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	<title>抱き締め | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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	<title>抱き締め | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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		<title>どれだけ泣き叫んでもやめてくれない快楽風俗店の乳首責めフルコースで大きなおっぱいを丸ごと弱点に開発されてしまうまで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Nov 2025 15:00:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
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					<description><![CDATA[『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』というお店があります。すなわち、泣き叫ぶ程度ではイカせるのをやめてもらえないということです。そんなお店に訪れたのは、あまりにお胸が大きすぎる、おっとりとしたお嬢さま気質の"さゆり"。彼女の相手をしてくれたのは、おっぱい大好き女性の"ひなっち"さん。さゆりは体の大きな大きな部位を丸々弱点にされてしまう感覚に背筋を凍らせながら、しかし気絶するまで絶頂を止めることはできないのでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』というお店があります。すなわち、泣き叫ぶ程度ではイカせるのをやめてもらえないということです。そんなお店に訪れたのは、あまりにお胸が大きすぎる、おっとりとしたお嬢さま気質の&#8221;さゆり&#8221;。彼女の相手をしてくれたのは、おっぱい大好き女性の&#8221;ひなっち&#8221;さん。さゆりは体の大きな大きな部位を丸々弱点にされてしまう感覚に背筋を凍らせながら、しかし気絶するまで絶頂を止めることはできないのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Pixivリクエスト</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://www.pixiv.net/users/32445046/request">Pixivリクエストで絵や小説を依頼する</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※過去に書いた作品の関連作品です。<br />
・<a href="https://omonove.com/13653/">快感至上主義のマッチング型風俗に行ってみたら集団電マ責めで気絶するまでイカされ続けた話</a><br />
・<a href="https://omonove.com/13012/">どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店で全身に電マを押し当てられて後悔アクメをキメる話</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分のお胸を、誰かの欲望のままに、めちゃくちゃにされたい――そんな欲求に身を焦がしている女性は、きっと世界で私1人だけでしょう。</p>
<p>私、<ruby>東雲<rt>しののめ</rt></ruby> <ruby>早百合<rt>さゆり</rt></ruby>は、裕福だけれども、その分だけ厳しい家庭で育ちました。その境遇には驕りも<ruby>謙<rt>へりくだ</rt></ruby>りもなく、客観的に周囲を見ていれば何となく分かることです。学友たちの思想や会話が、どこか私と違うということ。容姿も、同じはずなのにどこか<ruby>質<rt>・</rt></ruby>が違うということ。頻繁に美容室に行くことを言い付けられながら腰までの長さを維持している髪に、お母さまに渡された化粧水と乳液で整えた素肌。そして、あまりに大きすぎるお胸。椅子に座れば自然と学習机にお胸が乗ってしまい、もはや頭とどちらが大きいか分からなくなってしまうぐらい。</p>
<p>そんな私に対して、学友の視線は奇妙なものでした。嫌ってはいないけれども、お父さまやお母さまが向けるような愛情でもない。どこか湿度と粘性を感じさせて、目を背けたくなるような。</p>
<p>……お父さまも、お母さまも、知ればきっと『まさか』と思うでしょう。その視線が、私にとっての性の目覚めだということを。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>小説はおろか、恋愛漫画すら読ませてもらえなかった私にとって、その性をむき出しにした視線こそが、私にとっての<ruby>初<rt>・</rt></ruby><ruby>め<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>だったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>成人して大学に入ってから、私はマンションの一室で一人暮らしをすることになりました。</p>
<p>別に、お父さまとお母さまのことは嫌いではありません。だけど、心の中のどこかで『解放された』と感じていたことは否定できませんでした。</p>
<p>私は気がおかしくなってしまったかのように、パーソナルコンピューターの画面にしがみつき続けました。幼いころから持っているスマートフォンは、フィルタリング？というものが掛かっていたから、大きなモニターの向こうにある光景が、まるではるか広大な別世界のように見えていたのです。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>小説を読みあさり、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>漫画を読みあさり、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>アニメーションを観て……。のめり込みすぎて危うく大学の課題を提出し忘れそうになった時は、ひどく自省することになりました。</p>
<p>私の漠然としていた性のイメージは、段々と正しい形を帯びていきます。そういう行為をする時は、男性のそれを、女性のそこに挿入れて……。男性というのは、女性のお胸やお尻に性的興奮を覚えるもので……。女性のオーガズムというものは、男性のそれよりも精神的な要因に大きく左右されるもので……。</p>
<p>だけど、ごく当たり前の性知識を備えた後も、子どもの時に育て続けた<ruby>色<rt>・</rt></ruby>は、根深く残ったまま。自分のお胸に突き刺さる他人の視線というものが、私にとっての性癖として固着してしまったのを実感します。</p>
<p>そんな折に、ソーシャル・ネットワーキング・サービス――SNSという場所で、ふと見つけたお店がありました。</p>
<p>「……『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』？」</p>
<p>きっと、それは運命というものなのでしょう。</p>
<p>何となく、本当に何となく、そのお店に、私が求めていたものがあるように感じてならなかったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――以上で、当店の説明は以上となります。改めて、当店をご利用になりますか？」<br />
「は、はいっ」</p>
<p>住んでいるマンションから鉄道を1回乗り換えた先の駅から、歩いてすぐの繁華街――私のお父さまは、こういった雰囲気の地域に住むことを許しはしないでしょう。そんな場所に夜出歩くなんて、いけないことをしているような気がしてお胸がどきどきと鳴ります。</p>
<p>だけど、繁華街の隅っこに建てられた清潔感あるビルの地下に入ってみると、喧噪とは無縁な落ち着いた雰囲気。私はそこで、男性の店員さんより説明を受けました。『いずみ』と書かれた名札を胸に付けた、線が細くて、男性特有の迫力もなければ、いつも自分に向けられるような湿度も粘性もまるで感じさせない、まるで空気のような方です。</p>
<p>・このお店は、マッチング型？のお店です。お客さんが『攻め側』と『受け側』に分かれて、相性のよさそうな人と<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>ことをします。私はもちろん『受け側』です。</p>
<p>・性的快感を与えることについては、大抵のことが許容されます。ただし、暴力などは絶対にいけません。また、本番行為（男性のそれを、女性のそこに挿入れる行為）についてもいけないとのことです。</p>
<p>・このお店は、性的快感を突き詰めたお店。それこそ、『思わず泣き叫ぶぐらい気持ちよくなれるように』と。だからこそ、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』。</p>
<p>そんな説明を受けている間にも、私の全身がそわそわとした緊張に包まれていきます。『もしかしたら、いきなりこのようなお店に来ることはなかったのかもしれない』『最初はもっとこう、恋人を作るとか、そういうところから始めるべきだったのかもしれない』――そんな不安があったけれども、ずっとずっと恋い焦がれ続けてきた欲求がもうすぐ満たされるんだと思うと、もう引き返す気も起こせません。</p>
<p>「それでは、ロッカールームにご案内いたします」</p>
<p>全部の説明が終わって、いよいよ甘美な深淵へと踏み込む――その瞬間でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――こんばんはー！　ズミちゃん、今日もよろしおほおお何その子ぉ！？」</p>
<p>こんな落ち着いた雰囲気のお店で、突然響く、女性の声。高くはないけれども、明るくて、そして大きい。私は思わず、全身をぴょんと跳ねさせてしまいます。</p>
<p>私の目の前で、店員さんがため息をつきました。</p>
<p>「……初めてのお客さまです。その、お手柔らかにお願いしますね」<br />
「あはは、ごめんごめん。いやだって、こんな子見ちゃったら、おおお……！」</p>
<p>私は、自分のまぶたがぱちぱち大きく動いているのを感じながら、振り返って声の主を見つめます。</p>
<p>女性。年は私と同じか、少し上でしょうか。　背が高いそのプロポーションには、パリッとしたジャケットとタイトなジーンズがよく映えます。短い髪、キリッとした目鼻立ち、整った顔立ちだけれども、『美人』とか『かわいらしい』よりも先に『格好良い』という言葉が出てくるような。</p>
<p>「Fカップなんてものじゃない、G、H、I……！　バカな、まだ上がるだと……！？」<br />
「はあ……」</p>
<p>そんな格好良いはずの女性の視線は、ずっと私のお胸に釘付けです。確かに今までも、同性でも<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>目を向けてくる人はいたにはいましたが、これはあまりにも露骨というか……。</p>
<p>「ええと、<ruby>東雲<rt>しののめ</rt></ruby> <ruby>早百合<rt>さゆり</rt></ruby>と申します。よろしくお願いいたします」<br />
「ああ。えと、私は&#8221;ひなっち&#8221;。よろしくねっ」</p>
<p>「よろしくお願いいたします。ひなっちさん」<br />
「じゃあ、今日からここでは&#8221;さゆ&#8221;ちゃんね」</p>
<p>「白湯……？　はあ……」</p>
<p>そんなあいさつをしている最中も、ひなっちさんの視線はずっと私のお胸。何だか、私のお胸と会話しているみたい。もしも、これが最近読み始めた漫画の世界だったら、フキダシが私のお胸から伸びていないか心配になってしまいます。もしも時と場所が違えば、嫌悪感を催していたかもしれません。</p>
<p>けれども……私は少し震える口を開きました。</p>
<p>「あ、あの、ひなっちさん。もしよろしければ、今晩はお相手願えないでしょうか？」<br />
「えっ、マジ！？　いいの！？」</p>
<p>「その、私、お胸の、あれやそれに興味があって。だけど、そういう経験がなくて。ええと、ひなっちさんは私のお胸に、興味？がお有りのようにお見受けしましたので」<br />
「うひょおおおっ♡　するする、絶対する！　おおおお神さま仏様乳神様ありがとうございますううううっ♡」</p>
<p>何とも要領を得ない言葉に、私は自分でげんなりしてしまいます。これがスピーチの舞台なら、お父さまやお母さまに叱られてしまいそう。</p>
<p>だけど、私の内心に反して、ひなっちさんの反応はすこぶる良好だったみたいです。</p>
<p>「ささっ、ロッカールーム行こっ！　私が案内するから、ね」<br />
「は、はい」</p>
<p>「うへへへ、うへへへへへへへっ♡」<br />
「…………」</p>
<p>変な人――確かに、私はそう思いました。こんなにも包み隠さずに、私のお胸に欲望をぶつけてくるなんて。名前も……いえ、ご両親から頂いた大切なお名前に対して言うのも何ですが、『ひなっち』さんという名前もその……あまり聞くような感じではありませんし。</p>
<p>だけど今、この場においてなら、ひなっちさんは実に都合の良い相手だと思えたのです。</p>
<p>ひなっちさんは格好良いけれども女性です。私だって、少し世間知らずかもしれないけれども、男の人に安易に体を許すわけにはいかないという抵抗感があります。</p>
<p>そして、これは……ごまかしようがありません。『自分のお胸を、誰かの欲望のままに、めちゃくちゃにされたい』――私の体は確かに、彼女の欲望にほのかな<ruby>悦<rt>・</rt></ruby><ruby>び<rt>・</rt></ruby>を覚えていて。</p>
<p>どこをどう切り取っても、都合の良い相手。きっと、この出会いも運命というものなのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから私は、ロッカールームで衣服を脱いで、タオルで体の前を隠しながらプレイルームというお部屋に入ります。</p>
<p>「まだお客さんは少ないみたいだねー」<br />
「そ、そうなのですか……」</p>
<p>広い空間、所々に配置されたソファとテーブル。お互いに多少ばかりの配慮がされた仕切り。その間取りは、学友と1度だけ行ったことがあるファミリーレストランに似ています。そこと比べれば、席が少なくまばらでしょうか。</p>
<p>開店して間もない時間に来たからでしょうか。人もまだ少なく、部屋の所々からか細い嬌声が聞こえてくるぐらい。</p>
<p>『ぁ……っ♡　ぅぁあ、ぁぁぁぁ……♡』<br />
『ぅ、ぅう……♡　それ、気持ちいぃぃ……♡』</p>
<p>だけど、たったそれだけでも私には相応の刺激であって、またそれを見てしまうのは何か、これからの楽しみが損なわれてしまうような気がして（ネタバレ……と言うのでしたっけ）。私は真下を見ながら、ひなっちさんのかかとに付いていきます。</p>
<p>行き先は、広いお部屋の隅っこ。</p>
<p>「それじゃあ、ズミちゃんよろしく！」<br />
「はいはい。それでは、ええと、<ruby>さ<rt>・</rt></ruby><ruby>ゆ<rt>・</rt></ruby>さま、お体失礼いたしますね」</p>
<p>それは、このお店に来た『受け側』にとっては、いつもの段取りのようです。</p>
<p>鉄パイプを縦横に組み合わせて作られたような拘束具（フレームバインダーというらしいです）に、体が拘束されていきます。両手首、両太もも、両足首、腰、首。両腕はガッツポーズ、両足はがに股――最初は『すごい道具だなあ』と関心して見ていたのですけれども、いつの間にかとても恥ずかしい姿勢になっていることに気付いて、私は自分のお顔がとても熱くなるのを感じました。</p>
<p>「ズミちゃん、高さ低くして！　今日はおっぱいデーなの！」<br />
「心得ています。今日と言わず、貴女はいつもそうでしょう」</p>
<p>最後に、拘束具全体が、私の体ごとほんの少し上下します。私よりも背が高いはずのひなっちさんを、頭一つ分だけ見下ろす高さ。</p>
<p>それで、全部の準備がおしまい。店員さんは、『それではごゆっくり』とお辞儀をしてから、どこかへと行ってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「う……」</p>
<p>人生で1度も取ったことでないであろう格好に、筋肉がおのずと矯正力を働かせます。だけど、元の格好に戻ろうとした手足は、きちりという音を鳴らすだけ。この拘束は頑強でした。</p>
<p>むき出し。無防備。逃げられない――私は自分の置かれた状況をようやく理解してきたみたいで、段々と、緊張と不安で全身がこわばっていきます。</p>
<p>だけどその時、ひなっちさんが私のこめかみの辺りに手を添えました。</p>
<p>「大丈夫だよ、心配しないで」<br />
「っ……」</p>
<p>「今晩は、二人きりでしようか。大勢でする子もいるけど、ハードル高いだろうからさ」</p>
<p>広いお部屋を、私の視界から隠すような手のひら。部屋の所々からは相も変わらず喘ぎ声が聞こえるけれども、今私が見えるのは、ひなっちさん1人だけ。心のどこかで安心する一方、不思議とどぎまぎします。</p>
<p>「どうしたの？」<br />
「い、いえ……。お願いします」</p>
<p>餌を前にしたワンちゃんのように、私のお胸を見てハアハアしていた様子はどこへやらでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>拘束されている私の正面に立ったひなっちさんが、両手で私のお胸を持ち上げます。</p>
<p>「っ」</p>
<p>下から手のひらで支えて、左右に優しく揺らす。私のお胸が、お餅のように揺れる。私に性的快感を与えるためというよりは、何か具合を見るためのような手付き。</p>
<p>思えば、こうも他人にまじまじと自分のお胸を見られることなんて、生まれて初めてかもしれません。こんなにも珍しく大きなお胸ですから、醜いところがないだろうか不安になります。</p>
<p>「ううん、すごくきれいだよ。大きいのに張りがあって、シミもない」<br />
「そう、ですか……」</p>
<p>「乳首大きいね。小さい頃から1人でシてた？」<br />
「シた……マスターベーションのこと、ですか？　ええと、実家が厳しかったので、あまり……」<br />
「そっか。じゃあ元からだ」</p>
<p>「その、良くない、でしょうか？」<br />
「ううん。触りやすくていいと思うよ」</p>
<p>うそはついていないけれども、少しだけ、本音は隠しました。小さい頃は習い事とか勉強とかで忙しくて、マスターベーションをしようなんて考えもしませんでした。だけど、成人して、こうして一人暮らしを始めた後は……。</p>
<p>そう言えば、私自身も、自分のお胸をしっかり観察することなんて、あまりなかったかもしれません。</p>
<p>お胸というのは決してまん丸ではなく、重力に従って滴の形になります。斜めに傾いた滴の底部には、ピンク色のつるつるした乳首。その大きさは、100円玉を3枚か4枚重ねたぐらいはあって、乳輪はさらにもう一回り外側に。お胸自体が大きいですから、あまり気にならないバランスでしたが、確かにこの乳首が小さなお胸に付いていたら、少々不釣り合いに見えるでしょう。どうやら私の乳首は大きいらしいです。そう思うと、何だか少しお顔が熱くなる気がします。</p>
<p>「それじゃあ、乳首に触ってみるね」<br />
「んくっ……！　っ、ん……」</p>
<p>ひなっちさんが、そんな大きな乳首に人差し指を添えました。すりすり、すりすり。細くて、柔らかい指です。</p>
<p>「ふーん。なるほど」<br />
「あ、あの、どうでしょうか……？」</p>
<p>「くすくす、君が聞くの？」<br />
「あ、いえ。その。私のお胸は、どうなのかな、って。その、感度とか……？」</p>
<p>また、たどたどしい言葉。</p>
<p>苦し紛れに出た言葉だけれども、気になる部分でもあります。人の体がどれだけ感じられるかは、個人差があると聞きます。私のお胸はどうなのでしょうか？</p>
<p>「感じやすいほうではないね」<br />
「そう、ですか」</p>
<p>「大丈夫だよ。まだ、慣れてないだけだから、がっかりしないで。今日はたくさん気持ちよくしてあげる」<br />
「っ……♡」</p>
<p>この人は、本当に先ほどのひなっちさんと同じ人物なのでしょうか。目の前でほほ笑む表情は本当に格好よくて、私はつい見とれてしまいます。</p>
<p>だけど、私の視線が彼女のお顔に釘付けになっている時、不意に異質な感覚がお胸を襲ったのです。</p>
<p>「――ひぁっ！？　ぁくっ、ふふふふぁぁ……！」</p>
<p>それは、くすぐったさ。ひなっちさんが、両手を目いっぱい開いて、細い10本指を私のお胸に当てていました。そして、その指先をぞぞぞ、ぞぞぞと少しずつすぼめていくのです。学校で、学友たちがお膝をくすぐり合っているのを見たことがありますけれども、その時と同じ手付き。あの時は何となく『くすぐったそうだな』と思いましたけれども、まさか今、お胸にされるだなんて。</p>
<p>「あ、あの、これっ、くすぐった……！？　ぁくぅっ、ふふふぅぁ……！」<br />
「だめだよ、動かないで」</p>
<p>「そ、そんなこと言われてもぉ……！　んぁっ、ひゃぁぁ……！？」</p>
<p>ぞくぞくぞく、ぞくぞくぞくぞく。全身が鳥肌立っていきます。</p>
<p>指先でお胸をぞわぞわさせるこの手付きは、とても厄介でした。ただくすぐったいだけではありません。段々とすぼめられていく指先は、だけど乳首には絶対に触れてくれないのです。1番触られたいはずの部位にちっとも触れてもらえなくて、とても焦れったい。</p>
<p>「まずは、おっぱいを隙間なく、ゾクゾクで埋めてあげる」<br />
「それ、や……！　気持ちいいわけじゃ、な、ひゃぁぁ……！？」</p>
<p>「おっぱいが大きくて、手が届かないや」<br />
「ぅひぅっ！？　や、あっ、お胸の付け根、指先でくるくるしひゃらっ、ぁぁぁぁぁ……っ！」</p>
<p>「腋の下とかも、結構大事なんだよ？」<br />
「んやはっ、あはははははははははっ！　くすぐったいですっ、やめっ、やめてくださいぃぃっ！？」</p>
<p>ひなっちさんは、私をもてあそんでいるのでしょうか？　だけど、その表情は真っすぐで、格好良くて、素敵だから、私は抵抗できません。そもそも、全身をぎちぎちに拘束されているのですから、私にできる抵抗なんてせいぜい、全身の筋肉をぎゅうぎゅうに絞って、上半身を頼りなくよじってお胸を小さく揺らすぐらいです。</p>
<p>「はっ、はぁ……！　はぁぁ……！」</p>
<p>お胸を隙間なくくすぐられて、全身がすっかり鳥肌立った頃、ひなっちさんはようやく私から手を離しました。私ははあはあと荒立った息を整えます。想像と違う――何だか、少し背筋がじりじりする心地。</p>
<p>そんな私の心境を知ってか知らずか、ひなっちさんはどこからか箱を持ってきて、テーブルの上に置きます。片手で抱えるには少し大きめの、白いプラスチックでできた箱です。</p>
<p>「このお店は、こういう道具もそろえてるんだよ」</p>
<p>がさがさ。ひなっちさんが箱から取り出したのは、筆。私が目をぱちぱちさせても、それはやっぱり筆でした。お習字で使う、だけど使い古したように先がぼさぼさに開いた筆です。</p>
<p>今、この場で、お習字をするとは到底考えられず、私はその道具の用途にぴんと来ません。ひなっちさんはそんな私に、行動でもって答え合わせをしてくれます。</p>
<p>「ひぅっ！？」</p>
<p>お胸の膨らみを1周するように、筆先でさわり、さわり。なるほど、この筆はお胸を刺激するためのもののようで。だけどその道具は、私にとって、何というか……とても好ましくない選択のように思えました。</p>
<p>「っ、ぅぅ……！　あ、あの、これ、刺激が弱すぎて……！？　くっ、ぅぅぅ……！」</p>
<p>もしもこれが新品の筆で、先がぴんと尖っていれば、集中した毛先の強い刺激に悦ぶことができたかもしれません。だけど、ぼさぼさに開いた筆は、線維がまばら。1本1本の線維が気まぐれのようにお胸をこしょ、こしょとくすぐっていく刺激は、あまりにも中途半端。決して無視することはできず、だけど物足りないのです。</p>
<p>それは、ようやく乳首に触ってもらっても同じでした。</p>
<p>「ぁぐっ、ぅぅぅぅぅぅっ！？　これ、気持ちよくない……！？　気持ちよくないです！？」</p>
<p>私はぎちぎちと全身を硬直させます。</p>
<p>ずっとずっと触ってほしかった乳首が、気持ちいいような、気持ちよくないような。その中途半端は、実に不快でした。いっそのこと、まったく触ってもらわないほうがまだ楽だったでしょうに。</p>
<p>もう限界！　私はとうとう叫びました。</p>
<p>「も、もうやめ――っ！　どうしてっ、どうしてこんなことするんですかぁっ！？」</p>
<p>すると、ひなっちさんは手の動きを1度止めてから、キスができそうな距離でささやきました。</p>
<p>「せっかくだからさ、今日はさゆちゃんのおっぱいを開発してあげようかなって」<br />
「か、かいは、つ……？」</p>
<p>「そ。今は我慢の時間だよ」<br />
「ぁくっ、また、筆で――！？　ぅぅぅぅ……！？」</p>
<p>ひなっちさんは私の頭をなでてから、また私の乳首を筆でなで始めます。</p>
<p>だけど、私は納得できていませんでした。その言葉に、ぴんと来ていなかったのです。知識としては知っています。女性の体というのは、然るべき処置をすれば、その分だけ敏感になれるのだそう。知っています、知っていますけれども、ひなっちさんはこんなにも優しい刺激で、私の神経を掘り起こそうと言うのでしょうか。もっと指ですりつぶすとか、爪を立てるとか……。</p>
<p>「っ、ふぁ、ぅ……！？　も、もう、もう十分じゃないですかあっ！？　もう、何時間も……！？」<br />
「そんなに時間たってないよ？　さっき始めたばかりじゃない」</p>
<p>「そ、そんなうそ――！　ぅあっ、やめ、乳首の真ん中ほじくっちゃ、ぁぁぁ……！？」<br />
「ああ、このお店、時計がないんだった。でも、うそじゃないよ」</p>
<p>それから、ひなっちさんはしばらく、私の乳首をまばらな筆でくすぐり続けます。私は拘束具をきしきしと鳴らしながら暴れるけれども、体はほとんど動きません。お胸がゆさゆさと揺れるだけでは、乳首がくすぐったい筆から逃がれることもできません。</p>
<p>元々大きい乳首が、満足することなく、どんどん硬く、大きくなっていく。女性器から愛液が垂れて、内股を伝っていく。まるで餌をずっとお預けにされているワンちゃんのようです。もしかして、出会った当初、心の中でひなっちさんのことをワンちゃんと称したのを恨んでいるのでしょうか。それにしたって、これはあんまりなのではないでしょうか？</p>
<p>「く、ぅぅぅ、ぅぅぅぅぅ……！　っ、ぅ゛ぅぅ……！！」</p>
<p>まるでワンちゃんのうなり声のよう。不信感と焦燥感。私の口から、私の思いも寄らない暴言が吐き出されてしまいそうな……。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけどそんな地獄のような時間は、突然終わります。</p>
<p>合図か兆候か、そんな何かがあったのか、なかったのか。不意に、本当に不意に、ひなっちさんは私の両乳首を指でこりっとつまんだのです。</p>
<p>「――ぉ゛ぉおぉぉぉッ♡♡♡」</p>
<p>私はその瞬間、拘束具をひときわ大きく、きしりと鳴らしました。驚きのあまり、みっともない声を上げてしまったことに恥じらうことすらできず、目をしぱしぱさせるだけ。何をされたのか、その瞬間では理解できなかったのです。</p>
<p>「開発、うまくいったね」<br />
「ぉ゛、ぉ、お……ッ♡　な、ぉ……！？」</p>
<p>「よく頑張ったね。それじゃあ、これからはたっぷり気持ちよくなる時間だ」<br />
「ぁぅあ゛っ♡♡♡　やっ、指、動かしたら、ぁ゛んんんんんんっ♡♡♡」</p>
<p>ふにふに、ふにふに。つまんだ指が、乳首をもみほぐします。</p>
<p>まるで、全身の神経が何倍、何十倍も太くされてしまったかのよう。乳首を押しつぶされる甘い感覚が脊髄を通って、声帯を震わせる。それではちっとも消費し切れない快感が女性器に流れて、少し遅れてじゅわ、じゅわと染み出していく。</p>
<p>心の中で沸々としていた不信感だとか焦燥感だとかが、あっという間に溶けていくのを感じました。</p>
<p>「さゆちゃんは、どんな触り方が好き？　こうやって、ふにふにされるのは？」<br />
「ぁ、ぁ゛ぁ、ぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡　変、それ変ですうううっ！！？」</p>
<p>「次に、ちょっと強めに、きゅーっ」<br />
「ん゛ぉぉぉぉぉおッ♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉお、お゛――ッ♡♡♡」</p>
<p>「すごく気持ちよさそう。それじゃあ、爪で乳首を優しくかりかりするのは？」<br />
「ふわぅぉ゛ぉぉぉぉぉおッ♡♡♡　ぉ゛あッ！！？　だめ、だめぅぁ゛ぁぁぁぁぁあッ♡♡♡」</p>
<p>「あれ？　こっちが正解だったんだ」<br />
「やめっ、1度、やめ――♡♡♡　かりかりだめっ、それ、乳首変になぁ゛ぁぁぁぁッ♡♡♡」</p>
<p>「まさか。せっかく気持ちよくなったんだから、たっぷりシてあげる」<br />
「おかしいっ、おかじいですぅぅぅうっ！！？　ど、しでっ、こんな乳首が敏感に、ぁ゛♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉぉぉおおおっ♡♡♡」</p>
<p>「それはね、さゆちゃんがエッチだからだよ。『気持ちよくなりたい、気持ちよくなりたい』――ずっとそう思ってたから、体がそれに応えちゃったんだ。……確かに、ものすごく簡単に開発されちゃったね。普通の子じゃあ、絶っ対にこうはならない」<br />
「そんな、私、そんなのじゃ、あ゛――♡♡♡　あ゛、だめ、続けられたら、あ゛――♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ぉ゛――♡♡♡　ぉ゛ぉぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>しつこく乳首をかりかりされたせいで、気持ちよさがお胸でぱんと破裂して、全身をがたがたと震わせます。少し時間がたってから、私はそれが『オーガズム』であると理解しました。生まれて初めてのオーガズムに、まさかお胸だけで達してしまうなんて。女性器とは、一体何のためにあったのでしょうか。</p>
<p>そして、続けられる乳首かりかり攻撃。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡　ちょっど、待――♡♡♡　今、お゛ぉ、がずッ、ぅぉ゛♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉぉおッ♡♡♡」<br />
「イッた後の乳首責められるの、すごく気持ちいいよね。私、このお店で会う子には必ずやってあげるって決めてるんだあ」</p>
<p>「待ってくださっ♡♡♡　これ、本当に――♡♡♡　ぅ゛ぁぁぁぁぁぁぁあッ♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああーーーー♡♡♡」</p>
<p>今日に至るまでずっとずっと恋い焦がれ続けて、今に至るまでずっとずっと焦らされ続けて、ようやくやってきた気持ちよさ。</p>
<p>そのはずなのに、私の反応は、私自身の想像とすら違っていました。</p>
<p>「やめ、いったんやめでくだざいぃぃぃぃぃッ♡♡♡　これ、つよすぎっ、乳首かりかり強すぎるがらぁぁぁぁぁぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあッ♡♡♡」</p>
<p>私はもっと、こう、うっとりと蕩けるような気持ちよさを想像していたのです。だけど、この気持ちよさはあまりに強すぎて、甘すぎて。</p>
<p>100円玉を3枚～4枚重ねたような大きさの<ruby>ぽ<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby>に触れられるだけで、全身が否が応でも反応させられる。両手と両足の指がわきわきと忙しなくうごめいて、女性器の周りにある筋肉がポンプのように収縮する。口からは、お父さまとお母さまには絶対に聞かせられないような、汚く濁った声があふれるばかり。</p>
<p>「ぁ゛、あぁぁッ♡♡♡　また、来ちゃう――♡♡♡　きちゃいま――♡♡♡　ぁお゛ぉぉぉッ♡♡♡　ぉ゛ぉぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>1度目の絶頂から、ずっと乳首をかりかりされ続けて、休む間もなく2度目の絶頂。私は歯を食い縛りながら、全身を痙攣させます。不思議と、目から涙がぼろぼろとこぼれ始めました。泣いたなんて、いつ以来でしょう？</p>
<p>もう十分。私はそう思ったけれども、ひなっちさんが拘束具を解いてくれる気配は、ちっともありませんでした。</p>
<p>「はっ、ぁ゛ぁ……♡♡♡　はぁ゛ぁぁ……♡♡♡　もぉ、や゛め……ッ♡♡♡」<br />
「せっかくの初めてなんだから、指だけじゃもったいないよね」</p>
<p>ひなっちさんが、白い箱の中から何かを取り出して、テーブルの上に並べていきます。</p>
<p>ああ、見たことがあります。私がインターネットを漁るようになってから知り、だけどついぞ買う勇気が出なかった、『大人のおもちゃ』というものです。私の人並みで拙い性知識では、どんな道具なのか分からないものもあります。このお店には、一体どれだけ、性感をもてあそぶ道具があるのでしょう。</p>
<p>その光景は、今夜という時間の永さを想像させるには十分なもの。じくり、じくりと、目からこぼれる涙が、量を増していきます。</p>
<p>「さゆちゃんのお気に入り、見つけてあげる」<br />
「ぅぁ、ぁ、ぁ……！？」</p>
<p>ひなっちさんの優しく、だけど鋭いほほ笑みに、私は何も言えません。</p>
<p>ひなっちさんとの行為に夢中になっていたから、気付きませんでした。いつの間にかお店にはたくさんのお客さんが入っていて、プレイルームのあちこちから声が聞こえます。</p>
<p>『やめ゛でぐだざいぃぃぃぃぃぃぃいいッ♡♡♡♡♡　もういぎだぐなッ、いぎだぐないぃぃぃぃぁあ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡』<br />
『ごめんなさいごめんなざいごべんなざいぃぃぃぃぃぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　あやまるがらッ、もうイがせるのやめ゛――♡♡♡♡♡　いやぁ゛ぁぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡』</p>
<p>『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』――私もその悲鳴の一部になると思うと、体は熱いのに、がちがちと震えるようでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、ひなっちさんによる残酷な『大人のおもちゃ体験会』が始まりました。</p>
<p>最初はローター。</p>
<p>「ひゃぅぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああッ♡♡♡♡　何これっ、何だかくすぐったひゃッ♡♡♡♡　んぁ゛ぁんんんっ、ひぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡」</p>
<p>これは私でも、インターネットで見たことがあります。親指ぐらいの大きさのおもちゃで、スマートフォンのバイブレーションのように小さく振動するのです。</p>
<p>たったそれだけのおもちゃだけれども、敏感になった乳首に当てられると、神経が振動にくすぐられるようです。口の奥がくすぐったくなって、歯がかちかちと鳴ります。</p>
<p>「手で持っていじめるのもいいんだけど。こうやってバンテージテープで乳首に固定するとね」<br />
「なにしてッ♡♡♡♡　これ、外れな――♡♡♡♡　ろーたーが、ずっと乳首責めでッ♡♡♡♡　ぇ゛ぅぉぉぉぉおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>「はい、できた。どう？　もしも、私がこのままお手洗いに行っちゃったら……」<br />
「ひ――ッ♡♡♡♡　やめ、行がないでくだざいぃぃぃぃぃッ♡♡♡♡　私、このままッ♡♡♡♡　そんな、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡♡　ぁ゛ぐぅぅう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「大丈夫、行かないよ。このまま見ててあげる」<br />
「そ、ぉ゛ッ♡♡♡♡　それな゛ら、これ、外し――♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぉ、ぉ゛ぉぉぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私は、大人のおもちゃの恐ろしさというものを知りました。</p>
<p>人の力を必要とせず、電池さえあれば動き続ける。全身を拘束されるということが、この延々淡々と続く快感とどれだけ相性が良いことか。</p>
<p>ひなっちさんは、おもちゃにいじめられる私を助けてはくれず、じいっと見つめるだけ。その間に、私は2度、3度とオーガズムに達しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「次は、こーれっ」<br />
「ひぁ――！！？　ぅ、ぇ、ぇ――！！？」</p>
<p>乳首が隙間なくすっかり甘くなった後、ひなっちさんがバンテージテープを剥がして、次に取り付けたのは吸引機でした。理科の授業で使う試験管のような小さなシリンダーの先端に、ゴム製のポンプが付いているのです。</p>
<p>私は『ええ！？』と思いました。信じられませんでした。乳首を吸引する道具というものは知っています。だけどそれは、赤ちゃんに与える母乳を搾るためにあるものでしょう？</p>
<p>だけど、ひなっちさんがポンプを収縮させてシリンダーの空気圧が変わると、その変化に、私は悲鳴を我慢できなくなりました。</p>
<p>「んぐあ――♡♡♡♡　これ゛、きつ――♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉ、ぉ゛ぉぉぉぉぉぉぉッ♡♡♡♡」</p>
<p>強い力。それはもう、搾り上げるというよりは、縛り上げるかのような圧迫感。それによって、乳首の神経が浮き彫りになっていくような――。</p>
<p>「元々大きい乳首だから、膨らんだらシリンダーにすっぽり収まっちゃったね」<br />
「っふ、ぅぅぅぅぅ、ぅ゛ぅぅぅぅぅぅ――♡♡♡♡」</p>
<p>「吸われるだけじゃあ退屈かな？　だけど、もうちょっと待ってね。次はすっごく気持ちいいから」<br />
「んぅぁ゛ッ♡♡♡♡　やめっ、きゅーいんぎッ♡♡♡♡　指で弾かないで♡♡♡♡　っ～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>幸いにも、それだけでオーガズムに達することはありませんでした。だけど、乳首の神経を浮かせるような感覚は、吸引機を外しても元に戻りません。何だか、乳首の神経が室内のわずかな空気の流れすら感じ取れるようになってしまったような気がします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、最後に取り出したのは……それはもう、私の性知識では何なのかまったく分かりませんでした。</p>
<p>二つのお椀のような、あるいはブラジャーのような機械。形状からして、きっとお胸にかぶせるようにして使うのでしょう。お椀の内側、お胸にかぶせたら乳首に当たるであろう部分には、シリコンの塊があります。丸みを帯びて湾曲したその形状は、まるで舌のよう。そして、その舌はピンク色の液体に濡れていて。</p>
<p>観察、想像、……そして、理解。</p>
<p>「ま、待って、くださ――ッ♡♡♡♡　そ、その機械、は――ッ♡♡♡♡」</p>
<p>声を上げるのが、あまりにも遅すぎました。その機械は、既に私のお胸にかぶせられた状態。次の瞬間、シリコンの舌が、乳首を舐るようにニュルニュルと回転し始めたのです。</p>
<p>「ふわぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおッ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「乳首をにゅるにゅるされるのが1番好き？　じゃあ、これはしばらく付けといてあげるね」<br />
「いやっ、いや゛ですぅぅぅぅぅぁ゛ぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡　やめっ、やめでえッ♡♡♡♡　外して、外しでくだざいぃぃぃぃぃぃぃぁ゛ぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>思った通りの動き、だけど予想以上の快感。</p>
<p>シリコンの舌を濡らしていたピンク色の液体は、ラブローションというものでした。乳首とシリコンの摩擦を極限まで減らすそのぬるぬるが、まるで本当に人の舌に舐められているかのような錯覚を生みました。直前まで吸引機で乳首を搾られていたこともあって、敏感になっていた私は4度、5度と立て続けにオーガズムに達してしまいます。</p>
<p>いつしか、私は泣きながらひなっちさんに『やめて』と懇願するようになっていました。不思議な感覚です。このお店に来た時は、あんなに『気持ちよくなりたい』と思っていたのに。今では、あまりに気持ちよすぎて、気持ちいいことが不快なのです。</p>
<p>だけど、どれだけ泣き叫んでも、ひなっちさんはやめてくれません。だって、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』では、女性が泣き叫ぶぐらいのことは日常茶飯事なのですから。言い換えるなら、『どれだけ泣き叫んでもやめてくれない快楽風俗店』。</p>
<p>「乳首だけじゃあ寂しいよね？　おもちゃってね、こういう時に便利なんだあ」<br />
「ぃ゛や――♡♡♡♡　お胸、触っちゃ――♡♡♡♡　これいじょっ、気持ちッ♡♡♡♡　ぁお゛っ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>それどころか、乳首を機械で舐られている間に、ひなっちさんがお胸全体をもてあそび始める始末。オーガズムに達すれば達するほど、乳首が、そしてお胸全体が敏感になっていくのを感じました。</p>
<p>お胸をなでる。</p>
<p>「ひぁ――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡♡　ひゃっ、ぁ゛あっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>もむ。</p>
<p>「んぉ゛、ぉ゛ぉぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぉごッ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>揺らす。</p>
<p>「ひぅあ゛っ♡♡♡♡　ぁ゛っ、あっあっぁっぁ゛ぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡♡　ぁぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡」</p>
<p>くすぐる。</p>
<p>「ぃひひゃっははははははははははぁぁぁッ♡♡♡♡　ひゃぁ゛ッ♡♡♡♡　ぁひゃぁ゛ぁぁぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>最初は、何も感じなかったり、ただくすぐったいだけだったはずなのに。今では、その一つ一つが嫌になるぐらい気持ちいい。ひなっちさんの指の動き一つ一つに素直に反応してしまう私は、楽器か何かになったかのよう。私はどうやら本当に、お胸を丸ごと弱点にされてしまったみたいです。</p>
<p>私は、人の弱点というものは、小さくて、ひっそりしているものだと思っていたのです。それはまるで、竜の逆鱗のよう。女性の体だって、クリトリスという部位は1番敏感だと聞きますけれども、それは本当に小さいですし、誰かが触れることなんてまずあり得ない場所にあるでしょう？</p>
<p>こんな、体の前にある大きなものが丸ごと弱点になってしまうなんて、誰が信じられるでしょうか。</p>
<p>「ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　もぉ゛、いぎだぐなッ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>おもちゃも、指も、どれもこれも本当に気持ちがよくて、私は数え切れないぐらいオーガズムに達してしまいます。気持ちいいのがつらい、もう嫌だ、もうオーガズムに達したくない。</p>
<p>……それなのに、心の奥底が、まだ乾いている。何か、快感の深層に、薄いフィルムがぴちりと貼られているような。その違和感の正体は、私自身で気付くことはできず、ひなっちさんが教えてくれるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>散々オーガズムに達して、身も心もへとへとで、だけど子宮はくるくるとうるさいぐらいうずいたまま。</p>
<p>「ひぁ、ぁ゛ぁ……♡♡♡♡　ぉ゛ぉ、ぉ……♡♡♡♡」</p>
<p>その時、ひなっちさんが私のお胸に付いたおもちゃをぺりりと剥がし始めます。そして、私の汗が付いたそれをテーブルの上に無造作に投げた後、私のお胸をじいっ。</p>
<p>終わり……？　安堵感半分、物足りなさ半分。</p>
<p>だけど、心と体がほんの少し落ち着いてくると、連続オーガズムのさなかでは気にも留めていなかった<ruby>音<rt>・</rt></ruby>を、私はようやく認識できるようになったのです。</p>
<p>「ふーっ、ふーーーーっ♡」</p>
<p>それは、目の前に立つひなっちさんの吐息。私がぐったりしていた自分の頭を持ち上げてみると、ひなっちさんのお顔は真っ赤で、その表情には興奮がありありと浮かんでいました。へとへとの私はびっくりするだけで、思考が追い付かないけれども、ひなっちさんが手に何か着せていることに気付きます。</p>
<p>グローブ――だけど、冬に着ける防寒具とも、野球部員が付けるものとも、あまりに見た目が違っていました。ビニール、いや、シリコン？　布とは明らかに違うつるつるした素材だけれども、手のひらから指先までにびっしりと<ruby>毛<rt>・</rt></ruby>が生えています。太さは2mmぐらい、長さは1cmにも満たない<ruby>ぷ<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby><ruby>ぷ<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby>の毛が、何百本も生えているのです。そしてそれはみんな、ピンク色のラブローションに濡れていて――。</p>
<p>ひなっちさんは、そのまるでブラシのようなグローブを、私の胸にじょりりと擦り付けたのです。</p>
<p>「――ぅ゛あぉ゛ぉぉおッ♡♡♡♡」</p>
<p>じょり、じょり。</p>
<p>「ぉ゛お――♡♡♡♡　ぉ゛ッ、ぉっおっおっおっぉ゛ぉぉおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>じょりじょり、じょりじょりじょりじょり。</p>
<p>「ぉ゛ぉぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおーーーーッ♡♡♡♡」</p>
<p>最初は遠慮がちに、恐る恐る。そして、段々と我慢できなくなるように、速く、強く。</p>
<p>ラブローションに濡れたシリコンが乳首を舐る感覚は、指とは明らかに違う。ローターとも、吸引機とも違う。最後のお椀状のおもちゃに少し似ているかもしれない。だけど、あれはもっと無機質的だった。規則正しかった。一定だった。</p>
<p>この感覚はもっと――私が言語化に至るよりも早く、<ruby>声<rt>・</rt></ruby>が聞こえました。</p>
<p>「……ほんと、かわいい」</p>
<p>ぼそりと呟いたひなっちさんの声は、びっくりするほどの湿度と粘性を帯びていて。</p>
<p>そこにいるのは、楽しそうにお話しする、ちょっと変なひなっちさんではありません。優しく導いてくれる、格好良くて素敵なひなっちさんでもない。もう、笑ったり、優しくしたりする余裕もないぐらい、興奮しているひなっちさん。</p>
<p>「――――<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>、だめ、です――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>そう、そうだ。ひなっちさんは、ただひたすらに、私のお胸に興奮しているんだ――それを実感した瞬間、私の中で、何かがぱんと花開くのを感じたのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――それだめですッ♡♡♡♡♡　それだめですう゛ぅぅぅぅぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>ッ♡♡♡♡♡　<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が1番きもぢひッ♡♡♡♡♡　気持ぢいいがらぁ゛ぁぁぉぉぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛あ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までにない感覚が、私のお胸を襲いました。他のおもちゃでも得られるであろう強さの刺激のはずなのに、今まで受けたどの気持ちよさをも凌駕していました。私は、快感の深層にあった最後の<ruby>障<rt>・</rt></ruby><ruby>壁<rt>・</rt></ruby>が何だったのかを知りました。</p>
<p><ruby>欲<rt>・</rt></ruby><ruby>望<rt>・</rt></ruby>。自分のお胸を、誰かの欲望のままめちゃくちゃにされたい――優しく私を導いてくれていたひなっちさんは、格好良かった、素敵だった、うれしかった。だけど、足りなかったのです。</p>
<p>今、ひなっちさんは取り繕う余裕もないぐらい、私に興奮してくれている。欲望のまま、私のお胸をめちゃくちゃにしてくれている！</p>
<p>「『1番気持ちいい』なんて言われちゃったら、私、もうやめられないじゃない……♡」<br />
「ぁ゛ぁおッ♡♡♡♡♡　手付きっ、もっとめぢゃぐぢゃになっでッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>自分のお胸を、誰かの欲望のままめちゃくちゃにされたい――このブラシ状のグローブは、その欲望を叶えるのにこの上ない道具だと気付きました。</p>
<p>そのグローブは、確かに人の手ではあり得ない感覚を生み出します。ラブローションでぬるぬるになった無数の毛が、皮膚の摩擦を無視して、神経を直接舐るよう。</p>
<p>だけど、その感覚の奥に、確かにひなっちさんの<ruby>欲<rt>・</rt></ruby><ruby>望<rt>・</rt></ruby>が混じり込んでいるのです。柔らかな肉を揉みしだきたいという手のひらの力み、硬くなった乳首をもてあそびたいという指のうごめき、それらを丸ごと抱き締めたいという腕の締め付け。全部が全部伝わってきて、ひなっちさんが私のお胸にどれだけ興奮しているか分かってしまう。</p>
<p>それが、私を今までで1番気持ちよくしたのです。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあッ♡♡♡♡♡　やめで、やめでぐだざいぃぃぃぃぁ゛ぁぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　づらいでず、ぉ゛ぉおッ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>気持ちいい、苦しい、気持ちいい、つらい。</p>
<p>やっと出会えた、私の理想の快感。だけど、私の体はもう、許容量をすっかり超えてしまっていました。私はその快感を受け入れることができず、ただ泣き叫びながらイキ続けるだけ。</p>
<p>「やだ、絶対にやめてあげない……♡」<br />
「そんな゛、そんな゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁぐぉ゛ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁあああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>私がこんなにも気持ちよさそうにするから、ひなっちさんの手付きはどんどん遠慮がなくなっていきます。いろいろなおもちゃを使って私のお気に入りを探し出したように、今度は手の動きで、私の反応を引き出していきます。</p>
<p>例えば、手を少し遠ざけて、手袋に生えたブラシの先端だけで、お胸の表面をなでる。</p>
