お知らせ

(2024/11/01)新しい小説短編集が出ました

連続絶頂オムニバス2411号紹介画像

連続絶頂オムニバス 2411号

770円(税込)

おものべの作品の中から、特に人気の作品をリブートしました。
①どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店(電マ責め) ②機械による丸呑み快楽責め ③お乳を搾られると思ったらクリトリスを搾られた件 ④不穏な言葉があふれるほどの連続絶頂調教 ⑤えっちな遊園地(7つのえっちシーン)
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。

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テレビゲームで1回ミスするたびに1回電マで強制絶頂させられる罰ゲーム

⏱このページは3分ぐらいで読めます


◆あらすじ

あるカップルのお話。テレビゲームで残機を一つ失うたびに、1回イカされるという罰ゲーム。何回もイカされ、脳も指も正常な動作ができなくなって、ミスが重なり、ゲームオーバーになってしまうと、”本当の罰ゲーム”が始まります。しかし、そんな理不尽なルールが、彼女にとってはまんざらでもないようで。

 

私は、の家に遊びに行く。

私たちは付き合いたての初々しいカップルではなくて、会話もデートも自然体。2人でのんびりテレビゲームで遊ぶことも珍しくない。

だけど、私がゲームのコントローラーを握っても、彼が別のコントローラーを握ることなく、私を後ろから抱き締めるように座る。すると、私は『またぁ……?』なんて言いながら、まるで付き合いたての時のように、胸をどきどきさせるのだ。

 

――――
――

 

テレビゲームで1回ミスするたびに1回電マで強制絶頂させられる罰ゲーム

 

「ちょ、とっ♡♡♡♡ 待――♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

今日、私は何回イカされたっけ?

そんなことも思い出せないぐらいイッてしまった私の体は、が壊れてしまったかのように快楽を受け入れて、またあっという間にイッてしまう。

「ひーーっ♡♡♡ ひーーーーっ♡♡♡」

涙で目がぼやける。腕が震える。頭がちかちかする。彼が『手が止まってるよ』とゲームの再開を促すけれど、こんな常態でまともに操作なんてできるわけない。時折、断続的にスイッチの入る電マ、脚をすりすりとなでる彼の手が、私の思考と筋肉をふやかせる。

「ぁ゛――」

いつの間に、私はこんなにも残機を失っていたんだろう? 私の操作するキャラクターはふらふらしながら崖から落下していって、軽快なBGMと共に『ゲームオーバー』の文字が表示される。

その瞬間、彼の私を抱き締める力が一気に強くなった。

『抱き締める』――違う、これは『押さえ付ける』だ。

ヴヴヴヴヴヴヴヴーーーーッ!!!

「――っぁ゛ーーーーーーーーっ♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛ッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

まるで終わりを迎えたゲームのキャラクターを反映させるかのように、私は強制連続絶頂地獄に堕とされる。私は反射的に彼の腕をつかむけれど、非力で、イカされ続けてすっかりふやけてしまった筋肉では、振りほどくことなんてできない。

「ぁぎっ、ぃ゛――♡♡♡♡♡ っぁ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぢゃんすッ♡♡♡♡♡ も゛う1回チャンスちょうだ――っぁ゛ぁぁぁああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

私の願いなんて聞き届けられることなく、彼が満足するまで、私はイカされ続ける。だけど私は絶望することなく、頭の中をピンク色に染めていく。だって、最初から彼は、私にゲームをクリアさせる気はなかったのだから。そして私も、それを承知していたのだから。

あらかじめ決まっていた結末。これは余興。のためのではなく、のためのなのだ。

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