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	<title>美少女 | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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	<title>美少女 | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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	<item>
		<title>淫魔国入口にて。女体化スパイが甘サドサキュバスたちのW性器くすぐり尋問で男性としても女性としても堕とされる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Apr 2026 15:00:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
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					<description><![CDATA[スパイとしてサキュバスの国に潜入しようとした"クリス"が、その入り口であっけなく堕とされてしまうお話。潜入のために女体化の魔術を施された彼（彼女？）でしたが、入国審査だとかでまだ慣れない敏感な全身＋おまんこをこちょこちょ。術が解けた後も、やっぱり敏感な全身＋おちんちんをこちょこちょ。女体と男体の両方でくすぐり責めを受けて蕩かされた彼は、サキュバスたちの性奴隷――通称『淫魔たちの恋人』として無事に、そして永遠に、かの国に滞在することとなったのでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>スパイとしてサキュバスの国に潜入しようとした&#8221;クリス&#8221;が、その入り口であっけなく堕とされてしまうお話。潜入のために女体化の魔術を施された彼（彼女？）でしたが、入国審査だとかでまだ慣れない敏感な全身＋おまんこをこちょこちょ。術が解けた後も、やっぱり敏感な全身＋おちんちんをこちょこちょ。女体と男体の両方でくすぐり責めを受けて蕩かされた彼は、サキュバスたちの性奴隷――通称『淫魔たちの恋人』として無事に、そして永遠に、かの国に滞在することとなったのでした。<strong><br />
</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>人間が決して立ち入れない国がある。ひとたび潜り込めば、2度と出ることはできないらしい。</p>
<p>しかもそれが魔族の国となれば、人の国々は放っておくわけにいかない。『魔族共は、我々の見えないところで何をやっている』『奴らは火薬を製造している。あそこは硝石の産地ぞ』『50年来平和だった、人と魔族の関係がついに壊れる』――そんなうわさがまかり通れば、密偵を送ろうという発想に至るのは当然のことだ。</p>
<p>しかし、ここで問題がある。閉鎖的な国にも、外交という概念は存在する。すると、多くの国々は眉をひそめるのだ。</p>
<p>――どうして、かの国の外交官は女性しかいないのだ？</p>
<p>それだけじゃない。指導者たる王、貴族、騎士、従者まで、表に出てくる者はただ1人の例外もなく、全員が美しい女性魔族。多くの推測はこうだった。つまり、かの国では女性の地位が著しく高いのではないか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……だからって、わざわざ女体化の術をかけるなんて」</p>
<p>僕――XXXXは、胸にたまった息を全部吐き出しながら、街道のそばを流れる小川の水面を慎重に眺める。</p>
<p>長い銀髪、丸い目、小さい唇。きゃしゃな体にまとうのは<ruby>商人の服<rt>ロングガウン</rt></ruby>。……うん、どこからどう見ても、僕は<ruby>女<rt>・</rt></ruby><ruby>性<rt>・</rt></ruby>だ。当初とあまり見た目が変わっていないような気がしないでもないけれど、ちゃんと女性と思って見れば、うん。</p>
<p>「まったく、女体化っていうのはひどい魔術だよ。効果があまりない癖に、体が捻じ切れるように痛むんだから」</p>
<p>つまり、こうだ。人間が潜り込もうものなら2度と出られないとまで言われた物騒な国に、僕はわざわざ<ruby>性<rt>・</rt></ruby><ruby>別<rt>・</rt></ruby><ruby>を<rt>・</rt></ruby><ruby>変<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>まで潜り込もうとしている。だって仕方ないだろう？　それが<ruby>密<rt>・</rt></ruby><ruby>偵<rt>・</rt></ruby>たる僕の任務なのだから。</p>
<p>どこからどう見ても絶望的な状況。もしかしたら、死ぬかもしれない。</p>
<p>「……今さらか」</p>
<p>僕は孤児だった。国に拾われ、密偵として訓練を施された。罵声の雪崩を浴びせられ、気まぐれにムチでたたかれる毎日を送っていた。</p>
<p>訓練から逃げ出そうとした同輩は、見せしめに僕たちの前で殺された。訓練に付いていけなかった能力の低い同輩は、いつの間にかいなくなっていた。訓練を完璧にこなした優秀な同輩も、どこかの国に送り込まれて、そのまま帰ってはこなかった。</p>
<p>そう、死を恐れるなんて、本当に今さらだ。たまたま今日まで生き延びた、たまたま死ぬ日が決定した、それだけだ。</p>
<p>「あー、あー……。<ruby>私<rt>・</rt></ruby>、そう、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>じゃない。私、わたし……」</p>
<p>いつもより少し高い、女性の声がまだ慣れない。声は高くなるくせに、元々低い身長は、さらに低くなってしまった。</p>
<p>僕は発声の練習をしてから、川辺から立ち上がり街道の先を見る。もう少し歩けば、件の魔族の国か。</p>
<p>行こう。選択する権利を持たない僕たちは、どこで死ぬかの違いしか持たない――もはや覚悟ですらない、諦観が、僕の脚をよどみなく動かしていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――というわけで、私たちの商会と今後良い関係を結ぶことができたらと思いまして、こうして赴いた次第です」</p>
<p>「ふぅん、人間の商人ねえ……」<br />
「人間の商人、ですかー……」</p>
<p>城門。僕は衛兵の前で、あらかじめ準備しておいた適当な言葉を滞りなく出力していた。</p>
<p>城壁に囲まれた都市国家を一見した僕の感想は、率直に言って『大したことない』だった。本国帝都の大きさと比較すればはるかに及ばず、せいぜい3番目か4番目の都市程度。城門がたった一つしかない点は、防衛という点では強固に聞こえるが、城門は小さく、城壁も低く、せいぜい2階建て程度。威圧感のかけらもない。</p>
<p>そして、都市を守る衛兵も少ない。たった2人の女性魔族が、城門に近づく僕の前に立ち塞がったのだ。</p>
<p>「人間の商人が来るのっていつ以来だっけ？」<br />
「さあー。以前はそれなりに来てたと思いますけど、今はさっぱりですねー」</p>
<p>「まあ、うちはお金ないからね。トクサンヒン？とかも特にないし」<br />
「というより、そもそも人間自体がほとんど来ませんねー」</p>
<p>僕をよそに世間話を始める女性魔族たちを観察する。</p>
<p>1人は、つり目に短い赤髪、砕けた口調で話す。そしてもう1人は、垂れ目に長い青髪、間延びした敬語で話す。</p>
<p>2人に共通しているのは、背中にこうもりのような羽根を生やしていること。背後から黒いやじりのような尻尾を伸ばしていること。側頭部に2本のねじれた角を持つこと。そして力強さとは縁遠い体付きをしていること。肩幅は狭く、腰は細く、しかし胸や尻はあまりに大きい。背もあまり高くないけれど、女体化した僕の背丈よりは高い。</p>
<p>そんな彼女たちは、剣も槍も持たず、申し訳程度に薄い鎧をまとっている。衛兵という言葉がまるで似合わない姿。城壁の貧相さも相まって、国を守る気があるのか疑わしい。</p>
<p>「ところで、君の名前は？」<br />
「&#8221;クリス&#8221;と申します」</p>
<p>僕は、あらかじめ決めておいた名前を伝えた。</p>
<p>2人の魔族たちが、僕の全身を観察する。上から下へ、下から上へ。虫が這うような視線に、身震いしたくなる。すると、魔族たちはまるで示し合わせたように、同時に笑うのだ。</p>
<p>「ねえクリスちゃん。うちって、ニューコクシンサっていうのがあるんだよねえ」<br />
「……入国審査、ですか」</p>
<p>「そーそー。ちょっと、あっちに来て欲しいんですけど、いいですかー？」<br />
「…………」</p>
<p>僕は、笑顔を浮かべた自分の頬が緊張するのを自覚した。</p>
<p>こんな気の抜けた衛兵たちがいるせいで忘れてしまいそうだけど、ここは人間が潜り込もうものなら2度と出られないとまで言われた物騒な国だ。『はいどうぞ』ですんなり通してくれるほど甘いわけがない。</p>
<p>僕に与えられた選択肢は、そう多くはなかった。ここで『それならいいです』と言って帰りでもしたら、帰国したその日のうちに首をはねられるだろう。</p>
<p>「……分かりました」</p>
<p>「やたっ♡」<br />
「わーい♡」</p>
<p>2人の魔族たちが、あからさまに明るく笑う。随分とうれしそうだな――僕はその違和感に気付きはしたものの、正体までを見定めることはできず、彼女たちに両手を引っ張られて歩いて行くのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は当初、何か詰問でもされるのかと思っていた。もしかしたら、拷問めいたことをされるのかもしれない。とても友好とは程遠い態度は、しかし僕の故郷である帝国をはじめ、人間の国であれば珍しくない。</p>
<p>そしてある意味で、その予想は当たっていたと思った。</p>
<p>「この部屋、は……」</p>
<p>城門くぐって街に出ること能わず、城壁の内部に通じる道を行く。1番近くの扉を通り過ぎて、二つ目の扉を開いた先。その狭い部屋の光景に僕は絶句した。</p>
<p>分厚く冷たい石壁に囲まれた部屋を埋め尽くすのは、実に多種多様な拘束台。</p>
<p>その一つ一つに、瞬間的に、自分が縛り付けられて処刑される光景が浮かび上がる――頭を前に差し出すようなあの首かせは、まるでギロチン台のよう。天井近くには、宙吊りにうってつけの梁がある、括られるのは首か。大の字に寝たらちょうど手首と足首の位置に枷がある台座は、人体解剖にでも使うのだろうか。</p>
<p>……顔面がサッと冷たくなる心地がした。</p>
<p>「ごごごっ、ごめんねー！　何か物騒な部屋でさあっ！？」<br />
「だだ、大丈夫ですよ－。別に何か痛いことするわけじゃないですからー」</p>
<p>その慌てるような言動は、どうにも噓偽りのなさそうなもので、自分たちでこの部屋に招き入れたにしてはどうにも不釣り合いなものだ。</p>
<p>確かによく見れば、部屋には数々の拘束台が鎮座しているものの、赤黒い血の染みは一滴も見られない。どちらかと言うと、<ruby>透<rt>・</rt></ruby><ruby>明<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>液<rt>・</rt></ruby><ruby>体<rt>・</rt></ruby>が染み込んだ痕……？　それも、全ての拘束台にだ。</p>
<p>ここは一体何だ？　僕の緊張は拭えない。</p>
<p>「それで、ここで何を？」</p>
<p>僕は努めて冷静に問うた。すると、2人の魔族たちは笑うのだ。</p>
<p>「脱いで♡　全部♡」<br />
「っ」</p>
<p>「入国審査、ですよー♡」<br />
「……分かりました」</p>
<p>何としてでもこの国に入らなければならない僕には、拒否権がない。僕は自分の指が意思に反して少し震えているのを自覚しながら、<ruby>商人の服<rt>ロングガウン</rt>を脱いだ。そして下着を脱ぎ、靴すらも脱ぎ捨てる。</ruby></p>
<p>「うーん、いいね♡　小っちゃいお胸もかわいーなあ♡」<br />
「アソコもつるつるぷにぷにー♡　年相応って感じですねー♡」</p>
<p>僕は無意識のうちに内股になりながら、片手で胸を、もう片手で脚の付け根を隠していた。</p>
<p>性転換したこの体は、本来の自分の体ではない。それでも、こんな風にまじまじと観察され、感想を述べられていては、恥ずかしくなるのは仕方ないだろう。</p>
<p>「ぐへへへへぇ♡」<br />
「うふふふふー♡」</p>
<p>「っ……！」</p>
<p>思考。まさか――その疑念は少しずつ、確信へと傾いていく。つまり、彼女たちを動かしているのは性欲なのではないか、ということだ。</p>
<p>僕にも性知識ぐらいはある。密偵としてあらゆる場に潜り込むために、さまざまな知識を詰め込まれた。識字、算術、家事、作法……挙げればキリがない。そしてその一つに、基本的な性知識が含まれていたのだ。例えば、子どもを作るには、女性器の中に男性器を挿入するとか。男性は女性の裸を見ると性的興奮を催すものだとか。</p>
<p>だけど、それはあくまでも知識に過ぎなかった。子どもを作る経験なんてしたことがないし、その欲求をまさか魔族とはいえ女性が、しかも女体化した自分に向けるなんて、思いもしなかった。</p>
<p>「その……！　あなたたちは、私と子どもを作りたいんですか……っ！？」</p>
<p>彼女たちの嗜好が理解できなかった僕は、ただ純粋に非難の目を向ける。</p>
<p>そしたら、不可解なことに彼女たちは熱狂した。</p>
<p>「かーっ♡　その質問には何だか答えにくいなあっ♡」<br />
「子どもを作りたいわけじゃないですけどー、そういうことはしたいって言うんでしょうかー♡」</p>
<p>「こっ、『子どもを作りたいんですか』って、かかかかっ、かわいいぃぃ……♡」<br />
「いいですねー♡　本当に最低限の性知識しか備わってない感じ、うぶですねー♡」</p>
<p>バカにしているようで、だけど日々向けられていた蔑むようなまなざしとは違う。ひどく熱のこもったそれに、僕は目がぐるぐると回る心地だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「まあさ、こういうのは躰で教えてあげなきゃ♡」<br />
「ですねー♡」</p>
<p>2人の魔族が僕に近づく。そして、僕の女体化した上半身を、両の手でなで回し始めたのだ。</p>
<p>「ひぅ――！？　な、何、して――」</p>
<p>「おおっとぉ！　動いちゃダメだよ、ニューコクシンサなんだからぁ♡」<br />
「この国に入りたかったら、私たちの言うこと聞かなきゃダメですよー♡」</p>
<p>「っ……！　あなたたちは、ひぁっ、やめ、首なでちゃ、ぁぁ……！？」</p>
<p>「立ったまま、両手後ろに回して♡」<br />
「目も閉じちゃだめ、私たちのお顔ちゃんと見てくださいー♡」</p>
<p>「ぅあ……っ、く、ふぅぅ……！？」</p>
<p>分かり切っている。彼女たちのしていることは、衛兵の責務に叶ったものではない。だけど、この国に入れるかどうかは彼女たち次第。となれば、彼女たちの手を拒むのは得策ではない。</p>
<p>「っ、あ……、んく……！　や、ぁぁ……！　お腹、指、立てないで……！？」</p>
<p>「ぅひょー♡　君、すっごい敏感だねぇ♡　まだちょーっと触っただけなのにさぁ♡」<br />
「うふふふ♡　顔真っ赤ー♡　お姉さんたち愉しくなってきちゃいましたよー♡」</p>
<p>「私は、愉しくありません……っ！　あっ、ひぁぁぁ……！？」</p>
<p>拒むわけには行かないと頭の中で分かってはいても、それが実践できるかどうかは別の話だ。</p>
<p>彼女たちの手のひら、指先は、まるで武器を持ったことがないんじゃないかと思えるぐらい、柔らかく滑らかだ。その手付きは僕の躰の感触を愉しむようでありながら、ただそれだけでなく、的確に神経を刺激して僕の反応を引き出してくる。</p>
<p>加えて、彼女たちの表情。今までは任務を全うすることに精いっぱいだったから気付かなかったけれど、彼女たちは2人とも、本国ではそうそうお目にかかれないであろうぐらい、かわいらしく美しい。そんな彼女たちが、にんまりとした笑みを浮かべながら、僕のことを至近距離で見つめてくる。</p>
<p>そのむず痒さに、僕はよろ、よろ、よろと後ずさりしてしまう。彼女たちもそれに追従するから、僕はさらに後ずさり。3歩、4歩、5歩――。</p>
<p>すると、膝の裏に何かが当たって、僕は尻もちを付いてしまった。</p>
<p>「きゃっ」</p>
<p>痛くない。だけどその代わりに、彼女たちの笑みが、僕の心をザワつかせた。</p>
<p>「あれれー？　クリスちゃん、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>がいいのぉ♡」<br />
「あんなに怖がってたのに、自分から求めちゃうなんてー♡」</p>
<p>「な、ぇ……！？　ちがっ、これは……！」</p>
<p>僕が意図せず座ってしまったのは、部屋を埋め尽くす多種多様な拘束台のうちの一つだった。彼女たちは意気揚々と、拘束台に付いた枷を僕の両手首、両足首に巻き付けていく。</p>
<p>「あ、え、ちょ……！？　や……、動け、ない……！？」</p>
<p>抵抗するには、彼女たちはあまりに手慣れていたし、僕の反応はあまりに遅すぎた。</p>
<p>この拘束台、機能だけを見るならどっしりとした椅子のようだけど、あまりにも付随物が多い。背もたれから伸びる羽根のような板材が、僕の腕を真横に伸ばしたところで拘束する。そして、座面の左右前には足置きがある。脚を大きく開いた状態で、足首が固定されてしまう。</p>
<p>椅子に座ったまま、両腕は真横、両足は開いて――僕は実に無防備な姿を取らされてしまったのだった。なで回されてふ抜けたはずの躰が、また緊張する。</p>
<p>「うふふふぇへへへえ♡　それじゃあ、そろそろ本番を始めよっかぁ♡」<br />
「大丈夫ですよー♡　痛くないですから、とっても気持ちいいですからー♡」</p>
<p>僕とて、いい加減理解している。彼女たちに僕を痛め付けようという意図はなく、その行動原理はただひたすらに性欲。それでも、今の状況は恐怖だ。彼女たちは、僕が本国で養ってきた性知識の領域を軽々と越えてくる。</p>
<p>何をしてくるのか分からない。思わず目をぎゅっとつむった瞬間、頭の奥にまで響いてきた感覚は――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょおっ♡」<br />
「こちょこちょー、こちょこちょこちょこちょー♡」</p>
<p>「ひゃぅぁぁあ――！！？　っ――！！　っ――！！？」</p>
<p>最初は、何かの間違いかと思った。だからこそ、呼吸が一瞬止まった。</p>
<p>赤髪の魔族は腋の下を、青髪の魔族は足の裏を。両手の指を立てて、肌にこびり付いた何かをこそぐように、あるいは肌の上で踊り回るように。</p>
<p>間違いない、これは――一瞬置いて、僕の口から笑い声があふれ始めた。</p>
<p>「――ぁはっ！！？　あぁっはっははははははははははははひぃぃい！！？　くしゅぐったはっ！！？　くすぐったひぃぃぃひっひゃっははははははははははぁぁぁぁぁぁ！！！」</p>
<p>これは何だ、何だったっけ？　ああ、そうだ、『くすぐったい』だ。彼女たちのしていることは『くすぐる』だ。街で親に恵まれた子どもたちが友だちと遊んでいた時だったか、あるいは腹を空かせることを知らない子犬が飼い主にじゃれていた時だったか。僕は『くすぐる』を見たことがある。見たことがあるとしか言えないぐらい、僕には縁遠かった行為。</p>
<p>だからこそ、疑問は尽きない。どうして彼女たちは、僕を『くすぐる』？　こんなの、ばかげていると思った。</p>
<p>「なんで、どうしてくすぐっ！！？　どうしてくすぐるんですかぁぁっはっははははははははは！！？」</p>
<p>「なんでって……。気持ちいーから？」<br />
「クリスちゃんは、こちょこちょされるのお嫌いですかー？」</p>
<p>「嫌いも何もっ！！？　くすぐったはっ、くすぐったいぃぃぃひっひゃっはははははははははははははっ！！！　ぁっはははははははははぁぁぁぁああ！！？」</p>
<p>彼女たちはさも当然と言わんばかりの反応だ。</p>
<p>その感覚は、確かに先ほど上半身をなで回されていた時の延長線上にあると言えるかもしれない。だけど、あまりに強かったし、鋭かった。</p>
<p>全身がぎゅうぎゅうに緊張して、本能がくすぐったさから逃れようとする。しかし、両手首、両足首に巻き付いた拘束は強固だった。革で作られた幅広の帯は皮膚に食い込むことなく、僕の動きを優しく、しかし確実に阻んでいる。女体化した軟弱な躰では当然、元の姿でも引きちぎるのは無理だ。</p>
<p>口から不本意な笑い声があふれ続ける。</p>
<p>「それにしても、やっぱりすっごい敏感だねぇ♡　ほぉら、指のこそこそーって動きだけで、全身がすっごいビクビクしてるぅ♡」<br />
「やめっ、やめぇぇぇっへへへへへへへへへへへへぇぇ！！！　わきのしたっ、くぼみっ、なかぁ！！？　ほじくらないでくだひゃぁぁぁっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>僕のそばから両手を伸ばして腋の下をくすぐる赤髪の魔族は、そう舌なめずりする。腋のくぼみの中でちろちろとうごめく指先は軽やか。まるで力のこもっていない動きなのに、僕は全身の体力を酷使させられる。</p>
<p>「足の裏ー、ぷにぷにで小っちゃくてかわいいですねー♡　たーっくさん、くすぐったくしてあげたくなっやいますー♡」<br />
「いらないっ、いらないですぅぅっふふふふふふふふぅぅぅう！！？　爪で引っかくのっ、いらないいぃぃぃぃっひっははははははははははぁぁぁぁぁぁああ！！！」</p>
<p>僕の足元にしゃがみ込んで両足の裏をくすぐる青髪の魔族は、上目遣いでそう言う。足の裏に爪を立てて上下にかくような動きは少し激しい。足の裏なんて躰の先も先にある部位なのに、どうしてこんなにも強烈な感覚に苛まれなければいけないのだろう。</p>
<p>「ぁはっ、ぁぁぁああっははははははははははぁぁぁぁぁあ！！？　こんなのっ、気持ちよくないっ、気持ちよぐないですがらぁぁぁぁっははははははははははは！！！　ぁははははははっ、あぁぁっははははははははははぁぁぁぁぁああ！！？」</p>
<p>くすぐるという行為は、僕にとってただただ理不尽でしかなかった。</p>
<p>彼女たちの言う『気持ちいい』をちっとも理解できないまま、時間だけが過ぎていく。このまま、呼吸ができず死んでしまうのかもしれない。</p>
<p>助けて、助けて、助けて――！</p>
<p>頭の中が一つの言葉で満たされそうになった時、突然部屋の扉が、バンと大きな音を立てながら開いたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ヒぇ――！？　たた隊長ぉっ！！？」<br />
「ど、どどどどうしてここにー！！？」</p>
<p>「……それは、私が隣の部屋にいることを知っての言葉か？」</p>
<p>魔族たちの悲鳴と共に、僕の腋の下と足の裏のくすぐったさがやんだ。</p>
<p>「ひはっ、は――！！　はーっ、はーー……っ！！」</p>
<p>僕は咳き込み、みっともない呼吸音を鳴らしながら、涙でぼやける新たな女性魔族の姿を確認した。</p>
<p>鋭い目、金色の長髪。それはまるで、神話に出てくる戦乙女のよう。しかし、こうもりのような羽根、やじりのような尻尾、2本のねじれた角は種族共通か。そして彼女も他の魔族たちと同様、女性らしさというものを煮詰めたような美しい姿形をしている。</p>
<p>そんな、隊長と呼ばれる彼女は、どうやら額に青筋を浮かべているようで。</p>
<p>「それでお前たち、何してる……？」</p>
<p>「い、いいいや。あ、怪しい者が来たので、尋問をですね、はい」<br />
「わわわわ私たち、サボってませーん」</p>
<p>「まかり通ると思うか？」</p>
<p>「ぅ……」<br />
「ぇ……」</p>
<p>僕は少しだけ安堵した。</p>
<p>こんな国でも、まともな衛兵がいたという事実。いや、忍び込もうとしている国に対して言うことではないのだけれど。そして、そんな彼女が助けてくれそうという希望。</p>
<p>僕が同じことをやれば即刻首をはねられているだろうに、職務放棄の魔族たちは往生際が悪かった。</p>
<p>「た、たたたた、隊長もどうです？　この子、クリスちゃんって言うんですよぉ♡」<br />
「ここここの子、おすすめですよー？　もー、とって敏感でかわいい子ー♡」</p>
<p>それはいくらなんでも無茶だろう。火に油を注ぐ言葉だ。</p>
<p>金髪の魔族は一瞬、僕を見やる。そして2人の部下に視線を戻そうと思ったら、ぎゅんという音を立てそうな勢いで、再び僕を凝視した。</p>
<p>「うお――っ♡」</p>
<p>二度見。その視線は、先の2人の魔族よりも、さらに熱がこもったもので――。</p>
<p>僕は本能的に、まずいと感じた。</p>
<p>「ま、まあ……。衛兵にも息抜きは必要だし、な。お前たちがサボっている間の門番は既に立てておいたし、うん」</p>
<p>「うわ出たよ隊長の面食い」<br />
「ほんと小さい子好きですねー」</p>
<p>「お前たちは後で始末書だからな」</p>
<p>「ぅ……」<br />
「ぇ……」</p>
<p>前言撤回。この国にまともな衛兵なんていない。入国審査なんていう体面はとうの昔にどこかに行った、理不尽な色事は続くのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「や、やめ、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>、もう……」</p>
<p>素性を偽ることすら忘れ、一人称を誤っていることにすら気付かず、僕は懇願する。この苦しさがまだ続くと思うと、涙が止まらない気分だった。</p>
<p>だけど、金髪の魔族が加わったことで、これからの行為は少し<ruby>事<rt>・</rt></ruby><ruby>情<rt>・</rt></ruby>が異なってくる。彼女は、僕の大きく開かれた脚の間に立つと、真下に腕を伸ばして、僕の脚の付け根をくすぐり始めたのだ。</p>
<p>「ひぅぁぁぁぁあああっ♡♡♡　っ――！！　っ――！！？」</p>
<p>まるで歌うような悲鳴に、自分の喉がおかしくなってしまったんじゃないかと思った。</p>
<p>首ががくんと下を向く。脚の付け根にある女性器は、いまだに見慣れない。毛のない、ぷにぷにと柔らかい肉の盛り上がりが二つあって、その谷間にあるのが女性のもっとも大事な部分。その左右の肉の盛り上がりを、金髪の魔族は人差し指を立てて、そりそりと優しく引っかいたのだ。ぷにぷにの肉を通り抜けて、奥にある大切な何かが刺激されたような心地。</p>
<p>そして、人差し指の一かきで済ませてはくれない。二かき、三かき、親指も中指も薬指も、小指すら使って、僕の女性器をくまなくくすぐっていく。</p>
<p>「ひぁぅぇぉあひゃあぁぁぁぁぁっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡　なにっ、何っ！！？　何これぇぅぉぁぃあひゃぁぁぁぁっはっはははははははははははははははっ♡♡♡」</p>
<p>僕の口から、とても僕のものとは思えない声があふれ続ける。自分が何を感じているのかもよく分からなかった。</p>
<p>そして、赤髪の魔族は腋の下を、青髪の魔族は足の裏を――先ほどまでのくすぐり責めが再開される。</p>
<p>「もう、隊長ってせっかちだなあ。せっかく<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>は最後に取っておこうって思ったのに」<br />
「やめへっ、やめへぇぇぇぇぇっへへへへへへへへへへへっ♡♡♡　わきもっ、腋の下も何だか変っ！！？　さっきと違うっ、違うぅぅぅぁっはっはははははははははははぁぁぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>「あーあー。結局私たち下っ端は、上司には逆らえない運命なんですねー」<br />
「足の裏っ、なんでっ、にゃんでぇぇっへへへへへへへへへへぇぇぇぇえっ♡♡♡　やめっ、そんな感じ方してないっ、さっきそんなんじゃなかっひゃぁぁぁっははははははははははぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>「うぐ……。わ、分かった、今晩おごってやるから、そう言うなっ」<br />
「だめへっ♡♡♡　そこっ、そこくすぐっていいところじゃなひぃぃっひっひゃっははははははははっ♡♡♡　変になってるっ、やめっ、変になっひぇるからぁぁぁっははははははははっ、ぁははははははははぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>僕は何度も『やめて』と懇願した。もう、入国のためにこの魔族たちの言うことを大人しく聞いてやろうという考えなんてなかった。ただただ、全身に走るこの感覚をどうにかしてほしかった。それなのに、3人ともやめてくれない。</p>
<p>くすぐったさだけじゃない。何か、大きな<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>が背筋を上ってくる。</p>
<p>「ふぁぅぉぉぉおおおっ♡♡♡　ひぁはっ、はひひひひひ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ひゃはぁぁあ――！！？　っぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>大きな浮遊感が僕を襲った。全身を縛り付けている拘束具がふっと存在をなくして、宙に放り出されてしまったのかと思った。</p>
<p>暴走する意識と切り離された僕の男としての部分が、僕自身のことを俯瞰で観察する。すると、僕は甲高い声を上げていた。自分で、自分の声にドキドキしてしまいそうなぐらい、妙な声だった。未知の感覚に、全身が痙攣する。驚くことに、それは嫌な感覚ではなかった。相変わらず、激しくて、くすぐったくて、だけどどこか癖になるような。</p>
<p>「おー♡　クリスちゃん、初イキおめでとぉ♡」<br />
「おまんこちょっとくすぐられてイクなんて、素質あるんですねー♡」<br />
「ふふふ、ふふふふふ♡　かわいいじゃないか、クリス……♡」</p>
<p>魔族たちが色めき立つ。どうやらこれは、『イク』という感覚らしい。</p>
<p>瞬間的に、これまでの不可解な状況の全てに合点が行った気がする。どうして、魔族たちは職務放棄してまで僕と色事に興じ始めたのか。どうして、それが『くすぐる』なんて方法なのか。</p>
<p>……なるほど、これは……っ♡</p>
<p>だけど、僕の冷静な思考は一瞬で遮られることになる。3人の魔族たちによるくすぐり責めが止まらないからだ。</p>
<p>「やめっ、や゛めぇぇっへへへへへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　続けてくすぐりゅのはだめっ、腋の下も足の裏もじょせーきもぉぉぉぁぁぁあっひゃっはははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>「えー♡　そんな1回イッだだけじゃ、全然足りないよぉ♡」<br />
「イッた直後のこちょこちょって、すーっごくくすぐったくて、気持ちいんですよー♡」<br />
「私なんて、さっき加わったばかりなんだ。この程度で終わるわけないだろう？　ふふ……♡」</p>
<p>「やだぁぁっははははははははっ♡♡♡♡　また来る、来ひゃぅぅあっはっははははははははははっ♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡　イク、いく――♡♡♡♡　ひひゃははははははぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>腋の下と、足の裏と、女性器――激しいくすぐり責めは続く。イッた後の躰は、不思議と敏感だ。</p>
<p>僕はなすがままだ。ただ恥ずかしく笑いながら、2度、3度、4度とイッてゆく。頭が、全身が、おかしくなる気がした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど何度かイッた時、僕の躰に重大な異変が起こる。それは決して不快ではなかった。むしろ、間違った位置にあった骨や内蔵が、正しい位置に戻っていくような感覚。</p>
<p>だけどそれは、今の状況においてこの上なくまずかった。</p>
<p>「ぁっははははははははぁぇぇえっ♡♡♡♡　っ――！！！？　ぁ――！！！！　<ruby>生<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby>、<ruby>て<rt>・</rt></ruby>――！！！？」</p>
<p>ふと下を見やれば、僕の脚の付け根から男性器が生えていたのだ。親指を一回り太くしたぐらいの、本来見慣れたはずの、しかし本来とは違って硬く重くなった男性器。見慣れた物体だからこそ見過ごしそうになったけれど、自分の置かれた状況を思い出してぎょっとする。</p>
<p>女体化の魔術が解けかけている。躰の異常によって魔術が不安定になったのか？　魔術について疎い僕には検討も付かない。</p>
<p>自身の喉から絞り出される声は相変わらず高い。恐らく、全身のほとんどはまだ女性のままなのだろう。それにしたって、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>が男性に戻れば、もう致命的だ。</p>
<p>「ぁははははははははぁぁぁぁあ――！！！！　ぁ、ぁ゛あ――！！！？」</p>
<p>興奮の中から湧き上がる、どす黒い恐怖の感情。こんなもの、魔族たちに見られたら……。</p>
<p>だけど、魔族たちがくすぐる手を止める様子はない。それどころか、女性器にしていたのと同じように、今度は男性器をくすぐってくるのだ。</p>
<p>安堵と困惑。どうして彼女たちは僕の躰の異変を見て何の反応も示さない？　まさか、僕を犯すことに集中してそんなことすら気付いていない？</p>
<p>「ひひゃっははははははははははぁぁぁぁぁああ♡♡♡♡　くすぐったひっ、くすぐったぁぁいぃぃひっひゃっははははははははははははっ♡♡♡♡　あぁっはっははははははははははぁぁぁぁぁああ♡♡♡♡」</p>
<p>そんな思考は、腋の下の、足の裏の、そして男性器のくすぐったさにあっという間に流されていってしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど、ここでまた不可解なことが起きる。</p>
<p>「あっはははははははははははっ♡♡♡♡　ぁはっ、はひぃっ♡♡♡♡　なん、ぁはあぁっ♡♡♡♡　まだ、<ruby>イ<rt>・</rt></ruby><ruby>ケ<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>――♡♡♡♡　ひひゃはっ♡♡♡♡　あぁぁっははははははははははははぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>女性の躰だった時は、あんなにイッていたはずなのに。男性の躰に戻った瞬間、とんとイクことができなくなったのだ。</p>
<p>女性の躰と男性の躰では、イキやすさが違う？　そんな風に推測するけれど、性知識に乏しい僕では見当も付かない。ああ、僕は本当に何も知らないんだな。</p>
<p>そして、イケないということは、僕が想像している以上に辛いものだった。</p>
<p>「やっぱり、腋の下はやさーしくがくすぐったいんだねぇ♡　ほらほら、こちょこちょこちょ、こちょこちょこちょこちょー♡」<br />
「ひひゃぁぁっはははははははははははははぁぅ゛ぅぅぅぅううっ♡♡♡♡　ぅぐっ、ふふふふふふふっ、ぁぅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>「足の裏はちょっと強めがイイみたいですよー♡　こうですよねー？　かりかりかり、かりかりかりかりー♡」<br />
「ぁ゛あっはっははははははぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　ぅ゛う、ぅぅぅぅぅぅうううっ♡♡♡♡　ぅ゛あっはははははははははははははぅ゛ぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>「ふー、ふーーっ♡　かわいいなぁ、仕事の疲れに効くなぁ……っ♡」<br />
「ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅうっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううっ♡♡♡♡」</p>
<p>笑い声のなかに、うめき声が混じる。</p>
<p>こんなにもくすぐったくて、気持ちいいのに、明確な物足りなさが背筋を焦がしていく。僕は気付かないうちに、自分の躰を彼女たちの指に擦り付けていた。</p>
<p>「やーん♡　この子、自分でくすぐられに来てるぅ♡　かっわいいぃぃっ♡」<br />
「そーんなに、お姉さんたちにくすぐられたいんですかー♡」<br />
「うふうへへへっ♡　それなら、たーっぷりくすぐってやるからなぁ……っ♡」</p>
<p>「ぁははははははははははっ♡♡♡♡　ぁぐっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅううっ♡♡♡♡　ぁっははははははははははははっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>屈辱。しかし、人として重大な代償を払っても、イク様子はない。</p>
<p>「そう言えば隊長、これから重要な会議があったんじゃないですかぁ？」<br />
「ぅ゛、そ、それは」</p>
<p>「あれあれー？　私たちには叱ってたのに、隊長サボっちゃうんですかー？」<br />
「結局お前たち叱ってもサボりっぱなしだろぉ！？　そ、それに、今この場を離れるわけには……！」</p>
<p>「3人は多いんですよぅ！　安心してください、こちらはうまくやっておくんでぇ。ね、クリス<ruby>き<rt>・</rt></ruby><ruby>ゅ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>♡」<br />
「ぅ゛、ぅぅぅぅ！」</p>
<p>「私たちはクリス<ruby>君<rt>・</rt></ruby>と愉しくヤッてるのでー♡」<br />
「ぅ゛ーー！　お前ら、覚えてろよーーーー！！？」</p>
<p>もう、ほのかな違和感に気づく余裕もない。</p>
<p>金髪の魔族が涙目で一時部屋から出ていき、残った赤髪の魔族と青髪の魔族は、それぞれの持ち場である腋の下と足の裏をくすぐりながら、時折気まぐれのように男性器に指先を這わせる。</p>
<p>「ぁははははははははははははっ♡♡♡♡　どうしてっ、どうしでッ♡♡♡♡　これっ、これぇぇぇぇっへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　ぁっははははははははははははっ、あぁぁぁぁぁぁあっはっはははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>僕は1度もイケないまま、長い長い時を過ごすのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>金髪の魔族が戻ってきたのは、気の遠くなるぐらい時間がたってからのこと。彼女の足音は、締め切った扉の向こうからはっきりと聞こえてきた。</p>
<p>「も、も――！　戻った、ぞ――！！」</p>
<p>「うわっ。隊長お帰りなさぁい」<br />
「そんな全力疾走してこなくてもいいですのにー」</p>
<p>「ゼェ、ゼ……！　な、何のことだふ――！　は……っ！」</p>
<p>僕をくすぐる手が止まった。示し合わせたわけでもない、ただ上司が戻ってきたからだった。</p>
<p>全身の感覚がふっと収まった直後、僕は咳き込み、泣き始めた。それまでずっとくすぐられ続けていた僕は、3人のやり取りに感情を向ける余裕もないぐらい、もう心がボロボロだった。</p>
<p>「ひぐっ、ぅあ゛ぁぁぁぁぁぁああんっ！！　ひぐっ、ぐすっ、ぅ゛ぅぅぅ……！？」</p>
<p>「ええええうええええ！？　が、ががガチ泣きぃ！？」<br />
「どっ、どどどどどどどうしたんですかかかかー！？」<br />
「お、お前らぁ！　クリスに何かしたのかッ！！」</p>
<p>あたふたする3人を前に、僕は何て情けないと思った。だけど、押し寄せてくる感情は止まらない。</p>
<p>「ごめ、なさ……ッ♡　だって、くすぐったくで……！　気持ぢいいのに、イケなぐでぇ……！」</p>
<p>「うんうん、ごめんね。やりすぎたよねぇ」<br />
「ごめんなさいー。もー、隊長が帰ってくるの遅いからー」</p>
<p>「私は悪くないだろぉ！？　まったく、君も<ruby>男<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>子<rt>・</rt></ruby>なんだから泣くな！」</p>
<p>「うわっ。良くないですよー、今のご時世、『<ruby>男<rt>・</rt></ruby>はかくあるべし！』なんてぇ」<br />
「多様性の時代ですよー。泣き虫な<ruby>男<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>子<rt>・</rt></ruby>がいたっていいじゃないですかー。ねークリス<ruby>君<rt>・</rt></ruby>」</p>
<p>あまりにも心がぐちゃぐちゃで、彼女たちの漫談に気を向ける余裕もなかった。何呼吸も遅れて、僕はようやく3人の会話の違和感に気づく。</p>
<p>滑稽なぐらい、自分の泣き声がすんと止まった。</p>
<p>「……今、僕が<ruby>男<rt>・</rt></ruby>って」<br />
「え？　うん、そだね」</p>
<p>「だって、僕、今、え……？」<br />
「あー。もしかして、女体化の魔術のことですかー？」</p>
<p>「どうして……知って……？」<br />
「君、今の自分の格好に気付いていないのか？」</p>
<p>金髪の魔族がふっと手をかざすと、僕の全身を映し出すような姿見鏡が現れる。魔力を結晶化したものだろうか、原理はこの際どうでもいい。その鏡には、女体化の魔術なんてすっかり解けた、男の僕の姿が映し出されていて。</p>
<p>いや、それ以前に……。</p>
<p>「うーん。何ていうか、その術で私たちを騙すのは無理だよ？　うん」<br />
「人間の魔術って雑なんですよねー。変な魔力が全身に絡まっちゃってるの、見れば分かるんですよー」</p>
<p>「マフラー編んだら、あちこちから変な毛糸が飛び出てるみたいな？」<br />
「そうです、それー」</p>
<p>「それ、じゃ……。最初、から……？」</p>
<p>要するに、だ。最初から、僕の変装はバレバレだったということ。そして、変装なんて露骨なことをしていることが分かっていれば、怪しまれないわけがないということ。</p>
<p>何だかもう、本当にバカみたいだ。涙が出てくる。</p>
<p>「ああもう！　そんな泣かないで」<br />
「にに、人間の魔術にしてはなかなかですよー？」</p>
<p>「ってゆーか、君、女の子じゃなくてもすっごいかわいいねえ♡　男の娘って言うんだよっ、需要高いよぉっ♡」<br />
「元々女の子みたいな見た目だから、性転換もあんまり意味なかったかもですねー♡」</p>
<p>慰めているのか、慰めていないのか、よく分からない言葉だった。</p>
<p>2人が僕の頭をなでくり回すさなか、僕は自身の行く末を思う。スパイだとバレて敵国で捕まった者の末路なんて、禄なものじゃない。消えていった同輩たちに自身を重ねるだけで、全身が寒くなるような心地がした。あんなに『死を恐れるなんて今さらだ』なんて思っていたのに、いざ死を前にするとこの体たらく。もう、徹頭徹尾情けないな、僕。</p>
<p>「あああああもう！　そんな死にそうな顔しないでよう！」<br />
「こここの子、本当にマイナス思考な子なんですよねー！」</p>
<p>僕が下を向いているさなか、赤髪の魔族と青髪の魔族のあたふたは最高潮に達する。それを見かねたのか、金髪の魔族は『はあ』とため息を付いて、僕の前に立った。</p>
<p>「まあ確かに、変装までしてこの国に潜り込もうとした不審者を、放っておくわけにはいかないな」</p>
<p>酷薄な言葉、しかしその声音に冷たさはなかった。『責め苦を与えるわけではない』――そう言いながら、彼女は人差し指で僕の顎を持ち上げた。</p>
<p>「君は『淫魔たちの恋人』になるんだ」</p>
<p>それは聞き慣れない言葉だった。『淫魔たちの恋人』――どこか甘くも、背筋が寒くなるような。</p>
<p>「簡単なことだよう♡　今日みたいに、私たちとずーっとこちょこちょエッチするお仕事♡　お仕事だからサボっちゃだめだよぉ？」<br />
「私たちに呼ばれたらすぐに来てー、たくさんこちょこちょされてー、お精子ぴゅっぴゅしてー♡　この国にいる人間たちは<ruby>皆<rt>・</rt></ruby>そうしてるんですよー♡」</p>
<p>「どうせ帰った所で無事じゃ済まないだろう。ここにいれば君は五体満足のまま。君のしようとしたことを考えれば、随分と有情な落とし所だと思うが？」</p>
<p>僕は反射的に拒絶の表情を浮かべた。要するに、それは彼女たちの<ruby>奴<rt>・</rt></ruby><ruby>隷<rt>・</rt></ruby>になるということじゃないか。そんなの、受け入れられるはずが……。</p>
<p>「まあ、君が受け入れようが受け入れまいが、拒否権なんてないのだが、なっ♡」</p>
<p>金髪の魔族の言葉が合図に、また3人が僕の躰に指を這わせ始める。1人が腋の下、1人が足の裏、そして1人が男性器。</p>
<p>再び始まる地獄の時間。だけど――。</p>
<p>「ひひゃぁぅぁぁぁあっひゃっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　にゃにっ、これぇぇっ♡♡♡♡♡　くしゅぐったはっ、気持ちぃぃぃひひゃっはっはっははははははははひゃはははははははぁぁぁぁぁぁああああああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までと比べものにならないくすぐったさ、そして気持ちよさ。散々蕩けるようなくすぐったさを味わってきたと思ったのに、まだ<ruby>先<rt>・</rt></ruby>があったんだ。</p>
<p>「君、まさかおちんちんじゃあイケないって思ってたあ？　まさか♡」<br />
「おまんこのほうはたくさんイカせてあげてー、おちんちんはイカないように手加減してただけですよー♡」</p>
<p>「だめへっ、へんっ、変んんんんんんんんひゃは――ッ♡♡♡♡♡　ひひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　はひっ、ひ――♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あふれ出る嬌声、震える全身。僕はあっという間にイッてしまった。</p>
<p>加えて、男性器から何か噴き出す感覚。涙でぐずぐずになった視界が白で埋まっていく。知識としては知っている。これは、精液というやつだ。精液を出すということは、こんなにも気持ちいいものだったのか。</p>
<p>「満足そうな顔をしないでおくれよ……♡　私たちがまだ愉しんでないだろう？」</p>
<p>金髪の魔族が、椅子の座面に片足を乗せて、膝を立て、女性器を見せつけてくる。僕が女体化していた時のそれと比べて少し形の違う女性器は、まるで涎のように透明な液体を滴らせていた。</p>
<p>そして、彼女が腰を落とすと同時に、女性器がゆっくりと僕の男性器に近づいてくる。</p>
<p>「――ふぁぁぅぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡」<br />
「んぉ――♡　ふふ、年相応の小っちゃい、だけど硬いおちんちんだなぁ♡」</p>
<p>女性器の中に男性器を挿入する行為――ようやく僕も知っている、子どもを作る行為だった。最初からそうしていれば単純明快だったのに、長い時間を掛けてようやく辿り着いた、何て回り道。</p>
