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◆あらすじ
『またこちょの木』は、無数の小さなマジックハンドが生えた、観葉植物のようなジョークグッズです。その木の上でがに股になると、マジックハンドがあなたの股間をくまなくくすぐり責めします。胴体と脚の継ぎ目をなぞったり、おまんこのぷっくり膨らんだところをぷにぷにしたり、内股をたくさんのマジックハンドで面制圧したり、クリトリスをしこしこしたり――。
カラン、カランカラン。
「おめでとうございまーす! 一等賞でーす!」
「やったあ――、ちょ、待。箱、でか……っ」
買い物に行ったら、何か大っきな箱を渡された。
――――
――
「……ふぅ、ふぅ! まったく、何という予想外……!」
両腕にお買い物袋をぶら下げながら、両手で箱を抱えて帰宅。まさか、たまたまやっていた福引きで一等を当てたらかえって酷い目に遭おうとは。
とりあえず冷蔵庫に入れなければならないものをパパパとしまって、改めて一等賞の景品とやらを持ち上げてみる。両腕で抱えるぐらいの大きさの箱。どうやら、旅行券でもなければ、4Kテレビでもない。
苦労して持ち帰させられたんだ、よっぽどのものじゃなければ赦さないぞ――私は若干キレ気味に、開封の儀を始めるのだった。
――――
――
ああああああああ、これやばいこれやばいこれやばい!
景品は何というか、いわゆる、そう、ジョークグッズというやつだった。わさわさした小さなマジックハンドが、私の股間をくまなくくすぐり倒す。
「ひゃぅぁあっはっはははははははははははぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡ そこりゃめっ、そこ弱いぃひっひゃっはははははははははははははぁぁぁっ♡♡♡♡♡」
そのくすぐり責めは無秩序なように見えて、私の弱いところをしっかりと捉えていた。胴体と脚の継ぎ目をなぞったり、おま○このぷっくり膨らんだところをぷにぷにしたり。内股はたくさんのマジックハンドを使って面で制圧。クリトリスなんて指で作った輪っかにしこしこされてる!
あんまりにくすぐったくて、だけど気持ちよかったから。私は(なぜか)部屋に生えていたポールにしがみ付きながら、必死にがに股を維持し続ける。
「これっ、一等賞だッ♡♡♡♡♡ ちゃんといっどおしょぉ゛ぉぁっはっはははははははははぁぁぁあああッ♡♡♡♡♡ あっ、だめっ、またいぐっ、イ――♡♡♡♡♡ ひゃはははははぁぁぁぁあああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
以来、私のオナニーのレパートリーが一つ増えた。
これを使うと、股間周りがものすごくゾクゾクして、下着の締め付けやパジャマの擦れだけで自分を抑えられなくなるぐらいムラムラしてしまうのが難点なのでしたとさ。
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