※当サイトにはプロモーションが含まれるページがあります。

エロ小説

歯医者の裏にある、しつこいぐらいの歯ブラシクリ責め連続絶頂専門店

⏱このページは19分ぐらいで読めます


◆あらすじ

性に疎くてちょっとアホな女の子が、歯医者の場所を間違えてその裏のお店に入ってしまいます。そこは歯ブラシで女の子のクリトリスを執拗に磨く、エッチなお店でした。女の子は生まれて初めての絶頂に恍惚するも、しつこいクリ責めは延々と続くのです。

 

駅前にある、何の変哲もない歯医者。

……の裏。路地裏に回って、分厚い鉄の扉を開いた先の話。

そこは見た目こそ歯医者に似てはいるが、その実、歯医者とは似ても似つかぬ店だった。

 

――――
――

 

ゆこは少し少女だった。

とても大人の女性とは言いがたい、幼い顔付きと体付き。短い髪はスポーティだとか中性的だとか言うよりも、ひたすらに子供っぽい。

小動物のような彼女は、学校帰りの制服姿のまま、スマートフォンで地図を見ながら駅前を歩く。目的地はすぐそこの歯医者。親から、『たまには検診を受けたほうが良い』と言われていた。

歯医者に行くのは小さい時以来だけど、どこにあったっけ――少し抜けた彼女は、目的地がすぐそこにあるにも関わらず、道を1本間違えて、普通なら開けないであろう分厚い扉を開けてしまうのだ。

 

「いらっしゃいま――あら?」

分厚い扉の先は、白く清潔感のあるロビー。受付と思しき場所に座っていた女性は、少し戸惑った声を上げた。

イノリ――ゆこよりも明らかに年上の、それでも若い女性。目には黒縁眼鏡、鼻と口にはマスク。顔のほとんどが何かに覆われている彼女だが、それでも美人であることは明らか。シュシュを使って茶髪をサイドで1つにまとめたおさげが、ギャップのような可愛らしさを齎す。真っ白な半袖のユニフォームスクラブに包まれた体は、特別大きい訳ではないが、それでもゆこよりはずっと恵まれている。

「わっ、建物の中はきれい……」
「……ふーむ?」

辺りをきょろきょろ見渡すゆこを見て、イノリは逡巡した。

――訪れる顧客はばかりの、知る人ぞ知るこの店。しかし目の前の少女は、とてもそうは見えない。玄人どころか、まったくのなのではないかと思えるぐらい純朴で、リスみたいに可愛らしい。

極め付けはその制服姿だ。自分がちょっとした戯れで制服を着てみたら『うわきつ』なんて言われるのに。この子の着こなしは完璧そのもので、まるでのよう。現役……本当に現役なんじゃないか? もしかしたら現役が歯医者とウチを間違えたんじゃ……?

あぁでも、先週にも制服着たお客様来たっけ。ウチはそういう好きが結構多い。昔っから制服でテーマパーク行ったり、ラブホテル行ったりする人もいるし、この子もそういう類である可能性は否定できない。

そもそもこんな汚い裏路地にある鉄の扉の先が歯医者だなんて思うかなぁ!? 表のから苦情が来ないように、わざわざこんな目立たない場所に店構えてるんだから!

――イノリの思考が一瞬にしてぐるぐる回る。ゆこは随分と少女だったが、イノリも大概女性だった。

「ええと、検診を受けに来たんですけど」
「あー、ええと……」

イノリはまた迷う。『検診』……いるのかいないのか、どちらとも付かない、判断に迷う言葉だ。

「あれ? ここって歯医者じゃないんですか?」
「まぁ、似たようなものですよ」

イノリはさらに迷う。この店に来た時点で既にいる人もいない訳ではない。イノリはひとまず、ゆこの言葉に合わせることにした。

「すぐに始められますので、ご案内いたしますね」

迷った結果、イノリは何だか面倒くさくなって、ゆこを普通に案内することにする。大丈夫、もしも違ったら、ちゃんと直前に気付いてくれるはず――そう思うことにしたのだ。

 

