす……」
「さっき見てたから分かるでしょ?」

「ぅ、ぁ……」
「にひひ」

サクはディルドーを掴んだまま、静かに前後に動かし始める。

「んっ、そう……。奥のほうを、コンコンって、突くみたいに」
「奥のほうを、コンコン……」

「ふっ、ぅ、ぁ、ぁん……っ! 今度は、お腹のほうをグリグリって……」
「お腹のほう、こう……?」
「んん……っ! そぉ、上手だよぉ……。そこ、Gスポットって言うの、覚えて、ね……っ」

が何なのか、サクはいまだに分かっていなかった。

だけど、自分が腕を動かすごとに、かなでがあえぎ声を上げる。ずっと微笑みを浮かべているけれど、時折眉がハの字に曲がったり、口が一文字に結ばれたりする。頬はもうずっと赤いし、息も乱れている。

Tシャツの隙間からのぞくお腹がピクピク動いて、胸の先がポツンと硬くなっている。ディルドーを飲み込んだ下の口からよだれが染み出してゆく。素足の指がきゅっと丸められる。

そんな一挙一動が官能的な何かだということは、サクでも漠然と感じ取ることができた。自然と自分の息も乱れて、半ズボンのも硬くなってゆく。

 

ところで、サクには気になっているものがあった。

それは、彼自身が手に持っているディルドーだ。これはただ男性器を模した物ではなかった。根元には白いコードが伸びていて、リモコンが付いている。

このボタンは一体何だろう? ――サクは特に深く考えることもなく、ボタンを押す。

次の瞬間、かなでの身体がビクンと跳ねた。

「んひゃぁぁっ!?」
「わっ!?」

「あっ、それっ、いい……! あっ、ぁっ、あっぁっ!!?」

反応が変わる。あえぎ声も、身体の震えも大きくなる。

あまりに突然のことに、サクは手に持ったリモコンを落としてしまう。どうしてそうなったのか? どうすれば良いのか? 分からないことばかりでオロオロし始める。

彼自身は気付かなかったが、ディルドーは電動式だった。張り型の先っぽが上下に伸縮することで、膣の奥にある性感帯ポルチオを絶妙な力加減で叩いていた。

結果、不意を突かれたかなでは腰を大きく跳ねさせる。

「あっ、んっ、ぅひゃっ!? 抜いて、いったん、抜い、てぇっ!?」
「ぇ、あ、は、はいっ!?」
「んぁっ!?」

サクは慌ててディルドーを引き抜く。グポッという音が部屋に響く。

彼は引き抜かれたディルドーが上下にグニグニ蠢いているのを見て、自分が何をしでかしたのかを知ってぎょっとした。

「……っふふ。軽くイッちゃったっ」

かなでが『やっぱりえっちだぁ♡』と笑って優しく頭を撫でると、サクは『ごめんなさい』と言うタイミングも逃して、ただただ赤面した。

 

「さてさて、さっくん」

かなではテーブルに置かれた麦茶を喉に流し込むと、改めてサクに向き直って脚を開いた。

「さっくんのおちんちん、ここに挿れてごらん」
「え」

想像すらしていなかった言葉に、サクは興奮するよりも先にきょとんとした。正直な所、やっと家に帰れるとすら考えていた。

自分のおちんちんをここに挿れる? さっきみたいに? その光景を想像すると、だんだんと顔がかぁっと熱くなってゆくのを感じた。

「言ったでしょ? はおちんちんだって。本当はそんな偽物おちんちんじゃなくて、本物おちんちんを入れるものなんだよ?」

かなでの姿勢が変わる。丸くて大きなお尻を突き出す。四つん這い。後背位バック

脚の隙間に差し込まれた2本の指が、女性器をクパァと開いた。

「君は偽物おちんちんよりも私を気持ち良くできるかなぁ?」

サクの身体がふらふらと吸い寄せられてゆく。ゴソゴソとパンツを下ろす。前戯なんてしなくても、彼の男性器は既に準備万端だった。

「ふふっ、小っちゃいし被ってるぅ。可愛いおちんちん♡」
「っ……!」

何だか恥ずかしい。

「ほらほら、ちゃんと挿れられるかなぁー?」
「だ、大丈夫、です」

ディルドーで予行練習して、それを間近で観察していたおかげで、初めてでも場所は分かっていた。だけど。

「っ……!? ぅぁ……っ!」

ずちゅ。ずちゅり。

動きが止まる。

あまりに気持ちが良すぎた。先端がほんのちょっぴり入っただけで、腰が浮きそうだ。下腹部がむずむずする。

両手で掴んだお尻ですら興奮の対象だった。汗ばんでいるけれど、もちもちと弾力があって柔らかい。指に力を入れてグニッと優しく揉むだけで、何故か男性器がむずむずぞわぞわとする。

