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◆あらすじ
絶頂時に発生するエネルギーを利用した発電システムで働く女性のお話。あくまでも自主性を重んじるこの職場では、女性は好きな方法、好きなペースでイクことができます。しかし、終業時間までに1日のノルマに達していないと一転、世話人によって強制絶頂させられることに――。
8時始業、1時間の休憩を挟んで、17時終業。
そして今は16時50分。私はいつものように、地獄への入り口に立っている。
「っ、ぅ……っ♡♡♡ くぁっ、ぁ――♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡ ッ~~~~~~~~♡♡♡」
アソコに電マを当ててもらって、自分でも乳首をいじくりまわして、やっとの思いでイッたのに、ノルマのメーターは本当に増えたのか分からない、微細な変化を示すだけ。
この心境には覚えがある。ロールプレイングゲームで敵に殴りかかったらあまりに強すぎて、ヒットポイントのゲージがほんのちょびっとしか減らなかったやつ。決まって、『あ、これ、来ちゃいけないやつだ』って絶望する。
……そう、これは、来ちゃいけないところだったんだ。
「――18時になりました。ノルマは、……6割ぐらいといったところでしょうか」
「ぅぁ……! っ、ちょっと、待って……。せめて、少し休んでからっ」
「いけません。規則をお忘れですか?」
「ぅぁぁ、ぁぁぁぁ……!?」
世話人(私と同い年のかわいい女の子)が、私の手首をつかんで革製の枷をはめていく。朝から夕までイキ続けてきた私は、もうへとへとで抵抗できっこない。枷は壁に取り付けられたフックに接続された。
この職場は、基本的に自由な働き方を推奨している。1日のノルマをこなしさえすればそれでよく、好きな方法、好きなペースが認められる。だけど、もしも終業時間になっても規定量のエネルギーを抽出できていないなら、残業確定。その後のことは、全て世話人に一任され、私のような生体ユニットには拒否権がない。
「その、こう言うのも何ですけど、もう少し計画性を持って業務に当たっていただけないでしょうか」
「ぅぐ……! そ、その、いつもご迷惑を掛けて、済みませ……っ」
『無茶言うな!!』――私はその言葉をのみ込んだ。
世話人の女の子は『まあいいですけどね』と言いながら、私の両手足全てに枷を付けて、私を大の字の姿勢に拘束すると、最大振動の電マを私のアソコにねじ込むのだ。
「ぁぎぁ――♡♡♡♡♡ ぉ゛――!!!!? っぁ゛ぁぁぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぎづッ♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
「あなたは思いっ切り当てたほうが効くのに、どうしていつもおっかなびっくりなんですか?」
「だっでこれ゛っ、ぎつっ、死ぬ゛――♡♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉぉおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぎぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
「ほら、そんなに力まないでください。お耳こちょこちょしてあげますねぇ。お好きでしょ? 入社当初の検診で、あなたの性癖も性感も、ぜーんぶ把握してますよぉ♡」
「ふぁぅぉぁぉおおっ♡♡♡♡♡ それっ、や゛めっ、力抜けぅっ♡♡♡♡♡ んふぉぉおお゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
「いっそのこと、全身こちょこちょされて感じるようにしちゃいますぅ? そしたら、今よりずっとお仕事が早く終わりますよ♡」
「じゅう、ぶっ♡♡♡♡♡ 十分だかぁっ♡♡♡♡♡ これ以上気持ぢよぐなれにゃいがらぁぁぁぁぁぁあああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
「まあ、それは後ほど、今はお仕事をしましょうか。どうします? 膣内にします? それともお尻の穴にします?」
「どっぢもいらないぃぃぃぃぃぃいっ♡♡♡♡♡ やめる゛っ、もぉ゛このお仕事やめる゛ぅぅぅぅうううぁ゛ぁぁぁああああああ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
「何言ってるんですか。電力インフラを担う大切なお仕事ですよ? そう簡単に辞められるわけないじゃないですかぁっ♡」
「やだっ、やだぁっ、やだぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ はひん――ッ♡♡♡♡♡ ッ゛ッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
ノルマのメーターが、ようやくほんの少しずつ動き始める。だけど、今日の遅れを取り戻すにはまだまだ時間が掛かる。
私の強制絶頂地獄は、向こう数時間は続くのだった。