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◆あらすじ
どこかで行われている邪悪な見せ物のお話。そこでは女性2人がカードで勝負して、勝てば女性たちの集団愛撫による絶頂天国を、負ければ機械姦による絶頂地獄を受けることになるのです。本来であれば、『絶対に負けられない』と思うのが普通。しかし中には、マジックハンドによる全身くすぐり責め+電マ責めに魅入られてしまう女性もいるようで――。
何でもここには、いろいろな女性が集められるらしい。
例えば借金をした者、借金のカタに売り飛ばされた者、騙された者、報復を受けた者、攫われた者。あるいは、私のように気付いたらここにいた者。
狭い、まるで牢屋のような部屋に押し込まれた私たちは、黒服の男たちによって2人ずつ外に連れ出されていくのだ――。
――――
――
目を疑う光景だった。
眼前には、2人の犯される女性たち。覚えがある、私たちの直前に連れ出された女性たちだ。
「ぇ゛へっ♡♡♡♡♡ へへへへぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ これっ、すごっ、すごひっひぃぃぃいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ひゃぁぅぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」
片や、たくさんの女性の指で、舌でイカされ続ける女性。その表情は幸せそうで、緩みに緩みきっている。
「ぉ゛ぉ゛おおおおおおおおおおおおおッ♡♡♡♡♡ おぇがッ♡♡♡♡♡ あぐげでッ♡♡♡♡♡ ぁ゛お゛ッ♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
片や、機械で作られたたくさんの手でイカされ続ける女性。その表情は苦しそうで、白目すらむいてしまいそうだ。
女性たちの手前には、カードと幾ばくのチップ。何が行われたのか、そして何が行われるのか――それが分からないほど、私はばかではない。
勝者には褒美を、敗者には罰を。隣で、私と一緒に連れ出されたもう1人の女性が、恐怖と敵意の混じった目で私のことを見ている。『絶対に、負けるわけにはいかない』。
だけど私は、彼女をにらみ返すことができなかった。私の視線は、ずっと敗者と思しき女性に釘付けだったから。
「ふぐぉっぉ゛ぉぉおおおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぉぶふッ♡♡♡♡♡ だふげッ♡♡♡♡♡ ひんぎゃぅ――ッ♡♡♡♡♡ ぉぐぉ゛ぉぉおおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
アソコを激しく震わせられ、全身をめちゃくちゃにくすぐられている。口枷をはめられているせいで満足に言葉を発することはできないけれども、端から見ても、彼女が何度も何度も助けを求めていることが分かる。同じ性的快感が、やり方によってこうも変わるのか。
私は彼女を見て思うのだ――ああ、すごく気持ちよさそう。
『さあ、席に付きたまえ!』
どこかから声が響く。私たちは促されるままに座る。
それは、決して負け目のない戦い。勝てば勝ったで、それでよし。
負けたら負けたで、私は、あの快楽を――。