これ以上はいけない、が来てしまう。

「あれあれ、全然挿ってないぞぉ?」
「も、だめ……! も、漏れちゃう……っ!?」

「良いんだよ、漏らしちゃって。ほれ、グリグリグリ」
「ぅ、あっ、ぁっ、あっ!?」

かなでが腰を蠢かせる。ぐちゅり、ぐちゅり。男性器が飲み込まれてゆく。

サクの性感がいっきに上り詰める。生まれて初めての射精衝動に駆られる。

結果、彼は腰を引くのではなく、むしろ、思いっきり腰を前に押し込んだ。初めての射精にとって理想的な快感がサクを襲った。

「ぅぁっ、うぅぅっ!?」

何かが尿道から出ている、だけどお漏らしとは全然違う。ビュクビュクと何かが出るたびに、おちんちんの芯をされるような、今まで感じたことのない感覚が走る。気持ち良い。

サクは四つん這いになったかなでの背中に倒れ込んだ。かなでは笑いながらやれやれと溜め息を付いた。

「あーあ。1回戦目は偽物おちんちんの勝ちかなぁ」

正直なところ、サクにとって勝ち負けなんてどうでも良いのだけれど。

 

かなでは膣をきゅっきゅと締め始める。

「えい、えい」
「ひゃっ、ぁ、あ……っ!?」

陰茎を揉みほぐされる。特に、皮に包まれた亀頭をぐにぐにされると、むず痒い快感が走って男性器全体がびくびく震える。

1回射精した後だというのに、すぐにまた勃起してしまう。

「ほら、次、2回戦目イッてみよっ♪」
「は、はい……っ」

促されたからではない。勃起したら射精したくなる。初めて性を知った彼は、その動物的な本能に従ってピストン運動を始めた。

「はぁ……っ! は……!」
「んっんっ、ぁっ。ほら、奥まで、届いてないぞぉ?」

パンパンと一生懸命腰振りするけれど、短小包茎な男性器ではかなでを満足させるには至らない。どんなにがんばっても、膣奥にある性感帯ポルチオにまで届かないのだ。

それでも、かなでが優しく手ほどきする。

「じゃ、ほら。私がお尻を低くするから、君は腰を高くしてっ」
「こ、こう……?」

「そうそう。それで、お腹のほうをごしごし、ごしごし、ごしごし」
「っ……、ふ……っ!」

「あぅっ! ぁ、あっ、んん……! そう、上手、気持ちいいよぉ……♡」

カリ裏によるGスポットの摩擦。

「ぁ、はふ……っ! つぎ、腰パンパンしながら、右手をこっちっ」
「えっ、あっ!?」

「恥ずかしがらないで良いよ。ここ、クリトリスお豆みたいなところ、指でくりくり、ぐにぐにって」
「は、はい……っ」

「ふぁぁぁ~っ、すっごくいい~……♡♡ そのまま、左手でおっぱいも揉んじゃおっかぁ……っ」
「お、重くない、ですか」

「ぜーんぜん。ほら、私の背中にさっくんのお腹くっ付けて、おっぱいの先をこりこり、こりこ――んぅぅっ! あっ、くぅぅぅん……! それ、全部、最っ高……っ♡♡♡ もっとしてぇ……っ♡♡♡」
「は、はい……っ」

「んぁっ♡♡ むふふゅ~~~~……♡♡ あっぁっあぁっ! いいよ、きもちいよ、さっくぅん♡♡」

ピストン運動でGスポットを刺激しながら、クリトリスと乳首も責める3点責め。

サクは今、かなでにリードされつつも着実に女性を悦ばせる術を身に付けつつあった。きれいな女性が、自分自身の行為によって喘いでいる――サクはそのことに興奮と優越感を抱いた。

 

しかし、長くは保たない。

「っ、んっ、く……! あ、あの、僕、そろそろ……っ!?」

オナニーどころかエッチな本を見たことすらないサク、精力こそ有り余っていたが敏感過ぎた。1度射精したばかりなのに、あっという間に射精してしまいそう。

一方で、かなではまだまだ余裕そうだ。

「えー? 私はまだぜーんぜん満足してないぞぉ? ほらほら、がんばれがんばれ♪」

大人サイズのディルドーで毎日オナニーしている彼女を相手に、サクの小さな男性器で挑めば当然とも言えた。

だけど、サクが少し休もうと思った時、が目に付いた。

それは、かなでのお尻の穴。さっき、ディルドーを間違えて挿れそうになった時、『お尻の穴も気持ち良いけどね』と言われたことを思い出す。

そして、足下にはヌルヌルテラテラのディルドー。

「んー、さっくんどうしたの? もう疲れちゃったかにゃー?」

かなでが彼のに気付く間もなく。

サクは何も考えず、ただ欲望に従って、ディルドーを彼女のアナルに突っ込んだ。

「――んぉぁぁっ!!? ふぁぅぅぅっ♡♡」

さしもの彼女も、これには驚いたよう。

その悲鳴も快楽によるものだと知っていたサクは、意に介さずリモコンのスイッチを押した。ディルドーがお尻の中でピストン運動を始める。

かなでの反応が目に見えて変わる。サクが背後から彼女の横顔を見てみると、とても赤い。目に涙が浮かんでいて、視線はどこか虚ろ。口が溶けたように半開きになっていて、よだれを垂らしていた。