<p>それでもやっぱり、彼女たちの行為というものは、僕の知識の範疇に収まってくれる気がさらさらないらしい。</p>
<p>「さぁ、クリス。もっと気持ちよくしてやるから、なっ♡」<br />
「ふゃあひゃっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ひゃめっ、腰ぱんぱんしながら腋の下こちょこちょしにゃいでぇぇっへっひゃっはははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ぁっひゃははははははははははひゃぅぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「じゃあ私は、隊長の替わりに<ruby>下<rt>・</rt></ruby>に失礼っとぉ♡　ほれほれ、タマタマくすぐったいよねぇ♡　こちょこちょこちょこちょぉっ♡」<br />
「ぅへぁひゃぁっはっははははははははははははっ♡♡♡♡♡　にゃにそぇっ♡♡♡♡♡　わかんなひっ♡♡♡♡♡　わかんにゃぁぁぁぁっひゃっはっはははははははははははははぁっ♡♡♡♡♡　ぁはひっ、ひゃぁっはっはははははははははぁぅぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「次は私も席替えさせてくださいよー？　まあ、クリス君は足の裏こちょこちょされるの大好きですものねー♡　かりかりかりかりー♡」<br />
「ひゃっはっはははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　好きじゃなひっ、好きじゃっ、すきっ、す――♡♡♡♡♡　ぁはひっ、ぁ゛っはははははははははははははははっ、ぁ゛はははははははははははぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ああ、安心しろ。私たちは子を作らない。君の精子は、ただおいしく頂かれるだけさ」</p>
<p>全身をくすぐられながら、子を作らない子作り。あまりにも気持ちよすぎて、思考が溶けていく。</p>
<p>本来、子どもを作る行為というのは、神聖で感慨深い行為らしい。だけど、今行われているのはあまりにかけ離れているように感じた。獣のように快楽をむさぼるだけで、そこに情緒なんて存在しない。起伏が存在せず、最高点がずっと続くという、静寂と呼ぶにはあまりに激しすぎる凪。</p>
<p>僕はただただ、快楽という名の暴力に押し流されていく。</p>
<p>「っぁ゛っはははははぁぁ゛ぁぁぁあああっ、だめっ♡　またいくっ、いぐっ、い――♡♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あっという間にイッてしまった後でも、それは変わらない。</p>
<p>「隊長おお！　次は私ですよ、私ぃ！」<br />
「ぅぐ、し、仕方ないな……」</p>
<p>金髪の魔族が渋々と僕の腰から下りると、今度は赤髪の魔族が僕に跨がってくる。今度は、赤髪の魔族が僕に背を向けながら腰を振り、そのさなかに腕を真下に伸ばして内股をくすぐってくる。そして、青髪の魔族が腋の下を、金髪の魔族が足の裏をくすぐってくる。</p>
<p>「ひゃぅあっはっはははははははははははははははっ♡♡♡♡♡　むりっ、むりぃぃっひっひひひひひひひひひひひぃぃぃぃいいっ♡♡♡♡♡　イグの止まらなくなっひゃ――っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それで僕がまたあっという間にイッたら、次は青髪の魔族の番だ。</p>
<p>「それじゃあ私も、失礼しますー♡」</p>
<p>青髪の魔族は腰を振りながら、僕の両胸をくすぐり、しつこくキスしてくる。残った二人の魔族が、僕の視界の隅で、何か『しまった、取られた！』という表情をした。赤髪の魔族は足の裏をくすぐり、金髪の魔族は男性器と尻穴をくすぐる。</p>
<p>「ゃ゛ーーーーっはっはははははははははははぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　こぇ゛っ♡♡♡♡♡　いつおわるのッ♡♡♡♡♡　からだ溶けひゃッ♡♡♡♡♡　ぁはっ、ひゃ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぁひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それで僕がイッて、ようやく一通りかと思ったら、また金髪の魔族が僕にのし掛かってくるのだ。</p>
<p>「『いつ終わるの』って、終わらないよぉ？　言ったよね、クリスきゅんは『淫魔たちの恋人』になるってぇ♡」<br />
「毎日毎日、こちょこちょぴゅっぴゅー♡　今日みたいな日がずーっと、いえ、今日よりすごい日がずーっと続くんですよー♡」<br />
「安心しろ、死ぬことは絶対にないさ。人間は私たちにとって宝みたいな存在だからな。大切に、たーいせつに、管理してやるからな……♡」</p>
<p>「ぁ゛っははははははははぁ゛ぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁああっ♡　ぁはっ、ぁ――♡♡♡♡♡　ひゃぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ――♡♡♡♡♡　ッッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>いつしか、拒絶の声を上げることもなくなっていた。</p>
<p>僕は何もできずに笑い、射精し続けるだけ。まるで無限の時間をぐるぐると廻り続けるように、彼女たちは代わる代わるに僕を犯し続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この国に赴いてから、3日あまりがたった。</p>
<p>僕はまだ、入国すらできていない。なぜなら、城壁の一室で、たくさんの衛兵たちに代わる代わる犯され続けているから。</p>
<p>「ほーら、こちょこちょこちょこちょー♡　腋の下も、お腹も、太ももも、足の裏も、全部ぜーんぶくすぐったいよねぇ♡　こちょこちょこちょー♡」<br />
「おちんちんもたっくさんこちょこちょしてあげるねー♡　あー♡　クリスくんのおちんちん、小っちゃいのに一生懸命びくびくして、ほんっとにかわいーなー♡」</p>
<p>「ひゃぅ゛ぁぁぁぁっひゃっははっははははははぁ゛ぁぁあっ♡♡♡♡♡　ぁはひゃッ♡♡♡♡♡　やぁッ♡♡♡♡♡　おちんぢんくすぐっだひぃぃぃっひひひひひゃぁ゛ぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、僕を犯すのは3人だけでは済まなかった。城壁を守っている数十人の魔族たちが、非番の時を狙って部屋になだれ込んでくる。</p>
<p>背の高い魔族、背の低い魔族。長髪の魔族、短髪の魔族。胸の大きな魔族、胸の小さな魔族。その姿形はさまざま。全員に共通していたのは、誰もが思わず見とれるほどの美女・美少女であり、その誰もが僕の躰をくすぐり姦して犯してくるのだ。</p>
<p>彼女たちの気まぐれか、僕はたまに、自身の性別を変えられていた。</p>
<p>「たまには、女の子のクリスきゅんとしたいなあ♡　えいっ♡」<br />
「ひゃーっ♡　男の子のクリスくんもかあいーけど、女の子のクリスちゃんも捨てがたいなーっ♡」</p>
<p>本国の魔術師たちが大がかりな準備を経て行う、体が捻じ切れるような性転換魔術と違う。ぽんと小気味のよい音が鳴った瞬間、まるで自身の存在が丸ごと変わっているかのように、一瞬かつ自然。たかが一衛兵による、何て完璧な魔術。</p>
<p>そして、彼女たちは女体化した僕の躰をくすぐり姦して、何度も何度もイカせてくるのだ。</p>
<p>「ひひゃっははははぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　いぎなりおまんこくすぐられだら変になっぢゃうぅぅぅあっはっははははははははぁ゛ぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「クリスくん、あ、今は&#8221;ちゃん&#8221;？　えっちな言葉たくさん覚えて偉いですねぇ♡」<br />
「ご褒美に、みーんなでおまんここちょこちょしたげるねー♡」</p>
<p>「っっや゛ぁぁぁぁぁっはっははははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　指おおいっ、指多いッ♡♡♡♡♡　っゃ゛ぁぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>この国はまずい――僕はそう感じた。</p>
<p>彼女たちはサキュバスという種族らしい。ここの国民は、ほぼ全員がサキュバスだった。そしてサキュバスは肉体の強さが弱い分、有り余るほど豊富な魔力を持ち、実に多用な魔術を扱える。それが国民のほぼ全員……。</p>
<p>つまり、国民のほぼ全員が、人間で言うところの上位か、あるいは最上位に相当する魔術師ということだ。貧相な城壁に囲まれた、たかが小さな都市。その中に潜む戦力は果たしてどれだけのものだろう。</p>
<p>だけど――何としてでも帰還して、本国に報告しなければ――僕の密偵としての義務感は、すっかり溶かされていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕が休みなく犯され続けている、ある時、部屋の扉がバンと大きな音を立ててひらいた。</p>
<p>「おい、お前たち！」</p>
<p>部屋の入り口で声を張り上げるのは、衛兵たちをまとめ上げる隊長たる、金髪のサキュバス。全員が『やべっ、うるさいのが来たよ』と緊張する。しかし、彼女たちの心配は杞憂だった。</p>
<p>「この度、クリスの入国許可が下りたぞ！」</p>
<p>その瞬間、部屋の中が湧き上がった。その言葉の意味は明白。僕はとうとう、この国に入るという当初の目的を果たしたということだ。</p>
<p>密偵としてではなく、『淫魔たちの恋人』――彼女たちの性奴隷という、最悪の形で。</p>
<p>「この国には、気持ちー施設がたくさんあるんだよぅ♡　こちょこちょマッサージしてくれるお店とか、みんなでエッチする大っきな浴場とか。あっ、まずはおもちゃ屋さんで、クリスきゅんにぴったりのおもちゃ探そうねぇ♡」</p>
<p>「お祭りとかもたくさんあるんですよー♡　乱交祭りとかー、イカせ合い大会とかー。あと、恋人品評会なんてあって、賞を取ると女王様ともエッチできちゃうんですー♡　クリス君なら良いところまで行けると思いますよー♡」</p>
<p>「だが、くれぐれも悪いことはするなよ？　この国の刑罰は全てサキュバス流だ。我々サキュバスの、愛するためじゃない、苦しめるためのくすぐり責めは、死ぬよりつらいぞ……？」</p>
<p>ここで犯されている間、僕はサキュバスたちから、この国についてさまざまな話を聞いた。</p>
<p>サキュバスたちは皆、色事にしか興味がなかった。これだけの力を持ちながら小国にとどまっているのは、ひとえに侵略に興味がなかったからだった。</p>
<p>人間が潜り込もうものなら2度と出られない――当初聞いていたうわさは、実に簡単な理由。人間が来ても普通は門前払い。無理して潜り込もうとしたり、彼女たちに見初められてしまったら、皆こうして性奴隷にされてしまう。ならば彼女たちに近づかなければ済むだけの話。</p>
<p>わざわざ密偵を送り込む価値もない、何てくだらない国だ。だけど――。</p>
<p>「ねぇクリスきゅん、これからどこに住もっか♡　やっぱり、大っきいベッド置けるところがいいよねぇ♡　一緒に探しに行こっ♡」<br />
「今度、中央通りのおいしいレストランに行きませんかー♡　たくさんの薬草を使ってて、人間が食べたら3日間ムラムラが止まらなくなっちゃうんですよー♡」<br />
「そそそそ、それより、そろそろ私に番を譲ってくれないか……♡　クリスの入居申請でご無沙汰なんだっ。おいお前ら、整然と列を作るな、何だその最後尾のプラカードは、私にそれぐらいの役得があってもいいだろぉ！？」</p>
<p>サキュバスたちが、僕に愛おしそうなまなざしを向けている。</p>
<p>『淫魔たちの恋人』――それはこの国に住まう人間奴隷たちの総称である。しかし、その言葉に偽りなく、彼女たちはまるで僕のことを恋人のように扱ってくれる。</p>
<p>罵声を浴びせられ、ムチで打たれ続けていた本国とは、あまりに違う扱い。</p>
<p>「でへっへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえええっ♡♡♡♡♡　ぇへっ、へひっ、へ――♡♡♡♡♡　へっ、えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇええッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>……ここで一生を終えるのも悪くない。僕は笑い、何度も何度も射精しながら、そんな気がしたのだった。</p>
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		<title>家電量販店のAI機能搭載マッサージチェアがめちゃくちゃクリ責めしてくる（機械姦・ナース・歯ブラシ）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 04 Dec 2025 15:00:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[家電量販店にえっちなマッサージチェアがありました。それに座ると、座面から出てきた小さな回転ブラシが、クリトリスをじゅるじゅるとしつこくこすり回してくるのです。目の前のモニターでは、美少女AIアバターがあなたを甘やかしながら言葉責めしていて――。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>家電量販店にえっちなマッサージチェアがありました。それに座ると、座面から出てきた小さな回転ブラシが、クリトリスをじゅるじゅるとしつこくこすり回してくるのです。目の前のモニターでは、美少女AIアバターがあなたを甘やかしながら言葉責めしていて――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-16711" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/10/AIエステ.jpg" alt="家電量販店のAI機能搭載マッサージチェアがめちゃくちゃクリ責めしてくる（機械姦・ナース・歯ブラシ）" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/10/AIエステ.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/10/AIエステ-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/10/AIエステ-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>・マッサージチェアの内部には、さまざまなアタッチメントが内蔵されています。手でしこしこされたい方、舌でぺろぺろされたい方、筆でこちょこちょされたい方……さまざまな刺激ニーズにお応えします。</p>
<p>・AIアバターの充実した外見カスタマイズはもちろん、特筆すべきはその会話パターン。各AIサービスとのAPI連携によって、まるで本物の人間とお話しているかのようなレスポンスを実現。簡単にいえば、Chat○PTやG□okのようにお話できます。言葉責めされたい方、事務的に処理されたい方、甘やかされたい方……全てのニーズにお応えします。</p>
<p>・多数のセンサーによって、お客さまの感度や満足度を正確に測定します。各人にとって最適な施術を、満足するまでたっぷり。</p>
<p>「だがらもぉ゛っ♡♡♡♡　もぉ゛満足しだっで言っでるでしょぉぉぉぉぁぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　くりどりずなぐなっぢゃッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>今後の開発予定</strong></p>
<p>・好感度システム実装：好感度に応じて、アバターが衣服を脱いだり、体を見せつけてきたり、突然画面内でオナニーを始めたり。</p>
<p>・より充実した施術：秘所だけでなく、アナルやバストへの愛撫、口内の陵辱、全身へのくすぐりマッサージなどを予定。</p>
<p>・性感帯開発プログラム：ただすっきりするだけじゃない。あなたの体をもっと敏感に、もっとイキやすく。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>母乳牧場のバイトで先輩乳牛娘からくすぐり搾乳を受けて連続射乳絶頂させられる話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Oct 2024 03:45:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生"とうこ"の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生&#8221;とうこ&#8221;の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://www.pixiv.net/users/32445046/request">Pixivリクエストで絵や小説を依頼する</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>母乳が商品として流通するようになってから、数年が過ぎた。</p>
<p>何でも、世の偉い学者さんたちが新たに見つけた物質が、病気にとてもよく効くとか。それで、その物質が人間の女性から得られる母乳に多く含まれているとか。他にも何やかんやと理由があるらしいけれど、頭のよくない<ruby>私<rt>・</rt></ruby>にはさっぱり。</p>
<p>とにもかくも、製薬用、研究用、そして飲用――世界中のさまざまな場所で、商品となる母乳が搾られるようになった時代ということだ。大手企業が生産する、安定品質の母乳、管理のずさんな企業が<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>、生産停止の母乳、『絶対に買うな』という消費者庁のチラシが各所に貼られている、密輸母乳。世の中には、さまざまな母乳がある。</p>
<p>その中でも特に人気を博しているのが、各地の小規模な農場で作られる母乳――クラフトビールならぬ、クラフト母乳だった。よりおいしく、栄養たっぷりの母乳を作るために、その製法は牧場によってさまざま。飲み比べて楽しい、そのバリエーションの豊かさが、人気の理由となったらしい。</p>
<p>「――で、<ruby>私<rt>・</rt></ruby>は近所の小さな牧場でバイトを始めたってわけ」</p>
<p>「どうしたの？　<ruby>と<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>ちゃん」<br />
「あ、いえ。何でもないです、先輩」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、申し遅れた。</p>
<p>私は<ruby>坂江<rt>さかえ</rt></ruby> <ruby>透子<rt>とうこ</rt></ruby>。まあ、普通の女だ。普通の短髪、普通の顔立ち、普通の体形。普通の専門学生。</p>
<p>一人暮らしでまだ働いていない、成人したばかりの学生ともなると、生活やら人付き合いやら趣味やらで、いろいろとお金が要る。『飲食店で接客とかも憧れるけど、できればもっと楽に稼ぎたいな』――そんな折にたまたま目に付いたのが、乳牛娘――要は母乳を作る求人だった。ダメ元で応募してみたら、まさかの採用。</p>
<p>そういうわけで、私は電車で1本のところにある小さな牧場にいる。『牧場』と言っても、本物の牛を飼育しているわけじゃないから、どちらかというと小さな町工場って感じの場所だ。その商品のキャッチフレーズは、ええと、何だったかな。笑顔がどうとか、愛情がどうとか……まあ、何でもいいか。</p>
<p>「とうこちゃん、今日は初めてのお仕事だねー。緊張してる？」<br />
「そりゃ、緊張しますよ。まさか私が、バイトとはいえ乳牛娘になるなんて……」</p>
<p>「うふふ、大丈夫だよぉ。ここは社長と私しかいない、小さな牧場だからね。気楽気楽♪」<br />
「そういえば、社長も女性なんですよね。合ったことないですけど」</p>
<p>「面接は私が担当したからねー。私の一つ上。すっごい美人さんなんだから！」</p>
<p>私の背後に回って『緊張解れろー』なんて言いながら肩をもんでくるのは、<ruby>来見<rt>くるみ</rt></ruby>さんという女性だ。</p>
<p>ふんわりとした長い髪、おっとりとした顔付き、優しい声音、女性にしては結構背が高い。まるで母性の塊のような女性だけど、その中でも1番目を引くのは、大きな大きなおっぱいだった。爆乳というべきか、それとも超乳というべきか、作業服のツナギがはち切れんばかりのそれは、一体いかほどのサイズがあるのだろう。</p>
<p>「……とうこちゃんは、おっぱい大っきいほうが好き？」<br />
「あ、凝視しちゃってすみません。まあ、そりゃ憧れますよ。私も一応、日本人の平均ぐらいなんですけどね」</p>
<p>「成長期、成長期♪　きっとこれからだよぅ」<br />
「そういえば、母乳を出すために乳牛娘が飲む薬って、豊乳の副作用があるって話でしたよね。もしかして私もこれから……！？」</p>
<p>「うーん、どうなんだろ？　私はお薬を飲む前から<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>だったから」<br />
「……自前なんですね、それ」</p>
<p>「あわわわごめんごめん！　きっと大っきくなるよ！　大丈夫大丈夫！」</p>
<p>性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――何だかもう、本能が彼女のことを、<ruby>雌<rt>・</rt></ruby>として格上だと認識している。少し、気分がどんよりした。</p>
<p>「その、先輩。今更なんですけど」<br />
「どうしたの？」</p>
<p>「本当に、私なんかでいいんですか？　私、こう、生活習慣が結構自堕落ですし、見た目もおっぱいも普通だし……」</p>
<p>ネットで見たことがあるのだけど、乳牛娘の仕事は結構厳しいらしい。</p>
<p>何でも、高品質な母乳を生産するために、食事や睡眠など、生活習慣を隅から隅まで管理されるところもあるとか。『おっぱいの大きさ、あるいは、容姿と母乳の品質には相関関係がある』とか言って、巨乳の美女美少女しか雇わないところもあるとか（そんなの絶対スケベ心じゃん！）。</p>
<p>とにもかくも、そんな事情があるから、普通の普通で普通な私がやっていけるのだろうか。</p>
<p>「心配しないで。確かにそういう厳しい牧場もあるけど、ウチはそうじゃないから。ウチはね、母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリだから、よっぽど健康に問題がない限り誰でもおっけー♪」<br />
「そう、なんですか？」</p>
<p>「うん。あ、それとね、<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>は付いちゃだめだよ」<br />
「<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>？」</p>
<p>「『見た目が普通』ってところ」</p>
<p>その瞬間だった。クルミ先輩は私にぬっと顔を近づけてきて、キスができそうな距離でささやくのだ。</p>
<p>「君、すっごくかわいいよ……♡」<br />
「っ――！？」</p>
<p>どうしてだろう。その時の先輩のほほ笑みは、何だか妙に艶っぽくて。私はどきどきしながら、息を詰まらせることしかできなかったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>初仕事が始まる。</p>
<p>私はクルミ先輩の指示通りに、更衣室で着替えて搾乳場に向かった。大牧場にあるような、大きな部屋じゃない。ワンルームぐらいの広さの、だけど真っ白で清潔な部屋。テレビとかでしか見たことがないけれど、病院とかにある無菌室みたいだ。</p>
<p>「……あの、先輩」<br />
「うん、何？」</p>
<p>「その、私が着せられた、この牛柄のビキニは何ですか」<br />
「かわいいかなーって」</p>
<p>「じゃあ、頭に付けられた、ツノの生えたカチューシャは」<br />
「かわいいよー♡」</p>
<p>「…………」</p>
<p>何だか遊ばれている気がする。</p>
<p>「この拘束は」<br />
「あ、それはちゃんと必要なやつだから」</p>
<p>「ビキニとツノは必要じゃないんですね……」</p>
<p>状況を整理しよう。</p>
<p>私は小さな搾乳場の壁に拘束されている。両脚を肩幅に開いたまま直立させられて、ひんやりと冷たい金属の拘束具で足首と太ももをがっちゃんこ。両腕は頭の後ろでそろえるようにがっちゃんこ。上体が少しだけ、前に突き出されるようにして反る。『この格好、何だかおっぱいが大きく見えていいな』なんて、ちょっと優越感。</p>
<p>「それじゃあ、搾乳機を付けるねー」<br />
「は、はい」</p>
<p>さて、いよいよだ。</p>
<p>クルミ先輩はあっという間に、私が着けている牛柄ビキニの上を外した（やっぱり意味なかったじゃないか）。私のそんなに大きくないおっぱいが晒されて、顔が熱くなる。</p>
<p>そして取り出されるのは、二つのカップ型の機械。『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とか、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とかで見たやつだ！』なんて、ちょっとテンションが上がる。縁にはゴム、先端にはチューブ。他にも、両サイドに細いバンドが付いていて、胴体に巻き付けて背中でホックを取り付ける形式らしい。装着方法がブラジャーと一緒だ。</p>
<p>「ちょっと上半身を振ってみて。落ちそうになぁい？」<br />
「……お、意外としっかりくっ付いて……はい、大丈夫です」</p>
<p>「じゃ、スイッチ入れるねー」<br />
「うおっ」</p>
<p>おっぱいの1/3ぐらいを含んだカップが、ミチリというゴムの音を小さく立てながら吸い付き始めた。覚悟をしていたとはいえ、乳首を吸われる感触がすると、やっぱり驚く。</p>
<p>「お、お、おおー」<br />
「うん、大丈夫みたいだね」</p>
<p>ぽた、ぽた、ぽた。チューブの先端から、お乳が垂れる。乳牛娘になると決まった時から、私は<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>薬<rt>・</rt></ruby>を飲んでいて、今ではすっかりお乳が出る体質になっていた。私はおっぱいも乳首もそんなに大きくないけれど、意外とちゃんと出るもんだ。このお乳が全国のさまざまなご家庭に届けられると思うと、何だか感慨深い。</p>
<p>あとは、このままお乳を搾ってもらっておしまいか――私に仕事が務まるか不安だったけれど、順調に進んでそうな様子を見ると、ようやく安心してくる。だけど、ふと気を抜くと、<ruby>疑<rt>・</rt></ruby><ruby>問<rt>・</rt></ruby>が湧いてきた。</p>
<p>「あの先輩。さっき言ってましたよね？　『母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリ』って。それってどういうことですか？」</p>
<p>おっぱいに搾乳機を付けて、母乳を搾り出す――私の理解では、今やっているのが『母乳の抽出』というやつのはずだけど、特別な何かをやっているようには見えない。</p>
<p>私が搾乳機に目を落としてから再び見上げると、クルミ先輩がまたキスができそうな距離に近づいてきていた。</p>
<p>「んー？　そ、れ、は、ね」<br />
「あ、あの、先輩……？」</p>
<p>今までに聞いたことのない声音。にんまりとした、だけどどこか<ruby>色<rt>・</rt></ruby>を感じるほほ笑み。</p>
<p>背筋がひやりとする前に、衝撃が走る。</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょーっ♡」<br />
「ひゃはぁっ！！？　ぁはっ、ぁっはははははははははぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩は突然、私の腋の下をくすぐり始めたんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひひぇっへへへへへへぇぇぇぇぇえええええっ！！？　何しへっ！！？　クルミ先輩ぃぃぃいいっ、くしゅぐっ！！　くしゅぐったひですぅぅぅぅぁっはっははははははははははははぁぁぁぁああっ！！？」</p>
<p>私の頭の中に、たくさんの『ハテナ』が飛び込んでくる。そりゃ、真面目なお仕事の最中に突然くすぐられたら、そうなるに決まっている。イタズラなのか、何なのか、目的がさっぱり分からない。</p>
<p>クルミ先輩は、そんな私の疑問に答えてくれた。</p>
<p>「これがね、ウチの<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby>♡　体をこちょこちょしながら、お乳を出すの。こうすると、濃厚なお乳がたーっぷり出てくるんだよぉ♡」<br />
「ぇへっ、ぇへっへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？　そんなっ、どしへっ！！　よりによってぇぇっへへへへへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？」</p>
<p>「ウチのキャッチフレ－ズは『笑顔と愛情たっぷり』――つまり、そういうこと♡」</p>
<p>どういうことぉ！？　新たな疑問が湧き上がらんでもないけれど、とにかくクルミ先輩は、明確な目的を持って私の腋の下をくすぐっているらしい。</p>
<p>母乳を作るという都合、どうしたっておっぱいが関係する。だから、大切な製品を作る一方で<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>として扱われることも珍しくない。一応、私はそれを覚悟した上で応募した。</p>
<p>だけどこれは、完っっ全に想定外だ。</p>
<p>「あ、この搾乳場は防音室になってるんだぁ。近所迷惑にもならないから、たっぷり笑ってね♡」<br />
「ぁはっ、あっははははははははぁぁぁぁあっ！！！　これっ、きつ――っ！！？　わきっ、ずっとっ、ずっとぉぉぉぁぁあっはっはははははははははははぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>これは、なかなかシャレにならないのでは？　――私は笑い悶えながら冷や汗を流す。</p>
<p>両手両脚を固定する金属の拘束具は強固、私がどれだけ体を暴れさせてもビクともしない。両手を頭の後ろに回して、しかも上体が反れている姿勢というのも都合が悪い。上半身の肉がぴんと張って、クルミ先輩の指の感触がダイレクトに神経を冒してくる。</p>
<p>そして1番の問題が、クルミ先輩その人だ。</p>
<p>「とうこちゃん、すっごいくすぐったがり屋さんだねぇ♡　ほら、腋のくぼみを指の腹でなでるだけでぇ……」<br />
「ぅひっ、ぅっひひひひひひひひひひぃぃぃい！！？　ふぉ、ぉぉおおっ！！？　鳥肌っ、だめ、鳥肌が立ってぇぇぇっへへへへへへへぇぇぇぇぇええっ！！！」</p>
<p>「爪を当ててみよっかな♡」<br />
「ふぎゃぁあっ！！？　それ、強い゛ぃぃっひっひゃっははははははははははははははは！！？　いぎなりはだめぇぇぇぇぇっへっひゃはははははははははははぁ゛ぁぁあああああっ！！！」</p>
<p>うますぎる。</p>
<p>こんなにもおっぱいが大きくて肉感的な体をしているクルミ先輩の指は、とても細く、なめらかで柔らかい。その指先が、私の腋の下から胸の横ぐらいまでを不規則に、身勝手に踊り回り続ける。どうして10本の指がこんなにもばらばらに動くのか不思議だ。</p>
<p>それでいて、1本1本の指の挙動一つ一つが効果的。指の腹、指先、爪――指のどこを、私の体のどこに、どう当てるのか、それらが完全に制御されているように感じる。まるで、それぞれの指が別々の脳みそを持っているみたいだ。</p>
<p>「君を採用した理由はね、ちゃんとあるの」</p>
<p>クルミ先輩が、私の耳にそっとささやいた。</p>
<p>「実はね、ここのバイトって、意外と応募がたくさん来るの。基本的には誰でもおっけーなんだけど、あまりたくさんは雇えないから。私、1番『くすぐってあげたいな』って子を採用しちゃった♡」<br />
「へっ、ぇぇぇぇぇええ！！？　ぇぇぇぇぇぇえええええええええっ！！？」</p>
<p>その言葉の意味を<ruby>理<rt>・</rt></ruby><ruby>解<rt>・</rt></ruby>できないほど、私は鈍感ではなかった。</p>
<p>いつものおっとりとした表情とは違う、まるで餌を前にした獣のような貌。私はどうやら、とんでもない<ruby>女性<rt>ひと</rt></ruby>に目を付けられてしまったらしい。</p>
<p>だけど、ああ、逃げられない。私の体はとっくの前に拘束されてしまっていたから。そして、私を喰らわんばかりのクルミ先輩の表情が、とても扇情的で、きれいだったから。恐怖と、困惑と、ときめきで、心臓が破裂してしまいそうだ。</p>
<p>「例えば、ほら。こんな風にっ♡」<br />
「ッ゛――！！？　ぎ、ぃぃぃぃぃいいいいいいっ！！？」</p>
<p>ひときわ強い感覚。まるで体の中をくすぐり犯されるような。</p>
<p>クルミ先輩が10本の指先を、私の体の両側から、あまり大きくない胸の付け根に食い込ませていた。</p>
<p>「もにもにもにもにーっ♡」<br />
「ふぎゃ――！！？　ぁ゛はははははははははははははッ！！？　ぁ゛ぁぁぁああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！」</p>
<p>胸の付け根に食い込んだ指が小さくうごめきだした瞬間、ぞくぞくぞくっとした寒気が背筋を上ってきた。私だって、友だちのイタズラとかで体をくすぐられた経験ぐらいある。だけどこれは、今まで経験したどんなくすぐり責めよりも強烈で、絶対に触れられてはならない部分を触れられているかのように羞恥的で――。</p>
<p>クルミ先輩がまた、言葉で私の脳を犯してくる。</p>
<p>「やっぱり効いた♡　私<ruby>も<rt>・</rt></ruby>これ、弱いんだぁ♡」<br />
「えへっぇぇぇぇぇえええええええっ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ッ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ぉぉぉおおおお！！？」</p>
<p>「驚いた？　だけど、私だってここで働いてる乳牛娘だよ？　私もとうこちゃんみたいに、体をたくさんこちょこちょされながらお乳を出してるんだよ？　相手はさっきお話した社長だけどね」<br />
「ふへひっ、ひーー！！　ひーーーーっ！！？」</p>
<p>そう言ってクルミ先輩は、1度私の体から両手を離すと、自分が着ているツナギのチャックを下ろした。</p>
<p>大きな大きなおっぱいが、ばるんという音を立てながら露出する。爆乳、あるいは超乳。私に付けさせていたものと同じ、牛柄ビキニ。白黒模様の布地に、乳首が浮き出ている。私の何倍も大きい乳首は、もうぎんぎんに勃起していて――。</p>
<p>「ほら、ここの胸の付け根。『スペンス乳腺』っていって、とってもくすぐったい部分」</p>
<p>クルミ先輩は、両手で自分の大きな大きなおっぱいの付け根をくすぐってみせる。何十kgもありそうな肉を指先がかきわけていき、その付け根をぐにりと揉みこんだ瞬間、クルミ先輩は内股になりながら喘ぎ声を上げた。</p>
<p>「ぁはっ、はぁぁん……っ♡　毎日毎日くすぐられて、もう敏感になっちゃって。今のとうこちゃんなんかかわいく見えるぐらい、みっともなく笑っちゃうんだから……」<br />
「ぅ、ぁ……♡　ふーー、ふーーーー……♡」</p>
<p>「……だけど、今日はとうこちゃんの番だよぉっ♡」<br />
「んぃ゛ぁぁぁぁあああああっ♡♡♡　ぁはへっ！！？　ぁ゛はっ、ぁっははははははははははははははぁぁぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩が自分の上半身を揺らしながら、私の胸の付け根――スペンス乳腺とやらをくすぐってくる。</p>
<p>それはまるで、くすぐり犯されながら、目の前で卑猥なビデオを見せつけられているかのようだった。こんなにもかわいくて、おっぱいの大きいクルミ先輩が、腋の下やスペンス乳腺をくすぐられて笑い悶えている？　それも、私なんかよりもよっぽどみっともなく？　それは、何だか――。</p>
<p>その瞬間、何かこみ上げてくるのを感じた。</p>
<p>「はへっ、ぇ゛っ！！？　ぇっへへへぇぇぇぇぇえッ♡♡♡　――っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁはッ！！！？　はっ、ぇ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>何？　え、何――！？　あまりに強烈な感覚に、クルミ先輩のおっぱいがもみくちゃにくすぐり犯されている妄想が止まる。</p>
<p>スペンス乳腺を襲う強烈なくすぐったさが弾けて、全身に広がっていく。くすぐったいはずなのに、どこか悪くなくて、お腹の奥がくるくるとうずく。牛柄ビキニを履かされたままの下が生温かい。これは、そんな、ばかな、だけど、まさか――。</p>
<p>クルミ先輩が、答え合わせをしてくれた。</p>
<p>「イッちゃったね」</p>
<p>「は、へ――！　ぇ、ぁ――！？」<br />
「とうこちゃんはね、体をくすぐられてイッちゃったんだよ」</p>
<p>言語を理解できるからといって、その内容までを理解できるとは限らない。体をくすぐられてイク？　しかも、秘所に指1本触られていないというのに？　それはどんなファンタジー世界の出来事だろう？</p>
<p>だけど、子宮をうずかせるその感覚は、間違いなく性的快感で。くすぐったいはずなのに、それが気持ちよくて。</p>
<p>そしてクルミ先輩は、混乱している私に追い打ちを掛けてくる。</p>
<p>「ぁはへっ、へ、待――！！！？　今っ、だめ――♡♡♡♡　ぁ゛はっははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ♡♡♡♡」<br />
「まさか、こんなにすぐにイッちゃうなんて……。とうこちゃん、すっごい素質あるよ……っ」</p>
<p>「やめっ、せんぱっや゛めっへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　その触り方っ、へんっ♡♡♡♡　変だからぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぅぁぁぁぁぁあああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡」</p>
<p>再開されるくすぐり責め――いや、今度のくすぐり責めは先ほどよりも強烈だ。親指でぐりぐりと胸の付け根を揉み込みながら、残った指で腋の下をほじくる。くすぐったい2か所を同時にくすぐられるつらさは元より、何よりクルミ先輩の手付きが違う。</p>
<p>素早く、ねちっこく、どこかがっつくよう。クルミ先輩はもう隠しきれないほど興奮していて、その姿は私に、心のむず痒さと体の興奮を同時に齎した。</p>
<p>「だめっ、これ、クる、またクるぅぅううう――♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>白、白、白――ぽた、ぽたと垂れる程度しか抽出できていなかったはずの母乳が、小石を詰まらせた水鉄砲のように、ぶしぶしと断続的に噴き出していく。搾乳機からタンクにつながるチューブが細いせいで、カップの中に母乳が溜まってしまうぐらいだ。</p>
<p>母乳を吐き出す腺全体が快感に満たされる。もしかしたら、男の人が射精する時に感じる気持ちよさというのは、こういうものなのかもしれない。</p>
<p>「うんうん、いい感じになってきたね。それじゃあ、たっぷりお乳を出そうねぇ♡」<br />
「ぅ゛はっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡　まだくしゅぐっ、まだくしゅぐるんですかぁぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「もちろん♡　それにしても、とうこちゃんは本当に腋の下が弱いんだね。私もおんなじ♡　あ、社長はね、足の裏がすっごく弱いの。お乳は出ないんだけど、両足の裏を爪でかりかりしたら、すぐにお潮を吹き出しちゃう♡」<br />
「ぃ゛、ぃがらぁっ♡♡♡♡　いいがらっ、くしゅぐるの、やめ゛ッ♡♡♡♡　ぁ゛、いぐいぐいぐいぐぅぅぅううううッ♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>それから、クルミ先輩によるくすぐり搾乳連続絶頂地獄が続いた。</p>
<p>「ぇへっ、ぇっへへへへへへへへへぇぇ゛ぇぇぇええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぇへひっ、ひ――♡♡♡♡♡　ぁはははははっ、ぁは、ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>一心不乱に、私の腋の下とスペンス乳腺をくすぐり続けるクルミ先輩。私は笑い悶えながらイキ続けることしかできず、だんだんと周囲の全てが虚ろになっていく。この世界には私とクルミ先輩しかいなくて、私はただクルミ先輩にくすぐられてイクだけ。余計な感覚も、余計な感情もなく、『私はこのためだけに生きているんだ』とすら思えてしまう。</p>
<p>――それなのに、満たされない<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を感じるのはどうしてだろう？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――その言葉は、不意に落ちてきた。</p>
<p>「はい。今日の分はこれでおしまいっ」<br />
「ひぅひッ♡♡♡♡　へぁ、へ……ッ♡♡♡　ひ……！？」</p>
<p>「今日はお仕事初日だから、無理のないようにしようねー」</p>
<p>しゃっくりみたいな声が出た。『止まる』という行為が、まるで雷でも落ちたかのような衝撃的な出来事に感じられた。それぐらい、私は笑い悶えイキ続けることに没頭していた。</p>
<p>「これが、とうこちゃんの初仕事の成果だよ」</p>
<p>気付けば、クルミ先輩の片手には小さなタンク、その表面には『2L』の文字が刻まれていて、中身は白いミルクで満タン。まさか、私がこれを<ruby>満<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>の？　一体いつの間に、そんなにたくさんの母乳を……。</p>
<p>長い長いくすぐり搾乳連続絶頂地獄は、これでおしまい。だけど、クルミ先輩が私の背中に手を回して搾乳機を取り外した瞬間、全身が鳥肌立つようなぞくぞくが襲ってきた。</p>
<p>「ぁ、ぅ、ぁ――ッ♡♡♡♡　ぉ゛――！！！？」<br />
「…………」</p>
<p>外気に突然晒された乳首は、まるで虫に刺されたのかと勘違いしてしまいそうなぐらいの痒みを帯びていて……。私は無意識のうちに両手で乳首をかきむしりたい衝動に駆られて、両腕の拘束具をガシャンと大きく鳴らしてしまう。</p>
<p>「とうこちゃん、どうしたの？」</p>
<p>目の前には、にんまりと笑うクルミ先輩。私はまだ、何も言っていないというのに。クルミ先輩は2本の人差し指を、私の乳首の3cm手前でくるくるさせた。</p>
<p>「ぉ、ぉ゛ぉぉぉ……♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁ……！！！？」<br />
「と、う、こ、ちゃ、ん♡　ど、う、し、た、の♡」</p>
<p>どれだけ拘束された体を前に突き出しても、クルミ先輩の指に届くことはない。私は代わりに、腰をへこ、へこと前後に振り始める。もちろん、無意識だ。</p>
<p>ああ、この人、結構<ruby>S<rt>・</rt></ruby>だ――恥ずかしさとか、後ろめたさとか、悔しさとか、いろいろな感情が胸の中をぐるぐるするけれど、それで思いとどまるには今更すぎた。</p>
<p>「……ち、乳首、触って、くだ、さ――♡」<br />
「やっぱり、私とおんなじおねだりしてる♡」</p>
<p>クルミ先輩は、くるくるさせていた人差し指で、私の乳首をかりっと引っかいたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「かりっ、かりっ♡」<br />
「ぉ゛、ぉ゛おッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉおおおおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょっ、かりかりかりかりーっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉぉぉぁぁぁぁぁああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>指の先っぽで、乳首を引っかく――それは、『くすぐる』のと『愛撫』するの、どっちが正しいのだろう？　頭の片隅で一瞬だけそんなことを考えて、すぐに『どっちでもいっか』と諦める。だって、今の私にとっては、どちらにしたって気持ちいいから。実際に、気持ちよすぎて考える余裕もなかったから。</p>
<p>私はずっと勘違いをしていた。スペンス乳腺を責めるというのは、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>でイカせるための行為なんだと思っていた。</p>
<p>違う、違った。スペンス乳腺を開発すると、スペンス乳腺以上に、乳首が敏感になるのだ。</p>
<p>「ひッ、ぁひぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぅ――ッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふふ、すぐにイッちゃったね。とうこちゃんって、こんっっなに乳首が敏感だったんだねぇ……っ♡」<br />
「ぇへっ、へへへへへへへへぇぇぇぇぇええッ♡♡♡♡♡　ちが、違っ♡♡♡♡♡　せんぱいのせいでへッ♡♡♡♡♡　敏感にひぃぃひゃぁああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「あっ、ひとのせいにしていけないんだぁ。……たっぷり、乳首にお仕置きしてあげる……っ♡」<br />
「ひゃぅぁぇあぉぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　なひッ♡♡♡♡♡　乳首にくしゅぐっだいのと気持ぢいのが同時にっひひひひひひぃぃぃぃぃゃぁぁあああああああああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ひぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>乳首なんて、誰でも独りで<ruby>遊<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>だ<rt>・</rt></ruby>ことがあるだろう部位だ。私だってそう。だけど、私はこんなに敏感な乳首に心当たりがなかった。過去を振り返っても、未来を想像しても。</p>
<p>私至上最高のコンディションになってしまった乳首を指先で引っかかれて、私はあっという間にイッてしまう。もう搾乳機を付けていないというのに、私の乳首から母乳がぷし、ぷしと噴き出す。秘所には指1本触れられていないというのに、こんなにも気持ちいいことなんて、今まで存在しなかった。</p>
<p>……ここまでされて、まだどこか物足りなさを感じるのはどうしてだろう。</p>