<p>「ふぁ、ぉ゛♡♡♡♡♡　ひゃぅぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぞくぞくが、止まらにゃ――♡♡♡♡♡　ぁ゛ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>最初は、焦らされるのがあんなに嫌いだったはずなのに。今はもう、そのくすぐったい刺激だけでオーガズムに達してしまう。</p>
<p>だけど、ひなっちさんのほうがきっと、焦れったい動きをするのに焦れてしまったのでしょう。すぐにがっつくように、両のお胸を激しくもみしだき始めます。</p>
<p>「んぐぉ゛♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡　おぐッ、奥に届かせるの゛、やめ゛♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>胸の奥に、何か<ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ぼ<rt>・</rt></ruby>があるような気がします。指を食い込ませてそのつぼを刺激されると、ぞぞぞぞという快感が背筋を上ってくるのです。</p>
<p>そして、ぐにぐにと揉みしだく動きは、段々と擦り付ける動きへ。胸の横から下の付け根をじょりじょりされるのは、くすぐったい。</p>
<p>「ぃひゃぁ゛はっはっはははははははぁぁぁぁぁぁああッ♡♡♡♡♡　なに゛ゃッ♡♡♡♡♡　ぐすぐっだひっ、はずなの、にぃ゛ぃぃぃいいッ♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ゃ゛ぅぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>少しだけ、ほんの少しだけ『おかしい』と思いました。だって、この動きは間違いなく、私のことをくすぐっています。普通なら、こんなことをされたら私はみっともなく笑い転げてしまうはず。それなのに気持ちいい。胸の付け根という微妙な部位が、くすぐったさで、何度も何度もイカされていく。</p>
<p>ああ、だけど、やっぱり乳首が1番気持ちいい。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぅおッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉおお、ぉ゛ぉぉぉおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>じょりじょり、じょりじょりと腕を動かすたびに、無数のシリコンの毛が、不規則に乳首を舐っていきます。ほじくり、弾き、転がり、引っかかり――激しく、途切れず、飽きることのない快感。</p>
<p>私史上の快楽最大値が分かると、ひなっちさんはもう、あの手この手で私の反応を引き出そうとはしませんでした。手のひらから生えたシリコンのブラシを、ただひたすら私の乳首にじょりじょりと擦り付けるだけ。</p>
<p>「ぁ゛ぅお゛♡♡♡♡♡　ぉ゛っおっぉ゛ぉぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛おおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>『ねえ見て、あそこの2人。すっごく気持ちよさそう……♡』<br />
『すごぉい……。おっぱいだけで、あんなにイクなんて……』<br />
『邪魔しちゃいけないけどさ。でも、うわあ、ふわぁ……♡』</p>
<p>「ぉ゛ぉぉおおッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉぉぉおッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおおおおおおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>周りのお客さんたちが、遠巻きに私のことを眺めているのに気付きました。</p>
<p>ここのお店の人たちは、みんなお行儀が良くて、紳士的です。それでも、その視線の湿度と粘性は隠しきれるものではありません。自分のお胸を、誰かの欲望のままに、めちゃくちゃにされながら、その痴態を大勢に見られる――それはまるで、私の性の目覚めが、そのまま昇華されたようなシチュエーション。</p>
<p>こんなにも苦しいはずなのに、つらいはずなのに。もうずっと、このままでいたい。</p>
<p>「おえがッ♡♡♡♡♡　もぉ゛やめッ♡♡♡♡♡　おむねが壊れぢゃうッ♡♡♡♡♡　しんじゃうッ♡♡♡♡♡　ぅ゛ぉぉぉおおおおおおッ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その心とは裏腹に、肉体はただ拒絶反応を起こし続けるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……段々と、眠くなってきました。</p>
<p>「ぅぁお゛……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉぐ、ぉ゛、ぉ゛ぉぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>私はいつも、22時に眠ります。夕方から開くこのお店に入って、今は何時なのか分かりません。だけど、この眠気は今の時刻とは関係がなさそうです。いつものそれとは違って、抗いようがなくて、深くて、まるで全てが沈んでいきそうな――ああ、そっか。これは『気絶』か。</p>
<p>「さゆちゃん、もう限界？」<br />
「ぉ゛お、ぉ゛ぉぉぉおおお……♡♡♡♡♡」</p>
<p>ひなっちさんが、耳元で何かをささやいています。だけど、私はもう、それに応えることもできませんでした。口が思うように動かない。それ以前に、言葉を脳で解釈できず、まるで耳から入った声がそのまま反対の耳に通り抜けてしまっているかのよう。</p>
<p>お胸をめちゃくちゃにするブラシの動きが、段々と速くなっていく。</p>
<p>「最後に、思いっ切り気持ちよくしてあげるね」<br />
「ぉ゛お――♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおおお――……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおお――……♡♡♡♡♡」</p>
<p>今にも気絶しそうな中で感じたのは、こんなにも意識がぼんやりしているのに、体が嫌になるぐらい感じているということ。そして、その快感が今にも爆発しそうだということ。……もうすぐ、今までにないオーガズムが来る。</p>
<p>その瞬間のことでした。</p>
<p>「――ぉ゛あ――――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>ひなっちさんが自分のお顔を、私のお胸の谷間に埋めてきたのです。それは欲望を満たすというよりも、両手がふさがっている代わりに全身で私を抱き締めるかのよう。そして、愛情たっぷりのハグのさなか、シリコンの毛で埋め尽くされた親指と人差し指で、私の両乳首をぎゅー。</p>
<p>温もりと快感が、同時にやってきました。</p>
<p>「――ッッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉご、ぉ゛――ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>私の体は脊髄反射に従って、上半身をのけ反らせ、内股を思いっ切り筋張らせました。意識の隅っこで、びちゃびちゃという水音が聞こえます。これはたぶん、お潮……でしょうか。ほんの少しだけ、粗相をしていないか心配になったけれども、そんな雑念はすぐ洪水のような快感に押し流されてしまいます。</p>
<p>このオーガズムはそれだけ、強かったのです。</p>
<p>「ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>そして、まるで一生続くのではないかと錯覚してしまうほど、永い。</p>
<p>それもそうでしょう。乳首をひねり上げられる気持ちよさだけでも相当なもの。それだけで、乳首にどかどかと降り注いでくる気持ちよさを女性器から排出するのに、大層苦労するというのに。ひなっちさんのほんのわずかな指の動きで、乳首がブラシにじょりじょりと磨かれる。気持ちよさの排出が間に合わず、どんどん積み重なっていく。</p>
<p>吹き出すお潮が、まるで快感のバロメーターになっているかのようでした。</p>
<p>ぶしぶしぶしぶし、ぶしぶし、ぶし。</p>
<p>ぶし、ぶし。</p>
<p>……ぶし。</p>
<p>ちょろ、ちょろ。</p>
<p>「ぉ゛ぉぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛――」</p>
<p>永い時間を掛けて吹き出し続けたお潮が止まると、ようやくひなっちさんの指が乳首から離れます。そこで快感が止まるけれども、余韻で絶頂すること2回、3回。</p>
<p>それでようやく、全部が全部、終わったのでした。</p>
<p>「ぉ゛、ぉ゛お……♡♡♡♡♡　ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぉ゛……♡♡♡♡♡」</p>
<p>後ろにのけ反らせていた首が、がくんと前に垂れます。</p>
<p>真っ暗な目の前でかすかに聞こえるのは、べちゃりという、グローブを脱ぎ捨てる音。ひなっちさんが、汗でべとべとになった私を抱き締めてくれました。</p>
<p>「頑張ったね。今日はありがとう、さゆちゃん」<br />
「ん、ぁ゛、ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぉ゛……♡♡♡♡♡」</p>
<p>温かい。今もまだ、お店には嬌声と叫び声が響き続けています。だけど、そんなものがちっとも気にならないぐらい、私とひなっちさんの周りは静寂でした。この空間が、何だか愛おしい。</p>
<p>……私も何か、お礼とか言ったほうがいいのでしょうか。それとも、こんなはしたない格好を晒したのだから、むしろ謝るべき？</p>
<p>口を開いて、息を吐き出して、だけど頭が働かなくて、言葉が出てきません。とにかく、頑張って口を開いて、息を吐き出して。</p>
<p>「…………へへ、えへへへへへぇ……♡」</p>
<p>結局、私は何も言えなかったと思います。ああもう、それどころか、眠くて何も聞こえません。</p>
<p>「……最後に、そのかわいいのは反則でしょ」</p>
<p>真っ暗な視界の中で、ひなっちさんの口が動いたような、動かなかったような。</p>
<p>そのまま、ほんの少しの名残惜しさを残したまま、私の意識は深く、深く沈んでいくのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから。</p>
<p>気絶していた私は、かすかな物音で目が覚めます。私は拘束を解かれて、お店のソファで、毛布をかぶって眠っていました。周りを見渡すと同じように眠っていた女性のお客さんたちがいて、みんないそいそとシャワーを浴びて、服を着て外に出ていきます。</p>
<p>ひなっちさんは……探してもいませんでした。こういうお店は一期一会、分かっています。……分かっているんです、知識としては。</p>
<p>私もその流れに身を任せて外に出ると、東の空が明るくなった頃。朝の鉄道に乗ってマンションの最寄り駅まで来ると、現実感がわっと押し寄せてきました。</p>
<p>まるで、昨晩の出来事が夢の中で起きたかのよう。あれは幻想だったのでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……そんな訳ありません。</p>
<p>あのお店に行ってから、私の生活は少しだけ変わりました。たった1回お店に行っただけで人生が変わるとか、そんな大げさなことではありません。少しだけの変化です。</p>
<p>その日、お夕飯を作ろうと、エプロンの紐を腰の後ろできゅっと締め付けた瞬間のことです。</p>
<p>「んぉ゛ぉおッ♡♡♡　ッ――！！？」</p>
<p>分厚い布に押しつぶされたお胸から、ぞわぞわとした気持ちよさが染み出してきて全身を駆け巡っていったのです。『余韻』という言葉では片付けられないほどの、強烈で鮮明な感覚。</p>
<p>それだけではありません。高い所にあるものを取ろうと手を伸ばした時、お風呂でボディソープを使ってお胸を洗う時、泡まみれになった乳首をシャワーで流す時、夜眠っていてふと寝返りを打った時。日常のさまざまな場面で、お胸がぞくり、ぞくり。私は本当に、お胸を丸ごと開発されてしまったみたいです。</p>
<p>「はぁぁ……♡　こんな、すごいぃ……♡」</p>
<p>もしかしたら、人によっては『とんでもないことをしてしまった』という絶望感を覚えるのかもしれません。だけど私はというと、『とてもすごいことをしてもらったんだ』という、むしろ恍惚感に満たされてしまうのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど、体の前に大きな大きな弱点をぶら下げた状態というのは、何かと不便です。</p>
<p>『タキサイキア現象』というものがあるそうです。危機的な状況において、周囲の景色がスローモーションのように感じられる現象のことで、死の瞬間に体験する走馬灯もその一種だと聞きます。そんな大げさなものではない状況で、だけど私は確かに、まるで命の危機に瀕するような焦燥感に駆られる出来事に遭いました。</p>
<p>昼の大学、たくさんの学生が昼食をとろうとあちらこちらから移動を始めた人混みの中。私は誰かに背中を押されたか、バランスを崩してしまいます。横によろける私のお胸の前には、まさにすれ違おうとしていた見知らぬ男性の腕。こんな人混みの中で、お胸に強い圧迫感を与えられたら、私は一体どんな声を出してしまうでしょう？</p>
<p>だけど次の瞬間、別の方向から肩をぐっと抱き寄せられます。私の体は反対側によろけ、腕が当たりそうだった男性は『済みません』と言いながら、申し訳なさそうに歩き去ってしまいます。</p>
<p>肩を抱き寄せてきた腕は高いところから伸びていて、だけど細い。『大丈夫？』――聞き覚えのある声に、私は上を向きました。</p>
<p>「ひ、ひ……ひなっちさ――！？」<br />
「おおっと、待ったあ！　リアルで<ruby>HN<rt>ハンドルネーム</rt></ruby>はタブーだよう」</p>
<p>「あ、え……？　ど、どうして、ここに」<br />
「いやあ、まさか同じ大学とは思わなかったなあ」</p>
<p>目をぱちぱちさせる私に、ひなっちさんは何だかとても気まずそうなお顔をしていました。</p>
<p>「ところで、お店の時と雰囲気が違います？　あ、お目々が私のお胸じゃなくて、ちゃんとお顔に向いて……」</p>
<p>「う゛……！　さすがに、外であんな態度は、ねえ」<br />
「なるほど、欲求を隠さず発露すると、ああなってしまうと」</p>
<p>「ああなってしまうって……。それはお互いさまじゃないかなあ」<br />
「う゛……！　わ、私だって、普段からあんなことは、その」</p>
<p>「…………」<br />
「…………」</p>
<p>「……はは」<br />
「あははっ」</p>
<p>「お昼、一緒に食べにいこうか」<br />
「はいっ」</p>
<p>たった1回お店に行っただけで人生が変わるとか、そんな大げさなことはありません。</p>
<p>蜂蜜のように甘い弱点が増えて、少し変な、だけど大切な友人ができて。その友人と、お父さまやお母さまには言えないような、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>ことを、たまにするようになっただけ。</p>
<p>だけど私は間違いなく、これは運命だと思ったのでした。</p>
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		<title>マジックハンド付き睡姦マットレスで眠ったままイキまくる（機械姦・くすぐり・クリ責め・乳首責め）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 03 Jul 2025 15:00:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】人外が責める]]></category>
		<category><![CDATA[【特】自分で自分を責める]]></category>
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					<description><![CDATA[眠っている間、大量のマジックハンドで気持ちよくしてくれる睡姦マットレス。眠っている間にえっちな夢を見てしまい、朝起きた時に余韻が残り続けるぐらい、たっぷりの全身くすぐり責め、クリ責め、乳首責めでイカせ続けてくれるのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
眠っている間、大量のマジックハンドで気持ちよくしてくれる睡姦マットレス。眠っている間にえっちな夢を見てしまい、朝起きた時に余韻が残り続けるぐらい、たっぷりの全身くすぐり責め、クリ責め、乳首責めでイカせ続けてくれるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">れ</span></span>は、私が眠るまで何もしません。</p>
<p>センサーか何かが付いているのでしょうか。私がぐっすり眠り始めるのを正確に感知してから、ゆっくりと動き出すのです。</p>
<p>最初はゆっくり、次第に多く、激しく――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-16387" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/05/睡姦.jpg" alt="女性が自室のベッドでマジックハンドに全身くすぐり責め＋クリ責め＋乳首責めを受けながら眠る機械姦と睡姦（睡眠姦）のイラスト" width="1191" height="2284" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/05/睡姦.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/05/睡姦-768x1473.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/05/睡姦-801x1536.jpg 801w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/05/睡姦-1068x2048.jpg 1068w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">れ</span></span>を使い始めてから、夢を見るようになりました。全身をたくさんこちょこちょされながらイカされる、幸せな夢です。</p>
<p>私はその時の気分と調子に合わせて、マジックハンドを変えます。</p>
<p>疲れた時、癒しを求めている時は、ふさふさの柔らかいマジックハンドで全身を優しくくすぐってもらいます。すると、夢の中で私は、たくさんの女性に囲まれて全身を甘やかしてもらえるのです。</p>
<p>退屈な時、刺激を求めている時は、爪の生えたマジックハンドに全身を激しくくすぐってもらいます。すると、妖しい機械に拘束されて無慈悲に犯され続ける夢を見るようになります。</p>
<p>ただひたすらに欲求不満な時は、吸引機能の搭載されたマジックハンドにたっぷりイカせてもらいます。すると、夢に触手の化け物が現れて、夢の中ですらひたすらにイカされてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>朝起きるころには、マジックハンドの動きは全て止まっています。だけど、『夜、ちゃんと動いてたかな？』なんて不安に思う余地すらない。</p>
<p>「……ふー……っ♡♡♡　ふーーーー……♡♡♡」</p>
<p>皮膚の隅々までが鳥肌立ち、ぼうぼうに熱く、神経が引っくり返ったかのように敏感になった全身を抱き締めながら、私は目覚めるのです。</p>
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			</item>
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		<title>少年勇者が甘サド天使たちによる甘々くすぐり搾精の加護（ちょっかい）を受けながら淫ヶ島のサキュバス退治に行く話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Dec 2024 09:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】男性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[少年リルがサキュバス退治の旅を決意すると、夢に天使たちが現れました。癖の強い彼女たちいわく、『あなたに加護を与えましょう』。それでやることと言えば、サキュバスに誑かされないようにというくすぐり搾精。旅の最中も、サキュバスに射精させられれば、お仕置きとして射精禁止からのくすぐり搾精。サキュバス退治が無事成功すれば、ご褒美として永遠のハーレムくすぐり搾精――そんな、天使たちが好き勝手にやらかす物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>少年リルがサキュバス退治の旅を決意すると、夢に天使たちが現れました。癖の強い彼女たちいわく、『あなたに加護を与えましょう』。それでやることと言えば、サキュバスに誑かされないようにというくすぐり搾精。旅の最中も、サキュバスに射精させられれば、お仕置きとして射精禁止からのくすぐり搾精。サキュバス退治が無事成功すれば、ご褒美として永遠のハーレムくすぐり搾精――そんな、天使たちが好き勝手にやらかす物語。<strong><br />
</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。</p>
<p>おばあさんが川へ洗濯に行くと、どんぶらこどんぶらことタライが流れてきて、その中には赤ん坊が入っていたので、かわいそうだと思ったおじいさんとおばあさんは、その赤ん坊をリルと名付けて育てることにしました。</p>
<p>赤ん坊が桃に入っていたわけでもなし、何てことのない捨て子。一つだけ違ったことといえば、女装したらえらくかわいくなりそうな少年へと成長したことぐらいです。白い肌、小柄で細い体躯、柔らかな髪、丸い目。ついでに正義感もありました。</p>
<p>すくすくと立派に育ったリルは、ある日、村で若い女性たちがうわさしているのを耳にします。何でも、淫ヶ島に住むサキュバスたちが、村に来て悪いことをするのだとか。</p>
<p>「――お父さん、お母さん。そういうわけですので、僕はサキュバス退治の旅に出ようと思います」</p>
<p>「リルよ。まだこの爺の所にサキュバスが来たことないから、それまで待ってくれないだろうか」<br />
「素晴らしい心意気です、リル。さっそく、すぐに、もう明日にでも退治に向かうといいでしょう」<br />
「ちょっと待って。1回だけでいいから、儂もサキュバスにえっちなことを――」</p>
<p>こうして、リルはサキュバス退治の旅に出ることになったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その夜。リルは旅の無事をお祈りをしてから眠ると、夢を見ました。夢――だけど、意識がはっきりとしていて、感覚も鮮明で、体も自在に動く。どこか現実味を帯びているような気のする夢です。</p>
<p>「リル……。勇者リル……」<br />
「目覚めるのだ、リルよ……」</p>
<p>2人の女性の声に促されて目を開けると、リルは暖かな陽光の照らし続ける空の上にいました。不思議な場所です。足元を見ると、地面もないのに体が宙に浮いています。そして、いつの間にか全裸。リルは反射的に、自分の胸と股間を腕で隠します。</p>
<p>目の前には、2人の女性が立って（浮いて？）いました。</p>
<p>「私は天使ワイエル。勇者リル、あなたはどうやら、サキュバス退治を決意したみたいですね」</p>
<p>1人はワイエルと名乗る、黄金色の長い髪の女性。その表情、その声音は優しいはずなのに、どこかぴりりとした空気を感じます。純白の布を体に巻き付けたような、結構際どい服装。</p>
<p>「私は天使ビィルエル。勇気ある者に、ささやかではあるが助力をしよう」</p>
<p>そしてもう1人はビィルエルと名乗る、白銀色の長い髪の女性。硬い口調、厳格な態度に見えて、全てを受け入れる包容力を感じさせるよう。こちらも、純白の布を体に巻き付けたような、結構際どい服装です。</p>
<p>そして、その2人の女性はどちらもイイ体をしているだけでなく、純白の翼を生やしていました。彼女たちが言うとおり、天使なのです。</p>
<p>「実際、サキュバスという存在は本当に困りものなのです」<br />
「人間の女性を抱けなくなる男が増えれば、出生率が低下する。その前に、ふ抜けて働けなくなる者も少なくない」</p>
<p>「『俺がサキュバスを退治してやる』と意気込んだ戦士が、三日三晩搾精されて見るも無惨なあへあへ状態で帰ってくることもありました」<br />
「鬼を退治するわけでなし、ただ腕が立つだけでは駄目ということだ」</p>
<p>「サキュバス退治に最も必要な素質。それは『何としてでも彼の者たちを退治してやる』という強い正義感と意思なのです」<br />
「お前には、その素質がある。その心持ちこそが、お前の勇者たるゆえんなのだ」</p>
<p>夢に天使が現れるなんて、そうあることではありません。ワイエルとビィルエルに両側からステレオでささやかれたリルは、話の半分も飲み込めていないけれども、とりあえず『天使さまなんて大層な方たちがお力添えをしてくださるのなら頑張らなきゃ』と思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「さて、今宵はそんなあなたに<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>を与えましょう」<br />
「……なあ、本当にやるのか？」</p>
<p>「当然です。嫌なら帰っていいですよ、ビィルエル。今日はこれ終わったら直帰でしょう？　早めに晩酌できて良いではないですか」<br />
「……いや。ワイエル、お前1人に任せると何をしでかすか分からん」</p>
<p>「よく言う」<br />
「うるさい」</p>
<p>今まで絶妙なコンビネーションでリルにまくし立てていた、ワイエルとビィルエルの会話のリズムが乱れます。それは何かの前触れ。リルが天使さま相手に敵意を向けることはないけれども、それでも身構えてしまいます。</p>
<p>しかし、天使の御業にどうこうできる彼ではありませんでした。ワイエルが指をぱちんと鳴らすと、リルは突然、両手足を引っ張られるような感覚を覚えます。驚いて自分の体を見下ろすと、まるで天使が頭に乗っけている光輪のようなものが、彼の両手足首に、拘束具のようにはまっていたのです。</p>
<p>両腕は真横、両脚は肩幅よりも大きく開いて、大の字の姿勢。薄い胸板も、皮かぶりの小っちゃいおちんちんも丸見えです。ほとんど反射的に力を込めるも、拘束はびくともしません。どういう原理なのか、光輪が虚空にがっちりと固定されています。</p>
<p>「リル。あなたは、サキュバスがどういう存在か知っていますか？」<br />
「い、いえ……」</p>
<p>金髪のほうの天使ワイエルが、リルの目の前にずいと近づいてささやきます。</p>
<p>聞かれはしたものの、実のところリルはサキュバスのことをよく知りませんでした。今までずっと、おじいさんとおばあさんの家で平和に暮らしていた彼は、サキュバスと出会ったことがありません。ただ、町の女衆が悩んでいたのを小耳に挟んだだけです。</p>
<p>しかし、その答えにワイエルは『そうですか、そうですか』とにんまり笑顔を浮かべます。</p>
<p>「サキュバスというのは、人の寝床に忍び込んで精を奪う、恐ろしい魔物です」<br />
「せ、精……？」</p>
<p>「つまり、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>です♡」<br />
「――ひゃあぅぁっ！！？」</p>
<p>まるで女の子のような甲高い悲鳴を上げるリル。ワイエルが、彼の無防備だったおちんちんを手のひらでそっと包んだのです。</p>
<p>リルの全身からはあっという間に力が抜けて、反対におちんちんががちがちに勃起していきます。</p>
<p>「はあ、ちょっと触れただけでこんなに硬くしてしまうなんて。もしもサキュバスが相手なら、あなたは一巻の終わりでしたよ？」<br />
「ぁ、ぅあ――！？　え――！？」</p>
<p>ワイエルはそう言うのですけれども、リルの頭が付いてきません。</p>
<p>だって、こんな感覚は生まれて初めてだったから。少しくすぐったいようで、だけどやめてほしくなくて。死ぬほど恥ずかしいけれど、やっぱりどこかやめてほしくなくて……。</p>
<p>しかし、目をぐるぐる回すリルをよそに、ワイエルの話は勝手に進んでいきます。</p>
<p>「まあ安心なさい。そのために私たちの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>があるのです」<br />
「ぅあ、ぁ……っ」</p>
<p>「サキュバスとの戦いで絶対に避けなければならないのは、彼女たちの前で浅ましくも吐精してしまうこと。ああ、言葉が難しかったでしょうか？　おちんちんから白いおしっこをどぴゅどぴゅさせてしまうことです」<br />
「ぁ、ぇ……っ？」</p>
<p>「つまり、ですね――♡」</p>
<p>その瞬間、リルは、ワイエルの表情が変わったような気がしました。目を鋭くさせて、口を裂いて笑って、攻撃的で、だけど甘い――その妖しい貌のゆえんを、リルは感覚で理解することになります。</p>
<p>ワイエルは突然、その柔らかな両手をリルの両腋の下に差し込んだのです。</p>
<p>「ひひゃぁひっ！！？　ひっ、ぁ――！！！」<br />
「あらあら、敏感。まだ指を置いただけなのに、もしも動かしてしまったらどうなるのでこちょこちょこちょこちょーっ♡」</p>
<p>「――ひゃぁぅぁぁあッはっはっははははははははははははははっ！！？　なっ、なひぇっ！！？　ぁはっ、あっはははははははははははぁぁぁぁぁああああっ！！！」</p>
<p>それは断じて『間違って触れてしまった』とか、『腋の下の筋肉をマッサージしてやろうと思った』とかではありません。はっきりとした意図を持った『くすぐり責め』。何せ、言葉の途中でいきなり指をうぞうぞとうごめかせ始めたのですから。</p>
<p>まだムダ毛も生えないつるつるの腋の下をくすぐられて、リルはあっという間に笑ってしまいます。意味が分かりませんでした。どうしてワイエルは、突然自分のことをくすぐり始めたのでしょう？</p>
<p>「サキュバスに射精させられてはいけない。であれば、サキュバス程度の行為で射精できなくなってしまえばいいのです」</p>
<p>「ひぇひっ、ど、どういう――！！？　ひっ、ひっひゃっはっははははははははは！！？」<br />
「あなたのことを、こちょこちょされなければ射精できないように開発して差し上げましょう♡」</p>
<p>トンデモ理屈でたおやかな少年をくすぐられ体質にしてしまおうという、ワイエルの恐ろしい腹積もり。しかし、四肢を光輪で拘束され、大の字の格好で無防備な体を晒すリルには抵抗なんてできないのです。</p>
<p>「あなたの体は実に敏感ですね、リル。腋の下を人差し指でつつーっとなでるだけで、笑うのを我慢できなくなってしまうのですか？」<br />
「ぁはっ、ぁっはははははははぁぁぁあっ！！！　そっ、そこだめ、ですぅぅぁあっはっははははははははははははひゃぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>「どれ、次は脇腹を試してみましょうか。あらあら、細い腰。指をちょっと食い込ませるだけで、くすぐったいツボに簡単に届いてしまいますねえ♡」<br />
「んぎっ！！？　ぁ゛っはははははははははははっ！！？　そこも、そこもだめぇっへへへへへへへへぁぁぁぁぁああああっ！！？」</p>
<p>腋の下、脇腹、腰、胸の横、首筋、背中と、上半身を気の向くままにくすぐり続けるワイエル。まるで『この日のために、ずっとこちょこちょシミュレーションをしていました』と言わんばかりに、指が器用にうごめきます。ここは夢の中であるはずなのに、感覚は嫌になるぐらい鮮明でした。</p>
<p>ワイエルが、指を止めないまま後ろを振り向いて言います。</p>
<p>「ほら、ビィルエル。あなたも仕事してください」<br />
「わ、私もか」</p>
<p>「当然です。あなたは何のために来たのですか」<br />
「分かった。そ、それでは失礼するぞ、リル」</p>
<p>笑顔まみれの情事を赤ら顔で眺めていた、銀髪のほうのもう1人の天使ビィルエルは、背中の羽をばさりと鳴らしてから、リルの足元へと近づきました。</p>
<p>「あ、足の裏とかはどうなんだ、リル？」<br />
「ひゃぅぅぅうっ！！？　あしっ、ぞくぞくしてへっ！！？　だめっ、だめですぅぅっふふふふぁっはははははははははは！！！」</p>
<p>「お、おお……♡　そ、それじゃあ、内股は」<br />
「っ～～～～！！？　そこも、だめっ！！？　だってっ、だってそこ近――！！？　ぁっははははははははひぁぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>「おおお……♡」</p>
<p>上半身をくすぐり責めするワイエルと、下半身をくすぐり責めするビィルエル。こうして、2人の天使たちによるこちょこちょ開発が始まりました。</p>
<p>最初こそ、適当にリルの体をいじめていたワイエルとビィルエル。しかし、だんだんと<ruby>違<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>というものが出てきます。</p>
<p>「ほーら、リル。私の指、結構器用に動くでしょう？　あー、指が近づいていきます。あなたの敏感な腋の下に近づいていきますよー♡」<br />
「ひっ、ひひ――っ！！？　や、やめ――」</p>
<p>「なーんて、うそです♡　お腹こちょこちょこちょこちょーっ♡」<br />
「ひぁぅぁっはっははははははははぁぁぁぁああ！！？　なんでっ、そこぉ――！！？　ひゃぁぁっはっはははははははははぁぁあっ！！！」</p>
<p>上半身をくすぐるワイエルは意地悪。くすぐられると思ったところをくすぐってこなかったり、反対にくすぐられないと思ったところをくすぐってきたり。リルの体だけでなく、心をも翻弄していきます。</p>
<p>「リル、だんだんと分かってきたぞ。お前は、爪を当てないように指先で、土踏まずを優しく引っかくとくすぐったいんだよな……」<br />
「ひゃひっひひひひひひひひひぃぃぃいいっ！！！　それつよっ、強すぎてっ！！？　ぁはっ、ぁはははははははははははははひっ！！？」</p>
<p>「それで、内股は爪を立てて、だけど優しく。付け根に近ければ近いほどいいんだろ？　なあ、リルぅ……♡」<br />
「ひゃぁあぅぁっはっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！？　よくないっ、よくないですぅぅぅっふふふふぁっはははははははっ！！！」</p>
<p>一方で、下半身をくすぐるビィルエルは実直。駆け引きも何もなく、最もくすぐったいところを、最もくすぐったいくすぐり方でひたすら責めてくるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そうやって、2人の天使によって全身をくすぐり回され続けたリル。</p>
<p>美女2人に密着されているという状況故か、くすぐったいという刺激が神経にバグを引き起こした故か、彼のおちんちんはもうとっくに、ばきばきに勃起していました。</p>
<p>そんなおちんちんを、ワイエルは柔らかな右手のひらでぎゅっと握ります。</p>
<p>「ひゃぅぁあっ♡♡♡　っ――！！？　っ――！！！」<br />
「ここからが本番ですよ、リル。サキュバスごときが相手では到底得られない快感を与えて差し上げましょう」</p>
<p>「ぁ゛、ぁあっ♡♡♡　っぁ――！！？」</p>
<p>それは握ったおちんちんを前後にしごくだけの、何てことのない手コキでした。しかし、オナニーすら知らない少年にとって、体をこちょこちょとくすぐられながらされる<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>は、あまりにも刺激が強すぎます。おちんちんの根元がむず痒すぎて、腰がへこ、へこと動いてしまうぐらい。</p>
<p>そして、それを見ていたビィルエルが、彼に追い打ちを掛けます。彼女は、既にワイエルの手のひらに埋もれてしまった<ruby>竿<rt>・</rt></ruby>を諦めて、その下にあるつるつるの<ruby>玉<rt>・</rt></ruby>に左手を伸ばしたのです。</p>
<p>「ぅあっ♡♡♡　ぁ、あ――！！？」<br />
「だ、大丈夫だぞ、リル。私は、ここが敏感な部分だって知ってるんだ。だから、優しく触ってやるからな……♡」</p>
<p>つるつるの睾丸を優しくなで、もみ込むような動き。何だか、睾丸からおちんちんの根元にかけてが、ひどくうずくようです。</p>
<p>片手で上半身をくすぐりながら、もう片手でおちんちんをしごくワイエル。片手で下半身をくすぐりながら、もう片手で睾丸をもてあそぶビィルエル。</p>
<p>それはリルにとって、<ruby>過剰快楽<rt>オーバーキル</rt></ruby>に他ならないのでした。</p>
<p>「ぅあ、あ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひひゃっ、っあ――！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>おびただしい量の精液が、リルのおちんちんから噴き出しました。それは『夢の中だから』と言わんばかりに、現実では絶対にあり得ないであろう量。まるで体の<ruby>容量<rt>キャパシティ</rt></ruby>というものを一切無視して、受けた快感をそのまま射精量で表すかのようです。</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁぐ、ぁ――！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ぅ、ぅぅうう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「あらあら、すごい量♡　まあ当然ですね、こんな快感、下界では一生掛けても味わえるものではありませんよ？」<br />
「お、おお、おおおお……♡　そ、そんなに気持ちよかったのか？　そうか、そうかそうか……うれしい……♡」</p>
<p>1回の射精では出し切れず、どぷ、どぷ、どぷと精液が断続的に噴き出していきます。それをワイエルとビィルエルが、うっとりとした表情で見つめています。</p>
<p>……見つめているだけではありませんでした。</p>
<p>「さあ、続けましょうか♡」<br />
「ひひゃはぁっはっはははははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡　まっ、待――！！！？　せめっ、休憩を――！！！！　ぁっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「お前が望むなら、もっとたくさんくすぐってやるからな……っ♡」<br />
「ぁはははははははははぁぁぁぁあああ♡♡♡♡　まっ、やめっ、やめてくださぃぃぃぃぁっひゃっはははははははははは！！！？　ぁぁぁぁああああああああああっ！！！！」</p>
<p>まだ射精が収まってもいないというのに、おちんちんを弄くりながらのこちょこちょ開発が再開されました。</p>
<p>「あなたも旅に出るからには、立派な男。<ruby>皮<rt>・</rt></ruby>がかぶったままでは格好が付きませんね。私がむいて差し上げましょう♡」<br />
「ぅあ、ぁ゛――♡♡♡♡　やめ、それ、変っ！！！？　むずむず、してぇぇぇっ！！！？」</p>
<p>「おっといけません。腋の下がお留守でしたね？」<br />
「ひゃぅぁひあっはっはっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！！？　だめれすっ、どうじ、同時はぁぁあ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ひぁ、ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>「リル、お前の<ruby>玉<rt>・</rt></ruby>はびくびく動いて、何だか生きてるみたいだな……あ、何だか、かわいい……♡」<br />
「ぅ、ぅぅぅぅぅ――！！！？　もむの、だめ、でふっ♡♡♡♡　何だか、ぁぁぁあ――っ！！！」</p>
<p>「足の裏も、小っちゃくてかわいい……。リル、お前は本当に全身全部かわいいなぁ……♡」<br />
「ぁはっ、ぁっははははははははははははははぁぁぁぁあっ！！！？　あしっ、つよすぎっ♡♡♡♡　くすぐったっ、だめ――！！！？　ひひっ、ぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>気の向くままに、全身をくすぐりながらおちんちんをもてあそぶワイエルとビィルエル。</p>
<p>リルはもう、訳も分からず笑い悶えながら射精し続けるだけなのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>天使たちによる<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>が行われたのは、一晩だけの間です。しかし、夢の中では時間の流れがあいまいになります。リルは何時間も、何日間も、ワイエルとビィルエルの2人にくすぐり搾精された気がしました。</p>
<p>「さて、そろそろ夜が明けてしまいますね」<br />
「……む、そうか。名残惜しいが、これぐらいにしておこう」</p>
<p>「ひひっ、ひひ……！！？　ひぁ、ぁぁ……♡♡♡」</p>
<p>「あらあら、とっても気持ちよさそうな様子♡　いいですか？　サキュバスが相手では、こんな気持ちよさは絶対に味わえないのですからね？」<br />
「やりすぎな気がしなくもないが、まあ、目的は達したか。……しかし、気持ちよさそうだなあ。かわいい……♡」</p>
<p>2人が満足したのか、ようやく解放されたころにはもう、リルの様子はまともではありませんでした。くすぐり責めは終わったというのに、まだ口からは笑い声をこぼし、大の字の体をぴくぴく痙攣させています。</p>
<p>「では行きなさい、勇者リル。邪悪なサキュバスどもに正義の鉄槌を下してやるのです」<br />
「お前ならやれると信じている。武運を祈っているぞ、リル」</p>
<p>そんな激励の言葉の後、リルは床が抜けるような浮遊感と共に、意識を現実へと弾き飛ばされるのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っ～～～～！！？　ひぅ、ぁ――」</p>
<p>その日の朝。リルは全身に残るくすぐったさに飛び起きます。</p>
<p>旅の始まりの日。しかし、盛大な夢精の後始末のせいで、出発が遅れてしまったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから勇者リルは、冒険者の服を身にまとい、行く町々で人々を襲うサキュバスを退治しながら、淫ヶ島を目指しました。</p>
<p>「な、なな何なのよあんたっ！？　いきなり人に剣突き付けるなんてイカれてんじゃないのおおお！？」<br />
「外でするのは公序良俗に反するので駄目だと思います」</p>
<p>「分かったからその剣しまってよおおお！！？」</p>
<p>リルの旅は、決して易くはありませんが順調でした。</p>
<p>不思議なことに町々の男衆から血の涙混じりの殺気を向けられるも、一方で女衆からの援助は厚く、宿を貸してくれることも少なくはありませんでした。</p>
<p>「か、かかわいいねえリルきゅん……♡　こここ、今夜はお姉さんがサキュバスになっちゃうぞぉ……っ♡」<br />
「Zzz……」</p>
<p>「ああん、現代っ子にあるまじき夜9時就寝。純朴なところも素敵ぃ……♡」</p>
<p>リルは1歩、また1歩、淫ヶ島へと進んでいきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、いかに勇者リルとて、旅の全てがうまく行くとは限りません。</p>
<p>それはある日、いつものように町にいるサキュバスを退治している時に起きたことでした。</p>
<p>「どっ、どどどどど！？　どうして私は剣を突き付けられてるのかなああああ！？」<br />
「精を対価にお金を払うのは売春に当たるので駄目だと思います」</p>
<p>「だってそうしないとえっちしてくれないんだもんんんん！！？」</p>
<p>サキュバスとの戦いは、熾烈を極めるものです。</p>
<p>たとえ相手を追い詰めたと思っても、思わぬ反撃に出ることがあります。</p>
<p>「ね、ねねねねえっ、赦してよ！？　そ、そうだっ、君にはたっぷりサービスしたげるからさぁ♡」<br />
「っ！？　は、離れてください！！　何を――」</p>
<p>サキュバスは、リルのほんのわずかな隙を突いて、彼の腰にしがみ付きました。</p>
<p>そして、服の中に隠れたおちんちんを、指でかりりと引っかいたのです。</p>
<p>「――ぅひゃぅぁあっ！！？」</p>
<p>それは本当に偶然でした。</p>
<p>服の上から手のひらでぐりぐり圧迫したり、服の中に手を突っ込んでしこしこしたりしてもよさそうなもの。しかし、サキュバスは本当にたまたま、特に何も考えず、『おちんちんをかりかりする』という選択肢を取ったのです。そして小っちゃなおちんちんの正中線にたまたまヒット。</p>
<p>しかし、その偶然にも放った一撃は、天使たちに施された<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>に、非常に近しい刺激だったのです。</p>
<p>「お？　もしかしてこういうのが好き？　いいよいいよ、たくさんやっちゃうよぅ♡」<br />
「くぁ――♡♡♡　やめ、それは――っ！！？　ひゃぅっ、ぁぁあぅっ♡♡♡」</p>
<p>突然のおちんちんかりかりに、リルの体から力が抜けました。それに『得たり』と思ったサキュバスは、執拗にリルのおちんちんをかりかりしてきます。勃起したおちんちんが服の中で上を向き、裏筋を無防備に晒してしまった時、彼の敗北は決定的なものになりました。</p>
<p>「ひぁぅあぅ、くぅぅぁあうぅっ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ぅっ、ぅぅうう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>1番敏感な裏筋をかりりと引っかかれた瞬間、彼はとうとう射精してしまったのです。</p>
<p>「ぁう、ぁ――♡♡♡♡　ち、力が――」<br />
「うひょー、濃厚なお精子っ♡　で、でででも君は何だか怖いから逃げるねええええ――！！？」</p>
<p>あまりの気持ちよさに、その場にへたり込んでしまうリル。そしてサキュバスは、リルが腰を抜かしたのをいいことに、さっさと走って逃げてしまいます。</p>
<p>後に取り残されたのは、お外でパンツがべとべとになって、どう始末したものか困り果てるリルだけなのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな、初めて敗北した日の夜、リルは夢を見ました。</p>
<p>陽光が照らし続けるお空の上。案の定、自分は全裸で、目の前には2人の天使たちがいました。</p>
<p>「まさか服の上から指コキされただけで、浅ましくも射精してしまうだなんて。もう服など要らないのではありませんか？　下半身すっぽんぽんと貞操帯、お好きなほうを選ばせて差し上げましょう」<br />
「言い過ぎだぞ、ワイエル。サキュバスの武力は大したものではないが、性技に関しては人間のそれを凌駕する。最後まで油断してはならんぞ、リル」</p>
<p>ご立腹のワイエルと、反省会を始めるビィルエル。リルは『たった1回射精させられただけで、そんなに怒ることかなあ』と思いましたが、とんでもない。サキュバスに射精させられた彼が腰を抜かしてしまったように、たった1度でもそれは致命的な敗北になり得ます。</p>
<p>であるならば、天使たちが彼に<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>置<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>をするのも、至極当然のことなのです。</p>
<p>「あなたには今一度、自分の立場を教え込む必要がありそうです」<br />
「……つらいだろうが、お前を思ってのことだ。耐えてくれ、リル」</p>
<p>途端に、体を引っ張られる感覚。自分の体を見下ろすと、光輪が両手足首にはまっています。大の字拘束――覚えのある状況に、リルは静かに、ひっそりと唾を飲み込みました。</p>
<p>しかし、どれだけ取り繕おうと思っても、その表情、そして何よりむくむくとあっという間に硬くなっていくおちんちんを隠し通すことはできません。ワイエルがじとりとした目で、リルのことを見つめます。</p>
<p>「まさかあなた、惨めに射精させてもらえるとでも思っているのですか？」</p>
<p>その瞬間、リルには覚えのない感覚。自分の体を見下ろすと、光輪がおちんちんの根元に巻き付いていました。これは何？　――そう疑問を抱くのも一瞬だけ。ワイエルが両手の指をリルの腋の下に突き刺したのです。</p>
<p>「ぃぎ――！！？　ぁ゛ぁぁあっはっはははははははははははははぁぁぁぁあっ！！！　な、え――！！？　つよっ、強すぎぃぃぃぃっひっひゃっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああああああああっ！！！」<br />
「まさか、情けなくも敗北した勇者に、私たちが奉仕をすると？　何て卑しく浅ましい考えなのでしょう、リル。私は悲しくて涙が出そうです」</p>
<p>力のこもった指先で、腋の下の奥にあるツボをぐりぐりともみほぐすような動き。さしものリルも、口から苦しみ交じりの笑い声があふれてしまいます。</p>
<p>それでも、彼の体は旅立つ前日に、完全に開発されていました。くすぐったい――ただそれだけで、既に半勃ちになっていた小っちゃいおちんちんが、ばきばきに勃起してしまいます。リルの頭の中は、おちんちんのことでいっぱいでした。だってあの時、くすぐられた後におちんちんをしこしこしてもらえたから。今回もきっと、同じことになる。</p>
<p>しかし、彼は知らなかったのです。こちょこちょプレイというのは、ただくすぐって、ただ射精させるだけではないということを。</p>
<p>「リル、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が何だか分かりますか？」<br />
「ぁ゛はっ、ぁははははははははははぁぁぁあ！！？　なっ、なぁっはははははははははっ！！！　ひっ、ひぃぃぃぃいいいっ！！？」</p>
<p>ワイエルが左手でリルの腋の下をくすぐりながら、右手でつまんで見せびらかした<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>。それは小さな羽根でした。羽根。そう、羽根です。彼女の背中に生えている大きな翼から、1枚だけ取り出したような、手のひらからちょっとだけはみ出すぐらいの大きさの羽根。</p>
<p>笑いっぱなしで答えることこそできませんでしたが、リルにはそうにしか見えませんでした。それが一体何だというのでしょう？</p>
<p>しかし、ワイエルは笑います。</p>
<p>「これは、あなたを今晩の間、ずっと苦しめ続けることになる道具ですよ」<br />
「――ひひゃっ、ぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>リルの口から上がる、甲高い悲鳴。さらに増す、ワイエルの笑み。</p>
<p>彼女は指でつまんだ羽根で、硬く勃起したおちんちんの裏筋をなぞり上げたのです。</p>
<p>「思った通り、敏感なおちんちんですね。こんな柔らかな羽根で、そんなに反応するなんて」<br />
「ぁひっ、あっ♡♡♡　ぁあっ、ぁぁぁぁあああああっ！！？」</p>
<p>「腋の下は激しく、おちんちんは優しく。気が狂いそうでしょう？　安心なさい。この場で気が狂うことは、絶対にありませんから」<br />
「ぃや゛っはっははははははははははっ！！？　ぁ――♡♡♡　ひぁっ！！？　ぁはっはははははははははははははひゃぅぁぅぁぁぁあっ♡♡♡」</p>
<p>リルは、まさか羽根でおちんちんをくすぐられるなんて思いませんでした。<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>時<rt>・</rt></ruby>は、手のひらでしこしこされただけだったから。というよりそもそも、おちんちんをくすぐられるという発想すらありませんでした。</p>
<p>しかし、その感覚は彼にとってなかなか<ruby>ツ<rt>・</rt></ruby><ruby>ボ<rt>・</rt></ruby>でした。雑味のないなめらかな羽根は、一方でしっかりと芯を感じさせる硬さも兼ね備えています。線維の1本1本がしなるぐらいの力加減でおちんちんの裏筋をすすりとなでられると、全身が鳥肌立ってしまいそうなくすぐったさと気持ちよさが同時にやってきます。そもそも、一晩でくすぐられフェチにされてしまった彼にとっては、『おちんちんをくすぐられている』というシチュエーション自体が興奮の元です。まともな状態であれば、あっという間に射精してしまいそう。</p>
<p>……そう、まともな状態であれば。</p>
<p>「ぅあ、ぇ――！！？　ぐっ、ぅぅぅぅううっ♡♡♡　ぅぅぅぅぅぅぅううっ！！！」<br />
「おや、苦しそうですね。リル」</p>