「あっ、ぁっあっぁっ!!? さ、さっくぅん!!? それは、ずるいよぉっ! ひゃ、ぁあぁぁぁ~~っ♡♡♡」
「ごめんなさい……! だけど、僕、我慢、できな……!?」
「ぁあぁっ!!? ひっ、うっ♡ ふっ、ぁ!!? すご、いっ、さっくん、それ、すごひ、イイ、よぉぉ♡♡ ぁっ、ひゃぁぁっ♡♡♡」

その蕩けた表情に、サクはまた一段興奮を高めた。自然と注挿が速くなる。クリトリスと乳首を揉みほぐす指も強く、速くなる。

 

そして、2人はほとんど同時に限界を迎えることになる。

「ぁ、ぁっ、くぅ……!? か、かなで、おねえさん……! ぼ、僕、も、だめ……っ!?」
「イッちゃう? さっくん、イッちゃう? 良いよっ、私も、イクから♡♡ いっしょに、イこぉ……!?」

恥ずかしがり屋のサクは声を押し殺しながら射精し、かなでは声を一切我慢することなく絶頂した。

「んくっ!? ぅぅぅっ! ~~~~~~っ!」
「ぁっ、あぁ……っ! ひゃぁぁんっ!? ~~~~っ!! ~~~~~~♡♡♡ ぁ、ぁあぁぁぁぁ~~~~……! うひ~~~~♡♡♡♡」

サクはより強い快楽を得ようと、本能的に自分の男性器を膣の奥深くに捻じ込んだ。快感を陰茎全体で感じ取る。

そして、かなでの全身も震える。ずっとサクのことを気にかけていた彼女も、この時ばかりは全てを忘れて、快楽と幸福感を貪った。

「ふぁぁぁ♡♡♡ さっくん、それ、すごひっ♡♡ ~~~~っ! ~~~~~~~~~!!?」

絶頂の瞬間、サクはかなでの背中に覆い被さって強く抱きしめた。だけど、手の位置はそのまま。すなわち、右手はクリトリスに、左手は乳首に。

結果、かなでは性感帯を強く圧迫される。強い快楽と幸福感に襲われる、膣が脈動して締まる。それが、サクの精液をさらに搾り取る。

「ふぅ……っ!? ぁ、止まらな……! ~~~~! くぅぅんっ!?」
「ぁふぅぅ~~~~♡♡ ぁあぁぁぁっ、いい♡♡ しあわせぇ~~~~♡♡♡」

サクは、1回目よりもさらに強く射精した。かなでは、オナニーでは得られないとした絶頂に心身共に満たされた。

 

「ぅ、ぁ、はぁ……っ!」

ドクドク、ドクドクと長い射精が終わると、サクの身体はかなでの背中の上でそのまま力を失った。

かなでは、彼がぐったりしていることに気付くと、まず自分のお尻の穴に刺さったディルドーを自分で引き抜く。

「んっ、くぅぅん……っ! ぁ、またイキそ……♡ ふぅ……っ」

そして、仰向けに寝転び直して崩れ落ちるサクを抱きしめると、小さな頭をなでた。

「ふふっ。頑張ったね、さっくん♡♡ 偉いよぉ」

2人の汗がベタベタしていたけれど、不思議と心地良い時間が過ぎるのだった。

 

――――
――

 

「うーん、反則っ」
「え」

絶頂の余韻が落ち着いて開口一番、サクはかなでに反則を突き付けられた。

ぷぅと頬を膨らませるかなで。

「いきなり偽物おちんちん使うのはずるいよねぇ? しかもお尻の穴になんて」
「ご、ごめんなさい」
「気持ち良かったから良いけどさっ。君の本物おちんちんは、偽物おちんちんの力を借りなくちゃ女の子を気持ち良くできないのかなぁ?」

サクとしては、別に勝負したかったわけではない。とんだハプニングから始まって何だかすごく気持ち良かった、そんな幸運な出来事に遭ったというだけ。

だけど、何だか悔しい気がする。彼でも、それが雄として軽く見られていることを本能的に知っていたのだ。

 

憮然とした表情を浮かべるサクに、かなでは笑った。

バカにしたいわけでもなく、非難したいわけでもない。最初から、こう言うつもりだった。

「だから、明日もおいで」

かなでは、サクの肩がぴくんと震えるのを見て、にひひと笑いながら耳元で囁くのだった。

「私が気持ち良くなる方法、もっともーっと教えてあげなきゃね♡♡」

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