<p>「大丈夫だよ、とうこちゃん。全部分かってるから」<br />
「ふへっひ――♡♡♡♡♡　はへっ、へ――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「とうこちゃんは、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が欲しかったんでしょ？　ほらぁっ♡」<br />
「な、今、腋をくしゅぐ――♡♡♡♡♡　ふぎゃぁぁぁぁぁあっひゃっはっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁぎっひッ♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>両親指が乳首をくすぐりながら、残った8本の指がこちょこちょうごめきながら、腋の下からスペンス乳腺までを行ったり来たり。私はあっという間にイッた。</p>
<p>これだ、これだ、これだ。欲していた快感に躰が痙攣して、一拍置いてから脳が理解する――ああ、私はもう、おかしくなるぐらいくすぐられながらじゃないと、満足できない躰にされちゃったみたい。</p>
<p>「うふふふ、すっごいお乳の量……♡　搾乳機付けてなかったから、もったいなかったかな？」<br />
「やだっ、やり゛ゃぁぁっはっははははははははははぁ゛ぁぁぁああんッ♡♡♡♡♡　付げぢゃったらッ♡♡♡♡♡　乳首っ、もっとッ♡♡♡♡♡　ひひゃっはははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああ～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ごめんね、そうだったね。腋の下も、スペンス乳腺も、乳首も、たくさんたっくさん気持ちよくしてあげるね……っ♡」<br />
「ぁはっ、ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡♡　だめっ、これっ、またいぐッ♡♡♡♡♡　おっぱい壊れひゃぅあぇぉぁぇぁひぁはははははははははッ♡♡♡♡♡　っひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、お仕事なんて<ruby>体<rt>・</rt></ruby>も、乳牛娘という役割も存在しない。私たちはただ、母乳と笑い声をまき散らしながら、快感をむさぼり続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……こんなにも幸せなひとときだけど、『一生』というわけにはいかない。</p>
<p>「ぇへっ、でへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえ……♡♡♡♡♡　ひっ、ぁははははは……♡♡♡♡♡　ぁはっ、ぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>こんなにもくすぐったくて笑い続けて、気持ちよくてイキ続けていながら、それらの強烈な感覚を塗りつぶすような眠気がやってくる。こんなことをしていたら、体力が底を尽きるのは当然のことだった。</p>
<p>「とうこちゃん、もう眠くなっちゃった？」<br />
「ひへっ、へへへへへっ、へぇぇ……♡♡♡♡♡　ぇへっ、えへ……っ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>記憶の限りでは初めて体験することだけど、これは『気絶』というものだ。心身の異常事態。めったに起動しない、生命維持のための緊急装置。私は今、結構<ruby>ヤ<rt>・</rt></ruby><ruby>バ<rt>・</rt></ruby>い状態にあるらしい。誰がどう見ても、おしまいということだ。</p>
<p>……それでもなお、クルミ先輩は最後の最後まで、私を気持ちよくさせなければ気が済まないらしい。</p>
<p>「……それじゃあ、最後に思いっ切り気持ちよくなろっか♡」<br />
「へ――」</p>
<p>心配そうな、名残惜しそうな表情から一転、今までで1番深い笑みを浮かべるクルミ先輩。</p>
<p>そして、親指で乳首を押しつぶしながら、残った指を胸の付け根を食い込ませる。その上で、私の緩んだ両脚の間に右脚を差し込んで、膝を秘所に押し付けてくるんだ。</p>
<p>「ぉご――――ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛――――――――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ、ぐりぐりぐりぐりぃーーーーっ♡」<br />
「ふぎぁっひゃっはっははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛ッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>押しつぶされる乳首の気持ちよさ、指が食い込み震えるスペンス乳腺のくすぐったさは元より。今まで1度も触れられることのなかった秘所を、まさか今になって触れられるとは思わなかった。</p>
<p>ぎゅーっと押しつぶすようなその三つの責めは、気絶しかけていた私の神経をことごとく目覚めさせた。</p>
<p>「ッッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁは、ひ――ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶし、ぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>『あんなにもたくさん出したというのに、まだ体の中にはこんなにも母乳が残っていたのか』――そう驚かせるほどの射乳だった。もしも床に排水口がなければ、汗と、愛液と、潮と、母乳の混じった水たまりができてしまっていたところだ。</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ♡♡♡　ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっ♡♡♡」<br />
「いぎゃは――♡♡♡♡♡　っぁ゛ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはッ、はははははははッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶしぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>こんなにも盛大にイッてなお、クルミ先輩の責めは続く。乳首を押しつぶし、スペンス乳腺をもみしだき、秘所を圧迫する。まるで、私の体の中に残った母乳を、一滴残らず搾り出そうとしているかのよう。長い長い射乳の間、私はイキ続ける。</p>
<p>「ぃ゛、ひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ひきッ、ひ――……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>それでも、母乳の量だって無限じゃない。</p>
<p>ぶし、ぶし、ぶし。ちょろ、ちょろ。</p>
<p>「……はい、本当におしまいっ」<br />
「ひへっ、へひ、ひ――♡♡♡♡♡　ひ――」</p>
<p>危うく、脱水症状……いや、それよりも先に、気持ちよさで死んでしまいそうになったころ。噴き出し続ける母乳の勢いがだんだんと弱まっていき、ようやく一滴も出なくなって、クルミ先輩の体が私から離れるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひ……ッ♡♡♡♡♡　ひ～～～～……♡♡♡♡♡　ひひっ、ひ～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>覚醒したはずの神経が、ぱち、ぱちとスイッチを切り替えるように眠っていく。口の中が麻痺して、鼻が利かなくなって。視界が暗くなって、全ての音が遠くなって。最後の最後に、全身に残るくすぐったさと気持ちよさが、少しずつ虚ろになっていく。</p>
<p>意識が完全に閉じる寸前、全身を包み込むような温かさを覚えた。</p>
<p>「あはは……。私、やり過ぎちゃったかな……」</p>
<p>クルミ先輩が、私のことを抱き締めていた。その力加減は少し控えめだけど、柔らかく、温かい。</p>
<p>あー、この人、やっぱりおっぱい大っきいなぁ……――私はすっかりピンク色に染まった脳の隅でそんなことを考えながら、眠るように気絶するのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「んぐ、ぅ……」</p>
<p>水に沈められた意識が浮き上がるように、私はゆっくりと目を覚ます。頭が重い。脳みそがたくさんの水分を含んでしまったみたいだ。</p>
<p>「おはよ」<br />
「ん、ぁ……？」</p>
<p>「そのまま寝てなー」<br />
「ぁー……。クルミ、せんぱ……」</p>
<p>私のことを見下ろしていた<ruby>誰<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を確かめた瞬間、先ほどしていたことを思い出す。ベッドをがたんと鳴らすほど全身を跳ねさせてしまったけれど、落ち着いて、今の状況を確かめる。</p>
<p>ここは、先ほどまでいた搾乳場ではない、別の小さな部屋。ベッドが一台、テレビが一台、ウォーターサーバーが1台、テーブルが一脚、それと椅子が何脚か。確か、牧場の『休憩室』だったっけ。</p>
<p>「はい、お水。<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>の後は水分が不足するから」<br />
「あ、ありがとうございます」</p>
<p>コップに口を付けると、まるで口内が砂漠の砂みたいになっていることを自覚する。私は思っていたよりも喉が渇いていたみたいで、一杯の水をあっという間に飲み干してしまう。</p>
<p>「お代わり持ってくるね」<br />
「は、はい」</p>
<p><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>をしたんだ、私としてはクルミ先輩が近くにいるだけで胸のそわそわが止まらないのだけど、向こうは変わらない様子。この牧場では、これが普通なんだろうか。</p>
<p>だけど、次の瞬間だった。コップを手渡そうとした時、お互いの手が触れてしまう。先ほどまでの出来事がフラッシュバックして、私の胸がどきりと高鳴る。</p>
<p>だけど、それ以上に肩を震わせて、大きな反応を示したのがクルミ先輩だった。</p>
<p>「……ごめん、お水汲んでくるね」</p>
<p>クルミ先輩は少し引きつった笑顔をすぐに反らして、部屋の隅に置かれたウォーターサーバーに駆けていってしまう。</p>
<p>ああ、そういうこと――私は頬を緩ませながら、ため息を付いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「辞めませんよ」<br />
「え？」</p>
<p>「別に、バイトを辞める気はありませんよ。そりゃ、突然めちゃくちゃくすぐられて、イカされて、びっくりしましたけど。……だから、そんな不安そうにしないでください」<br />
「…………」</p>
<p>最初、私はクルミ先輩のことを、性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――完璧超人みたいに思っていた。だけど、実際は結構タチが悪くて、その癖メンタルが弱くて、分かりやすくて……うーん、何というか、結構面倒くさい人なのかもしれない。</p>
<p>だけど、だからこそなのだろうか。何だか、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>が私にとって、もっと近しい場所に感じられた。</p>
<p>「そんなことよりも、クルミ先輩。もしよかったら、私、もっと仕事を覚えたいんですけど」<br />
「え、仕事？　もっと、って、え？」</p>
<p>これは、意趣返しというやつだ。</p>
<p>私は、同じ乳牛娘であるクルミ先輩に、キスができそうな距離まで近づいてささやく。</p>
<p>「……先輩のほうの<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、私が手伝えませんか？」</p>
<p>もう一つ気付いた。この人は結構、攻められると弱い。</p>
<p>その時のクルミ先輩の、真っ赤で、恥ずかしそうで、だけどすごくうれしそうな表情を、私は生涯忘れることはないだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おしまい。</p>
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		<title>【一話丸ごと公開】不老不死のメスガキ賢者が生体ユニットとして機械触手に犯され続ける話【機械姦オムニバス・サンプル】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Jan 2023 09:00:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】人外が責める]]></category>
		<category><![CDATA[アソコ]]></category>
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					<description><![CDATA[剣と魔法の世界で一番の実力を持つ賢者プラムは、とんでもなく生意気な少女でした。プラムは別世界から機械が襲来したときに孤軍奮闘するも、敗北して捕らえられてしまいます。機械たちが目を付けたのは、魔力と呼ばれる未知のエネルギー。体液から無限の魔力を搾り取るべく、プラムは機械で作られた触手に、自動的に、永遠に犯され続けるのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>剣と魔法の世界で一番の実力を持つ賢者プラムは、とんでもなく生意気な少女でした。プラムは別世界から機械が襲来したときに孤軍奮闘するも、敗北して捕らえられてしまいます。機械たちが目を付けたのは、魔力と呼ばれる未知のエネルギー。体液から無限の魔力を搾り取るべく、プラムは機械で作られた触手に、自動的に、永遠に犯され続けるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 20px;"><strong><span style="color: #ff0000;">現在販売準備中です。2023年1月8日0時にDLsite・FANZAで販売開始予定。</span></strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>異界より突如現れた鉄の魔物たちは、剣と魔法の国を一挙に飲み込んだ。</p>
<p>鉄の魔物たちは異様な強さを誇った。並大抵の刃ではかすり傷一つ付かず、炎、水、雷、いかなる魔法も数撃では致命傷になり得ない。その癖、向こうから雨あられのように放たれる鉄の飛礫は、たった一発でこちらの鎧や障壁をたやすく貫通した。</p>
<p>各国の指導者たちが同盟を組んで外敵を迎え撃つも、状況は好転することなく、国も人も数を減らすのみ。</p>
<p>彼らが取れる最後の手段は、<ruby>英<rt>・</rt></ruby><ruby>雄<rt>・</rt></ruby>に助けを求めることだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「おぉ、何とぞ我らに守護をお与えください。大賢者プラム様」</p>
<p>それはありふれたことではあったが、この世界の者たちに限って言えば、<ruby>彼<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>に頭を下げるのは、ひどく、ひどく嫌だった。</p>
<p>この世界の最高戦力、大賢者プラム。彼女は<ruby>ク<rt>・</rt></ruby><ruby>ソ<rt>・</rt></ruby><ruby>ガ<rt>・</rt></ruby><ruby>キ<rt>・</rt></ruby>だったからだ。</p>
<p>「あっれぇ～？　アンタたち、『我ら無敵の軍勢の前に敵はなし。小娘の出る幕はない』って言ってなかったっけぇ？」<br />
「……此度は我らの無力を痛感いたしました。あなたなくして、この世界に平和はあり得ない。何とぞ、守護を」</p>
<p>「え～、おっもしろーい♡　あんなに『ひとりでできるもん！』ってイキってたのに、いいの？　今さら私みたいな小娘に頭ぺこぺこしちゃうのー？」<br />
「っ、ぐ……！」</p>
<p>大賢者プラム。黒のローブをまとったその容姿は、まさしく美少女である。</p>
<p>輝く金の長髪を両側で結わえたツインテール。つり目は大きく、鼻筋も通り、その素肌にはシミ一つない。体付きは未熟と言わざるを得ないが、それでも崩れているわけではない。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>手<rt>・</rt></ruby>の趣味の男たちであれば、欲情するのは容易にすぎる。彼女の羽織ったローブは元々野暮なものだったが、仕立屋に改造させた結果、腋や太ももに露出が多く、フリルも存分にあしらわれることとなっていた。</p>
<p>噂によると、プラムは不老不死だとか。しかし年季だとか老獪さだとかを一切感じさせないその言動を目の当たりにすれば、『噂はしょせん噂だ』としか思えない。小娘の挑発的で生意気そのものな言動に、各国の指導者たちは額に青筋を浮かばせるしかなかった。</p>
<p>「偉そうな態度してるくせに何もできない、手のひらくるくる前髪すかすかおじさんたちは、自分の国に引きこもっちゃえ♡」<br />
「っぐ……っ！　ぐぅぅ～～……！？」</p>
<p>プラムは生意気ではあるが、悪人ではない。そもそも、住む故郷を奪われれば困るのは彼女自身だ。彼女は得意げな表情のまま、跪く一国の指導者をつま先で小突いてから、戦地へと赴くのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際、大賢者プラムは戦場にてめざましい活躍を果たす。『ざーこざーこ♡』と敵を煽り散らかす姿は、戦場のあちらこちらで発見された。</p>
<p>『無限魔力』――彼女は本来自然に住まう精霊たちの力を借りて行使するはずの魔力を、体内で際限なく作り出すことができた。大地を溶かす炎、全ての分子運動を停止させる氷、世界の端まで轟く雷。魔力のごり押しで鉄の魔物をことごとく打ち破り、向こうから放たれる鉄の飛礫を、あまりに分厚い障壁でもって防ぐ。</p>
<p>しかしさすがの彼女とて消耗はする。魔力を再現なく作り出すことができても、引っ切りなしに戦闘を続けていれば供給が追い付かない。体力にも限界はある。</p>
<p>そして何より、たった一人で<ruby>戦<rt>・</rt></ruby><ruby>闘<rt>・</rt></ruby>に勝利することができても、<ruby>戦<rt>・</rt></ruby><ruby>争<rt>・</rt></ruby>に勝利することはできない。</p>
<p>「ふーっ、ふーーっ！！　何よこいつら、数が多すぎ……！？　少しは、休む時間ぐらいくれたって、ぁ……！」</p>
<p>最後まで抵抗を続けていたプラムはついに捕らえられ、剣と魔法の世界は滅ぶこととなった。侵略する世界と、侵略される世界。よくある出来事。ただ、敗れた側にもほんの少し強い戦力が存在したというだけの話。</p>
<p>しかしプラムにとって重要なのは、敗れ故郷が滅んだことではない。それから<ruby>先<rt>・</rt></ruby>のことなのだ。</p>
<h3 class="subtitle">自分がもう助からないと知って生意気な口を利けなくなるまでの顛末</h3>
<p>魔力の消耗と疲労、そして睡眠不足――数日間あまり気絶していたプラムが目を覚ますと、そこは四方が白い鉄の壁に囲まれた部屋だった。</p>
<p>「ここは……何よ、狭いわね……っ」</p>
<p>……否、『部屋』と呼ぶにはあまりに狭い。まるで棺に押し込まれたかのようだ。</p>
<p>彼女が自分の体を見下ろすと、いつの間にかお気に入りのローブはすっかり剥ぎ取られていて裸。両手足を大の字に開かされて、両肘から先は壁に、両膝から先は床に埋め込まれていた。埋め込まれた箇所は、指一本動かせそうにない。</p>
<p>こうも周囲に何もなく手足を動かせないと、上下感覚を失いそうだ。重力の感じから辛うじて、寝転がってはおらず、体を起こされた状態であることが分かった。</p>
<p>「そりゃ、貴族のおっさんがドヤ顔して住んでるみたいなだだっ広い部屋は嫌いだけど、これじゃ何にもできな、くっ……！」</p>
<p>プラムは自分の中の魔力を感じ取る――さすがに消耗している、回復にはしばらく時間が掛かりそう。だけど回復さえすれば、こんな壁ぐらい――。</p>
<p>《――アー、アー、聞コエル？》<br />
「ひゃぇっ！？」</p>
<p>突然大きな声が響いてきて、プラムは素っ頓狂な声を上げた。女性の声、プラムよりは年齢が高そうだが、まだまだ若い。</p>
<p>プラムは手足を動かせないから首だけを回して周囲を見渡すが、棺みたいな狭い部屋の中に、他の誰かがいるなんてあり得ない。</p>
<p>《ッテイウカ、私ノ言ッテルコト分カル？》<br />
「な、何……！？」</p>
<p>《私？　私ハタダノおぺれーたーダヨ》</p>
<p>不思議な発声と抑揚を持つ女性は話し続ける。その声は、天井にある穴から響いているようだった。細かな鉄の格子が張られた、不思議な穴だ。</p>
<p>《ヨウヤク、ソチラノ世界ノ言語ガ翻訳デキタカラ、こみゅにけーしょんヲネ。マァ、翻訳ガ済ム前ニ、ホトンド死滅シチャッタケド。これハ翻訳部門ノ落チ度ダネェ》</p>
<p>女性は確かに、プラムにも理解できる言語で話している。しかし発音が歪な上に、話している内容自体も不可解なせいで、プラムには半分も理解できない。そもそも、話の内容を理解できようができまいが、彼女にとって『人の話を聞く』という選択肢はなかった。</p>
<p>「訳分かんないこと言ってないで、さっさと私をここから出しなさいよぉ！？　……それとも何？　私みたいな女の子を裸にひん剥いて、何かするつもり？　うわぁ、この人変態だぁ♡　きっもぉい♡　変態、変態、へんたぁい♡」<br />
《ウーン、過去ノ翻訳でーたデモ見タ通リ、トンデモナクくちガ悪イ》</p>
<p>プラムが全身に力を込めても、鉄の壁はビクともしない。魔力がなければ、プラムは見た目通りのひ弱な小娘でしかない。</p>
<p>それでも彼女は余裕綽々の表情を崩さない。彼女には勝算があった――魔力さえ戻れば、こんなやつ――才能に担保された己の優位性を疑わない、小娘の愚かな思考。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>《マ、いいカ。君が起キタみたいダシ、<ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>を始メよっカ》</p>
<p>女性がそう言った瞬間、部屋に異変が起きる。鉄と鉄がすり合わされる音。プラムが鉄の魔物たちと戦うとき、嫌というぐらい聞いた音だった。思わず全身に力が込められる。</p>
<p>そして、重々しい音の後、パカリという軽薄な音が鳴った瞬間のことだった。真っ白な天井や壁、床に、こぶしほどの無数の穴が空いて、鉄の蛇がにょろり、にょろりと這い出てきたのだ。</p>
<p>「これ、また鉄の……！？　でも、こんなの戦ってて見たことな――ぅひゃぁっ！？　んなっ、ななななっ、体、絡んで……っ！？　んくっ、やっ、そんなとこ、触らなぁぁ……！！」<br />
《ソッチノ人たちミンナ言ってたケドサ。鉄ジャナイヨ、スッゴイ合金ナンだヨー？》</p>
<p>蛇の数は十数匹。その太さは、親指と人差し指で輪っかを作るぐらいか。長さは……プラムの体に絡み付いてなお、穴から全身が出切らない程度には長い。</p>
<p>拘束されているプラムは、悲鳴を上げることしかできなかった。蛇は極めて硬質ではあるが、指の関節と同じようにいくつもの節があるせいで、自由自在に曲がりくねるように動く。そして節から透明な粘液が滲み出ているせいで、ただ触れられるだけでも不快だ。</p>
<p>「ちょ、ちょっと、何なのよ、これ……！？　お、おぺ……！？　おぺってやつぅ！！？」<br />
《『おぺ』ッテ、ソレ私の名前？　イイネ、何ダカカワイクテ。コレからそう呼ンデいいヨ》</p>
<p>オペという呼称が気に入った女性がのんきに言う間にも、プラムの体には無数の蛇が巻き付き、白い肌が得体のしれない粘液に汚されていく。</p>
<p>《君、珍シい<ruby>チ<rt>・</rt></ruby><ruby>カ<rt>・</rt></ruby><ruby>ラ<rt>・</rt></ruby>を持ッテいるミタイだね》<br />
「んぁくっ！？　ひゃっ、ぁぁ……！　だから、何よぉぉ……！？」</p>
<p>《『魔力』とイウ、我々にナジミがナいエネルギー。るーつハ『セイレイ』ダッケ？　シカモ君は、それを無限に作リ出セル。エネルギー保存則ガン無視の、アリエナイ能力。モウ訳分かんナイ》<br />
「やだっ、ぬるぬるがっ、ぬるぬるがたくさんんんんん……！？　やはっ、背中っ、ぐちゅぐちゅしへぇぇ……！」</p>
<p>《ドウシテ君を殺サナカッタかッテ。私タチね、その能力が欲シイの》</p>
<p>プラムとて、理解はできる。確かに彼女の能力は、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>世<rt>・</rt></ruby><ruby>界<rt>・</rt></ruby>にたった一つしかなかった、特別なものだ。</p>
<p>理解はできるが、納得はできない。そして恐ろしい。</p>
<p>「それが、なんで、こんなことぉぉぉお……！！？」<br />
《<ruby>体<rt>・</rt></ruby><ruby>液<rt>・</rt></ruby>ナンダよね》</p>
<p>プラムにとって当然の疑問。それに対する答えは、実に簡潔だった。</p>
<p>《何分、私タチの知ラないエネルギーだカラ、魔力の抽出方法をイロイロ調ベタんだけど。体液に相当量の魔力が含マレテルことが分カッタの。だけど、だカラって血ヲ抜クワケにはイカナイじゃない？　ソンナこと続ケタラ、死ンジャウかもシレナイし》</p>
<p>『トイウカ、その<ruby>実<rt>・</rt></ruby><ruby>験<rt>・</rt></ruby><ruby>体<rt>・</rt></ruby>は死ンジャッタらしいヨ』――オペが付け加えた言葉は、プラムのことを心底震え上がらせた。</p>
<p>《死ナナイようニ、効率良ク体液を分泌サセルニハ？　ソレで出タ結論が、愛液。ソレと、尿と潮ナンダ》</p>
<p>愛液……？　それと、尿と潮……？　それって一体どういう――プラムが、自分が何をされるのか理解するよりも早く、不思議な感触が全身を襲った。</p>
<p>「ふぁぅひゃぁっはぁぁぁぁぁぁぁああっ！！？　にゃにっ、これっ、びりびりしへ、くしゅぐったはっ！！？　ふぁぁぁぁぁああんっ！！？」</p>
<p>全身がしびれるような、不可解な感覚。プラムは最初、鉄の蛇が<ruby>雷<rt>いかずち</rt></ruby>か何かを流したのかと思った。</p>
<p>だけど違う。似ているけれど違う。このしびれるような感覚は、痛くなくて、むしろくすぐったくて、どこか――。</p>
<p>「震えてっ！！？　この蛇っ、震えてぇぇぇぅぇぇぇええっ！！？　ぇひっ、ひぃっ！！？　ひぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>それは振動だった。金属のつるつるした表面が、小刻みな振動で持ってプラムの全身をくすぐっていたのだ。その刺激はプラムにとって未知だった。こんなにも均一的に、小さく震え続けるものなんて、今まで触れたことはおろか見たことすらないのだから。</p>
<p>剣と魔法の世界に住んでいた人間にとって、これほど<ruby>ツ<rt>・</rt></ruby><ruby>ボ<rt>・</rt></ruby>な刺激は存在しない。</p>
<p>《ソノ部屋はネ、元々『一人風俗』で使ワレテタ機器ナンダ。イロイロかすたまいずデキて、結構話題ダッタンだけド。刺激が強スギテ廃人にナッチャウ人がいたカラ、販売中止にナッチャッタノ。デ、今回ソレヲ買い取ッテ使ッテルってワケ》</p>
<p>「やめっ、ひゃめっ！！？　せめへっ、せめてそこは離れてよぉぉぉおおっ！！？」<br />
《ワァ、思ッテタより敏感♡　ダケド言ッテおくケド、コンナノ序の口ダヨ？　コンナノじゃ、トテモじゃナイけど販売中止にならナイヨ》</p>
<p>這い回る蛇の振動による全身愛撫。首元、腋の下、腹、太もも――その刺激はどこも相当なものだが、やはり性感帯が一番強い。</p>
<p>「やっ、ちくびっ、だめぇっ！！？　やっ、ぞくぞくしへっ、やぁぁぁぁっ！！？」</p>
<p>両乳首に、振動する蛇の頭が添えられる。けっして押しつぶすような力加減ではなく、むしろ触れるか触れないか。</p>
<p>そんな優しい距離感がむしろつらかった。振動が、幾十もの羽根を束ねてくすぐられるような刺激に変わる。</p>
<p>「そこ、そこ！？　お股もっ、ぉぉぉおっ！！？　だめっ、そこ、つぶれ――！！？　つぶさないでぇぇぇえっ！！？」</p>
<p>プラムが言うところの『お股』――クリトリスには、一本の蛇の頭が宛がわれる。乳首を優しく愛撫する二本とは打って変わって、クリトリスを責める力は強い。まるで押しつぶすようにぎゅうぎゅうと押しつぶしながら振動するせいで、クリトリスの芯にまで快感が響いていく。</p>
<p>「ふぃふぅぅぅっ！！？　ふぅぅぅうっ！！？　も、やめ――！！　これいじょ、これ以上、はぁぁぁぁあ――！！？」</p>
<p>産毛一本生えていないプラムの割れ目から、大量の蜜が溢れ出している。愛液が、蛇の頭を伝って床へと滴る。</p>
<p>しかしプラムがどれだけ叫び、身をよじっても、拘束は解けることなく、蛇の動きも止まらない。彼女が忌避していた『これ以上』は、あっけなく訪れるのだ。</p>
<p>「ふぁぁぅぁぁぁぁぁあ――！！！　ひ――♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>プラムは全身の筋肉を硬直させて絶頂を迎えた。こんなにも全身が恥ずかしい気持ちよさに包まれたことはない。ちょっとした幸福感と、溢れんばかりの羞恥心、そして体が焦げ付くほどの屈辱感が、プラムの心を満たしていく。</p>
<p>オペのお望み通り、プラムの愛液が割れ目からぴゅっと噴き出す。さじで一掬いするほどの体液は、足元にある小さな穴に落ちて消えていった。</p>
<p>しかしそれを見たオペの反応は不満気だった。</p>
<p>《少ないナァ》<br />
「ふぁへ……っ♡　へひっ、へ……！？　少、な……っ？」</p>
<p>《この程度ジャ、体液もチョットしか出ナイネ。モット思いっ切り気持チ良クならなキャ》</p>
<p>一度、全身を震わせる蛇の動きが止まる。しかしプラムは『助かった』とは思えなかった。何かよく分からないけれど、嫌な予感がする――プラムが冷や汗を流し始めた瞬間のことだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「んごぉぉお――♡♡♡　っ～～～～！！？」</p>
<p>不意に、体を下から突き上げられるような衝撃が走る。一本の鉄の蛇が、プラムの割れ目を押し広げて膣内に入り込んだのだ。</p>
<p>あまりに無遠慮な行為に、プラムはうめくような声を上げるだけ。</p>
<p>《ワーオ。見タ目で騙サレテタけど、君って処女ジャナイんダ。向コウの人タチは『不老不死』って言ッテタけど、ソレ本当？　ソレハソレデ、常識外レで興味深イんだよネー》<br />
「んぐ、ぉ――！！？　大、ぎ――！！」</p>
<p>あくまでも他人事であるオペの言葉は軽薄そのもの。しかしプラムはそれどころではなかった。</p>
<p>鉄の蛇は男のイチモツよりも幾分か太い。おまけに長さは、膣の深さと比べれば無限に等しい。小柄なプラムには、あまりに酷な相手だ。あっという間に子宮口まで圧迫感で満たされる。</p>
<p>しかしプラムが痛みを感じていないと分かると、鉄の蛇は無遠慮に、プラムの中をかき混ぜるように動き始めるのだ。</p>
<p>「ぁぐぉぉぉおおおおっ♡♡♡♡　いや゛っ！！？　な゛っ、嫌っ！！？　抜いでっ、抜いでぇぇぇぇぇえええええっ♡♡♡♡」</p>
<p>蛇が動くたび、プラムの口から獣のような悲鳴が上がる。</p>
<p>そこにあるのは、相反する二つの感情。</p>
<p>「ど、しで――♡♡♡♡　こんな゛っ、嘘嘘嘘うそぉぉぉぉっ！！！？　こんなので気持ぢよぐなりだぐないいぃぃぃぃぃいいいっ♡♡♡♡」</p>
<p>鉄の蛇が動くたびに、全身を揺り動かすような快感が襲ってくる。</p>
<p>特にすごいのは一番<ruby>奥<rt>・</rt></ruby>だ。鉄の蛇にずんずんと突かれるたびに、子宮をぐにぐにと揉みほぐされるようなうずきがやってくる。しかもたまに頭をぎゅうぎゅうと押し付けて、振動のくすぐったさを子宮口に味わわせてくるから、余計に気持ちいい。</p>
<p>だからこそ嫌だった。こんな鉄の蛇に犯されて悦ぶだなんて、大賢者たる自分にあってはならない。英雄たる誇りに<ruby>ひ<rt>・</rt></ruby><ruby>び<rt>・</rt></ruby>が入っていく。</p>
<p>それでも体は、蛇のピストンに合わせて腰を振ってしまう。膣が、もっと蛇の頭を飲み込もうとうごめいてしまう。その事実が、プラムの心をさらにぼろぼろにする。いつしかプラムは、涙をぼろぼろと流しながら赦しを請い始めていた。</p>
<p>「ゆるじてっ、許じでっ♡♡♡　こんなのっ、もう嫌ぁっ！！？　お願いだからぁぁっ！！　やめで、はやぐ抜いてよぉぉおっ♡♡♡♡」</p>
<p>しかしオペがプラムの懇願を聞き届けることはなかった。ただ職務をまっとうするだけのオペレーターに、道具の懇願を聞くほどの権限はない。</p>
<p>それに。</p>
<p>《私ッテ、君ミタイな子ヲ裸にひん剥いテいけないコトする『変態』らしいシ？　今更やめたくないナァ♪》<br />
「ぁぁぁ゛っ！！？　ぁぁぁぁああっ！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>プラムは当初の発言を省みて絶望する。彼女の生意気な言動というのは、他者の嗜虐心を嫌というほど刺激するのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぁぐぁ――っ♡♡♡♡♡　ッ゛――！！！？　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>絶頂と同時に夥しい量の潮が噴き出して、鉄の床にぶちまけられていく。科学によって齎された鉄の蛇のピストン運動は、驚く程効率的に、プラムのスキーン腺を刺激していた。まるで全身が燃えてしまいそうなほどの火照りを感じる。</p>
<p>しかし次の瞬間、その火照りが全てゾッと冷え切るほどの恐慌が、プラムを襲うのだ。</p>
<p>「ぅぁ――♡　ぇ――？　ぁ、ぇ――？」<br />
《オォ！　ソコソコのえねるぎーヲ感知！　コレが魔力ってやつカァ。興味深イね》</p>
<p>戦いで消耗した後に精いっぱい蓄えた、ほんのわずかな魔力が流れ出る感覚。起死回生の機会が、薄っぺらい氷のようにぐしゃぐしゃに砕かれて消え失せるような実感。</p>
<p>噴き出した潮には、プラムの魔力が溶け込んでいたのだ。</p>
<p>《ソレじゃあ、この調子でドンドン魔力を出シテもらおうネ》<br />
「ぁぁ、ぁ――！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁあ――！！！？」</p>
<p>それから、プラムの様子は一変した。</p>
<p>「ごめんなさいっ、ごめんなさ――！！！？　済みませんでしたぁ゛ぁぁああっ！！！？　謝ります、戦ったのもっ、生意気だったのもっ、全部全部全部っ！！！！　全部謝るから、ぁ、ぁぁぁあ゛っ！！！？　ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までも、懇願自体はしていたかもしれない。しかしそれは、その場限りの、あくまでも上から目線の行動。『魔力さえ戻ればこんなやつ』という余裕があった。</p>
<p>今は違う。本気で、自分の全てが終わることを恐れたのだ。</p>
<p>《マァマァ、案外、君にトッテ悪い話じゃないヨ？　ズット気持ちイイことダケして生きてイケルナンテ、私はウラヤマシイと思うナァ》<br />
「ぁ゛ぅぁぁぁあ――！！！？　な゛、体、全部気持ちよ――♡♡♡♡♡　ひぁ゛ぅぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>しかしそんな必死な謝罪も、当然オペには届かない。それどころか、先ほどまで停止させていた、全身への責めを再開させるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぉ゛おおぉぉおおおぉおぉおぉおおおおおお♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおぁぁぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>全身を粘液にぬるぬるにされ、振動でなで回され、乳首をくすぐられ、クリトリスを押しつぶされ、秘所を突かれ……。プラムはもはや人間とは思えない絶叫を上げながら、快楽の奔流に翻弄されていく。</p>
<p>全身が気持ちいい。気持ちいいのがつらい。乳首がくすぐったい、クリトリスがぞくぞくしすぎて変になりそう。アソコがきつい、苦しい。気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。</p>
<p>――そんなプラムの感情なんて一切考慮されない陵辱は、『単なる一つの道具に過ぎない』と言わんばかりだ。才能のせいで散々甘やかされ続けたプラムの心の殻が、ぼろぼろと剥がれていく。</p>
<p>「ぁひぁ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぉ゛ぉぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>プラムが絶頂するたびに、ほんの少しだけ溜まった魔力が、愛液や潮と共に体外に排出されていく。希望がどんどん薄れていく気がして、視界が真っ黒に染まっていく。</p>
<p>「ぁ゛ぉ――……♡♡♡♡♡　ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおぉぉぉ……♡♡♡♡♡」<br />
《ウン？　ソロソロ限界かナ？》</p>
<p>「ぁ゛……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉ……♡♡♡♡♡」<br />
《マァ、体力に限界はアルヨネ。ダケド、まだ<ruby>コ<rt>・</rt></ruby><ruby>レ<rt>・</rt></ruby>の試運転が全部終わってナイし、ドウしようカナ？》</p>
<p>徐々に体の力が抜けていくプラムに対して、オペは困ったような声を上げた。いくらかの沈黙の後、彼女は『マァいいカ』と言わんばかりに、開き直った明るい口調で言うのだ。</p>
<p>《最後に一つダケ、お試シさせてネ》<br />
「ぁぐぉ――っ！！！？　ぉ゛――♡♡♡♡♡」</p>
<p>その瞬間、全身の快楽が加速する。全身に絡み付く動きがより情熱的に、乳首をくすぐる振動がより早く、クリトリスを押しつぶす圧力がより強く。そして膣をかき混ぜるピストン運動がより激しく。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあっっ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ――♡♡♡♡♡　ひぐ――っ！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁあああっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ――っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>プラムの反応は、まるでろうそくの燃え終わり際のように激しい――否、そうなるように激しく犯されていく。全身に残った体力をぎゅうぎゅうに絞られて、最後の一滴がぽたりと落ちる、その瞬間だった。</p>
<p>《コノ機器はネ、射精機能もアルんだヨ》</p>
<p>オペの言葉と共に、膣奥で何かが噴き出す刺激に襲われたのだ。</p>
<p>「――ぁ゛ーーーーっっ～～～～～～～～ッ！！！！？　っっっっ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あまりにも唐突な、そして何より強烈な快感に、プラムは全身を大きくのけ反らせて、獣のような声を上げながら絶頂した。</p>
<p>鉄の蛇が吐き出した疑似精液は、あまりにも量が多い。小さな体の膣内に収まり切らなかった分が、ごぼごぼごぼという音を立てながら膣からこぼれていく。</p>
<p>精液は発酵した乳のようにどろどろしていて、人肌と同じ程度の温度。そのはずが、不思議と熱く感じる。焼け付くほどの熱が子宮口をこじ開けて、子宮の奥にまで入り込んでくるような気分だった。</p>
<p>《ァー……。ァハハ、不純物が入ッチャったネ。コノ機能はチョット考え物ダ》</p>
<p>床の穴に精液と体液の混合物が吸い込まれていくのを見て、オペが引きつったような笑いを上げる。その返事はない。</p>
<p>「ぁ゛――……♡♡♡♡♡　ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぁ゛――――……っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>プラムはもう失神していた。びくん、びくん、という痙攣を繰り返しながら、間抜けな声を上げ続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>散々な陵辱の後でも、プラムの体は鉄の壁と床に埋め込まれたまま。それどころか、彼女がこれから自由に体を動かせる日は、二度と来ない。</p>
<p>今日の地獄のような陵辱は、これからの日々のほんの幕開けに過ぎない。</p>
<p>《トリアエズ、今日ノ実験はコレでオッケー。当初の予定通リ、休眠、栄養剤の摂取、ソシテまた抽出――ソンナろーてーしょんで行ってミヨウカ》</p>
<p>プラムの意識の片隅で、オペの無慈悲な声が聞こえるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>《ただいまー》</p>
<p>一か月ほどたった。</p>
<p>狭い狭い部屋の天井にあるスピーカーから、オペの声が響いてくる。あれからオペは、戦闘中に録音されたデータも駆使して、プラムの世界の言語に随分と慣れたらしい。</p>
<p>もはやネイティブは一人しかいない、むなしい言語だ。</p>
<p>《今日の会議ね、面白いことになったの》<br />
「ぁぉ゛っ♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉ――♡♡♡　ぉぉぉぉぉぉぉぉ――♡♡♡」</p>
<p>プラムは相も変わらず機械で作られた触手に犯されていた。ローションを塗りたくられ、バイブレーションでもって全身を愛撫され、乳首をくすぐられ、クリトリスをつぶされ、秘所をほじくられ……。</p>
<p>これだけ苛烈な陵辱でも、極めて丁寧に。彼女という貴重な<ruby>部<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>が壊れないように。</p>
<p>《君の魔力抽出方法、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>向<rt>・</rt></ruby><ruby>性<rt>・</rt></ruby>で行くことになったんだ》<br />
「ぁひぅっ、ぉ――♡♡♡　こ、の゛――っ？　ぉぁぁぁぉぉぉぉ――♡♡♡」</p>
<p>《つまり、こ、れ♡》<br />
「ぁぉ゛ぁぁああっ♡♡♡♡　ひぅっ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>次の瞬間、触手の動きが少しだけ激しくなる。プラムは全身がぼっと燃えるような感覚と共に深い絶頂を迎えた。</p>
<p>《最初は効率的な体液の搾り方ってことで、半分ジョークでやってたんだけど。思った以上に効率がよかったみたい。それに、君一人のために新しい機構を作るのも、コストが掛かるし。今のやり方って、既存のアダルトグッズを使うだけでいいから、ものすっごく安上がりなんだよねー》</p>
<p>『まぁ、お偉いオッサンたちの邪な思惑ってのもちょーっと感じるけど』――オペは最後にそう付け足して笑った。</p>
<p>プラムにとっては相変わらず、オペの言うことに分からないことが多い。それでも、快楽でふやけた頭でも分かることがあった。自分は、このままずっと犯され続けるということ。……否、今よりももっと、効率的に犯されるということ。</p>
<p>「ぁ、ぁぁぁ――♡♡♡♡　い、いや、だ――♡♡♡♡　わたし、わた、し――♡♡♡♡」</p>
<p>プラムは強かった。言動は生意気ではあったが、それを裏付ける実力と精神力を持っていた。だからこそ出た、拒絶の言葉。</p>
<p>しかしそれは、オペに一蹴される。</p>
<p>《あはは、無理無理。君たった一人で、どれだけのエネルギーを生み出せると思ってるの？<br />
もうある意味では、君を犯すことは国家事業になってるんだから》</p>
<p>それから、触手はまた激しく動き出す。プラムはほんのわずかたりとも我慢することなく、絶頂を迎えた。</p>
<p>《さぁ、これから忙しくなるよ。予算もたくさん下りるし、君のためのおもちゃも吟味しなきゃね》<br />
「ぁ゛ひぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　ひぎっひ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>《ねぇ、どんなのがいい？　せっかく君のための予算なんだから、リクエストに応えちゃうよ？》<br />
「やだっ、やだっ、やだぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>《もぉ……まぁいっか。これから末永くよろしくね、生体ユニットちゃん♡》<br />
「ぁぎひっ、ひゃ、だ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それはありふれた世界崩壊の話。捕らえられた英雄は、ただの道具となって永遠に彼らのために尽くすのだ。</p>
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		<title>【一話丸ごと公開】クリボックス化の罠に引っかかった冒険者がサキュバスたちに好き勝手されまくる話【クリ責めオムニバス・サンプル】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Sep 2022 09:00:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】女性が責める]]></category>