<p>「どうして、<ruby>で<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby>、<ruby>い<rt>・</rt></ruby>――！！？　ぁはっ、ぁはははははははぁうぅ゛ぅぅぅううう！！？」<br />
「私たちに射精させられなくとも平気でしょう？　……あなたはもう、サキュバスにとてもとても、それはもうとても気持ちよくさせられているのですから」</p>
<p>説明されなくとも、容易に察せられることでした――おちんちんの根元に巻き付いた光輪が、<ruby>悪<rt>・</rt></ruby><ruby>さ<rt>・</rt></ruby>をしている。圧迫感はそこまで強くないはずなのに、上ってくるはずの精液が、光輪のところでぴたりと止まってしまう。</p>
<p>その光輪は、物理的にではなく、何かこう超常的な力で彼の射精を妨げていたのです。</p>
<p>そして、うめき声を上げるリルに、さらなる追い打ち。この優しくも苛烈な焦らし責めに、ビィルエルが加担します。</p>
<p>「ひ――ッ♡♡♡　ぁはっ、ひゃぅぁぁぁぁぁああああああああっ！！？　羽根っ、<ruby>全<rt>・</rt></ruby><ruby>部<rt>・</rt></ruby>ぅぅぅひぁぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡」<br />
「リル、驚いたか？　私たち天使はな、翼を手足のように動かせるんだ。……翼を使ってくすぐれば、両手が空くだろ？　そしたら――」</p>
<p>「ひひゃっ、ぁーーっはっはははははははははははははぁぁぁあっ！！！　あしのうらっ、だめっ、だめぇぇぇっはははははははははははひゃぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>ワイエルのように、羽根でくすぐるなんてみみっちい責め方ではありません。ビィルエルは背中に生えた大きな翼そのものを体の前に伸ばして、リルのつるつる睾丸を両側からすりすり、さわさわ、しゅこしゅことくすぐっていくのです。</p>
<p>そして、空いた両手で足の裏をこちょこちょ。もしも両脚を光輪で拘束されていなければ、強烈すぎる刺激にビィルエルのことを蹴飛ばしてしまっていたでしょう。</p>
<p>「あら、いいですね。では私もビィルエルに倣って」<br />
「ひぁっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡　翼につつまれっ♡♡♡　ひゃぐっ、ぁはっ、ぁ、ぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ！！？」</p>
<p>そしてビィルエルの責めに、ワイエルも改めて加担。リルの背後に回って、翼で彼の胴体を抱き締めるように包み込みながら、その先端でおちんちんをこしょこしょ、すりすり。ビィルエルが言ったとおり、天使たちの羽根は本当に器用に動きます。</p>
<p>そしてフリーになった両手をわきわきうごめかせながら、腋の下と乳首を行ったり来たり。くすぐったさと気持ちよさを両立させたフォーメーションです。</p>
<p>もしも普通であればもう3度は射精していたでしょうが、射精を禁止されたリルにはそれもかないません。精液はまったく出てこないというのに、透明な我慢汁だけはだらだらとあふれてきます。</p>
<p>リルはワイエルに懇願しました。</p>
<p>「やめっ、やめでくださいぃぃぃぃぃぃいいっ！！！　これっ、つらいっ！！？　すみませんでしたっ、すみませんでしたぁぁひゃぁぁぁぁっははははははははははははぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡」<br />
「駄目です。この程度で根を上げる程度だから、サキュバスのいいようにされてしまうのですよ？　まだしばらくのお仕置きが必要なようですね」</p>
<p>次に、リルはビィルエルに懇願しました。</p>
<p>「おねがいですっ、とめでくださいぃぃぃっひっひひひひひぃぃぃいいいい♡♡♡　こんなっ、死んじゃいますぅぅぅあっひゃははははははははははははぁぁぁぁああああああ！！？」<br />
「……つらいだろうが、耐えてくれ。これも、お前がサキュバス討伐を果たすために必要なことなんだ」</p>
<p>「どれだけビィルエルに媚びても無駄ですよ、リル。この女、何だかんだ言ってあなたにセクハラすることしか頭にないのですから」<br />
「な、なな何を言っているんだワイエル！！？」</p>
<p>「そもそもこうしてあなたをサポートしている理由が、『顔が好みだから』なのですよ。この面食いのショ○コン天使」<br />
「み、みみみ見た目だけじゃないぞ！！？　こ、こうしてサキュバス退治の旅に出て、一生懸命戦って、こう『頑張ってるなあ』って！！？」</p>
<p>結局、どっちに頼み込んでも駄目。</p>
<p>そうこうしている間に、射精できないリルの精神力は、がりがりと削れていきます。</p>
<p>「ぅぐっ、ぁはっ、ぐすっ♡♡♡　ぅぁぁああああああんっ！！！　ぐすっ、ぁはっ、あっはははははははぁぁぁああっ♡♡♡　ぁぁぁぁああああっ！！？　ぐすっ、ぅぅぅうううううう！！？」</p>
<p>あまりにもくすぐったくて、気持ちいいはずなのに、射精できないのがつらくて。とうとう、くすぐられ笑いながら泣き出す始末です。</p>
<p>「あらあら。勇者ともあろう者が泣いてしまったのですか？」<br />
「そ、そそそそんなつもりはリルるるるるっ！！？　お、おおおおいっ！！？　わわわわワイエルどどどどどどうするんだこれれれれっ！！？」</p>
<p>「落ち着いてください、ビィルエル。声帯が出す周波数ではありません」</p>
<p>それを見て、まるで母親のようにため息を付くワイエルと、どうしていいか分からずひたすらおろおろするビィルエル。</p>
<p>ワイエルが、指でリルの顎を持ち上げました。</p>
<p>「反省しましたか？」<br />
「は、ひ……！！　ぐすっ、はいぃ……っ！！」</p>
<p>「ならば、ここで誓いなさい。もう2度と、サキュバスの前で射精しないと」<br />
「もぉ、にどとっ、サキュバスの前でしゃせえしませんんん……っ！！」</p>
<p>「うん、いい子です」</p>
<p>ワイエルが頭をなでなでして、リルがだんだんと泣きやんでいきます。随分と飴と鞭の使い分け方を心得た天使です。</p>
<p>そして、ワイエルはそのまま、リルの後頭部に腕を回して、自分のたわわなおっぱいを彼の顔に押し付けました。</p>
<p>「むぐっ、ぅう！？」<br />
「これはご褒美です♡」</p>
<p>「んむっ、ぅ、ぁ……♡」<br />
「ふふふ、何ですか？　赤ん坊のように蕩けしまって。なかなか、かわいいではないですか……♡」</p>
<p>きれいなお姉さんのおっぱいに顔を埋めるなんて、リルには生まれて初めての経験。恥ずかしいけれど、母性たっぷりの感覚に全身のこわばりがほどけていくよう。</p>
<p>そして、ワイエルはリルの顔をぱふぱふしたまま、空いた翼で腋の下をこちょこちょとくすぐってきます。</p>
<p>「んむふっ♡♡♡　んぐっ、ぅくっ、ぅふぅぅううっ！！？」</p>
<p>「笑い声を我慢しなくていいですよ、リル。私の胸の中でたっぷり笑い悶えなさい♡」<br />
「ぷはっ、ぁはぁっ！！？　ぁはっ、あっはははははははっ、んむっ、んむふぅぅうううっ♡♡♡」</p>
<p>それは確かにくすぐったいけれども、指で乱暴にもみほぐされるよりもずっと優しくて、身も心も蕩けてしまいそうな気分です。</p>
<p>完全に『お仕置きモード』から『甘やかしモード』に入ったワイエル。しかし、ビィルエルはそうではありませんでした。いつの間にかリルの背後に回ったビィルエルは、細い両手の指先を彼のおちんちんに宛がったのです。</p>
<p>「ひ――！！？」<br />
「あ、あああ安心しろ、リル。ここここれからたっぷり射精させてやるからなぁ……っ♡」</p>
<p>「ぁひぁあっひゃっははははははははははははははははぁぁぁあっ！！！？　あむふっ♡♡♡♡　ぷはっ、ぁはっ！！！！　あっはははははははははははひゃぁぅぁぁぁああああっ！！！？」</p>
<p>両手の指10本を全部つかって、おちんちんこちょこちょ。陰茎も、裏筋も、亀頭も、睾丸も、蟻の門渡りも――おちんちんを隙間なくくすぐったさで埋めていくようです。現世でサキュバスに衣服越しにされたものよりも、ずっと直接的で、ずっと多く、そして長い。</p>
<p>それは『射精禁止モード』から『搾精モード』に変わったが故の行動でした。</p>
<p>「も、ももちろん、足の裏も一緒だぞ。お前の足の裏は、羽根でくすぐるだけでも悶えるぐらい敏感でいいなぁ……♡」<br />
「ひひゃはっ、ぁっひゃははははははははははははひぃぅぅうううっ！！！？　ひはっ、ぁはっ、むっ、ぅぅううううっふひははははははははははははははぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>そして、ワイエルと同じように、空いた翼で足の裏をこちょこちょ。だけどワイエルのような『優しいくすぐり責め』というよりは、ただひたすら弱いところをもてあそぶような、『ねちっこいくすぐり責め』です。</p>
<p>先ほどの射精禁止とは、真逆の状況になりました。<ruby>腋の下と足の裏<rt>くすぐったいところ</rt></ruby>を優しくくすぐりながら、<ruby>おちんちん<rt>きもちいいところ</rt></ruby>を激しくこちょこちょ。</p>
<p>リルの性感が、あっという間に上り詰めていきます。しかし、彼のおちんちんにはまだ、射精禁止の光輪が巻き付いたままでした。</p>
<p>「ぅぐっ、ぅ゛、ぅぅぅぅぅううううううっ♡♡♡♡　も、もぉ゛、もぉぉ！！！？　ひひゃはっ、あっははははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「安心なさい、もうあなたを苦しめるつもりはありません。今、現世では絶対にかなわない快楽を味わわせて差し上げます♡」<br />
「た、たたたくさん、気持ちよくなってくれ、リル……♡」</p>
<p>そして、おちんちんが気持ちよさで爆発してしまいそうになった瞬間、ワイエルがリルをぱふぱふしながら、おちんちんに巻き付いた光輪を解き放つのでした。</p>
<p>「……ほら、イけ――っ♡」<br />
「ひ――♡♡♡♡」</p>
<p>ワイエルのそのちょっと乱暴な命令口調は、リルの背筋を嫌にぞくぞくさせました。</p>
<p>耳を犯す声、顔面に押し付けられるおっぱい、腋の下の優しいくすぐったさ、足の裏へのねちっこいくすぐったさ、そしておちんちんこちょこちょ――その全ての刺激が、リルに深い深い絶頂を齎したのです。</p>
<p>「ぅあ、ぁ゛ぁぁあああ――！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひぁ、あ――ッ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>まるで小石を詰まらせた水鉄砲のような射精でした。</p>
<p>リルが腹筋をへこませるとともにびゅーびゅーと勢いよく精液を噴き出させたと思ったら、ある瞬間にぶしりと止まって、リルが大きく息を吸い込む。それで1度体に酸素を溜め込んで腹筋を膨らませると、また悲鳴とともにびゅーびゅーと勢いよく射精する。</p>
<p>リルは、おちんちんだけでなく、全身で射精しているかのような錯覚を覚えました。だって、ただおちんちんから精液を出すにしては、お腹にも、腕にも、足にも、あまりに全身に力が入っていたから。そして、おちんちんのくすぐったさだけではない、顔に押し付けられるおっぱいの柔らかさ、腋の下や足の裏のくすぐったさ、そして全身に当たる天使たちの肌の温もりが、あまりに気持ちよかったから。</p>
<p>その気持ちよさが、射精の最中ですらずっと続く。</p>
<p>「ぁぐっ、ひゃ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>本当にこんなもの、現世で味わえるものではありません。リルは、今までの苦痛を全て忘れ去って、この愛情たっぷりの気持ちよさに身も心も任せるだけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>びゅーびゅーと噴き出し続ける精液は、おちんちんをこちょこちょしていたビィルエルの顔面に勢いよく直撃していました。</p>
<p>「ぉぶっ、おぶぶぶぶぶぶっ」<br />
「ぷっ、くく――！？　何をしているのですか、ビィルエル」</p>
<p>「ぅあ、ぁ゛～～～～……♡♡♡♡　ひはっ、ぁ――！！！？　っ～～～～……♡♡♡♡」</p>
<p>リルがそれを見て『まずいことをしてしまったかも』と思ったのは、長い長い射精がようやく落ち着いてから。ワイエルのほうはややウケです。</p>
<p>リルはとにかく何か謝罪しようとしましたが、絶頂の余韻のせいで頭が回りません。そして、ビィルエルの反応は、彼の予想とは違ったものでした。</p>
<p>「はぁ、はぁぁ……っ♡　こんなに、こんなに気持ちよかったんだなぁ……♡」<br />
「あ、あの……。すみま、へ……っ」</p>
<p>「もっと気持ちよくしてやるからな、リルぅ……♡」<br />
「――ひひゃぁぅぇぁぉぁぁぁああっ♡♡♡♡」</p>
<p>すっきりしたはずのおちんちんに、再び指を這わせ始めるビィルエル。</p>
<p>「気持ちよさそうだなぁ、リル。ふふふふふ、へへへへへぇっ♡」<br />
「もっ、もぉ゛いいでひゅっ！！！？　これいじょっ、これ以上はおかひくなっひゃぁっひゃっはははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「……まあいいでしょう。リル、散々射精をお預けされた後の連続射精は、天に上るほど気持ちいいらしいですよ♡」<br />
「もっ、もぉぉおっ♡♡♡♡　のぼってっ、のぼってまひゅぅぅぅひゃっははははははははははぁぁぁぁああああ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>もうたくさん気持ちよくしてもらった、もう十分なのに、というかこれ以上は無理――リルがそう思っても、天使たちが納得してくれるはずもないのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>案の定、くすぐり搾精天国は朝になるまで続けられました。</p>
<p>「ひへっ、へ、へ……♡♡♡♡　ひゃは、ひゃぁぁ……♡♡♡♡」</p>
<p>事後。たっぷり甘やかされて、たっぷり気持ちよくさせられて、リルの表情はもうとろとろ。その姿を、ワイエルとビィルエルが愛おしそうに見つめています。</p>
<p>「ふふふ、何とも無様な姿ですね、リル♡　その姿、私たち以外には絶対に見せてはなりませんよ」<br />
「安心しろ、リル。これだけの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>があれば、サキュバスに遅れを取ることはあるまい」</p>
<p>「今更仕事モードになっても、あなたがそれはもう愉しんでいたという事実は消えませんよ。ビィルエル」<br />
「ううううるさい」</p>
<p>浮遊感と共に意識が現実へと引き戻されていきます。目覚める時間です。</p>
<p>「では行きなさい、勇者リル。卑しいサキュバスどもの雌穴など、一つ残らず瞬間接着剤でふさいでしまうのです」<br />
「そこまでしなくていいぞ。旅がつらくなったら、いつでもここに帰ってくるんだ、リル」</p>
<p>目覚めたリルは、夢精でべとべとになった下着の処理をして、決意を新たにサキュバス討伐の旅を再開するのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、何やかんやあって、リルはとうとう淫ヶ島にたどり着きます。</p>
<p>「なななな何なんじゃよおおおお！！？　ひとの住処に突然現れたと思ったら、物騒な剣持って暴れ回りおってええええ！！？」</p>
<p>「人々を襲うサキュバスたちを退治しに来ました」<br />
「貴様か！！　最近町々でサキュバスを物理的に襲って回ってるっていうイカれた人間はあああ！！？」</p>
<p>「こらしめました」<br />
「いやほんと迷惑してるのじゃぞ！！？　儂らだって食わねば死んでしまうというに！！！　人里を歩けばサキュバス狩りだ何だって、ちゃんと合意の上で精液を貰ってるんじゃぞおおお！！？」</p>
<p>「でも、既婚者を誘惑するのは不貞行為になるので駄目だと思います」<br />
「分かったからその剣をしまうのじゃあああああ！！？」</p>
<p>激しい死闘の末、リルはとうとうサキュバスの親玉を打ち倒すことに成功したのでした。</p>
<p>世界に平和が訪れます。もしも相手が鬼であれば財宝の一つや二つよこしてくれたでしょうが、ケチなサキュバスが相手ではそうもいきません。</p>
<p>「……貴様、それはあまりにも図々しいとは思わんのか」<br />
「別に、要求はしていませんよ。ただ、貰ってないなあって」</p>
<p>「はぁ、人間との付き合い方を考え直さなければならないのう……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次の瞬間でした。</p>
<p>空から暖かな光が差し込み、リルを包み込みます。『2度と来るな！！』というサキュバスの声をよそに、ふわりと浮くリルの小さな体。キャトルミューティレーションされかねない状況に目を瞑りますが、声が聞こえました。</p>
<p>「リル……。勇者リル……」<br />
「目覚めるのだ、リルよ……」</p>
<p>この声は――リルは目を開きました。</p>
<p>彼がいたのは、暖かな陽光の照らし続ける空の上。足元を見ると、地面もないのに体が宙に浮いています。意識がはっきりとしていて、感覚も鮮明で、体も自在に動く。</p>
<p>そして、服は着たまま。今度は夢ではない、現実です。</p>
<p>「よくやりましたね、勇者リル」<br />
「お前なら必ずやり遂げられると信じていたぞ、リル」</p>
<p>目の前には、2人の女性が立っていました。金髪の天使ワイエルと銀髪の天使ビィルエルが、リルに惜しみない賛辞を送ります。リルも『長く苦しい戦いだった』と、感動に打ち震えるところです。</p>
<p>これで、勇者リルの長い旅はおしまい。しかし、このままエンディングが流れるかと思いきや、ふとビィルエルが前に出ました。</p>
<p>「と、ところで、だ。リル、これからお前はどうするつもりだ？」<br />
「どう、って……？　どういうことでしょうか」</p>
<p>「その、何だ。今後の予定というか、将来の展望というか、な？」<br />
「いえ、特に決めては。ただ、これからも、世の中を良くしていく旅を続けられたらと思っています」</p>
<p>「お、おお。そうか、そうなの、か……。ああ、よい志だなぁ……」</p>
<p>何とも言えない表情でがっくりと肩を落とすビィルエル。そんな彼女にちょっとどん引きしたワイエルが、今度は前に出てきます。</p>
<p>「勇者リル。見事サキュバスを打ち倒したあなたに、ちょっとしたご褒美とお願いがあるのです」<br />
「お願い、ですか？」</p>
<p>正義感に溢れるリルは、『ご褒美』よりも『お願い』の言葉に反応しました。ワイエルは内心『ああはいはいそっちね』と思いながら言葉を選びます。</p>
<p>「ええ。私たち天使というものは、常に一つの大きな<ruby>問<rt>・</rt></ruby><ruby>題<rt>・</rt></ruby>にとらわれていまして。あなたならきっと、その問題を解決できるのではないかと」</p>
<p>「僕を助けてくださった天使さまたちを、今度は僕が助けられるなら！　何でもしますよ！」<br />
「心強いこと、この上ありません。勇者リル」</p>
<p>にっこりと笑うワイエル。その背後で、ビィルエルが何だかものすごく挙動不審になっていることに、使命感に燃えるリルには気付けないのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、リルは2人の天使たちにどこかへ連れて行かれます。</p>
<p>大地の見えない陽光の空をふわふわと飛んでいくと、ひときわ大きな雲があるのです。足を付ければ雲の上に立つことができて、雲の上なのにきれいな水が流れる小川があるし、見たことのない果物のなる樹木まで生えています。</p>
<p>「ここは天界のごく一部です。巨大なお屋敷の中にある、ほんの一部屋にすぎないと考えればいいでしょう。今まで私たちが会っていた場所は、いわば玄関口です」</p>
<p>ワイエルの説明に、リルは『じゃあ玄関口でいかがわしいことをしてたってこと？』と思わないでもないでしたが、とにかく、天使たちが雲の上に住んでいるという話は本当のようです。</p>
<p>「あなたのうわさを聞いて駆け付けた者も多いですね。ブラデエルに、ラムエル、ジンエル、テキラエル、ウォッカエル、ぽんしゅエル、焼酎エル……」</p>
<p>右から、左から、前から、後ろから、上から――今や、この場にはワイエルとビィルエルだけではない、たくさんの天使たちが集まっています。</p>
<p>その誰もが、目鼻立ちの整った、実にイイ体をした美しい女性たち。美女たちに取り囲まれて注目を浴びるというのは、何だかものすごく恥ずかしい気がして、リルの顔がほんのり赤くなります。</p>
<p>それをごまかそうとして、リルは質問しました。</p>
<p>「それで、天使さま。僕は一体何をすればいいのでしょうか？」<br />
「ん、ああ、そうでしたね。あなたは――」</p>
<p>ワイエルの何だかちょっともったいぶるような言い方に、リルは少し違和感を覚えました。どうにも、切迫した事態というわけではなさそうです。</p>
<p>まあ何でもいいか、天使さまたちが困っていることには変わりない――そして、リルが待つこと数呼吸、ワイエルの返答は。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――あなたはここで永遠に、私たちのこちょこちょペットになってもらいたいのです」<br />
「……え？」</p>
<p>「こちょこちょペットです」</p>
<p>2回言いました。</p>
<p>右耳で聞いても、左耳で聞いても、どうにも聞き間違いではないようです。不思議です。</p>
<p>「『こちょこちょペット』という名称がお気に召しませんか？　まあ何でもいいですよ。『くすぐり奴隷』でも、『セフレ』でも、『擽ラレ笑イ悶エルコトダケ許サレタ快楽人形』でも」</p>
<p>「そ、その。僕は、天使さまたちが困っていると聞いて……」<br />
「うそは付いていませんよ？　困っているんです。私たち天使には、娯楽が圧倒的に不足しているのです。このままでは暇死にしますよ、暇死に。あーあ、どこかにたくさんえっちさせてくれる男の子がいればなー」</p>
<p>「で、でも僕は、世の中を良くしていく旅を……」<br />
「あなたみたいな軟弱者が世直しなんて、どこかで野垂れ死ぬのが目に見えています。サキュバスごときに武力で苦戦するあなたの取り柄なんて、容姿と正義感ぐらいのものですよ？　うぬぼれるのも大概にしてください」</p>
<p>この天使、すっごい刺してきます。以前からうすうす感じてはいたけれど、そんじょそこらのサキュバスより性格悪い。</p>
<p>「でも、僕なんかが、天使さまたちの期待にお応えできるわけが……」<br />
「何を言っているのですか？　あなたの献身によって救われる者が、少なくとも<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby><ruby>1<rt>・</rt></ruby><ruby>人<rt>・</rt></ruby>いるではないですか」</p>
<p>特に誰かに促されるわけでもなく、頭で考えるまでもなく、2人の視線は自然とビィルエルのほうに移りました。</p>
<p>「も、もももも、もういいんだよな……♡　こ、こここに来たってことは、<ruby>同<rt>・</rt></ruby><ruby>意<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>ってことだよなぁ……ッ♡」<br />
「はいビィルエル、待て。待てですよ」</p>
<p>目をぎんぎんさせたビィルエルに、ワイエルはため息を付きながら<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>します。最初は凜としていて格好よかったのになあ。</p>
<p>とにもかくも、天使たちの提案とは、ここで永遠にくすぐり犯されていろ――と。自分の人生がいきなりとんでもない方向に吹っ飛ばされてしまって、リルは頭と心の整理が付きません。</p>
<p>しかし、リルが熟考する暇もなく、ワイエルが言うのです。</p>
<p>「リル。正義感も結構ですが、1度、自分に正直になって考えてみてください」</p>
<p>その途端でした。ワイエルが、ビィルエルが、目の前にいるたくさんの天使たちが、リルの目の前で指をわきわきこちょこちょとうごめかせ始めたのです。</p>
<p>「こんなにもたくさんの指と羽根で、全身をこちょこちょされたくはありませんか……♡」<br />
「ひぅ――」</p>
<p>「もしも嫌なら、私たちの手を払いのけなさい――♡」<br />
「ぅ、あ、ぁ……！！？」</p>
<p>まるでスイッチをかちりと切り替えたように、リルのおちんちんがギンと勃起します。</p>
<p>これまで幾度となくサキュバスの誘惑を払いのけてきた勇者リル。しかし、天使たちの手を払いのけることはできなかったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひゃぁあぅぁぁぁあああっひゃっはっはははははははははははははぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ぁひゃはっ、あ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>雲で作られたふかふか床の上に、大の字姿のリル。両手両脚は天使の腕に押さえ付けられ、その全身には大量の指と羽根。</p>
<p>今までの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>なんて比べものにならないぐらい、甘くて、多くて、激しくて。永く、永く、永いくすぐり搾精が行われます。</p>
<p>「君の活躍、ずっと見てたよぉ♡　頑張ったご褒美にたくさんこちょこちょしてあげるねぇ♡」<br />
「ぃひゃぁっひゃっはははははははははははぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　わきっ、腋の下くしゅぐっだひっ、もぉ十分くすぐったひでひゅぅぅぅぁっはっははははははははははははははひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「……ま、仮に旅に失敗してたとして、『お仕置き』とか適当な理由を付けてここに連れてきてた気がするけど」<br />
「ひひ――♡♡♡♡♡　なひぇっ、ぼくっ、ぼくはぁぁっひゃっははははははははははははひゃぅぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡♡　あ、ああああ足の裏はだめへっ、ぁはっ、ひゃはっはははははははははぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「まあまあ、いいじゃないすか。実際、無事に成功して、しっかり人間たちを救ったわけなんすから。これで心置きなくこちょこちょご褒美ックスできるってもんすよ♡」<br />
「ぁはっ、ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはっはははははは～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>天使たちのくすぐり責めは、統率の取れたものではありませんでした。みんなが好き好きに、リルの体のどこかしらを指で、あるいは羽根でこちょこちょして、そのかわいらしい反応を愉しみます。</p>
<p>こんなにも無秩序だと、体の上でケンカが起きてもおかしくなさそうなのに。しかし、天使たちのくすぐり搾精というものは、どこまで行ってもただひたすらにくすぐったくて、気持ちいい。リルはもう、体のどこかがくすぐったいだけで、おちんちんからびくびくぴゅっぴゅと射精してしまう有り様です。</p>
<p>「ん～♡　もしかして君、くすぐられながらおっぱいでむぎゅむぎゅされるの好きぃ？　いいよ、たくさんしたげるぅ♡」<br />
「んむぐっ、か、顔――♡♡♡♡♡　んむぅっふふふふふふぅぅううっ♡♡♡♡♡　ぷはっ、あっはははははははははひゃあむぅぅぅううっ♡♡♡♡」</p>
<p>「……耳元でささやかれるのも好きだよね？　ほら、こちょこちょでイけ、イけ、イけ――っ♡」<br />
「ひぅ――♡♡♡♡　ひ、ぁ、あ、あ、あ――♡♡♡♡　ひ――っ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「君は余計なこと考えちゃだめっすよ？　君が気持ちよくなる方法、全部全部教えて……？」<br />
「ひひゃっはははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　そんなっ、ひょんなはぁぁっひゃっはははははははははははぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは笑い悶えながら、気付いたことがあります。自分のことをこちょこちょと犯し続ける天使たち。彼女たちの<ruby>性<rt>・</rt></ruby><ruby>欲<rt>・</rt></ruby>というのは、人間のものとも、サキュバスのものとも、少し違っていたのです。</p>
<p>人間の性欲とは、絶頂に対する欲求だけではありません。支配欲、あるいは嗜虐欲、あるいは愛情、実にさまざまな欲求と感情が入り交じった複雑なもの。一方でサキュバスの性欲とは、ただひたすらのおちんぽ中毒。</p>
<p>天使たちの性欲は、どこか自身に対する快感が希薄だったのです。自分が悦ぶよりも、相手を悦ばせたい。それどころか、相手の悦びが、そのまま自分の悦びになる。だから、リルが悦ぶことを、嫌な顔一つせずただひたすらにしてくれる――それは、『奉仕欲』という言葉が最も近い。しかし、奉仕するだけでこんなにも満たされてしまうだなんて、人間では考えられません。</p>
<p>それはたとえ、いつも意地悪な金髪のほうの天使ワイエルも同じ。</p>
<p>「あら、心外ですね。私もビィルエルほどでないにせよ、あなたのことは結構気に入っているのですよ？」</p>
<p>どこかひねくれた言葉で返すワイエル。しかし、そのまなざし、その表情はまるで恋人や伴侶に向けるそれのよう。もしも彼女が『あなたのことなんて別に好きではない』と言った時にそれを真に受けて別の女性を選ぼうものなら、包丁を持って地獄の果てまででも追いかけて来そうです。</p>
<p>「<ruby>最<rt>・</rt></ruby><ruby>初<rt>・</rt></ruby>は、あなたのサポートをした私たちが頂くことになっています。ビィルエルとの順番は、まあ、じゃんけんで決めました」<br />
「ぅ、あ――♡♡♡♡♡　ぁ、挿って――♡♡♡♡♡　ぁ、ぁあ、ぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふふ。これであなたも立派な男の子ですね、リル。そ、し、て――っ♡」<br />
「ひひゃはっ、ひゃぁぁぁっははははははははははははははぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　ひゃめっ、腰っ、動かしながひゃっ、腋の下くしゅぐ――♡♡♡♡♡　ひゃはっはははははははひゃぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>他の天使たちが指と羽根でリルの全身をくすぐり姦すさなか、騎乗位で犯し始めるワイエル。それも膝立ちでなく、足の裏を床にべったりと付けて、まるで相手を捕食するかのような、濃厚なスパイダー騎乗位です。そして両手で乳首や腋の下をこちょこちょ。</p>
<p>彼女の手付き、腰付きは、やっぱり意地悪でした。時折甘く優しく、焦らすように責めるかと思ったら、急に搾り取るような激しい動きに変わったり。でも仕方ないのです。だってリルは、いつの間にかワイエルに意地悪されるのが好きで好きでたまらなくなってしまったのですから。</p>
<p>愛情たっぷりの意地悪というのは、他の何ものよりも甘い気分にさせてくれるものなのです。</p>
<p>「もっ、だめ、らめっへへへへへぇぇぇぇえええっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは、拘束された腕をぎちぎちと動かしながら射精しました。それを見て、ワイエルは腕を抑え込んでいた天使たちに『1度外しなさい』と告げます。</p>
<p>射精しながらしがみ付くように抱き付くリルと、優しく応えるように背中に手を回すワイエル。</p>
<p>「あなたはすっかり甘えんぼうさんになりましたね、リル。ふふふ、情けない子……♡」<br />
「ぅあ、ぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひひゃっ、っぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>抱擁が温かくて、心地よくて、射精がどくどくと止まらなくなってしまいそう。</p>
<p>それでも長い長い射精が終わると、ひーひーと息をするリルの腰から、ワイエルが下りてしまいます。</p>
<p>「ぁっ、はぁ……♡♡♡♡♡　はひゃっ、ぁぁ……♡♡♡♡」<br />
「あなたとずっと繋がっていたいのはやまやまですけれど、順番は守らねばなりません」</p>
<p>リルが名残惜しさを感じる間もなく、入れ替わりで彼の腰に跨がってくるのは、銀髪のほうの天使ビィルエル。そう、溢れんばかりの奉仕欲を持っているのは、彼女も同じなのです。</p>
<p>「ふふ、ふふふふ♡　と、とととうとう、リルとセックス、リルとセックス、リルとセックス……ッ♡」</p>
<p>もはやコミュニケーションすら成り立たなそうなぐらい発情したビィルエル。最初はただ見た目が好みなだけだったのに、その真っすぐさ、その純朴さ、その犯された時のかわいらしさに心打たれて、どうしようもなく好きになってしまった。今の彼女は無敵です。</p>
<p>「任せろリル、私がたっぷり、たーっぷり奉仕してやるからなっ♡」<br />
「――ぅあぇあひゃああああああっ♡♡♡♡♡　なっ、何でひゅか<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>格<rt>・</rt></ruby><ruby>好<rt>・</rt></ruby>ぉぉあああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>相も変わらず、他の天使たちが指と羽根でリルの全身をくすぐり姦すさなか、騎乗位で犯し始めるビィルエル。しかしそれは、『騎乗位』と呼ぶにはあまりに羞恥的。でんぐり返しのように両足をがばりと持ち上げられた、いわゆる『ちんぐり返し』状態の杭打ちピストンです。</p>
<p>「恥ずかしい格好を取らせて済まない。だけどこの格好だと、<ruby>足の裏<rt>ここ</rt></ruby>をたーっぷりくすぐれるんだ……っ♡」<br />
「――っぁ゛ーーーーっはっはっはははははははははははぁぁぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　これっ、つよすぎぃぃぃぃぃひっひゃっははははははははははははぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　ぁはっ、っぁ゛ぁぁぁぁああああああああああ～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>そして、ビィルエルは持ち上げた両足の裏を手でくすぐり始めます。こちょこちょかりかりと、激しくて、ねちっこい。ほとんど陵辱のような光景に、他の天使は『これは奉仕か？』という疑問を抱かなくもないでしたが、これは紛れもなく奉仕です。</p>
<p>だって、リルにとって、ビィルエルから煮えたぎるほどの情欲をぶつけられるのは、うれしくてうれしくて仕方ないことなのですから。</p>
<p>「ぁ゛はっ、ぁはははははははははッ♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぎっ、ぃぃいい――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは恥ずかしい格好のまま射精しました。ちんぐり返しなんてあまりに恥ずかしくて、リルは真っ赤な顔を横に反らします。そんな反応を、ビィルエルがはあはあと興奮した様子で見つめてくるのが分かって、リルは恥ずかしさとうれしさでおかしくなってしまいそうです。</p>
<p>「はぁ、はぁぁ……っ♡　リル、かわいいなぁ、リルぅ……♡」<br />
「ぃ゛やっはははははははははひゃぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　いまっ、<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>てへッ♡♡♡♡♡　うごかなひでくだひゃっ、止まって、とまっでぇぇぇぇぇぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>射精中、さらに激しい杭打ちピストンと足の裏こちょこちょが加えられて、リルは下半身がおかしくなった気すらしたのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、たくさんの天使たちが代わる代わるに、リルにご奉仕をします。</p>
<p>「次は私の番ー！　さっき裏でじゃんけんして決めたんだぁ。私はおっぱいで君のおちんちんを挟んじゃうぞぉ♡　それで、空いた手でお腹をこしょこしょこしょこしょぉっ♡」<br />
「ふゃぅぉっはっははははははははぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　何でひゅかっ、これっ、やわらひゃっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁああお腹の筋肉もまにゃひでくだひゃぁぁぁっははははははははぁ゛ぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「……次は私。私、<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>口<rt>・</rt></ruby>が上手なんだよ♡　ちゅっ、じゅるるっ♡　おちんちんなめられながら、内股こちょこちょされるの、すごいでしょ？」<br />
「ひひゃっ、ひゃははははははははぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　だめっ、これっ、あそこ、溶けひゃ――♡♡♡♡♡　ひぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「私は特別に、君に動かせてあげるっすよ♡　ほら、正常位正常位。……代わりに、その小っちゃなお尻をたっぷりくすぐらせてもらうけど……♡」<br />
「きひっひひひひひひぃぃぃぃいいいっ♡♡♡♡♡　ひゃらっ、そえ、ぞくぞくしへっ♡♡♡♡♡　うごけなっ、くすぐっひゃくて動けなひでひゅっふふふふふふぁひゃははははははぁぁぁぁあああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>パイズリしたり、フェラチオしたり、正常位でハメさせながら無防備なお尻をこちょこちょしたり。天使たちのやりたい放題です。</p>
<p>もちろん、順番待ちの他の天使たちは、彼の全身をくすぐり姦したまま。そのなめらかな指で、羽根で、時には舌で。首筋、肩、腕、手のひら、腋の下、脇腹、おへそ、背中、腰、太もも、膝、ふくらはぎ、足の裏――くすぐったくない場所なんて、どこにも存在しません。優しくなでられ続ける頭ですらくすぐったい。</p>
<p>「ぁはっはははははははひゃぅぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはっ、ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「リル。これからは、ずっと、永遠に一緒ですからね♡」<br />
「ずっと、ずーっと、永遠に気持ちよくしてやるからな。リル……っ♡」</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはっ、ひゃはははははっ♡♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルはずっと、かわいらしく笑い悶えながら射精し続けました。</p>
<p>みんなみんな、リルのことが大好きでした。形はみんなちょっとずつ違えど、みんながみんな愛情たっぷりのこちょこちょをしてくれるから、リルは逃げることができませんでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>天使たちの住まう地――天界。それは生者であっても肉の身を持つことはなく、魂のみの住処。</p>
<p>故に、物質的な劣化というものが存在しない世界。</p>
<p>白い肌、小柄で細い体躯、柔らかな髪、丸い目。女装したらえらくかわいくなりそうな少年のまま、老いることなく、体液が尽きることもなく、息が切れることすらない。</p>
<p>「しかし、少し設備がさびしいですね。もう少しムードのあるベッドとか、ゆったりとくつろげるティーセットとか、いろいろと欲しくなりますね」<br />
「そ、そういうのを持ち込んでもいいのか？　な、なら、そそそ<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>道<rt>・</rt></ruby><ruby>具<rt>・</rt></ruby>とかあるといいかもしれんなあっ？」</p>
<p>「ああ、あなたの寝室の棚に隠されているあの……。しかしなるほど、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>ビ<rt>・</rt></ruby><ruby>デ<rt>・</rt></ruby><ruby>オ<rt>・</rt></ruby>を観賞させて性教育というのもおもしろそうですね……♡」<br />
「オナホールとか、ローションとか、たくさんあるぞぉ……♡　たくさん気持ちよくなろうなぁ、リル……♡」</p>
<p>「ぁはっ、ひゃ――♡♡♡♡♡　ぁはぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ひゃはっ、ははははははひッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>後に、天界の一部に『<ruby>擽園<rt>ラクエン</rt></ruby>』と呼ばれる場所がつくられます。</p>
<p>こうして、勇者リルは天使たちの住まう擽園で、永遠に全身をこちょこちょされながら幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。</p>
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		<title>疑似肉体&#038;触覚共有スーツによる女体レンタル遠隔姦サービス。執拗な全身舐めと乳首・クリ責めを受けて後悔アクメする少女のこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 Nov 2024 09:52:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[女体を完全再現する"疑似肉体"、その疑似肉体への刺激をネットワークで本人に伝える"触覚共有スーツ"を利用した、遠隔えっちサービスがありました。これは、そんなお店で初めてバイトする少女のお話。ちょっとしたお金稼ぎのつもりだったのに、姿も分からない相手からの、多種多様で、ちょっぴり変態的で、しつこく激しい全身責めに、頭がおかしくなるぐらいに後悔するまでイカされてしまうのでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
女体を完全再現する&#8221;疑似肉体&#8221;、その疑似肉体への刺激をネットワークで本人に伝える&#8221;触覚共有スーツ&#8221;を利用した、遠隔えっちサービスがありました。これは、そんなお店で初めてバイトする少女のお話。ちょっとしたお金稼ぎのつもりだったのに、姿も分からない相手からの、多種多様で、ちょっぴり変態的で、しつこく激しい全身責めに、頭がおかしくなるぐらいに後悔するまでイカされてしまうのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Pixivリクエスト</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>小さい頃、年の離れた姉の部屋で、大人のおもちゃを見つけてしまったことがあった。</p>
<p>うずらの卵みたいな形をしたローター。そのローターには<ruby>線<rt>コード</rt></ruby>が付いていない。机の棚にはリモコンがしまわれていて、少し離れた所からでもボタンを押すと、ローターがブーブーと甲高い音を立てながら振動を始めるんだ。中途半端な性知識しか持っていなかった私でも、それがえっちな<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>であることが分かった。</p>
<p>兄弟姉妹の性事情を知ったところで、大した問題にはならない。片や姉は、恥ずかしがり怒りながら、もっと念入りにおもちゃを隠すようになる。片や私は、『あんまり家族のそういうのを知りたくはなかったな』なんて思いながら、家族であっても触れてはならない領域というものを学ぶ。それで2人の関係は保たれて、めでたしめでたし。</p>
<p>だけど、幼い頃の衝撃的な体験は、記憶の片隅にぼんやりとした疑問として残り続ける。</p>
<p>遠くから気持ちよくさせられる――それって、そんなに良いことなのかな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――それでは、初めての<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>ということでよろしかったですか？」<br />
「は、はい」</p>
<p>私――<ruby>雨音<rt>あまね</rt></ruby> <ruby>糸<rt>いと</rt></ruby>は地味な大学生だ。染めない、巻かない、結わない、肩の上で切りそろえただけの黒髪。素朴な顔。めりはりの少ない体。少しやぼったいパーカーとジーンズ、スニーカー。</p>
<p>そんなあか抜けない私が今いるのは、おしゃれなアパレルショップや雑貨店、カフェ、エステなどが建ち並ぶ、都内でも女性に人気のエリア。きらきらとしたビルの3階で、お小遣いが欲しい私はアルバイトをすることになった。</p>
<p>……それも、えっちなアルバイトだ。</p>
<p>「まずは、改めてお仕事の内容をご説明させていただきます。よろしいでしょうか？」<br />
「よっ、よろしくお願いしますっ」</p>
<p>「ここは、リモートプレジャーサービスのお店です。プレジャーの意味は……分かりますよね？」<br />
「は、はい」</p>
<p>私はうなずきながら、自分の顔が熱くなるのを感じた。回りくどい言い方をしているけれど、つまりは<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>。</p>
<p>だけど、それだけじゃない。大切なのは、その<ruby>前<rt>・</rt></ruby>。リモート――日本語にすれば『遠隔』。そう、ここは……。</p>
<p>「ただし、ここではお客さまのお相手を直接することはありません。ここでお仕事をする方には、こちらの『触覚共有スーツ』を着ていただきます」</p>
<p>お仕事の案内をしてくれるスタッフさん（私よりも年上で、ずっときれいな女性だ）が取り出したのは、真っ黒なスーツだった。サイズは小さいけれど、きっとよく伸びるんだろう、ゴム手袋のような質感で、ところどころに金色の線が引かれている。</p>
<p>「こちらのスーツを着用することで、お客さま側にある『疑似肉体』が着用者の体形を忠実に再現。<ruby>プ<rt>・</rt></ruby><ruby>レ<rt>・</rt></ruby><ruby>イ<rt>・</rt></ruby>が可能になるということです。そう、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby>のようにですね」</p>
<p>受付カウンターの側にはパイプ椅子があって、そこには薄橙色の<ruby>塊<rt>・</rt></ruby>が座らせられていた。その形は、女性の首から下そのまま。ぼんっと膨らんだお胸、きゅっとくびれた腰、またぼんっと大きなお尻。私なんかじゃあ比べものにならないぐらい、素敵な体。</p>
<p>見とれていると、スタッフさんが言った。</p>
<p>「それ、実は私の体なんですよ？　今、中にスーツを着ているんです」<br />
「ええっ！？」</p>
<p>「触ってみてもいいですよ？　ご安心を、プレイ用ではなく観賞用ですので、感覚共有機能は切ってあります」<br />
「そ、それじゃあ」</p>
<p>「あんっ♡」<br />
「っ！？」</p>
<p>「うふふ、冗談です♡」<br />
「…………」</p>
<p>『疑似肉体』は、まるで本物の体のように柔らかくて、しっとりと指の吸い付きがよくて、だけど汗とかの不快なベタ付きを感じさせずさらさらしていた。</p>
<p>つまり、こういうことだ。</p>
<p>ここで働く女性は、『触覚共有スーツ』という真っ黒なボディスーツを着る。すると、遠く離れた所にいるお客さんの持っている『疑似肉体』が女性の体を再現して、向こうはその『疑似肉体』にえっちなことをして愉しむ。そして、その刺激は『触覚共有スーツ』を通じて、着ている女性にまで伝わってくる。</p>
<p>そうやって、遠く離れた人と擬似的にえっちなことをして、その対価としてお金をもらうんだ。ここは、そんなサービスで働く女性たちの事業所。お客さんはこことは違う、全国あちこちのお店にいる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>スタッフさんの案内は続く。</p>
<p>「それでは、コースを選びましょうか。まず、<ruby>ナ<rt>・</rt></ruby><ruby>カ<rt>・</rt></ruby>は大丈夫ですか？」<br />
「あ、わ、私、その。まだ経験がなくて……」</p>
<p>「分かりました。それでは、本番NGのコースにしておきますね。<ruby>最<rt>・</rt></ruby><ruby>初<rt>・</rt></ruby>は大切な方のために取っておいて差し上げてください」<br />
「は、はい」</p>
<p>「プロフィールはあらかじめ作成していただきましたから……あとは時間、それとお部屋ですね」<br />
「お部屋？」</p>
<p>「当事業所には、2種類の広さの個室と、共用スペースがあります。広い個室のほうがゆったりできますけれども、その分だけ多く手数料をいただくことになります。共用スペースは1番手数料が安くなりますが……最初はおすすめできませんね。他の女性がいる中でプレイをするわけですから」</p>
<p>私はカウンターに置かれたラミネート加工の案内を見る。なるほど、部屋A、部屋B、部屋C。</p>
<p>部屋Cはいくつものソファとテーブルが置かれた、大部屋の共用スペース。確かに、他の人もいる中でえっちなことをするのは嫌だなと思った。部屋Bは、個室だけど狭い。椅子1脚でいっぱいのその見た目は、お手洗いに近くて、横になることもできないみたい。部屋Aも広くはないけれど、それでも大きなベッドが1台置かれている。手足を思いっ切り開いて横になれそうだ。</p>
<p>「それじゃあ、<ruby>広い個室<rt>おへやA</rt></ruby>で。ええと、時間は<ruby>朝から夕方まで<rt>フリータイム</rt></ruby>でお願いします」<br />
「かしこまりました。それでは、お部屋は12号室になります。『触覚共有スーツ』を着たら、お部屋にある『開始』ボタンを押してください。こちらの端末で、レンタル開始の手続きをいたします」</p>
<p>私はそんなやり取りをして、『触覚共有スーツ』を受け取ったら、『何だか最後のやり取り、カラオケっぽかったな』なんて思いながら、個室に向かう。</p>
<p>後ろで、スタッフさんたちの会話が聞こえた。</p>
<p>「先輩、新しい子ですか？」<br />
「そうよ。声、抑えてね」</p>
<p>「続くといいですね。続けられる人、なかなかいないですから」<br />
「うーん、あの子は大丈夫じゃない？」</p>
<p>「どうしてです？」<br />
「ここに限らず、お仕事の動機って2種類があると思うの。一つは、『お金が欲しいから』。もう一つは、『そのお仕事が好きだから』」</p>
<p>「はあ、つまり？」<br />
「つまり、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>」</p>
<p>「いや、分かんないです」</p>
<p>私にも、その言葉の意味は分からないのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>12号室。実物を見てみると、やっぱり狭い部屋だ。</p>
<p>ダブル？　クイーン？　それぐらいのサイズのベッドがどんと置かれていて、その両側に人一人が通れる程度の空間があるだけ。</p>
<p>（まあ、ビジネスホテルぐらいの広さがあっても、持て余しちゃうよね）</p>
<p>部屋の鍵……は、付いていないのか。とにかく、かばんを置いて一息。心の中を整理。冷静な態度を装ってはいるけれど、自分のお胸に握りこぶしを置くと、心臓がばくばく言っていることに気付く。当然だ。だって私はこれから、えっちなことをしようというのだから。</p>
<p>そもそも、こんなアルバイトをしようと決めたことには、ちゃんとした理由があった。コンビニの店員になるよりも、ずっとお給料が良いから。実際にお客さんと会うことがなくて、気が楽だから。</p>