――――
――

 

その後すぐ、ゆこは個室に連れて行かれる。診察券や保険証を出すタイミングがなかったが、ゆこは特に疑問には思わなかった。

最近の歯医者では、患者の安心のために診察室が各個室になっている所も増えている。しかしこの店については、が目的ではない。

個室の中央に鎮座していたのは、普通の歯医者に置かれている診察台ユニットではなくて、『分娩台』のような椅子だった。

ゆこは椅子に座った後、座面ほどの高さにある『足置き』に足を乗せさせられる。すると内股が少し筋張るほどに、股間を広げさせられることになる。正面から見ると、スカートの中にあるリボン付きの真っ白なショーツが丸見えだ。

「それでは、検診を、始めます、ね?」

イノリは少し確認気味に言う。

――もしもこの子が歯医者への道を間違えたなら、いい加減気付くはず。どうだこの設備はツッコミ所満載でしょう? いかにも『これからアソコを治療しますねー』っていう体勢! これでまだここを歯医者だと思っているならアホだ。アホの子だ! ――するとゆこは少し頬を赤らめてから頷くのだ。

「はい、お願いしますぅ……」

少しいるゆこは恥ずかしがりながらも、『最近の歯医者はこんな風に治療するんだなぁ』と思った。

「よし、大丈夫だ」
「はい?」

「あぁ、いえ。それでは始めますね」

 

――――
――

 

イノリはゆこの片足を1度持ち上げて足置きから外すと、ゆこの可愛らしいリボン付きのショーツを下ろす。

「ぁ……」

ゆこの恥ずかしそうな声と共に、秘所が晒される。

きれいな1本筋。陰毛は産毛すら生えておらず、シミもなく、イノリが一見した限りでは形跡がない。可愛らしくも美しい、まるで新品のような女性器だ。

イノリはショーツをゆこの片足首にだけかけた状態で、持ち上げた片足を足置きに戻してから、開かれた両脚の間に椅子を置いて座った。ゆこの秘所を一望できる、絶好の場所だ。

「それでは、虫歯予防のお薬を塗りますねー」
「は、はい……」

イノリの側でカラカラと音を立てる、小さなメディカルワゴン。その上から彼女がつまみ上げたのは、ピンセットと、小指の先ほどの大きさの綿球だった。

この店は、医療現場で使われているを取り寄せて小道具として使っている本格派。彼女がつまむ綿球も、歯医者では虫歯予防のフッ素を塗るために使われることがある。

しかしその綿球は、フッ素が染み込んでいるとは考えられないぐらい、ヌラヌラとした光沢に包まれていた。

イノリは綿球を一本筋のに当てる。

「んひゃぅっ!?」

クリトリスにひんやりぬるりとした感触が走って、ゆこは思わず悲鳴を上げる。

綿球に染み込んでいたのは、フッ素などではなく、ローションだった。

「……大丈夫ですか?」
「は、はい……。す、すみませ……!?」

「それでは続けていきますねー」
「は、はひ……! んぅっ、っぅ!? ふ、んぅぅ~~!!?」

ローションを纏った綿球が、クリトリスをぬるり、ぬるりと撫でてゆく。

ゆこは戸惑う――おまたの少し上にある、小さくぽちっとしたお豆みたいな所。そこを他人に触られるのは、生まれて初めてだった。思わず腰が跳ねて、変な声が出てしまう。歯医者でこんな声を出していて良いのかな? すごく恥ずかしい。だけど、何だか癖になってしまいそうな感覚だ。

「うーん。すっごくきれいですね。本当に私が触っちゃって良いのか、って思うぐらい」
「へ、変な所とか、ありませんかぁ……♡」

「そんなとんでもない! 誰もが羨むぐらいのグッドコンディションですよ」
「そ、そうでふ、かぁ……♡ ぁ、んっ♡」

どこかすれ違った会話のまま、施術は続く。

ゆこは思った。『最近の歯医者って、こんなに気持ちいいものなんだ』と。

 