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					<description><![CDATA[冒険者の少女アズが開けた宝箱には、ミミック化の罠が仕掛けられていました。宝箱の中に精神を閉じ込められて、しかしクリトリスだけは外に露出したままという恥ずかしい格好で、サキュバスたちに好き勝手もてあそばれて……。そんな悲運な結末を遂げるアズと、宝箱の本来の主であるミミックのお話。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p class="description">冒険者の少女アズが開けた宝箱には、ミミック化の罠が仕掛けられていました。宝箱の中に精神を閉じ込められて、しかしクリトリスだけは外に露出したままという恥ずかしい格好で、サキュバスたちに好き勝手もてあそばれて……。そんな悲運な結末を遂げるアズと、宝箱の本来の主であるミミックのお話。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img decoding="async" class="target_type" src="//img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ389000/RJ388256_img_sam.jpg" alt="" border="0" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">クリ責めオムニバス</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;"><span style="color: #ff0000;"><strong>女の子の一番気持ちいい所</strong></span>を徹底的に責める。女の子が敏感なクリトリスを責められて延々と気持ちよくなってしまう、<span style="color: #ff0000;"><strong>クリ責め</strong></span>による<span style="color: #ff0000;"><strong>快楽責め・連続絶頂</strong></span>の短編集です。『<span style="text-decoration: underline;">クリトリスをいじめるおもちゃ</span>』と『<span style="text-decoration: underline;">えっちなクリトリステータス</span>』の二編でお送りします。文字数は10万5千字ほど。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ388256.html">DLsiteで購入する</a><br />
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</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>何もない真っ暗な空間を、私は漂っている。</p>
<p>道具も、剣も、服すらもない。生まれた時のような姿でありながら、危機感だとか羞恥心だとかを覚えない、ぼんやりとした感情が心を満たす。それだけ周囲には何もなかった。</p>
<p>一体、何が起きたんだっけ？　――私が記憶をさかのぼろうとした瞬間のことだった。</p>
<p>「ざーんねん！　君の冒険はここで終わってしまったんだね！」<br />
「……誰？」</p>
<p>私の目の前に、突然裸の女性が現れたのだ。</p>
<h3 class="subtitle">きみはミミック</h3>
<p>何が起きた？　私は目の前の女性を無視して記憶をさかのぼる。</p>
<p>私の名前はアズ。空色の短髪、年齢よりも少し下に見られがちな顔付き。だけど体付きは年相応、成熟したとは言いがたいけれど、それでも『女性』と呼ばれるに足る肉付き。今でこそ裸だけど、元々の装備は革製の鎧。鋼の長剣と短剣のセット。ロープ、針金、動物の油、その他諸々。</p>
<p>私は冒険者だ。</p>
<p>「あはは。それは違うよぉ」<br />
「え？」</p>
<p>「冒険者<ruby>だ<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>」<br />
「……どういうこと」</p>
<p>腹立たしい含みを感じさせる言葉に、私は目の前の女性をにらみ付ける。</p>
<p>「本当に覚えてないの？　ちゃーんと、思い出してごらんよ」</p>
<p>何もない空間を、まるで鳥のように自由に飛び回りながら明るく笑う、裸の女性。</p>
<p>見た目は私とほとんど同じぐらいの年か。紫の長い髪。顔付きは大人びているけれど、表情は不相応に無邪気で、まるで子どものよう。だけど私よりもほんのちょっと背が高くて、その分だけ体の膨らみもあるか。</p>
<p>そしてこんな黒い空間の中にいても分かる、血が通っているとは思えない青色の肌。恐らく人間ではない――魔族、人間の宿敵。</p>
<p>「ほらほら、早くっ」<br />
「っ……」</p>
<p>こんな相手に促されるのは癪だけれど、私は諦めて記憶の糸をたぐり寄せ始めた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私は冒険者<ruby>だ<rt>・</rt></ruby>。</p>
<p>洞窟、遺跡、迷宮――ありとあらゆるダンジョンに潜って、宝を探す。私は年の割にはそれなりにうまくやっていたほうだ。それこそ、パーティを組まず独りで冒険に出られるぐらいには。『お前はもうちょっと慎重になったほうがいい』という年上の忠告を無視できる程度には。</p>
<p>そうだ、そうだった。それで今日は、ダンジョンで宝箱を見つけたんだ。最近発見されたばかりの謎多き迷宮。まだ踏破した者のいない、金と名誉と夢の宝庫。</p>
<p>私が見つけた宝箱は小さかった。両手で抱えるような立派なものではない。エンゲージリングを入れるような、小さくて、それでも豪奢な箱。</p>
<p>あぁ、それで……。</p>
<p>「ぁ――！？」<br />
「思い出した？」</p>
<p>女性が笑う。</p>
<p>「宝箱を開けたところで、記憶が途切れている――じゃない？」<br />
「あなた、何者……！」</p>
<p>私は彼女をにらみ付けた。</p>
<p>「私はミミック。そしてここは、君が開けた宝箱の<ruby>中<rt>・</rt></ruby>さ！」</p>
<p>『ミミック』……冒険者なら知っていて当然の存在だ。宝箱に住み、開けた者を襲う魔族。</p>
<p>まさかあんな手のひらに収まる小さな宝箱に、魔族が潜んでいただなんて――迷宮の宝箱を不用意に開けるべきではなかった。</p>
<p>だけど反省するのは後だ。今、私の身に何が起きている？　ミミックという存在を知っていても、裸で真っ黒な空間に放り出されるだなんて聞いたことがない！</p>
<p>「私に何をしたのッッ！！？」<br />
「おーこわ。そんなに大声出さないでよぉ」</p>
<p>私は吠えるけれど、ミミックは意に介さず。装備を全て奪われた私では、怖くも何ともないということだろうか。</p>
<p>何とかして情報を得て、主導権を握らなければ。この状況は危険だ。</p>
<p>「まぁた勘違いしてる。君は今、<ruby>危<rt>・</rt></ruby><ruby>険<rt>・</rt></ruby>なんじゃない。もう『ゲームオーバー』なの。……それに、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>は私のせいじゃないんだってぇ」</p>
<p>いちいち引っかかる言い方をする魔族だ。だけどこんな状況にあって『私のせいじゃない』とはどういうつもり？　――私が問い詰めようとした瞬間のことだった。</p>
<p>「っ！？」</p>
<p>その時、異様な<ruby>感<rt>・</rt></ruby><ruby>覚<rt>・</rt></ruby>が走った。</p>
<p>両脚の付け根に、風がすぅっと通る感覚。こんな緊迫した状況にありながら、間抜けなことにも、まるで下着を履き忘れたかのような……。</p>
<p>「あー、始まったみたいだねぇ」<br />
「どういう、こと……！」</p>
<p>私はミミックに問うた。その声音はいくらか弱々しく、しかも内股をみっともなく擦り付けながら。だけどそうならざるを得なかった。</p>
<p>私は今ままで、裸でいながら羞恥心を感じていなかったはず。それなのに、この股間に風の通る感覚は、嫌に私を落ち着かなくさせる。<ruby>現<rt>・</rt></ruby><ruby>実<rt>・</rt></ruby><ruby>味<rt>・</rt></ruby>が違うのだ。</p>
<p>「私の<ruby>箱<rt>いえ</rt></ruby>を改造したやつがいるのさ」<br />
「改、造……？」</p>
<p>「一応こんな状況でも、<ruby>視<rt>・</rt></ruby><ruby>覚<rt>・</rt></ruby>ぐらいはある。特別に君にも見せたげるよ」</p>
<p>黒い空間に<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>が映し出される。</p>
<p>ないだ泉の水鏡のように鮮明に映し出されたのは、石レンガで造られたダンジョンの内装と、一つの宝箱。小さくて、だけど豪奢――私が見つけた箱だ。床に転がっていて、ふたが開いている。中に<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>ある。あれは……。</p>
<p>「ぇ……？」</p>
<p>絶句した。</p>
<p>宝箱の中には布が張られていた。それは本当にエンゲージリングを入れる箱のような構造。問題はそこではない。</p>
<p>本来はリングが収まるであろう箱の中心に、ピンク色の肉の塊があった。小指の先のような形だけど、根元のほうに割れ目があって、どこかグロテスクで、どこか卑猥。</p>
<p>だけど私には見覚えがあった。<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>、まじまじと観察したことなんてないけれど。それでも<ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>じ<rt>・</rt></ruby><ruby>み<rt>・</rt></ruby>がある。あれは、まさか……。</p>
<p>「分かる？　あれ、君のおまんこ♡　クリトリスってやつだねぇ♡」<br />
「ヒ――！！？」</p>
<p>果たして怒鳴ればいいのか、泣けばいいのか、叫べばいいのか。あんまりな出来事に、私は喉の奥を鳴らすだけ。</p>
<p>だけどどれだけ感情を乱しても、目の前の光景は変わらない。私の股間に本来あるはずのもの――陰核が、小さな宝箱の中にすっぽりと収まっていたのだ。</p>
<p>「ミミックっていうのはね、元々悪霊なのさ。魔力の宿った特殊な箱に、霊体を閉じ込めることで生まれる。本来は面倒な儀式が必要だったり、天文学的な確率で自然発生するのを待ったりなんだけど、私を改造した<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby>はそのプロセスを大幅に短縮せしめた。言うなれば『ミミック化』の罠ってところかな」<br />
「ぅ、ぁ、ぁぁ……！？」</p>
<p>「分かるかな？　宝箱を開けた人を、無理やり箱の中に住まわせちゃうの。だけど随分悪趣味だよねぇ、そのついでに、箱の中にあーんな風にクリトリスをすっぽり収めちゃうなんてさぁ♡」<br />
「そ、そんなの……、ぅ、ぁ……！？」</p>
<p>宝箱を開けた者を無理やりミミックにしてしまう！？　そんな話聞いたこともない。そんなことのできる存在がいたら、トレジャーハントの根底を覆しかねない。</p>
<p>だけど『そんなの嘘』とは否定できなかった。今ミミックが自分に見せている映像がまやかしだと疑うこともできない。股間に走るすうすうという感覚が、全ての否定を無にさせていたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>じゃり――砂が靴底と石床にすりつぶされる音が響く。</p>
<p>「来たみたいだよ。『諸悪の根源』ってやつ」<br />
「ひ……」</p>
<p>ミミックに促されて、私はおびえた表情で暗闇に浮かぶ映像を見つめる。</p>
<p>「サキュ、バス……」</p>
<p>『サキュバス』――美しく肉感的な体付き。羊のような角と、コウモリのような羽根と、悪魔以外に見間違えることのない尻尾を持った女性型魔族。だけど彼女たちの最たる特徴は外見ではない。彼女の本領は……。</p>
<p>サキュバスは地面に転がった宝箱を拾い上げると、その中心にあった私の陰核を人差し指で優しく押しつぶしたのだ。</p>
<p>「んぁぅっ！？」</p>
<p>ふに、ふに、ふに――まるでその感触を確かめるように、私の陰核が無造作に押しつぶされる。ぞく、ぞく、ぞく――私の股間に、太ももの筋肉を締め付けなければやっていられないような悪寒が走る。</p>
<p><span style="color: #993366;">「うっわぁ～♡　本当にこんな罠に引っかかってる子がいる～♡」</span></p>
<p>サキュバスが嗤う。小馬鹿にするようでありながら、どこかうれしそうで、愛おしそうな声。私の全身が怒りで熱くなる。普段ならそのまま剣で彼女に斬りかかっていたかもしれない。</p>
<p>だけど宝箱に閉じ込められた私には何もできない。両手で股間を押さえるけど、その刺激を止めることすらできなかった。</p>
<p>「ムダムダ！　ここにいる君は精神体なんだ。本物のクリトリスはサキュバスにいじくられてる<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>なんだから、どうしたって防ぐのは無理だよ」</p>
<p>ミミックがそんなことを言うけど、見知らぬ魔族に股間の敏感な部分を触れられて、何もせずにいろというほうが無理のある話だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #993366;">「さーて、初めまして、<ruby>ク<rt>・</rt></ruby><ruby>リ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>♡　これからたーっぷり、気持ちよくしてあげるからねぇ♡」</span><br />
「んくっ、ぁ……！　やめっ、もっ、触ら、ないで……！？」</p>
<p>サキュバスは迷宮の中をどこかへと歩きながら、左手で箱を持って、右手で私の陰核をいじくり続ける。段々とその手付きは、感触を確かめるものから、私に性感を与えるものへと変わっていく。</p>
<p><span style="color: #993366;">「クリちゃんはどう触られるのが好きなのかなぁ？　教えてくれないかなぁ？　喋れないから教えてくれないかぁ。じゃあいろいろ触って確かめたげる♡」</span><br />
「っ、うぅぅ……！　こいつ、なんで、こんなに上手な……！？　ぁぁ……！？」</p>
<p>サキュバスという魔族は、人間から精を奪うことで生きるせいか、性交に関して高い技能を持つ。初めて出会ったはずの私を相手にしながら、的確に性感を与えることができるのだ。</p>
<p>親指と人差し指でつまんで、くにくにと優しく揉み込む。指先にきゅっと力が込められるたびに、甘い感覚が神経をくすぐってきて声を我慢できなくなる。</p>
<p><span style="color: #993366;">「ん？　これかな、これかなぁ♡　分かるよ？　だってクリちゃんびくびく震えてるんだもぉん♡」</span><br />
「やめ……！！　そればっかりやらな……！？　っ、ッ！！？　ッ――――！！」</p>
<p>『クリちゃん』――そう呼ばれるたびに、体中の血液が煮え立つ心地がした。そんな呼び方をするな！　私には『アズ』という人間としての名前がある！！</p>
<p>しかし抗えない。股間を手で押さえ付けても、太ももを締め付けても、体を縮こまらせても、よじっても……一切刺激は軽減できず、100%の刺激が襲ってくる。自分の体のうち陰核だけを他人に明け渡すという、現実ではあり得ないはずの恐怖。</p>
<p>「はわぁ……♡　やっぱりサキュバスってすごいねぇ……♡」</p>
<p>ミミックが熱のこもった瞳で私のことを見てくる。恥ずかしさと悔しさがこみ上げてきて、つい敵を前にして顔を背けてしまう。</p>
<p>「ごめんってー！　だけど私も女だからさ、こういうえっちなの見せられたらどきどきしちゃうよぉ」<br />
「私は、そんな――んぁっ！？　っっくぅぅぅ！？」</p>
<p>私はそんなに淫乱じゃない！　――そう言いたかったけれど、陰核に襲い続ける感覚が口の奥を甘くする。</p>
<p>私は何もない空間の中で、全身を丸めさせて耐え続けるだけ。サキュバスは私の陰核をいつまでもしつこく揉み続ける。どうあっても、私はその<ruby>結<rt>・</rt></ruby><ruby>末<rt>・</rt></ruby>から逃れることはできないのだ。</p>
<p>「っ、ぁくぁぁ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～！！！　ひ――♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>甘い感覚がアソコから全身に広がって、私の全身が震えた。</p>
<p>私はまだ処女だけど、宿で独り<ruby>事<rt>・</rt></ruby>に及ぶことぐらいはある。だけどその時とはあまりに違う、思考が全て吹き飛んでしまうような強烈な気持ちよさだ。</p>
<p>こんなのでイッてしまうだなんて――涙がぽろぽろとこぼれて、暗闇に溶けてなくなっていった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど今の私には、絶頂の余韻に浸る暇も、悲しさに呆ける暇もないらしい。</p>
<p>「見てよ。あの悪趣味なやつ」</p>
<p>ミミックが苦笑しながらそう言うと、映像の視点が変わる。それは宝箱のふたの裏にあった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：1回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：1回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：13</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：95シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『こんなに気持ちいいのハジメテ♡　次はどんな風に気持ちよくされちゃうのカナ……？』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>光を放つ魔力の文字で書かれた、あまりにもふざけた言葉と数字。</p>
<p>「な――」<br />
「あぁやって、君がどれだけ気持ちよくなっちゃってるか数字にしちゃうんだねぇ。『お気持ち』の部分は随分と適当っぽいけど。元々は私の<ruby>箱<rt>いえ</rt></ruby>なのにさ、もう魔改造もいいとこだよ」</p>
<p>もう何をどう喚き散らせばいいのかも分からず、悪いことはさらに重なっていく。サキュバスが宝箱を持って歩いて行った先は、彼女たちの<ruby>住<rt>・</rt></ruby><ruby>処<rt>・</rt></ruby>だったのだ。</p>
<p><span style="color: #993366;">「たっだいまー♡　見てみて、クリボックスの罠に引っかかった子がいたよぉ♡」</span></p>
<p>何台かの机と、何脚かの椅子。石床に薄い布を広げただけの、およそ文化的とは言いがたい寝床。</p>
<p>そこでくつろいでいた何人ものサキュバスたちが、彼女の元に――否、私の元に集まってくる。大人びたサキュバス、子どもっぽいサキュバス、色とりどりの美女・美少女たちが群がってくる様子は、男なら生唾を飲むような光景だろう。</p>
<p>しかし私にとっては恐怖の光景だ。性行為を何よりも愛するサキュバスたちが、私の無防備な陰核を見たら何をする？　そんなもの、考えるまでもない。</p>
<p><span style="color: #993366;">「うわぁ、ほんとだ初収穫ー♡」</span><br />
<span style="color: #993366;">「ちょっとぉ！　もう1回イッてるんだけど！？　何抜け駆けしてんのよ！」</span><br />
<span style="color: #993366;">「まぁまぁ、これからイク回数考えたら誤差だよ、誤差♡」</span></p>
<p>「ぁ、ぁ……。やだ、も、やだ……」<br />
「うっわぁ……。これは、すっごいことになるねー……♡」</p>
<p>私は涙をぽろぽろとこぼしながら、恐怖で顔を引きつらせるだけ。ミミックはそんな私のことを、どこか気の毒そうな、だけどどきどきとした表情で見つめるのだ。</p>
<p><span style="color: #993366;">「とりあえずクリちゃんケアしなくちゃ。ローションをたーっぷり垂らしてぇ♡」</span><br />
「ひゃぅ――！！？　ひ、ひぃぃぃ――！？」</p>
<p>ねっとりとした感触に全身が鳥肌立つ。箱の中がぬるぬるの粘液に満たされて、陰核の神経が何倍にも敏感になったような気がする。</p>
<p><span style="color: #993366;">「それじゃあ、『クリちゃん初めてのボックス入り記念！　何回連続でイケるかな歓迎会』を始めまーす！　最初は私ねー♡」</span><br />
「おねが、も、ゆるし――」</p>
<p><span style="color: #993366;">「よぉい、スタートぉ♡」</span></p>
<p>私の懇願なんて、目の前のミミックにしか届かない。</p>
<p>夜の酒場で騒ぐ荒くれ者共のような盛り上がり見せる、無数のサキュバスのうち一人が、私の陰核をつまんで上下にしごき始めたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぁぁぁ――！！？　ぁぁぁぁぁぁあ――！！！　ぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁあああああーーーーーーーー！！！？」</p>
<p>クリトリスから湧き上がる快感が、全身に響いていく。毛穴という毛穴がぶわりと開き、筋肉が不規則な痙攣を始め、骨は髄まで快感に付け込まれたような心地。</p>
<p><span style="color: #993366;">「うっはぁ～♡　クリボックスって、すごぃぃ～♡　クリちゃんすっごくしごきやすいし、びくびく震えてて、気持ちよさそうなのすっごい伝わってくるぅ～っ♡」</span><br />
「ぁ゛ぅぁぁぁぁっ！！？　やだっ、やだっ！！！？　やめ゛てぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！？」</p>
<p>サキュバスは親指と人差し指で陰核を挟んで、にゅこにゅこ、にゅこにゅことしごき続ける。</p>
<p>あらかじめ垂らされたぬるぬるの粘液のせいだろうか、それともサキュバスの技巧によるものだろうか、その激しい動きに痛みはなく、ただひたすらに混じりっけのない快感。</p>
<p>肉体はなく、クリトリスだけが箱からにょっきり飛び出た状態というのは、ひどく触りがいがあるらしい。クリトリスの根元も、先も、裏ですらも、漏れなく丁寧に指先が擦り付いてくるのだ。</p>
<p>「ぁぅ゛あ――！！！？　ひ――♡♡♡♡　ぃぁ゛ぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡　やだっ、やめでよ――！！！？　ぉ゛ぁ――！！！？　ぁぁぁあ゛っ♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</p>
<p>私は真っ暗な空間でのたうち回りながら叫び続けて、そして全身をのけ反らせながら絶頂する。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：2回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：2回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：18</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：58シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『しこしこされるの気持ちいいーー♡　これだけで何十回もイケちゃいそーーーー♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>箱の裏に刻まれた卑猥な数字が、音もなく加算された。</p>
<p><span style="color: #993366;">「ぁはぁ♡　すごぉい、もうイッちゃったよぉ♡」</span><br />
<span style="color: #993366;">「大当たりだねー♡　こんなに敏感な子が、いきなりクリボックスになってくれるなんてー♡」</span></p>
<p><span style="color: #993366;">「ねーねー！　次私にもイカさせてよー！」</span><br />
<span style="color: #993366;">「えー、まだまだだよぉ。1回イカせたぐらいで満足するわけないじゃなーい♡」</span></p>
<p>「やだっ、なんで続け――♡♡♡♡　ぁぅ゛あっ、ぁぁぁぁあ゛――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>私は陰核をいじくっている相手がサキュバスであることとか、痴態をミミックに見られていることとか、そういったことを全て忘れて快楽に悶え苦しむ。抑圧的な状況を全て忘れさせるぐらい、暴力的な気持ちよさだった。</p>
<p>「ねぇ、大丈夫？　やっぱりサキュバスの本気ってきついよねぇ」</p>
<p>ミミックが少し心配そうに私の顔を覗き込む。私はあまりの気持ちよさに耐えられなくなって、無我夢中で彼女に抱き付いた。</p>
<p>「おっ」</p>
<p>突然抱き付かれてミミックが驚いたような声を上げるけれど、彼女が本来人間の敵であることなんて気にしていられなかった。ただただ気持ちよすぎて、その気を紛らわせられないか必死だった。</p>
<p>「ぅ゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」<br />
「うん……、うん……」</p>
<p>ミミックが私の背中をぽんぽんと叩いてくれる。だけど何をしても陰核を襲う快感は止まらない。私はただ無意味に、ミミックに強く、強く抱き付くだけ。</p>
<p>こんなに気持ちよくされたら、いつかそのうち死んでしまう。</p>
<p>「そんなことないよ」<br />
「ぁぅ゛ぁ――♡♡♡♡　ぁ゛――！！？」</p>
<p>ミミックが私に抱き付かれたまま、私の頬に両手を添えて言った。優しい微笑み。私にはその言葉と表情の意味が理解できなかった。</p>
<p>「言ったでしょ？　君が掛かったのは、宝箱を開けた人をミミックにしてしまう罠だって」<br />
「だからっ、な゛――♡♡♡」</p>
<p>「君はもうミミック。姿形は人間でも、中身はすっかり別物なんだ」<br />
「ぉ――♡♡♡」</p>
<p>そんなばかな――その言葉は快感のせいで喉に詰まって出てこない。</p>
<p>「魔族のことは多少知ってるでしょ？　寿命の概念は消えて、肉体は常に若く頑丈、精神力だって人間の比じゃない。どんなに気持ちよくても死ぬことはないし、気が狂うこともない。君はこれからきっと、あいつらにアソコをいじくられたまま、何年、何十年、何百年と生きるんだろうね」</p>
<p>それは全てが嫌になるぐらい残酷な言葉だった。こんなことがずっと続くなら、いっそのこと狂ったほうがマシだ、死んだほうがマシだ！！</p>
<p>「お願い゛、助けで――っ！！！？　ぁ゛――♡♡♡♡　やだっ、こんなのっ、やだぁぁぁぁぁぁあああ゛っ♡♡♡♡」<br />
「うーん。残念だけど、私も奴らに主導権握られちゃってるから難しいなぁ。無理して何とかしようとしたら、私と君両方の魂が吹き飛んじゃう」</p>
<p>「そんな――！！！？　ぁ゛、ぁっ、ぁ゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>そんな問答をしている間に、私はイカされてしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：3回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：3回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：29</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：33シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『むりっ、むりっ、むりっ♡♡♡　もうクリちゃんしこしこされるのむりぃぃぃぃ♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>アソコから愛液が雨水のごとくあふれていく。精神体になると愛液の量は無尽蔵になるらしい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #993366;">「ねぇー！　そろそろ交代ー！！」</span><br />
<span style="color: #993366;">「もー、しょうがないなぁ。ま、これからいくらでも遊ぶチャンスはあるからね♡　またね、クリちゃん♡」</span></p>
<p>一人のサキュバスがひとしきり私の陰核をいじってイカせると、宝箱は新たなサキュバスに手渡される。</p>
<p>見た目だけで言えば私とそう年が変わらないであろう少女は、私の陰核を口にくわえたのだ。</p>
<p>「ふぉぉぉぉぉおおおおおおおっ♡♡♡♡　ぉ゛――♡♡♡♡」<br />
<span style="color: #993366;">「ちゅっ、んむっ、れろぉ……！　うーん♡　クリちゃんおいしー♡」</span></p>
<p>先ほどの暴力のような責めとは違う。甘く蕩けるような快感。小さく先細の舌が、陰核の先から根元までを丁寧になめ回していく。</p>
<p>だけど今は、甘いのが辛い。脳がどろどろに溶けるような感覚が怖い。</p>
<p>「やだっ、やだぁぁぁっ♡♡♡♡　おねがっ、助け――！！！？　助けてよぉぉぉぉおお！！！？」</p>
<p>私はミミックにしがみ付く。もうトレジャーハンターとしてのプライドも、人間としてのプライドすらもない、みっともない姿。</p>
<p>するとミミックがぽつりと言うのだ。</p>
<p>「まぁ、最初は確かに憤慨したけどさ。人の<ruby>箱<rt>いえ</rt></ruby>を勝手に魔改造して、知らない人間と無理やり同居させるようなことして」<br />
「はぐ――！！？　ぅ、ぁ゛――！！？」</p>
<p>「だけど君が来てくれたから」</p>
<p>脈絡のない言葉。そしてミミックの飄々とした表情に、妖しい光を感じる。</p>
<p>「知ってる？　ミミックってすごく孤独な魔族なんだよ。迷宮の中で宝箱のふりをして、ぽつんと独りぼっち。魔族も人間も近づいちゃこない。まぁ、人間だったら殺しちゃうんだけどさ。ずっとずっと独りで、退屈で、寂しくて……」<br />
「ッ――！！！？　ッ――！！！？」</p>
<p>「だけど今、君がここにいる。こうして私のことを抱き締めてくれる」</p>
<p>ミミックが、必死にしがみついている私の体を抱き締め返した。</p>
<p>「ね。私と一緒に、ここに暮らそ……♡」<br />
「ヒ――♡♡♡」</p>
<p>ミミックの体はひんやりと冷たく、火照りすぎた体にちょうどいい。抱擁の力加減は心地よく、体がひとりでに弛緩する。</p>
<p>「君の体、温かいなぁ♡　こんなに温かくて柔らかいものを抱き締めるの、生まれて初めてかも……♡」<br />
「ひぁ、ぁ、ぁ――♡♡♡」</p>
<p>「ねぇ、いいでしょ？　私と暮らそうよ」</p>
<p>確かに、ミミックの生に同情を感じる余地はあるのかもしれない。彼女は魔族と呼ぶにはあまりに可憐で、孤独で、好意的だ。</p>
<p>だけど私は応えた。</p>
<p>「やだ……！！！　やだ……！！！　やだぁぁぁぁあっ！！！？　だって、私っ、こんな――！！！？　ぁ゛――♡♡♡♡　ぁひっ、ひゃっ、ぁぅあ゛、ぁ゛あ――♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>こんな風に真っ黒な空間で、陰核をいじくられてイキ続ける生活なんて耐えられるはずがないじゃないか！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：4回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：4回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：48</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：15シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『クリちゃんぺろぺろなめられるのすごいぃぃ♡♡♡　こんなのクリちゃんが溶けちゃうよぉぉぉぉ♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どの道、君はここから出られないよ。だって、<ruby>君<rt>・</rt></ruby><ruby>は<rt>・</rt></ruby><ruby>ミ<rt>・</rt></ruby><ruby>ミ<rt>・</rt></ruby><ruby>ッ<rt>・</rt></ruby><ruby>ク<rt>・</rt></ruby>なんだから」</p>
<p>ミミックが私のことを抱き締めたまま、全身を優しくなで姦してくる。</p>
<p>「んひぁ――♡♡♡♡　ぁあ゛♡♡♡♡　ふぁぁああ――♡♡♡♡　やめっ、やだっ、ぁぁああっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>むき出しの性的快感に、優しく、心地よく、甘えたくなるような快感が混じり込む。今まで散々陰核だけを気持ちよくさせられてきたせいで、全身への愛撫だけでイッてしまいそう。</p>
<p>「すごいね。一体、どれだけ気持ちいいんだろう……♡」<br />
「ひーーーーっ♡♡♡♡　ひーーーーーーーーっ♡♡♡♡」</p>
<p><span style="color: #993366;">「次はわったしー！　よろしくね、クリちゃん♡」</span></p>
<p>「ぅ゛ぁぁぁあああっ♡♡♡♡　やだっ、やめで――！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁああ！！！！　ぁ゛ぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>どれだけ私が泣き叫んでも、この無限に続く地獄から逃れる術はないのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そうして、私はサキュバスとミミックにイカされ続けることになる。</p>
<p>私の陰核が入った宝箱は、サキュバスたちの住処のどこかにある、テーブルの上に安置されていた。</p>
<p>側には、粘液の入った小瓶、鳥の羽根、豚の毛で作られたブラシ、よく分からない細かく振動する魔導石、スライムのような柔らかい何かの塊――私の陰核をいじめるためのいろいろな道具が並べられている。</p>
<p>そしてサキュバスたちは気まぐれのように、私の陰核をいじりに訪れるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あるときは鳥の羽根で優しくなでられる。</p>
<p>「ぁぐっ、ひっ、ぁ゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡　やだっ、これっ、なんでこんな、焦らして――！！！？　やだっ、ちゃんと触って、もっと気持ちよくしてよぉぉぉぉぉ♡♡♡♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：2回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：38回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：96</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：10シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『ぞくぞくするっ、羽根で焦らされるのぞくぞくするぅぅぅ♡♡♡♡　もっと焦らして、気が狂っちゃうぐらい焦らしてぇぇぇ♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その刺激はあまりに焦れったくて、私は嫌が応でも腰をふりふりと横に振ってしまう。あんなにも『もう気持ちよくしないで』と泣き叫んでいたのに、羽根でなでられている時だけは『もっと気持ちよくして』と懇願してしまうのはどうしてだろう？</p>
<p>だけどそのままさわさわとなでられ続けると、私は絶頂してしまう。</p>
<p>「ぁぇっ♡♡♡♡　ぁぇ゛っ♡♡♡♡　ぁぅぁ゛ぁぁぁああああ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　なんでっ、私、今イッて――！！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>そのときの感覚は、全身がぶわりと鳥肌立つよう。どうしてこんな軽い刺激でイッてしまうのだろう？　本当に本当に不思議で苦しいことばかりだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>またあるときは豚毛のブラシで磨かれる。</p>
<p>「ぃ゛や゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　きつい゛っ♡♡♡♡　ぶらしっ、きづい゛いぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！？　ぁぐっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：9回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：136回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：213</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：3シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『じょりじょりされるの気持ぢいぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡　クリちゃんの神経が全部掘り起こされるみたい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>豚の毛は存外に硬く、陰核を磨くとじょりじょりという音が鳴るほど。その強烈な刺激に、私は悲鳴を上げることしかできない。</p>
<p>こんなことをされたら、あっという間にイッてしまうのは当然のことだ。</p>
<p>「ひーーーーっ♡♡♡♡　ひぎっ、やめ――！！！？　ひーーーーーーーーっ！！！？」</p>
<p>だけどサキュバスたちは磨くでは飽き足らず、いろいろな方法で私の陰核をいじめてくる。</p>
<p>例えば、陰核に触れるぎりぎりのところでブラシを擦ったり。</p>
<p>「ふぐっ、ぅぅぅぅぅううう！！！？　なっ、焦らさ――♡♡♡♡♡　いやっ、ぅ゛～～～～～～～～！！！？　これっ、刺激っ、ちょうどい――♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>例えば、ブラシの毛先を陰核に突き刺すように押し付けてきたり。</p>
<p>「んひぎゃぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　ぁ゛、刺さ――！！！！？　痛、ぐな――♡♡♡♡　ぁぎっ、ぃ゛、なんでっ、こんな――♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>例えば、ブラシの先で陰核の根元をほじくってきたり。</p>
<p>「ふぁぅぉぁぇぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおっ♡♡♡♡♡　やめっ、やめっ、やめっ♡♡♡♡♡　そこっ♡♡♡♡♡　ぉ゛っ、ぁ゛っあっぁっあっぁぁぁぁあ゛っ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>どんないじり方でも好き嫌いもなく、私はイッてしまうんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>またあるときは細かく振動する魔導石を押し当てられる。</p>
<p>「ぁ゛ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおっ！！！！？　にゃに――♡♡♡♡♡　これっ、震えててててててててぇぇぇぇぇぇぇええええええええ゛っ！！！！？　ぉ゛ぉぉぉぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：21回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：608回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：497</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：1シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『溶けるっ♡♡♡♡　とけっ、溶けぅぅぅぅぅぅぅう♡♡♡♡♡　クリちゃんが全部甘いぃぃぃぃぃいいいっ♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それはサキュバスたちの間で『ローター』と呼ばれていたもので、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>のために作られたものらしい。なるほど、確かに陰核を細かな振動でぶるぶると震わせられると、腰が浮き立つような快感を覚える。</p>
<p>「んな゛っ、ぁっあっぁっあっ、ぁ゛ぁぁぁぁあああああっ！！！！？　これっ、さっきのローターと違――ぁ゛ぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</p>
<p>サキュバスたちはさまざまな『ローター』を持っているらしい。</p>
<p>先が細くなっていて、クリトリスの根元をピンポイントでいじれるもの。</p>
<p>「ひぃ゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡♡　根元っ、ほじほじっ、ほじほじしちゃやだぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>二股に分かれていて、陰核を挟みこむもの。</p>
<p>「ぁ゛～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　挟まれっ、はさまれてぅ――！！！？　振動がっ、挟んで――！！！！？　ぇ゛ぉぉぉおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！？」</p>
<p>細かな振動の中に、ツトン、ツトンという衝撃が混じったもの。</p>
<p>「んぉ゛っ♡♡♡♡♡　ぉ゛っ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ♡♡♡♡♡　やだっ、これっ響く♡♡♡♡♡　奥までっ、響いてッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：96回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：683回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：761</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：0.6シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『ぶるぶるっ最高っ♡♡♡♡♡　最高っ、最高ぉぉぉぉ♡♡♡♡♡　もっとしてっ♡♡♡♡♡　クリちゃんもっとぶるぶるしてぇぇぇぇぇぇぇええ♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どうしてこんなものにたくさんの種類があるのだろう。ただ苦しんでいるだけの私には、どうしてそこまで熱心になれるのか理解できなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そしてあるときはスライムのような何かに陰核を包まれる。サキュバスたちはそれを『クリオナホ』と呼んでいた。</p>
<p>「ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：153回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：2071回</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：1190</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：0.09シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　一番好き――♡♡♡♡♡　クリオナホ、一番好きぃぃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは陰核に快感を与えることを、極限まで突き詰めた道具だった。ぷるぷるとしたスライムは柔らかく、陰核を蕩かせるような感触。しかしそんな柔らかな身の中に、砂利のような細かい粒が混じり込んでいるのだ。</p>
<p>「ぁぐぁ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひ――♡♡♡♡♡　ぃぎ――♡♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぎゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>細かな粒が、ぬるぬるの粘液に混じってクリトリスをじゃり、じゃりと擦り上げていく。それはどんな道具よりも強烈で、私は言葉も利けず、ただふたの裏に書かれた卑猥な数字だけがみるみるうちに膨らんでいくのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><ruby>境<rt>・</rt></ruby><ruby>界<rt>・</rt></ruby>がなくなっていく。今日と明日、本能と理性、そして<ruby>私<rt>・</rt></ruby>と<ruby>彼<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>。</p>
<p>ミミックは私のことを愛おしそうに犯し続けた。</p>
<p>「次はどんなことしよっか？」<br />
「ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぃ゛あ――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁああ――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「おっぱいだけ延々と責めてみたら、気持ちいいかな……♡」<br />
「んぉぉぉぉおおおっ！！！？　ぉっ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ、ぁっあっぁっぁっ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>今日がもういつだか分からない、そもそもいつ日付が変わったかすら分からない。だけどずっと犯され続けてどんなに気持ちよくても死ぬことはないし、気が狂うこともない。</p>
<p>私がもう人間ではないというのは本当のことらしい。私はもうミミック。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：79回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：桁があふれちゃったのでそのうち改修します ごめんね♡ byクリボックス研究会</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：42013</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：32回/シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『気持ちいいっ♡♡♡♡♡　気持ちいいっ♡♡♡♡♡　気持ちいいっ♡♡♡♡♡　クリちゃん気持ちいいぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……私は、誰だっけ？　……何だっけ？</p>