<p>だけど、えっちなことをすることに、ちょっと期待していたから――そんな理由があることも、確かに否定できない。</p>
<p>「……よし」</p>
<p>臆病はここで終わりにしよう。</p>
<p>私は服を脱ぎ始める。パーカー、ジーンズ、Tシャツ、ソックス、そしてブラとショーツ。途中、『共用スペースだと、他の女の人がいるところで服を脱ぐのかな？』なんて考えて、やっぱり個室にしてよかったと思った。</p>
<p>誰かが見ているわけではないけれど、裸になると不思議と焦る。私は『触覚共有スーツ』をがばっとつかんで、だけど前後の確認でもたついてから、足元からはくように全身に装着する。最初は子供服みたいな大きさだった黒色のスーツが、大きく伸びて私の体にぴちりとフィットした。タイツとゴムの間ぐらいの質感かな、少し厚みがあるけれど、さらさらしていて案外着心地がいい。</p>
<p>首から下が真っ黒なスーツに覆われている姿は、何だか映画とかに出てくる女スパイみたいだ。ほんの少しだけ、気分が上がる。</p>
<p>「よし、これで……ん？　何だろ、毛布の中に、何かが……うわ！？」</p>
<p>ベッドが変にこんもりしていることに気付いて、私は毛布をめくる。すると、大きな薄橙色の<ruby>塊<rt>・</rt></ruby>が転がっていた。見覚えのある、首から下だけの女体――これは『疑似肉体』？　それで、あまりぱっとしないその体形は、もしかして私の体？</p>
<p>「心臓止まるかと思った……。触っても反応がないから、観賞用ってこと？」</p>
<p>頭のない体を突然目撃するというのは、本当に心臓に悪い。</p>
<p>私は、自分の体を再現した『疑似肉体』をつんつんしながら気を取り直す。動作を確かめるために置かれているのかな。だけど、大きなものを置くスペースなんてこの部屋にないから、そのままベッドの上に転がしておくことにした。</p>
<p>「……よし」</p>
<p>壁にねじで取り付けられた、まるでファミレスのテーブルにでもありそうなボタンを押して、いよいよお仕事が始まるんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……と言っても、すぐに始まるわけでもないか」</p>
<p>この、ええと、ぷ、ぷれ……ああそうだ、リモートプレジャーサービスは、まず女性が『触覚共有スーツ』を着て、出品の手続きを取る。次に、お客さん側が出品された女体の一覧を見て、気に入ったものに入札する。そういった流れがあるから、どうしてもタイムラグがあった。</p>
<p>「というか、私みたいな地味な体が欲しいって人はいるの……？」</p>
<p>私はベッドの縁に腰掛けながら、かばんからスマートフォンを取り出した。入札はこういう端末から、案外気軽に行えるんだ。</p>
<p>念のためにインストールしておいたアプリを開いて、今借りられる女体の一覧を見てみると、うわ、私なんかよりずっと素敵な体がたくさん。みんなプロフィールをしっかり書いているし、顔写真を載せている人もいる。</p>
<p>「いろいろ工夫してるんだなあ。……ええ？　『一緒に○○ちゃんの体も借りてください。レンタル中は2人で百合えっちしています。百合の間に挟まる体験をあなたに♡』って何それ、うわ、すごい人気……」</p>
<p>私はというと、顔写真もなく、『よろしくお願いします』なんてシンプルすぎるプロフィールだけ。本当に借りてくれる人なんているのかな。このお仕事は歩合制だから、このままじゃあ来た甲斐なし。何だか心なしか、体も寂しいような気がする。</p>
<p>だけど、そんな心配をする必要はなかったみたい。</p>
<p>「――んくっ！？」</p>
<p>お腹に突然走るむず痒さ。最初は気のせいだと思ったけれど、あまりにはっきりした刺激だったから、気のせいじゃないとすぐに分かる。</p>
<p>始まった。誰かが、私の体を借りたんだ――私はスマートフォンをかばんに放り込んで、それからどうしたらいいのか分からなかったから、ベッドの上でぴんと姿勢正しく正座するのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ん……！？　あ、お腹、なでられ……くふっ！　そ、それ、くすぐったいぃ……っ」</p>
<p>今、私はお腹をなでられている。</p>
<p>それは、えっちなことをするというよりは、何か確かめるような触り方だった。ああ確かに、女体のレンタルなんてしたら、まずは『本当に借りられたのかな？』なんて触って確かめてしまうかも。だけど、その手付きはくすぐったいからやめてほしい。</p>
<p>私はベッドの上で正座したまま、相手を想像する。実は、貸し出しをしているのは女性だけでも、借りるのは男性でも女性でもできるらしい。一体、どんな人が私の体をレンタルしてくれたんだろう。だけど、どれだけ感覚を研ぎ澄ましても、どれだけ頭を働かせても、相手の姿はちっとも想像できなかった。</p>
<p>「も、もぉ、ちゃんと借りられてるからぁ……。は、離れた……っ？　ふぅ、ふぅ……」</p>
<p>ほんの十数秒で、お腹をなでられる感覚は離れていく。確認終了、本番はこれから。私の心臓がばくばくし始める。</p>
<p>心の準備。えっちなことをするというのだから、最初はやっぱりお胸かな？　でも、私のお胸はそんなに立派じゃないから、触って楽しいんだろうか。そしたら、いきなりアソコ？　――そのどっちが来てもいいように、私はお胸とアソコに意識を集中させる。</p>
<p>だけど、私の予想は全部外れた。</p>
<p>「くひゃぁぅあ！？　わ、腋ぃぃぃぇぇええ！！？」</p>
<p>腋の下にやって来るくすぐったさに、私は間抜けな悲鳴を上げてしまうのだった。</p>
<p>「ぅくひっ！？　ひぃ、ゃぁぁ……！！　これ、何ぃぃ……！？」</p>
<p>あまりにも予想外の場所に、あまりにも予想外の刺激。反射的に脇を閉じて腋の下をぎゅっと押しつぶすけれど、くすぐったい刺激は変わらずやってくる。</p>
<p>指じゃない。絶対に違う。もっと柔らかくて、幅が広くて、ねっとりしていて……これは、もしかして<ruby>舌<rt>・</rt></ruby>？</p>
<p>「腋の下、な、舐められてるってことぉ……！？」</p>
<p>それは、私の知るえっちとはあまりにもかけ離れていて、ぎょっとした。</p>
<p>まさか、よりにもよって最初のお仕事で、こんな変態に貸し出されるなんて。頭の中にぼんやりと浮かんでいた、相手の人物像が悪い何かになっていく。もやもやとした形が、歪んで、濁って……。</p>
<p>だけど、だからといって、今更中断なんてできない。私は、この姿も声も、名前すら分からない変態のやることに、付き合わされることになった。『触覚共有スーツ』が首から足先までを全部包み込んでいるから、全身どこの刺激も、私にまでくっきりと伝わってくるんだ。</p>
<p>「ぅひは！？　だから、そこは、くすぐったいだけだってへぇ……！？」</p>
<p>腋の下へのしつこい舐め回し。くすぐったさと嫌悪感に、全身がどんどん鳥肌立っていく。</p>
<p>「ふぉっ！？　おへそ、やめっ！？　何で、なんでこじ開けようとするのぉぉぉ……！！」</p>
<p>次におへそ。誰かの舌先が、私のおへそにすっぽり収まっている。腰や背中にも触られている感触があって、私の『疑似肉体』に思いっ切り抱き付いているのが分かって、気持ちが悪い。</p>
<p>「あひっ、足もぉ！？　なんで、そんな丁寧に……っ！？　ぃぅぃぃぃぃ……！？」</p>
<p>足の裏までも舐められ始める。土踏まずとか、指先とか、指の股とか。舐められるたびに、足の指がぎゅっと丸まって、変な汗が出てくる。</p>
<p>「ま、待っ！！？　お尻はやめ――！！？　ひ、ぃぃぃぃぃいいいい！？　や、やぁーー！！？　気持ちわるっ、気持ち悪いぃぃぃぃい！！？」</p>
<p>まさか、まさかまさかまさかまさか！　お尻の穴まで！？　ああもう、全部が全部信じられない！　正座したままの体が、びょんびょん飛び跳ねる。</p>
<p>「ぅ゛ぅぅぅううーーーー！！　もうやだっ、これもうやだぁぁぁあーーーー！！？」</p>
<p>首筋、背中、指先、二の腕、太もも――私は全身のいろいろな部位を舌でなめられる。どうしてこんなマニアックなところばかり。その全部が不快で、私は体をじたばたと暴れさせ続けることしかできなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど、そんな風に声を出しながら暴れていると、だんだんと疲れてくる。</p>
<p>「ふーー……！！　はっ、はぁ……！！　はぁぁ……！！」</p>
<p>ずっとベッドで座っているだけのはずなのに、全力で走った時みたいに全身が汗だらけ。このスーツはきっと良い素材で作られているんだろう、蒸れた感じがしないのはすごいと思った。</p>
<p>とにかく、『何だかもう、抵抗するのもばからしくなってきた』なんて思い始めて、正座を崩して、脚を前に投げ出して座り直した時のことだった。</p>
<p>「んわひぁっ！？」</p>
<p>今まで触られてこなかった部位に、ねっとりとした感触。</p>
<p>全身を舐めていた舌が、とうとう私のお胸を犯し始めたんだ。</p>
<p>「くっ、ぅう……！　やっと、っていうか、最初からここ舐めてくれれば……っ！　ぅ、やっぱり、気持ち悪いぃ……！？」</p>
<p>来た、とうとう来た。</p>
<p>大した膨らみのないお胸の付け根から、舌先でゆっくりと円を描くように。その円はだんだんと狭まっていき、らせん状に中央へと近づいていく。『やっぱり舌を使うんだ』なんて、嫌悪感に鳥肌立たせたのは最初だけ。舌がいよいよ乳首に触れると、私の反応も変わってくる。</p>
<p>「くひゃぁあっ♡♡　ぅあ、ぇ――！？　こんな、気持ちい――♡♡」</p>
<p>こんなお仕事をしている私だから、もちろん独り遊びだってしたことがある。乳首というのは全身の中でも特に気持ちいい場所の一つだけど、指で触り続けているとどうしてもひりひり痛くなってしまう。</p>
<p>だけど、舌は違う。余計な摩擦のない、柔らかく、だけど確かな気持ちよさ。私が<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>め<rt>・</rt></ruby>か何かでない限り、独りでは絶対に味わえない、未知の感覚。</p>
<p>「ぅひっ、こんな、しつこく舐められたら――♡♡　ぅあっ♡♡　これ、すごっ、は、ぁぁぁぁぁ――♡♡」</p>
<p>私は考えを改め始めた。もしかして、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>店<rt>・</rt></ruby>で舐められるのって最高？</p>
<p>だって、私の体に伝わってくるのは触覚だけ。相手の唾液も、臭いも伝わってこない。相手の声も、顔すらも分からない。つまり、純粋な気持ちよさだけがやってくる。まるで、口えっちの嫌な部分を全部取り除いて、きれいな部分だけを取り出したみたい。</p>
<p>凝り固まった嫌悪感が、少しずつ溶けていく。もしかしたら、腋の下とか、おへそとか、足の裏とか、もしかしたらお尻の穴とか。そういう部分も嫌がらずにちゃんと感じれば、ちゃんと気持ちよかったのかもしれない。今からでも、ちょっとだけ試してみてくれないかな？</p>
<p>そんな後悔は、アソコを舌でぺろりと舐められた瞬間に、全部吹き飛んだ。</p>
<p>「ふぉっ♡♡♡　ぉぉぉおおおおおおおおおおっ♡♡♡」</p>
<p>つるつるの割れ目に舌の表面がぺとりと乗せられた瞬間、私は腰をぐんと上に突き出しながら悲鳴を上げた。ずるずる、ずるずる、ずるずるずる。アソコの盛り上がりを包み込むように乗せられた舌が、少しずつ上にずれていく。</p>
<p>「ぉっ♡♡♡　おっぉっおっおっ♡♡♡　だめ、このまま<ruby>上<rt>・</rt></ruby>に来たら、<ruby>当<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>♡♡♡　<ruby>当<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>ひ<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>ぁぁぁあああ♡♡♡」</p>
<p>そして、ぬるりとした感触がクリトリスを包み込んだ瞬間、今までの嫌悪感が、全て完全に溶けさった。</p>
<p>「っ～～～～～～～～♡♡♡　ぁっ、ぁぁぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡」</p>
<p>優しく、だけど強烈な気持ちよさだった。唾液と愛液のぬるぬる感、その奥にある舌のざらざら感の、絶妙なバランス。</p>
<p>「ぅあぉっ♡♡♡　また、舌がぺたってっ♡♡♡　まさか、さっきの舐め方、また――ひゃぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡　それっ、すご、気持ちよくて、だめ――ぇひゃぁぅぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>それから、何度か同じ舐め方をされる。つるつるの割れ目に舌をぺとりと乗せて、舌の表面を全部使うようにして、ずるずるとなめ上げていく。2度、3度、4度、5度。もう、ずっとこれだけされていたいぐらいだけど、気持ちよさにはまだ<ruby>上<rt>・</rt></ruby>があった。</p>
<p>私の腰がびくん、びくんと跳ねて止まらなくなった時、今度はクリトリスを口に含まれるんだ。</p>
<p>「ふぁぉぇひやほぉぉぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡　こんなっ、やわらかひのっ、はじっ、初めてっ♡♡♡　へっ、へっへっへぇぇぇえっ♡♡♡」</p>
<p>恥ずかしい声が出たと思った。だけど、仕方ないじゃないかとも思った。</p>
<p>クリトリスを囲むように吸い付く唇の感触はぷるぷると柔らかく、小さなお豆みたいなクリトリスをちろちろ、ずりずりと舐める舌先は、生卵の黄身も潰せなさそうなぐらいに、優しくて柔らかい。</p>
<p>「ひふっ、ひひひひひっ♡♡♡　あっ、だめ、体の力が、抜け――♡♡♡」</p>
<p>だんだんと座っているのがつらくなってきて、私はベッドの上にあおむけで倒れた。すると、今更だけど気付いたことがあった。</p>
<p>「ぅあ、ぁ――♡　<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>――♡　もしかして、動いて――♡」</p>
<p>ベッドに横たわっていた、私の体を再現した観賞用の『疑似肉体』が、小さく動いているんだ。</p>
<p>私が試しに、自分の肘や膝を曲げてみるけれど、反応はない。だけど、クリトリスを舐められて『んぁぅ！？』なんて悲鳴を上げた瞬間、『疑似肉体』の腹筋がびくんと跳ね上がる。関節の大きな動きじゃなくて、筋肉の小さなびくつきとか……そういった私の反応を、正確に再現しているみたい。お胸に手を当ててみると……うわ、ばくばくした心臓の鼓動も伝わってくる。</p>
<p>つまり、腋の下や足の裏を舐められてぷるぷる震えていたのとか、お胸を触られた時の鼓動とか、今こうして悦んでしまっていることとか――全部全部、相手に知られてしまっているということだ。</p>
<p>「ぅあ、ぁぁぁぁっ♡♡♡　だめ、何だか、急に恥ずかしく――♡♡♡」</p>
<p>私は両手で自分の顔を押さえた。そんなことをしても、悦んでる体の反応は抑えられないのに。</p>
<p>そもそも、ただ女体をレンタルして遊ぶだけなら、その刺激を私のほうに伝えなくていいはずだ。だけどこうやって、相手の刺激が私に伝わってきて、私がそれに反応して、その反応が相手に返っていくからこそ、相手だって<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>気<rt>・</rt></ruby>になるんだ。遠くで柔らかな肉の塊を玩ぶだけの行為で、まるで本当にえっちしているような気分になれる。</p>
<p>そう思うと、何だか急に体が高まってくるのを感じた。</p>
<p>「くぁっ、だめっ、んぅぅうっ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　っ、ぅぅう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>絶頂。私はあおむけに寝たまま、ベッドのシーツをぎゅっと握り込んだ。</p>
<p>隣に横たわる『疑似肉体』が、びくんびくんと痙攣している。まるでポンプのように収縮している体を見れば、誰だってイッていることが分かるだろう。私も今同じような反応をしているのかと思うと、すごく恥ずかしい。だけど、恥ずかしさ以上の余韻が、私のクリトリスから全身に広がっていく。恥ずかしさを感じる余裕が溶けていく。</p>
<p>そして、私がこんなにも気持ちよくなっているというのに、クリトリスをぺろぺろと舐める舌が止まらない。</p>
<p>「ふぁおっ♡♡♡　ぉぉぉぉおおおおおおおっ♡♡♡　なんでっ、今、イッ――♡♡♡　ひゃぅぁ、ぁぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>イッた後もさらに気持ちよくしてもらえるなんて、生まれて初めての経験だった。それは私が思っていたよりも強烈で、まるでクリトリスの神経が引っくり返ったみたい。</p>
<p>私は思わず腰を引いたけれど、きっと向こうにある私の『疑似肉体』は、そんな抵抗なんて再現してくれない。ただ筋肉のびくびくとした痙攣を再現しているだけで、向こうにいる誰かはそんなの気にしない。敏感になったクリトリスを、優しく、優しく舐められ続ける。</p>
<p>「う、うそっ♡♡♡　イクの、早――♡♡♡　ひゃわぁぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>また絶頂。アソコから軽く吹き出た潮が、『触覚共有スーツ』を突き抜けて、シーツにぴちゃりと飛んだ。『ベッドを汚しちゃって大丈夫かな』なんていう不安以上の悦びが、お胸を満たしていく。</p>
<p>（これ、すごいぃ……♡♡♡）</p>
<p>こんなお仕事なんて、お胸を揉むとか、それぐらいのことだと思っていたのに。まさか、こんなにも気持ちよくしてもらえるなんて。気持ちよくしてもらいながら、お金も貰えるなんて、実はすっごくお得なお仕事なのでは？</p>
<p>……そんなことを思えたのは、今だけだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><ruby>変<rt>・</rt></ruby><ruby>化<rt>・</rt></ruby>の始まりは、ちょっとした静けさだった。</p>
<p>「ぅあ、ぇ……♡　ど、どぉして、舐めるの、止め……？」</p>
<p>クリトリスを舐める舌が離れていき、『触覚共有スーツ』から何の刺激もやって来なくなる。</p>
<p>もうおしまい？　だけど、ああ、これはただ休憩しているだけかもしれない。だって、今までずっと私の全身をぺろぺろしてくれていたんだもの。疲れてしまうのも当たり前かもしれない。でも、もしかしたら、私みたいなつまらない体、もう飽きてしまったのかも――心と体が、急に渇いていくのを感じる。</p>
<p>だけど、次にやって来たのは、体への圧迫感。</p>
<p>「ぅあ゛……っ？　何、腕、引っ張られて……。足も……っ」</p>
<p>場所は両二の腕と、両太もも。まるで何かが巻き付くような感触。うっ血してしまうほどではない、ぎゅっと力を込めて筋肉を膨らませれば、手足の先にしっかり血を巡らせることができる程度の圧力。これは何……？　一体何をしているの……？</p>
<p>そして、次の瞬間だった。</p>
<p>ぺろぺろぺろぺろ、ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ――！</p>
<p>「っ～～～～～～～～！！！？　ぅあぇおひゃぇぉひょぁぁぁぁああああああああああっ♡♡♡♡　ぁえへぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええっ！！！？」</p>
<p>まるで、舌で作られた洗車機に全身を放り込まれてしまったみたいだった。</p>
<p>腋の下も、おへそも、足の裏も、お尻も、首筋も、背中も、指先も、二の腕も、太ももも、そして乳首も、アソコも。体の隅から隅までを舐め回されるような感覚。</p>
<p>くすぐったいような、ぞくぞくするような、居ても立ってもいられない気持ちよさがやってくる。口の奥が変にむず痒くて、奥歯がかちかちと鳴る。</p>
<p>「何これなにこれあにこえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええっ！！！？　何がおきへっ、ふぉあっ♡♡♡♡　きひゃぇっ♡♡♡♡　ひぅぁぇぁああああああああああああああっ！！！？」</p>
<p>私はパニックになった。だって、今まで私の体を舐めていた舌は、どう考えても1人分しかなくて。今私の体を舐めている舌は、どう考えても1人分ではなくて。一体何をどうしたらこんなことになるんだろう？</p>
<p>だけど、頭の中にずしりと伸し掛かる疑問は、お砂糖の塊のように、全身の気持ちよさにあっという間に溶けてなくなってしまう。『舌で舐められるのは気持ちいい』と教え込まれてしまった私の体は、全身ぺろぺろ攻撃に敏感に反応した。</p>
<p>「きひっ、ひぃぃい～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　こんなっ、すぐ、イ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っっ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>腋の下を舐められたら、あんなに嫌悪感で鳥肌立ったのに。おへそを舐められるのは、あんなに気持ち悪かったのに。足の裏を舐められて、あんなに変な汗を流していたのに。お尻の穴を舐められるなんて、信じられなかったのに。今では、それが全部逆。</p>
<p>だけど、これは<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby>だ。</p>
<p>「らめっ、だめっへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええっ♡♡♡♡　これっ、強すぎっ♡♡♡♡　ぺろぺろっ、きもちいのつよすぎりゅからぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡♡　ひっ、ぃぃいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>気持ちいいのが怖い――それは生まれて初めての体験だった。</p>
<p>全身の神経を優しくもにゅもにゅともみほぐされるような気分。それは確かに気持ちいいはずなのに、あまりに強すぎて、自分が自分じゃないような反応をしてしまう。みっともない顔で、みっともない声を上げて、みっともなく体を暴れさせて――それが恥ずかしくて、怖くて。まるで、自分という存在を舌で舐め溶かされてしまうような。</p>
<p>だけど、どれだけ体を暴れさせたところで、私の着ている『触覚共有スーツ』は関節の動きまでも向こうの『疑似肉体』に伝えてくれるわけじゃない。あんまりにもつらかったから、私はスーツを脱ごうとした。だけど、スーツは全身にぴったりくっ付いていて、脱ぐどころかつまんで肌から離すこともできない。私の抵抗は、何にもならない。</p>
<p>ふとここに来た時のことを思い出す。『続くといいですね。続けられる人、なかなかいないですから』――私が受付を済ませた直後に聞こえた、スタッフさんたちの会話。ああ、確かにそうだ。こんなことされたら、心も体も持たない。</p>
<p>「やだっ、もっと手加減しへっ♡♡♡♡　からだっ、溶けぅっ♡♡♡♡　へっ、へへへへへへぇぇぇええええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぎぃぃいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>……このままでは、おかしくなってしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その時、突然ノックの音が聞こえた。</p>
<p>「――失礼いたします。申し訳ありません、一つご案内を忘れていたみたいで」</p>
<p>扉を開けて、部屋にすすと入ってきたのは、最初に案内をしてくれた美人なスタッフさんだった。ああ、個室に鍵が付いていないことが、こんなにも救いに思えることがあるだなんて！</p>
<p>「おねがっ♡♡♡♡　これっ、とめっ、止めてっへへぇぇぇぇぇぇええええええっ♡♡♡♡　向こうのひとっ、気持ちよくしふぎっ♡♡♡♡　ずっとぺろぺろしてきへぇぇぇぇぇぇぇぅぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私は、無我夢中でスタッフさんに助けを求めた――こんなに気持ちいいのはもう無理！　今すぐにでもやめて！</p>
<p>だけど、スタッフさんの返答は冷酷だった。</p>
<p>「現在、当店のご利用者様全員にこちらを案内してまして。最近、試験的に運用が開始された連動型のVRゴーグルです」</p>
<p>「へぅえっ♡♡♡♡　ぶいあっ、ごっ♡♡♡♡　そんなのっ、いいっ♡♡♡♡　いいからぁぁぁああっ♡♡♡♡」<br />
「こちらのゴーグルを装着しますと、『疑似肉体』に与えられる刺激から、向こう……お客さま側の状況をAIが判断して映像化してくれます。装着感を高めるために極めて薄型の作りをしていますので、プレイ中も邪魔にならないかと思います」</p>
<p>「おねがいっ、だかぁっ♡♡♡♡　ぺろぺろ気持ちいのとめてよぉぉぉぉおおおおおっ♡♡♡♡」<br />
「将来的には、あらかじめ作成したお好みのアバターとのプレイを可能にしたり、ファンタジーやSFなどの非現実的な世界の映像も、という予定ではあるのですけど……今はそれどころではなさそうですね」</p>
<p>スタッフさんの説明が理解できないほど、頭がばかになったわけではないけれど、その態度は理解できなかった。どうしてこんなにも気持ちよさでおかしくなりそうな私に、平気な顔をして関係のない説明なんてできるのだろう？</p>
<p>……もしかして、ここの人たちにとって、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>ぐ<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>のことは当たり前なんだろうか？</p>
<p>「私のほうで装着いたしますね。頭の後ろ、失礼いたします」<br />
「ぅあっ、やめっ♡♡♡♡　前、見えな――♡♡♡♡　ぅあっ、ぁ、あ、ぁぁああっ♡♡♡♡」</p>
<p>気持ちよさに悶え続ける私に、VRゴーグルとやらが半ば無理やり取り付けられていく。まるでバンダナみたいに、薄くて軽い着け心地。前が見えない。まっくらだ。</p>
<p>「それでは、失礼いたしました。引き続きお愉しみくださいませ」<br />
「待っ、おねがっ♡♡♡♡　いかないでっ、助け――♡♡♡♡」</p>
<p>視界を奪われた中で、扉を開ける音が聞こえる。スタッフさんが部屋から出ていこうとするのが分かって、私は声を上げようとした。だけどその瞬間、目を覆う薄型のVRゴーグルから、AIが判断した向こう側の状況が、私の視界に飛び込んできたんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぅあっ、ぁ゛ぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁああああああああああ何これぇぇぇぇええええええええええ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>きっとこのVRゴーグルは、背景とか遠くの景色については埒外なんだろう。直交するグリッド線が地平線の向こうにまで伸びている、不思議な場所。</p>
<p>そこで、とんでもないことが行われていた。</p>
<p>圧迫感を覚えた、両二の腕と両太もも――4か所に巻き付く革具で宙づりにされた、私の体。そこに、たくさんの人が貼り付き、私の全身に舌を這わせているんだ。その人たちは、まるで全身にタイツをはいたみたいに真っ黒で、顔も、性別すらも分からなかった。</p>
<p>私には想像も付かなかったことだった。女体を借りてえっちなことをする――その行為は、何も1人で行わなければならないなんて決まりはないということ。</p>
<p>「なん、でっ♡♡♡♡　みんなっ、何してるのっ♡♡♡♡　どうしてこんなことするのぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>あまりにも<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>な光景だったから、一体、どういう理由でこんなことをしているのか分からなかった。</p>
<p>例えば、大学のサークルとかの悪ノリ。例えば、大勢で1人を玩ぶことに悦びを感じる変態たちの集まり。例えば、何か、こう、女性をイカせる回数の新記録に挑戦している。例えば、私に恨みを持った人たちが集まって、明確な意思でもって私を責め立てている。</p>
<p>……どれが正解なのか、まったく分からない。</p>
<p>「ひぅぁっ♡♡♡♡　ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひぅっ、っひッ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひぃぃいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>気持ちよさの濁流が、疑問を押し流していく。『そんなこと、考えるだけ無駄だよ』『いいから、全部忘れて、たくさん気持ちよくなろうよ』って。</p>
<p>そして、こんなにも頭がおかしくなるぐらいたくさん気持ちよくなっているのに、また新しい気持ちよさがやってくるんだ。</p>
<p>「――ふぉッ、ぉ、ぉ゛ぉぉおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡　なんでっ、いまさゃらっ、<ruby>指<rt>・</rt></ruby>っ♡♡♡♡　いま指でしこしこするのは強ふぎるかりゃぁぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>溶けたはずの神経ががちがちに硬くなるような心地がしたのは、乳首とクリトリスだった。その感触と、VRの映像を見ると、指で触られていることが分かる。指先で敏感な突起をつまんで、しこしこしたり、くりくりしたり、ぐにぐにしたり。</p>
<p>指なんて、独り遊びでもよく使うもの。だけど、舌よりもずっと圧迫感があって、器用で。その癖、ほのかに唾液のぬるぬるをまとっていて。今までとは毛色の違う、力強い気持ちよさがやってくる。</p>
<p>「くぉっ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　おっ、おっおっおっおぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>もう、イクという現象が呼吸するようにやってくる。私のそばに転がった『疑似肉体』が、がくんがくんと面白いぐらい跳ね回っているのが振動だけで分かる時、全身に新しいぬめり気と冷たさを感じた。</p>
<p>……これは、間違いない。ローションだ。</p>
<p>「くひぅ――♡♡♡♡　冷ひゃっ♡♡♡♡　なんでっ、なんでもっとぬるにゅるするのぉぉおおおおおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡　これいじょっ、ぬるぬるっ、だめっ、だめっ、だめ――っ♡♡♡♡」</p>
<p>手のひらと舌で塗り広げられる、ねっとりとした粘液。そして、全身がローションに覆われると、ぬるぬるの感覚という膜を突き破って、乳首とクリトリスにあまりにも強烈な刺激がやってくるんだ。</p>
<p>しゅこしゅこしゅこしゅこ！　ぞりぞりぞりぞりぞりぞりぞりぞり！　</p>
<p>「っっっふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡♡♡　ぁえ゛っ、ぇ゛えっ、ぇ゛ぇぇぇぇぇえええええええええええええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>まるで、乳首とクリトリスが削れてなくなってしまうような。あまりにも強烈な刺激で、今までで1番の悲鳴を上げてしまうぐらい。VRの映像ですら、その刺激の正体を測りかねるのか、ざりざりとした黒いノイズばかりが走っている。</p>
<p>それでも、このVRゴーグルというものは凄い技術で作られているんだろう。刺激の正体を分析して、だんだんと鮮明化していく、その映像は――。</p>
<p>「はぶらしっ、<ruby>歯<rt>・</rt></ruby><ruby>ブ<rt>・</rt></ruby><ruby>ラ<rt>・</rt></ruby><ruby>シ<rt>・</rt></ruby>ぃぃぃぃいいいいッ♡♡♡♡♡　そんなっ、そんな、はぶらしでごしごしっでへっ♡♡♡♡♡　ばかっ、ばかぁッ♡♡♡♡♡　っぎゃぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>両乳首とクリトリスをしゅこしゅこと磨き続ける歯ブラシを見て、私は絶叫した。だって、そんなもので敏感な突起を責めようだなんて、ばかげているとしか言えないじゃない！？</p>
<p>ああ、だけど、この気持ちよさは本物だ。</p>
<p>「なんでっわだしっ♡♡♡♡♡　こんなのでぎもぢよぐなっでっ♡♡♡♡♡　っぎぃぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～、ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>痛みと認識する1歩手前の気持ちよさに、私は歯を食い縛りながら無理やりイカされてしまうんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っぁ゛あっ、っぁ゛ああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あまりにも気持ちがよすぎて、あまりにもつらすぎて、何をどうすればいいのか分からなかったから。私は泣きながら、自分の脇に置かれた、自分の体を再現した『疑似肉体』にしがみ付いた。</p>
<p>「ふぐっ、ぅ゛ぅぅうううううううううっ♡♡♡♡♡　ひぐっ、ぐすっ♡♡♡♡♡　ぅ゛あっ、ぁ゛ぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>人肌の熱と、柔らかさと、うごめきが余計に私を蕩かしていく。私は無意識のうちに、自分の『疑似肉体』に乳首を擦り合わせ、脚を絡ませ、秘所をこねくり合わせ続けた。自分自身の筋肉のびくつきが、心臓の鼓動が伝わってくる。倒錯した気持ちよさと充足感が私を満たしていく。</p>
<p>ひたすら続く、全身への責め。そこに大きな変化はなくても、私の体には限界が訪れる。</p>
<p>例えば、熱くなったお皿をずっと持ち続けることができないように。例えば、虫刺されの痒みを放っておけないように。例えば、くすぐり責めをずっと笑わずに我慢できないように。</p>
<p>体の中にどんどん溜まって膨らんでいく気持ちよさは、ある時ぱんと大きく破裂するんだ。</p>
<p>「――ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っぎ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ――♡♡♡♡♡　ッ゛――――♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>まるでお空の上から突き落とされるような、生存本能をこれでもかと掻き立てるような、強烈な浮遊感。私はずっとベッドの上に転がったままなのに、全身が『死にたくない！　死にたくない！』なんて地面を求めて、がくがく跳ね回る。</p>
<p>私は訳が分からないまま、自分の『疑似肉体』を絞め殺してしまいそうなぐらい、思いっ切り抱き締めた。人の熱、柔らかさ、うごめき――その全てが心地いい。寝起きに<ruby>伸<rt>・</rt></ruby><ruby>び<rt>・</rt></ruby>をした時のような、じんわりとした幸福感と爽快感が、全身の気持ちよさと混ざり合っていく。</p>
<p>視界が、頭の中が、心の中が、全部全部ピンク色に染まっていく。足元でびちゃびちゃという音が聞こえるけれど、もう『ベッドを汚しちゃった』なんて思う余裕もない。</p>
<p>「っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぅあ゛、ひへ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉおおおおおお゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>イクのが止まらない。だって、私はずっと全身をぺろぺろ舐められながら、乳首やクリトリスを歯ブラシでごしごしと磨かれているのだから。私の『疑似肉体』をいじめ続ける人たちはきっと、私がこんなに気持ちよくなっていることを知らない。だから、私のことを気持ちよくし続ける。私は、長く、永く、イキ続ける。</p>
<p>10秒、20秒、30秒。1分、2分、3分。肺が引っ張られて息苦しい、緊張した全身の筋肉が岩のように硬い。だけど、気持ちいい。</p>
<p>気持ちよさがいきなり爆発した時と同じように、終わりもいきなりやってくる。頭の中にある何かがぷつんと切れるような感じがして、全身をぎゅうぎゅうに絞っていた力が、ふっと消えてなくなるのだった。</p>
<p>「ぉ゛、ぉぉ……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう限界。体はもう動かないし、声だって満足に上げられない。とっても疲れた。アソコの筋肉も、もうすっかり緩んでしまったみたいで、お潮がちょろちょろと流れている。</p>
<p>それなのに、全身にやってくる気持ちよさは変わらないまま。VRゴーグルの映し出す画面では、私の体はまだ、たくさんの人たちに気持ちよくさせられ続けていた。</p>
<p>「ぅあ゛、ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉごっ、ぉ゛、ぉぉぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ、お゛――……♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>隣で小さな痙攣を繰り返す『疑似肉体』の振動をぼんやりと感じながら、私はゆっくりと意識を閉ざしていく。</p>
<p>きっとこの人たちは、私が気絶している間も、ずっとずっと私のことを気持ちしてくるのだろう。私は眠ったまま、イカされ続ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>気絶する中で、思い出すことがあった。</p>
<p>小さい頃、年の離れた姉の部屋で、大人のおもちゃを見つけてしまったことがあった。</p>
<p>うずらの卵みたいな形をした、少し離れた所からでもリモコンで動かせるローター。幼い頃の衝撃的な体験は、記憶の片隅にぼんやりとした疑問として残り続ける。</p>
<p>遠くから気持ちよくさせられる――それって、そんなに良いことなのかな。</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　すご、気持ちひ――……♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>その<ruby>答<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby>は今、見つかったんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから。</p>
<p>「いらっしゃいませ。……あら」<br />
「あ、あの。お部屋Aで、<ruby>朝から夕方まで<rt>フリータイム</rt></ruby>でお願いします……っ」</p>
<p>「かしこまりました。今、お部屋を掃除していますので、5分ほどお待ちいただけますか？」<br />
「は、はいっ」</p>
<p>「…………」<br />
「ふー、ふー……♡」</p>
<p>「……ええと、<ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>ちゃん。で、よかったよね？」<br />
「は、はい」</p>
<p>「あなた、確か学生さんよね？　ここ最近、頻繁にいらっしゃってるけど、大学にはちゃんと行ってる？」<br />
「も、もちろんです！　授業が終わったら、すぐここに……」</p>
<p>「そう。まあ、あまり私が口を出すことじゃないけれど。無茶はしないようにね？」<br />
「はいっ。ふー、ふーーっ♡」</p>
<p>（うーん。目がイッちゃってる）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そういえばね、いとちゃん。こんな話を知ってる？」<br />
「はい？」</p>
<p>「ある心理学の実験の話。被験者たちはね、相手がテストで間違えるたびに、電気ショックで罰を与えなければならないの」<br />
「こ、怖い話ですか？　やめてくださいよ……」</p>
<p>「ま、ある意味怖い話ね。だけど面白いことにね、罰を与える相手が近くにいるときよりも、<ruby>遠<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>姿<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>声<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>分<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>時<rt>・</rt></ruby>のほうが、被験者たちが強い罰を与えることが多かったらしいの。どういうことか分かる？」<br />
「……いえ。どういうこと、ですか？」</p>
<p>「つ、ま、り。人間っていうのは、姿の分からない相手に対して容赦がないってこと。それはきっと、快楽を与えることにおいても、ね♡」<br />
「っ――！！」</p>
<p>「ああ、お部屋の掃除が終わったみたいね。はい、お待たせしました。8号室です」<br />
「あ、あの、スタッフさんっ」<br />
「ん？」</p>
<p>「……あ、ありがとうございます。その、滾りました……ッ♡♡♡」</p>
<p>ばたばたばたばた！</p>
<p>「うわ、すっごい早足で行っちゃった」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……だから言ったじゃない、お仕事の動機には2種類があるって。『そのお仕事が好きだから』……つまり、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>《女体プロフィール》</p>
<p>■名前<br />
いと<br />
■プロフィール<br />
たくさん気持ちよくしてくれる人大歓迎です<br />
乳首がこりこりに硬くなるまで指でしこしこしたり、クリトリスが削れてなくなっちゃうぐらい歯ブラシでごしごししたり、お尻の穴がふやけるまで舌でぺろぺろしたり、腋の下や足の裏を笑い死んじゃうぐらいこちょこちょしたり……<br />
ぜひとも、私が泣いて後悔してしまうぐらい、私の体をたくさん気持ちよくしてください♡</p>
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		<title>快感至上主義のマッチング型風俗に行ってみたら集団電マ責めで気絶するまでイカされ続けた話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 31 Oct 2024 15:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[世間一般から見て至って普通の女性が、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』を訪れます。ちょっとした興味本位から始まっただけなのに、まさかあまりの気持ちよさに泣き叫ぶまで……いえ、泣き叫んでもなお気持ちよくされるだなんて思いもしなかったようで。お店を見つけてから、フレームバインダーに拘束された状態で連続絶頂地獄を味わって、その後のことまで――彼女の体験を一から十までありのままにつづった物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
世間一般から見て至って普通の女性が、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』を訪れます。ちょっとした興味本位から始まっただけなのに、まさかあまりの気持ちよさに泣き叫ぶまで……いえ、泣き叫んでもなお気持ちよくされるだなんて思いもしなかったようで。お店を見つけてから、フレームバインダーに拘束された状態で連続絶頂地獄を味わって、その後のことまで――彼女の体験を一から十までありのままにつづった物語。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>※DLsiteで販売している『連続絶頂オムニバス 2411号』のサンプル小説になります。</strong></p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13661" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号" width="560" height="420" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13657" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号_1" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13658" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/2.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号_2" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/2.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/2-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13659" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/3.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号_3" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/3.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13660" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/4.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号_4" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/4.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/4-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13656" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/5.jpg" alt="連続絶頂オムニバス 2411号_5" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/5.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/5-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2411号紹介画像" width="560" height="420" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">連続絶頂オムニバス 2411号</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;">おものべの作品の中から、<strong><span style="color: #ff0000;">特に人気の作品をリブート</span></strong>しました。<br />
<strong>①どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店（電マ責め）　②機械による丸呑み快楽責め　③お乳を搾られると思ったらクリトリスを搾られた件　④不穏な言葉があふれるほどの連続絶頂調教　⑤えっちな遊園地（7つのえっちシーン）</strong><br />
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ01277745.html">DLsiteで購入する</a></p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いつものようにスマホを開いて、いつものようにだらだらSNSを眺めていると、誰かのとあるポストが目に付いた。</p>
<h3 class="subtitle">どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店</h3>
<p>「何、これ？」</p>
<p>インパクトのある字面のせいで、画面をスクロールする指が止まる。ぱっと見で、それが性風俗であるということは分かる。どうやら、『どれだけ泣き叫んでも～』がお店の名前らしい。</p>
<p>添えてあったURLを開くと、お店の公式ホームページへ。正直なことを言うと、あまり印象の良くないホームページだ。シックなデザインは凝っているように見えるけれど、書いてあることが抽象的で、結局どんなお店なのか分からない。使われている画像が線の細いイラストばかりで、写真がないというのも、また実態が分かりにくい。</p>
<p>唯一はっきり分かったのは所在地だけ。そのお店は都内にあった。</p>
<p>「……怖いんだけど」</p>
<p>こう言っては何だけど、私――<ruby>羽島<rt>はしま</rt></ruby> <ruby>香織<rt>かおり</rt></ruby>は世間一般から見て普通の女性だと思う。普通の体形、普通の髪型、普通の会社員。四捨五入をしたらいよいよ30歳になってしまうけれど、それで未婚かつパートナー不在なのは、今のご時世まったく珍しいものではない。</p>
<p>そんな普通の私が、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』なるものを見つけたら、そう呟いてしまうのも仕方ないだろう。どうして風俗に行って泣き叫ばなければならない？　自分から泣きにいくなんて、失恋系の映画だけで十分だ。</p>
<p>その時の印象は、はっきり言って『無』だった。私がSNSで使っているアカウントは普通のアカウントで、いわゆる裏垢なんてものではない。風俗店の話題が出てこようがいちいち目くじらを立てることはないけれど、反対に特別関心を寄せることもない。性風俗店に行ったことなんてないから、余計に。</p>
<p>私の指はまた無意識のうちにスクロールを始めて、最近上映が開始されたばかりの映画の話題を追い始めるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけどそれから数日、件の風俗のことが妙に頭の中にこびり付いていることに気付く。</p>
<p>「……オナニーは、昨晩したばかりか。むぅ……」</p>
<p>私だってむらむらすることはあるし、独り体を慰めることもある。だけど、すっきりした気分はそう長くは続かず、事が終わると決まって『何やってんだろ……』という虚無感が押し寄せてくる。すると、あれが記憶の<ruby>み<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby>から、ぷかりと浮かび上がってくるのだ。</p>
<p>どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店――物騒な名前なのに、どこか惹かれるものを感じるのは一体どうしてだろう。</p>
<p>幸いにして、その店は都内にあって、電車にちょっと揺られればすぐ行ける場所にあった。私は胸の中に引っ掛かっているものを取り除くべく、『ちょっとのぞいてやろう』なんて考えたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのお店は、繁華街の隅っこに建てられた、小ぎれいなビルにあった。地下への階段を下って、狭い通路をまっすぐ進んだ先。目立たない場所にあるだけでなく、扉は見るからに分厚そうで、立て看板も控えめ。雑誌で紹介されるような、ひけらかすような隠れ家ではない、本物の隠れ家のようだ。</p>
<p>16時45分、私はそんなお店の入り口に立っている。開店は17時。</p>
<p>『お店が開いたら、すぐに飛び込んでやろう』なんて思っていた私は、勢い余って開店の15分前に来てしまった。どこかで時間をつぶすにも、微妙な時間。だからといって、店の前で棒立ちするには退屈すぎる。思考する時間は、私を冷静にさせる――私、わざわざ何やってるんだろ……帰ろうかな。</p>