綿球にたっぷり染み込んだローションが、ゆこのクリトリスを余すことなく濡らしてゆく。

「ふーっ、はぅ、ぁぁぁ……っ♡」

そんなが終わった時には、ゆこはすっかり発情していた。

まさか歯医者でこんなにうっとりとした気分になれるだなんて思わなかった。世の中に、こんな気持ちいいことがあるなんて。あぁどうしよう、お家に帰ったらすぐにまた触りたくなってしまう。

しかしゆこは知らなかった。ローションを塗るという行為は、あくまでもに過ぎない。

「それでは、後は丁寧にいきますねー」

イノリがワゴンの上から取り出したのは、歯ブラシだった。何の変哲もない、少し小型で、断面が平形の歯ブラシ。

恍惚とした気分が抜けきらないゆこは、歯ブラシをぼうっと眺める――歯ブラシ、あぁ、ここは歯医者だもの、歯ブラシぐらいあって当然かも。だけどその歯ブラシで何をするのだろう――ゆこはそこまで考えてから、何かを察して全身をぼっと熱くさせる。変な汗がどっと噴き出すような気がする。

イノリの手に持たれた歯ブラシは、ゆこが瞬間的に察した通りに、一直線に彼女のクリトリスへと向かったのだ。

しゅこっ。

「っっひぅぁぁぁぁ!!!?」

その瞬間、ゆこは飛び上がる。

自分の敏感な部位に襲いかかったのは、痛みにも似た感覚だった。

「ぅぁぇ――!? ぁ゛!? ぇ――!!?」
「はーい、我慢してくださいねー。本番はこれからですからぁ」

「ま、待っ――ぇぐっ!? これっ、な、え――!? うそ、気持ち、いのぉ――!!?」

しゅこ、しゅこ、しゅこ。歯ブラシがクリトリスを磨いてゆく。ゆこはややあってから戸惑いながらも、その鋭い感覚が先ほど愉しんでいた快感の延長であることを理解した。

性感というものを知ったゆこは、貪欲に、新しく降りかかる快楽を体に取り込もうとする。これは気持ちいいことなんだ――そう思おうとする。

しかしきつすぎる。

「んぐっ、ぁ゛っ!? っうぅぅぅ!!?」

片や綿の塊、片や歯ブラシ。どちらもぬるぬるのローションを纏っているとは言え、刺激に差がありすぎた。歯ブラシの線維は硬く、時折先端がチクチクと刺さるのが、また強烈だ。クリトリスでことのないゆこが簡単に許容できる刺激ではない。

「だめですよ、暴れては」
「ご、ごめんなさ――ぃ゛ぃぃぃっ!?」

「大丈夫ですよぉ。大きく深呼吸して、力を抜いてー」
「っ! すぅぅ……っ! ふっ、ぅぅ゛っ、ぅぐぅぅぅぅ!?」

足置きに置かれた両脚が持ち上がるが、イノリがそれを諫める。

ゆこは必死に足置きにふくらはぎを押し付けて、襲いかかり続ける暴力的な快感を耐える。イノリに曝け出された細い太股は、もうじっとりと汗をかいていた。

「あ、あの、これ、いつまで……!? いつまでぇぇぇ……!!」
「まだまだ始まったばかりですよ? そんなことが言えるなら、まだ余裕がある証拠ですね」

「んぃ゛ぅぅぁっ!? な゛!? つよっ、強、くぅぅぅ!!?」
「これでも、すーっごく優しく磨いてるんですよぉ? 本当に敏感みたいですねー」

イノリの歯ブラシ責めは、存外に優しかった。けっして女性器を傷付けないように。力加減は腕の重みよりも少し軽いぐらい。

そしてその優しさを帳消しにするぐらい、執拗だった。休むことなく、同じ場所をしゅこしゅこと磨き続ける。

しかしあまりにしつこい責めによって、ゆこ本人も気付かない内に、クリトリスの神経が馴らされてゆく。

「ぁぅっ!? ぁ゛ーーーーっ♡♡ ぁぐっ♡ ぅ゛ぁぁぁぁっ♡♡」

相変わらず口から零れるのは悲鳴だが、その声音には明らかな艶が混ざり込み始めていた。

あれだけ鋭かった快感が、体にすんなり馴染んでゆく。もしかしたら、執拗に磨かれ続けたせいで神経が少し麻痺してしまったのかもしれない。しかし敏感過ぎるゆこにとっては、少し麻痺したぐらいがちょうど良くもある。