<p><span style="color: #993366;">「おっはよー、<ruby>ク<rt>・</rt></ruby><ruby>リ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>♡　今日もたーっぷり、気持ちよくしてあげるからねぇ♡」</span></p>
<p>……あぁ、そうか、そうだったっけ。私はミミックで、<ruby>ク<rt>・</rt></ruby><ruby>リ<rt>・</rt></ruby><ruby>ち<rt>・</rt></ruby><ruby>ゃ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>。だって<ruby>皆<rt>・</rt></ruby>、そう呼んでいるから。</p>
<p>「はぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡　ぁぅぁっ、ぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　気持ちいいっ、好きっ、気持ちいいの好きぃぃぃぃっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>いつしか私は、全身を快楽に漬け込まれて、心の底から悦んでいることに気付いた。</p>
<p>何だろう。自分の中に残った<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>――その最後の一滴が消えていきそうで、少し怖い。だけど<ruby>彼<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>がうれしそうに頬を緩めながら、私のことを抱き締めてくれる。</p>
<p>「このまま、ずっといよう……♡」<br />
「うんっ♡♡♡♡　うんっ♡♡♡♡　ぁっ、んっ、ぁぁぁあっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>私と彼女が一つになったみたい。幸福感が包み込む。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #800080;">イッちゃった回数：709回</span><br />
<span style="color: #800080;">合計でイッちゃった回数：桁があふれちゃったのでそのうち改修します ごめんね♡ byクリボックス研究会</span></p>
<p><span style="color: #800080;">クリちゃんの感度：50912</span><br />
<span style="color: #800080;">次イッちゃうまで：96回/シコ</span><br />
<span style="color: #800080;">今のお気持ち：『幸せ――♡♡♡♡♡　ずっと、気持ちよくして――♡♡♡♡♡　ずっとずっと、クリちゃんを気持ちよくしてください――♡♡♡♡♡』</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私はミミック。宝箱の中で、永遠に彼女と愛し合うんだ。</p>
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		<title>機械の世界で『笑い』の研究のためにクリ責めされながらくすぐり犯される交換留学生</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 26 Aug 2022 09:00:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[有機物のない、機械だらけの世界に交換留学生として赴いたリコは、『笑い』の研究として全身を機械にくすぐり犯されることになります。『笑うのは幸せなこと』『気持ちよくなるのは幸せなこと』という認識を持った機械は、善意でもって、リコに性感を与えながらくすぐり地獄へと突き落とすのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>有機物のない、機械だらけの世界に交換留学生として赴いたリコは、『笑い』の研究として全身を機械にくすぐり犯されることになります。『笑うのは幸せなこと』『気持ちよくなるのは幸せなこと』という認識を持った機械は、善意でもって、リコに性感を与えながらくすぐり地獄へと突き落とすのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>機械は人が作り出したもの――そんなごく一般的な認識は、異世界が現れたことで一気に崩壊した。</p>
<p>未だかつて観測したことのない空間の歪みの向こうにあったのは、無機物でのみ構成された世界、通称『機界』。そこに住む生命体は、全てが機械だったのだ。機械の生命体に、金属の大地。空では、はるか遠くに浮かぶ鈍色の太陽が、星々を照らす。</p>
<p>あわや世界間の戦争が始まるかと思いきや、人類は幸いにも機界の生命体とコミュニケーションを達成。おまけに彼らは、存外に友好的だった。そうして数十年掛けて信頼関係を築いた人類は、研究のため機界への立ち入り許可を要請した。機界の生態、文化、技術は、全て人類にとって未知であり、まさしく発見の宝庫と言っていい。</p>
<p>それに対する機界の要求は簡潔明瞭だった――『私たちも、あなたたち有機生命体の研究をしたい』。</p>
<p>こうして、多数の交換留学生が機界に赴くことになったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><ruby data-rt="あいだ">相田<rp>（</rp><rt>あいだ</rt><rp>）</rp></ruby> <ruby data-rt="りこ">理琴<rp>（</rp><rt>りこ</rt><rp>）</rp></ruby>は交換留学生の中でも、特に若い女子学生だった。</p>
<p>年相応の童顔に、黒の短髪。背丈はあまり高いほうではないが、胸の膨らみだけは少しだけ自信があった。リコは出身である日本の制服を着て、機界の学校で授業を受ける。</p>
<p>学校とは言っても、日本の学校……否、元の世界の学校と比べると、だいぶ雰囲気が違っていた。そもそも機械に教育など必要ないのだ、しかるべき命令を与えれば、しかるべき動作をする。</p>
<p>「――というわけデ、この数値をここの変数に代入するわけネ」<br />
「はい……。これを、ここに代入……」</p>
<p>「……リコ、ノート記入するの大変そうだネ。私も手伝おっカ？」<br />
「あ、い、いえ！　自分で書いたほうが覚えやすいので……」</p>
<p>「フーン？　そのノートは君の記憶領域じゃナイよネ？　だけど記入したほうが覚えやすく……？　アー、有機生命体の『反復学習』ってやつカナ？」</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">二</span><span class="boten">人</span></span>の少女の声が、部屋を響かせ続ける。</p>
<p>この部屋は、人間であるリコを迎え入れるために、人間の学校をまねして作られた教室だった。白い金属に囲まれた、前方に巨大なディスプレイのある部屋。そこで席について、リコと教師のマンツーマン。</p>
<p>学ぶのは、数学、物理、化学などの必修科目。そして機界の言語、文化、社会などの、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">ち</span><span class="boten">ら</span></span>ならではの科目。</p>
<p>「ソレじゃ、次は何を学ぼうカ？　向こうの『教育イーンカイ』から指定されてる科目はあとネ――」<br />
「す、済みません。もう、頭がパンクしそうで……！」</p>
<p>「ン？　あー、そっカ、人間は一度に記憶できる情報量に限りがあったネ。ソレじゃ、今日はコレぐらいにしておこうカ」<br />
「は、はい。……サリス先生、済みません。私、覚えが悪くて」</p>
<p>リコが謝罪する相手は、彼女の教師である<ruby data-rt="サリス">S29-Alice<rp>（</rp><rt>サリス</rt><rp>）</rp></ruby>――人間を模して作られた機械。『先生』と呼んではいるが、その姿はリコよりも一回り歳が大きい程度で、声も少女そのもの。それは交換留学生として訪れるリコが親しみやすいようにと、専用に作られたボディだった。</p>
<p>金髪碧眼、透き通るような白い肌。それはまるで西洋の典型的な、お人形のような美少女。『もしも日本の学校にこんな子が留学してきたら、一躍人気になるだろうな』と、リコは思う。</p>
<p>もっとも、白い肌にある金属の継ぎ目だとか、ぎょろぎょろとオーバーに動く瞳だとか、少しだけ電子音の混じった声だとか。そういったものを確かめれば、彼女がまさしく機械であることは一目瞭然なのだが。</p>
<p>「いいんだヨ。私たちにとって、『生界』の生命体タチのそういうトコロを知るのは、とっても有意義だからネ」</p>
<p>人間の住む世界は、便宜的に『生界』と呼ばれていた。</p>
<p>サリスは笑う。それはあくまでも作り物の表情。しかしリコはその優しくかわいらしい表情を見てほっとした。サリスはまた一つ知見を得た――<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">や</span><span class="boten">っ</span><span class="boten">ぱ</span><span class="boten">り</span></span>、笑顔は大切だ。</p>
<p>それはリコが機界について学ぶというよりは、生界と機界のコミュニケーションを試行錯誤しているかのよう。事実、それは人間にとっても、機械にとっても、有意義な試みだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そう言えバ、生界からリコの新しい食事が届いてるヨ。有機物ってチャント保存しないと腐敗しちゃうから大変だネ」<br />
「あ、ありがとうございます。お手数をお掛けして……」</p>
<p>「食事の時間には、マダ時間があるみたいだネ。……ソレじゃ、リコもここの生活に慣れたみたいダシ、そろそろ私の<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">研</span><span class="boten">究</span></span>に協力してもらえるカナ？」<br />
「……！　ついに、今日からなんですね……」</p>
<p>リコが機界で学ぶには、ある条件が課されていた。それは『彼らの<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">研</span><span class="boten">究</span></span>に協力する』ことである。今まではリコの環境適応を優先していたが……とうとうその時が来たのだ。</p>
<p>「トリアエズ、私の研究室に来てネ」<br />
「はい……。あの、研究って何をするんですか……？」</p>
<p>「これから教えるヨー」</p>
<p>不安はあるし、嫌でも緊張する。しかし生界と機界の協定によって、お互いに害をなす行為は禁じられていた。それは交換留学生に対しても適用される。</p>
<p>リコは深く考えないまま、サリスの後ろを付いていくのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「私はネ、人間の『表情』っていうのに興味があるノ」</p>
<p>リコの機界における活動領域は、極めて狭い。短く狭い廊下でつなげられた、居住スペースと教室、運動場、そしてこの研究室だ。シリコンのような柔らかい素材が張られたベッドの上で、リコは制服姿のまま仰向けに横たわっていた。</p>
<p>「表情、ですか……？」</p>
<p>「ウン。特に『笑顔』。笑顔は人間を喜ばせテ、幸せにするんだよネ？　私には『感情』っていう概念はないケド、それって肯定的な……いいことなんだよネ？」<br />
「はい、まぁ……」</p>
<p>「ダカラ、人間がずっと笑顔だったら、ずっと幸せになれるのにナって思うノ」<br />
「……そうですね。そうなったら、素敵です」</p>
<p>それは人を知らない機械の空想に過ぎない。しかし、たとえ感情がないとしても、純粋に人の幸福を求める機械の有様に、リコは彼女を『優しい』と思った。自分も純粋に協力をしたいと思った。</p>
<p>「だから私はネ、人間を笑顔にする研究をしたいんダ」</p>
<p>一体、それはどういう方法なのだろう？　</p>
<p>しかしリコの予想していなかった行為が始まる。サリスは、ベッドに寝そべっているリコの脇腹をくすぐり始めたのだ。</p>
<p>「ふひゃぁっ！？　ぁはっ、ぁっはははははははぁぁ！　なにっ、何ですかぁぁひゃはぁっ！？」</p>
<p>サリスの指先は金属で作られており硬いが、その動きは人間と遜色ない。制服の上から、脇腹の肉にほんの少し食い込んで、ぐにぐにとうごめく。リコとしては当然くすぐったく、思わず自分の体を抱え込んでしまう。しかしサリスの指先はリコの脇腹を捕らえて放さない。</p>
<p>「何っテ、『くすぐり』だヨ。知らナイ？」<br />
「し、知ってますけどぉぉっほほほほほぉ！！？　な、なんでくしゅぐぅぅっひゃっははははははははははひゃぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>「人間を笑わせるにハ、これが一番効率的だって学んだノ」<br />
「そうですけどぉっ！？　そうですけどぉぉぉぁっはっはははははひゃはぁっ！！？」</p>
<p>確かに、『笑わせる』だけなら効率的かもしれない。しかしそれは喜びや幸福とは無縁な方法だ。『表情と感情は必ずしも一致しない』というのは、機械にはまだ理解しがたいことらしい。</p>
<p>リコは笑いながら抗議した。</p>
<p>「ドウ？　リコ、くすぐったい？　私、くすぐりって初めてダカラ、上手にできてるカナ？」<br />
「ひゃはーーーーっひゃっはっははははははははははははは！！？　くしゅぐったひですっ！！　くるしっ、苦しぃぃぃぃぃいっひひひひひひぃぃぃぃいい！！？」</p>
<p>「苦シイ？　デモ君、笑ってるよネ？」<br />
「笑っでてもっ！！？　苦しいんですぅぅぅぁっひゃっはははははははははははははははははぁぁぁぁぁあ！！！」</p>
<p>「フーン、笑ってるのに苦しい、不思議だネ。アノネ、もうちょっとくすぐらせて欲しいナ」<br />
「そんなっ、そんな゛ーーーーっはっはははははははははははははは！！？」</p>
<p>「大丈夫！　君のバイタルはしっかりチェックしてるカラ。絶対に危険な目には遭わせないヨ！」<br />
「そ、そ――！！！？　ぁ゛はーーっはははははははははははははぁぁぁあああ！！！？」</p>
<p>リコは『そういうことじゃない、そういうことじゃない！』と叫びたい気分だった。しかし、もはやまともに喋ることもできないほどに、サリスは容赦なくリコの体をくすぐり続けるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それからほんの数分あまりのくすぐり責めが続いてから、サリスの指が止まる。それは研究の終わり……などでは断じてなかった。</p>
<p>「ひーーっ！！　ひひっ、ひーーーーっ！！？」<br />
「衣服があるとくすぐりにくいネ」</p>
<p>「ぁくっ、ひっ、ぁぁ……！？」</p>
<p>そう言ってサリスは、リコの制服を脱がせ始める。布地を傷付けることのない、丁寧な動作だ。</p>
<p>リコとしてはものすごく恥ずかしかったが、抵抗しようにも笑いすぎてくたくただ。おまけに機械であるサリスは、見た目リコと同い年でも力はずっと強く、動作は速く正確だ。リコはあっという間に裸に剥かれてしまう。</p>
<p>「ウーン、やっぱり人間の肌っていいネ。『綺麗』……って言うんだろうネ。不思議な曲線で構成されていテ、濃淡があっテ、トッテモ興味深イ」<br />
「あ……う……」</p>
<p>「特に、この『乳房』？　は本当に美しいネ。ドウシテこんな球体が二つも付いてるノ？」<br />
「っ、う……！」</p>
<p>サリスは興味深そうにリコの裸体を眺める。リコは恥ずかしさのあまりに顔真っ赤で、つい体を両手で覆い隠してしまう。しかしそんな行動は、羞恥心にまだ無頓着なサリスには逆効果でしかない。</p>
<p>「そんな姿勢だとくすぐりにくいヨ」<br />
「あ、な！？　か、体がっ」</p>
<p>「両手と両足を拘束するヨ。研究が効率的に進んだほうガ、リコも早くご飯食べられるデショ？」</p>
<p>ベッドから突然飛び出す、金属の拘束具。リコはベッドの上で両手足を大の字に広げたまま拘束されてしまった。</p>
<p>拘束具の裏側はベッドの天板に張られたものと同じ、シリコンのような素材に覆われていて柔らかい。皮膚が傷付く恐れはないが、その気遣いは今重要なことではない。こんな体が動かせない状態でくすぐられたら――リコは冷や汗をだらだらと流す。</p>
<p>しかしサリスは、『人間が笑顔になるのは<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">い</span><span class="boten">い</span></span>ことだ』信じてやまない。だからサリスは止まらない。リコの心情を知ることもなく、サリスはリコの体をくすぐり回すのだ。</p>
<p>「――っっ！！！？　ふぎゃーーっはっはははははははははははははははははははっ！！！？　っぁ゛～～～～～～～～！！！！」<br />
「ヤッパリ、素肌を直接くすぐったほうが効果的だネ。ドコをくすぐると効果的か、チョット調べさせてネ」</p>
<p>「そんなはぁぁっ！！！？　どこっ！！！？　どこってぇぇぇえええっへっひゃっはははははははははぁ～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>サリスの手が、脇腹から体のあちこちに動き始める。例えば、腋の下。</p>
<p>「ひゃぅひゃぁぁぁあっはっはははははははははははははっ！？！？ だめっ、そこだめぇぇぇっへっへへへへへぇぇぇぇえ！！！？　<ruby data-rt="そこ">くぼみ<rp>（</rp><rt>そこ</rt><rp>）</rp></ruby>ほじくりゃないでぇぇっへへへへへへへへぇぇぇぇえっ！！！？」<br />
「ヘー、脇腹より効果的だネ。やっぱり部位で変わるナァ」</p>
<p>例えば、首筋。</p>
<p>「ふゃぅゃぁぁぁぁああっ♡♡♡　ぁくっ、ぅ――！！？　ぅぅぅぅぅぅぅぅう！！！　ひゃぅぁぁぁあ～～～～～～～～っ！！？」<br />
「ウーン、何だか反応が全然違うネ。だけど『笑顔』とはちょっと違うカナ？」</p>
<p>例えば、内股。</p>
<p>「ふぁぅぉぉぉぉおっ♡♡♡　や、やめ――！！　くひぅっ――♡♡♡♡　ぉお、ぉぉぉぉぉおおおっ♡♡♡♡」<br />
「ネェ、それ何の反応なノ？　『笑顔』ジャナイみたいだけど、『苦痛』でもないよネ？」</p>
<p>「っ～～～～！！！？　お、教えられませんんんんんん！！？」<br />
「エー、何ソレ。まぁ今はいいか、後で詳しく調べさせてネ」</p>
<p>……そして例えば、足の裏。</p>
<p>「っっっふぎゃーーーーっはっはっはははははははははっ！！！？　 ぁ、あしっ、ぁしぃぃぃ！！！？　足の裏はぁぁぁ゛ぁぁあああっはっはっはっはははははははははははぎゃーーーーーーーーっ！！！？」<br />
「ホー、右足の裏、ものすごい反応ダネ。じゃあ左足モ？」</p>
<p>「ひびぃぃぃぃぃぃいいいいい！！！？　だめっ、だめっ、くしゅぐっだぁぁっはっはははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～！！！！」<br />
「ヤッパリ！　リコは足の裏が一番くすぐったいんだネ！」</p>
<p>リコの弱点を見つけたサリスは、まるで嬉々としたように、リコの足の裏を責め立てる。金属の指先を器用に動かして、土踏まずや足の甲など、あらゆる箇所を刺激する。</p>
<p>「ぁぁああ゛っははははははっははははは！！！？　やだ、やだぁぁぁぁっははははははははははははははははははっ！！！？　もうくしゅぐりやだぁぁぁぁぁっはははははははははははぁ゛ああ～～～～～～～～っ！！！！」<br />
「デモ、リコ、くすぐられてコンナニ笑ってるよ？　もうスッゴクスッゴク幸せなんジャないノ？」</p>
<p>「ちがっ、ちがぁぁぁぁっははははははははは！！！？　違うんでしゅうぅぎひっ！！！？　ひぎゃぁぁーーっはっはははははははははははははははは！！！！」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もう何分くすぐられているだろう。しかしサリスはくすぐるのをやめない。呼吸も、神経も、心も、段々とつらくなってくる。そしてリコは、とうとう目から涙をぽろぽろとこぼし始める。</p>
<p>サリスはそれを見て、ようやくくすぐる手を止めた。</p>
<p>「ど、ど、ドウシタノ？」</p>
<p>「はぁ……はぁ……ぁ、ぁ……っ！　っ、ぐす……！」<br />
「ご、ごめんネ。あんなに笑顔だったのに、ドウシテ……？」</p>
<p>サリスはまだ知らない。体をくすぐられるというのは、存外に苦しいのだ。しかしリコはあまりに笑わされ続けて、説明する余力もなかった。ぎゅうぎゅうに絞られた肺に酸素を取り込むのに必死だった。</p>
<p>「ま、待っててネ。今、リコを元気にする方法を探すカラ」</p>
<p>サリスはそう言ってから静止する。リコが知り及ばないことだが、サリスはリコを元気付ける方法を『検索』していた。『フンフン、へぇ？　ホォ！』――サリスは一人で頷き始める。</p>
<p>「あ、あの……！　わ、私、怒ってるわけじゃないんです。ただ、その、あまりに突然のことで――」<br />
「――そっカ！　そうすれば良かったんダネ！」</p>
<p>「え？」</p>
<p>そしてサリスは、リコにとって極めてお節介な結論に至ることになる。リコが何か言おうとした矢先、サリスは指先でリコの秘所に触れたのだ。</p>
<p>「ひゃぁぁぁあ！！！？　ぁくぅ――♡♡♡♡　な――！！？」</p>
<p>「人間は、性器を触られると気持ちいいみたいだネ？　どう、リコ？　気持ちいい？　幸せ？」<br />
「そ、それは違――」</p>
<p>リコは、まさか性的に慰められるなんて思いもしなかった。</p>
<p>それは違う、確かに気持ちいいけれど、普通はそういうのじゃなくて。もっと、こう……！？　――リコは反論しようとするが、サリスの指先はその前に動き始める。指先で陰核に触れながら小刻みに振動させるのだ。</p>
<p>「んひゅぉぅぉぉぉおっ♡♡♡♡　ぉおっ、ぉぉぉぉおおおっ！！！？」</p>
<p>まさか勉強を教えてもらっている先生に、それも異世界に住む機械の人に、こんなことをされるなんて――リコは恥ずかしくて仕方ない。</p>
<p>しかしサリスの手付きは、必死に我慢しようと思っても反応せざるを得ない。まるでローターを添えられるような快感が、陰核を襲うのだ。</p>
<p>「リコ、気持ちイイ？」</p>
<p>「気持ちっ！！？　いいっ♡♡♡　気持ちいいっ、ですけどぉぉぉおおっ！！！？」<br />
「ウン、分かった！　幸せなんだネ！」</p>
<p>「ぁぁああ゛っ♡♡♡ ちがっ、ぁぁああ゛っ♡♡♡　なぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっ♡♡♡♡」</p>
<p>涙を流していた人間が、『気持ちいい』と言った――それを<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">良</span><span class="boten">し</span></span>と判断したサリスは、とにかくリコの陰核を刺激し続ける。振動する親指と人差し指でつまんで、くりくりと刺激を与えるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぉぉ゛ぉぉおおおおおおおお♡♡♡♡　ぉほぉっ！！！？　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおっ♡♡♡♡」<br />
「ウーン、この反応、何だか似てるんだよネー……。リコ。やっぱり、くすぐられるの気持ちいいんジャナイ？」</p>
<p>サリスがウンウンとうなってからリコに問うた<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">れ</span></span>は、彼女を心底ぎくりとさせた。</p>
<p>「ふぁぇぅぁえぉぇぇぇぇえっ！！！？　なひぇ、くしゅぐ――！！！？　だめっ、内股――！！！？　ひゃぅあっひゃぁっぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡」</p>
<p>不思議な感覚がリコを襲う。サリスが右手で陰核をこねながら、左手で内股をくすぐったのだ。明確な性的快感に、くすぐったいのか気持ちいいのか微妙な感覚が混ざって、リコは今まで上げたことのない間抜けな声を上げる。</p>
<p>「ヤッパリ、さっきのそうダヨ！　リコはくすぐられて気持ちよくなってル！　モー、もっと早く教えてくれればよかったのニ」<br />
「ぁぅあぁぁああっ！！！？　ぁぁぁぁぁぁああ……！！！？」</p>
<p>「ソレじゃあ、やっぱり<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">コ</span><span class="boten">コ</span></span>が一番いいよネ？」<br />
「ぁぁぁぁああっ！！！？　ぁぁあああああああああ……！！！？」</p>
<p>不思議な快感に苛まれながら、リコは『まずい』と思った。サリスが何か、とんでもない論理でとんでもない結論に達しようとしている。</p>
<p>しかし手足を拘束されたリコにできることはない。サリスはリコの陰核をこねくり回しながら再び、彼女の足の裏をくすぐり始めたのだ。</p>
<p>「ぁあ゛ぁぁあ゛あっはっははははははははははははは！！！？　ぁぁあ゛あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！？」</p>
<p>散々忌避した<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">あ</span><span class="boten">の</span><span class="boten">感</span><span class="boten">覚</span></span>が再びやってきて、リコは両手足をじたばたさせて暴れ始めた。嫌だ、嫌だ、嫌だ！　――体が勝手に拒否反応を示す。</p>
<p>しかし今は、先ほどとは少し事情が違っていた。リコはサリスに、左手で足の裏をくすぐられながら、右手で陰核をこねくり回されているのだ。</p>
<p>「ぅぁああああああっははははははははははははぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡　なんひぇっ、これ――！！！？　ぁはっ、ぁははははははははっ、あぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡」</p>
<p>「ネェ、これ、どう？ 気持ちいいデショ？」<br />
「ぁぁぁあああああああひっ♡♡♡♡　分かんない、わかんなひですぅぅぅうっふふふふふふふひゃーーっはははははははははぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>くすぐったいはず。くすぐったいはずなのに、陰核を襲う快感がくすぐったさと混ざり合って不思議な感じがする。その矛盾した感覚が、リコの精神をかき乱す。リコはおかしくなりそうな気がして、必死にサリスに呼びかける。</p>
<p>「りゃめっ、くしゅぐっ、りゃめぇぇっへへへへへへへへへへへへぇぇぇえっ♡♡♡♡　ぇへっ、えへっ♡♡♡♡　ぇひゃっひゃはははははははははははぁーーっはははははははははははははははははは！！！？」</p>
<p>だがサリスはそれに気付かない。サリスはリコを喜ばせるために、ひたすらに足の裏をくすぐりながら、陰核を弄び続けるのだ。</p>
<p>「ひゃめぇぇえええええええっへへへへへぇぇええええええっ！！！？　ぁ゛――ッ♡♡♡♡　ひぅ――！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひゃはぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>そしてリコは、背筋を大きく仰け反らせて絶頂した。足の裏から頭のてっぺんまで突き抜けるような快感とともに、秘所から大量の愛液を噴き出させる。</p>
<p>その反応をつい先ほど学んだサリスは歓喜した。</p>
<p>「ヤッパリ！　リコは『オーガズム』ってやつに達したんだネ。ヤッパリ、くすぐられると気持ちイイんだネ！」<br />
「ひっ、ひひっ、ひーーーー……♡♡♡♡」</p>
<p>否定できなかった。あんなにもくすぐられて苦しい思いをしたはずなのに、今のくすぐったさは違った。くすぐられるのが、こんなにも気持ちいいだなんて――。</p>
<p>そんな、快楽に身をよじらせながら肩で息をするリコを見て、サリスは笑みを浮かべる。</p>
<p>「ソレジャ、リコ。研究のお礼に、タクサン気持ちよくしてあげるネ！」</p>
<p>サリスの言葉と共に、研究室が地震のように震える。重い機械音とともに部屋の至る所から、機械で作られた手が伸び出てくるのだ。</p>
<p>リコの喉から『ひぅ』という悲鳴が鳴った。</p>
<p>「これはネ、リコの研究用に作ったんダ！　私の手と違ってぷにぷに柔らかいカラ、キット、もっともっとくすぐったいと思うナァ」<br />
「ぁ、ぅ、ぁ、ぁ……！？」</p>
<p>リコは顔を真っ青にさせる。あれにくすぐられたら一体どうなるのだろう。想像しただけで気が狂ってしまいそうだ。</p>
<p>「だ、だめです！ これ以上は――！」<br />
「サァ、たくさん気持ちよくなってネ！」</p>
<p>リコは、『機械が感情を持っていないなんて嘘だ』と思った。それならどうして、今のサリスはこんなにもうれしそうにしているのだろう？</p>
<p>サリスはリコの制止を聞くこともなく、無数の手をリコに這いずり回らせるのだ。</p>
<p>「――っっっぁぁああああ゛っはっはははははははははははははははははは！！！！？　っぁ゛ぁぁぁぁああああああーーーーーーーー！！！！？」<br />
「ドウ？　くすぐったい？」</p>
<p>「くしゅぐったひゃぁ゛ーーーっひゃっはははははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～！！！！？　くしゅぐっだーーーーっはっはははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～！！！！！」<br />
「ソッか、良かっタ！」</p>
<p>「よぐなぁぁぁぁあぁぁぁあああっ！！！！？　ぁはっ、ぁひゃっ！！！？　あびゃーーーっはっはははははははははははははひゃはぁ゛ぁっははははははは！！！！！」</p>
<p>腋の下、脇腹、太もも、そしてリコが一番弱い足の裏。全身が機械の手で埋め尽くされる。</p>
<p>サリスの言う通り、壁から生えてきた機械の手は、表面がシリコンのように柔らかく、すべりのいい素材で作られていた。人間の指先でくすぐられるのと遜色のないくすぐったさがリコを襲う。むしろ機械の動きは精密で衰えないことを考えれば、人間以上だ。</p>
<p>リコは目を見開いて体を跳ねさせる。全身に電流が流れたかのように、激しく痙攣する。それだけくすぐったかった。しかし、どうやら<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">れ</span><span class="boten">だ</span><span class="boten">け</span></span>でもないらしい。</p>
<p>「リコ。性器が濡れてるヨ。やっぱり気持ちいいんダネ」<br />
「ちがっ！？！？ そんにゃぁ゛ーーーっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>違う。そんなはずはない――リコは否定したかった。しかし言葉とは裏腹に、声音には溢れんばかりの艶が溶け出している。リコは涙を流しながら、艶やかに身をくねらせる。</p>
<p>サリスの言う通り、くすぐられるだけで性的快感を覚えているのだ。</p>
<p>「ぅぅう゛ぅううっ♡♡♡♡　ぁぁあ゛っはははひぃぃいいいっ♡♡♡♡」<br />
「アー、そっカ。この手はくすぐる機能シカないんダ。ソレジャ、性器を触るのは私がやってあげるネ」</p>
<p>「ひゃぁあぁあぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　 今、しょれしゃれひゃら――！！！？　ぁあ゛っはっはははははっ！！！！？　ひゃぁはぁ～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>機械に全身をくすぐられながら、サリスに陰核を弄くられる。溢れんばかりの快感がリコを襲う。</p>
<p>その反応に気を良くしたのか、サリスは『もっとくすぐったくシテあげるネ！』と言って、さらに多くの機械の手を部屋から生やした。リコの体の至るところに手が這う。耳や首筋、背中、胸、お尻、ありとあらゆる場所がくすぐられ始める。もはやくすぐられていない場所が存在しない。</p>
<p>「ぁああぁぁあっ！！！？　そこぉぉおおっ♡♡♡♡♡　だめぇぇええっへへへへへぇぇええっ！！！？　だめぇぇぇぇっへへへへへへっひゃははははははははぁぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>全身が死ぬほどくすぐったい。しかしリコが『くすぐったい』と感じれば感じるほど、体に快感が積もっていく。陰核が硬くなり、秘所が濡れ、子宮がうずく。もはや理性では抑えきれない。性的快感で頭がいっぱいになり、何も考えられなくなるのだ。</p>
<p>「ひゃはぁぁあぁぁっ♡♡♡♡ ぁぁああ あ ぁぁあ ぁぁああぁあっ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リコは、また絶頂に達した。一回目よりもはるかに早く、そして強烈な感覚だ。サリスの目の前で腰を大きく浮かせて、愛液と潮を盛大に吹き散らかすのだ。</p>
<p>そして無数の手も、サリスの手も止まらない。</p>
<p>「ふぁぅあぁぁああっ！？！？ イッてまふぅぅぅうっ♡♡♡ わたしいまイってるのにぃぃいいっ♡♡♡♡ やめっ、やめてくださぁぁああっ♡♡♡♡」<br />
「遠慮しないデ！　モットくすぐってあげるネ！」</p>
<p>「ひゃびゃぁっっはははははははははっ！！！！？　だめぇぇええっへへぇぇええっ！！！！？　またイ――♡♡♡♡♡　くぅぅぅぅ～～～～っ！！！！？　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リコは何度でも絶頂を迎えた。機械の手で全身をくすぐられ、陰核をこねくり回され続ける。そして絶頂を迎えれば迎えるほどに、リコの体は敏感になる。機械の指が体につんと触れるだけでイってしまうほどに。</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁはひ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リコは、自分の体が変わっていくのを感じた。絶頂するたびに心が満たされていくのを感じる。快楽をより深く貪るようになる。くすぐったいのが気持ちいい。くすぐられて気持ちいい。</p>
<p>理性の片隅でリコは思った――このままくすぐられたら、壊れてしまう。</p>
<p>「……何ダロ。何だか、いいネ。私、このままずっとリコのことくすぐってたいナァ……」<br />
「ぁはぁぁああっっははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁ！！！！？　ゃめ、やめ゛、やめ゛へぇぇぇっ♡♡♡♡♡ ぁぁぁああ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それでも研究は終わらない。サリスは楽しそうに、そしてうれしそうに笑いながら、無数の手をリコの体に這わせ続ける。</p>
<p>「くひゅぐったひぃぃいいっ♡♡♡♡♡　ひゃはっははははぁあああっ！！！？　いぐっ、イグのとまんなぃから゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡ ぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>何度も何度も深い絶頂を迎えたリコは、段々と意識が遠のいていくのを感じた。視界が真っ白に染まる。全身から力が抜け落ち、全身を機械に委ねる。いつしか、快感に抵抗することすら諦めていた。</p>
<p>機械の責めは終わらない。陰核を揉み潰されながら、全身をくすぐられる。</p>
<p>「ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはひ――♡♡♡♡♡　ひぎ――……♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>そうしてリコは、気絶するまで全身を犯され続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>リコが目を覚ました時、そこは研究室ではなかった。</p>
<p>リコが機界において与えられた、金属に覆われた狭い自室、そのベッドの上。ベッドの側にはサリスが立っていた。サリスは心配そうに『大丈夫？』と尋ねた。</p>
<p>「突然シャットダウンするなんてびっくりしたヨ。エネルギーが尽きただけみたいだけど、バイタリティとメンタリティに異常はナイ？」<br />
「はい……」<br />
「そっカ、よかっタ」</p>
<p>サリスは安心したように笑う。</p>
<p>『機械に感情がない』――それは果たして本当なのだろうか？　サリスのほほ笑みは、リコがそんな疑問を抱くのに十分な、惹き付けられるような表情だ。</p>
<p>「リコには、あの研究はキャパシティオーバーなのカナ？」<br />
「ッ――」</p>
<p>「もしもソウなら、私の所じゃなくテ、もっと別の所に行くノモ……」<br />
「あ、あの！！」</p>
<p>リコは、サリスの言葉に背筋を震わせて、大声を上げた。</p>
<p>「だ、大丈夫です！」<br />
「本当二？　無理は駄目ダヨ」</p>
<p>「そ、その。大丈夫です。私、他のところじゃなくて、サリス先生のところがいいんです！　……あんなにくすぐられたら、また、たまに気絶しちゃうかもしれないですけど。それでもいいなら……！」<br />
「リコ……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>機界に住む機械たちの知らないことは、いくつも存在する。その内の一つは、『人間は、嘘が得意』ということだ。</p>
<p>リコの言葉は、全て本当の気持ちだった。優しくかわいらしいサリスという存在に惹かれていたし、彼女のためなら気絶してしまうような研究でも協力を惜しみたくないと思った。</p>
<p>しかし、『嘘を付かないで、大切な本音を隠す』――そんな<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">嘘</span></span>があることを、機械たちはまだ知らない。リコの言葉を聞いて、サリスは本当に嬉しそうな顔で笑うのだ。</p>
<p>「……そっか！ それじゃあ、これからもよろしくネ！」</p>
<p>あぁ、やっぱりサリス先生は優しい先生だ。こんな人の元で勉強できるなんて、自分はなんて幸運なのだろう。それに――。</p>
<p>リコはそんなことを思いながら、朗らかな笑顔を浮かべるサリスとは少し<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">違</span><span class="boten">う</span><span class="boten">笑</span><span class="boten">顔</span></span>を浮かべるのだった。</p>
<p>「……はい……っ♡♡♡」</p>
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		<title>【一話丸ごと公開】魔女に買われた奴隷の少女がクリオナホの実験台にされるお話【突起責めオムニバス・サンプル】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Aug 2022 09:00:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[魔女に買われた奴隷の少女『逆さま』が、小さな粘液体の実験に付き合わされます。魔女が『クリオナホ』と呼ぶそれは、少女のクリトリスをぷっくり膨らませて、クチクチ、チュコチュコと激しくこねくり回してきます。その責め苦は、寡黙な少女が思わず大声で泣き叫んでしまうぐらい気持ちいいものでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>魔女に買われた奴隷の少女『逆さま』が、小さな粘液体の実験に付き合わされます。魔女が『クリオナホ』と呼ぶそれは、少女のクリトリスをぷっくり膨らませて、クチクチ、チュコチュコと激しくこねくり回してきます。その責め苦は、寡黙な少女が思わず大声で泣き叫んでしまうぐらい気持ちいいものでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img decoding="async" class="target_type alignnone" src="//img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ302000/RJ301087_img_sam.jpg" alt="" border="0" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">突起責めオムニバス(クリ・乳首責め)</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;"><span style="color: #ff0000;"><strong>クリ責め</strong></span>・<span style="color: #ff0000;"><strong>乳首責め</strong></span>を主成分とした<strong><span style="color: #ff0000;">小説短編集</span></strong>。<span style="text-decoration: underline;">閉ざされた環境で女の子が泣き叫ぶほど気持ちよくなって何度もイキ狂う</span>作品です。こちらも文字数10万文字ほど。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/n/link/work/aid/omonove/id/RJ301087.html">DLsiteで購入する</a><br />
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</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>ある日突然、西の果てに住む魔女が奴隷市場に赴いた。</p>
<p>魔女は美しい女性の姿をしていた。闇より暗い黒の長髪、切れ長の目、瑠璃色の瞳、花びらのような唇。髪と同じ色の真っ黒なローブ。</p>
<p>しかし魔女について知る者は少ない。広く知られているのは、西の王国城下町のさらに西にある、深い森の中に住んでいるということ。時折人里に下りて食料や日用品を買いに来るということ。そして人々から酷く恐れられているということ。曰く、血も涙もない冷酷な悪魔。曰く、世界を滅ぼす魔王の眷属――町の人々は勝手気侭に噂する。</p>
<p>そんな彼女が若い少女を買ったとき、人々はまたこぞって噂した。魔女はあの少女を喰らう気だ。いや儀式の贄にするつもりかもしれない。</p>
<p>――どちらにせよ、少女はきっと死ぬより辛い目に遭うのだろう。</p>
<h3 class="subtitle">西の果てに住む魔女と逆さまの少女</h3>
<p>『逆さま』――奴隷の少女はかつてそう呼ばれていた。</p>
<p>その理由は目の白黒が逆さまだったから。瞳が白くて周りが黒。故に多くの者が気味悪がった、『あの少女は呪われている』と。</p>
<p>商家の両親からは最初から愛されなかった。商売が立ち行かないときに鬱憤のはけ口として暴力を振るわれ、一家の存続がいよいよ危うくなったときに奴隷として売られたのだ。</p>
<p>逆さまはそれなりの値段で売られた。目を気味悪がる者はいたが、それはそれで興味を引くものだったし、何より彼女自身の素地は良かった。亜麻色の髪は肩までの長さ、背は年齢相応の小柄さか。まだ未成熟ではあるが、目鼻立ちが良く体付きも整っている。全身のすり傷を治し、もう少し肉を増やして、くすんだ髪を整えればさぞ良い嫁ぎ先があっただろう。……その目さえなければ。</p>
<p>石の部屋の中。逆さまが床に座り込んで自分の人生に絶望していたとき、不意に足音がコツリと鳴った。</p>
<p>「悪くないわね」</p>
<p>逆さまが顔を上げる。目の前には黒いローブを羽織った魔女の姿。</p>
<p>お互いの目が合う。逆さまはそのことに気付いてすぐに目を反らす。</p>
<p>魔女はその仕草を見届けた後、静かな口調で問う。</p>
<p>「貴女、名前は？」<br />
「……『逆さま』、です」</p>
<p>その言葉を聞いて、魔女の表情がやっと、ほんの少しだけ変わる。それから魔女は少し逡巡した後、奴隷売りのほうに向き直って言うのだ。</p>
<p>「この子、貰うわ」</p>
<p>その後、逆さまは森の奥へと連れて行かれる。拘束はされていない。しかし逃げようとは思わない。そもそもそんな考え自体が存在しなかった。ただ命令されるがまま、魔女の後ろを付いて行くだけ。</p>
<p>草木をかき分けただけの道を行き、途中で何の前触れもなく真横に逸れて、3度曲がる。切り立つ岩山にいくつもの洞穴があって、その内の1つに入ってゆく。その頃には逆さまの息がゼエゼエと鳴っていた。</p>
<p>「中は案外悪くないわ」</p>
<p>魔女が息一つ乱さぬままそう言って立ち止まったとき、逆さまは目を見開いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>魔女の住処。</p>
<p>豪華なお屋敷ではなく、掘っ立て小屋ですらなく、岩壁にある洞穴の中。しかしそこには妖精の国に迷い込んだような風景が広がっていた。</p>
<p>洞穴の天井は高く、太陽の光が届かないというのに明るい。壁や天井の至る所に咲き乱れる不思議な花が、青白い光を発しているのだ。足下も、毛布のような柔らかな苔に覆われていて柔らかい。それに不思議と寒くないし、湿気もない。所々に置かれた黒い木材の家具が、確かにここが住処であることを証明していた。</p>
<p>「まずは、その姿をどうにかしてもらおうかしら」</p>
<p>逆さまは魔女にそう言われて、洞穴の奥にある泉に入れられる。湧き水が絶えずどこかから流れ込んできているらしい。行水に使うには少し冷たいが、町の大衆浴場よりもずっと清涼だ。</p>
<p>全身のすり傷に薬を塗られた後は、服を着せられる。『今はこれで我慢して頂戴』――そう言いながら渡された肌着とローブは、魔女が着ているものと同じでブカブカ。しかし柔らかく温かい。</p>
<p>そして2人は洞穴の真ん中にあるテーブルと椅子で食事を摂る。少し硬くなったパンと干し肉、温かなシチューだ。</p>
<p>「……あの」<br />
「何かしら」</p>
<p>逆さまは手に木のスプーンを握りながら問う。彼女が口を開くのは、名前を訊かれたとき以来だった。</p>