<p>だけど、つま先が背後を向くコンマ1秒前、入り口の分厚い扉が静かに開いて、中から男の人が出てきたのだ。</p>
<p>「ああ、いらっしゃいませ。……初めてのお客さまですね？」<br />
「あ、あ。あの、まだ開店時間じゃ」</p>
<p>「開店の準備はできておりますので、大丈夫ですよ。お客さまを外でお待たせするわけにはいきません」<br />
「あ、ありがとうございます」</p>
<p>私は逃げるチャンスを失った。</p>
<p>表情は薄く、だけど優しく笑うその男の人――胸には『いずみ』と書かれた名札が付いていた。<ruby>イ<rt>・</rt></ruby><ruby>ズ<rt>・</rt></ruby><ruby>ミ<rt>・</rt></ruby>さんとやらの身長は、私よりかは高いけれど、男性としては普通だろうか。だけど線が細くて、男性としての威圧感もなければ、異性に対して向けられる特有の邪気もない。何というか、良い意味で空気みたいな人だ。</p>
<p>私はイズミさんに案内されて、カウンターが一つ置かれただけの狭い受付へと歩いていく。少し緊張する。何せ私は、『どれだけ泣き叫んでも～』なる物騒な名前のお店にいるのだ。</p>
<p>「改めまして、初めてのお客さまですよね。当店の説明をしたいのですが、よろしいでしょうか？」<br />
「は、はい。お願いします」</p>
<p>「当店はマッチング型のシステムになっています。お客さまは『攻め側』と『受け側』に分かれ、ご自由にマッチングしていただきます。が、『攻め側』のほうは審査が必要になりますのでご了承ください。『受け側』のほうであれば、審査もなくすぐに――」<br />
「あ、あの、済みません」</p>
<p>私はつい、イズミさんの説明を遮ってしまう。その説明は、私の理解の一つか二つ<ruby>先<rt>・</rt></ruby>から始まったのだ。</p>
<p>「その、何というか、こういうことを聞くのも何ですけど。このお店って<ruby>何<rt>・</rt></ruby>なんですか？」<br />
「と、仰いますと？」</p>
<p>「ええと、ここは、『どれだけ泣き叫んでも～』ってお店ですよね？」<br />
「はい、左様です」</p>
<p>「その、何だろ。殴られたりとか、首を絞められたりとか……？」<br />
「……そういったプレイがご希望でしょうか？　それでしたら申し訳ございませんが、当店では」</p>
<p>「ああいえ、そういうわけじゃあ。その、SNSで見て、『どんなお店なのかな』って、お店の名前しか知らなかったから」</p>
<p>私が要領の得ない言葉をぽろぽろこぼしていると、イズミさんは『ああなるほど』とうなずいた。優しい仕草だ。『そんなことも知らないの？』みたいな態度ではなくて、心底安心した。</p>
<p>「当店は、そうですね。ここは性風俗の中でも、性的快感を突き詰めた……つまりは『たくさん気持ちよくなりたい』という女性方のためのお店です」<br />
「快感、ですか？」</p>
<p>「ええ。それこそ、『思わず泣き叫ぶぐらい気持ちよくなれるように』と」<br />
「あー……」</p>
<p>物騒な名前は、そういうこと。よくよく考えてみれば、『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』なんて、前半のインパクトばかりに気を取られていたけれど、ちゃんとわざわざ『快楽風俗店』なんて言っているのだ。</p>
<p>「少し分かりにくいのが困り所ですけどね」<br />
「確かに」</p>
<p>そう言って、私たちは少しだけ笑った。何だか、肩の力が抜けてくる。大層な名前をしているけれど、結局のところ、ここは女性のことを気持ちよくしてくれるお店ということ、それだけなのだ。</p>
<p>「ですので当店では、性的快感を与えることについては、大抵のことが許容されます。が、決して暴力を与えるとか、そういったものは容認していません。ああ、あと<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>行為につきましても、禁止としています」<br />
「なるほど。……何というか、素敵なお店ですね」<br />
「そう言っていただけて何よりです」</p>
<p>イズミさんがほほ笑んで、私はちょっとだけどきっとした。</p>
<p>だけど、私のこの返しは本心だ。『顔から火が出る』と言って、本当に発火する人間なんていない。『大きな顔をする』と言って、本当に顔面が膨れる人間もいないだろう。イズミさんの言う<ruby>比<rt>・</rt></ruby><ruby>喩<rt>・</rt></ruby>は、少しばかり欲求不満な私の琴線に触れたのだ。</p>
<p>「それでは、ご利用なさいますか？」<br />
「じゃ、じゃあ、ええと、はいっ」</p>
<p>正直なところ、私はただこのお店の正体を知りたかっただけで、利用するところまではそこまで積極的には考えていなかった。だって、そもそも私は、殴られたり首を絞められたり、そういうお店である可能性も考えていたのだから。</p>
<p>だけど、そんなに気持ちよくしてもらえると思ったら、つい期待してしまうもので。それに、イズミさんという男性があまりに空気みたいな存在だったから、風俗店初心者の私でもさほど強い抵抗感を覚えなかった。だから、私は勇気を出してうなずくことにしたのだ。</p>
<p>「『受け側』でよろしかったですよね。それでは、1時間で500円になります」<br />
「安っ」</p>
<p>「何時間ご利用になりますか？」<br />
「え、ええ、ええと……。え、営業終了まで？」</p>
<p>「それでしたら、17時から24時までの7時間ですので、3,500円になります。前払いで現金のみとなりますが、よろしいでしょうか？」<br />
「安ぅ……」</p>
<p>格安の料金は、冷静な判断力を奪う。私は財布を取り出しながら『時間の決め方がカラオケだよ』と自分に突っ込みを入れたくなった。だけどまあ、せっかくの機会だ――私は、せっかくならこの初体験をがっつり愉しみたいと思ったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここで、大切な教訓がある。</p>
<p>それは、会話には互いの認識合わせが必要だということだ。同じ言葉を話しているように聞こえても、前提となる認識がお互いに少し違うだけで、結論が大きく食い違ってしまうことがある。</p>
<p>そう、例えば、イズミさんの言ったことは本当に<ruby>比<rt>・</rt></ruby><ruby>喩<rt>・</rt></ruby>だったのか？　とか――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このお店には、大きく分けて四つのフロアがある。</p>
<p>建物に入って最初にある受付、お客さんが着替えるロッカールーム（シャワー付き）、私が立ち寄ることのできないスタッフルーム、そして<ruby>事<rt>・</rt></ruby>に及ぶプレイルーム。</p>
<p>私は、学校の運動部が使っている部室とそう大差ないであろう広さのロッカールームで服を脱ぎ、大判のタオル1枚で体の前面を隠して、まっすぐプレイルームに向かった。</p>
<p>「そ、その、お待たせしました」</p>
<p>広い空間だ。所々に配置されたソファとテーブル。お互いに多少ばかりの配慮がされた仕切り。『何だか少しだけ既視感があるな』と思ったら、その間取りはファミレスに似ている。</p>
<p>だけど、世間一般のファミレスと比較したら、照明はずっと暗いし、ソファやテーブルの密度は半分以下。何より、所々に置かれた鉄パイプの塊が気になった。直径5cmぐらいはありそうなパイプが、縦横に何本も組み合わされているのだ。</p>
<p>「それでは、拘束具におつなぎします。お手洗いなどの準備はよろしかったですか？」<br />
「は、はい。……あ、拘束具って、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>？」</p>
<p>事前説明で、体を拘束するとは聞いていた。だけどまさか、その所々に置かれた鉄パイプの塊が拘束具だったとは。ただ気持ちよくなるだけなのに、こんなものまで使うのか。</p>
<p>近くの壁をふと見ると、『フレームバインダーへの拘束はスタッフが行います』と書かれた張り紙がある。なるほど、これはフレームバインダーというらしい。</p>
<p>「ぅ……」<br />
「ご自身のペースで大丈夫ですよ」</p>
<p>「い、いえ。だ、大丈夫です」</p>
<p>これから拘束されるというのに、いつまでも体を隠しているわけにはいかない。私はタオルを手近なソファに置いて、ようやく本当の意味で裸になって、拘束されることとなった。</p>
<p>いくらイズミさんが人畜無害そうな人物だからといって、男の人に裸体を見られて恥ずかしくないわけがない。私は顔の熱さを実感しながら、目をぎゅっとつむるばかりだ。お腹が弛んでいるとかはないと思うし、万が一に備えて昨日念入りにムダ毛を処理してきたけれど。『面白みのない体だな』とか思われてやしないだろうか。</p>
<p>右手を持ち上げられて拘束。左手を持ち上げられて拘束。ガッツポーズみたいな体勢。次に右太ももを真横に持ち上げられて拘束。股間がぐぱっと開かれたから、危うく悲鳴を上げそうになった。そのまま右足首も拘束。イズミさんが足元にしゃがみ込んでいるから、もし見上げられたら私のアソコを至近距離で見られてしまう。目が回りそうだ。</p>
<p>「す、すごい拘束ですね」<br />
「中途半端な拘束は、かえって危険ですから。暴れられるようだと体を痛めますし、外れて落下するようなことがありますと、ね」</p>
<p>「確かに……」</p>
<p>イズミさんは、私の股間を極力見ないよう配慮した視線で応えてから、今度は私の左太ももを持ち上げて拘束した。完っ全にがに股。こんなに恥ずかしい体勢なんて生まれて初めてかもしれない。恥ずかしくて顔から火が出るを通り越して、本当に発火してしまいそう。</p>
<p>そんな私の心境を知ってか知らずか、イズミさんは私の体を次々に拘束していく。左足首、腰、首。全身が余すことなく拘束されて、私は抜群の安定感を得る。そして、イズミさんがフレームバインダーの裏側に付いていたボタンか何かを押すと、支柱が伸びて、私の体は高く持ち上げられていく。足が地面から浮いてちょっと怖かったけれど、全身に巻き付く幅広で分厚い革具が、しっかりと私のことを固定していた。</p>
<p>イズミさんが私のことを見上げて、私の緊張は最高潮に達した。</p>
<p>「ぁ、ぁぁ、ぁ……！」<br />
「私は受付に戻りますが、開店時間になりましたし、そろそろ他のお客さまもいらっしゃるかと思いますのでご安心ください。それでは、ごゆっくりお愉しみくださいませ」</p>
<p>「は、はいぃ……っ」</p>
<p>イズミさんは丁寧にお辞儀をしてから、プレイルームの分厚い扉を開けて出て行ってしまう。私はだだっ広い空間に、独り取り残されることになった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>嫌になるぐらい静かだ。繁華街の喧噪なんて、ちっとも聞こえない。それで、このプレイルームが防音室になっていることに気付く。本来であればありがたいことのはずなのに、今に限っていえば何だか無性に心細くて嫌だ。自分の心臓の音はこんなにも大きかったのか。</p>
<p>全裸で、上半身はガッツポーズ、下半身はがに股、足元は地面から浮いたまま。そんな恥ずかしい体勢で人を待つこと、2分か、3分か。分厚い扉のぎちりと開く音が、私の背筋を心底震え上がらせた。</p>
<p>誰か来た――。</p>
<p>「こんばんはー。お、ホントにいるいる！」<br />
「お、女の人……っ？」</p>
<p>私は目をむいた。風俗に来るお客さんなのだから、一体どんな男の人かと心底怯えていたのだけど。明るくあいさつしてきたその人は、私とほとんど同世代、もしかしたら少しだけ若い女性。『大学生やってます』と言われてもすんなり信じてしまいそうなぐらい、爽やかな見た目の子だったのだ。</p>
<p>「<ruby>ズ<rt>・</rt></ruby><ruby>ミ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>から聞いたよぉ。新しい人が来たってっ」<br />
「ど、どうも。ええと」</p>
<p>「私、ユキっていうの。あ、もちろん本名じゃないよ？　ここの常連なんだ、よろしくね」<br />
「よ、よろしくお願いします。ユキさん」</p>
<p>「で、そちらは？」<br />
「はし、あっ、かっ、あ、か……カオリです」</p>
<p>「そっか、よろしくね。カオリさん」</p>
<p>ハンドルネーム？　ニックネーム？　源氏名？　そういうのがとっさに出てこなくて、思わず本名を出してしまった。</p>
<p>だけど、心底ほっとした。別に女性のほうが好きとかではないけれど、こういうお店で男性が相手となると、やっぱり緊張する。女性のほうが何かと気安いし、しかも常連ともなればいろいろと勝手が分かっているだろう。</p>
<p>それにしても、常連？　まさかユキさんみたいな若い女性が、こんなお店に入り浸っているなんて。ほんの十数分前、スタッフのイズミさんから少しだけ話を聞いた。ユキさんのように攻め側として入店する場合、結構な金額を払わなければならないのだとか。</p>
<p>「こういった内容のお店ですと、<ruby>暴<rt>・</rt></ruby><ruby>走<rt>・</rt></ruby>する方も少なくありませんから。いかにお客さまといえど、私たちも慎重にならざるを得ないんです」</p>
<p>それは暗に、『お客さんをふるいに掛けている』と言っているように聞こえた。</p>
<p>思うに、このお店は受け側・攻め側で顧客層が大きく変わる。受け側は、とにかく気持ちよくなりたい女性なら、誰でも大歓迎。一方で攻め側は、ある程度の収入がなければ認められない、狭き門。もちろん絶対なんてあり得ないとはいえ、それでもある程度の安全性は保証されるのだから、私のような受け側としてはありがたい。だけど、その分だけ攻め側はかなりの負担を強いられるわけだ。</p>
<p>つまるところ、『よく高いお金を払って入り浸れるな』と。</p>
<p>「それじゃあ、さっそく始めよっか」<br />
「よ、よろしくお願いします」</p>
<p>ユキさんの声で、私の思考は中断させられるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「何か希望はある？」<br />
「い、いえ。お任せします」</p>
<p>「うーん。初めてなら、やっぱり<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が王道かな？」</p>
<p>プレイルームのあちこちに置かれたワゴンやらカゴやらには、いろいろな道具が載せられていた。ユキさんはその中から、電動マッサージ器を取り出した。</p>
<p>心臓が高鳴る。私だって、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>動<rt>・</rt></ruby><ruby>画<rt>・</rt></ruby>とかで見たことがある。それは、マッサージで使うだけの道具じゃあない。ユキさんはその電動マッサージ器を、私のアソコに優しく、本当に優しく当てるのだ。</p>
<p>「ぅあっ」<br />
「痛くない？」</p>
<p>「は、はい、大丈夫です、ぅう……っ」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13654" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_1.jpg" alt="快感至上主義のマッチング型風俗に行ってみたら集団電マ責めで気絶するまでイカされ続けた話_1" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_1.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_1-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_1-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>痛くはないけれど、驚いた。というより、脳の処理が追い付かなかった。こんなにも、ムードも何もなく<ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>が始まるなんて思わなかったから。まるで『ちょっと握手しようよ』みたいな気軽さだ。</p>
<p>だけど、変な<ruby>引<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>もなく始めてくれたのは、緊張している私にはむしろありがたかったかもしれない。</p>
<p>「っ、ん……！　ぁ……っ♡　っ～……！」</p>
<p>ユキさんは、電動マッサージ器を本当にただ添えるだけ。『電動マッサージ器を当てる』というよりも、『振動でくすぐる』と言ったほうが近いかもしれない。優しく、だけど存在感のある刺激が秘所に届いてくる。</p>
<p>「カオリさんって、こういうお店初めて？」<br />
「は、はい。ん……っ！　風俗なんて、来たことなくて」</p>
<p>「あはは、それで最初にここに来たんだぁ。じゃあ、えっちの経験は？」<br />
「まぁ、ぁっ♡　ないわけじゃないですけど、学生の時に。っ、だけど、そんな特別なことは」</p>
<p>「まあまあ、いいじゃない、それも大切な思い出だよ。みんながみんな、何かすごい経験してるってわけじゃないと思うなー」<br />
「く、ぅ……♡　その、ユキさんは？」</p>
<p>「私もだよ？　普通普通。彼氏以外とはえっちしないしねー。さすがに」</p>
<p>ユキさんは雑談しながら、私のアソコに電動マッサージ器を当ててくる。</p>
<p>何だか、変な気分だ。私が知る<ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>というのは、お互いに神妙な面持ちで行うもので、そこには一切の冗句が許されない。私は『変なところを見せないように』と必死に取り繕わなければならないから、ひどく疲れるものだったと記憶している。</p>
<p>それなのに、目の前のユキさんはとても気さくで、まるで友だちと遊ぶ時のような雰囲気。下半身で起きていることのギャップがひどくて、脳がバグってくる。</p>
<p>すると、ユキさんがちょっとだけ、電動マッサージ器を秘所から離した。</p>
<p>「カオリさん、お話とかは嫌？　刺激に集中したいタイプ？」<br />
「あ、いえ。こういうお店は初めてなので、安心するかも」</p>
<p>「そっか。良かった」<br />
「ぅぁっ♡　ん、んー……っ♡」</p>
<p>それから、また私の秘所に電動マッサージ器が当てられ、雑談が続く。駅前にあるおいしいラーメン屋の話とか、休日の過ごし方とか。お互いのプライバシーに関わりすぎない程度の、当たり障りない話題。</p>
<p>こちらの反応のうかがい方とか、話題の選び方とかを見ていると、ユキさんという人は本当に親切だと分かる。ここのスタッフであるイズミさんも親切だった。物騒な名前のお店のここは、存外に親切な人ばかり。何だか、がちがちに緊張していたのがばからしく思えるぐらい。</p>
<p>だけど雑談は、長くは続かなかった。どれだけ会話で気を紛らわそうとも、電動マッサージ器の振動は確実に私の性感を押し上げていた。</p>
<p>「っ、ぁ、ぁぁ……っ♡♡　んぐっ、ぅ……♡♡」</p>
<p>頭ばぼうっとする。全身がぽかぽかと温かい。じんわりとした気持ちよさが、下腹部全体を包み込んでいる。すっかり緊張がほぐれてしまったからだろうか。私の体は、驚くほど素直に快感を受け入れていた。</p>
<p>今まで緊張感のある<ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>しかしたことがなかったから知らなかった。性感というのは、こんなにも気持ちよくて心地いいものだっただろうか。</p>
<p>「そろそろみたいだねぇ」<br />
「は、はいぃ……♡♡　これ、いい、ぁ……っ♡♡」</p>
<p>「それじゃあ、とりあえず1回イッておこっか」<br />
「ぅあ――♡♡♡」</p>
<p>ユキさんはそう言うと、電動マッサージ器をほんの少しだけ、強く押し当て始める。手首から先の重さを乗せるような本当にささやかな加重が、私のアソコにふんわりと優しいトドメを刺したのだ。</p>
<p>「っ、あ――♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　これ、すごっ♡♡♡　くっ、ぅう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</p>
<p>軽く、だけど抗えない絶頂だった。アソコにたまった気持ちよさが、ふわっと花開くように全身に広がっていくようだ。鼻息が漏れる。腰が引ける。粘度の高い愛液が、内股を伝っていくむず痒さを感じる。他人にイカされるというのは、こんなにも満たされるものだったか。</p>
<p>「カオリさん、敏感～♡」<br />
「ぅー……♡」</p>
<p>ユキさんはうれしそうに笑った。私は恥ずかしくてそっぽを向くことしかできなかったけれど、何だか嫌じゃない。こういう経験の浅い私だからだろうか、こんな風に満たしてもらえると、相手のことを好きになってしまいそうな気すらする。</p>
<p>優しくて、満たしてくれて――だからこそ、それから<ruby>先<rt>・</rt></ruby>の行動が、まるで手ひどい裏切りを受けたかのように衝撃的に思えたのかもしれない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「それじゃあ、<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>開始ぃ♡」<br />
「ぅぐっ！！？　ぁ゛――！！　ぇ――！！？」</p>
<p>ユキさんの口からどこかねっとりとした笑い声が漏れた瞬間、アソコに鋭い感覚が走る。痛――くない！？　私は表情をゆがめ、一拍置いてからそれが性感であると理解する。</p>
<p>先ほどまではどちらかというと『振動を添える』ぐらいの力加減だったのに、今度は電動マッサージ器の硬いプラスチックが明確な感触でもって、私のアソコを押しつぶし始めたのだ。</p>
<p>「ちょ、ぁ゛――♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああっ！！？　待――！！！　つよいっ、強すぎぃぃぃぁ゛ぁぁぁぁっ！！？」</p>
<p>先ほどまでの優しさはどこへやら。強くなった振動は、秘所の入り口をより大きく震わせ、より深くへと伝搬していく。</p>
<p>ユキさんはもう、世間話をしようとはしなかった。きっと、私にもうそんな余裕がないことを分かっていたのだろう。</p>
<p>「ぃ゛いい――！！？　だめっ、そこはっ、そこは敏感だかぁ――ッ♡♡♡　ぁ゛っ、ぁ゛ぁぁぁあああああああああああッ！！？」<br />
「やっぱり、クリトリスは弱いよねー♡　私も一緒♡」</p>
<p>電動マッサージ器の当たる場所が少し変わっただけで、私は全身が飛び上がる心地がする。</p>
<p>クリトリス――女性の体の中で1番、もしかしたら膣よりも敏感かもしれない部位。そんな場所に重く激しい振動を当てられたら、私はもうまともに言葉を発することなんてできなくなる。気持ちいいことのはずなのに、不思議と体が拒否反応を示す。</p>
<p>私は無意識のうちに、今の状況から脱しようと全身を暴れさせていた。だけど、拘束はびくともしない。暴れてみて初めて、このフレームバインダーとやらが本当に強固な拘束であることを実感する。『ただ気持ちよくなるだけなのに、こんなものまで使うのか』――当初の甘い認識を改める。確かに、これぐらいの拘束じゃないと危険だ。</p>
<p>「ぁぐっ♡♡♡　ぁ゛、あ゛――！！？　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ぅぐ、ぁ゛――♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>どれだけ拒否したくなる感覚であっても、それは紛れもなく快感だった。私の体はあっという間に高まり、そして絶頂に達してしまう。何の抵抗もなくイッてしまった様は、まるで体内に備えてあった安全弁が緩んでしまったかのようだ。</p>
<p>（やば、これ――！！？　意識、トぶ――♡♡♡）</p>
<p>私は今日、『無理やりイカされる』という感覚を初めて味わった。こんなにも全身の毛穴が開いて、脳がばちばちと明滅するような感覚だとは思わなかった。明らかに、私の許容量を超えている。『ここは性風俗の中でも、性的快感を突き詰めた……つまりは「たくさん気持ちよくなりたい」という女性方のためのお店です』――イズミさんの言葉を思い出す。まさか、性的快感を突き詰めるというのは、こうまで激しいものなのか。</p>
<p>だけど、私はここまであってなお、認識が甘かった。それは、ユキさんが電動マッサージ器を押し当て続けることですぐに知ることになる。快感で飛びそうになった意識を、快感でもって無理やり引き戻すようだった。</p>
<p>「さー、どんどんいくよー？」<br />
「ぁ゛ぅぁぁぁぁあああああああああああッ！！！？　うそっ、休ま、せ――！！！！　っぁ゛ーーーーーーーーッ♡♡♡♡　きつい゛ッ、これぎづいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいっ♡♡♡♡」</p>
<p>2度目の絶頂から、今度は途切れることのない快楽責め。私の体が一層敏感になっているだけでなく、振動もさらに一段階強くなっている。私は思わず叫び声を上げた。ここが<ruby>よ<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>だということを忘れてしまうぐらいだった。</p>
<p>「待っで――ッ♡♡♡♡　これ゛はっ、いぐらなんでもッ！！！？　待ってっ、待っでっでぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええッ！！！？」</p>
<p>さすがにこれはやりすぎだ！　――私はそう思って、ユキさんに必死にお願いをした。すると、ユキさんはけげんそうな顔で、私のことを見上げながら電動マッサージ器を離す。私は一瞬だけ、『助かった？』と思った。</p>
<p>……私はどこまでも甘かった。</p>
<p>「<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>店<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>名<rt>・</rt></ruby><ruby>前<rt>・</rt></ruby>、忘れちゃった？」<br />
「はーーっ、はーーーーっ♡♡♡♡　な、なま、え……！！？」</p>
<p>私の頭にハテナが浮かぶ。鋭い気持ちよさに脳がちかちかしていて、思い出すのに時間が掛かった。だけど、間違えるはずもない。</p>
<p>どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店。</p>
<p>「そ♡」<br />
「そ、それが、何……っ」</p>
<p>『だから、ね？』――ユキさんはそう言って、今日1番のにんまりとした笑みを浮かべながら、電動マッサージ器を私のアソコに押し当てるのだった。</p>
<p>「――<ruby>泣<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby><ruby>叫<rt>・</rt></ruby><ruby>ぶ<rt>・</rt></ruby><ruby>ぐ<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>じゃあ、やめてあげないってこと♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っぁ゛ぁぁああーーーーーーーーッ！！！？　うそっ、だっでっ！！！？　うそっ、うそッ♡♡♡♡　うそぉ゛ぉぉおおおおあぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私は、ゆだった頭でユキさんの言葉の意味を必死に理解しようとして、だけど自分の置かれた状況を信じられなくて、結局それ以上の気持ちよさのせいで絶叫した。</p>
<p>『思わず泣き叫ぶぐらい気持ちよくなれるように』――私は、イズミさんの言葉を<ruby>比<rt>・</rt></ruby><ruby>喩<rt>・</rt></ruby>か何かだと思っていた。だけど違った。まさか、本当に泣き叫んでしまうぐらい気持ちよく、いや、泣き叫んでしまった後ですら気持ちよくさせられるなんて。</p>
<p>「ぅ゛あ――♡♡♡♡　ぉ゛――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁああああああああああああああっ！！！？　ぐすっ、ぅあ゛――！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡」</p>
<p>全身にびりびりと電流を流されるような快感が襲ってくる。目から涙がぼろぼろと流れ出す。口からは、いつの間にか泣き声混じりの悲鳴があふれ続ける。</p>
<p>私の体の中にある安全弁は、もうとっくに壊れてしまった。だから、ぶつけられる快感に抗うこともできず、何度も何度も絶頂を迎える。</p>
<p>「い゛やっ、ぁ゛ぁぁぁぁああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡　きついッ！！！？　きついきついきついぎつい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふ、いいなぁ。カオリさん、すっごく敏感で……♡」<br />
「ひ――！！！？　ぁ゛、ぁ゛ぁ、ぁ゛ぁぁぁ――ッ！！！？　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>ユキさんが色の宿った目で、私のことを見つめてくる。彼女は、私が泣き叫んでいることを何とも思わないのだろうか？</p>
<p>……いや、違う。彼女は、泣き叫んでいる私に欲情しているのだ。ここは、そういう人間が集まる店なのだ。</p>
<p>「ぁがっ、ぁ゛――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「あー楽しいなあ！　でも、私はこれぐらいにしておこっかな」<br />
「は、ぁ゛――♡♡♡♡　はっ、はぁ、はぁぁー……ッ♡♡♡♡」</p>
<p>「本当はカオリさんともっと遊びたいんだけど。初めてのお客さんを<ruby>独<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>占<rt>・</rt></ruby><ruby>め<rt>・</rt></ruby>したら悪いからさ」</p>
<p>電動マッサージ器が離れる。だけど、それはつかの間の休息。決して、おしまいの言葉ではない。あまりに気持ちよすぎて、ちっとも気付かなかった。お店には、もうたくさんのお客さんが来ていて、その中でも多くの人たちが、無理やりイカされ続けている私のことを見ていたのだ。</p>
<p>男性も、女性も、若い人も、年を取った人も――高いお金を払うだけのことはある――どことなく品のある人たちばかりだけど、その全員の瞳に、確かな色が宿っていて。</p>
<p>「ああ、済みませんね。譲っていただいて」<br />
「いえいえ、お気遣いなくー♡」</p>
<p>「初めての女性はたまに来るけど、開店前に来るような気合の入った人は珍しいですからねぇ」<br />
「これは、皆さんで目いっぱい気持ちよくして差し上げなきゃですね」</p>
<p>「ぅあ゛、ぁ゛――♡♡♡♡　も、やめ――♡♡♡♡」</p>
<p>私は、ぎゅうぎゅうに絞られたのどを鳴らすことしかできなかったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「さて、どういう趣向でいきましょうか？　初めての方のようですし、いきなり舌を使ったりとかは抵抗があるでしょう」<br />
「先ほどは電マを使っていたみたいだし、やっぱりこれが1番良いんじゃないですかね」</p>
<p>「お、お願い……、もう、それ……やめ……！！？」</p>
<p>私が小さく懇願しても、目の前の客たちはちっとも聞いてくれやしない。ここの人たちは何の駆け引きも、ムードも、<ruby>引<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>もないまま、私の体に電動マッサージ器を押し当てるのだ。</p>
<p>「っぁ゛あーーーーーーーーッ♡♡♡♡　ッ゛――！！！？　ッ゛――♡♡♡♡　むりっ、無理っ、むり゛ぃぃぃぃぃいいいいいぁぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡」</p>
<p>先ほどまで、ユキさん1人に電動マッサージ器を押し当てられるだけで、私は耐え難い連続絶頂に苛まれたのだ。それが今は、2人、3人、4人、5人、ああもう、片手でも両手でも数え切れない――とにかくたくさんの人たちに、全身という全身に電動マッサージ器を押し当てられたら、そんなのもっと気持ちいいに決まっている。</p>
<p>「む゛りっ、いぐのっ、止まらな――ッ♡♡♡♡　ぁ゛っ、ぁあっ、ぁ゛ぁぁあああああッ♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私はあっという間に、またイッた。これは、もはや性行為ではない。拷問だ。</p>
<p>「おねがっ、助け――♡♡♡♡　死ぬっ、死んじゃうがらぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡」</p>
<p>「おおお、とても良い反応ですねぇ」<br />
「初々しい叫びようでありながら、開発されているような敏感さもある。実に素質がありますよ、お嬢さん」</p>
<p>「いい、がらッ！！！？　そんなのいいがら助けでよぉぉぉおおおおおおおッ♡♡♡♡　ぉ゛あっ、ぁ゛ぁぁぁああああ――！！！？　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私がこんなにも泣きながら懇願しているのに、ここの人たちは笑うだけ。どうやら人が気持ちよさに殺されてしまいそうになるのは、ここでは普通のことらしい。まるで常識が改変された世界に飛ばされたみたいだ。</p>
<p>「ちょっと失礼。せっかくですから、後の愉しみも用意しておきましょうか」<br />
「相変わらず、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>好きですねぇ。それじゃあ、私も<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>を失礼しようかな」</p>
<p>「ぃ゛、ぎ――♡♡♡♡　な、何――！！！？　何してっ、何しでるのぉぉぉおおおおおお♡♡♡♡」</p>
<p>怪しい会話で気付く。……何か、<ruby>変<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>をされている？</p>
<p>胸やアソコだけではない、全身のあちこちに当てられる電動マッサージ器だけど、何かが不穏だ。脳が聡く理解したわけではない、体が本能的に怯えたのだ。</p>
<p>胸の付け根に、電動マッサージ器が念入りに押し当てられている。そこまで大きくない胸を下から掬い上げるようにして、内部に振動を送り込んでくるのだ。そんなことをしてもむず痒いだけなのに、なぜか執拗。それと下腹部も。お腹がへこむぐらいしつこく押し当てられていて、痛くはないけれど、少し息苦しい。どうしてわざわざ、そんな場所を刺激しようとする？</p>
<p>だけど、それを疑問に思えるのはほんの一瞬だけだった。乳首にも、アソコにも、ずっと電マを押し当てられているのだから。</p>
<p>「ぁ゛あ――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁあああああああッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>私は、終わりのない連続絶頂地獄に泣き叫び続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大勢の客にイカされている最中、ふと周囲のことが気になった。</p>
<p>別に、私の心身に余裕ができたわけではない。今の惨状から逃避しなければ、頭がどうにかなりそうだっただけだ。</p>
<p>私の視界の端で、私と同じようにフレームバインダーに拘束された状態で大変な目に遭っていたのは、私よりも幾分か若い女の子だった。</p>
<p>「ひぃっ、ひぃぃぃぃぃぃいいいッ♡♡♡♡　だめっ、それっ、乳首もっ、クリトリスもぉぉぉッ♡♡♡♡　ぉあ゛っ♡♡♡♡　ひゃぁぁえぉぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「よく言うよ。『このお店に来てみたい』って言ったのは君じゃない」<br />
「<ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>調<rt>・</rt></ruby><ruby>教<rt>・</rt></ruby>じゃあ足りないんだろ？　良かったね、ここなら家と違ってしっかりした拘束もあるし、どれだけ声を出しても安心だ」</p>
<p>「だからっでっ♡♡♡♡　こんなっ、こんな激しいのっ、聞いでな――♡♡♡♡　ぁ゛、あっぁ゛っぁぇぉぇぁああああッ♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>顔の整った若い男2人による、私に対するよりもずっと執拗な突起責め。乳首とクリトリスを、たくましい指先でただひたすらにしこしこされている。女の子はよほどぞくぞくするのだろう。口が、ずっとあぐあぐと落ち着きなく震え続けている。</p>
<p>話しようから、3人の関係性が気になる。もしかしてあの女の子はずっと、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>をされてきたのかな。体付きは小さいのに、乳首とクリトリスが遠目から見ても分かるぐらい大きく成長していた。</p>
<p>「ぁひぁっ、ぇあっひゃっ♡♡♡♡　ひゃぅぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　へっ、っぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「さて、<ruby>下<rt>・</rt></ruby><ruby>ご<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby>はこれぐらいでいいんじゃないかな？」<br />
「じゃあ、そろそろ次いってみるか」</p>
<p>「へひっ、ひ――……っ♡♡♡♡　もっ、ゆるっ、ゆるして……っ♡♡♡♡」</p>
<p>そして男たちは、いつの間にか足元に置いてあったバケツから、何か布のようなものを取り出した。</p>
<p>タオルのような細長の形状で、だけど布の向こうが透けて見えるぐらい薄くて、目が粗い。あれは……救急箱とかに入っている、ガーゼ？　だけどそのガーゼは、遠目から見ても分かるぐらいぬらぬらと濡れている。あの光沢、あの糸引き、遠目で見ても、ただの水ではない。ローションか何かだろうか。</p>
<p>電動マッサージ器とか、バイブとか、よくある大人のおもちゃと比較すると何とも頼りなさそうなそれを見た瞬間、女の子は引きつった悲鳴を上げた。</p>
<p>「ほっ、ぉ゛――♡♡♡♡　ま、待――！！？　それはっ、だめっ！！！　それだめなやつ――ッ！！！？」</p>
<p>「そんなこと言って、腰がへこへこ動いてるじゃない」<br />
「今日は家のベッドの上じゃないし、手加減しないからな？」</p>
<p>「待――、ほんとに、だめ――」</p>
<p>そして、男たちはその布――ローションで濡れたガーゼを、まるで乾布摩擦でもするかのような手付きで、女の子の胸と股間に宛がったのだ。</p>
<p>「ぉ゛ほッ♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ゛ぉぉおおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その瞬間、女の子は拘束具をぎちぎちとけたたましくならしながら絶頂した。</p>
<p>「ゃ゛、っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　それ弱い゛、1番弱いがらぁぁぁぁあああああっ、っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ローションに浸されたガーゼで、乳首とクリトリスをごしごしと磨かれる――それは一体どんな刺激なんだろう。</p>
<p>ガーゼは目の粗い生地だ。もしも乳首やクリトリスに当てたら、普通は痛くて痛くて仕方ないだろう。だけど、ぬるぬるのローションをまとっていれば、その刺激はぐっと緩和される。むしろ、ざらざらとした布地が絶妙な滑らかさを持って、敏感な部位をじゅりじゅりとこすり上げていく。</p>
<p>……想像しただけでも、腰が引けてしまいそうだ。</p>
<p>「だめっ、だめだめだめだめぇぇぇぇぇぇぇえええええッ♡♡♡♡♡　おねがっ、やめッ♡♡♡♡♡　いぐのっ、止まらなくなっで――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ちょっと、根を上げるの早すぎるよ。本番はまだこれからなんだから」<br />
「せっかく来たんだ。いろいろ試さないともったいないだろ？」</p>
<p>「ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　しぬっ、しんじゃう――♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>指でしこしこされてぱんぱんに膨らんだ乳首とクリトリスをローションガーゼに磨かれて、少女は泣き叫ぶばかりだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私の意識が、また別の客のほうに行く。</p>
<p>パーマをかけた、ふわふわとした髪。おっとりとした顔付き。肉感的な体。こう言っては何だけど、私なんかよりもずっと良い体をしている。彼女は今日、このお店に来たばかりで、フレームバインダーへの拘束を終えた直後らしい。</p>
<p>「おっ、こんばんは。最近来てなかったんじゃないの？」<br />
「えへへ、ちょっとお仕事が忙しくて。一山越えたし、久々に思いっ切り遊ぼうかなって」</p>
<p>「それじゃあ、早速みんなで心して掛からないといけないね」<br />
「えー、いきなりみんなでですかぁ？　私、おかしくなっちゃうかも……♡」</p>
<p>たくさんの客に囲まれる女性。その口ぶりを見るに、どうやら初めてではないらしい。する側ならまだしも、<ruby>さ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>る<rt>・</rt></ruby><ruby>側<rt>・</rt></ruby>としてこんなお店に通うなんてイカれていると、私は思った。</p>
<p>だけど同時に、そんな女性だったら一体どんな反応をするのか気になった。もしかしたら、私みたいに泣き叫ぶことなく、余裕綽々で愉しむのかもしれない。</p>
<p>そんなことを思っていた私の予想を、現実は二段も三段も上回る。次の瞬間、大勢の客が一斉に、女性の全身をくすぐり始めたのだ。</p>
<p>「ぅひゃーーっはっはははははははははははははははははぁぁぁっ！！！？　くしゅぐったひっ、全身くしゅぐったはぁぁぁっひゃっはははははははははははははひゃぁぁぁああっ！！！！」</p>
<p>私は『ええ！？』と思った。女性の全身があっという間に、客たちの手で埋め尽くされたのだ。</p>
<p>腋の下、腹、足の裏、太もも、腰、背中、腕、首筋、胸やアソコまでも――全身が無防備になるフレームバインダーという拘束は、確かにくすぐり責めをするのに随分と都合がいい。だけど、だからといって、あえてするだろうか？</p>
<p>あんなに全身をくすぐられたら、普通は笑い死にしてしまう。だけど、女性の反応は少しばかり違った。</p>
<p>「くしゅぐったひゃぁぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡　これっ、これぇぇえっ♡♡♡♡　この感覚、久しぶりぃぃぃっひっひゃっはははははははははははははははひゃぁぁぁぁあんっ♡♡♡♡」</p>
<p>「何だか、前に来た時よりも敏感になってるんじゃないかい？　やっぱり、久々だから体が期待しちゃってるんじゃないかな？」<br />
「うれしひぃぃぃぃっひひひひひひひひひっ♡♡♡♡　前よりっ、気持ちひ――っ♡♡♡♡　っぁーーーーッ♡♡♡♡　腋の下はだめぇぇぇっへっへへへへへへへへへへへへへへぇぇぇっ♡♡♡♡　あしっ、足の裏もぉぉぉぉぁあっひゃっはっははははははははははははははははひゃぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡」</p>
<p>確かに笑っている。確かにくすぐったそうにしている。だけどその声、その様子には、隠しようのない<ruby>色<rt>・</rt></ruby>が混ざっていた。</p>
<p>決して、胸やアソコも一緒にくすぐられているからではない。そうでなければ、腋のくぼみを5本全部の指でかき混ぜられたり、足の裏を爪先で引っかかれたりした時に、あんなにうれしそうな反応はしない。</p>
<p>「いぐっ、いぎますっ♡♡♡♡　くしゅぐられへっ、いぐっ、い――♡♡♡♡　ぐふぅぅぅ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ふひゃはははははッ♡♡♡♡♡　ひゃは～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それで女性はあっという間にイッてしまう。まさか体をくすぐられてイクなんて、私には信じられなかった。だけど、そのうれしそうな声、全身の激しい痙攣、腰のへこへことした動きは、本当に気持ちよさそうだ。</p>
<p>そして、一度絶頂した後のことだった。</p>
<p>「っぁ゛はぁーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡　待っでっ、ま――♡♡♡♡♡　ふぎゃぁぁぁぁぁぁっはっははははははははははははははぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　やめ――ッ♡♡♡♡♡　さっぎよりぐすぐっだはぁぁぁぁぁぁっはっははははははははははははぁぁぁぁああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>それは、私がさっき経験したことに似ていた。イクと体は敏感になるものだ。</p>
<p>だけどどうやら、それは性感帯だけの話ではなかったらしい。絶頂直後の全身くすぐり責めは、女性の許容量をあっという間に突破した。</p>
<p>どれだけ彼女が笑い悶えながら『やめて』と叫んでも、周囲の客たちがくすぐり責めをやめてくれる様子はちっともない。</p>
<p>「やめ゛ッ♡♡♡♡♡　しぬっ、しんじゃうぅぅぅっはっはははははぁ゛ぁぁああああッ♡♡♡♡♡　涙でるッ、ひぐッ♡♡♡♡♡　のどっ、変ッ♡♡♡♡♡　ぁっはははははぁ゛ぁぁぁああッ♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「はは。まさかこれぐらいでやめてもらえるなんて、思ってないよねぇ？」<br />
「今日は気絶するまで……いや、閉店までずっとくすぐってあげるからねぇ」</p>
<p>「ひぎゃぁぁっはっはははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああッ♡♡♡♡♡　ぅひゃっ、イグッ♡♡♡♡♡　またっ、全身でイグぅぅうッ♡♡♡♡♡　ふびゃひゃぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>狂ったように笑い、だけど泣きながら何度もイキ続ける女性を見て、私は理解するのだった。初めてであろうと常連であろうと、結局どんな客も、ここでは泣き叫びながらイキ続けることしかできないらしい。</p>
<p>私以外のイカされ続けている人を見ると、改めて思った――この店はイカれている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、そんな現実逃避は、ほとんど私の助けになってくれなかったらしい。</p>
<p>「ぁ゛っ♡♡♡♡　あ゛っぁっぁっぁ゛ぁぁあああッ♡♡♡♡　だめっ、いぐっ、イ――♡♡♡♡　っぅ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁ゛ぅぁぅぁあッ♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>相変わらず、飽きもせず私の全身に電動マッサージ器を当て続ける客たち。むしろ、ほんの一瞬、自分の思考を自分の感覚から切り離してみると、事態がますます悪化していることに気付く。</p>
<p>全身が敏感になっているのだ。</p>
<p>「な゛――♡♡♡♡　ど、しでッ♡♡♡♡　体っ、敏感にっ♡♡♡♡　なにっ、何っ、なに゛ぃぃぃいいい～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡」</p>
<p>私はあえぎながらパニックに陥った。『イッたら体が敏感になる』とはまた違う怖気を感じたからだ。</p>
<p>「ははは、やっと気付いたかい？　ここまでじっくり<ruby>下<rt>・</rt></ruby><ruby>ご<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby>したかいがあったよ」<br />
「なにっ、何しでッ♡♡♡♡　わだしの体に何しだのぉぉぉおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>「君の『スペンス乳腺』をじっくり刺激し続けてたんだよ。『体外式ポルチオマッサージ』も併せてね。ほら、こんな風に」</p>
<p>スペンス乳腺？　それに、体外式ポルチオマッサージ？　そんなもの、私は知らない！？　だけど、その効果は自身の体でもって分からせられる。</p>
<p>電動マッサージ器が、私の両胸の付け根と下腹部に、それぞれ強く押し当てられたのだ。</p>
<p>「ぉ゛あッ♡♡♡♡　ぁ゛――ッ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>強烈だった。</p>
<p>胸の付け根を刺激されるたびに、胸全体の神経が引っくり返るような心地。下腹部の振動は、クリトリスから子宮につながら神経の伝達とか、絶頂に至るまでのいろいろな過程を全部無視して子宮を無理やりイカせてくるようだ。</p>
<p>「さて、やっと体の準備ができたみたいだし、そろそろ<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>を始めようかな？」<br />
「一体どれぐらい気持ちよくなってくれるのか、愉しみですねぇ」</p>
<p>「ひ――ッ♡♡♡♡　うそっ、うそぉぉぉおおッ♡♡♡♡　だって、私っ、もう散っ々♡♡♡♡　うそっ、うそッ、うそぉぉぉおおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>もう、何から何まで信じられなかった。人をここまでイカせておいて、さらには開発までしておいて、それでさらにイカせるつもり？　彼らの言う<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>というのは、私の想像の何段階も上回る。</p>
<p>私がぶんぶんと視界を振り乱していると、いつの間にか、他のお客さんのところに行っていたユキさんが戻っていたことに気付く。隣には、受付をしていた店員のイズミさんもいた。</p>
<p>「わあ！　ねえねえ見てズミちゃん。カオリさんすっごいなぁ、初めてなのにもうあんなに気持ちよくなって♡」<br />
「そうですね」</p>
<p>「『そうですね』じゃないよ！　もぉ、本当はカオリさんみたいな美人でかわいい人、自分だって<ruby>遊<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby>みたいくせに。むっつりめ！」<br />
「……僕はあくまで、お客さまが愉しめるようサポートするためにいますので」</p>
<p>「おねがッ♡♡♡♡　助け、助けでぇぇぇぇえええッ♡♡♡♡　もう嫌っ、もうイグの嫌ッ♡♡♡♡　いぐのいや゛なのぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>私は頭で考えるよりも早く、2人に助けを求めた。『お願い』『助けて』『もう嫌』！</p>
<p>だけど、ユキさんは熱のこもった瞳でにんまりと笑い、イズミさんは困ったようにほほ笑み返すだけだ。</p>
<p>「おねがっ、お願い――ッ♡♡♡♡　ぅあ゛、ぁ、ぁ゛――」</p>
<p>必死の懇願がかなうことはなく、次の瞬間、私の全身にまた電動マッサージ器が当てられた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから先は、時間、場所、相手――いろいろな概念を全部吹き飛ばしてしまったかのようだった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13655" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_2.jpg" alt="快感至上主義のマッチング型風俗に行ってみたら集団電マ責めで気絶するまでイカされ続けた話_2" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_2.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_2-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/1_2-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>「っぁ゛ぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぎッ、ひぁッ♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>私は全身の気持ちよさにただ泣き叫びながらイキ続ける。</p>