「ぁ゛ぅぁっ、ぅぁぁぁぁあ♡♡♡ なっ、なにこれっ!!? なんか、何かぁぁぁぁ!!?」
「あらお早い。もうイッちゃいそうなんですね」

「い、い、イ――!!? わかんなっ、何か、何かぁぁぁああっ♡♡♡」

一度愉しみ方を覚えてしまうと、ゴールはすぐそこだ。そのことは無知なゆこでも容易に察することができた。

「ぁぅ゛、ぉ゛!!? ぉ゛ぉぉぉぉ♡♡ 来ひゃっ、きちゃっ、来ちゃうぅぅ!!? ぁ゛ぁぁぁっ!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~!!! ッ~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

そうしてゆこは、見知らぬ女性にクリトリスを歯ブラシで磨かれることで、生まれて初めての絶頂を体験した。

背骨を雷で貫かれるような絶頂だった。クリトリスの快感がまず脳までを一直線に響かせてゆき、その後じんわりと全身に広がってゆく。

その衝撃に、両腕と両脚がぴんと伸び、腰がガクガクと痙攣する。辛うじて潮は噴き出なかったが、水を大量に含んだスポンジを握りつぶすように、膣から愛液がドロドロと染み出した。

「ぁぐっ♡♡♡ ぁ゛っ!!? ぁ゛ーーーーっ♡♡♡ ぁ゛ーーーーーーっ♡♡♡」
(なに、これ、すご、気持ちいいいいいい♡♡♡)

学校帰りに、歯医者に寄って、検診を受ける――ゆこはそんな自分の状況を忘れ去った。

何だかよく分からないけれど、とにかく気持ちいい。歯ブラシがこんなに気持ちよかったなんて知らなかった。これから毎日、洗面所に置かれた歯ブラシを見るだけでドキドキしてしまいそう。

絶頂時特有の幸福感がゆこを満たす。しかしそれを呆気なく吹き飛ばしてしまうのが、だった。

しゅこしゅこしゅこしゅこ。

「ッ~~~~~~~~!!!? んぁ゛ぅぁ゛ぁぁぁぁっぁっぁぁああああ!!? ひぎっ、ひぃぃぃぃぃいいいい!!?」

絶頂の最中でも行われる、歯ブラシによるしつこいクリ責め。

その刺激を脳が認識した瞬間、恍惚とした気分が全て消し飛んだのだ。

 

「早速1回イッちゃいましたねー♡」
「い、イ――!!? いっちゃっ、イッちゃったから――!!? だから、や――!!?」

「はぁい、これから何回でもイッて良いですからねー♡」
「ちがっ、ちがぁぁぁっ!!? 今っ、きついっ、きついぃぃぃぃぃぃ!!?」

ゆこは覚えたばかりの言葉で制止を呼びかけようとするが、さも当然と言わんばかりに、イノリの歯ブラシによるクリ責めは続く。

はそういう店だった。甘やかすこともなく、意地悪することもなく、ひたすらしつこく、執拗にクリトリスを磨き続ける。

まるで暴力のような快楽責めだが、需要は存外にあった。泣き叫ぶ程にイキ悶えるのは、癖になるのだ。しかしそれは、普通の快楽に飽いたからすればの話。生まれて初めての性的快感がでは、あまりに酷だ。