<p>「どうして、私を買ったんですか」</p>
<p>暗く淀んだ声。しかしその問いにはほんの僅かな希望が入り交じっていた。魔女に買われて今に至るまで、その扱いが優しかったから。両親からすらされたことのない扱いに戸惑いがあったのだ。</p>
<p>しかし完全に浮かれていたわけではない。せいぜい『もしかしたら』という程度。そして魔女は干し肉を齧りながら答えた。</p>
<p>「研究の協力者が欲しかったのよ。貴女は実験の被験者」<br />
「……そう、ですか」</p>
<p>「食事が済んだらすぐに始めるわよ」<br />
「はい……」</p>
<p>あぁ、やっぱり――再び逆さまの心に影が差した。</p>
<p>彼女は見た目のせいで迫害を受けてこそいたが、無教養でも愚鈍でもなかった。目の前の女性が町で恐れられている魔女だということは、町中でコソコソとした会話をいくつも聞いてきたから知っていた。『実験』……何をするのか知らないけれど、不穏な言葉だ。もしかしたら目をくり抜かれるかもしれない。</p>
<p>逆さまはその言葉を聞いてから、食事が喉を通らなくなった。こんなものを食べて命を長らえたところで何になるのだろうと思った。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>魔女がシチューを飲み干す。そのときにはもう、逆さまは何も食べず椅子に座ってうつむくだけだった。</p>
<p>洞穴のど真ん中で、魔女は言い放った。</p>
<p>「始めようかしら」<br />
「……はい」</p>
<p>「服を脱ぎなさい」<br />
「はい……」</p>
<p>逆さまは魔女に言われるがまま、立ち上がって衣服を脱ぎ始める。</p>
<p>年頃の少女として、裸になることに対して当たり前の恥じらいはあった。しかしそれよりも絶望が上回っていた。彼女は青ざめた顔のまま震える手で、それでも止まることなく衣服を脱ぐと、ローブと肌着を椅子にかけた。</p>
<p>「そのまま立ってなさい」</p>
<p>逆さまは魔女に言われた通りにテーブルの側で直立する。魔女はそんな彼女を観察する。</p>
<p>少女の躰。小柄で細いが、胸や尻は徐々に膨らんできている年頃。体毛は首から下にはこれっぽっちも見当たらない。実につぼみという言葉がよく似合う躰だ。白い肌には所々すり傷の痕が見えるが、薬を塗っておけばやがてきれいになるだろう。</p>
<p>魔女は小さく笑う。彼女の見立てどおり、逆さまは美少女だった。</p>
<p>「良いかしら？　貴女はそのまま立っているのよ」<br />
「……はい」</p>
<p>魔女が左手に何かを持ちながら、逆さまに近付いてゆく。</p>
<p>その何かは逆さまにとって見たことがないものだった。指でつまめる程度――親指の先ぐらい大きさの円柱。彼女の語彙で率直に表現するなら、それは『透明な薄ピンク色のぷるぷるしたもの』だった。</p>
<p>いったい何をするつもりだろう？――逆さまはその『ぷるぷるしたもの』に注視する。</p>
<p>しかし彼女の視線が『ぷるぷるしたもの』にくぎ付けになっている隙を突いて、魔女はもう反対の右手で、逆さまの股間に触れたのだ。</p>
<p>「ひゃぁっ！？」<br />
「ふぅん。さすがに未開発となると感度も悪いし小さいわね」<br />
「ぅぅっ……！？　ぅ、ぁ……！」</p>
<p>魔女が2本指で逆さまの割れ目を広げる。</p>
<p>毛の生えていない秘所は指で広げなければぴっちり閉じている。排泄以外では使ったことのまるでない、初々しい一本筋だ。その上にあるクリトリスはレンズ豆のように小さく、目をこらさなければあるのかどうかすら分からない大きさだった。</p>
<p>「ぅぁ、な、何……っ！？」</p>
<p>まるで予想していなかった行動に、逆さまの元来持つ年相応の羞恥心が蘇る。ここに来てようやく顔が赤く染まり始める。</p>
<p>魔女はそんなあどけない少女の反応を見ると、ふふと笑いながら言った。</p>
<p>「ま、とりあえずは大きくなってもらおうかしら」<br />
「ひゃっ！？　つめた――っ！？」</p>
<p>逆さまの股間に『ぷるぷるしたもの』が当てられる。それも、割れ目に上にある小さなクリトリスの部分に。少女の未熟な体でも、そこが股間の中でもひときわ敏感であることを感じられた。</p>
<p>しかし『ぷるぷるしたもの』はひんやりと冷たくて、ぬるぬるとした粘り気があって、沼地の生物を連想させるような感触だ。予備知識もなく触れるとあまり気持ちいいものではなく、逆さまは全身をゾゾゾと鳥肌立たせるだけだった。</p>
<p>「ちゃんとくっ付いたわね」<br />
「ぇ、ぁ……！？　何、これ……っ」</p>
<p>魔女が手を放すが、『ぷるぷるしたもの』は逆さまの股間にくっ付いたまま。ナメクジが壁を這うかのように、何の支えもなく彼女のクリトリスに吸着している。</p>
<p>得体の知れない物体が自分の体にくっ付いているのは恐怖そのものだ。だけどそんなものを手で触れるのは憚られるし、そもそも『そのまま立っていろ』と命じられている。</p>
<p>逆さまはどうすれば良いのか分からなくてオロオロする。その瞬間のことだった。</p>
<p>シュルシュルシュルシュル！</p>
<p>「ぅひゃぁぁっ！！？　っひぃぃぃぃぃぃ！！？」</p>
<p>突然股間に走り出す強烈な刺激。逆さまは歯を食いしばりながら悲鳴を上げた。</p>
<p>「な、何っ！？　ひっ、ひゃぁっぁっあぁぁぁっ！？　な、中っ！　なかっ、くしゅぐったひぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>逆さまは、自分の股間がくすぐられているような感触を覚えた。短い人生で1度も経験したことのない刺激だ。くすぐったいのに、笑い声ではない不思議な声が出てしまう刺激。</p>
<p>彼女がはしたなく立ったまま脚を開いて自分の股間を見てみると、『ぷるぷるしたもの』がクチュクチュと蠢いていた。その内側では極細の触手が3本生えていて、小さなクリトリスを根元からほじくり返しているのだ。</p>
<p>「これっ、なんっ！！？　なひっ！？　なんですかぁぁぁぁっ！！？」<br />
「そうね。何も知らないのもつまらないし、貴女に性教育してあげようかしら」</p>
<p>魔女が自分の左手を逆さまの肩に置いたまま、右手で彼女のアソコを突いた。トントンという衝撃が下腹部に伝わってゆく。</p>
<p>「ここはクリトリス。女の子が触られると1番気持ちよくなっちゃうところ」<br />
「んひっ！？　ぁっ、ぁぁぁぁ……っ！　ぁぁぁぁぁ……！？」</p>
<p>「そして貴女のクリトリスを苛めているのがクリオナホ。私、女の子が死ぬほど気持ちよくなれる方法をずーっと研究してたのよ……♡」<br />
「ひぃぃぃ……っ！？　なんでっ、なんでこんなぁぁぁっ！！？」</p>
<p>逆さまは自分の体にクリトリスなんていう部位があるのを知らなかったし、『性的快感』という概念すら知らなかった。しかしその刺激があまりに鮮明だったせいで、今行われていることが酷く淫靡で恥ずかしい行いであることを唐突に理解する。</p>
<p>故に疑問だった。どうして自分にこんなことをするのだろう？　体を解体されたり、目をくり抜かれたりするのだと思っていたのに。実際に襲いかかってきた刺激は、想像していたものとはまるで違っていたのだ。</p>
<p>「やっぱり、良い反応するじゃない。奴隷市場で一目見て思ったのよ、貴女はきっと可愛らしく喘いでくれるって……♡」</p>
<p>魔女は笑いながら側の椅子に腰掛けて、逆さまが悶える姿をじっくり観察し始めた。</p>
<p>逆さまには知る由もなかったが、魔女は暇を持て余していた。魔術を極めて世間から爪弾きにされた者が森の中で1人やることなんて、研究ぐらいだ。しかし小難しい学問も、戦争を生き抜く術も、既に数世代先まで修めていた。そして少し前、新たな境地として手を出した暇つぶしこそが、色に興じることだったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「くっ、くりっ！！　くりおなほ止めてくださぃぃぃぃっ！！？　くりとりしゅがっ！！　くりとりすがぁぁぁぁぁっ！！？」</p>
<p>逆さまは覚えたての言葉を連呼しながら魔女に懇願し続ける。その言葉が、幼い少女が発するには少々卑猥すぎることを、彼女はまだ理解していない。</p>
<p>クリオナホの中では依然として、極細の触手が小さなクリトリスを掘り起こし続けている。その感覚は彼女にとって恐怖そのものだった。幼い少女の粘膜はただただ敏感で、まるで神経に直接触れられているような錯覚を起こさせるのだ。</p>
<p>それでもなお、魔女の暇つぶしの結晶は少女の性感を確実に高めてゆく。1本の触手が、クリトリスの根元を縛り付けるように巻き付いた。</p>
<p>「んぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>その動きは先ほどまでのチュルチュルと滑るような動きとはまるで違う。</p>
<p>そしてクリトリスが絞り出された後に、残った2本の触手が充血したクリトリスを根元から先までをチュルンと舐め上げてゆく。</p>
<p>「んひぃっ！！　っひ、っひ、ひゃぁぁぁっ！？　だめっ、くりとりすっ、だめっ！？　先っぽだめぇぇぇぇっ！！？」</p>
<p>断続的な悲鳴が上がる。クリトリスの先端は特に敏感で、チュルンチュルンと舐め上げられる度に腰が勝手に跳ねる。</p>
<p>「だ、だめ……っ！？　これいじょ、はっ！！？　なんかっ、なんか……！！？　ぁぁぁぁぁぁっ！！？」</p>
<p>逆さまの中で何かが上り詰めてゆく。今まで経験したことがないほどの熱と焦燥感。自分の中の何かが爆発して、自分が自分でなくなるような、そんな感覚。</p>
<p>もうだめ――逆さまがその限界を感じ取った瞬間、クリオナホの動きがピタリと止まった。</p>
<p>「っっっ！！？」</p>
<p>逆さまは、『止まる』という現象がすごく唐突で衝撃的な出来事のように感じられた。</p>
<p>その瞬間、彼女はビクンと腰を跳ねさせた後、操り人形の糸が切れたようにガクリとその場に膝を付く。柔らかな苔の生えた地面が彼女の体を柔らかく受け止めた。</p>
<p>「ひ……ぁ……っ！？　はぁ……っ、ひゃ、ひゃぁぁ……！」</p>
<p>逆さまの口から勝手に変な声が出る。</p>
<p>不思議な感覚だった。今もまだ、言いようのない熱と焦りが自分の体の中をぐるぐると渦巻いている。『助かった』と思う反面、何だか酷くモヤモヤするのだ。</p>
<p>そう、まるで……。</p>
<p>「物足りないかしら？」<br />
「っ……」</p>
<p>魔女が笑うと、逆さまの顔が真っ赤に染まる。自分の心を見透かされたような気がした。</p>
<p>もっとも、絶頂の直前でお預けを食らえば、誰だって物足りなく感じて当然なのだが。</p>
<p>「頃合いね」</p>
<p>魔女はそう言って、逆さまの股間を指差した。</p>
<p>逆さまが促されるように自分の股間を見てみると、クリトリスが肥大化していることに気付く。先ほどまではレンズ豆のような大きさだったのに、今では小指の先程度にまで膨らんでいたのだ。</p>
<p>普通であれば、クリトリスが短時間でこれほど大きくなることはあり得ない。性的快感による充血、極細の触手による掘り出し、そして触手に含まれるちょっとした成分によって、無理やり実現させたものだった。</p>
<p>「さぁ、立ちなさい。今度は最後までやるわよ？」</p>
<p>その言葉に促されて、逆さまはよろよろと立ち上がる。『奴隷として、持ち主に命令されたから』なんて殊勝な理由によるものではない。</p>
<p>「っ……♡」</p>
<p>幼くして、その表情に浮かぶのはまさしく色。彼女は確かに、クリオナホでクリトリスを苛められることによる最後を期待していたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>逆さまが立ち上がった瞬間、クリトリスにぞわりという感覚が走る。</p>
<p>チュコ。</p>
<p>「ぁ……っ♡」</p>
<p>先ほどとは違う、微弱な刺激。しかし続けざまに襲ってくる、ぞわりぞわりという感覚。その感覚はだんだんと強く、速くなってゆく。</p>
<p>チュコ、チュコ。</p>
<p>「ぇ、ぁ……、ぁ……っ！？」</p>
<p>そして次の瞬間、衝撃が走った。</p>
<p>チュコチュコチュコチュコチュコ！</p>
<p>「っ～～～～！！？　んぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！！？」</p>
<p>洞穴内を震わせる甲高い悲鳴。彼女は立ったまま思いっきり脚を開いて、両手で自分の秘部を開く。何が起きたのか理解できなかったが、魔女に観察されていることを忘れてしまうぐらい、強烈な刺激だった。</p>
<p>「んなひっ！！？　くりおにゃほっ！！　くちゅくちゅってっ！！　ぞりぞりってぇぇぇぇぇぇぇっ！！？」</p>
<p>クリオナホの内側にあった触手は、いつの間にか消えていた。代わりに無数の小さな溝ができている。クリオナホ自身が上下に伸縮することで、その溝で以て、クリトリスをゾリゾリと磨くように摩擦していたのだ。</p>
<p>たかだか3本程度の触手に舐め回されるのとは、刺激がまるで違っていた。今の動きは、クリトリスの根元から先まで文字通り『隙間なく』刺激されている。豆のようなクリトリスではできない責め方。小指の先程度にまで肥大化したクリトリスだからこそ、感じることができる気持ちよさだった。</p>
<p>「むりぃぃぃぃぃぃぃっ！！？　つよふぎっ！！　つよすぎぃぃぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>しかし度を過ぎた快感は痛みにも似ていた。</p>
<p>神経の許容量を超えた逆さまは、思わずクリオナホを引き剥がそうとする。しかしどんな仕組みだろうか、クリオナホはその身をドロドロの粘液と化していたのだ。</p>
<p>どれだけ器用な人間でも、液体をつまむことは不可能だ。故に彼女はその快感を受け続けるしかなかった。</p>
<p>「ぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！？　ぇあっ！！？　ぁ――っ！！　からだっ、へんっ！！？　変にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>無駄な抵抗をしている間にも、逆さまの性感は高められてゆく。1度寸止めされたせいで、余計に体が進んで絶頂を迎えようとする。</p>
<p>「だめっ！！？　だめだめだめだめだめぇぇぇぇぇぇぇぇっ！！！？」</p>
<p>叫び声を上げるだけでは快感を止めることはできない。逆さまはクリトリスを粘液に啄まれながら、生まれて初めてのオーガズムを迎えた。</p>
<p>「っっっ～～～～～～～～！！？　んぁっひっ！！？　っ――！！？　～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」</p>
<p>溢れる愛液が太ももを伝って地面を包む苔に染みこんでゆく。絶頂の衝撃があまりに強かったせいで、逆さまは側にあった椅子を両手で掴んで体を支えた。</p>
<p>「ぉ゛……、ぁ……♡」</p>
<p>もしもこれがただの情交であったなら、生まれて初めての性的快感に酔いしれることができただろう。今の状況がとても幸せだと感じられただろう。</p>
<p>しかしそうはならない。これは実験であり、ましてや相手は魔女。幸福感を覚えるのはほんの一瞬のことで、すぐさま次の快感をたたき込まれるのだ。</p>
<p>チュコチュコチュコチュコチュコ！</p>
<p>「ひぃぃぃっ！！？　ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>クリオナホの動きは止まらない。絶頂直後の快楽責めというのは、幼い少女にはあまりに苛烈だった。彼女の口から吐き出されるのは、もはや喘ぎ声というよりは悲鳴だ。</p>
<p>逆さまは、自分が最後を望んだことを後悔した。魔女の言う最後とは、多くの女性が思い描く最後よりも遙か先にあったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかも魔女が作りだしたクリオナホは、単なる粘液の塊ではない。最初に触手が突然生えてきたように、実にさまざまな機能を有していた。</p>
<p>クリオナホがキュッと締め付けを強くする。それによってクリトリスがより強く摩擦される。</p>
<p>キュッ、チュコチュコチュコ。キュキュキュキュッ。</p>
<p>「やめてぇぇぇぇぇぇっ！！？　もっ、やめてくださぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！？」</p>
<p>次にクリオナホの動きがほんの少しだけ変わる。内側の溝の感触を教え込むように、ゆっくり、深く、強烈にクリトリスを摩擦する。</p>
<p>グチュン、ゾリ、ゾリ、ゾリゾリゾリゾリゾリ。</p>
<p>「んぎぃぃぃぃぃぃぃぃっ！！？　しぬぅぅぅっ！！？　しんじゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！！？」</p>
<p>クリオナホの動きがまた少し変わる。全体を満遍なくではなく、特に敏感なクリトリスの先っぽを中心に摩擦してゆく。</p>
<p>クチュリ、コリコリコリ、クチクチクチクチクチ。</p>
<p>「もっ、ころしてっ！！？　おねがひっ、ころじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ！！？」</p>
<p>『止めて』『死んじゃう』『殺して』――逆さまの言葉がどんどん絶望に近付いてゆく。</p>
<p>しかし言葉とは裏腹に体が激しく暴れ出す。地団駄を踏んで、腰をくねらせ、頭を振る。死を目前とした少女では取り得ない、活力に満ちた動き。彼女はきっと、自分では気付いていないのだろう。こんなにも大声を出して、激しく暴れ回ったことなんて、生まれて初めてだということに。</p>
<p>気持ちよくさせられる度に、眠りかけていた生が目覚める。そんな生命力に満ちた初々しい反応は、魔女にとって大満足のものだった。</p>
<p>「貴女、本当に可愛いわね……♡」</p>
<p>魔女が椅子から立ち上がる。</p>
<p>「イキ顔、もっとよく見せてご覧なさい」<br />
「んひ――！！？　ひっ、ぁ――！！？」</p>
<p>魔女が逆さまに近付く。逆さまは思わず目を反らす。無意識の内に喘ぎ声を飲み込もうとして、喉で異音を鳴らす。しかし魔女は彼女の頬を持って無理やり自分のほうを向かせた。</p>
<p>「そんなに目を見られるのが怖いかしら」<br />
「ヒ――！！？」</p>
<p>悲鳴が震える。誰でも分かるぐらい、逆さまは強烈な快楽に苛まれてなお怯えていた。</p>
<p>瞳が白くて周りが黒――普通の人間ではあり得ない目の色。町中で投げつけられた小石の痛みを思い出す。家で吐き捨てられた暴言の悲しみを思い出す。体が燃えそうなぐらい熱い一方で、心が冷え切っている。それは気持ち悪い感覚だった。</p>
<p>しかし魔女は怯える逆さまにため息を付いた後、両手で彼女の頬をバチンと挟み込んだのだ。</p>
<p>「っ～～～～！！？」<br />
「くだらないことに怯えるのは止めなさい」</p>
<p>突然の痛みに、逆さまは快楽を一瞬だけ忘れ去る。そして魔女は強い口調でそう言った後、優しく笑うのだ。</p>
<p>「綺麗な目ね」<br />
「ぅ、ぁ――？」</p>
<p>逆さまは一瞬だけ、その言葉が理解できなかった。</p>
<p>「美しい黒と白のコントラスト。そうね、私の好きな『蝶』に似ている」</p>
<p>瞳が白くて周りが黒――それは生まれながらにして嵌められた枷だと思っていた。自分の目を『綺麗』と言われたことなんて、今まであっただろうか？　言葉が一滴の雫となって、乾いた泥のように固まった心に染みこんでゆく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次の瞬間、逆さまは唐突に絶頂した。</p>
<p>「ぅぁ゛――ッ！！？　～～～～～～～～～～～～～～っ！！？」</p>
<p>ぽかんと口を開けた呆然とした表情、その幼い顔には『ハテナ』が浮かんでいる。しかし顔は耳まで真っ赤、全身は痙攣し、膝はガクガク。いつ倒れ込んでもおかしくない。思考が追い付く前に、体が一瞬忘れかけていた快感を思い出したのだ。</p>
<p>「んぉ゛――！！？　っ！！？　っ～～～～～～～～！！？」</p>
<p>逆さまは間髪入れずまた絶頂する。</p>
<p>彼女は今までとはまるで違う絶頂感に狼狽えた。先ほどまではクリトリスを針で突き刺されるような鋭い絶頂だったのに。今は何だか全身が羽根に包まれるような。強いのに、深くて、甘くて、ほわほわしていて……。</p>
<p>魔女はそんな逆さまのことを優しく抱き締めた後、妖しく笑ったのだった。</p>
<p>「いいわ。たくさんおイキなさい」<br />
「ぅあ――っ！！？　ぁ゛――！！」</p>
<p>性的快感・絶頂というのは心の状態に大きく左右される。幼く敏感な少女である逆さまの快楽責めは、全ての抑圧を取り払ったこれからが本番だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>チュコチュコチュコチュコ！　クリオナホが激しく収縮してクリトリスをしごき続ける。</p>
<p>「ぁ、ぁあ゛ぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>その絶叫に、もはや『言語』という概念はない。ただ悲鳴を上げることしかできないぐらい、訳が分からないぐらい気持ちよかった。</p>
<p>苛められているのはクリトリスだけのはずなのに、不思議なことに全身が気持ちいいのだ。柔らかな手で全身を激しくくすぐり回されているような心地。あまりに強烈過ぎて、逆さまは自分が悦んでいるのか苦しんでいるのかすら分からなかった。</p>
<p>幼い少女に取り返しの付かない性的嗜好を刻み付ける責め。それにも関わらず、魔女はさらに彼女に追い打ちする。</p>
<p>「そろそろ1番気持ちいいのをシてあげる……♡」</p>
<p>次の瞬間、クリオナホがまた新しい動きを始めた。</p>
<p>ヴヴヴヴヴ！</p>
<p>「ぅあ゛ぁぁぁぁっ！！？　っヒ！！？　っっひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ！！！？」</p>
<p>クリオナホが振動している。その身を伸縮させてクリトリスをゾリゾリと摩擦しながら、重い振動で以てクリトリスの芯を震わせているのだ。</p>
<p>その快感は『溶かされる』という言葉が相応しい。</p>
<p>「んぁっ！！？　ぁ゛ぁぁぁぁっ！！？　っ～～～～～～～～～～～～！！？　ぁ゛～～～～～～～～～～！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>逆さまは一瞬の内に何度も絶頂する。絶頂から絶頂までの時間があまりに短すぎて、もはや魔女も逆さまも絶頂した回数を数えることはできない。</p>
<p>全身は体液だらけ。全身は汗をかき、顔は涙と鼻水、涎に濡れ、尿道からは潮がプシプシと音を立てながら漏れ続けている。</p>
<p>「気持ちいいかしら？」<br />
「ぁ゛、ぁ゛ぁぁっ！！　きもひっ、いぃ゛ぃぃぃぃぃっ！！？　きもちっ、ですぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅっ！！！？　ぅっ、あ゛っ、ぁぁぁッ！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」</p>
<p>魔女はそんな逆さまを抱き締め、時折声をかけ、快楽に悶える姿を見つめ続ける。その表情は情欲的で、嗜虐的で、しかし愛おしげだ。</p>
<p>「ッ～～～～～～～～～～♡♡♡　ぁ゛ッ！！？　ぉ゛ぉッ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>逆さまはイキ続ける。すごく気持ちよくて、ただただ幸せなだけの時間を過ごす。『蝶』のような目は涙に沈んで、ゆらゆらと飛ぶように揺れ続けていたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>長い長い時間が経つ。</p>
<p>何度も絶頂した逆さまも、やがて体力が尽きてゆく程の時間。</p>
<p>「ぅぉ……！？　ぉ、ぉぉ……♡　ぉ……っ♡」</p>
<p>幼く可愛らしい少女にしてはあまりにはしたなく、艶に満ちたドロドロの表情。</p>
<p>全ての抑圧を忘れ去って快楽に耽る少女。その最後の絶頂。</p>
<p>「ぉ……っ♡　ぁ゛……！？　ひ――！　っ～～～～～～～～～～！！　～～～～～～～～～～……！！」</p>
<p>相も変わらず続く、激しい摩擦と振動。小さな口から上がる悲鳴は弱々しくも、その快楽は全身に響くほど大きい。</p>
<p>「ッ～～～～～～～～～～♡♡♡　ぉ゛……！！？　っひ♡♡♡　～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひ……♡♡♡　ぁ゛ー…………♡♡♡」</p>
<p>逆さまは魔女の腕の中で、最後の一滴まで快楽を飲み干すように全身を痙攣させた後、クタリと眠るように気絶するのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>逆さまの目が覚める。</p>
<p>「……ん」</p>
<p>体を起こすと、青白い光が視界を埋め尽くす。逆さまは洞穴の隅に置かれたベッドの上で眠っていた。</p>
<p>ここはどこだったっけ？　今は昼？　夜？　―― 洞穴の中には太陽が届かない。彼女は目をこすりながら眠る前の出来事を思い出そうとした。</p>
<p>「……あぁ、起きたのね」<br />
「っ――！？」</p>
<p>逆さまの体がビクンと跳ねる。ベッドのすぐ側に、研究用のテーブルで羊皮紙にペンを走らせている魔女がいたのだ。</p>
<p>そこで逆さまは昨日の出来事を思い出す――奴隷として売られた、目の前の魔女が自分を買った、……泣き喚くほど恥ずかしい目に遭った。</p>
<p>逆さまは頭を抱える。しかし魔女の視線はテーブルの上の羊皮紙に向けられたままだった。</p>
<p>「悪いけど、好きにしていて頂戴」<br />
「は、はい……」</p>
<p>「外に出て良いのは洞穴の入り口まで、それ以上は危険よ。それと倉庫にも近付かないこと。食事はそこの樽が積まれているところ」<br />
「はい……」</p>
<p>魔女は『えーとそれから』と呟きながら早口に注意事項をまくし立てる。それはあまりに普通で、逆さまは戸惑った。</p>
<p>『好きにしていろ』――今まで言われてきた『動くな』『そこでじっとしていろ』とはまるで違う言葉だ。そんなことを言われたのは生まれて初めてかもしれない。あまりに経験がなくて、何をして過ごせば良いのか分からなかった。</p>
<p>それはそうと、何の気なしに1つの些細な疑問が浮かぶ。彼女はいったい何をしているのだろう？　――逆さまが思わず覗き込もうとした瞬間、魔女が振り返るのだ。</p>
<p>「昨日のを改良したいのよ」</p>
<p>昨日の――逆さまは一瞬だけポカンとして、それが何を指しているのか理解してから、顔をボッと真っ赤に染めた。分かりやすく狼狽した彼女の様子に、魔女はニンマリと笑った。</p>
<p>「改良が終わったら、また実験するわよ」<br />
「ぅ……」</p>
<p>「毎晩死にたくなる程イカせるわ、覚悟なさい」<br />
「ぅぅ……」</p>
<p>昨日ですら訳が分からないぐらい気持ちよかったというのに。彼女は一体どんな改良を施すつもりなのだろう？　そしてそれはどれだけ気持ちよくなってしまうのだろう？</p>
<p>逆さまはそんなことを想像して絶望を感じた。</p>
<p>「ぅぅぅ……、…………♡」</p>
<p>不思議な絶望。暗い水底に沈められるような、思考が麻痺して全身が死んでゆく絶望とはまるで違う。思考が加速して先のことをどんどん考え出してしまうような、何だか大声を上げながら走り回りたくなるような、まるで逆さまの絶望。</p>
<p>全身に生が満ちる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あぁ、そうだったわ」</p>
<p>最後に、魔女は逆さまのことを正面から見据えて言った。</p>
<p>「名前、捨てなさい」<br />
「え……？」<br />
「『逆さま』なんて名前、捨てなさいと言ったのよ。マトモじゃないわ、貴女の両親」</p>
<p>西の果てに住む魔女の噂は絶えない。曰く、血も涙もない冷酷な悪魔。曰く、世界を滅ぼす魔王の眷属。曰く、奴隷市場で幼女を漁る人喰い――町の人々は勝手気侭に噂する。</p>
<p>誰もが恐れる不気味な存在、しかしその正体はただの人間である。魔術を扱えて優秀な頭脳を持つことを除けば、泉の水のように冷たくも優しく、ただし少しばかり性に飢えた、美しい女性だった。</p>
<p>彼女だけがそれを知ることになる。</p>
<p>西の果てに住む魔女と彼女――アゲハの生活は、これから始まるのだ。</p>
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		<title>【一話丸ごと公開】負けたら快楽責めを受ける遊戯で神聖なる巫女姉妹たちを争わせる話【双子快楽オムニバス・サンプル】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 06 Aug 2022 05:11:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>不思議な力を持った双子の絆を引き裂く――そんな名目で、魔王がある簡単なゲームを持ち出しました。それは負けたほうが快楽という名の責め苦を受け、引き分けなら痛み分けというもの。最初こそ、意図的に引き分けを重ねて仲良く快楽責めを受けてきた双子の姉妹。しかし何度も何度もイカされ続けると、耐えかねた片割れがついに……。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img decoding="async" class="target_type" src="//img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ407000/RJ406074_img_sam.jpg" alt="" border="0" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">双子快楽オムニバス</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;">双子なら快楽責めも<span style="color: #ff0000;"><strong>『1+1=2』を超える気持ちよさ</strong></span>に。<span style="color: #ff0000;"><strong>双子姉妹</strong></span>への<span style="color: #ff0000;"><strong>快楽責め</strong></span>に特化した短編集です。快楽責めの内容は、<span style="text-decoration: underline;">おち○ちん</span>や<em><span style="text-decoration: underline;">クリ責め</span></em>、<span style="text-decoration: underline;">乳首責め</span>、<span style="text-decoration: underline;">アナル</span>、<span style="text-decoration: underline;">集団愛撫</span>、<span style="text-decoration: underline;">焦らし</span>、<span style="text-decoration: underline;">くすぐり</span>、<span style="text-decoration: underline;">大人のおもちゃ</span>、<span style="text-decoration: underline;">異種姦(機械姦・触手)</span>など。文字数は10万字ほど。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ406074.html">DLsiteで購入する</a><br />
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</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>極東の国に『星屑繋ぎの巫女』と呼ばれる<ruby>巫<rt>かんなぎ</rt></ruby>がいた。</p>
<p>真の勇者が現れたときにだけ行える儀式によって、聖剣の封印を解くことができるだとか、あるいは魔王を封印することができるだとか、はたまた魔界につながるゲートを開くことができるだとか。その逸話には統一性がない。</p>
<p>しかしその起源をたどれば、実に数千年もの時をさかのぼることができる。具体的に何が起きるのかは分からなくても、『何も起きない』と思うのはあまりにも楽観的だろう。</p>
<p>「――まぁ要するに、魔王である<ruby>俺<rt>・</rt></ruby>としては、君たちが怖いんだよ。うん」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「魔王イト……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「あなたが、全ての人間の敵……！」</span></p>
<h3 class="subtitle">姉妹を同時に堕とす陵辱その2 シンクロ双子の姉妹愛崩壊チキンゲーム</h3>
<p>『<span style="color: #e5004f;">セ</span>』と『<span style="color: #333399;">ラ</span>』――『星屑繋ぎの巫女』として生まれ、大切に育てられてきた二人は、姿形がそっくりだった。</p>
<p>神秘的な白色の長髪、誰でも見とれるであろう美しい顔立ち。半透明な一枚布を巻き付けたような衣服は時折素肌をのぞかせるが、それがむしろ彼女たちの神聖さを際立たせる。しかし女性としてはまだ成長途上か。顔付きは童顔で、体は細く、胸や尻も膨らみかけだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「<span style="color: #333399;">ラ</span>。脱出は可能？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<span style="color: #e5004f;">セ</span>。無理、びくともしない」</span></p>
<p>そんな未成熟な体は今、椅子に縛り付けられている。</p>
<p>姉妹にとって不可解な椅子だった。きれいに磨かれた金属で作られた椅子は、重く、身を揺すってもびくともしない。しかしたとえ帝国が裏で抱える拷問官であっても、わざわざこんな手間の掛かる素材で椅子を作るだろうか？　それに、金属の所々にある<ruby>継<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby><ruby>目<rt>・</rt></ruby>は一体何なのだろう？</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「不可解。なぜ殺さない」</span></p>
<p>いつも先に口を開く<span style="color: #e5004f;">セ</span>は、双子の姉だった。目つきが少し鋭く、白色の髪にはほんのりとした緋色が混じる。</p>
<p><span style="color: #333399;">「私たちを捕らえて、どうするつもり」</span></p>
<p><span style="color: #e5004f;">セ</span>を追うように言葉を紡ぐ<span style="color: #333399;">ラ</span>は、双子の妹だった。目つきが少し柔らかく、白色の髪はわずかに蒼い。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな二人の前にいるのは、魔王その人――名前をイト、人間の仇敵の最上位。</p>
<p>「まったく、ファミコン時代からのお約束だけど、どうして双子の姉妹ってのは重要なイベントを担うのかね？　君らも大変だろうに」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ふぁみ……？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「理解できない」</span></p>
<p>よく分からないことをのたまう魔王は、姉妹から見て『優男』としか呼べない存在だった。</p>
<p>確かに体付きは成人男性のものだが、特別大きいわけでもなければ、筋肉が発達しているというわけでもなく、到底戦いに身を置いているとは思えない。体格に合っていないのか、それとも着慣れていないのか、仰々しい黒衣がなんて似合っていないのだろう。</p>
<p>目は二つあって、鼻の穴も二つ、口は一つ。肌は血の通っていない青色ではなく、角も尻尾もない――その姿はまるで人間のようだ。</p>
<p>「まぁいいさ。それより本題に入ろう」</p>
<p>魔王はへらへらと笑いながら、椅子に拘束されたままの姉妹たちに言うのだ。</p>
<p>「俺は君たち『星屑繋ぎの巫女』ってのが怖くてね。だけど真の勇者が現れたときの儀式ってのは、二人が固い絆で結ばれていなくちゃだめなんだろう？　だから君たちにはちょーっとだけ、姉妹仲を悪くして欲しいなーなんて」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「不可能」</span><br />
<span style="color: #333399;">「星々の絆は固い」</span></p>
<p>「えー？　でもさぁ、一緒に暮らしてたら不満の一つも出てくるでしょ？　俺だって双子じゃないけど兄貴がいてさー、漫画貸してくれないしチャンネル変えてくれないし、もーいつも『ふざけんなー！』って感じでさ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「皆無」</span><br />
<span style="color: #333399;">「恥を知れ」</span></p>
<p>「やだぁ、この二人すっごい辛辣」</p>
<p>魔族に対する切り札となり得る巫たちが、魔王に屈するわけにはいかない。どれだけ恐怖し手足が震えようとも、彼女たちが魔王の言葉に、首を縦に振るつもりはなかった。</p>
<p>もっとも、元々表情が薄く声音が平坦な二人。その態度は、見ようによってはただ無慈悲なようにも見えるのだが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「だからさ、ちょっとした<ruby>遊戯<rt>ゲーム</rt></ruby>をしよう」</p>
<p>しかし魔王は表情を変える。にやりとした笑みからにじみ出るどす黒い感情は、姉妹の背筋を凍らせた。</p>
<p>「それじゃあ、ずっと温めていた新作<ruby>マ<rt>・</rt></ruby><ruby>シ<rt>・</rt></ruby><ruby>ー<rt>・</rt></ruby><ruby>ン<rt>・</rt></ruby>をぽちっと」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「何……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「椅子から、腕が……！？」</span></p>
<p>そして魔王が手元にある金属の<ruby>板<rt>・</rt></ruby>のようなものを指先でとんと叩くと、鉄の塊のような椅子から、鉄の腕が伸びてきたのだ。</p>
<p>数は上半身の位置に二本、下半身の位置に一本。腕は細い上に、関節がなく、ぐねぐねと蛇のように柔らかい。その癖、手首から先は白色である以外、人間のそれと変わらない。</p>
<p>幾本もの腕が、姉妹の全身に絡みつこうとする。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「く……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「こんなもので、私たちが……！」</span></p>
<p>魔族は『ゴーレム』というものを扱う。泥や石に魔力を宿した人形だ。知能は低いが戦闘力はすさまじく、高い技術を持った技師に作られたゴーレムは、鎧を着た剣士を圧倒することも容易い。</p>
<p>そんな知識があったからこそ、拘束された自分の体を痛めつけられる光景を想像した<span style="color: #e5004f;">セ</span>と<span style="color: #333399;">ラ</span>は、反射的に全身に力を込めた。</p>
<p>しかし痛みはやってこない。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っあ……？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「何をして――ぁ、ぁあ、ぁぁぁぁああ……！！？」</span></p>
<p>鉄の椅子から伸びた鉄の腕は、彼女たちを痛めつけることなく、その柔らかな全身をなで回し始めたのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ひぁうっ！？　なっ、い、嫌……！？　ぁっ、あっぁっ、ぁぁああ……！！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「この、腕……！　敏感なところばかり、なで……！？　ひぅっ！？　ひゃぅぁぁ……！！」</span></p>
<p>それは二人にとって、極めて不可解な感覚。</p>
<p>痛みどころか<ruby>甘<rt>・</rt></ruby><ruby>さ<rt>・</rt></ruby>すら感じるそれは、紛れもなく『性的快感』だった。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「いや、やめ……！？　胸、は……！？　ぁひんっ、ぁぁぅう……！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>、も……！？　ひっ、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>は、もっとだめぇ……！！」</span></p>
<p>鉄の腕はすぐさま、姉妹たちの胸部と秘所を襲う。小さな乳首や陰核を器用につまみ、痛みを及ぼさない絶妙な力加減でもみほぐすように動く。その感覚は単純ながら強烈だ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ひゃぅ、ぁあっ！！？　っ～～～～～～～～！！？　ぅあぅ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「もう、だめっ！！？　っ～～～～～～～～！！！　ふぅう～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</span></p>
<p>結果、<span style="color: #e5004f;">セ</span>と<span style="color: #333399;">ラ</span>はあっという間に絶頂を迎える。</p>
<p>腰が軽くビクつく程度の、まだほんの軽い絶頂。しかし自分に向けられた邪な感情を理解するには十分なものだったろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「さて、君たちが<ruby>何<rt>・</rt></ruby>をされるか理解したろう？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ふぅ、ふぅぅ……♡　まさか、こんな……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「この、下衆が……！　ぅくっ、はぁぁ……♡」</span></p>
<p>魔王は二人同時に絶頂するのを見届けてから、満足げに頷いた。鉄の腕が巣穴を求める蛇のように、うねりながら椅子の中に戻っていく。</p>
<p>つまり、彼は『性的な恥辱を与える』と言っていた。困惑、嫌悪、恐怖――さまざまな感情が姉妹の胸にまとわり付く。</p>
<p>「だけどこれからその目に遭うのは、一人だけだ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「……理解不能っ」</span><br />
<span style="color: #333399;">「何が、言いたい……っ？」</span></p>
<p>「言っただろう？　ゲームだって」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「げー、む……？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「一体何を……」</span></p>
<p>「よし、始めていこうか。その名も、『反射神経ゲーム』ー！！」</p>
<p>ますます意味が分からない。</p>
<p>しかし突然、二人が座っていた椅子の肘置きがかしゃりと開いて、ちょうど手のひらの所に<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>が現れるのだ。手のひらにちょうど収まる、半球上の金属。</p>
<p>双子が何となくその半球に手の重みを乗せてみると、『カチリ』という小気味のいい音と感触がした。</p>
<p>「俺がランプを持っているだろう？　このランプがある時、突然点灯する。君たちは<ruby>こいつ<rt>ランプ</rt></ruby>が点灯した瞬間、手元にあるボタンを押すんだ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぼたん……？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>を押せ、ということ……？」</span></p>
<p>「その通り！　そしてランプが点灯してから、より速く押したほうが勝者となる。ただし、まだ点灯していないのに押してしまったら、<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>手<rt>・</rt></ruby><ruby>付<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>。つまり反射神経の勝負ってわけさ」</p>
<p>手のひらで押せばカチカチと鳴る、謎の道具。それは姉妹にとって、いや、この世界にいる者たちにとって、見たことのない道具だった。先ほどの『ゴーレム』の様なものと言い、この男の底が知れない。</p>
<p>「いやぁ。俺も昔は、スーファミでこの手のミニゲームを結構やり込んだんだがね、難しいのなんのって。今やってもクリアできるのかね？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「……解せない」</span><br />
<span style="color: #333399;">「……こんなことをさせて、一体何を」</span></p>
<p>「負けたほうは罰を受けてもらう」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「罰……」</span><br />
<span style="color: #333399;">「まさか、それは……っ」</span></p>
<p>「そ、<ruby>さ<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>の」</p>
<p>魔王の表情は、たびたび姉妹の背筋を凍らせる。底知れぬ欲望にまみれた、醜い表情だ。</p>
<p>姉妹はようやく、ほんの少しだけ合点が行った。要はこの魔王は、遊戯で競わせることで自分たちの仲を引き裂きたいのだ――と。同時に、不可解でもあった。どうしてわざわざ、こんな回りくどい方法を取るのか。</p>
<p>「それと、そうそうないことだろうけど、もしも引き分けたら、罰ゲームを二人で半分ずつ受けてもらおうか」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「引き分け……」</span><br />
