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◆あらすじ
複数の女性が順番にペニスをしごいてゆき、射精させてしまったら負け。そんなゲームの”道具”となった男が、OLに乳首と亀頭を責められながら延々と寸止めをされ続けます。ゲームが勝敗が決まった後は、一転して強制射精地獄も……。
ちんちん危機一髪。
複数の女性が1人の男を取り囲んで、1人ずつ順番にペニスをしごいてゆく。そして、射精させてしまった人が負け。
アダルトビデオが発祥となったこのゲームが、日本のとある企業で流行っている。
今日も、男は女性たちに道具として扱われるのだ。
「それじゃあ、負けた人が夕飯奢りということで」
「異議なし」
「はーい」
金曜の夜、社員のほぼ全員が帰宅した時間。社内の使われていない会議室で、3人の女性がゲームを決行していた。
「何、放せって? ダメに決まってるでしょ?」
1人の女性が、今日の”暴れている道具”を見下ろして嗤った。
そこには、椅子に繋がれた1人の男がいた。両手を後ろ手に縛られ、椅子の背面に固定されている。これでは、どれだけ暴れても抜け出すことはできない。
今日の”道具”は、金曜の夜まで残業していた若い男社員だった。
「こんな暇な時期なのに残業なんてねぇ。こう言うのも何だけど、ちょっと無能が過ぎるんじゃないの?」
「私たちのおもちゃになってたほうが、会社にとっても良いですよ」
「まぁ、悪いことばかりじゃないよー? 気持ちーし」
この会社では、数も能力も女性が圧倒的に優位。彼女たちが優秀なだけに、男はいつもうだつが上がらなかった。
今や、このゲームは会社からも黙認されている状態だ。男には、入社当初のちょっと下心を抱いていた時期が懐かしかった。
まさか、こんな屈辱的な目に遭わされることになるとは。
「はい。それじゃあ始めるよー」
女性の1人が、オナホールにローションを垂らしてゆく。彼女たちは、ゲームを公平に行うためにルールを決めていた。
- ゲームに参加するメンバーが、1人ずつペニスをしごく
- しごく時は、先っぽから奥までしっかりと
- 1人10コキまでしたら交代
- 射精させた人が負け。それまでローテーションする
- しごく時は、オナホールを使う
- 待機中のメンバーは、射精を促すための妨害ができる
- ただし、男器およびオナホールに触れることは不可
3人の女性たちはジャンケンで順番を決める。1人目の女性が、オナホールを男のペニスにあてがった。
「まぁ、いきなり出すほど早漏じゃないでしょ」
部署のなかでもリーダー的存在の、ショートヘアの女性。男社員がここまでの扱いを受けている元凶でもあり、もっとも恐れられていた人物だった。
彼女がオナホールをペニスの根本まで押し込んでいく。その刺激に、男は思わず苦悶の声を上げた。
「な、ななっ。何だか反応凄いんだけど」
「今日のオナホールは、先っぽが凄いヤツでーすっ」
その理由は、彼女たちがやり取りしている通りだ。
オナホールは根本こそゆったりしているのに、亀頭が潰されるぐらい奥がキツい。
そして、細かいヒダがゾリュゾリュと亀頭を責め立てる。オナホールが少し動くだけで、腰が浮いてしまいそうだ。
「また随分と強力なものを……。今日のゲームは中々厄介ですね」
「お腹空いてるしー、早く終わるならそれで良いよ。ほら、早く早くー」
「分かったってっ。はい、いーち、にー、さーん」
ペニスが上下にしごかれる。
他人にしごかれるのは、自慰では味わえない快感だ。それでも、まだまだ最初で、彼女たちに対する抵抗心も衰えない状態。
最初の10回は難なく終えた。
「ふぅ、はい次」
「私ですね、さっさと終わらせましょう」