<p>全身という全身に針を刺されるかのように鋭くて、だけど蜜をかけてもみくちゃにされるかのように甘い。体が燃えそうなぐらい熱いせいで、毛穴という毛穴から汗が噴き出す。だけどその汗が気化し、また冷たい電動マッサージ器に触れているせいでどこか肌寒い。体のあちこちで相反する感覚が共存していて、脳みそがおかしくなってしまいそうだ。</p>
<p>いつの間にか、ユキさんもこの快楽処刑に参加している。私にはもう、そのことすら気付けなかった。</p>
<p>「カオリさん、やっぱりかわいいなぁ♡♡　クリトリスをきゅっきゅって押しつぶしてあげると、お潮がぴゅっぴゅって出てくるぅ～～～～♡♡」<br />
「ぁぐぉっ、ぉ゛ぉぉお～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　やめっ、や゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛っ、っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　たす、げ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、『いつまでこんな地獄が続くのだろう？』なんて疑問に思う余裕もなかった。ただ、毎秒限界で、毎秒今すぐにやめてほしくて、『お願い』『やめて』『助けて』としか言えない。心が、高速で回転するベルトサンダーに掛けられたように、見る見るうちにすり減っていく。</p>
<p>それで、いつしか『私はもう助からないんだ』と思うようになる。そうなると、私の反応はまた変わっていく。</p>
<p>「ぁ゛ぅぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぐす――♡♡♡♡♡　ぅ゛ぁぁあああああんっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁあああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もはや懇願の言葉を上げることすらなく、ただ快感に従って声を上げるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、どれぐらいの時間がたったのだろう？　私の体感で永遠の時間がたった後、何の前触れもなく、意識がぷかりと浮き上がってくる。</p>
<p>「ぅぁぉ゛――……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛っ、ぉっぉっぉ゛ぉおお……ッ♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぼんやりとした陶酔状態から覚醒していくと、自分の体がびっくりするぐらい疲れていることに気付く。筋肉はふやけ、神経は鈍化し、気を抜いたら意識を手放してしまいそうなぐらい眠い。</p>
<p>ふと、ユキさんの声が聞こえた。</p>
<p>「カオリさん、そろそろ限界？」<br />
「ぉ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛、ぁ――……♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>「うん。それじゃあ、最後に思いっ切りイカせてあげるね……♡」</p>
<p>本当は、限界なんてずっと前に迎えていたのだけど――そんな文句を言う思考すらなくなった私に、ユキさんはささやいた。</p>
<p>全身の快感が変わる。既に電動マッサージ器の出力は最大。私の体はとうの昔に出来上がっている。故に、最適に、執拗に。</p>
<p>そして終わり際のろうそくのように、私の中で快感がぼっと爆発するのだ。</p>
<p>「ぉ゛ッ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ひッ、ぅ――……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>私の体の反応は、弱々しいものだった。</p>
<p>1番酷使された声帯は正常な動作を失って、しゃっくりのように裏返った声と、濁点をふんだんにぶちまけた低い声を交互にこぼす。くたくたになった体では大して暴れることもできず、びく、びくと脊髄反射で跳ねる様は解剖されたカエルのよう。アソコも緩んでしまって、ちょろちょろと流れる液体は『潮吹き』というよりはもはや『潮漏れ』だ。私がもっと元気であれば、もっと派手な絶頂を迎えただろうに。</p>
<p>だけど、今の私は確かに、私史上最大の絶頂を迎えていた。</p>
<p>（ぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡）</p>
<p>体が全部気持ちよさに満たされる。何も考えられず、心の中ですら、喘ぎ声で満たされる。今の私には、もう言語という概念すらない。</p>
<p>そして、それが長いこと続くのだ。ユキさんが、客たちが私の全身に電動マッサージ器を当て続ける限り、ずっと、ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっと。ただの1回の絶頂が無限に引き延ばされる。</p>
<p>「ぉ゛ぉおぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ひぅ――」</p>
<p>そして、くたくたに疲れた体が、最後の力を搾り出すようにびくんと大きく跳ねる。私を拘束しているフレームバインダーががたりと大きく鳴ると、みんなも終わりを察したのだろうか、電動マッサージ器が離れ、全身を包み込んでいた快感がようやく止まるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぁ゛、ぉ゛～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ、ぉ゛ぉ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>今もなお、お店の営業は続いていて、たくさんの女性が、たくさんの人たちに泣き叫ぶほどにイカされ続けている。それなのに、何も聞こえないのはどうしてだろう。こんなにも心地よい静寂を味わったのは、生まれて初めてかもしれない。</p>
<p>肌寒い体に、突然温かさを感じた。</p>
<p>「頑張ったね、カオリさん。お疲れ様♡」</p>
<p>ユキさんが、拘束されたままの私の体を、ぎゅっと強く抱き締めていた。</p>
<p>この人たちは、決して私のことを憎んでいるから<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>わけではない。ただ、自分が愉しむために、そして私を悦ばせるために。</p>
<p>そう思うと、何だか無性に心がむず痒くて、心がほっとするのはどうしてだろう？　私、あんな大変な目に遭ったのにな。</p>
<p>「ん、ぁ――」</p>
<p>安心した拍子に、力が抜ける。まるで全身を支えるために両手でつかんでいた鉄棒を離してしまったみたいに、私の意識はふっと暗闇の中に落ちるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ん……ぅ……？」</p>
<p>頭が重い。まるで、水分をたっぷり含ませた真綿が頭蓋骨の中を満たしているようだ。</p>
<p>私はいつの間にか眠っていたらしい。うっすらを目を開くと、私は自室とは明らかに違う、暗くて広い空間にいた。所々に配置されたソファとテーブル。お互いに多少ばかりの配慮がされた仕切り。『何だか少しだけ既視感があるな』と思ったら、その間取りはファミレスのそれに似ている。</p>
<p>ああそうか、思い出した。そう言えば、私は――。</p>
<p>「おはようございます」<br />
「ぁ――」</p>
<p>側に立っていたのは、表情の薄い男性――イズミさんだった。イズミさんは『しー』と、自分の口に人差し指を置いた。</p>
<p>どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店。しかし今は、女性の叫び声一つなく静かだ。私が起き上がって辺りを見渡すと、毛布を掛けられた女性たちが、あちこちのソファに転がって寝息を立てていることに気付く。どうやら、私は彼女たちと同じようにソファに寝かせられていたらしい。</p>
<p>「ここは、営業終了後の休憩所も兼ねていますので」</p>
<p>「ぁー……。今、何時ですか？」<br />
「夜の3時ごろです」</p>
<p>なるほど。</p>
<p>この店で気持ちよくされた後、意識を保ったままでいられる女性はそういないだろう。私みたいに意識を取り戻したところで、とっくに終電を逃している場合も多い。だから、朝までは居させてくれるというわけか。</p>
<p>「お茶をお入れしますね」</p>
<p>イズミさんはそう言って、休憩所となったプレイルームから出ていった。何から何まで、気が利いている。</p>
<p>「ふー……」</p>
<p>私はソファに寄り掛かったまま、ぼうっとした。自然と、今晩の出来事が思い起こされていく。</p>
<p>まったく、ひどい目に遭った。まさか泣き叫ぶまで、いや、泣き叫んだ後も、気絶するまでイカされ続けるだなんて。もしかしたら、『よくも騙したな』なんて喚き散らしてもよかったのかもしれない。</p>
<p>……イズミさんとの会話を思い返せば、そもそも騙してはいない気がするけれども。もっとこう、念押しするとかさあ。……何だか、うそはついていないけれど、こう、実態も隠し通すというか。あの人、人畜無害そうに見えて、結構油断ならない人なのかもしれない。</p>
<p>だけど、どうしてだろう。怒りを覚えることはなかった。</p>
<p>私はその不思議な感情の所以を探る。店員のイズミさんがとても親切だったから。ユキさんをはじめ、お客さんもみんな親切だったから。たくさん泣き叫んで、何だか気分がすっきりしているから。これは心のデトックスとでも言うべきだろうか。</p>
<p>いろいろと理由はあった。だけど、1番の理由はきっと――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、私は始発の電車に乗って帰宅する。</p>
<p>いくらお店のソファで寝かせてもらったとはいえ、ふかふかのベッドでなければ疲れが取れない。私は『休日で良かった』なんて思いながら、帰宅と同時にベッドに飛び込んだ。夕方に目が覚めて、ものすごくお腹が空いていることに気付き――そういえば、あの店に入って以来、何も食べてなかったっけ――近所のラーメン屋に行く。何度か食べたことのあるしょうゆとんこつラーメンと餃子を食べてようやく、『ああ、日常に戻ってきたんだな』と実感するのだった。</p>
<p>これが私の貴重な<ruby>初<rt>・</rt></ruby>体験の話。正直に言って、普通の女性である私には、少し……ではないぐらい、刺激が強すぎたと思う。</p>
<p>それなのに、私の体験はこれだけでは終わらなかったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「いらっしゃいませ」<br />
「ど、どうも」</p>
<p>「またお越しいただき、とてもうれしいです」</p>
<p>何週間かぶりに会ったイズミさんは、相変わらず薄く優しい微笑みを浮かべている。そう、私はまた『どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店』に来たのだ。</p>
<p>思いっ切り泣き叫んで、いろいろなものをぎゅうぎゅうに搾り出してもらった私の心身は、その空間を全て耐え難い欲求に満たされていた。まさか、指を使った日々のオナニーでは満足できないだけでなく、勇気を出して買った電動マッサージ器ですら物足りないとは。</p>
<p>私――<ruby>羽島<rt>はしま</rt></ruby> <ruby>香織<rt>かおり</rt></ruby>は世間一般から見て普通の女性だと思う。普通の体形、普通の髪型、普通の会社員。四捨五入をしたらもうすぐ30歳になってしまうけれど、それで未婚かつパートナー不在なのは、今のご時世まったく珍しいものではない。そう、私は至って普通の人間。</p>
<p>……だけど、この1点に限って、私はもう自分のことを普通とは言えそうにない。</p>
<p>「あれ？　カオリさんだ」<br />
「あ、え、ええと。ユキさん。ご無沙汰です」</p>
<p>誰かが私の姿を見て近づいてくると思ったら、ユキさんがいた。</p>
<p>「うれしいなー！　最初の1回だけでもう来なくなっちゃう人も多いからさぁ」<br />
「はは……」</p>
<p>そりゃ、どれだけ泣き叫んでも延々とイカされ続けたら、『二度と来るか』と思うだろう。普通はそうなる。私はそんなことをされてなお、またこの店に来ているわけだ。私って一体……。</p>
<p>私がどこかたそがれていると、ユキさんが抱き付きながら、耳元でささやいてきた。</p>
<p>「……それじゃあ、今度は<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>気<rt>・</rt></ruby>出していいんだね？」<br />
「はぇ？」</p>
<p>「言葉通りの意味♡　まさか、電マだけで私たちが満足できるなんて思うかなー……♡」</p>
<p>まるで餌を前にした獣のような目つきに、私は喉をひゅっと鳴らした。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>は、『またあの店に……』なんて考え始めた数日前から、うすうす気付いていたことだった。</p>
<p>私はあの時、全身に電動マッサージ器を当てられて何度もイカされた。乳首やクリトリスだけではない、スペンス乳腺やら、体外式ポルチオマッサージやら、私の知らなかった部位の開発までされた。だけど、それはこの店における行為の、ほんの一部に過ぎない。私と一緒の時間に来店していた女性たちを見るだけでも、ローションに浸したガーゼで突起を責められたり、全身をくすぐり責めにされたりしていたはず。</p>
<p>そう、私が受けた地獄は、このお店におけるほんの一面に過ぎないのだ。この店にはまだまだ私の知らない、未知の地獄が潜んでいる。</p>
<p>一体、ユキさんは今日、私をどうするつもりなのだろう。それを想像するだけで、顔面で赤色と青色が混ざって、紫色の変な表情をしてしまっている気がする。</p>
<p>私は、震える声で応えるのだった。</p>
<p>「お、お……。お手柔らかに、お願いします……っ♡♡♡」<br />
「カオリさん、すっごい期待してるぅ♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店。<br />
おしまい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/10/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2411号紹介画像" width="560" height="420" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">連続絶頂オムニバス 2411号</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;">おものべの作品の中から、<strong><span style="color: #ff0000;">特に人気の作品をリブート</span></strong>しました。<br />
<strong>①どれだけ泣き叫んでも許される快楽風俗店（電マ責め）　②機械による丸呑み快楽責め　③お乳を搾られると思ったらクリトリスを搾られた件　④不穏な言葉があふれるほどの連続絶頂調教　⑤えっちな遊園地（7つのえっちシーン）</strong><br />
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ01277745.html">DLsiteで購入する</a></p>
</div>
</div>
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		<title>母乳牧場のバイトで先輩乳牛娘からくすぐり搾乳を受けて連続射乳絶頂させられる話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Oct 2024 03:45:56 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[足の裏]]></category>
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					<description><![CDATA[世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生"とうこ"の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生&#8221;とうこ&#8221;の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>母乳が商品として流通するようになってから、数年が過ぎた。</p>
<p>何でも、世の偉い学者さんたちが新たに見つけた物質が、病気にとてもよく効くとか。それで、その物質が人間の女性から得られる母乳に多く含まれているとか。他にも何やかんやと理由があるらしいけれど、頭のよくない<ruby>私<rt>・</rt></ruby>にはさっぱり。</p>
<p>とにもかくも、製薬用、研究用、そして飲用――世界中のさまざまな場所で、商品となる母乳が搾られるようになった時代ということだ。大手企業が生産する、安定品質の母乳、管理のずさんな企業が<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>、生産停止の母乳、『絶対に買うな』という消費者庁のチラシが各所に貼られている、密輸母乳。世の中には、さまざまな母乳がある。</p>
<p>その中でも特に人気を博しているのが、各地の小規模な農場で作られる母乳――クラフトビールならぬ、クラフト母乳だった。よりおいしく、栄養たっぷりの母乳を作るために、その製法は牧場によってさまざま。飲み比べて楽しい、そのバリエーションの豊かさが、人気の理由となったらしい。</p>
<p>「――で、<ruby>私<rt>・</rt></ruby>は近所の小さな牧場でバイトを始めたってわけ」</p>
<p>「どうしたの？　<ruby>と<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>ちゃん」<br />
「あ、いえ。何でもないです、先輩」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、申し遅れた。</p>
<p>私は<ruby>坂江<rt>さかえ</rt></ruby> <ruby>透子<rt>とうこ</rt></ruby>。まあ、普通の女だ。普通の短髪、普通の顔立ち、普通の体形。普通の専門学生。</p>
<p>一人暮らしでまだ働いていない、成人したばかりの学生ともなると、生活やら人付き合いやら趣味やらで、いろいろとお金が要る。『飲食店で接客とかも憧れるけど、できればもっと楽に稼ぎたいな』――そんな折にたまたま目に付いたのが、乳牛娘――要は母乳を作る求人だった。ダメ元で応募してみたら、まさかの採用。</p>
<p>そういうわけで、私は電車で1本のところにある小さな牧場にいる。『牧場』と言っても、本物の牛を飼育しているわけじゃないから、どちらかというと小さな町工場って感じの場所だ。その商品のキャッチフレーズは、ええと、何だったかな。笑顔がどうとか、愛情がどうとか……まあ、何でもいいか。</p>
<p>「とうこちゃん、今日は初めてのお仕事だねー。緊張してる？」<br />
「そりゃ、緊張しますよ。まさか私が、バイトとはいえ乳牛娘になるなんて……」</p>
<p>「うふふ、大丈夫だよぉ。ここは社長と私しかいない、小さな牧場だからね。気楽気楽♪」<br />
「そういえば、社長も女性なんですよね。合ったことないですけど」</p>
<p>「面接は私が担当したからねー。私の一つ上。すっごい美人さんなんだから！」</p>
<p>私の背後に回って『緊張解れろー』なんて言いながら肩をもんでくるのは、<ruby>来見<rt>くるみ</rt></ruby>さんという女性だ。</p>
<p>ふんわりとした長い髪、おっとりとした顔付き、優しい声音、女性にしては結構背が高い。まるで母性の塊のような女性だけど、その中でも1番目を引くのは、大きな大きなおっぱいだった。爆乳というべきか、それとも超乳というべきか、作業服のツナギがはち切れんばかりのそれは、一体いかほどのサイズがあるのだろう。</p>
<p>「……とうこちゃんは、おっぱい大っきいほうが好き？」<br />
「あ、凝視しちゃってすみません。まあ、そりゃ憧れますよ。私も一応、日本人の平均ぐらいなんですけどね」</p>
<p>「成長期、成長期♪　きっとこれからだよぅ」<br />
「そういえば、母乳を出すために乳牛娘が飲む薬って、豊乳の副作用があるって話でしたよね。もしかして私もこれから……！？」</p>
<p>「うーん、どうなんだろ？　私はお薬を飲む前から<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>だったから」<br />
「……自前なんですね、それ」</p>
<p>「あわわわごめんごめん！　きっと大っきくなるよ！　大丈夫大丈夫！」</p>
<p>性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――何だかもう、本能が彼女のことを、<ruby>雌<rt>・</rt></ruby>として格上だと認識している。少し、気分がどんよりした。</p>
<p>「その、先輩。今更なんですけど」<br />
「どうしたの？」</p>
<p>「本当に、私なんかでいいんですか？　私、こう、生活習慣が結構自堕落ですし、見た目もおっぱいも普通だし……」</p>
<p>ネットで見たことがあるのだけど、乳牛娘の仕事は結構厳しいらしい。</p>
<p>何でも、高品質な母乳を生産するために、食事や睡眠など、生活習慣を隅から隅まで管理されるところもあるとか。『おっぱいの大きさ、あるいは、容姿と母乳の品質には相関関係がある』とか言って、巨乳の美女美少女しか雇わないところもあるとか（そんなの絶対スケベ心じゃん！）。</p>
<p>とにもかくも、そんな事情があるから、普通の普通で普通な私がやっていけるのだろうか。</p>
<p>「心配しないで。確かにそういう厳しい牧場もあるけど、ウチはそうじゃないから。ウチはね、母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリだから、よっぽど健康に問題がない限り誰でもおっけー♪」<br />
「そう、なんですか？」</p>
<p>「うん。あ、それとね、<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>は付いちゃだめだよ」<br />
「<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>？」</p>
<p>「『見た目が普通』ってところ」</p>
<p>その瞬間だった。クルミ先輩は私にぬっと顔を近づけてきて、キスができそうな距離でささやくのだ。</p>
<p>「君、すっごくかわいいよ……♡」<br />
「っ――！？」</p>
<p>どうしてだろう。その時の先輩のほほ笑みは、何だか妙に艶っぽくて。私はどきどきしながら、息を詰まらせることしかできなかったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>初仕事が始まる。</p>
<p>私はクルミ先輩の指示通りに、更衣室で着替えて搾乳場に向かった。大牧場にあるような、大きな部屋じゃない。ワンルームぐらいの広さの、だけど真っ白で清潔な部屋。テレビとかでしか見たことがないけれど、病院とかにある無菌室みたいだ。</p>
<p>「……あの、先輩」<br />
「うん、何？」</p>
<p>「その、私が着せられた、この牛柄のビキニは何ですか」<br />
「かわいいかなーって」</p>
<p>「じゃあ、頭に付けられた、ツノの生えたカチューシャは」<br />
「かわいいよー♡」</p>
<p>「…………」</p>
<p>何だか遊ばれている気がする。</p>
<p>「この拘束は」<br />
「あ、それはちゃんと必要なやつだから」</p>
<p>「ビキニとツノは必要じゃないんですね……」</p>
<p>状況を整理しよう。</p>
<p>私は小さな搾乳場の壁に拘束されている。両脚を肩幅に開いたまま直立させられて、ひんやりと冷たい金属の拘束具で足首と太ももをがっちゃんこ。両腕は頭の後ろでそろえるようにがっちゃんこ。上体が少しだけ、前に突き出されるようにして反る。『この格好、何だかおっぱいが大きく見えていいな』なんて、ちょっと優越感。</p>
<p>「それじゃあ、搾乳機を付けるねー」<br />
「は、はい」</p>
<p>さて、いよいよだ。</p>
<p>クルミ先輩はあっという間に、私が着けている牛柄ビキニの上を外した（やっぱり意味なかったじゃないか）。私のそんなに大きくないおっぱいが晒されて、顔が熱くなる。</p>
<p>そして取り出されるのは、二つのカップ型の機械。『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とか、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とかで見たやつだ！』なんて、ちょっとテンションが上がる。縁にはゴム、先端にはチューブ。他にも、両サイドに細いバンドが付いていて、胴体に巻き付けて背中でホックを取り付ける形式らしい。装着方法がブラジャーと一緒だ。</p>
<p>「ちょっと上半身を振ってみて。落ちそうになぁい？」<br />
「……お、意外としっかりくっ付いて……はい、大丈夫です」</p>
<p>「じゃ、スイッチ入れるねー」<br />
「うおっ」</p>
<p>おっぱいの1/3ぐらいを含んだカップが、ミチリというゴムの音を小さく立てながら吸い付き始めた。覚悟をしていたとはいえ、乳首を吸われる感触がすると、やっぱり驚く。</p>
<p>「お、お、おおー」<br />
「うん、大丈夫みたいだね」</p>
<p>ぽた、ぽた、ぽた。チューブの先端から、お乳が垂れる。乳牛娘になると決まった時から、私は<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>薬<rt>・</rt></ruby>を飲んでいて、今ではすっかりお乳が出る体質になっていた。私はおっぱいも乳首もそんなに大きくないけれど、意外とちゃんと出るもんだ。このお乳が全国のさまざまなご家庭に届けられると思うと、何だか感慨深い。</p>
<p>あとは、このままお乳を搾ってもらっておしまいか――私に仕事が務まるか不安だったけれど、順調に進んでそうな様子を見ると、ようやく安心してくる。だけど、ふと気を抜くと、<ruby>疑<rt>・</rt></ruby><ruby>問<rt>・</rt></ruby>が湧いてきた。</p>
<p>「あの先輩。さっき言ってましたよね？　『母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリ』って。それってどういうことですか？」</p>
<p>おっぱいに搾乳機を付けて、母乳を搾り出す――私の理解では、今やっているのが『母乳の抽出』というやつのはずだけど、特別な何かをやっているようには見えない。</p>
<p>私が搾乳機に目を落としてから再び見上げると、クルミ先輩がまたキスができそうな距離に近づいてきていた。</p>
<p>「んー？　そ、れ、は、ね」<br />
「あ、あの、先輩……？」</p>
<p>今までに聞いたことのない声音。にんまりとした、だけどどこか<ruby>色<rt>・</rt></ruby>を感じるほほ笑み。</p>
<p>背筋がひやりとする前に、衝撃が走る。</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょーっ♡」<br />
「ひゃはぁっ！！？　ぁはっ、ぁっはははははははははぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩は突然、私の腋の下をくすぐり始めたんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひひぇっへへへへへへぇぇぇぇぇえええええっ！！？　何しへっ！！？　クルミ先輩ぃぃぃいいっ、くしゅぐっ！！　くしゅぐったひですぅぅぅぅぁっはっははははははははははははぁぁぁぁああっ！！？」</p>
<p>私の頭の中に、たくさんの『ハテナ』が飛び込んでくる。そりゃ、真面目なお仕事の最中に突然くすぐられたら、そうなるに決まっている。イタズラなのか、何なのか、目的がさっぱり分からない。</p>
<p>クルミ先輩は、そんな私の疑問に答えてくれた。</p>
<p>「これがね、ウチの<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby>♡　体をこちょこちょしながら、お乳を出すの。こうすると、濃厚なお乳がたーっぷり出てくるんだよぉ♡」<br />
「ぇへっ、ぇへっへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？　そんなっ、どしへっ！！　よりによってぇぇっへへへへへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？」</p>
<p>「ウチのキャッチフレ－ズは『笑顔と愛情たっぷり』――つまり、そういうこと♡」</p>
<p>どういうことぉ！？　新たな疑問が湧き上がらんでもないけれど、とにかくクルミ先輩は、明確な目的を持って私の腋の下をくすぐっているらしい。</p>
<p>母乳を作るという都合、どうしたっておっぱいが関係する。だから、大切な製品を作る一方で<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>として扱われることも珍しくない。一応、私はそれを覚悟した上で応募した。</p>
<p>だけどこれは、完っっ全に想定外だ。</p>
<p>「あ、この搾乳場は防音室になってるんだぁ。近所迷惑にもならないから、たっぷり笑ってね♡」<br />
「ぁはっ、あっははははははははぁぁぁぁあっ！！！　これっ、きつ――っ！！？　わきっ、ずっとっ、ずっとぉぉぉぁぁあっはっはははははははははははぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>これは、なかなかシャレにならないのでは？　――私は笑い悶えながら冷や汗を流す。</p>
<p>両手両脚を固定する金属の拘束具は強固、私がどれだけ体を暴れさせてもビクともしない。両手を頭の後ろに回して、しかも上体が反れている姿勢というのも都合が悪い。上半身の肉がぴんと張って、クルミ先輩の指の感触がダイレクトに神経を冒してくる。</p>
<p>そして1番の問題が、クルミ先輩その人だ。</p>
<p>「とうこちゃん、すっごいくすぐったがり屋さんだねぇ♡　ほら、腋のくぼみを指の腹でなでるだけでぇ……」<br />
「ぅひっ、ぅっひひひひひひひひひひぃぃぃい！！？　ふぉ、ぉぉおおっ！！？　鳥肌っ、だめ、鳥肌が立ってぇぇぇっへへへへへへへぇぇぇぇぇええっ！！！」</p>
<p>「爪を当ててみよっかな♡」<br />
「ふぎゃぁあっ！！？　それ、強い゛ぃぃっひっひゃっははははははははははははははは！！？　いぎなりはだめぇぇぇぇぇっへっひゃはははははははははははぁ゛ぁぁあああああっ！！！」</p>
<p>うますぎる。</p>
<p>こんなにもおっぱいが大きくて肉感的な体をしているクルミ先輩の指は、とても細く、なめらかで柔らかい。その指先が、私の腋の下から胸の横ぐらいまでを不規則に、身勝手に踊り回り続ける。どうして10本の指がこんなにもばらばらに動くのか不思議だ。</p>
<p>それでいて、1本1本の指の挙動一つ一つが効果的。指の腹、指先、爪――指のどこを、私の体のどこに、どう当てるのか、それらが完全に制御されているように感じる。まるで、それぞれの指が別々の脳みそを持っているみたいだ。</p>
<p>「君を採用した理由はね、ちゃんとあるの」</p>
<p>クルミ先輩が、私の耳にそっとささやいた。</p>
<p>「実はね、ここのバイトって、意外と応募がたくさん来るの。基本的には誰でもおっけーなんだけど、あまりたくさんは雇えないから。私、1番『くすぐってあげたいな』って子を採用しちゃった♡」<br />
「へっ、ぇぇぇぇぇええ！！？　ぇぇぇぇぇぇえええええええええっ！！？」</p>
<p>その言葉の意味を<ruby>理<rt>・</rt></ruby><ruby>解<rt>・</rt></ruby>できないほど、私は鈍感ではなかった。</p>
<p>いつものおっとりとした表情とは違う、まるで餌を前にした獣のような貌。私はどうやら、とんでもない<ruby>女性<rt>ひと</rt></ruby>に目を付けられてしまったらしい。</p>
<p>だけど、ああ、逃げられない。私の体はとっくの前に拘束されてしまっていたから。そして、私を喰らわんばかりのクルミ先輩の表情が、とても扇情的で、きれいだったから。恐怖と、困惑と、ときめきで、心臓が破裂してしまいそうだ。</p>
<p>「例えば、ほら。こんな風にっ♡」<br />
「ッ゛――！！？　ぎ、ぃぃぃぃぃいいいいいいっ！！？」</p>
<p>ひときわ強い感覚。まるで体の中をくすぐり犯されるような。</p>
<p>クルミ先輩が10本の指先を、私の体の両側から、あまり大きくない胸の付け根に食い込ませていた。</p>
<p>「もにもにもにもにーっ♡」<br />
「ふぎゃ――！！？　ぁ゛はははははははははははははッ！！？　ぁ゛ぁぁぁああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！」</p>
<p>胸の付け根に食い込んだ指が小さくうごめきだした瞬間、ぞくぞくぞくっとした寒気が背筋を上ってきた。私だって、友だちのイタズラとかで体をくすぐられた経験ぐらいある。だけどこれは、今まで経験したどんなくすぐり責めよりも強烈で、絶対に触れられてはならない部分を触れられているかのように羞恥的で――。</p>
<p>クルミ先輩がまた、言葉で私の脳を犯してくる。</p>
<p>「やっぱり効いた♡　私<ruby>も<rt>・</rt></ruby>これ、弱いんだぁ♡」<br />
「えへっぇぇぇぇぇえええええええっ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ッ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ぉぉぉおおおお！！？」</p>
<p>「驚いた？　だけど、私だってここで働いてる乳牛娘だよ？　私もとうこちゃんみたいに、体をたくさんこちょこちょされながらお乳を出してるんだよ？　相手はさっきお話した社長だけどね」<br />
「ふへひっ、ひーー！！　ひーーーーっ！！？」</p>
<p>そう言ってクルミ先輩は、1度私の体から両手を離すと、自分が着ているツナギのチャックを下ろした。</p>
<p>大きな大きなおっぱいが、ばるんという音を立てながら露出する。爆乳、あるいは超乳。私に付けさせていたものと同じ、牛柄ビキニ。白黒模様の布地に、乳首が浮き出ている。私の何倍も大きい乳首は、もうぎんぎんに勃起していて――。</p>
<p>「ほら、ここの胸の付け根。『スペンス乳腺』っていって、とってもくすぐったい部分」</p>
<p>クルミ先輩は、両手で自分の大きな大きなおっぱいの付け根をくすぐってみせる。何十kgもありそうな肉を指先がかきわけていき、その付け根をぐにりと揉みこんだ瞬間、クルミ先輩は内股になりながら喘ぎ声を上げた。</p>
<p>「ぁはっ、はぁぁん……っ♡　毎日毎日くすぐられて、もう敏感になっちゃって。今のとうこちゃんなんかかわいく見えるぐらい、みっともなく笑っちゃうんだから……」<br />
「ぅ、ぁ……♡　ふーー、ふーーーー……♡」</p>
<p>「……だけど、今日はとうこちゃんの番だよぉっ♡」<br />
「んぃ゛ぁぁぁぁあああああっ♡♡♡　ぁはへっ！！？　ぁ゛はっ、ぁっははははははははははははははぁぁぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩が自分の上半身を揺らしながら、私の胸の付け根――スペンス乳腺とやらをくすぐってくる。</p>
<p>それはまるで、くすぐり犯されながら、目の前で卑猥なビデオを見せつけられているかのようだった。こんなにもかわいくて、おっぱいの大きいクルミ先輩が、腋の下やスペンス乳腺をくすぐられて笑い悶えている？　それも、私なんかよりもよっぽどみっともなく？　それは、何だか――。</p>
<p>その瞬間、何かこみ上げてくるのを感じた。</p>
<p>「はへっ、ぇ゛っ！！？　ぇっへへへぇぇぇぇぇえッ♡♡♡　――っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁはッ！！！？　はっ、ぇ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>何？　え、何――！？　あまりに強烈な感覚に、クルミ先輩のおっぱいがもみくちゃにくすぐり犯されている妄想が止まる。</p>
<p>スペンス乳腺を襲う強烈なくすぐったさが弾けて、全身に広がっていく。くすぐったいはずなのに、どこか悪くなくて、お腹の奥がくるくるとうずく。牛柄ビキニを履かされたままの下が生温かい。これは、そんな、ばかな、だけど、まさか――。</p>
<p>クルミ先輩が、答え合わせをしてくれた。</p>
<p>「イッちゃったね」</p>
<p>「は、へ――！　ぇ、ぁ――！？」<br />
「とうこちゃんはね、体をくすぐられてイッちゃったんだよ」</p>
<p>言語を理解できるからといって、その内容までを理解できるとは限らない。体をくすぐられてイク？　しかも、秘所に指1本触られていないというのに？　それはどんなファンタジー世界の出来事だろう？</p>
<p>だけど、子宮をうずかせるその感覚は、間違いなく性的快感で。くすぐったいはずなのに、それが気持ちよくて。</p>
<p>そしてクルミ先輩は、混乱している私に追い打ちを掛けてくる。</p>
<p>「ぁはへっ、へ、待――！！！？　今っ、だめ――♡♡♡♡　ぁ゛はっははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ♡♡♡♡」<br />
「まさか、こんなにすぐにイッちゃうなんて……。とうこちゃん、すっごい素質あるよ……っ」</p>
<p>「やめっ、せんぱっや゛めっへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　その触り方っ、へんっ♡♡♡♡　変だからぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぅぁぁぁぁぁあああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡」</p>
<p>再開されるくすぐり責め――いや、今度のくすぐり責めは先ほどよりも強烈だ。親指でぐりぐりと胸の付け根を揉み込みながら、残った指で腋の下をほじくる。くすぐったい2か所を同時にくすぐられるつらさは元より、何よりクルミ先輩の手付きが違う。</p>
<p>素早く、ねちっこく、どこかがっつくよう。クルミ先輩はもう隠しきれないほど興奮していて、その姿は私に、心のむず痒さと体の興奮を同時に齎した。</p>
<p>「だめっ、これ、クる、またクるぅぅううう――♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>白、白、白――ぽた、ぽたと垂れる程度しか抽出できていなかったはずの母乳が、小石を詰まらせた水鉄砲のように、ぶしぶしと断続的に噴き出していく。搾乳機からタンクにつながるチューブが細いせいで、カップの中に母乳が溜まってしまうぐらいだ。</p>
<p>母乳を吐き出す腺全体が快感に満たされる。もしかしたら、男の人が射精する時に感じる気持ちよさというのは、こういうものなのかもしれない。</p>
<p>「うんうん、いい感じになってきたね。それじゃあ、たっぷりお乳を出そうねぇ♡」<br />
「ぅ゛はっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡　まだくしゅぐっ、まだくしゅぐるんですかぁぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「もちろん♡　それにしても、とうこちゃんは本当に腋の下が弱いんだね。私もおんなじ♡　あ、社長はね、足の裏がすっごく弱いの。お乳は出ないんだけど、両足の裏を爪でかりかりしたら、すぐにお潮を吹き出しちゃう♡」<br />
「ぃ゛、ぃがらぁっ♡♡♡♡　いいがらっ、くしゅぐるの、やめ゛ッ♡♡♡♡　ぁ゛、いぐいぐいぐいぐぅぅぅううううッ♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>それから、クルミ先輩によるくすぐり搾乳連続絶頂地獄が続いた。</p>
<p>「ぇへっ、ぇっへへへへへへへへへぇぇ゛ぇぇぇええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぇへひっ、ひ――♡♡♡♡♡　ぁはははははっ、ぁは、ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>一心不乱に、私の腋の下とスペンス乳腺をくすぐり続けるクルミ先輩。私は笑い悶えながらイキ続けることしかできず、だんだんと周囲の全てが虚ろになっていく。この世界には私とクルミ先輩しかいなくて、私はただクルミ先輩にくすぐられてイクだけ。余計な感覚も、余計な感情もなく、『私はこのためだけに生きているんだ』とすら思えてしまう。</p>
<p>――それなのに、満たされない<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を感じるのはどうしてだろう？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――その言葉は、不意に落ちてきた。</p>
<p>「はい。今日の分はこれでおしまいっ」<br />
「ひぅひッ♡♡♡♡　へぁ、へ……ッ♡♡♡　ひ……！？」</p>
<p>「今日はお仕事初日だから、無理のないようにしようねー」</p>
<p>しゃっくりみたいな声が出た。『止まる』という行為が、まるで雷でも落ちたかのような衝撃的な出来事に感じられた。それぐらい、私は笑い悶えイキ続けることに没頭していた。</p>
<p>「これが、とうこちゃんの初仕事の成果だよ」</p>
<p>気付けば、クルミ先輩の片手には小さなタンク、その表面には『2L』の文字が刻まれていて、中身は白いミルクで満タン。まさか、私がこれを<ruby>満<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>の？　一体いつの間に、そんなにたくさんの母乳を……。</p>
<p>長い長いくすぐり搾乳連続絶頂地獄は、これでおしまい。だけど、クルミ先輩が私の背中に手を回して搾乳機を取り外した瞬間、全身が鳥肌立つようなぞくぞくが襲ってきた。</p>
<p>「ぁ、ぅ、ぁ――ッ♡♡♡♡　ぉ゛――！！！？」<br />
「…………」</p>
<p>外気に突然晒された乳首は、まるで虫に刺されたのかと勘違いしてしまいそうなぐらいの痒みを帯びていて……。私は無意識のうちに両手で乳首をかきむしりたい衝動に駆られて、両腕の拘束具をガシャンと大きく鳴らしてしまう。</p>
<p>「とうこちゃん、どうしたの？」</p>
<p>目の前には、にんまりと笑うクルミ先輩。私はまだ、何も言っていないというのに。クルミ先輩は2本の人差し指を、私の乳首の3cm手前でくるくるさせた。</p>
<p>「ぉ、ぉ゛ぉぉぉ……♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁ……！！！？」<br />
「と、う、こ、ちゃ、ん♡　ど、う、し、た、の♡」</p>
<p>どれだけ拘束された体を前に突き出しても、クルミ先輩の指に届くことはない。私は代わりに、腰をへこ、へこと前後に振り始める。もちろん、無意識だ。</p>
<p>ああ、この人、結構<ruby>S<rt>・</rt></ruby>だ――恥ずかしさとか、後ろめたさとか、悔しさとか、いろいろな感情が胸の中をぐるぐるするけれど、それで思いとどまるには今更すぎた。</p>
<p>「……ち、乳首、触って、くだ、さ――♡」<br />
「やっぱり、私とおんなじおねだりしてる♡」</p>
<p>クルミ先輩は、くるくるさせていた人差し指で、私の乳首をかりっと引っかいたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「かりっ、かりっ♡」<br />
「ぉ゛、ぉ゛おッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉおおおおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょっ、かりかりかりかりーっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉぉぉぁぁぁぁぁああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>指の先っぽで、乳首を引っかく――それは、『くすぐる』のと『愛撫』するの、どっちが正しいのだろう？　頭の片隅で一瞬だけそんなことを考えて、すぐに『どっちでもいっか』と諦める。だって、今の私にとっては、どちらにしたって気持ちいいから。実際に、気持ちよすぎて考える余裕もなかったから。</p>
<p>私はずっと勘違いをしていた。スペンス乳腺を責めるというのは、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>でイカせるための行為なんだと思っていた。</p>
<p>違う、違った。スペンス乳腺を開発すると、スペンス乳腺以上に、乳首が敏感になるのだ。</p>
<p>「ひッ、ぁひぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぅ――ッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふふ、すぐにイッちゃったね。とうこちゃんって、こんっっなに乳首が敏感だったんだねぇ……っ♡」<br />
「ぇへっ、へへへへへへへへぇぇぇぇぇええッ♡♡♡♡♡　ちが、違っ♡♡♡♡♡　せんぱいのせいでへッ♡♡♡♡♡　敏感にひぃぃひゃぁああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「あっ、ひとのせいにしていけないんだぁ。……たっぷり、乳首にお仕置きしてあげる……っ♡」<br />
「ひゃぅぁぇあぉぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　なひッ♡♡♡♡♡　乳首にくしゅぐっだいのと気持ぢいのが同時にっひひひひひひぃぃぃぃぃゃぁぁあああああああああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ひぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>乳首なんて、誰でも独りで<ruby>遊<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>だ<rt>・</rt></ruby>ことがあるだろう部位だ。私だってそう。だけど、私はこんなに敏感な乳首に心当たりがなかった。過去を振り返っても、未来を想像しても。</p>
<p>私至上最高のコンディションになってしまった乳首を指先で引っかかれて、私はあっという間にイッてしまう。もう搾乳機を付けていないというのに、私の乳首から母乳がぷし、ぷしと噴き出す。秘所には指1本触れられていないというのに、こんなにも気持ちいいことなんて、今まで存在しなかった。</p>
<p>……ここまでされて、まだどこか物足りなさを感じるのはどうしてだろう。</p>
<p>「大丈夫だよ、とうこちゃん。全部分かってるから」<br />
「ふへっひ――♡♡♡♡♡　はへっ、へ――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「とうこちゃんは、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が欲しかったんでしょ？　ほらぁっ♡」<br />
「な、今、腋をくしゅぐ――♡♡♡♡♡　ふぎゃぁぁぁぁぁあっひゃっはっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁぎっひッ♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>両親指が乳首をくすぐりながら、残った8本の指がこちょこちょうごめきながら、腋の下からスペンス乳腺までを行ったり来たり。私はあっという間にイッた。</p>
<p>これだ、これだ、これだ。欲していた快感に躰が痙攣して、一拍置いてから脳が理解する――ああ、私はもう、おかしくなるぐらいくすぐられながらじゃないと、満足できない躰にされちゃったみたい。</p>
<p>「うふふふ、すっごいお乳の量……♡　搾乳機付けてなかったから、もったいなかったかな？」<br />
「やだっ、やり゛ゃぁぁっはっははははははははははぁ゛ぁぁぁああんッ♡♡♡♡♡　付げぢゃったらッ♡♡♡♡♡　乳首っ、もっとッ♡♡♡♡♡　ひひゃっはははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああ～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ごめんね、そうだったね。腋の下も、スペンス乳腺も、乳首も、たくさんたっくさん気持ちよくしてあげるね……っ♡」<br />
「ぁはっ、ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡♡　だめっ、これっ、またいぐッ♡♡♡♡♡　おっぱい壊れひゃぅあぇぉぁぇぁひぁはははははははははッ♡♡♡♡♡　っひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、お仕事なんて<ruby>体<rt>・</rt></ruby>も、乳牛娘という役割も存在しない。私たちはただ、母乳と笑い声をまき散らしながら、快感をむさぼり続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……こんなにも幸せなひとときだけど、『一生』というわけにはいかない。</p>
<p>「ぇへっ、でへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえ……♡♡♡♡♡　ひっ、ぁははははは……♡♡♡♡♡　ぁはっ、ぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>こんなにもくすぐったくて笑い続けて、気持ちよくてイキ続けていながら、それらの強烈な感覚を塗りつぶすような眠気がやってくる。こんなことをしていたら、体力が底を尽きるのは当然のことだった。</p>
<p>「とうこちゃん、もう眠くなっちゃった？」<br />
「ひへっ、へへへへへっ、へぇぇ……♡♡♡♡♡　ぇへっ、えへ……っ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>記憶の限りでは初めて体験することだけど、これは『気絶』というものだ。心身の異常事態。めったに起動しない、生命維持のための緊急装置。私は今、結構<ruby>ヤ<rt>・</rt></ruby><ruby>バ<rt>・</rt></ruby>い状態にあるらしい。誰がどう見ても、おしまいということだ。</p>
<p>……それでもなお、クルミ先輩は最後の最後まで、私を気持ちよくさせなければ気が済まないらしい。</p>
<p>「……それじゃあ、最後に思いっ切り気持ちよくなろっか♡」<br />
「へ――」</p>
<p>心配そうな、名残惜しそうな表情から一転、今までで1番深い笑みを浮かべるクルミ先輩。</p>
<p>そして、親指で乳首を押しつぶしながら、残った指を胸の付け根を食い込ませる。その上で、私の緩んだ両脚の間に右脚を差し込んで、膝を秘所に押し付けてくるんだ。</p>
<p>「ぉご――――ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛――――――――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ、ぐりぐりぐりぐりぃーーーーっ♡」<br />
「ふぎぁっひゃっはっははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛ッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>押しつぶされる乳首の気持ちよさ、指が食い込み震えるスペンス乳腺のくすぐったさは元より。今まで1度も触れられることのなかった秘所を、まさか今になって触れられるとは思わなかった。</p>
<p>ぎゅーっと押しつぶすようなその三つの責めは、気絶しかけていた私の神経をことごとく目覚めさせた。</p>