<span style="color: #333399;">「つまり……そう……」</span></p>
<p>「さて、それでは楽しい楽しい『反射神経ゲーム』の始まりだ！　てれれれ～ん」</p>
<p>双子は知る由もない。そもそも、この遊戯に大した意味などない。魔王はただ、意味のない遊戯で快感にのたうち回る美少女たちを見たいだけだった。</p>
<p>何の意味のない、ただ魔王の退屈と欲望を満たすだけの遊戯が始まるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「さぁ、まずは一戦目だ」</p>
<p>魔王の手にかざすランプが点灯した瞬間、より速く手元のボタンを押したほうが勝ち――それは実に単純な遊戯だ。しかしたったそれだけの遊戯が、不思議と場に緊張感をもたらす。一瞬の油断も赦されないためか、それとも負けたときの代償が大きいためか。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っ……」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぅ……」</span></p>
<p>そして姉妹たちがそろって十数回呼吸した後、頭蓋ほどの大きさのランプが、『ピコン』という間抜けな異音を鳴らしながら、黄色い光を放った。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っ」</span><br />
<span style="color: #333399;">「っ」</span></p>
<p>心身の緊張が最高潮に達する<span style="color: #e5004f;">セ</span>と<span style="color: #333399;">ラ</span>。しかしランプが点灯してなお、二人はボタンを押さない。</p>
<p>「あれあれ、どうしたー？　ルールを忘れちゃったかー？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「…………」</span><br />
<span style="color: #333399;">「…………」</span></p>
<p>「言っておくが、押さないってのは無しな？　したら、さっきよりもひどいことしてやる」</p>
<p>それでも、二人はすぐにはボタンを押さない。魔王は笑うが、内心では実に想定どおりの流れだった。</p>
<p>双子は姉妹愛が強かった。故に二人はお互いにうなずき合ってから、全く同じタイミングで、ボタンをそっと押すのだ。</p>
<p>「……へぇ」</p>
<p>魔王が感嘆の息を漏らす。『Draw！』――明るい光を灯したランプが、双子には読めない言語の文字を映しだした。</p>
<p>「こいつは大したもんだ！　いくら示し合わせたとは言え、コンマ1秒まで同時にボタン押すなんて、普通できるもんかね？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「私たちは『星屑繋ぎの巫女』」</span><br />
<span style="color: #333399;">「これぐらい、造作もない」</span></p>
<p>実際、二人同時にボタンを押すというのは、極めて難しい。いくら示し合わせても多少の誤差が出てしまうのは当然。もしも寸分のずれもなく、狙って同時に押すことができるとしたら、それは『神業』と言って差し支えない。</p>
<p>……しかし双子はいつになったら気付くだろうか？　その神業をもってしても、事態は何も好転していないということに。</p>
<p>「それじゃあ、二人で仲良く罰ゲームを受けな」</p>
<p>そして、二人の体にまた鉄の腕が群がり始めるのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っあぅっ！？　こんなのっ、くぁっ♡♡　ぁぁぁぁぁああっ！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「私たちは、ぁひっ♡♡　こんなので屈しない、ぃぅぁああっ！！」</span></p>
<p>魔王は先刻、『もしも引き分けたら、罰ゲームを二人で半分ずつ』と言っていた。しかし腕の本数、その動き、その快感量、どれを取っても最初に受けた辱めの比ではない。胸部や秘所だけでは飽き足らず、首筋や腋の下、脇腹、内股、ふくらはぎをもしつこくなで回す。</p>
<p>若く敏感な少女を絶頂に至らしめるには、十分すぎる強度だ。さらには一度イカされたせいか、神経が過敏になってような気すらする。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っあっ、ふぁ、ぁあ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「はぅぁっ、ぉぉお――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</span></p>
<p>二人はまたあっけなく、しかし同時に絶頂を迎えるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ、ぁぐ、ぁぁ……♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぉぉ、ぉぉぉ……♡♡」</span></p>
<p>「それじゃあ二戦目、行ってみよう！」</p>
<p>休憩する暇は与えられない。魔王が遊戯の再開を告げると、二人の意識が強制的に目の前のランプに集中させられる。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っく、ぐ……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぁあ、ぁぁ……」</span></p>
<p>体が熱い、呼吸が苦しい、目から涙がにじんでくる。二人で示し合わせるのであればよそ見も許されるはずなのに、不思議な緊張感のせいで目を離すことができなくなる。そのせいで、余計に苦しい。</p>
<p>そしてまた十数呼吸後にランプが点灯した瞬間、二人の体が跳ねるのだ。</p>
<p>「時間稼ぎされても困るし、こちらでカウントしようかね。はい5ー、4ー、3ー……」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「<span style="color: #333399;">ラ</span>……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<span style="color: #e5004f;">セ</span>……！」</span></p>
<p>二人はまた、同時にボタンを押す。</p>
<p>「すごいな。テレビに出てくるような神業人間たちを間近で観ている気分だ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「はぁ、は……っ！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ふぅ、ふぅぅ……！」</span></p>
<p>再び表示される『Draw！』という異世界の文字。双子にはそれが何を意味するのか分からないが、『同じ文字ということは成功したのだろう』ということだけは察せられた。</p>
<p>「そいじゃあ、次は<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby>を使ってみようかね」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「鉄のゴレームじゃ、ない……？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「何を使うつも、り……」</span></p>
<p>その瞬間だった。椅子に座っている二人の膝上に、透明な粘液がぼたりと落ちてきたのだ。</p>
<p>二人が真上を見上げると、二つの触手の塊が天井にへばりついていた。赤、青、紫、グロテスクな肉が絡みついたその様は、口数の少ない姉妹であっても、さすがに喉を鳴らす光景だ。</p>
<p>そしてその触手の塊は、ぼとりと落ちて双子の姉妹をそれぞれ包み込むのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ、あ、ぁああああっ！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「何、これ……！！？　嫌、いやぁぁぁぁああ！！！」</span></p>
<p>「おっと、落ち着いて、お二人さん。こいつは<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>のために品種改良された触手だ。刺したり噛んだりはしないし、毒もないから安心してくれよ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁっ♡♡　あっぁっあっぁぁぁあっ♡♡♡　全身、なめられ、ぇぇぇええええっ！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぐちゅぐちゅがっ♡♡♡　ぬるぬるしてっ♡♡♡　ぁぁぁああっ、ぁぁぁぁぁぁあああああああっ！！！」</span></p>
<p>鉄の腕と比べれば、触手の動きはいくらか粗雑だった。愛撫が双子の性感を外すこともままあり、力加減も精密さに欠ける。</p>
<p>しかしぬるぬるとした質感は、鉄の腕にはない特権だ。衣服の中に潜り込んで乳首やクリトリスを多少強くこすっても、痛みのない純粋な性的快感が襲ってくる。おまけに、異形の生物に触れられる嫌悪感のせいで、精神的なダメージが強い。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ひぅっ♡♡♡　ひっ、ひっ♡♡♡　こんなのに、こんな触手にぃ！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「やだっ、やだっ、やだぁぁぁああああっ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」</span></p>
<p>そして二人はまた、椅子に縛り付けられたまま背筋をのけ反らせて絶頂するのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ほら、次だ次。休んでる暇はないぞー？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っあぐっ♡♡♡　ま、また……！！？　ぁ、ぁ゛ぁぁ……！！！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぉ゛ぉぉ……♡♡♡　やすっ、休ませ……！！？　やす……！！！」</span></p>
<p>「問答無用ー。はいランプに注目ー！」</p>
<p>三回目のランプ点灯。二人は絶頂の余韻から覚めず涙をぽろぽろと流したまま、しかしまた同時に押すことに成功する。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「はーー……っ！！！　はーーーー……！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「いつまで、これ、続いて……！！？」</span></p>
<p>「次はちょっと趣向を変えてみよっか？」</p>
<p>またイカされる――そう思って目をぎゅっとつむって身構えた双子だったが、彼女たちが思っているよりもずっと、魔王は陰湿だった。</p>
<p>次の瞬間襲い掛かってきたのは、性的快感とはまた違った感覚だったのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁはぁぁぁあっ！！！？　ぁはっ、何――！！！？　ぁ゛ーーっはっははははははははははははははははははぁぁぁぁああ！！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「くすぐっふふふふふぅぅぅ！！！？　くすぐったぁぁーーーーっはっはははははははははははははははははぁぁぁあああ！！！！」</span></p>
<p>腋の下、脇腹、太もも、足の裏――触手の粘液で汚れた体の至る所を、鉄の腕がくすぐり回す。今までとはまったく違う感覚に、二人は悲鳴を上げた。</p>
<p>「あっはは！　驚いた？　マンネリになるといけないから、全身くすぐり機能も入れておいたのさ！」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「くすぐったぁぁぁあっ！！！？　腋っ、わきぃぃぃぃぃぃいっひっひゃっはははははははははははははははぁーーっははははははははははははは！！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「あしぃぃぃぃいいい！！！？　足の裏は嫌ぁぁぁぁぁああっはははははははははは、ぁぁぁぁっははははははははははははぁぁぁあああああああ！！！？」</span></p>
<p>「うーん。いいねー。普段言葉数の少ない女の子が笑い悶えているのを見るのは、なかなか<ruby>ク<rt>・</rt></ruby><ruby>る<rt>・</rt></ruby>ものがあるなー」</p>
<p>重大な役目を担うが故に、大切に育てられてきた二人が――否、普通に育てられてきた村娘だったとしても、こんなにも全身を激しくくすぐり回される経験など、そうそうない。</p>
<p>無理やり表情をゆがめさせられて、甲高い声を搾り出される、羞恥と屈辱の感覚。双子たちはただ、パニックに陥ったまま笑い悶えるのみ。</p>
<p>しかしあまりに激しいくすぐり責めが、予想外の現象をもたらす。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁはっ♡♡♡♡　ぁぁああああっ♡♡♡♡　お願い、やめ――！！！？　ぇっひひひひひひひひひひひひひぃぃぃいいいい！！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「これ以上、は――♡♡♡♡　これいじょっ、くすぐられたらぁぁっはははははははははははははははははぁぁぁぁああああああ！！！？」</span></p>
<p>「ぉ？　来るか？　まさか来ちゃうのかぁ？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁはっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁあああああ――！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ひひっ♡♡♡♡　ひぃぃぃいいいいい――！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひっひひひひぃぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</span></p>
<p>「おおおおおお！！　まさかとは思ったけど本当に来たよ！？　まさかくすぐられるだけでイッちゃうなんてなぁ！　どれだけ淫乱なんだよ、この双子は！？」</p>
<p>痙攣する腰、ヒクつく膣、噴き出す愛液。下衆な言葉を吐き散らす魔王の側で、双子は体をくすぐられるだけで絶頂に達してしまったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>四回目、五回目、六回目――。鉄の腕で、触手で、双子は何度も何度もイカされていく。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ゛ぁぁぁ……♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁあ……♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぉ゛、ぉぉ……♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉぉ……♡♡♡」</span></p>
<p>身にまとっていた一枚布はとうの昔に剥ぎ取られ、薄く美しい裸体が魔王の前に晒されている。そんなことを恥ずかしく思う余裕などないぐらい、肉体、精神共にダメージが重なっていく。</p>
<p>「さぁて、これで……ぁー、何回目だっけ？　まぁいいや。次行こうか」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ヒ……！？　お願い、もう、ぁぁ、ぁ゛ぁぁ……！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「嫌、嫌、いやぁぁ、ぁ゛ぁぁぁ……！！」</span></p>
<p>本来、二人が同じタイミングでボタンを押すというのは、極めて難しい行為である。双子の中でも特異な存在である彼女たちだからこそ、薄氷の上に辛うじて成立していると言っていい。</p>
<p>故に、ほんの少し外部から<ruby>揺<rt>・</rt></ruby><ruby>さ<rt>・</rt></ruby><ruby>ぶ<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>続けるだけで、その薄氷はいともたやすく砕け散るのだ。</p>
<p>「お？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ゛――！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぇ――！！？」</span></p>
<p>どちらかの手元がほんの少し狂ったか、目配せが不十分だったか。――それとも、『半身とも言える姉妹を生け贄に差し出そう』などという邪な感情を、ほんのわずかでも抱いてしまったか。</p>
<p>明確に、ボタンを押すタイミングがずれる。ランプに『1P Win!』という異界の文字が浮かび上がり、魔王が姉である<span style="color: #e5004f;">セ</span>に向かって拍手を送るのだ。</p>
<p>「いやー、おめでとうっ！！　確か、あー、君は姉のほうだったっけ？　とうとう初勝利を達成した感想は？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「そ、そんな……！　これは、嘘……！？　何かの、間違い……！！？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「いや、嫌……！！？　嫌嫌嫌嫌嫌嫌……！！？」</span></p>
<p>「それじゃあ、妹の君には罰ゲームだ」</p>
<p><span style="color: #333399;">「――嫌゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ！！！？」</span></p>
<p>心の中が真っ黒に塗りつぶされるような悲鳴が部屋を、震わせる。</p>
<p>しかし魔王は優しくない。悲鳴に良心の呵責を感じることもなく、むしろ『待ってました』と言わんばかりに、意気揚々と、妹<span style="color: #333399;">ラ</span>への罰は執行されるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #333399;">「ぁ゛ぐあっ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおっ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>無数の鉄の腕が、<span style="color: #333399;">ラ</span>の全身をなで回す。</p>
<p>二人で分かち合った罰ゲームですら、耐え難い快感だったのだ。それが一人に集中すれば、頭の中がぐちゃぐちゃになるような心地すらする。</p>
<p>全身をなで回し、乳首をこね、秘所をほじくり、陰核を引っかきまわす。特に性感帯への責めは苛烈で、あまりにも多くの鉄の腕が殺到するせいで、外からではピンク色の粘膜が見えないほどだ。</p>
<p><span style="color: #333399;">「ぁが――♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>あっという間に絶頂を迎える<span style="color: #333399;">ラ</span>。それでも鉄の腕は動きを止めない。</p>
<p><span style="color: #333399;">「なんでっ！！！？　なんで続いてっ♡♡♡♡♡　もうむりっ、無理ぃ゛ぃぃぃぃぃいいいいいいいいいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</span><br />
「いやぁ、せっかくだから時間も二倍にしようかなって。大丈夫大丈夫！　次勝てば、同じ分の罰ゲームを相手が受けることになるんだからさ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ、ぁ゛ぁ……！！　やめて、お願い……！！　やめてぇぇぇっ！！？」</span></p>
<p>愛する妹が快感にのたうち回る傍ら、<span style="color: #e5004f;">セ</span>は金切り声を上げる。</p>
<p>しかし魔王は笑った。<span style="color: #e5004f;">セ</span>の背筋を凍らせる、ひどく歪んだ笑みを浮かべながら。</p>
<p>「良かったじゃん。君は妹を犠牲にして助かったんだ」<br />
<span style="color: #e5004f;">「ち、違……っ！！？　私、は……！！！」</span></p>
<p><span style="color: #333399;">「ぁ゛――っ♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡　助けっ、たす――っ！！！！　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</span></p>
<p>自分のしでかしたことを見せつけるかのように、妹<span style="color: #333399;">ラ</span>への罰は執行される。</p>
<p>運良く先にボタンを押してしまった<span style="color: #e5004f;">セ</span>は、真っ青な表情で<span style="color: #333399;">ラ</span>のことを見つめることしかできないのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「……<span style="color: #333399;">ラ</span>、だ、大丈夫……っ？」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ひぎ――っ♡♡♡　ぁ……っ♡♡♡　ぉ、ぉ゛ぉ……♡♡♡」</span></p>
<p>「それじゃあ、次のゲームに行こうか」<br />
<span style="color: #e5004f;">「っ、ま、待って、少し、話を……！！」</span></p>
<p>「はい、問答無用ー」</p>
<p>魔王は二人に会話する暇すら与えず、遊戯を再開する。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っ、ぅ……！　<span style="color: #333399;">ラ</span>、私、私……」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ふぅぅ……。っ……」</span></p>
<p>当たり前のように続けられる遊戯。</p>
<p>いつ点灯するか分からないランプに意識を集中しなければならない時間だが、<span style="color: #e5004f;">セ</span>はそれでも<span style="color: #333399;">ラ</span>に話し掛けようとする。<span style="color: #333399;">ラ</span>がそれに応えられないのは、快感の余韻に苛まれているせいだと、<span style="color: #e5004f;">セ</span>は思った。――思いたかった。</p>
<p>片や罪悪感に苛まれる<span style="color: #e5004f;">セ</span>、片や貧乏くじを引かされた<span style="color: #333399;">ラ</span>――遊戯に当然の結果が訪れる。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「<span style="color: #333399;">ラ</span>……」</span><br />
<span style="color: #333399;">「……っ！」</span></p>
<p>ガチッ――！</p>
<p>「……おほっ♪」</p>
<p>うれしそうな、下卑た声を上げる魔王。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">セ</span>の視線がランプから逸れているさなか、<span style="color: #333399;">ラ</span>は<span style="color: #e5004f;">セ</span>に目配せすることもなく、ランプが点灯した瞬間すぐさまボタンを押したのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「……なぜ…………」</span><br />
<span style="color: #333399;">「……手元が、狂った」</span></p>
<p><span style="color: #e5004f;">セ</span>は信じられないと思った。妹の取った行為が、<ruby>夢幻<rt>ゆめまぼろし</rt></ruby>の出来事だと思った。</p>
<p>しかし事態は淡々と進んでいく。当然のように、ランプには『2P Win！』という文字が表示されて、そして当然のように、<span style="color: #e5004f;">セ</span>の体を鉄の腕が埋め尽くすのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「――ぁ゛ぁぁぁあああああっ！！！？　ぁ゛っ♡♡♡♡　ぁぁぁぁぁああああああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！？」</span></p>
<p>生まれてから今に至るまで、一度も感じたことのない量の快感が全身を襲う。<span style="color: #e5004f;">セ</span>はただ悲鳴を上げながら、快感に身を委ねることしかできなかった。</p>
<p>『仕方ない』と思った。愛する妹を犠牲にして、自分だけが助かってしまったのだから。それに、この一回が何だ、これでお互いに差し引きゼロじゃないか。</p>
<p>――そんな風に思えたのは、最初だけだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ゛ひっ♡♡♡♡　ひっ、ひぃぃぃいっ！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>「うんうん、一回イッたかな？　……それじゃあ、<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>はここからだ♪」<br />
<span style="color: #e5004f;">「ぁ゛ぁぁぁあああああ゛～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！？　つらい゛っ！！！？　つらいつらいつらいつらい゛ぃぃぃぃいいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>息つく暇すらない絶頂後の快楽責めは、心をずたずたに引き裂くような気持ちよさがある。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「どうしでっ！！！？　どうしでぇぇぇええ～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！？　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</span></p>
<p><span style="color: #333399;">ラ</span>は罰を受けている<span style="color: #e5004f;">セ</span>のことを見ない。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">セ</span>とて、妹に貧乏くじを引かせてしまったことに対して、罪悪感はあったはずだった。しかしこんなにも暴力的な快感をたたき込まれていれば、黒い感情が沸々と湧いてくる。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？　ぁがっ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？」</span></p>
<p>やがて絶頂し、それでもなお責め苦が続く中、<span style="color: #e5004f;">セ</span>は黒い感情を胸の中で育み続けるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁ゛、ぁぁ、ぁ゛ぁぁ……♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<span style="color: #e5004f;">セ</span>……ごめんなさい……」</span></p>
<p>「さて、罰ゲームも済んだし次行くかぁ！」</p>
<p>そしてまた、当初よりも長い時間を掛けて<span style="color: #e5004f;">セ</span>がイカされると、すぐさま次の遊戯が始まる。妹の<span style="color: #333399;">ラ</span>はやり返したことで、大きな罪悪感と引き換えに、少しだけすっきりした気持ちでいた。</p>
<p>しかし姉はそうではない。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っ……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「…………」</span></p>
<p>魔王イトには、どこか既視感があった――これはあれだ、子供のけんかだ。『お前のほうが一回多く叩いたから、俺が叩けばチャラな！』なんて言うやつ。大抵、一回多かろうが何だろうが、叩かれるほうは嫌に決まっているから、丸く収まることはない。</p>
<p>……つまり、このけんかは収束しないということだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「……っ！！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「……え？」</span></p>
<p>ガチリ――！</p>
<p>明かりがついた瞬間、<span style="color: #e5004f;">セ</span>がまた、<span style="color: #333399;">ラ</span>よりも速くボタンを押す。最初のように手元が狂っただとか、ほんの少しタイミングがずれただとかでは断じてなく、極めて意識的に。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「…………」</span><br />
<span style="color: #333399;">「<span style="color: #e5004f;">セ</span>……っ！」</span></p>
<p>「それじゃあ、次は妹の君のほうが罰ゲームな♪」</p>
<p><span style="color: #333399;">「っ゛～～～～！！？　<span style="color: #e5004f;">セ</span>、あなた――ぁ゛っ、やめ、嫌……！！？　ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！？」</span></p>
<p>何回と繰り返されてきた遊戯。しかしこの回が、二人の今後を決定的なものにしたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それからは、魔王が提案した<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>来<rt>・</rt></ruby>の遊戯が始まった。</p>
<p>「それじゃあ、次のゲーム行こっか」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「はーー！！　はーーーーっ！！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ふーーっ！！　ふーーーー！！」</span></p>
<p>双子たちは目を血走らせながら、目の前のランプをにらみ付け、明かりがついた瞬間右手に渾身の力を込める。</p>
<p>相手よりも速くボタンを押すために、相手を蹴落とすために。</p>
<p>「おめでとう！　今回は妹の君が勝利だ！」</p>
<p><span style="color: #333399;">「……やった……！」</span><br />
<span style="color: #e5004f;">「ぁぐ……！？　ぅぅぅ……！」</span></p>
<p>「もしかして姉の君は、マジックハンドのほうが好きかな」<br />
<span style="color: #e5004f;">「ぁ゛ぁぁあああっ♡♡♡♡　それっ、そこっ、弱いっ♡♡♡♡　弱いから゛ぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>姉の<span style="color: #e5004f;">セ</span>の体には、機械の腕が群がるようになった。硬くも繊細な動きでもって相手の性感帯を的確に刺激するやり方が、彼女の性感帯にはツボだった。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁぐ、ぁ゛っ、ぁ、ぁあ――っ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　きゃはぁ――！！！？　ひぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>姉の声は妹よりもわずかに低く、しかし喘ぐ時は大きく飛び越えるように甲高い声になる。<span style="color: #e5004f;">セ</span>は拘束された体を精いっぱい反らせながら、潮をまき散らして絶頂するのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「うーん、惜しい！　今度は姉が勝ったな！」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「よし……！」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぁ゛ぁ……！　ぁ゛ぁぁぁ……！？」</span></p>
<p>「そんで、妹の君は触手がお好みかい？　いやぁ、案外趣味の違いってあるもんなんだなぁ」<br />
<span style="color: #333399;">「嫌っ、いや゛ぁぁぁぁあ♡♡♡♡　ぬるぬるはっ、ぬるぬるはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>妹の<span style="color: #333399;">ラ</span>の体には、触手が群がるようになった。多少粗雑ながらも柔らかくぬるぬるとしていて、情熱すら感じ取れる激しい愛撫が、彼女に生理的嫌悪感以上の快感を齎した。</p>
<p><span style="color: #333399;">「やだっ、やだっ、やだぁぁぁあひ――っ♡♡♡♡　ぁ゛ぉほぉっ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>妹の声は姉よりも少し高いが、喘ぐ時は舌を突き出しながら低く呻くような声を上げる。<span style="color: #333399;">ラ</span>は体を縮こまらせて、やはり姉と同じように潮をまき散らしながら絶頂を迎える。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>本気の争いが始まると、気がはやって押し間違えることもあった。</p>
<p>「おっと、姉のほう！　まだランプが点いてないぞ？　落ち着いて落ち着いて！」<br />
<span style="color: #e5004f;">「しまっ、ぁぁ、ぁぁ゛……！！？」</span></p>
<p>魔王の気まぐれで、お手付きの罰には、快楽責めとは別のものが行われるようになった。</p>
<p>「……そうだなぁ。お手付きには、お手付きなりの罰をやってみようか」<br />
<span style="color: #e5004f;">「――ぁはぁぁあっ！！！？　まさひゃっ、くすぐりっ！！！？　ぁ゛ーーっはっはははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>別の罰とは、くすぐり責めである。</p>
<p>機械の腕が<span style="color: #e5004f;">セ</span>の全身をくすぐり回す。元が繊細な動きをする機械の腕、それをくすぐり責めなんかに使われれば、神経を直接犯されるようなくすぐったさになる。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「腋ぃぃぃいいっひっひひひひひひっぃぃぃぃいいいっ♡♡♡♡♡　わきのじだはくしゅぐっだひぃぃぃぃいいゃっはっはははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ！！！！？」</span></p>
<p>姉は特に、上半身が弱かった。肘置きに腕を固定されたせいでほんの少し開いた腋の下を、指が繊細にほじくるのだ。</p>
<p>人によってはただ笑い転げるだけの、暴力にも近い所業。しかし<span style="color: #e5004f;">セ</span>の体はそんな責め苦すら快感に転化してしまうぐらいに昂ぶっていた。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁは――っ♡♡♡♡　ぁ゛はっ、ぁ゛ぁぁぁああああああ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！？　ぁはひ――♡♡♡♡♡　っきゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>やがて<span style="color: #e5004f;">セ</span>は、全身をくすぐり回されるだけで絶頂を迎えてしまうのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「おいおい、今度は妹のほうか？　まったく二人とも落ち着いてゲームに臨まなきゃな！」<br />
<span style="color: #333399;">「いや゛――！！！？　くすぐられるのは嫌ぁぁぁぁぁぁあっはははははははははははははははははははははっ！！！！？　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>今度は、触手が<span style="color: #333399;">ラ</span>の全身をくすぐり回す。粘液に濡れてぬるぬるになった触手は、皮膚表面の煩わしい摩擦を全て奪い取り、まさにくすぐり責めをするのに最適な道具と言っていい。</p>
<p><span style="color: #333399;">「嫌だぁぁぁああっはははははははははははははっ♡♡♡♡♡　足の裏っ！！！？　あしのうらだけは嫌ぁ゛ぁぁぁあああああっはっはははははははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！」</span></p>
<p>妹は特に、下半身が弱かった。床と足の裏の間に触手が潜り込んで、指の間から土踏まず、かかとまでをしつこくねぶる。</p>
<p>足の裏をくすぐるなんて、本来であれば本当にただの罰に過ぎない。しかし<span style="color: #333399;">ラ</span>は足の裏で感じてしまうぐらいに、既に全身性感帯だった。</p>
<p><span style="color: #333399;">「ぁ゛はぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡♡　ぁ゛――！！！？　ぉ゛――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！　ぁはっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p><span style="color: #333399;">ラ</span>も姉と同じように、全身をくすぐり回されるだけであえなく絶頂を迎えてしまうのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もはや双子の片割れを蹴落とすことに、微塵のためらいもない<span style="color: #e5004f;">セ</span>と<span style="color: #333399;">ラ</span>。『星屑繋ぎの巫女』の絆は壊れたかに見えた。</p>
<p>しかしここで不思議な現象が起き始める。</p>
<p>「お？　こりゃ珍しい、久々に引き分けだ」</p>
<p>反射神経の勝負において、二人は示し合わすこともなく、同時にボタンを押したのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁきゃぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　気持ちいいっ、きもちいいっ、きもちいいぃぃい～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「しぬ゛っ、しぬっ、死ぬぅぅ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>二人は久方ぶりに、半分量の罰を受けることになる。片や鉄の腕に、片や触手に。</p>
<p>既に限界まで昂ぶった体では、快感量がたかだか半分になったところで焼け石に水でしかない。結局は各々あえぎ声を上げながら、潮をまき散らして絶頂するしかないのだ。</p>
<p>実際のところ、こうも何十回も遊戯に挑まされていれば、たまになら二人が同時にボタンを押すこともあるかもしれない。</p>
<p>「お、また引き分けか？」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁひぁ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　きゃは～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぁぉ゛ぉ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ぃ゛ぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>しかし次の遊戯においても、また同時。</p>
<p>姉妹たちはまた悲鳴を上げながら、同時に絶頂した。</p>
<p>「えー？　今度は二人同時にお手付き？　おいおい、どうなってんだこりゃあ」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「きゃぁ゛～～～～っはっははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～♡♡♡♡♡　くしゅぐっだいくしゅぐっだいくすぐっだひーーーーっひっははははははははははははははははぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「嫌ぁ゛ーーーーっはははははははははははははははぁ゛ぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ゆるしでっ、やめでっ♡♡♡♡♡　くしゅぐりやだぁぁぁぁあっははははははははははははははははははぁぁぁぉぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>そして二回連続で同時にボタンを押した後は、全く同時にお手付きをした。</p>
<p>姉妹たちは罰として全身をくすぐり回され、自分がくすぐったがっているのか感じているのかも分からないまま絶頂を迎える。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから先は、常にそんな状態だった。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁひゃっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぐぉぉ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>いがみ合っているはずが、お互いに片割れを蹴落とすことにためらいないはずが。全く同時にボタンを押して、罰を受けて、全く同時に絶頂を迎える。</p>
<p>「おいおい、こんなことってあるのかね？」</p>
<p>超常的な何かが働いているとしか思えない状況に、さしもの魔王も唇の端をヒクつかせた。</p>
<p>当初、魔王は巫としての能力をそぐために<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>を行っていると話した。しかし今起きている現象は、本当にその目的が達せられているのか疑義を与えるに十分なものだ。『星屑繋ぎの巫女』としての力は、今もなお失われていない。</p>
<p>それでもなお、魔王は愉しげに、表情をゆがめて笑うのだ。</p>
<p>「この程度じゃあ意味がないってんなら、……もーっとすごいことしてやろうか♪」</p>
<p>それは魔王と、『星屑繋ぎの巫女』という存在を生み出した<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>の戦い。</p>
<p>同情すべきは、間違いなく双子の姉妹にだろう。ただ板挟みを受けて、本当に、本当に、まったく意味のない陵辱を受け続けることになったのだから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして次の瞬間のことだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁひゃぁぅぁぁああっ♡♡♡♡♡　ぁあ――！！！！？　ぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「ぃ゛ぁぃぃぃいいいっ♡♡♡♡♡　ぉ゛――！！！！！　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおっ♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>双子たちはひときわ大きく全身を痙攣させる。姉の<span style="color: #e5004f;">セ</span>は背筋をのけ反らせて甲高い声を上げながら、妹の<span style="color: #333399;">ラ</span>は全身を縮こまらせて低いうめき声を上げながら。</p>