「やだっ、やだぁぁぁぁぁ!!? これっ、きつい!? 気持ちいいのにきついぃぃぃぃ!!」

ゆこはパニックになって暴れ出そうとする。性知識のないゆこにとっては、『気持ちいいのに辛い』というのは得体の知れない恐怖だ。

しかしゆこが足置きから足を外そうとした瞬間、イノリが彼女の足首を掴んでしまうのだ。

「いけませんよ、そんなに動かれては」

ゆこの足首にしゅるりと巻き付く革具。一見して分娩台のようなこの椅子には、革の拘束具が付いていた。ゆこはあっと言う間に両手足を拘束されてしまう。

この店では、あまりの気持ちよさに暴れ出してしまう顧客も少なくない。故にイノリにとっては、もう手慣れたもの。そしてこんな店に来るような玄人ですら、暴れ出してしまう程の快感ということだ。

「あっ、あっあっ、あっ……!?」

体を拘束されることすら生まれて初めてのゆこは、反応が遅れる。手首足首に違和感を覚えて、短く声を上げることしかできない。

そして体が動けないことに気付き、動けないということがに気付くと、表情を青ざめさせてゆく。

「それでは、先ほどよりも丁寧に磨いていきますねー♡」

そんなゆこを目の前に、イノリは楽しそうに、歯ブラシをもう1本取り出した。

歯ブラシの二刀流。ゆこのような可愛らしい子を気持ちよくさせることができて、イノリも興が乗ってきたところだった。

 

「――ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡」

2本の歯ブラシがクリトリスに触れた瞬間、ゆこは猫が大声を上げるような、少し間抜けな悲鳴を上げた。

「んぎぃぃぃぃぃいいいいっ♡♡♡♡ そこっ、今っ、敏感だからっ、敏感だからやだぁぁぁぁぁああああ!!!?」
「そうですねー、敏感ですねー。……敏感だから、やってるんですよー♡」

一般に、人は性的絶頂を迎えると神経が敏感になると言う。ゆこにとっては、せっかく馴染んできた感覚がリセットされたような気分だった。せっかくうっとりする気持ちよさを知ることができたのに、次の瞬間には身を貫くような鋭い刺激に戻っている――これでは絶望だ。

しかも辛いのは、だけではない。

2っ!!? 2だめっ、だめ――!!? 2はだめぇぇぇぇぇぇぇええ♡♡♡♡」

1本の歯ブラシが、たかだか2本になっただけ――安易にそう言えないぐらい、その快感は先ほどとは別格だった。

イノリが持ち出したもう1本の歯ブラシは、先までのものと少し違っていた。1本1本の繊維の先が細くなっていて、歯磨きをするなら歯の隙間までよく磨けそうなもの。

そんな歯ブラシがクリトリスを磨くとなると、先ほどとは違った刺激になるのだ。

「その歯ブラシっ、やわらかっ!!? ちゅるちゅるしててくしゅぐったいぃぃぃぃ!!?」

細いということは、すなわち

クリトリスをゾリゾリ磨かれるというよりは、ショリショリと優しくくすぐられるような感覚。歯ブラシが前後に動く度に、全身がゾゾゾと鳥肌立つ。

硬い歯ブラシと、柔らかい歯ブラシ。2つの異なる刺激が、同時にクリトリスを襲う。

「すごいですよね。歯ブラシが2本になっただけで、すっごく気持ちよくなるんですよ。例えばー、こんな風に♡」
「ふぎぃぃぃぃぃいいっ♡♡♡♡ やだっ、っ挟みゃないでっ♡♡♡ はぶらしで挟まにゃいでぇぇぇぇぇぇ!!!」

異なる硬さの歯ブラシが、勃起したクリトリスを左右から挟み込む。

イノリが少し力を込めると、勃起したクリトリスは歯ブラシの繊維に埋まって、チクチク、ゾリゾリ、ショリショリという感覚に隙間なく包まれることになる。

「やだっ、やだっ、やだぁぁぁぁ――ぁぐぁっ♡♡♡ ぁっ、あ゛っあっぁっぁぁああああぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」
「『やだ』なんて言いながら自分で腰振って……。本当は気持ちよくなりたいんじゃないですかぁ?」

「なりたぐないぃぃぃぃぃ!!! 気持ぢよぐなんかなりだぐな――ぃぎっ♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」
「あらあら、自分で腰振って自爆アクメしちゃいましたねー♡」