<p>「ッッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁは、ひ――ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶし、ぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>『あんなにもたくさん出したというのに、まだ体の中にはこんなにも母乳が残っていたのか』――そう驚かせるほどの射乳だった。もしも床に排水口がなければ、汗と、愛液と、潮と、母乳の混じった水たまりができてしまっていたところだ。</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ♡♡♡　ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっ♡♡♡」<br />
「いぎゃは――♡♡♡♡♡　っぁ゛ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはッ、はははははははッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶしぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>こんなにも盛大にイッてなお、クルミ先輩の責めは続く。乳首を押しつぶし、スペンス乳腺をもみしだき、秘所を圧迫する。まるで、私の体の中に残った母乳を、一滴残らず搾り出そうとしているかのよう。長い長い射乳の間、私はイキ続ける。</p>
<p>「ぃ゛、ひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ひきッ、ひ――……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>それでも、母乳の量だって無限じゃない。</p>
<p>ぶし、ぶし、ぶし。ちょろ、ちょろ。</p>
<p>「……はい、本当におしまいっ」<br />
「ひへっ、へひ、ひ――♡♡♡♡♡　ひ――」</p>
<p>危うく、脱水症状……いや、それよりも先に、気持ちよさで死んでしまいそうになったころ。噴き出し続ける母乳の勢いがだんだんと弱まっていき、ようやく一滴も出なくなって、クルミ先輩の体が私から離れるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひ……ッ♡♡♡♡♡　ひ～～～～……♡♡♡♡♡　ひひっ、ひ～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>覚醒したはずの神経が、ぱち、ぱちとスイッチを切り替えるように眠っていく。口の中が麻痺して、鼻が利かなくなって。視界が暗くなって、全ての音が遠くなって。最後の最後に、全身に残るくすぐったさと気持ちよさが、少しずつ虚ろになっていく。</p>
<p>意識が完全に閉じる寸前、全身を包み込むような温かさを覚えた。</p>
<p>「あはは……。私、やり過ぎちゃったかな……」</p>
<p>クルミ先輩が、私のことを抱き締めていた。その力加減は少し控えめだけど、柔らかく、温かい。</p>
<p>あー、この人、やっぱりおっぱい大っきいなぁ……――私はすっかりピンク色に染まった脳の隅でそんなことを考えながら、眠るように気絶するのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「んぐ、ぅ……」</p>
<p>水に沈められた意識が浮き上がるように、私はゆっくりと目を覚ます。頭が重い。脳みそがたくさんの水分を含んでしまったみたいだ。</p>
<p>「おはよ」<br />
「ん、ぁ……？」</p>
<p>「そのまま寝てなー」<br />
「ぁー……。クルミ、せんぱ……」</p>
<p>私のことを見下ろしていた<ruby>誰<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を確かめた瞬間、先ほどしていたことを思い出す。ベッドをがたんと鳴らすほど全身を跳ねさせてしまったけれど、落ち着いて、今の状況を確かめる。</p>
<p>ここは、先ほどまでいた搾乳場ではない、別の小さな部屋。ベッドが一台、テレビが一台、ウォーターサーバーが1台、テーブルが一脚、それと椅子が何脚か。確か、牧場の『休憩室』だったっけ。</p>
<p>「はい、お水。<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>の後は水分が不足するから」<br />
「あ、ありがとうございます」</p>
<p>コップに口を付けると、まるで口内が砂漠の砂みたいになっていることを自覚する。私は思っていたよりも喉が渇いていたみたいで、一杯の水をあっという間に飲み干してしまう。</p>
<p>「お代わり持ってくるね」<br />
「は、はい」</p>
<p><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>をしたんだ、私としてはクルミ先輩が近くにいるだけで胸のそわそわが止まらないのだけど、向こうは変わらない様子。この牧場では、これが普通なんだろうか。</p>
<p>だけど、次の瞬間だった。コップを手渡そうとした時、お互いの手が触れてしまう。先ほどまでの出来事がフラッシュバックして、私の胸がどきりと高鳴る。</p>
<p>だけど、それ以上に肩を震わせて、大きな反応を示したのがクルミ先輩だった。</p>
<p>「……ごめん、お水汲んでくるね」</p>
<p>クルミ先輩は少し引きつった笑顔をすぐに反らして、部屋の隅に置かれたウォーターサーバーに駆けていってしまう。</p>
<p>ああ、そういうこと――私は頬を緩ませながら、ため息を付いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「辞めませんよ」<br />
「え？」</p>
<p>「別に、バイトを辞める気はありませんよ。そりゃ、突然めちゃくちゃくすぐられて、イカされて、びっくりしましたけど。……だから、そんな不安そうにしないでください」<br />
「…………」</p>
<p>最初、私はクルミ先輩のことを、性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――完璧超人みたいに思っていた。だけど、実際は結構タチが悪くて、その癖メンタルが弱くて、分かりやすくて……うーん、何というか、結構面倒くさい人なのかもしれない。</p>
<p>だけど、だからこそなのだろうか。何だか、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>が私にとって、もっと近しい場所に感じられた。</p>
<p>「そんなことよりも、クルミ先輩。もしよかったら、私、もっと仕事を覚えたいんですけど」<br />
「え、仕事？　もっと、って、え？」</p>
<p>これは、意趣返しというやつだ。</p>
<p>私は、同じ乳牛娘であるクルミ先輩に、キスができそうな距離まで近づいてささやく。</p>
<p>「……先輩のほうの<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、私が手伝えませんか？」</p>
<p>もう一つ気付いた。この人は結構、攻められると弱い。</p>
<p>その時のクルミ先輩の、真っ赤で、恥ずかしそうで、だけどすごくうれしそうな表情を、私は生涯忘れることはないだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おしまい。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>動けない催眠で無抵抗・無表情のまま電マで連続絶頂させられまくるお店</title>
		<link>https://omonove.com/13257/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 26 Jul 2024 09:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】男性が責める]]></category>
		<category><![CDATA[あらすじ]]></category>
		<category><![CDATA[イカされ]]></category>
		<category><![CDATA[お店]]></category>
		<category><![CDATA[呼吸]]></category>
		<category><![CDATA[快感]]></category>
		<category><![CDATA[快楽責め]]></category>
		<category><![CDATA[抱き締め]]></category>
		<category><![CDATA[絶頂]]></category>
		<category><![CDATA[表情]]></category>
		<category><![CDATA[責め]]></category>
		<category><![CDATA[電マ]]></category>
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					<description><![CDATA[催眠術をかけた上で快楽責めをしてくれるお店がありました。一見『風俗』なんてとても言えない風貌のお店ですが、その快感は本物。無抵抗・無表情の状態の快楽責めというのは、快感を紛らわすことができず、想像の何十倍も気持ちいいものなのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>催眠術をかけた上で快楽責めをしてくれるお店がありました。一見『風俗』なんてとても言えない風貌のお店ですが、その快感は本物。無抵抗・無表情の状態の快楽責めというのは、快感を紛らわすことができず、想像の何十倍も気持ちいいものなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ああ、また来てしまった――<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">の</span><span class="boten">店</span></span>に来るたびに、いつもそう思う。</p>
<p>ぼろぼろの雑居ビルの4階にある、埋もれてしまいそうなぐらい小さな店。財布から1,000円札を何枚か束ねて出した後、案内された先は、牢屋か何かを連想させる小さな個室。</p>
<p>私の目の前には、1人の男。男は早々に『それでは始めましょう』と言って、懐から1枚のコインを取り出すのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13258 size-full" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/動けない催眠.jpg" alt="動けない催眠で無抵抗・無表情のまま電マで連続絶頂させられまくるお店" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/動けない催眠.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/動けない催眠-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/動けない催眠-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どうして私は、こんなふざけた店に来ているのか？　それは、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">こ</span></span>が1番気持ちいいからだ。</p>
<p>催眠によって硬直した体では、脚を閉じることも、身をよじることも、大声を出して気を紛らわせることもできない。すると、電動マッサージ器による刺激は、100%の力で私を絶頂へと追いやっていく。</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">動</span><span class="boten">け</span><span class="boten">な</span><span class="boten">い</span></span>というのは、多くの人間が思っているよりも、ずっとずっと<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">気</span><span class="boten">持</span><span class="boten">ち</span><span class="boten">い</span><span class="boten">い</span></span>のだ。</p>
<p>（も゛ぉ♡♡♡♡♡　む゛りッ、む゛り゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぁ゛ぁ゛ぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　い゛ぐのきづいっ、もぉ゛いぎだぐないぃぃぃぃぃぁぁぁああああ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡）</p>
<p>私の<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">許</span><span class="boten">容</span><span class="boten">量</span></span>はあっという間に限界に達し、この店に来たことを後悔しながらイクようになる。</p>
<p>だけど、声すら出せない私の事情なんて、目の前の男が察してくれるわけがない。床に倒れようにも、まるで鉄筋でも打ち込まれたようにがちがちに固まった両脚はびくともしない。</p>
<p>全身の神経はやがて痺れていき、だけど秘所を襲う感覚だけは鮮明。私の脳は耐え難い快楽に満たされるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（ぁ゛ぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛あ――ッ♡♡♡♡♡　ぁ゛あぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡）</p>
<p>そして、私の気付かないうちに1時間以上がたつ。</p>
<p>心の中で泣き叫び続け、もう目の前の男すら認識できなくなった時、体が突然崩れ落ちる。</p>
<p>「お時間です。お疲れさまでした」<br />
「ッ――――……♡♡♡♡♡　かは――……ッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その時にはもう、私は声帯の震わせ方をとっくの昔に忘れてしまっていた。</p>
<p>絶頂の余韻に全身を震わせ、燃えそうなぐらい熱い呼吸を吐き出しながら、床に座り込んで呆然とする。そのまま1分、2分、3分――。</p>
<p>「ッ……！　ッ……！！」<br />
「またのお越しをお待ちしております」</p>
<p>私は自分がどうしてこんな所にいるのかを思い出して、大慌てで服を着て、逃げ出すようにその場から立ち去るのだ。</p>
<p>だけど、どうしてだろう。イカされ続けていた時は、あんなに後悔していたはずなのに。外に出てもなお体の火照りは収まることなく、私はあの店での快感を思い出して自分の体を抱き締めるのだった。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>テレビゲームで1回ミスするたびに1回電マで強制絶頂させられる罰ゲーム</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Jul 2024 09:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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		<category><![CDATA[ゲーム]]></category>
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		<category><![CDATA[罰ゲーム]]></category>
		<category><![CDATA[胸]]></category>
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					<description><![CDATA[あるカップルのお話。テレビゲームで残機を一つ失うたびに、1回イカされるという罰ゲーム。何回もイカされ、脳も指も正常な動作ができなくなって、ミスが重なり、ゲームオーバーになってしまうと、"本当の罰ゲーム"が始まります。しかし、そんな理不尽なルールが、彼女にとってはまんざらでもないようで。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>あるカップルのお話。テレビゲームで残機を一つ失うたびに、1回イカされるという罰ゲーム。何回もイカされ、脳も指も正常な動作ができなくなって、ミスが重なり、ゲームオーバーになってしまうと、&#8221;本当の罰ゲーム&#8221;が始まります。しかし、そんな理不尽なルールが、彼女にとってはまんざらでもないようで。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私は、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">彼</span></span>の家に遊びに行く。</p>
<p>私たちは付き合いたての初々しいカップルではなくて、会話もデートも自然体。2人でのんびりテレビゲームで遊ぶことも珍しくない。</p>
<p>だけど、私がゲームのコントローラーを握っても、彼が別のコントローラーを握ることなく、私を後ろから抱き締めるように座る。すると、私は『またぁ……？』なんて言いながら、まるで付き合いたての時のように、胸をどきどきさせるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13241" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/1デス1回.jpg" alt="テレビゲームで1回ミスするたびに1回電マで強制絶頂させられる罰ゲーム" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/1デス1回.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/1デス1回-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/06/1デス1回-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ちょ、とっ♡♡♡♡　待――♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>今日、私は何回イカされたっけ？</p>
<p>そんなことも思い出せないぐらいイッてしまった私の体は、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">バ</span><span class="boten">ル</span><span class="boten">ブ</span></span>が壊れてしまったかのように快楽を受け入れて、またあっという間にイッてしまう。</p>
<p>「ひーーっ♡♡♡　ひーーーーっ♡♡♡」</p>
<p>涙で目がぼやける。腕が震える。頭がちかちかする。彼が『手が止まってるよ』とゲームの再開を促すけれど、こんな常態でまともに操作なんてできるわけない。時折、断続的にスイッチの入る電マ、脚をすりすりとなでる彼の手が、私の思考と筋肉をふやかせる。</p>
<p>「ぁ゛――」</p>
<p>いつの間に、私はこんなにも残機を失っていたんだろう？　私の操作するキャラクターはふらふらしながら崖から落下していって、軽快なBGMと共に『ゲームオーバー』の文字が表示される。</p>
<p>その瞬間、彼の私を抱き締める力が一気に強くなった。</p>
<p>『抱き締める』――違う、これは『押さえ付ける』だ。</p>
<p>ヴヴヴヴヴヴヴヴーーーーッ！！！</p>
<p>「――っぁ゛ーーーーーーーーっ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>まるで終わりを迎えたゲームのキャラクターを反映させるかのように、私は強制連続絶頂地獄に堕とされる。私は反射的に彼の腕をつかむけれど、非力で、イカされ続けてすっかりふやけてしまった筋肉では、振りほどくことなんてできない。</p>
<p>「ぁぎっ、ぃ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぢゃんすッ♡♡♡♡♡　も゛う1回チャンスちょうだ――っぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>私の願いなんて聞き届けられることなく、彼が満足するまで、私はイカされ続ける。だけど私は絶望することなく、頭の中をピンク色に染めていく。だって、最初から彼は、私にゲームをクリアさせる気はなかったのだから。そして私も、それを承知していたのだから。</p>
<p>あらかじめ決まっていた結末。これは余興。<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">ゲ</span><span class="boten">ー</span><span class="boten">ム</span></span>のための<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">罰</span><span class="boten">ゲ</span><span class="boten">ー</span><span class="boten">ム</span></span>ではなく、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">罰</span><span class="boten">ゲ</span><span class="boten">ー</span><span class="boten">ム</span></span>のための<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">ゲ</span><span class="boten">ー</span><span class="boten">ム</span></span>なのだ。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話</title>
		<link>https://omonove.com/13204/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jun 2024 15:00:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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		<category><![CDATA[【攻】男性が責める]]></category>
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					<description><![CDATA["つゆり"という同人小説家がいました。彼女が描く作品は、女性を徹底的に性的快感でいじめる激しいものばかり。"僕"はそんな彼女の作品と、その作品からは少しギャップのある彼女自身に引かれていきます。率直な性格だけど、どこか恥ずかしがり屋で素直ではないところもある――そんなちょっと面倒くさいところがあるつゆりに、まるで彼女が描く作品と同じ強制連続絶頂地獄を味わわせる、激しくもどこか初々しい物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>&#8220;つゆり&#8221;という同人小説家がいました。彼女が描く作品は、女性を徹底的に性的快感でいじめる激しいものばかり。&#8221;僕&#8221;はそんな彼女の作品と、その作品からは少しギャップのある彼女自身に引かれていきます。率直な性格だけど、どこか恥ずかしがり屋で素直ではないところもある――そんなちょっと面倒くさいところがあるつゆりに、まるで彼女が描く作品と同じ強制連続絶頂地獄を味わわせる、激しくもどこか初々しい物語。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>※DLsiteで販売している『連続絶頂オムニバス 2406号』のサンプル小説になります。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406号紹介画像" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13210" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル1" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13211" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル2" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13212" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル3" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13213" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル4" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13208" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル5" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406号紹介画像" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">連続絶頂オムニバス 2406号</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;">おものべの作品の中から、<strong><span style="color: #ff0000;">特に人気の作品をリブート</span></strong>しました。<br />
<strong>①同人作家との愛ある強制絶頂セックス　②悪意たっぷりの立ち電マ我慢ゲーム　③アクメ個室で機械責め　④くすぐり責めで性感破壊プログラム　⑤クリボックス販売サービス</strong><br />
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ01200170.html">DLsiteで購入する</a></p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>最近、思うことがある。本当に、インターネットを通じて人と関わることが多くなった。</p>
<p>別に、『インターネットの影響で社会性が』だとか『コミュニケーション能力が』だとか、難しいことを言うつもりもない。ただ一つ言いたいのは、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>にとってその関わりは、かけがえのないものということだ。</p>
<p>その最たる例が、<ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ゆ<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>さんという女性だった。本名ではない、ペンネームだ。同人の官能小説家――その肩書きは、今の時代そこまで珍しいものではない。だけど彼女の作品は、僕にとって唯一のものとなった。</p>
<p>彼女の描く物語では、女性への徹底した快楽責めが絶対的存在だった。一晩のうちに数十回も絶頂させるそれは、もはや一種の特殊性癖といってもいいだろう。何せ、ただの性的快感が拷問のような苦痛すら与えるのだから。だけど、女性が泣き叫ぶほどの性的快感を与える一方で、痛みを与えたり、さげすんだりすることはない。激しいけれど、どこかに優しさを感じさせる作品だ。</p>
<p>僕という存在がつゆりさんに認知されるようになったのは、SNSだった。新しい作品が公開されるたびに、僕はいの一番に読み、彼女に感想を送った。</p>
<p>――新作読みました、今回もとても素晴らしかったです！　特に中盤のシーンで……<br />
――いつもご感想を頂きありがとうございます。特に書き方で悩んだシーンでしたので、楽しんでいただけたようで安心しました。</p>
<p>つゆりさんは毎回丁寧な、だけど少し事務的な文章でもって返信してくれた。</p>
<p>SNSはオープンなコミュニケーションの場だけど、それでも仲の良い人々同士で固まっていくものだ。やがて、僕はつゆりさんを含むあるグループの一員に溶け込むようになって、通話ソフトを使って声でやり取りするようになった。そこで、つゆりさんが20代半ばの女性だということを初めて知って、僕は驚いた。</p>
<p>思い返せば、女性に対して送るにはセクハラだと思われても仕方ない感想ばかり送ってきたような気がする。僕は冷や汗を流しながらその場で謝罪したけれど、つゆりさんは『気にしていませんよ』と返した。</p>
<p>「私は<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を書いています。それなら、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>感<rt>・</rt></ruby><ruby>想<rt>・</rt></ruby>に文句を言うのは、筋が通りません。ですから、お気になさらず」</p>
<p>媚びるような猫なで声でもなければ、ぼそぼそと聞き取りにくい声でもない。高くはないけれど通りが良く、落ち着いた声。僕の中でふわふわとしていた、『つゆりさん』という人間像が固まっていく。</p>
<p>「そ、そうですか？」<br />
「ええ。それに、仮に<ruby>不<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>儀<rt>・</rt></ruby>なメッセージを頂いたとして、興味ありませんし。たかが一個人のハラスメントや誹謗中傷なんて、私の人生に何の関係もないじゃないですか」</p>
<p>「は、はあ……」<br />
「……『感想を頂くのがうれしくない』というわけではありませんよ」</p>
<p>率直な声、率直な言葉――僕が抱いたつゆりさんの人間像は、まさに『率直』だった。</p>
<p>最初は驚いた。あんなにも、快楽に苛まれる女性たちの悲痛な叫びが鮮明に思い起こされるほど情緒的な文章を書く人が、こんなにも情緒のない冷たい言い方をするなんて。</p>
<p>だけど、不快感を覚えることはなかった。つゆりさんは、自身が歯に衣着せぬ言い方をする分だけ、他人にも寛容だった。そして、確かに率直ではあるけれど、<ruby>一<rt>・</rt></ruby><ruby>線<rt>・</rt></ruby>は絶対に越えない人だった。開けっ広げのように見えて、何だかんだで気を遣っているように感じる。</p>
<p>『ギャップ萌え』という言葉は、あまりに浮ついていて、僕は好きではない。だけど……そうなのだろうか。僕は、彼女の作品と同時に、彼女自身にも引かれた。</p>
<p>「お疲れ様です、つゆりさん。この前の作品、すごく良かったですよっ」<br />
「お疲れ様です、ありがとうございます」</p>
<p>「そういえば、作品でちょっと聞いてみたいことがあったんですけど……」<br />
「はいはい。何ですか」</p>
<p>単なる一読者にすぎない僕がこうも話し掛けてくるのは、少しうっとうしいかもしれない。だけど何の幸運か、少なくとも避けられるほど嫌われることはなかったみたいだった。</p>
<h3 class="subtitle">つゆりさんという女性のこと</h3>
<p>ある日、僕とつゆりさんはいつものグループで通話していた。</p>
<p>「そういえば、つゆりさんはオフ会に参加されるんですか？」<br />
「私ですか？　うーん」</p>
<p>そのグループは、何かしらの同人活動をしている人や、その読者・聴者を合わせて、10人ぐらいの仲が良い人たちで集まったものだ。女性も、つゆりさんを含めて4人いる。特別、何か用事があって会話しているわけではない。惰性だけの会話どころか、お互いに何も話さず、それぞれやりたいことをやっているだけのこともある。故に、メンバーが10人いても全員がそろうことはまれで、同時に通話するのはせいぜい4～5人といったところだ。</p>
<p>その時、グループ内でオフ会が企画されていた。そこまで大層なものではない。週末、仲の良い人たちが都内に集まって遊ぶだけのもの。カラオケに行って、ボードゲームカフェに行って、居酒屋に行って――そんな気楽な集まりだ。</p>
<p>「気乗りはしていませんね。遠いですし」<br />
「つゆりさん、僕と同じ都心住まいでしょう？」</p>
<p>「往復1時間かかるなら、十分遠いですよ」<br />
「もう、どこにも行けませんよ。それ」</p>
<p>今回、つゆりさんがオフ会に参加するかどうかは、微妙なところだった。</p>
<p>つゆりさんは、自分で交友を求めるタイプではない。独りでいることを寂しがるタイプでもない。だけど、来る者を拒むタイプでもなく、大して手間の掛からない範囲でなら付き合ってくれる。だけど出不精だ。パソコンの前に座って何かをするならまだしも、外に行くとなればどうか――それが僕を含めた、グループメンバーの見解だった。</p>
<p>と、そうしていたら、今度は僕が話題を振られた。いわく、『オフ会に参加するのか？』と。</p>
<p>「もちろん参加しますよ。皆さんにお会いできますからねっ」</p>
<p>僕は元々、他人と関わるのが好きだった。自分以外の人の話を聞くと、いつも何かしらの発見があって面白かった。特に、何か尊敬できるものを持った人の話は、それだけで価値のあるものだ。その最たる例が、他ならぬつゆりさんだ。そんな彼女が参加しないとなると本当に残念だけど、それでも、集まって遊ぶというのは、純粋に楽しみだ。</p>
<p>だけど、そうしていたら、つゆりさんがぽそりと呟くのだ。</p>
<p>「……私も行こうかな」<br />
「本当ですか！？」</p>
<p>「声が大きい」<br />
「あ、はい。済みません……」</p>
<p>何がきっかけでつゆりさんが前向きになったのかは分からないけれど、とにかく僕はうれしくなった。思わず大声を出して、つゆりさんに窘められてしまう。</p>
<p>僕は口をつぐむけど、それで感情が収まることはなかった。パソコンの前でついそわそわしてしまう。</p>
<p>だけど、つゆりさんがまたぽそりと呟くのだ。</p>
<p>「……皆さんと直接お会いするのは、初めてですね」</p>
<p>そして、つゆりさんは『そろそろ寝ますね。お休みなさい』と続けて通話を切ってしまう。</p>
<p>そういえば、つゆりさんと会うのは初めてなのか――いつも通話越しに散々話してきたけれど、あくまでも音声だけ、顔を見るのも初めてだ。そんなことを実感すると、何だか妙に緊張してくる。</p>
<p>そわそわと落ち着かなかった体は、どうしてだろう、やがてかちこちに固まっていくのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どうも」<br />
「あ……。つゆりさん、ですよね？」</p>
<p>「そうですよ」</p>
<p>がやがやとした駅前の集合場所で、僕は初めてつゆりさんと出会う。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13206" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話1" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>女性にしては背が少しだけ高く、だけど薄めの体、薄い化粧。</p>
<p>無骨で、まるでおしゃれとは無縁な格好……のようで、どことなく様になっているというか。それに、小さな肩幅とか、緩やかな丸みを帯びたシルエットとか、所々が女性的だ。そもそも、顔立ちが整っている。薄めの顔付きだけど、それだけにすっきりとした印象がある。</p>
<p>僕が何も言えないでいたら、つゆりさんがけげんそうに僕のことをのぞいていた。</p>
<p>「どうしました？」</p>
<p>「ああ、ええと、その。おしゃれ……ですね？」<br />
「褒め切れていませんよ。全部ファストファッションですし」</p>
<p>「そ、そうなんですか？」<br />
「ええ。それに、同じような服しか持ってません。最低限ですよ、最低限」</p>
<p>最後につゆりさんは、『だけど、ありがとうございます』と言った。声音と、言動と、容姿と――本当に、全部が全部、一貫している人だ。</p>
<p>「他の方へのあいさつはいいんですか」<br />
「ああ、そうだっ。済みません、それじゃあまた後で」</p>
<p>「はいはい」</p>
<p>あまり、ずっとつゆりさんと会話するわけにもいかなかった。その日のオフ会には、他の参加者もたくさんいたから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのオフ会は、僕にとって少し退屈なものだった。</p>
<p>『悪かった』と言うつもりはない。楽しかったことは確かだ。だけど、仲の良い人たちが集まって、本当に遊ぶだけ。みんなどこか気恥ずかしさがあるのか、同人活動の集まりなのに、同人活動についての話題はほとんどなかった。何より、つゆりさんと話す時間があまり取れなかった。みんなが、こぞってつゆりさんと話したがっていたから。</p>
<p>だから僕はオフ会の解散後、有り体に言うなら<ruby>抜<rt>・</rt></ruby><ruby>け<rt>・</rt></ruby><ruby>駆<rt>・</rt></ruby><ruby>け<rt>・</rt></ruby>をした。まだ20時、大人の集まりにしては健康的な時間だ。</p>
<p>「つゆりさん」<br />
「はい、何です？」</p>
<p>「この後、もう少し飲みませんか？」<br />
「この後、ですか……？」</p>
<p>「ええ。ああ、あの、駄目なら、いいんですけど……」</p>
<p>正直なところ、断られると思っていた。つゆりさんという女性は、男性と一対一で飲みに行くことを安易によしとするほど危うい人間ではないし、ついでに言うと出不精だ。『今日はもうさっさと家に帰って、シャワーを浴びて寝たい』と考えているはず。本当に、行動が読めるぐらいに一貫した人。それはもう、一種の信頼だ。</p>
<p>だけど、つゆりさんの反応は、僕の予想に反したものだった。</p>
<p>「……お店は、私が決めますね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「居酒屋、混んでますね。つゆりさん」<br />
「混んでる場所を選びましたから」</p>
<p>「え？」<br />
「あなたはこれから、私と<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>話<rt>・</rt></ruby>をするつもりです？　それは、物静かなバーでできる話題ですか？」</p>
<p>「あー、なるほど。気を遣っていただいて……」<br />
「ほら、行きますよ。まだ席が空いてるって」</p>
<p>大衆居酒屋の隅にあるテーブル席に着いたつゆりさんは、一番上まで留めていたシャツのボタンを一つだけ外して、皮膚から細く浮き出る鎖骨をちらりと露出させた。</p>
<p>さすがに少しくたびれたのか、ため息をついていた。</p>
<p>「だけど、同人活動の話なんて、通話越しに散々してきたじゃないですか。ここでする必要あります？」<br />
「いやいや、面と向かってすることに意味があるんですよっ」</p>
<p>「その考えには賛同しかねますね。どこで話そうが、内容は一緒じゃないですか」</p>
<p>本当に、情緒的な文章を書く人が、情緒のないことを言う。</p>
<p>だけど何だかんだいって、つゆりさんは僕の話一つ一つに対して丁寧に感想や意見を述べ、僕からの質問にも答えてくれた。つゆりさんは同人活動に関する話をする時、すんとした表情で話す。いつもと変わらない声音。通話でも、つゆりさんはいつもこんな表情で話していたのだろうか。</p>
<p>思わず気が高ぶってきた時は、つゆりさんに『声が大きい』と窘められた。</p>
<p>「それにしても、つゆりさんみたいな人が<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を書いてるなんて、今考えても意外だなあ」<br />
「そうですか。まあ、言われないわけではありませんね」</p>
<p>あらかた話して、僕たちは一息とばかりに酒を飲む。ジントニック、モスコミュール、サイドカー――つゆりさんはあまり甘くないカクテルが好きみたいだ。</p>
<p>「だって、想像できませんもの。こうして会って改めて思いましたけど、つゆりさんって、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>に無縁そうで」<br />
「……ふうん。無縁、ね」</p>
<p>「あ、いえ。別に深い意味は」</p>
<p>自分でも、少し飲みすぎていたと思った。僕のその発言は、女性に対して言うには少々行きすぎたものだった。それに、相手が<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>活<rt>・</rt></ruby><ruby>動<rt>・</rt></ruby>をしていたからと言って、本人の<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby><ruby>情<rt>・</rt></ruby>にまで踏み込んでいいわけではない。</p>
<p>だけど、僕が冷や汗をかく傍ら、つゆりさんが怒ることはなかった。</p>
<p>「じゃあ、あー、その……」<br />
「つゆりさん？」</p>
<p>「…………」</p>
<p>そう口ごもるつゆりさんは、今まで見てきた彼女からは想像もできないもので。僕はしばらく、彼女が口ごもる姿をけげんそうに見つめてしまう。『見つめる』……いや、違うな。これは『見とれていた』だ。</p>
<p>そして、つゆりさんは顔を背けたまま目だけをこちらに向けて、居酒屋の喧噪にかき消されてしまいそうな声で呟くのだ。</p>
<p>「……<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>み<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>？」<br />
「…………え……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そこからは、記憶が少しおぼろげだ。</p>
<p>僕たちは飲みかけのグラスも放置して、さっさと居酒屋から出てしまう。僕が『あの、その』なんて情けなくうろたえていると、つゆりさんが僕の手首をつかんで歩き出した。彼女の手はひんやりとしていた。</p>
<p>居酒屋を出てから歩いた時間は、ほんの5分ぐらい。幸いにも駅前にいて、途中に信号もなかったから、僕たちは沈黙中に言葉を探すこともなく、ただ歩くことだけに集中した。</p>
<p>いや、そんな、まさか――僕の脳がまとまりのない言葉を吐き出し続ける中、たどり着いた先はラブホテル。『いや、そんな、まさか』が、一瞬で消し飛んで真っ白になった。自動ドアをくぐると、無人の受付。泳ぎ続ける目で受付に置かれたパネルを見てみると、そのホテルには数室だけ、簡易なSM専用の部屋があった。他の部屋よりも幾分かけばけばしい内装で、ベッドに拘束具が取り付けられている。</p>
<p>受付を済ませて、エレベーターに入って、そこでついにやることがなくなって、つゆりさんが口を開いた。いわく、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>部<rt>・</rt></ruby><ruby>屋<rt>・</rt></ruby>があるホテルは、あまり多くないらしい。それなら、どうしてつゆりさんが真っすぐここに来られたのか――僕がそれを言いかけたら、つゆりさんは『野暮ですよ』と、僕の口に人差し指を置いた。背けられた顔が赤いのは、お酒のせいなのだろうか。</p>
<p>「その、本当にいいんですか」</p>
<p>僕はホテルの部屋に入り、入り口の鍵をかけながら問う。すると、つゆりさんは顔を背けたまま返した。</p>
<p>「別に。私だって、全く<ruby>未<rt>・</rt></ruby><ruby>経<rt>・</rt></ruby><ruby>験<rt>・</rt></ruby>ってわけじゃないんですから」</p>
<p>「そ、そうなんですか？」<br />
「この年齢ですよ？　大学のころでしたけど、まあ、あまり気持ちよくはなかったですね。相手が好き勝手に腰を振るだけで」</p>
<p>どうしてだろう。その言葉を聞いて、僕は胸の中がすごくもやもやした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんが先にシャワーを浴び始めて、僕は部屋の中を落ち着かずに歩き回る。ものすごく長い時間がたったような気がしたけれど、ふと時計を見たら21時を回ったばかり。2人きりで居酒屋に行ってから、まだ1時間程度しかたっていない。</p>
<p>それから10分ぐらいで、つゆりさんがシャワーから出てくる。『僕も入ってきます』――そう言った僕は、バスローブを着て脚を晒したつゆりさんの姿なんて、ほとんど見られやしなかった。</p>
<p>バスルームで頭からお湯をかぶっている最中でも、足元がふわふわと浮いているような感じがする。今、僕が置かれている状況は、本当に現実のものなのだろうか？　あまりに実感が持てなくて、ただひたすらに戸惑う。</p>
<p>「大丈夫ですか」</p>
<p>その時、バスルームの扉越しに少し大きめの声が響いてきて、僕は飛び上がりそうになった。</p>
<p>「お酒を飲んだ後ですから、気を付けてくださいね。シャワーを浴びた後は、忘れずにお水を飲むこと」<br />
「は、はい」</p>
<p>もしかして、僕がうだうだしているから、つゆりさんは心配になって来てくれたのだろうか。</p>
<p>あまり待たせるわけにはいかない。僕は全く心の準備ができていないまま、追い出されるようにバスルームから出た。そして、つゆりさんの言い付け通りに水を飲んで、バスローブを着てから洗面所を出る。</p>
<p>すると、おそろいのバスローブを着たつゆりさんが、ベッドの縁に座って待っていた。もう、今の状況から逃げることはできない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんな状況にあって、僕はどうにも情けなかった。</p>
<p>「……ど、どうしましょう？」<br />
「お好きなようにどーぞ」</p>
<p>そう返すつゆりさんは、少し素っ気ない。ここまで強引に連れてきておいて『お好きなように』は、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>じゃないだろうか？　何だか、今のつゆりさんは珍しく、筋が通らない。</p>
<p>だけど、だからと言って、僕には彼女を拒むという選択肢すら思い浮かばなかった。僕は頭の中から必死に性知識を絞り出して、恐る恐る、彼女の真正面から、右手の指先でその細い首筋に触れた。</p>
<p>「ん……っ」</p>
<p>つゆりさんの鼻から、少し高い声が漏れた。</p>
<p>目が細まり、首を曝け出すように上を向く。僕の手を拒む様子はない。だから僕は、指先で彼女の首筋をなで続ける。右手だけでなく、左手も差し出す。僕はどうして、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>したのだろう？　――少し考えて、つゆりさんが書いた作品のワンシーンが頭にこびり付いていることに気付いた。</p>
<p>続きは、どんな風に書かれていたっけ――僕はつゆりさんの作品を思い出していく。</p>
<p>「っ……、ん、く……。ぁ……」</p>
<p>首筋をなでる手が、肩、二の腕と、少しずつ下がっていく。すると、手が動くにしたがって、バスローブが自然とするする脱げていく。愛撫と脱衣が両立した動きだ。僕はこんな状況で、つゆりさんの物語の描写に感嘆してしまう。</p>
<p>だけど、僕の意識が創作から現実に戻ると、また目が回る心地がした。つゆりさんは分厚いバスローブの下に、もう下着すら着けていなかったのだ。</p>
<p>「きれいです」<br />
「……どーも」</p>
<p>「陸上部だったって、言ってましたよね？　だから、体が引き締まってるんですかね」<br />
「大学のころの話ですよ。筋肉なんて、とっくに落ちちゃってます」</p>
<p>「そ、そうですか」<br />
「無理して褒めなくていいですよ。声、上ずってますし」</p>
<p>「は、はい」<br />
「……うれしくないわけじゃ、ないですけど」</p>
<p>少しだけあばらの浮き出た胸元、手のひらに収まりそうな大きさの乳房、ピンク色の小さな乳首、細いけれど確かに肉の付いた太もも、几帳面に整えられた陰毛――つゆりさんは体の全てを曝け出したまま、ベッドの上に仰向けに寝た。どう考えても、僕がリードしなければならない状況だ。</p>
<p>僕はつゆりさんが書いた物語の展開を必死に思い出す。そして意を決して、彼女の胸を、下から持ち上げるようにしてもみ始めた。</p>
<p>「っ、ふ……」</p>
<p>「その、気持ちいいですか？」<br />
「……ええ」</p>
<p>ぼそっとした呟き。いつもと違う声音に戸惑う。</p>
<p>果たして、僕は正しくできているだろうか？　――僕はつゆりさんの胸をもみながら、何度も『気持ちいいですか』『痛くないですか』と尋ねた。そしたら、つゆりさんは『大丈夫ですから』という言葉とともに、真っ赤な顔で僕のことをにらみ付けた。</p>
<p>「……私たちが<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>こうしているか、覚えてます？」<br />
「あ、え、<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>、ええと？　……何でしたっけ」</p>
<p>「でしょうね」</p>
<p>『<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>こうしているか』――僕はその問いに答えることができなかった。どこか漠然とした質問だったし、そもそも頭が真っ白になっていて何も考えられなかったから。</p>
<p>だけど、つゆりさんがそれに怒ることはない。</p>
<p>「あなたが言ったことですよ？　『つゆりさんって、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>に無縁そう』って」<br />
「……そう、でしたね」</p>
<p>「『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>』――あなたは、<ruby>私<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を指して言ったんですよ」</p>
<p>そして、つゆりさんの目線が逸れる。視線の先、ベッドのヘッドボードには、電気マッサージ器が置かれていた。</p>
<p>「……<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>んでしょう？」</p>
<p>電動マッサージ器。それはつゆりさんの描く物語にも、たびたび出てくる道具だ。</p>
<p>こぶしぐらいの大きさのヘッド部分が振動する、ただそれだけの道具。だけど、女性の性感帯には絶大な効果を発揮して、しかも触手や大型の機械と違って現実に存在する。女性を強制的に連続絶頂させるのに、これほど適した道具はそうそうない。</p>
<p>まさか、つゆりさんが描く物語で散々見てきた物を、他でもないつゆりさんに使う日が来るなんて――僕が『いいんですか？』と彼女のほうを見ると、つゆりさんはゆっくり、だけど思いっ切り首をひねって、そっぽを向いた。</p>
<p>「…………」</p>
<p>こちらからでも辛うじて見える耳が赤い。</p>
<p>また二つ、つゆりさんのことを知った。一つ目に、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>に関しては、意外と恥ずかしがり屋だということ。僕が創作の話題を振るとすんとした表情をするのは、もしかしてそういうことなのだろうか。</p>
<p>そして二つ目に、何も言わず顔を背けるのは、彼女なりの『OK』の意思表示らしい。いつもとことん率直な癖に、こんなにも真っ赤な顔で、遠回しにお願いをするところなんて見たことがない。</p>
<p>『面倒くさい人だな』とは思った。だけど、嫌じゃない。その面倒くささが、僕には狂おしいほど愛おしく感じられる。声音と、言動と、容姿と――本当に、全部が全部一貫して率直な人。だけどその一貫性から外れた部分に、彼女の<ruby>性<rt>・</rt></ruby>を感じたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は電動マッサージ器を手に取って、電源を入れる。</p>
<p>「っ」</p>
<p>強度最弱の、それでも確かな存在感を覚えさせる振動音に、あおむけに寝ていたつゆりさんのお腹がひゅっと膨らんだ。</p>