オナホールごしに、ペニスを握られる感触が変わった。
キリッとした表情、真っ直ぐの黒い髪、黒縁メガネ。2番目の女性は、冗談の通じなさそうな、お硬い委員長タイプの女性。
そんな彼女ですら、男を”道具”として扱っている。ここはそんな会社だった。
「はい、12345」
「ちょ、ちょちょっ! 速い速い速い速いっ!」
2人目の女性が、ためらいなく男器をしごく。そのスピードは速く、握りも強い。
そのまま続けられたら、あっという間に射精してしまいそうな快感。しかし、動きが速い分だけ、10回しごくのもあっという間だった。
「はい、次」
「うわぁ。もう、おちんちんビクビクしてるー。早すぎだよー」
恐る恐るオナホールを握ったのは、3人目の女性。
パーマを掛けた茶髪にタレ目。見るからにふんわりとした雰囲気を持っており、言葉も口調も他の2人と比べばずっと優しい。
もっとも、男が”道具”として扱われていることは変わらないのだが。
「い~~~~ち~~っ、に~~~~い~~っ」
「うわ、おっそ」
2人目と比べると、あまりに遅い動きだった。
しかし、ゆっくりだからこそ、オナホールの中にあるブツブツやヒダヒダが鮮明に感じ取れる。亀頭がネットリゾワゾワとなぶられて、嫌になるほど敏感になった気がした。
それでも、何とか射精することなく、じっくりとした10回のしごきを乗り越えた。
ゲームのために使われるという屈辱的な背景を除けば、男は至福の時間に思えた。3人の女性に囲まれて、これでもかとペニスをいじられるのだから。
しかし、男はまだ知らない。
このゲームは、後半になるほど苦痛になることを。
「さて、1周回ったね」
2周目に入る。合計30回しごかれた男としては、良い具合に昂ぶっている状態だ。
しかし、1人目の女性がオナホールを握った瞬間、自分の番ではない2人が男を取り囲んだ。
「それでは、そろそろ」
「本気を出そうかなー」
彼女たちはそう笑って、男のシャツをめくり上げる。そして、露出した乳首を指先で弄り始めたのだ。
男が予想していなかった刺激に、喉から裏返った声が出た。
「何ですか、その声。気色悪いですね」
「乳首、弱いんだー? かーわいいー」
2人は笑いながらも、乳首を責める手を止めない。
右の乳首は、2番目にペニスをしごいてきたキツめの女性に。爪で引っ掻いたり、つねりながら捻ったり。ペニスをしごく時と同じく、乳首を責めるのも激しい。
左の乳首は、3番目のふんわりとした女性に。指先でくすぐったり、ゆっくりこねくり回したり。右側とは反対に、甘く優しい。
まるで正反対な乳首責めに、射精感がいっきに高まってゆくのを感じた。
「ふふんっ、臨むところよ」
オナホールを手に持っていた1番目の女性は、そんな明らかな妨害にたいして笑った。
- 待機中のメンバーは、射精を促すための妨害ができる
- ただし、男器およびオナホールに触れることは不可
これは、3人で決められたルールだった。
「いーち、にーい」
ペニスがしごかれ始める。
同時に、乳首も責められる。両側に立った2人の身体がスーツ越しに密着して、髪が肩や首筋をくすぐる。
同じオナホールを使っているのに、快感が段違いだった。たった10回でも、我慢できなくなってしまいそうなぐらい。
しかし、射精はしなかった。
「10っ! はい10! 次!」
「そんなに言わなくても分かってますよ」
2人目の女性にオナホールが渡される。手渡した1人目の女性は、男の横に立つや否や、ニヤリと笑った。
「さぁて、さっさと勝負終わらせましょ」
次の瞬間、ネットリとした快感に、男の腰が思わず跳ねた。
1人目の女性が乳首を舐めていた。舌先をグリグリと押し付けられるのは、神経まで蕩かされるような快感だった。
「あー、私もー」