ゆこはパニックになって腰を振って暴れ出すが、その動きが歯ブラシとクリトリスの間で摩擦を生んで、快楽を呼び込んでしまっていることに気付かない。

まるで男が卑猥な玩具にイチモツを突っ込んで腰を振っているかのよう。ゆこは気付かない内に、自分で自分を絶頂へと追いやっているのだ。

「次はもうちょっと別のことしてみましょうか♡ こうして、クリトリスを片方の歯ブラシで支えてー」
「んぎひっ♡ ひ……、ひぃぃ……!!?」

「もう片方の歯ブラシでごしごしごしごしー♡」
「っ~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡ ぁぎひっ♡♡♡ ヒ――!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

次にイノリは、片方の歯ブラシでクリトリスを上から支えて、もう片方の歯ブラシで下からすくい上げるように磨く。

繊維の硬い歯ブラシで支えて、柔らかい歯ブラシで磨いて。と思ったら、柔らかい歯ブラシで支えて、硬い歯ブラシで磨いて……。それを交互に繰り返して、2つの歯ブラシそれぞれの気持ちよさをゆこのクリトリスに叩き込んでゆく。

「やだぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡ 磨くのっ、やだぁぁぁぁぁぁっ!!!? それっ、っ!!? ささってるからぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡」

「……あー♡ もしかして、線維がチクチクするのお好きですかぁ?」
「やだっ、ちくちくっ、そこっ、変に、な――」

「それじゃ、思いっ切りチクチクチクー♡」
「ッ~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

「それでチクチクしたところを、しゅこしゅこしゅこー♡」
「あ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

磨くためにゴシゴシと動く歯ブラシもさることながら、支えになった歯ブラシもゆこにとっては大した快感だった。磨くほうの歯ブラシが動く度に、支えになった歯ブラシの繊維に、クリトリスがチクチクと刺さるのだ。

 

そうして、イノリは思い付く限りの方法でゆこのクリトリスを苛めてゆく。

「ぁ゛ーーーーーーっ♡♡♡♡ ぉ゛ぉ、ぉぉぉぉぉぉっ♡♡♡ ぁぁ、ぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡」

「ふふふ。すっごくトロトロで、そろそろイッちゃいそうですねー♡」
「いくっ♡♡♡ いぎますっ♡♡♡♡ イ――づぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」
「ぁー、イッちゃいましたねー♡ それじゃあ、また思いっ切り磨いてあげなきゃですねー♡」
「ぇぁ゛!!? ぁ゛ぁあああ!!? おねがっ、今、磨いちゃだめ――!!? っっっあ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!? きづいがらみがかないでぇぇぇぇぇぇ!!!?」

それはゆこにとってジェットコースターのような快感だった。

最初は鋭い刺激にヒーヒー言うものの、次第に慣れてきて、恍惚感と共に性感が上ってゆく。しかし1度絶頂してしまうと、多幸感の代償に神経がリセットされる。それからまたヒーヒー言って、神経が慣れて、イッて――それをひたすら繰り返すのだ。本当に責め苦のような快感だ。

しかしイノリの責めはあまりに執拗で、ゆこは次第に抵抗する気力も、体力も失せてゆく。すると新たな境地が見えてくる。

「ぁ゛ぅ、ぁ゛ーーーっ♡♡♡♡ 何だかっ、すごっ♡♡♡♡ 頭っ、ふわふわしてっ、ぁぐっ♡♡♡ 全部っ、きもちっ、きもぢぃぃぃっ♡♡♡♡」

全身の力がだらんと抜けて、痺れて、悲鳴を上げることもできない。

すると筋肉の硬直による体内の抵抗がなくなって、クリトリスというたった1点に襲いかかる快楽が、全身を駆け巡って反響するようになる。

ゆこは限界を通り過ぎることで、初めて快感を受け入れることのコツを知った。自分の中を空っぽにさせると、絶頂直後の苛烈なクリ責めすら、心地良くて幸せな気分になれるのだ。