<p>僕はつゆりさんの秘所を観察する。つゆりさんの性器はきれいだった。陰毛が楕円形に丁寧に処理されていて、性器周りが黒ずんでいることもなく、皮膚がびらびらと伸びていることもない。女性であればパーツ自体はみんな同じのはずだけど、彼女のそれは情報量が少ないというか、シンプルというか――何だか女性器にすらつゆりさんらしさがあって、おかしくなってくる。</p>
<p>「見すぎですよ」<br />
「す、済みません」</p>
<p>恨めしそうなかすれ声が飛んできたから、僕は彼女の秘所の観察……いや、見とれるのをやめた。</p>
<p>僕は人差し指と中指の2本指を束ねて、クリトリスの包皮の上にそっと添える。そして、その指の上から、電動マッサージ器を当てた。</p>
<p>「っあ……っ！　ぁ……っ」</p>
<p>これも、つゆりさんの作品から学んだことだ。彼女は激しい快楽責めを書くけど、現実問題として、電動マッサージ器をいきなり秘所に直接当てたら痛いらしい。だから<ruby>普<rt>・</rt></ruby><ruby>通<rt>・</rt></ruby><ruby>は<rt>・</rt></ruby>、下着とか、タオルとか、あるいは自分の指とかを緩衝材にするのだ。</p>
<p>だけど、マニュアル通りの愛撫をしていると、つゆりさんがもぞもぞと腰をうごめかせ始める。ほんの数センチメートル、くい、くいと腰が上下に揺れ、その後はっと気付いたかのように動きが止まって、ぷる、ぷると震える。</p>
<p>もしかして？　――僕はその動きの<ruby>意<rt>・</rt></ruby><ruby>図<rt>・</rt></ruby>を察して、少し強めに、添えた指先で彼女のクリトリスを押し込んでみた。</p>
<p>「ぅあっ♡　っ、ぅ――♡」</p>
<p>すると、つゆりさんの体の不自然な動きが止まった。代わりに、びく、びくと、明らかに感じているのだろう震え方に変わる。</p>
<p>「<ruby>普<rt>・</rt></ruby><ruby>通<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>じゃあ、物足りないですか？」<br />
「っ、ぅ……！」</p>
<p>つゆりさんは何も言わず、真っ赤な顔で僕をにらみ付けた後に、そっぽを向いた。『聞くな』と言わんばかりのその態度は、僕を申し訳なくさせるとともに、無性にかわいらしくて仕方ない。</p>
<p>僕は電動マッサージ器の下敷きにしていた指を引き抜いて、重い振動を直接彼女のクリトリスに当てた。</p>
<p>「っあ゛っ♡♡　ぁくっ、ぁ――！！　ぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡」</p>
<p>口から上がる嬌声。こわばる背筋。片脚がぴんと伸び、もう片脚がだらしがなく開かれ、そけい部の筋が強調される。僕が快楽を与えるたびに、つゆりさんは僕に淫らな姿を見せてくれた。</p>
<p>電動マッサージ器の刺激というものは、大きく分けて<ruby>二<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby>あった。僕は最弱の<ruby>振<rt>・</rt></ruby><ruby>動<rt>・</rt></ruby>を維持したまま、腕に少しだけ力を込めて、つゆりさんの秘所を<ruby>圧<rt>・</rt></ruby><ruby>迫<rt>・</rt></ruby>した。</p>
<p>「ぅあぉ゛っ♡♡♡　ぁぐっ……！！　っーーーー♡♡♡」</p>
<p>突き出された唇から一瞬だけ漏れたちょっと間抜けな声が、僕の背筋をぞくぞくとさせた。どうやらつゆりさんは、電動マッサージ器をそっと添えるよりも、少し力を込めて圧迫したほうが好きみたいだ。</p>
<p>だから僕は、円を描くように電動マッサージ器をぐりぐりと押し込んでいく。</p>
<p>「ぃぎっ、それ、は――！！？　ぁ゛っ、ぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡　ぁぐ――！！！　ぅ゛ぅぅぅぅぅぅうううっ♡♡♡」</p>
<p>今までよりもずっと大きな刺激がやってきて、つゆりさんはほとんど反射的に、僕の電動マッサージ器をつかんだ――一度、止めたほうがいいだろうか？　だけど、つゆりさんの手はゆっくりと離れていき、やがて強く握られた拳となって、腰の横まで下ろされた。</p>
<p>同人活動では激しい性描写をするつゆりさんだけど、彼女本人は決して、性感に対してそこまで耐性があるわけではなかったみたいだ。それでも、必死に受け入れようとするその姿は、僕が思わず鼻から大きく息を吐いてしまうぐらい、本当にいじらしい。</p>
<p>今更、行為を止められるはずもない。僕は、振動の中央にクリトリスを捉えた電動マッサージ器を、ぐりぐりと動かし続けた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13207" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話2" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>「んぁ゛っ、っ゛！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　んぐっ、ぅ゛――♡♡♡　っうぅ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</p>
<p>恥ずかしがり屋なつゆりさんの絶頂は、慎ましやかなものだった。顔を背け、口を一文字に結んだまま、全身を震わせる。だけど、声を我慢まではできず、鼻からうめき声が漏れ続けている。何より、びく、びくという断続的な体の震えようといったら、僕から見ても彼女がそれだけ感じていることが明らかだった。</p>
<p>僕は一度電動マッサージ器を離して、つゆりさんの絶頂を見守る。彼女の体の震えは段々と収まっていって、1分たたないぐらいで口をぷはっと開いた。</p>
<p>「は……っ！　はぁ、ぁ……！　ぁぁ……♡」</p>
<p>つゆりさんは目元を潤ませ、頬を蒸気させ、荒立った呼吸を整える。僕から見ても分かるぐらい、全身が緩んでいる。僕がこう言うのもおこがましいけれど、それはまさしく<ruby>幸<rt>・</rt></ruby><ruby>せ<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby>絶頂だ。</p>
<p>……だからこそ、まっくろな欲望が、僕の胸の中で沸々と湧いてくる。</p>
<p>「1回じゃあ、足りないですよね」<br />
「……悪い顔してる」</p>
<p>僕が問うと、つゆりさんは少しぎくりとした表情を浮かべてから、ため息を付いた。彼女に指摘されて自分の頬が緩んでいることに気付いたけれど、物怖じすることはない。</p>
<p>「でも、期待してるでしょう？」<br />
「っ」</p>
<p>「僕に『試す』なんて言ってましたけど、本当はつゆりさん自身がされたかったんですよね？」</p>
<p>別に、つゆりさんの言葉に反論しようと思ったわけではない。ただ、顔を真っ赤にしてうろたえるつゆりさんが、堪らなくかわいらしく思えたから。優越感と支配感――僕は今、本当に良くない感情に支配されている。このままでは、つゆりさんのことをどうにかしてしまいそうな……。</p>
<p>だけど、つゆりさんは恨めしそうな顔を背けて、ぽつりと呟くのだ。</p>
<p>「……いけませんか」</p>
<p>ずるいな――僕はそう思った。どんな猫なで声で甘えられるよりも、その素っ気ない呟きのほうが、ずっとあざとく、かわいらしく聞こえた。『いけないわけ、ないでしょう？』――すっかり毒気を抜かれてしまった僕は、その言葉を出せなかった。だから、苦し紛れにつゆりさんを抱きかかえて、姿勢を変えさせる。</p>
<p>うつ伏せ。そして右手首を斜め前方に引っ張って、ベッドに備え付けられていた枷に。つゆりさんの腕には一瞬だけ力がこもり、だけどまたすぐに緩んでいく。</p>
<p>右手、左手、右足、左足――僕はもたもたとした手付きで、つゆりさんの四肢を拘束していく。うつ伏せのまま、大の字の体勢。一つ一つが動かなくなるたびに、つゆりさんの呼吸が、僕からでも分かるぐらい荒くなっていく。</p>
<p>「つゆりさんって、言葉責めはあまり好きじゃないですよね」<br />
「……まあ、そうですね」</p>
<p>「だけど、これだけは言わせてください」<br />
「何です」</p>
<p>「これから、つゆりさんが僕を誘ったことを後悔するぐらい、たくさんイカせてあげますね」<br />
「っ……」</p>
<p>もう、ホテルに来た当初のような初々しい緊張はない。今の僕たちは、何段も飛ばしてより深い世界に飛び込んでいく。</p>
<p><ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>当<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>が、ようやく始まるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は、つゆりさんの大きく開かれた両脚の間に座った。</p>
<p>僕の心は嗜虐心に満たされているけど、つゆりさんのことを辱める趣味はなかった。そして、それは彼女も同じ。僕たちが求めるのは、ただひたすらの性的快感。</p>
<p>だから、何ももったいぶることはない。僕は電動マッサージ器のスイッチを入れて、つゆりさんの秘所に当てた。最初と同じく、最弱の振動から。</p>
<p>「ぅあ゛――！！！？　ぁ゛、ぁぁぁあ、ぁぁぁぁあっ！！！？」</p>
<p>「きついですか？」<br />
「きつい゛、です――っ！！！？　さっきより、敏感にっ、っ゛～～！！！！」</p>
<p>「それじゃあ、続けますね」<br />
「っ゛～～～～！！！？　っ――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡」</p>
<p>先ほどと同じ強度の振動。しかも、うつ伏せという姿勢は、意外と電動マッサージ器を当てにくい。それでも、つゆりさんは敏感な反応を示す。絶頂すると感度が上がるというのは本当らしい。</p>
<p>「ふっ、ぅぅぅう゛っ♡♡♡♡　ふぅーーーーっ！！！　ふーーーーっ♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんは、深呼吸を繰り返して快感を受け入れようとしている。果たして、それに効果があるのかどうか僕には分からないけれど、今の僕は何となく、彼女の好きにさせたくなかった。もっと、もっと、乱れてほしい――その感情に任せて、電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くした。</p>
<p>「ッ――！！！？　ぅ゛ぁぁぁぁぁああああああああっ！！！？　ちょ――！！！？　ぁぐっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの努力は、あっという間に水泡に帰す。肺にたまった空気を全て吐き出すような悲鳴を上げた時、僕はちょっとだけおかしく、そして無性にうれしく感じた。</p>
<p>僕はまた、電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くする。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあっ！！！？　これ、待――ッ！！！？　ぁ゛っ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ！！！！」</p>
<p>やがてつゆりさんは、快感を拒絶するような反応を示し始めた。拘束されている手足が縮こまるように動き、腰が電動マッサージ器から逃げるように動く。やっぱり彼女本人は決して、性感に対して耐性があるわけではない。</p>
<p>「まっ、て――！！！？　一度、止め、くだ――♡♡♡♡　ぅ゛あっ！！！？　お願い、だから――！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ！！！？」</p>
<p>いつも率直な物言いのつゆりさんが、<ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>の時になるとうんともすんとも言わなくなる。そして今、そんな彼女が一周回って懇願の言葉をこぼし始める。それは、彼女が明確に限界であることを示していた。</p>
<p>だけど僕は、つゆりさんを犯すのをやめなかった。だってつゆりさんが描く<ruby>物<rt>・</rt></ruby><ruby>語<rt>・</rt></ruby>の中で、この程度で終わりになるものは一つも存在しないから。</p>
<p>「言ったでしょう？　『たくさんイカせてあげますね』って」<br />
「ぅあ゛――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>そう言って電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くすると、つゆりさんは首をいやいやと振りながら悲鳴を上げた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このホテルのベッドに備え付けられた拘束具は、長さを調整できなくて、つゆりさんの身長だと動く余地があった。だけど、それはほんの十数cmのこと。快楽から逃げることまではできず、浮いた腰ががく、がくと震えるだけ。</p>
<p>きっとつゆりさんは、あまりに気持ちよすぎて、自分がしていることに気付いていないのだろう。お尻をこちらに突き出すその姿勢は、僕の嗜虐心を嫌に刺激するのだ。</p>
<p>僕は、つゆりさんの頭のほうに置かれていた枕を引っ張りだして、彼女のお腹の下にねじ込んだ。</p>
<p>するとつゆりさんは、腰を浮かせたまま動けなくなる。そしてその体勢は、電動マッサージ器を当てるには好都合だった。僕は電動マッサージ器を下から掬い上げるようにして、つゆりさんの秘所に当てた。</p>
<p>「っ゛っ～～～～～～～～！！！！　いや゛――♡♡♡♡　っぁ゛――♡♡♡♡　いや゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっ！！！？」</p>
<p>意図せず<ruby>最高<rt>さいあく</rt></ruby>の体勢が完成して、つゆりさんは本気の抵抗を始めた。髪がぐしゃぐしゃになるぐらい頭を振り乱しながら、両手足の拘束具をがちゃがちゃと鳴らし続ける。</p>
<p>それでも、今更この快楽責めから逃げられるはずもない。逃げるなら、僕が彼女を拘束する前。いや、そもそも僕をこんなことに誘うべきではなかった。つゆりさんは今、そんな後悔をしているのだろうか？　もしそうだとしたら、それは明らかに僕を拒絶している。</p>
<p>……それなのにどうして僕は、こんなにも『彼女をいじめたい』と思っているのだろう？</p>
<p>「ぁ゛――！！！？　ぁ゛――♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛――！！！！？　ぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんはあっという間に2度目の絶頂を迎えてしまうけれど、僕は電動マッサージ器を離さない。それどころか、電動マッサージ器の振動をまたかちりと一段階強くする。いつの間にか、振動の強度は最大になっていた。</p>
<p>「や゛、ぁ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ！！！！？　やだっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ！！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ～～～～～～～～ッ！！！！！」</p>
<p>1度目の絶頂では、すぐに休憩を取った。だから、絶頂後にすかさず快楽責めをしたのは、今が初めて。本当に、本当に、こんなにつらいものだとは思わなかったのだろう。つゆりさんはまるで子どものように泣きじゃくり始める。</p>
<p>これだ、これが見たかったんだ――それは、僕がずっとつゆりさんの描く物語で見てきて、夢にまで見た淫靡な光景。それを、僕は他ならぬつゆりさんで叶えることになったんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんの姿、つゆりさんの声、つゆりさんの感触――僕の脳に飛び込んでくるあらゆる情報が、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を硬くしていた。</p>
<p>決して自分を正当化したいわけではないけれど、こんな状況で自分の欲望を抑え続けろというのは無理な話だった。僕は無意識のうちに、電動マッサージ器から手を離す。代わりにバスローブの中から自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を露出させ、小ぶりだけどしっかりと女性の形をしたつゆりさんのお尻に押し当てた。</p>
<p>ただの女性の肉体が、『つゆりさんの肉体』というだけで、その快感を何倍にも押し上げる。</p>
<p>「ッ――……！！！？　ぁ゛――……！！！！」</p>
<p>その時、つゆりさんの体が一瞬だけ跳ねる。その衝撃と、ぶるぶるとした体の震えで、僕の頭が冷静になる。それはあまりにも、<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby>ではないだろうか？</p>
<p>だけど、僕が彼女から離れようとすると、つゆりさんは硬直した体の力を抜く。それどころか、控えめに、本当に控えめに、お尻を振るのだ。まるで、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を摩擦するかのように、受け入れるように。</p>
<p>――そんなことをされたら、もう我慢できそうにない。</p>
<p>「ぁ゛、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……ッ♡♡♡♡♡　ぁぐ、ぁ……！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>ずりずりと摩擦された僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>は、やがてつゆりさんの女性器のほうにずれていく。つゆりさんは両腕の拘束具をぎちりと慣らしたまま、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をのみ込んでいった。</p>
<p>つゆりさんの中は、狭くきつい。それでも、内壁があむあむと咀嚼するようにうごめくたびに、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>は少しずつ奥へとのみ込まれていく。</p>
<p>「ぁ゛、ぁぁ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぅ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が根元までのみ込まれた瞬間、つゆりさんはまたイッた。それはあくまでも、今までの電動マッサージ器による刺激があったからだ――僕は頭を振った。</p>
<p>僕は確かに、自分自身も性的快感を享受したいと思っていた。だけどそれ以上に、僕はつゆりさんを快楽一色に染め上げたかった。僕はつゆりさんの体と、お腹の敷かれた枕の<ruby>間<rt>・</rt></ruby>に、電動マッサージ器を差し込んだ。</p>
<p>「ぅぁ゛ぁあッ！！！！？　やだっ、今それっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>すると、つゆりさんは浮いた腰をもっと浮かせて、電動マッサージ器の振動から逃げようとする。僕は、彼女が振動から逃げられないように、全身の体重をつゆりさんの背中に掛けて押しつぶした。</p>
<p>「んぐッ、ぉ゛、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ！！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんは僕の下でもがき始め、小さく弾力のあるお尻を僕の腰に押し当て続けた。</p>
<p>上からは僕が押しつぶすように犯し、下からは電動マッサージ器が突き上げるように犯す。だけど、この暴力的なサンドイッチは、上下で等価ではないらしい。それは、つゆりさんが電動マッサージ器の振動に絶えず悶え続けていることから容易に分かった。</p>
<p>一方で、僕が自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をつゆりさんの奥に突き立てても、ほんの少しの反応を返すだけ。文明の利器とはかくも偉大なものかと関心はするけれど、無機物に負けているという事実に少し嫉妬してしまう。</p>
<p>僕は、つゆりさんのほんの僅かな反応を引き出すために、必死に腰を振り続けた。</p>
<p>「ぁ゛っ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>最初は、ただやみくもに腰を上下に振った。</p>
<p>だけど、つゆりさんの反応は乏しく、その声が僕によるものなのか、電動マッサージ器によるものなのか分からない。それに、僕が腰を持ち上げた瞬間に、つゆりさんもお尻を持ち上げて、電動マッサージ器の振動から逃げてしまうから都合が悪い。</p>
<p>それならと、僕はピストン運動をやめて、体重をかけるようにして自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をつゆりさんの奥に思いっ切り押し付ける。</p>
<p>「ぉ゛おっ！！！！？　ぉ゛～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>すると、つゆりさんは唇を突き出して悲鳴を上げた。その反応は良好なものだった。つゆりさんの中の弱点を知ることができて、僕は嬉しさと優越感を覚えた。僕はつゆりさんに体重を掛けたまま腰を動かして、つゆりさんの奥をぐりぐりと圧迫していく。</p>
<p>だけど、その答えに至る前に、腰を振りすぎていたから。電動マッサージ器の振動が、僕にも届いていたから。そして悶え続けるつゆりさんが、あまりに扇情的だったから。僕は大して時間がたっていないのに射精してしまう。</p>
<p>「ひぁ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛――♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>……射精の瞬間につゆりさんがイッたのは、あくまでもそういうタイミングだったからだろう。</p>
<p>つゆりさんから離れるのが惜しかったから、僕は射精直後の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を引き抜くことなく、彼女のことを押しつぶすようにして抱き締め続けた。</p>
<p>一体、今晩というわずかな時間の中で、つゆりさんは何回イッたのだろう。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぐすっ、ぅぁ゛ぁぁぁぁああああああんっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>僕が彼女に覆いかぶさりその横顔を見ても、もう恥ずかしがる様子もなかった。そんな余裕なんて残っていない。蕩け切った口元、濁りに濁った声。涙をぼろぼろに零し続ける目は、焦点が合っていない。</p>
<p>暴れ疲れてしまったのか、もうじたばたと抵抗する様子すら見られない。今は快感に従って、反射運動で全身の筋肉を痙攣させるだけ。体は熱く、僕がべったりと抱き締めている背中は入浴中かと疑わんばかりに汗まみれだ。普段の彼女からは、まるで想像も付かない。</p>
<p>それは、つゆりさんが描く物語そのもの。今更、『試す』とか、『試さない』とか、そんな言い訳をするつもりはない。ただ、僕はずっとこうしていたかった。そして、つゆりさんもきっと、ずっとこうされていたいはずだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんのことを全身で感じていると、いつの間にか、中に挿れたままの僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が、すっかり大きくなっていた。今の僕にとっては、つゆりさんを快楽で責める新たな道具が、床から生えてきたような気分だ。</p>
<p>一度射精した僕は、自分の快感よりも、つゆりさんの快感を優先できた。先ほど得た教訓も生かして、腰を過度に振ることもなく、つゆりさんに体重を掛けて彼女の奥をぐりぐりと圧迫していく。</p>
<p>「ぁ゛ぉ゛ぉぉおおッ♡♡♡♡♡　ぉごっ、ぉ゛っ♡♡♡♡♡　っぉ゛ぉぉぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っっ――♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>喘ぎ声が『あ゛』から『お゛』に変わった瞬間、全身がくすぐったくなるような、男としての浅ましい優越感に包まれた。僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が、確かにつゆりさんを感じさせている。</p>
<p>僕は、つゆりさんの奥をぐりぐりと圧迫し続ける。たったそれだけで、つゆりさんはまた何回も体を激しく痙攣させる。このまま何回でも、何十回でもイケてしまいそう。</p>
<p>……だけど、現実というのは大抵のものが有限だ。</p>
<p>「ふぐっ、ぁ゛――……♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ～……♡♡♡♡♡　ぁ゛、ぁ゛、ぁ゛ぁぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉ、ぉ゛ぉぉぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの反応が、だんだんと乏しくなっていく。声が小さくなり、体の動きも弱い。もう下り坂に差し掛かっていることは、僕にも分かった。</p>
<p>だけど、僕の欲望は強かった。こんなにも消耗したつゆりさんのことを見て、僕は『せめて、あともう1回だけ』と思ってしまったのだ。</p>
<p>ピストン運動を一度もしていなかったはずなのに、いつの間にか射精感もすっかり高まってきている。もう、電動マッサージ器の振動は最大。これ以上、刺激を強くする方法なんてない。だから、僕はつゆりさんの体を精いっぱい押しつぶして、彼女の奥を刺激しながら、彼女のクリトリスを電動マッサージ器に押し当てさせるのだ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13205" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話3" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>「ッ゛ーーーー♡♡♡♡♡　っぁ゛――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああああああッ♡♡♡♡♡　ッッッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>体に残った欲求や快感――その全てを搾り出すような絶頂がやってくる。</p>
<p>つゆりさんの体が、高い所から突き落とされたかのように飛び跳ねた後に痙攣する。ぎゅうぎゅうとした筋肉のうごめきが、僕の全身に伝わってくる。その動きは、彼女の体全部がポンプか何かになったみたいだ。そしてその収縮に従って、秘所から潮が噴き出て電動マッサージ器に当たり、ベッドの上に飛び散っていく。</p>
<p>僕は、つゆりさんの絶頂とほとんど同時に射精した。きゅうきゅうと収縮する膣内があまりに刺激的すぎて、僕の精液すら一滴残らず搾り出されてしまいそうだった。だけど、つゆりさんにしてみれば、他の感覚があまりに強烈すぎて、僕の射精なんて認識すらできていないのではないだろうか。</p>
<p>「っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っぁ゛ぎ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの絶頂は長かった。僕の下で、ずっと全身の筋肉をぎゅうぎゅうと痙攣させ続けている。</p>
<p>10秒、20秒、30秒。1分、1分10秒、1分20秒、1分30秒。2分――僕が少し心配になるぐらいの時間がたってから、つゆりさんの全身の筋肉が急激に緩む。足元からは、びちゃびちゃという、さらに夥しい水音。</p>
<p>そして僕はようやく、つゆりさんの下に敷いてあった電動マッサージ器の存在に気付いて、大慌てで電源を切ったのだった。</p>
<p>「つゆりさん、大丈夫ですか？」<br />
「ぁ゛……♡♡♡♡♡　ぁ、ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの目は開いているはずなのに、口からは呆けた声が上がるだけ。完全に意識が飛んでいた。その姿は、やっぱり彼女の描く物語そのもの。もう僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>はすっかり搾り取られてしまって反応しないけれど、胸の奥がそわそわとするような、落ち着かない高揚感がこみ上げてくる。</p>
<p>僕はつゆりさんから離れることなく、ごろんと横に倒れた。横向き寝、つゆりさんを背中から抱き締める体勢に。</p>
<p>もう、彼女に触れることに対して抵抗感はなかった。ほんの少しの気恥ずかしさと溢れんばかりの愛おしさを込めて、彼女のことを抱き締め続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>現実にしてはできすぎた情事が終わって、僕は段々と現実に引き戻されていく。</p>
<p>そこに残る<ruby>余<rt>・</rt></ruby><ruby>韻<rt>・</rt></ruby>は、決して幸福感などではなかった。</p>
<p>「やりすぎです」<br />
「済みません……」</p>
<p>「しかも挿れられて、2回も<ruby>中<rt>・</rt></ruby>に出されるなんて、思いませんでした」<br />
「本当に済みません……」</p>
<p>つゆりさんが体に付着した体液をタオルで拭っている時、僕はベッドの上で正座していた。</p>
<p><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>をするにあたって、<ruby>線<rt>・</rt></ruby><ruby>引<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>はとても大切だ。僕たちが事前に同意したのは、あくまで『<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>』ところまで。<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>までしてしまうというのは、明らかに一線を越えている。いくらつゆりさんが受け入れるような態度だったとはいえ、それは泣きじゃくるほどにイカされ続けているなんていう極限の状況でのこと。ここで『あなただってその気だったじゃないか』なんて言えるほど、僕は厚顔無恥な男ではない。これは<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby>だ。</p>
<p>一瞬のうちに、いろいろ光景が頭を過る。レイプ魔として警察署の取調室で詰問されている光景、職場に伝わって上司の怒鳴り声を浴びている光景、両親に泣きながら懺悔する光景。だけどその何よりもつらいのは、まさしく、つゆりさんに嫌われてしまったかもしれないという現状だ。</p>
<p>そんなつゆりさんは、僕に背中を向けたまま呟いた。</p>
<p>「たのしかったですか」<br />
「え？」</p>
<p>「あなたは、たのしかったですか」</p>
<p>何というか、物凄く返答に困る質問だ。</p>
<p>これだけのことをやっておいて『つまらなかった』と答えるのも、いけしゃあしゃあと『楽しかった』と答えるのも、どちらも悪いようにしか考えられない。</p>
<p>僕は悩みに悩んだあげく、正直に答えることにした。</p>
<p>「……はい。すごく」<br />
「そうでしょうね。私への配慮を忘れるぐらいですものね」</p>
<p>怒った時のつゆりさんは、ちくちくと刺してくる。</p>
<p>声を荒立てるわけでもなければ、憤怒の表情を浮かべるわけでもないけれど。こんなにも怒ったつゆりさんの様子を見るのは初めてかもしれない。どんどん心が暗くなっていく。新たな一面を知ることができたなんて喜ぶ余裕もない。</p>
<p>だけど、つゆりさんが言うのだ。</p>
<p>「一つ、やり残しがありました」</p>
<p>まるで、まだ情事の中にいるかのような、少しはっきりしない声。僕が『何を？』を聞き返そうとして、その言葉は止まった。</p>
<p>眼前に突然近づいてきたつゆりさんの顔に、僕はまず驚く。そしてややあってからようやく、僕の唇に温かい何かが添えられていることに気付いて、僕は声を出すこともできないまま、また驚いた。</p>
<p>つゆりさんが、僕に口付けをしていた。目を開いたままの僕は、キスを受け入れることも拒むこともできず、ただ真っ赤になったつゆりさんの顔に見とれ固まるだけだった。</p>
<p>「……あなたがよければ、また今度、お願いします」</p>
<p>ほんの十秒程度のキス。唇と唇が離れて、つゆりさんはかすれた声でそう囁くと、すぐにそっぽを向いてしまう。後悔や不安、恐怖――胸の中を支配していたいろいろな感情が、いつの間にかきれいさっぱりなくなっていた。</p>
<p>「今じゃあ、駄目ですか」<br />
「限度があります。私が何回イッたと思ってるんですか」</p>
<p>「でも、僕はまだ2回しか……」<br />
「十分でしょう？　一晩で何十回もイクなんて、頭がおかしいですよ」</p>
<p>「いろいろな意味で、それをつゆりさんが言ったら駄目だと思います」<br />
「満足したかったら、次は私がイッてる間にたくさん出すことですね」</p>
<p>それはつまり、また<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby>シてもいいということなのだろうか。僕がそれを問うと、つゆりさんはまた真っ赤な顔でそっぽを向いたまま、訂正も何もしないのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">◆</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おまけ</p>
<p>「その、つゆりさんってどうして、僕と<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>を許してくれたんですか？」<br />
「……『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>』が何を指しているのかは分かりますけど。『どうして』とは、どういう意味です？」<br />
「いや、その、どうして僕なんかと、と思って」</p>
<p>「もしかして、あなたは『私が気まぐれか何かで、仕方なくあなたの相手をしてあげた』とでも思ってます？」<br />
「いや、そこまで言うつもりは……」<br />
「行為にせよ、交際にせよ。お互いのことをよく知って、『この人がいい』と判断してからでなければするべきでないと、私は思ってますよ」<br />
「その辺りはまあ、つゆりさんらしいとは思いますけど。それじゃあ、どうして僕が。僕はつゆりさんにとって、ただの一読者に過ぎませんし」</p>
<p>「……あなたは、本当に察しが悪いんですね」<br />
「え？」</p>
<p>「毎回毎回こちらが恥ずかしくなるぐらいの感想を送りつけるだけでなく、私の面倒くさい人間性まで受け入れてくれるほどの熱心なファン、あなたの他にはいませんよ」</p>
<p>おしまい</p>
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		<title>ラブホの電マ台で愛情ホルモンたっぷりのハグイキをする百合ップルたちのこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 May 2024 09:00:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】女性が責める]]></category>
		<category><![CDATA[あらすじ]]></category>
		<category><![CDATA[キ]]></category>
		<category><![CDATA[ゲーム]]></category>
		<category><![CDATA[ハグ]]></category>
		<category><![CDATA[ハンズフリー]]></category>
		<category><![CDATA[レズ]]></category>
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		<category><![CDATA[愛情]]></category>
		<category><![CDATA[抱き締め]]></category>
		<category><![CDATA[百合]]></category>
		<category><![CDATA[罰ゲーム]]></category>
		<category><![CDATA[電マ]]></category>
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					<description><![CDATA[電マ台――それは電マを直立に固定するだけの器具ですが、ハンズフリーかつ直立姿勢で気持ちよくなるのになかなか都合が良いようです。さらに、膝ががくがくと震えて今にも倒れてしまいそうな体をパートナーに支えてもらうと、密着感によって格別の幸福感が得られるようで。そんなハグイキを楽しむレズビアンな女性たちのお話。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>電マ台――それは電マを直立に固定するだけの器具ですが、ハンズフリーかつ直立姿勢で気持ちよくなるのになかなか都合が良いようです。さらに、膝ががくがくと震えて今にも倒れてしまいそうな体をパートナーに支えてもらうと、密着感によって格別の幸福感が得られるようで。そんなハグイキを楽しむレズビアンな女性たちのお話。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13166" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_1.jpg" alt="ラブホの電マ台で愛情ホルモンたっぷりのハグイキをする百合ップルたちのこと_1" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_1.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_1-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_1-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p><span style="color: #000080;">「ぅﾞぁぁぁぁぁあっ♡♡♡　だめっ、体重かけたらぁぁぁあっ、ぁﾞぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #993300;">（すっごい、もう自分じゃ立てなくなってる……♡　顔も蕩けちゃって、かわいいなぁ……♡）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13168" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_3.jpg" alt="ラブホの電マ台で愛情ホルモンたっぷりのハグイキをする百合ップルたちのこと_3" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_3.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_3-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_3-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p><span style="color: #003300;">「ぅﾞぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡　＿＿ちゃんマジ天使ぃぃぃぃぃいいいいいいいっ♡♡♡　ぉﾞぉぉぉおっ、ぉﾞぉぉぉぉおおおおおおおお～～～～～～～～♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #800080;">「うんうん、お姉さんは頑張ってますよ♡　だから、全部私に委ねていいんですよ。全部、ぜーんぶ……♡」</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お客さまたちはさまざまな形で、抱き締めながら・抱き締められながらのひとときを楽しんでいらっしゃいます。</p>
<p>中には、こんなお客さまもいらっしゃるようで――。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13167" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_2.jpg" alt="ラブホの電マ台で愛情ホルモンたっぷりのハグイキをする百合ップルたちのこと_2" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_2.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_2-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_2-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>これは果たしてハグなのか？　――ラブホテルのスタッフには少々判別が難しいところです。しかしこの2人、暴言を吐き合って仲が悪いようには見えますが……。</p>
<p><span style="color: #ff6600;">「っでいうがこれっでっ！！？　こういう使い方じゃないでしょぉﾞぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおっ！！？」</span><br />
<span style="color: #666699;">「あん？　そういや、案内には『ハグ』専用の電マ台って書いてあったか。……何だお前、私にハグしてほしいのかよ？」</span></p>
<p><span style="color: #ff6600;">「っ――♡♡♡　そっ、そんなわけないでしょッ！！！？　あんたみたいな貧相な体に抱き締められても――」</span><br />
<span style="color: #666699;">「……ぎゅーっ♡」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「っっっ――♡♡♡♡♡　ぉﾞっ、ぉﾞぉぉぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「っ――♡　何イッてんだよ、お前……」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「ち、違は――っ♡♡♡♡♡　これはっ、そういうんじゃ――♡♡♡♡♡　タイミング、悪かた、だけ――っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅーーっ」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「ぅﾞあっ♡♡♡♡♡　はっ、ぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　っぁﾞぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">（っ……♡　これ、やば……♡）</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「わ、分かたっ、から――っ♡♡♡♡♡　も、もぉ、やﾞめ――♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>ぎゅー。</p>
<p><span style="color: #ff6600;">「ぉﾞぉおおおっ♡♡♡♡♡　ぉﾞぉぉぉぉおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　頭、溶け――♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>ぐりぐり。</p>
<p><span style="color: #ff6600;">「ぃﾞぎ――♡♡♡♡♡　電マに体重かけっ♡♡♡♡♡　ッﾞ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>ぎゅー。ぐりぐり。ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅー。ぐりぐりぐりぐり。</p>
<p><span style="color: #ff6600;">「やめﾞっ、もﾞ――♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　しぬっ、ぅﾞぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「ふーーーーっ♡♡♡　ふすっ、ふすっ♡♡♡　ふーーーーーーーーっ♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「ぉごっ♡♡♡♡♡　ぉﾞ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉﾞぉぉぉおおおおっ♡♡♡♡♡　ッッﾞ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッッﾞ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>全身を満たす<ruby data-rt="オキシトシン">愛情ホルモン<rp>（</rp><rt>オキシトシン</rt><rp>）</rp></ruby>に任せて快楽をむさぼり続ける2人。</p>
<p>そもそも腐れ縁と呼ぶには、ラブホテルでお互い裸になっている時点で、『ひょっとして仲が悪いのでは』などと言っても詮無きことのようです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #666699;">「っはー、疲れた。ずっと抱きかかえてたから腕がぱんぱんだ。重ぇよ、お前」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「うっせ……！　小一時間ずっと抱えてたら十分でしょーがゴリラ。っていうか布団入ってくんな」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「運動やめたら少し<ruby data-rt="さみ">寒<rp>（</rp><rt>さみ</rt><rp>）</rp></ruby>ぃんだよ」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「私をバーベルか何かと勘違いしてない？」</span></p>
<p>ぎゅっ。</p>
<p><span style="color: #ff6600;">「っ――！」</span><br />
<span style="color: #666699;">「ぅはー、あったけー♡　こりゃいいカイロだ」</span></p>
<p><span style="color: #ff6600;">「あんたっ、何してっ」</span><br />
<span style="color: #666699;">「何だお前。ハグが癖になってんのか？」</span></p>
<p><span style="color: #ff6600;">「んなわけ、ないでしょ……っ」</span><br />
<span style="color: #666699;">「目ぇ泳いでんぞ」</span></p>
<p><span style="color: #ff6600;">「…………」</span><br />
「…………」</p>
<p>ぎゅっ。</p>
<p><span style="color: #666699;">「っ――！　な、何してんだよ」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「何って、火照った体を冷やしてんのよ。何？　散々ばかにしといて、逆に抱き締められたら照れんの？」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「んなわけ、ねーだろ……っ」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「目、泳いでるし」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「…………」<br />
<span style="color: #ff6600;">「…………」</span><br />
</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #666699;">「……ここ、また来るか」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「罰ゲームで？」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「ああ。いや、まぁ、罰ゲームは、別に」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「……そーね。気が向いたら来ましょ」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「ああ。気が向いたらな」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「ええ。気が向いたらね」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「…………」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「…………」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「あとお前、武器変えろ。クソエイムにスナイパーは無理だ」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「断る。遠距離から相手撃ち抜くの楽しいじゃん」</span></p>
<p><span style="color: #666699;">「当たんねーくせに」</span><br />
<span style="color: #ff6600;">「うっせうっせ！　あんたこそ、ばかみたいに敵陣に突っ込んでやられてばっかじゃん！　体がゴリラなら頭もゴリラなの！？」</span><br />
<span style="color: #666699;">「ぁあっ！？　あれがローラーの戦い方だろうが！」</span></p>
<p><span style="color: #ff6600;">「頭使えってんのよ！　だいたいあんた普段から――」</span><br />
<span style="color: #666699;">「お前だっていっつもいっつも――」</span></p>
<p>おしまい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>※<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.pixiv.net/artworks/116507290">Pixiv</a>でアンケートを取り、最も票が多かった『②腐れ縁』をメインに書かせていただきました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13169" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_4.jpg" alt="ラブホの電マ台で愛情ホルモンたっぷりのハグイキをする百合ップルたちのこと_4" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_4.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_4-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/03/Hug-Orgasm_4-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
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