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◆あらすじ
一般家庭に設置できる、小さな防音室の中でイカされる女性のこと。アソコに電マを当てられて、何度も何度も無理やりイカされます。近所迷惑を気にすることなく思いっ切り快楽に泣き叫ぶことができるというのは、とんでもなく気持ちいいというお話。
『防音室』と聞くと、何だか不思議と子どものようにときめくものがある。それはまるで、ダンボールをつなぎ合わせて作った秘密基地に憧れるかのよう。
私の彼は、小さな防音室を持っていた。私も、最初はそんな秘密基地にときめいた。だけど、今は――。
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彼が『新しいゲームを買った』と言った。『うちに来てやろう』と言われて、私は『やる!』と返した。それが3時間ぐらい前の話。
ゲームはまあ楽しかった。だけど、ひとしきり遊んで、ちょっと休憩とばかりにお水を飲んで、お手洗いから帰ってくると、彼が手に持っていたのは――。
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「もおおおおおおおぉぉおおッ♡♡♡♡♡ 本っ当に下心ばっかりなんだからぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡ ぁ゛おッ♡♡♡♡♡ ぉ゛ぁぁぁあああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
私はキレながらイカされ続ける。彼が私を家に呼ぶ時は、だいたい2回に1回はこうなるのだから、怒って当然だ。このヤりたがり!
『そんなにひどいことをされるなら、家に行かなければいいのに』『いっそ別れたら?』――もしも誰かに相談でもしたら、そんな風に応えるかもしれない。
でも、違うんだ。
「ぁ゛ぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡ これやばいやばいやばいッ♡♡♡♡♡ すっごい気持ちいいのがクるッ♡♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁあああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
私はお腹から思いっ切り声を出しながらイキ続ける。こんなにも声を出しても、今まで苦情が来たことは一度もなかった。
つまり、だ。よそでやったら苦情が来そうなぐらい大声を出すことも、そんな声を無理やり搾り出されてしまうぐらい気持ちよくされるのも、ここでしかできないこと。
ああ、だから、さらにつまり、だ。これは、とんでもなく気持ちいいんだ。
「ぁ゛ああああああ、死ぬ、しぬッ♡♡♡♡♡ このぎもぢよさは死んじゃう゛ぅぅううううううううッ♡♡♡♡♡ ッあ゛ああああぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
最初は子どものように憧れた秘密基地。今も、確かにときめいている。
純情とはとても言いがたい、どろどろに蕩けた濁色に。