「大分良い表情になってきましたねー♡ 歯ブラシでどうされるのがお好みですか? 今なら特別にやって差し上げますよぉ♡」
「はっ、はさまれるのっ♡♡♡ 両側からっ♡♡ はさんでっ♡♡♡ ごしごしするのっ♡♡♡ すごいいぃぃっ♡♡♡」

「お任せくださぁい♡ こうして、両側から歯ブラシで挟んでー♡」
「あっ♡♡♡ ぁっあっぁっあっぁっ♡♡♡」

「思いっ切りごしごしごしごしー♡」
「くひゃぁ゛ーーーーーーーーっ♡♡♡♡ それっ、きもちっ、きもぢいぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

通常、歯医者の施術時間というのは1回で数十分程度、長くても1時間を超えることはそうそうない。しかしここは歯医者ではなかった。

「うーん。さすが若いだけあって、施術が長引きますねー」
「まだっ♡♡♡ まだっ!!? まだするんですかぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡」

「このお店はね、お客様が倒れる一歩前まで気持ちよくするって決まりがあるんですよ」
「た、たおれっ♡♡♡ たおれ!!? ぇ、ぇええ、ぇぇぇぇええええっ♡♡♡♡」

「まだ気持ちよくなりたいですよねー?」
「はひっ、はぃぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡ まだっ、きもちよくなるっ♡♡♡♡ きもちよくしてくださいぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡」

「大丈夫ですよ。ちゃーんと最後まで気持ちよくしてあげますからねー♡」
「ぁぅぁあ゛っ♡♡♡♡ ぁっ、あっぁっあっぁっ♡♡♡♡ ぁひっ、ひぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

何十分でも何時間でも、ゆこが限界だと判断されるまで、しつこいクリ責めは続くのだ。

 

――――
――

 

長い施術が終わる。

「へ、へへぇ……♡ ぁひっ、ひっ、へぇ……♡」

ゆこは何度もイキ、体力が底をつくと、やがて眠るように意識を飛ばした。

目の焦点は合わず、口をだらしなく開いて、涙と涎、鼻水を垂らす。その表情は『アヘ顔』と呼んで差し支えない程みっともないものだった。

女性器は絶えずヒクヒクと痙攣し、愛液は止まらず、内股はぬらぬらとした光沢を帯びる。制服は汗のせいでバケツの水を被ったように濡れており、シャツの向こうにある真っ白で可愛らしいブラジャーまで透けて丸見えだ。

そんなゆこを見て、イノリは満足そうに伸びをした。

「いやーー、今日は楽しかったなーー!」

大きな声では言えないけれど、こんな仕事をしていると、良くも悪くもいろいろな顧客に会う。

その点を考えれば、今日の子は大当たりだ。可愛らしく、素直で、とにかく敏感。さすがにこれだけ長時間だと両腕が疲れたけれど、こんな子ばかりなら毎日朝から晩まで苛めてあげたいぐらい。

「ほんと、オナニーの『オ』の字も知らないの子を気持ちよくしてあげた気分……」

そこまで言った所で、ドサリという音が響いた。

部屋の隅に置かれていたゆこの鞄が倒れた音。その鞄の端が少し開いていて、隙間から平たいカードのようなものが零れる。

イノリが拾い取ってみると、それはの診察券だった。ご丁寧に付箋紙が貼り付けてあって、その付箋紙には予約した今日の日付が書かれていて……。

(あ。終わった)

全てを事解したイノリは、自分の血の気が引く音を聞いた。

 

「ん、ぁ……? ここ、は……」

椅子の上で、ゆこの意識が戻る。

「あ、あの……」
「はひぃ!!」

イノリは右手に診察券を握りしめたまま、直立不動の姿勢。ちょっと涙目でゆこのことを見つめる。もう自首する覚悟を決めていた。

ゆこは、イノリがそんな風に挙動不審になっていることに気付きもせず、椅子に座ったまま言うのだった。

「次の、予約、できますか……♡ できれば、明日ぐらいに……♡」
「……うん。まずはちゃんと歯医者に行きましょうね」

 

おしまい。