それを見ていた3人目の女性も、男の乳首を舐め始める。チロチロとした舌先が、ゾワゾワとくすぐったくて気持ち良い。
「……私の番で、それはズルくないですか?」
「んちゅっ、はむ……。先にやらないほうが悪いんだよぉ」
「れろぉ、ぺろぺろぺろ……。ほら、早くしないと、どんどん不利になるよー?」
「まったく……」
そして、ペニスがしごかれ始める。
相変わらず、2番目の彼女は握りが強く、しごくのが速い。オナホールの内側にあるヒダヒダが、亀頭を磨いてゆく。
射精というよりは、漏らしてしまいそうな快感だ。
「9、10。はい終わりです」
それでも、射精はしなかった。
「さて、私も本気を出しますか」
2番目の女性は、オナホールを手渡しながら、男の隣に再度立つ。そして、よだれでヌルヌルになった乳首に口を付けて、歯を思いっきり立てた。
男は悲鳴を上げる。しかし、感じたのは痛みだけではなかった。
「うわっ、いつも思うけど、痛そ……」
「ちゃんと加減してますよ。意外と良いみたいですよ?」
「気持ち良いみたいだよー? おちんちんビクビクしてる」
「あらホント。とんだドMね」
女性たちが嗤う。しかし、快楽を感じてしまった以上、反論はできなかった。
「じゃあ始めるよ。い~~~~ち~~っ、にぃ~~~~い~~」
2周目の3番目。ペニスがしごかれ始める。
そのスピードは案の定遅い。きっと本人は、射精しないようにゆっくりしごいているのだろう。
しかし、逆効果だ。ゆっくりしごかれる分だけ、亀頭への刺激が鮮明になる。焦らされた分だけ、いざ動いた時に気持ちが良すぎる。
ゾワゾワ感で、変な声が出てしまうぐらい。
「さぁ~~~~ん、しぃ~~~~、い~~~~~~~~~~……いっ」
下手をすれば、1回しごくのに30秒以上掛かる。他の2人と比べて、圧倒的に長い時間。
その間、ずっと乳首を責められ続けるのだ。
片方は、時折焦らしたり、指で皮膚を伸ばして感度を倍増させたりなど。熟達したテクニックで快感を送り続ける。
もう片方は、爪でつねられたり、歯で噛まれたり。痛いぐらい強すぎる刺激なのに、不思議と気持ち良かった。
「じゅ~~~~~~う~~~~~~~~っ! はい、おわりー!」
ずっとずっと、射精しそうだった。
それなのに、出なかった。
「次は私か。……さて、こっからが正念場ね」
3週目に入る。
男は心身ともに疲れて始めていた。両乳首を責められて、ペニスをしごかれて、それでも射精させてもらえない。
果たして、いつになったら射精させてもらえるのだろうか?
思考力を削られて、冷静に考えられなくなった彼でも、そろそろ気づき始める。
「……よーん、ご――っとストップぅ! 危ない危ない」
「惜しかったですね」
「たぶん、後1回でイッちゃってたねー」
「まだまだこれからよ。さて再開、ごーっ、ろーくっ……」
3人の女性たちは、最初から彼を射精させる気なんてないのだ。
けっして射精させず、それでもギリギリまで高めてから、次の相手に渡す。
それを何度も何度も繰り返す。
それが、このゲームの趣旨なのだから。
両乳首を責められながら、ペニスをしごかれること合計で60回弱。男はもう限界だった。
だから叫んだ。『もう止めてくれ』『イカせてくれ』と。
しかし、彼女たちは嗤うばかり。
「良いですよ、私の番でなければ」
「そうだねー。そしたら私たちはタダ飯けってーい!」
「あなた、今私の番なの。出したら、分かってるわよね……?」
ひたすら寸止めを繰り返される地獄のようなゲームは、まだまだ続いてゆく。
4週目、5週目。
最初は半狂乱になって叫んでいた男も、いつしか大人しくなっていた。
6週目、7週目。
体力も精神力も削られ切っている。それなのに、敏感なところを責められたら、身体は嫌でも反応してしまう。
8週目、9週目。
彼が反応するたびに、弱点が露呈する。
10週目、11週目。
ゆえに、回を増すごとに、快感はどんどん強くなってゆく。
12周目、13週目。
それでも、彼が射精することはなかった。
14周目、15週目。
快感が全身に溜まっていく。
16週目、17週目、18週目……。
もう、何周目なのか分からない。
終わりは前触れもなく訪れた。
「――えっ!? うわわわっ!!?」
ペニスと乳首を責められ続けて、快感が溜まりに溜まり切った末の射精。それは、ほとんど暴発だった。
今まで出したことのない量の精子が、オナホールに収まり切らず、床にボタボタと滴り落ちてゆく。
「よっしゃー!! けってーーい!」
「ふぅ……。それでは、今晩はごちそうになります」
「えぇぇぇー! なんでーー!? あんなにゆっくり触ってたのにーー!?」
運悪くそのタイミングに出くわしてしまったのは、3番目のふんわりとした雰囲気の女性だった。
ゲームが進むごとに、ゆっくり、さらにゆっくりとペニスをしごいていた彼女にとって、この結果は納得がいかないようだ。
もっとも、ジワジワと神経の1本1本まで開発するような責め方のせいで、乳首も亀頭も嫌になるほど敏感になってしまったのだが。
ともあれ、これで屈辱的で苦痛なゲームは終わった。解放されて、平穏な日常に戻れる。
と思っていたのは、男1人だけだった。
「……ねぇ、あなた。何てことしてくれるの?」
ふんわりとした、それでもドス黒い声が部屋に響く。
射精させてしまった3番目の女性が、男のことを見下ろしていた。今までの柔らかな雰囲気を纏いつつも、どこか口を挟めない威圧感があった。
「言ってたよねー。イカせてくれって」
彼女はそう言いながら、男のペニスに何かを押し付ける。
「それじゃあ、ずっとイッてなよ……!」
そして、『何か』のスイッチを入れた。
グチュ、グチュグチュグチュグチュ!
強すぎる快感がペニスを襲う。男は悲鳴を上げた。
「うっわぁ、えげつないねぇ」
彼女がペニスに被せたのは、電動式のオナホールだった。手で動かさなくても、勝手にペニスがしごかれ続ける。
射精した後のペニスは敏感だ。とくに、亀頭はオナホールの内壁が擦れるたびに漏らしてしまいそうなぐらい。この快感はもはや暴力だ。
「外れないように、ちゃーんと固定してあげるね」
おまけに、腰にテープをグルグルと巻かれる。オナホールが固定されて、さらに身動きが取れなくなった。
『イカせてくれ』とは言った。しかし、こんなに苦しい快楽は望んでいない。
「さあ、気が済んだら行きましょうか」
「……そうだねー」
3人の女性たちが、部屋から出ようとする。
男は叫んだ。『頼む、外してくれ』『もう射精したくない』『悪かったから』『ごめんなさい』『ごめんなさい』『ごめんなさい』
それでも、彼女たちの足は止まらなかった。
「それで、どこ行く?」
「この前話してたところが良いですね。ほら、カジュアルフレンチの」
「うへぇー。高すぎるところは止めてよぉー」
扉が閉まる。
男が聞こえるのは、機械の嫌な電動音と、椅子のガタつきと、自分の悲鳴だけ。
身体を拘束されていて、オナホールも固定されている。どうやっても抜け出せそうにない。
乳首を散々苛められて、亀頭を犯されて、寸止めを繰り返されて。彼の身体は自分で驚くほど敏感になっている。
ゆえに、彼は射精し続ける。
オナホールが上下に動く度に、自分のことを苛めた女性たちの指や舌先が、そして最後に憎悪を顕にした『あの人』の表情と声が、最高のオカズとして脳裏に思い浮かぶのだ。
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