<p>まるでろうそくの燃え散り際のように、体に溜まった全ての快感を吐き出すのだ。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぃひ――♡♡♡♡♡　ひゃぅぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡　ぁひゃぁあぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「っぃ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぐ――♡♡♡♡♡　ぉごぉぉぉおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡　ぁぐぉおぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>二度、三度、四度――双子たちは複数回の絶頂を同時に迎える。</p>
<p>全身をくまなく襲う快感は、まるで麻薬のようだ。彼女たちの思考を溶かし、自分がどこで何をしていたのかを忘れさせ、胸の中を恍惚と恐怖の二色で満たす。今の彼女たちは、自分が愛液を噴き散らかしてびちゃびちゃという音を立てていることにすら気付かない。</p>
<p>今日のことは一生の<ruby>性的嗜好<rt>トラウマ</rt></ruby>になるだろう。今後、姉は鉄の腕で抱かれるだけで、妹は触手に包み込まれるだけで、言い知れぬ快感に潮を噴き散らかすのだ。</p>
<p>「うぉ！？　……ぁ、やばいか！？　やめやめ、終わり終わり！」</p>
<p>魔王はその姿を見て驚き、少しだけ肩を震わせた。そして鉄の腕の動きを止め、触手を離れさせる。</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ぁひん――ッ♡♡♡♡♡　ぁひゃ――♡♡♡　ぁ゛――……♡♡♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「んぐぉ――ッ♡♡♡♡♡　ぉごぉ――♡♡♡　ぉ゛――……♡♡♡♡♡」</span></p>
<p>陵辱はようやく終わる。突然訪れた『平穏』という名の衝撃が、姉妹の体をひときわ大きく跳ねさせる。彼女たちはぷつりと意識を手放して、うつろなあえぎ声を上げるだけとなった。</p>
<p>とうに全裸。涙、鼻水、よだれ、汗――顔はありとあらゆる体液で汚れ、舌を突き出したまま気絶したその表情は間抜けそのもの。体はあまりに火照り、汗が蒸気を発しているようにも見える。そして蒸発しきれないほどたくさんの愛液と潮が、椅子の座面と床の両方に大きな水溜まりを作っている。</p>
<p>「ちぇー、ヤり損ねたかぁ。もうちょっと早く手を出しとくべきだったなー」</p>
<p>双子の凄惨たる様子を見て、魔王は嗤った。</p>
<p>その胸中に罪悪感などかけらもない。あるのは、自分の欲望を満たし損ねたことに対する無念だけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>部屋の扉が軽く叩かれる。</p>
<p>「陛下」<br />
「はーい、どうぞぉ」</p>
<p>雌の匂いが充満した部屋に入ってきたのは、青色の肌を持つも、美しい女性の魔族だった。そこいらの人間の戦士程度であれば一瞬で複数人を細切れにできるであろう彼女は、部屋に入るなりため息を付いた。</p>
<p>「……またですか。このようなお戯れを」<br />
「いやいや、何を言うかね君ぃ。これも人間の力をそぐために必要なことだよ」</p>
<p>「巫を拐かした時点で、目的は達したはず。そも、儀式を未然に防ぐのでしたら、殺してしまったほうが手っ取り早いのでは」<br />
「やめてよ、俺的にリョナはNGなんだからぁ！　まーったくこれだから魔族ってのは、ほんっと脳筋だよなー！」</p>
<p>配下である魔族は、強く反論できない。もっとも、下手に刃向かって彼の者の機嫌を損ねるようなことがあれば、彼女など一瞬で塵くずと化すことになるのだが。</p>
<p>元より、魔王の言には従うもの。そしてそれ以上に、このふざけた男は過去の魔王の誰よりも功績を残していた。戦わず、失わず。今存在する魔族の誰よりも、卑劣な謀略でもって。</p>
<p>それをなし得るのは、彼の者が生粋の魔族ではなく、元はどこからともなく現れた人げ――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――あ、そう言えば内政要因で美人姉妹の王女さまたちも攫ったんだっけ？　いいなー、口説いたら一晩くらいいけないかなー」<br />
「……あの者たちは今、多忙故」</p>
<p>「そうだよなー！　しかもあの子たち、最初からデキてたんじゃないのってくらい熱々だからなー。百合の間に無理に挟まろうとするのも、俺的にはなー！」</p>
<p>『魔王』と呼ばれるにはあまりに威厳に欠ける男の態度。しかし次の瞬間、彼は表情をころりと変えて嗤うのだ。</p>
<p>「ま、いっか。一国二国つぶしたら、またかわいい子見つかるっしょ」</p>
<p>魔王がその時浮かべた表情に、配下の魔族は己が主に気付かれないよう、そっと冷や汗を拭いた。魔族の力と、人間の知恵と、そして欲望――全てを持ち合わせた者の、何と醜く恐ろしいことか。</p>
<p>「さぁて、今はこの双子ちゃんに集中しますかぁ。今度はどんなマシン作ってあげよっかなー♪」</p>
<p><span style="color: #e5004f;">「ッ――♡♡♡」</span><br />
<span style="color: #333399;">「っ――♡♡♡」</span></p>
<p>後に『最悪の魔王』として世に語り継がれる男の元、双子の恥辱はまだ始まったばかりなのだった。</p>
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		<title>性行為演技罪でポルチオの快感をわからされるオタサーの姫</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 May 2022 09:00:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
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					<description><![CDATA[オタサーの姫として漫画研究部の部員といけない関係を築いていたみくは、性行為演技罪に問われて逮捕されます。彼女は『わからせ』の刑にかけられ、ピストン運動するバイブでこつこつ、とんとん、とちゅとちゅ、どちゅどちゅとポルチオを責められることで、二度と感じている演技ができなくなるまで快感をわからせられることになりました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>オタサーの姫として漫画研究部の部員といけない関係を築いていたみくは、性行為演技罪に問われて逮捕されます。彼女は『わからせ』の刑にかけられ、ピストン運動するバイブでこつこつ、とんとん、とちゅとちゅ、どちゅどちゅとポルチオを責められることで、二度と感じている演技ができなくなるまで快感をわからせられることになりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>性行為の際に感じているフリをすると性行為演技罪に問われ、制限時間無制限の『わからせ』が課されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><ruby data-rt="みく">美玖<rp>（</rp><rt>みく</rt><rp>）</rp></ruby>は漫画研究部で唯一の女子――いわゆる『オタサーの姫』と呼ばれる女の子でした。</p>
<p>長い黒髪を赤いリボンでツーサイドアップに結わえて、男ウケのいいナチュラルメイクを施した顔は元々童顔。ゴシック調の服に、ちょっと短めのスカート、黒のニーソ。意外と大きいおっぱいとお尻。</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">て</span><span class="boten">こ</span><span class="boten">て</span></span>の格好をして、男だらけの漫研に突撃したみく。けっして漫画が嫌いなわけではありませんが、一番の目的は別にあります。</p>
<p>「私ぃ、今月すっごくお財布が厳しくてぇ。……え、お小遣いくれるの？　うわぁ、ありがと！　えへへ、それじゃあ<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">お</span><span class="boten">礼</span></span>しなきゃだね……♡」</p>
<p>周囲にバレないように一人ずつホテルに誘い出しては、エッチを対価にお小遣いをもらう毎日。『飲む、打つ、買う』とは縁遠いオタクたちは、意外と小金持ちでした。</p>
<p>「……え？　うん、もちろん、君が一番大好きだよぉ♡　だからほら、今日もいーっぱいサービスしてあげるねぇ♡」</p>
<p>彼女が借金を抱えていただとか、特に経済的に困っているわけではありません。美味しい食べ物に、かわいい洋服に、ゲームの課金に、あぁそれと読みたい漫画も――ただ自分の欲望を満たすために、男に体を売ってお金を巻き上げる日々。</p>
<p>「ぁんっ♡♡　ぁっ、すごいっ♡　きみっ、本当にっ、エッチ上手だねっ♡　こんな気持ちいいのっ、初めてぇっ♡　ぁっ、あっぁっあぁぁんっ♡♡」</p>
<p>そのためには、感じている演技だって厭わなかったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――これが、あなたが『性行為演技罪』で逮捕されたいきさつです。ご理解いただけましたね？」</p>
<p>最後に部員の男と寝て半日後、みくは性行為演技罪で逮捕と相成り、すぐさま『執行室』に連れていかれました。</p>
<p>灰色のコンクリートで覆われた、8畳ほどの広さの何もない部屋。みくはそのど真ん中で、パイプ椅子に縄で両手両足を縛り付けられています。周囲にいるのは、男女2人の警官たち。</p>
<p>「……普通、とがめるのって援交のほうじゃないんですかぁ」<br />
「あぁ、私たちは部署が違うので」<br />
「お役所仕事ぉ……」</p>
<p>「そもそも売春って違法ではあるんですけど、罰則規定ってないんですよ（2022年5月時点）。18歳未満とシたり、あっせんしたりだとアウトですけどね」<br />
「あ、はぁい」</p>
<p>どんな罪状にせよ、みくにとっては非常にまずい状況です。</p>
<p>相手は国家公務員、ストーカーだとかレイプ魔だとかと違って、逃げるという選択肢はあり得ませんでした。こんなくだらないことで前科持ちになんてなりたくないし、パパとママに知られてしまったらと思うと、血の気が引く思いです。</p>
<p>そしてそれ以上に、両手両足を縛られて動かせないというのが恐怖を呼びました。どうしてここまで厳重に動けなくするのだろう？</p>
<p>「……ねぇ、お兄さん、お姉さん。サービスしてあげますから、見逃してくれませんかぁ♡」<br />
「はぁ」</p>
<p>「あ、同性だから不安？　私ぃ、女の人でも気持ちよくさせる自信ありますよぉ♡」</p>
<p>みくの選択は『誘惑』でした。これでも多くの男たちを誘惑してきた美少女。それに相手の警官たちはまだ若く、人並みに性欲もありそう。</p>
<p>しかしそれは過信でしかありません。彼女の浅はかな知恵で、どんな状況でも乗り越えられるわけではないのですから。</p>
<p>「まだ分かっていないみたいですね。『気持ちよくさせる』じゃないんですよ」</p>
<p>手応えの薄さを感じるみく。何か手はないか必至に思考を巡らせようとします。</p>
<p>だけど次の瞬間、彼女にとって予想外のことが起こります。男性の警官に、ちょっと短めのスカートをめくられたのです。</p>
<p>「っ――」</p>
<p>あざといリボン付きの桃色下着がさらされて、思わず悲鳴を上げそうになるみく。だけど喉から出掛かったところでなんとか我慢します。</p>
<p>こんな風に両手足を縛られた状況で男を相手したことは今までなくてちょっと怖いけれど、ここで既成事実を作ってしまえば、相手は強気に出られなくなる。</p>
<p>――そんな考えはことごとく浅はかでした。</p>
<p>「さて、始めましょうか」<br />
「んくっ、ぁっ♡　やっぱり、そういうことをっ♡　んくっ！？　ぁ、ぁ……」</p>
<p>男性がスカートをめくったまま、今度は女性警官のほうがみくの下着を横にずらし、秘所を愛撫し始めます。親指の腹で割れ目をなぞりながら、人差し指と中指でクリトリスを優しくこねくり回すのです。</p>
<p>「ぁうっ、ぁ……っ！？　何、これ、こんな、気持ち……♡」<br />
「どうしました？　まだ軽く触っているだけですよ？」</p>
<p>「くっ、うる、さぃ……！？　ひぅ、ぁ、ぁあぁ……っ♡」</p>
<p>じんわりとした気持ちよさに体の力が緩みそう。みくは思いました――あれ、自分のアソコはこんなに敏感だったか？</p>
<p>しかし膣内の湿り気が増し、じゅぷりという音が響き始めた矢先のことでした。女性の指が引き抜かれて、途端、大きなバイブを代わりに突っ込まれたのです。</p>
<p>「ぁぐぅっ！！？　ッ――！！？」</p>
<p>これまで何人もの男たちと寝てきたみく。膣も十分に濡れており、突然こんなことをされても痛くはなかったけれど、そりゃ驚きぐらいはします。</p>
<p>バイブは極めて直線的な作りをしていました。太さは一般的な男性器並ですが、長さがあって、膣の奥までしっかり届きます。そしてこのバイブは振動が優しく、左右のうねりも小さく、しかしにょきにょきと<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">伸</span><span class="boten">び</span><span class="boten">縮</span><span class="boten">み</span></span>するのです。</p>
<p>「ぇっ、あっ？　ぇっ、えっ、ぇっ、ぇっ♡　な、何、これ、えっ、えぇぇっ♡♡」</p>
<p>こっ、こっ、こっ、こっ。</p>
<p>きっと、バイブにバネか何かが仕込まれているのでしょう。その上下運動のストロークはほんの1cmほど。男の腰振りと比べれば本当に小さく軽いピストン運動が、みくの<ruby data-rt="ポルチオ">膣奥<rp>（</rp><rt>ポルチオ</rt><rp>）</rp></ruby>を叩き続けます。</p>
<p>それはみくにとって不可解な感覚でした。</p>
<p>「んぁっ、ぉっ♡♡　奥っ、おくっ♡　おっ♡♡　おっ、あっ、ぃっ、ぉっ、ぉおっ？」</p>
<p>まるで子宮をマッサージされるよう。こつんという優しい衝撃が、下腹部全体に幸福感を広げていくのです。それが矢継ぎ早にやってくるのですから、みくは声を抑えることができません。</p>
<p>どうして？　今までこんなに感じたことなんてなかったのに？　――だって彼女は今まで、こんな風に優しく<ruby data-rt="ポルチオ">膣奥<rp>（</rp><rt>ポルチオ</rt><rp>）</rp></ruby>を叩かれたことなんてなかったのですから。</p>
<p>「あのっ、ま、待ってっ♡　これっ、すぐ、止めてくださっ♡　ぁっ、ぁあっ♡♡」</p>
<p>みくは慌てて警官たちに制止を呼び掛けます。</p>
<p>しかし二人の反応はありません。ただ淡々と、男性はみくのスカートを持ち上げ続け、女性はバイブをちょうどいい力加減で押し当て続けるのです。</p>
<p>「ぁっ、ほんとに、これ、あ、ぁぁあっ♡♡　ぁひんっ！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～！！」</p>
<p>じんわりとした絶頂がみくを襲いました。</p>
<p>みくだってオナニーぐらいはします。だけど触るのはいつもクリトリスで、膣内でイッたことはありませんでした。今日の絶頂は、何て深いのでしょう。腰が跳ねるだけじゃない、全身が浮遊感に満たされて、椅子に座ったまま地面が抜けてしまったみたいです。</p>
<p>「は、ひぃ♡　ひっ、ひぃっ♡」</p>
<p>「おや、性行為演技罪に問われたにしては、随分と早いですね」<br />
「きっと上手な男性とシたことがないのでは？」</p>
<p>「それはそれで、かわいそうかもしれませんね。どれだけ男性と寝ても満たされず、こうして罪に走ることになったと」<br />
「しかしまぁ、これを機に本当の快感を知ることができて良かったじゃないですか」</p>
<p>「っく……！　どうして、こんな……！？」</p>
<p>警官たちは口々に言います。</p>
<p>今までの性行為を全て演技でやり過ごしてきたみくにとって、自分のイク姿を見られるのはどうしようもない羞恥でした。思わず今の状況を忘れて、二人をにらみ付けてしまうぐらい。</p>
<p>しかしみくが何か罵声を浴びせてやろうと思った矢先、ピストン運動が再開されるのです。</p>
<p>「んぁぅうっ♡♡　ぁっ、ぁぁぁああ！！？」</p>
<p>とん、とん、とん、とん。少し勢いが強くなったピストン運動のストロークは2cmぐらい。</p>
<p>より強く<ruby data-rt="ポルチオ">膣奥<rp>（</rp><rt>ポルチオ</rt><rp>）</rp></ruby>を叩かれて、みくは悲鳴を上げます。</p>
<p>「ちょ、待ってっ！！？　イッたっ！！？　今イッたばかりっ、ぁっ、あっぁぁぁぁあっ、ぁぁぁぁぁぁぁあああっ！！」</p>
<p>「ええ、随分と気持ちよさそうにイッていましたね。それが何か？」<br />
「だからやめてって言ってッ！！？　ひぐっ♡♡　ぁぁぁあっ♡♡　ぁ゛ぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>「あなたがイッたら、どうしてやめなければいけないんです？」<br />
「何なのっ！！？　ぁぎっ♡♡♡　あなたたち、何なのよぉぉおっ！！？」</p>
<p>深くイッた後にさらに犯されるなんて、みくには初めての経験でした。</p>
<p>演技をしているわけでもないのに声が勝手に裏返って、すごくみっともない姿をさらしているような気持ちになる。羞恥、屈辱、敗北感――みくの心がじりじりと焦げ付くようです。</p>
<p>みくは堪らず叫びました。</p>
<p>「通報、してやるっ！！　あなたたち、絶対にっ、逮捕、されますよぉおッ！！？」</p>
<p>その言葉で、バイブの動きがぴたりと止まります。</p>
<p>まだバイブが膣に深く刺さったままで、ほんのちょっとアソコの筋肉を締め付けると甘い感覚が走って嫌になる。だけど脅したかいがあって、少しはおじけづいてくれただろうか。</p>
<p>――しかしみくのそんな期待は、ことごとく裏切られることになります。警官たちは少しきょとんとした表情で言うのです。</p>
<p>「何か勘違いをしていませんか？」<br />
「は、へ……」</p>
<p>「あなたは、私たちが欲望のままにレイプしているとでもお思いで？」<br />
「最近多くて困りますね。『だって知らなかったから』で犯罪が赦されると思っている方々」<br />
「だか、ら、何の話……？」</p>
<p>「『性行為演技罪』に問われた者は、時間無制限の『わからせ』が課されるんですよ」<br />
「わか、りゃ、せ……」</p>
<p>「あなたが二度と<ruby data-rt="罪を犯さなくなる">性行為で演技することがなくなる<rp>（</rp><rt>罪を犯さなくなる</rt><rp>）</rp></ruby>まで、快感を<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">わ</span><span class="boten">か</span><span class="boten">ら</span><span class="boten">せ</span></span>て差し上げます」<br />
「ぁひんっ♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛ぁぁああ！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ♡♡♡」</p>
<p>再開されるピストン運動。もう何の抵抗もできなくなって、絶望のまま悲鳴を上げるみく。</p>
<p>今までの行為、そしてこれからの行為は全て、みくの交渉を飲んだが故のものではありません。彼女に一切のイニシアチブはなく、ただ淡々と『わからせ』の刑は執行されていくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぁぐぁっ、っひっ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>みくはすぐさま二度目の絶頂を迎えます。</p>
<p>ピストン運動が強い分だけ、絶頂も強い。膝が勝手にバネのように跳ねて、足首の縄をぎちぎちと鳴らします。愛液がずらされたパンツに染み込んで、ぐっしょりとした感覚が少し不快でした。</p>
<p>そして当たり前のように続けられるピストン運動。ささいな不快感を吹き飛ばすほどの快感が襲い続けます。</p>
<p>「ぁぅ゛ぁぁぁぁぁああっ♡♡♡　強いっ、づよいっ！！？　つよずぎるっでぇぇぇぇぇえええええええええっ♡♡♡♡」</p>
<p>「強いってことはないでしょう？　あなたが体を売ってきた方々の欲望にまみれた腰振りに比べれば、まだ随分と優しいですよ」<br />
「違うのぉぉぉぉおおっ！！！？　優じいのに強すぎるのぉぉぉおおおおお♡♡♡♡」</p>
<p>「ははは、意味が分かりませんよ」</p>
<p>とちゅっ、とちゅっ、とちゅっ、とちゅっ。今度のピストン運動は3cmくらい。次第に強くなるポルチオ責め。</p>
<p>イチモツを突っ込まれるよりもずっと優しい衝撃のはずが、快感はその数倍、数十倍です。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡　やめでっ、お願いっ、やめでぇぇぇぇぇぇえええっ♡♡♡♡　やめでええええぇぇぇぇええええええええ♡♡♡♡」</p>
<p>二度イカされた直後のさらなる快楽責めは、誰であっても悲鳴を上げることでしょう。</p>
<p>元々<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">本</span><span class="boten">当</span><span class="boten">の</span><span class="boten">快</span><span class="boten">楽</span></span>を知らなかったみくなら、なおさらの話。みくは必至になって『やめて』と言いました。自らの過ちを認めて謝罪を繰り返すようになりました。</p>
<p>しかし警官たちの反応はことごとく冷淡でした。</p>
<p>「まぁ、これに懲りたら二度と罪を犯さないことです」<br />
「だがらっ、や゛めっ！！？　もうじないっ、しないがらっ♡♡♡♡　どうしでやめでぐれないのぉぉぉぉおおおおっ♡♡♡♡」</p>
<p>「ですけどあなた、最初に私たちを誘惑しようとしましたよね？　反省が足りないんじゃないですか？」<br />
「それは違うのっ♡♡♡♡　わだしっ、ぢゃんど反省じでっ♡♡♡♡　ぇあっ、ぁ゛ぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>まさに、『ごめんで済んだら警察は要らない』のです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>『わからせ』の刑は続きます。</p>
<p>「ぁぐぁっ♡♡♡♡♡　ぁ゛っぁ゛ぁぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡　ひぐっ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ。バイブの動きはどんどん強くなっていき、いつしか欲望に身を任せた男の腰振りと同じぐらいの衝撃が、みくの体を下から突き上げるようになります。</p>
<p>今までのみくなら、少し痛みといら立ちを感じながらも、感じている演技をして相手のご機嫌を取っていた状況。</p>
<p>「やだっ♡♡♡♡　きもぢよすぎるっ♡♡♡♡♡　これっ、きもぢよすぎるぅぅぅぅぁぁあああああああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「本当ですか？　演技じゃありませんよね？」<br />
「こんなぎもぢよぐされで演技なんでできない゛ぃぃぃぃぃぃいいいいいいい♡♡♡♡♡」</p>
<p>しかし今の彼女は、そんな不快感とは無縁。痛みもいら立ちもなく、体が浮き上がりそうな衝撃が全て快感に転化されているのです。</p>
<p>何度もイキ続けるみくの足元には水たまりができて、部屋の隅の排水口にちょろちょろと音を立てながら流れていきます。</p>
<p>「やだっ♡♡♡♡　またイグっ♡♡♡♡　いっ、い゛ぃぃいい♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぃい゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>『わからせ』の刑には時間制限がありません。</p>
<p>みくが二度と感じている演技ができなくなるまで、ほんのちょっとポルチオをこつんと叩くだけで身悶えしながらイキ狂えるようになるまで。</p>
<p>何十分でも、何時間でも、バイブによるポルチオ責めは続くのでした。</p>
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		<title>女の子が淫紋屋さんを利用するのが当たり前になった世界のアクメ事情</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 May 2022 09:00:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>さまざまな性的効果を有した『淫紋』が、少女たちの間で流行しています。お試しで入れた淫紋が思いの外気持ちよすぎて、淫紋屋さんでクリ責めアクメしてしまう少女。淫紋をこっそり足の裏に施していたことが親友にバレて、くすぐりイキしてしまう少女。オーソドックスでありながら最強の効果を誇る下腹部への淫紋で、後輩の男の子が気絶するまでセックスしてしまう少女などのお話。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>性感向上、精力向上、性病予防、避妊・妊活――躰に卑猥な紋様を刻む『淫紋』は、さまざまな効果を有します。</p>
<p>そんな淫紋を施してくれる『淫紋屋』が世界的に流行してから、はや数年がたちました。当時は下腹部にハート柄の淫紋を施すばかりだったのが、今では随分と多様化しています。</p>
<p>手の甲や首筋に施せば、効果はちょっと弱いけれど、おしゃれなセックスアピールとして活用可。『ちょっと敷居が高い』という方には、ワンプレイでさっと剥がして捨てられるタトゥーシールが人気です。</p>
<p>そんな淫紋屋さんに初めて訪れた、一人の少女を見てみましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「はい、ちょっと恥ずかしいかもですけど、脚を開いてくださいね～」<br />
「は、はひ……」</p>
<p>よくある町の淫紋屋さん。店員はふんわりとした雰囲気の女性が一人で、完全予約制。特殊な成分を含んだインクペンが、少女の股間をすべります。</p>
<p>彼女は学校でもごく当たり前にいるような少女でした。肩ほどの長さがある黒のミディアムロング、はっきりした目鼻立ち。成績も運動も普通。休日は精いっぱいおしゃれをして、友達と一緒に映画を観てからフラペチーノを飲む――そんなどこにいてもおかしくない少女が、アソコに淫紋を刻む時代。</p>
<p>とは言え、ネイルサロンのような小さな個室で、スカートの裾をまくり、真っ白なショーツを足首まで下ろしてアソコをさらけ出すのは、若い少女にとってはなかなかに鬼門です。</p>
<p>「はーい。動いちゃだめですよー。形が崩れちゃいますからねー」<br />
「は、いぃ……！　んくっ、ぅ……」</p>
<p>『あらかじめ毛をそっておくように』――予約したときにそう言われた少女のアソコは、元々薄かった陰毛すらなくなってつるつるに。</p>
<p>そして元々陰毛の生えていた場所、クリトリスのほんのちょっと上に今、淫紋が施されるのです。大きさ1cmほどのハート型、肌になじんで目立ちにくいライトピンク。本当に慎ましやかな淫紋ですが、効果は本物です。</p>
<p>「今回はお試しということで、効果は約7日間です。段々と薄くなっていきますから、もしも継続したいなって思ったら、また来てくださいねー」<br />
「はい、ありがとうございます……」</p>
<p>特殊なインクで施された淫紋は、時間がたつと消えてしまう短期用でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「早速、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">お</span><span class="boten">試</span><span class="boten">し</span></span>していきます？」<br />
「えっ？」</p>
<p>『お試し』――少女は一瞬、その言葉の意味が分からなくて戸惑いました。</p>
<p>淫紋をお試し、そう言えば……。少女は学校で聞いたことがありました。ほんのちょっとだけ、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">う</span><span class="boten">い</span><span class="boten">う</span><span class="boten">こ</span><span class="boten">と</span></span>をするお店もあるんだとか。そうして、淫紋の効果を見るんだとか。</p>
<p>「じゃあ、ええと、……はい」</p>
<p>ちょっと恥ずかしいけれど、分からないことがあったら今すぐ聞けるし、試しておいたほうがいいのかもしれない。</p>
<p>だけど少女がそう思って自分でアソコに触れようとした瞬間、店員が真正面から手を伸ばし、親指で、クリトリスを包皮の上からぐっと押し込んだのです。</p>
<p>「――ひゃぉぐぅっ♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおおおおっ！！？」</p>
<p>少女はほんのちょっと、指先でアソコをもむぐらいに留めようと思ったのに。いきなり店員が<ruby data-rt="クリトリス">一番弱い所<rp>（</rp><rt>クリトリス</rt><rp>）</rp></ruby>に触れてきて驚きましたが、それ以上に驚いたのが<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">感</span><span class="boten">覚</span></span>でした。</p>
<p>まるでクリトリスと子宮の神経が<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">連</span><span class="boten">動</span></span>しているかのよう。指先できゅっとつぶされるだけで、子宮がきゅうきゅうとうずいて、愛液がじくじくと染み出してくるのです。</p>
<p>「元々感度が高いようでしたので、『感度を上げる』というよりは、『感度を広げる』効果になってますー。どうです？　クリトリスをふにふにされるだけで、子宮がすっごいうずくでしょ～♡」<br />
「ぁぐっ、ぉ゛――♡♡♡　なに、これっ、子宮、もまれへ――！！？」</p>
<p>店員は次に、割れ目から染み出した愛液をすくい取ると、親指と人差し指で包皮をめくり、クリトリスをつまんで、くりくり、しこしことしてきます。</p>
<p>「ひぃぃぃぃいいっ♡♡♡　ぃぎっ、ひ――♡♡♡　ひぃぃぃぃぃぃぃいい！！！？」</p>
<p>すごく不思議な感覚です。クリトリスが指で愛撫されるたびに、子宮にそのままの快感が押し寄せてきます。子宮をこねくり回されたり、しごかれたりするなんて、生まれて初めての感覚……いえ、生涯掛けても経験できる人なんてそうはいませんでした。</p>
<p>しかしそれは、淫紋が当たり前になるよりも、昔の話です。</p>
<p>「ふふふ、本当に敏感ですねー。これでも、クリトリスの感度は一切変えてないんですよぉ？」<br />
「そん、にゃぁっ！！？　ことっ、だってへっ♡♡♡♡　こんにゃっ、ぁっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああっ！！！」</p>
<p>きっと店員の言う通り、クリトリスの感度は淫紋を施す前と直接的にはそう変わってはいないのかもしれません。しかしその奥にある<ruby data-rt="しきゅう">もっと大きなもの<rp>（</rp><rt>しきゅう</rt><rp>）</rp></ruby>を丸ごと気持ちよくさせられたら、気持ちよさが何倍にもなっているような気がするし、躰の興奮でクリトリス自体の感度も増します。</p>
<p>「だめっ、これいじょっ♡♡♡♡　ほんとっ、すとっぷっ、すと――ぴゅひゅぅっ！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁひっ♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！」</p>
<p>「うふふふ♡　もうイッちゃいましたね～♡」<br />
「ふぁふっ♡♡♡　ひっ♡♡♡　ひーーーーっ♡♡♡　ひーーーー♡♡♡」</p>
<p>結局少女は、クリトリスをほんの1～2分いじくり姦されただけであっという間にイッてしまいます。子宮がくるくるとうずいて全身が痙攣する絶頂は、まるで中でイクような<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">深</span><span class="boten">さ</span></span>がありました。</p>
<p>そしてあろうことか店員は、少女が絶頂した後も、淫紋を施したクリトリスを徹底的に気持ちよくしてくるのです。</p>
<p>「今度はローターを使ってみますねー♡」<br />
「ふぁぉおぉおぉおぉおっ♡♡♡♡　子宮が震えるるるるるるぅぅぅぅううっ！！！？」</p>
<p>「淫紋がしっかり定着しているか見たいのでぇ。すぐイカないように我慢してくださいねー♡」<br />
「そんなっ、むりっむりっ、むりぃぃいっ♡♡♡♡　こんにゃっ、すぐイッひゃ――！！！！　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その日、少女は未知の快感をたっぷりと愉しむことになります。『1週間も要らなかった、もう気持ちいいのは十分だよ』と思ったのは、その日だけのお話。</p>
<p>毎日毎日オナニーにふけって、どっぷり淫紋にハマってしまった彼女は、1週間後にまたこのお店を訪れることになるのです。今度はもうちょっとだけ効果が長く、強い淫紋を求めて。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>淫紋の効果は主に、性感向上、精力向上、性病予防、避妊（あるいは正反対に妊活）など。その効果故に、施す場所は性器周辺が圧倒的多数です。しかし変わった部位に淫紋を施す人も、いないわけでもありません。</p>
<p>少女――こなつもその一人でした。</p>
<p>クラスメイトからは『<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">う</span><span class="boten">い</span><span class="boten">う</span><span class="boten">こ</span><span class="boten">と</span></span>とは無縁』と認識されるような女の子。同年代よりも一回り小さな体躯。黒のボブカットはおしゃれというよりは無垢。化粧をしたこともなければ眉毛をいじったこともないのにかわいらしいのは、ひとえに彼女の資質があってこそ。</p>
<p>クラスメイトの誰もが、想像だにしなかったでしょう――そんな少女が、こっそりと淫紋を施してもらっているだなんて。しかもこなつ自身は、そのことをちょっぴり後悔しているだなんて。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな状況・気持ちが全て瓦解したのは、学校の帰りに、友達の家に遊びに行った時のことでした。</p>
<p>友達――かよは、こなつとは正反対の少女でした。</p>
<p>平均よりも大柄、それでも『ごつい』という印象を与えないのは、出る所だけがしっかり出ているからでしょうか。ロングヘアで、目元にほくろ。どちらも垂れ目という所だけは共通しています。</p>
<p>ギャルのように派手に着飾らなくとも、大人っぽい雰囲気を醸し出す女性。同い年だから言うのは恥ずかしいけれど、こなつにとってかよは『お姉ちゃん』みたいな人でした。</p>
<p>そんなかよの部屋で、こなつはうっかりジュースをこぼしてしまったのです。</p>
<p>「あっ、ご、ごめんなさい！？」<br />
「ううん、大丈夫だよ。あっ、でも靴下濡れちゃったね」</p>
<p>ミニテーブルからオレンジジュースが滴り、絨毯の上に座っていたこなつの白ソックスに広がっていきます。制服まで濡れなかったのは不幸中の幸いでしょうか。</p>
<p>しかしこなつはその様子を見て、背筋をぎくりとさせたのです。</p>
<p>「靴下脱ごっか。せっかくだから、うちで洗濯しちゃうね」<br />
「……ううん、いい」</p>
<p>「え？　でも……」<br />
「い、いい……」</p>
<p>こなつの言動は、かよにとって明らかに不自然なものでした。他人の手間を遠慮して洗濯を拒むだけならまだしも、ジュースでべったりと汚れてしまった靴下を脱ごうとすらしないのですから。</p>
<p>「あ、窓に子猫がへばりついてる。かわいー」<br />
「えっ、うそ！　どこ！？」</p>
<p>「うん。うそだよ」<br />
「ぇあっ、やめ、靴下引っ張らな――！？　ぁ――」</p>
<p>そしてかよが半ば無理やり靴下を脱がすと、その理由が判明します。</p>
<p>「ぁ、ぅ、ぁ――！　み、見――！？」</p>
<p>平均よりもずっと小さな足の裏に施された、不思議な紋様。土踏まずにぎりぎり収まる羽根の形で、羽軸の先端にハート。何より、肌に卑猥なコントラストを描く赤紫色――それは紛れもなく淫紋でした。</p>
<p>真っ赤な顔で口をぱくぱくさせるこなつ。それとは正反対に表情を固めるかよ。口元は笑顔なのに、目が笑っていないのです。</p>
<p>「……ねぇ、何これ」<br />
「その、えっと、クラスで、はやってたから……」</p>
<p>「どうして<ruby data-rt="ここ">足の裏<rp>（</rp><rt>ここ</rt><rp>）</rp></ruby>なの？」<br />
「…………」</p>
<p>その質問で、こなつの顔がさらに赤くなります。</p>
<p>こなつはかよから目をそらして、ぽつぽつと呟くように答えるのです。</p>
<p>「……足の裏、くすぐられるとさ」<br />
「うん」</p>
<p>「くすぐったくて、気持ちいい、じゃない……？」</p>
<p>それは今よりもいくらか幼い時に、友達にいたずらでくすぐられて芽生えたものか。はたまた、お母さんに買ってもらったスマートフォンを使っている時に、偶然<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">う</span><span class="boten">い</span><span class="boten">う</span></span>サイトに辿り着いてしまったせいか。</p>
<p>いずれにせよ、その言葉はきっと多くの人々にとって、すぐには同意しにくいものでしょう。かよも言葉の意味が飲み込めず、表情を固めたまま。</p>
<p>「ごめん、やっぱり、忘れて」</p>
<p>今の状況に耐えられなくなって、とうとう女の子座りしたまま完全に背後を向いてしまったこなつ。しかしその行動は不用心と言わざるを得ません。</p>
<p>かよは無防備にもこちらに上を向けたこなつの足の裏を、人差し指でつつっとなぞったのです。</p>
<p>「ふひゃぁあぁぁぁっ♡♡♡」</p>
<p>こなつの背筋がのけ反ります。その声は笑い声のようでありながら、隠しきれないほどの艶を含んでいました。</p>
<p>その声を聞くだけで、その反応を見るだけで、かよはゾクゾクとした何かが自分の背筋を駆け上っていくのを感じたのです。</p>
<p>「かよちゃん――！？　な、何して――！」</p>
<p>「ねぇ、こなつちゃん。<ruby data-rt="これ">淫紋<rp>（</rp><rt>これ</rt><rp>）</rp></ruby>やってもらってから、誰かにくすぐられたことある？」<br />
「な、ななななない……！！　だってこれ、一人で……！」</p>
<p>「ふぅん。……そっかぁ♡」<br />
「かよちゃん……？　何だか、目が、怖――ぁわぁぁっ！！？」</p>
<p>かよはこなつを強引に引き倒して、絨毯の上にうつ伏せに寝かせます。そしてふくらはぎにのし掛かって、上を向いた両足の裏に思いっ切り指を這わせ始めたのです</p>
<p>「ひゃわぁぁぁぁあっ！！？　ひゃっ、ぁぁぁぁぁぁああ！！！」</p>
<p>無防備な足の裏、無遠慮に踊る指――それはこなつが生まれて初めて経験する、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">本</span><span class="boten">気</span></span>のくすぐり責めでした。</p>
<p>「ひゃはぁぁ～～～～っはっはっはっははははははははははははははははひぃぃ！！！？　あしっ、足っひっ！！！？　くしゅぐったはぁ――！！！！　くしゅぐったぁぁぁっはっはっはははははははははははははははははぁぁぁぁぁぁぁあっ！！！？」</p>
<p>こなつは困惑しました。</p>
<p>だって、いくら足の裏に淫紋を施してもらったからと言って、そこを誰かにくすぐられるなんて考えてもいなかったのですから。</p>
<p>ただ、淫紋を施したえっちな足の裏を眺めて、夜な夜な自分の指でこちょこちょするぐらい。まさか他人に、こんな風に思いっ切りくすぐられることがあるなんて。</p>
<p>そしてくすぐり責めというのは、彼女が想像していたよりもずっとくすぐったくて、そして快感でした。</p>
<p>「ふぁぅぉぁあっ♡♡♡♡　ぁはっひっ♡♡♡♡　ひーーっひっひひひひひひひっひゃっははははははははははははぁぁぁぁぁ！！！？　へぅ！！！？　こんなっ、こんな――！！！？　こんなぁ゛ーーっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡」</p>
<p>かよの指が皮膚を摩擦するたびに、ぞくぞくとしたものが脚を駆け上ってアソコにまで響いてくるような心地。笑いすぎて息苦しいはずなのに、この感覚はやんでほしくない。もうこなつの顔は真っ赤で、誰かが見ていれば心配されてもおかしくないほど。</p>
<p>だけどかよはくすぐり責めをやめません。</p>
<p>「ふわぁ、こなつちゃんすごい……♡　こんなにくすぐったそうなのに、気持ちいいの……？」<br />
「ひゃ～～～～っはっはははははははははははははははは♡♡♡♡　ひひっ♡♡♡♡　ひ～～～～っひっひひひひひひひひひひひひぃぃぃぃいい♡♡♡♡　きひっ、ひっ！！！？　ひゃ～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>目の据わったかよは、一心不乱にこなつの足の裏をくすぐり続けます。</p>
<p>うつ伏せに組み伏せた姿勢からは、残念ながらこなつの表情をしっかり見ることはかないません。しかしその笑い声はかわいらしく、太ももの筋肉の収縮で上に乗せたお尻が揉みほぐされる感覚は官能的。どうしてここでくすぐり責めを止める必要があるでしょうか。</p>
<p>「私、こなつちゃんの弱点分かっちゃった♡　ほら、<ruby data-rt="ここ">土踏まず<rp>（</rp><rt>ここ</rt><rp>）</rp></ruby>でしょ？」<br />
「っ～～～～～～～～！！！！？　そこはっ、そこはぁぁ゛ーーーーっはっははははははははははははははぁ゛ーーーーーーーーっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「分かるよぉ♡　だって、一番くすぐったくて、一番気持ちいいから、<ruby data-rt="ここ">土踏まず<rp>（</rp><rt>ここ</rt><rp>）</rp></ruby>に<ruby data-rt="マーク">淫紋<rp>（</rp><rt>マーク</rt><rp>）</rp></ruby>付けてもらったんでしょ……♡」<br />
「ひゃぐぁひゃぁぁぁぁっはっははははははははははははははははひっ♡♡♡♡♡　ひーーーーっ♡♡♡♡♡　ひーーーーっひゃっははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁあああああああああ♡♡♡♡♡」</p>
<p>特に淫紋を施されている、足の裏の中央――ふゆりとへこんだ土踏まずを指先で軽く引っかくようにくすぐると、こなつはものすごく敏感な反応を示します。</p>
<p>大切な親友の1番くすぐったくて気持ちいい場所を見つけてしまったかよは、もう一心不乱にそこをくすぐるだけです。</p>
<p>「ひーーっひひひひひひひひひひひひひっ♡♡♡♡♡　ひひっ、ひぃぃぃぃぃぃい！！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはひ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「すごぉい……♡　こなつちゃん、足の裏こちょこちょされるだけでイッちゃったんだぁ♡」</p>
<p>こなつは足の裏をくすぐられるだけで絶頂を迎えます。足の指がぎゅっと縮こまったかと思ったら、次の瞬間ぱっと開いて、ぴくぴくと痙攣を始めます。散々上げ続けていた笑い声がやみ、声帯の振動がなくなって空気の塊ばかりが吐き出されます。</p>
<p>まさか足の裏をくすぐられるだけで絶頂するなんて――それはこなつも、かよも、思ったこと。そしてこうも思うのです。『もっと』と。</p>
<p>「そう言えば、ジュースこぼしちゃったんだよね。きれいにしてあげる……♡」<br />
「――ふにゃぅぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡　なにしへっ、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">舐</span><span class="boten">め</span></span>っ、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">舐</span><span class="boten">め</span></span>へぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ！！！？」</p>
<p>「じゅるっ、れろぉっ♡♡♡♡　一番くすぐったいところ、思いっ切りぺろぺろしてあげるっ♡」<br />
「ひゃぅにぁーーっはっははははははははははははひゃ～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　にゃにこれっ、こんな、知らないっ♡♡♡♡♡　知らにゃ――っひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>かよはこなつの脚に覆いかぶさるように倒れ込み、足の裏に舌を這わせながら指でかき混ぜ続けます。</p>
<p>こなつが施してもらった淫紋は、3か月ほどの効果がありました。これから3か月の間、こなつは事あるごとにかよに足の裏をくすぐられて、狂ったように笑い、恍惚の中でイキ悶えることになるのです。</p>
<p>もっとも、一度進んだ友人関係と体本来の性感は、淫紋が消えても変わりません。『3か月たてば、もう足の裏をくすぐられることはない』――そんな保障はどこにもないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
こなつのようにアソコ以外に淫紋を施す人も、最近では珍しいものではなくなりました。</p>
<p>例えば、腋の下や足の裏などに施して、性感帯を増やす人。例えば、口の中に施して、フェラチオやイラマチオでイケるようにしてしまう人。例えば、お尻に施して、アナルの快感を何倍にも引き上げる人。</p>
<p>それでもやっぱり、1番注目されるのは下腹部――子宮の上に施すタイプの淫紋です。昔ながらのオーソドックスなやり方で、若い子たちの間では『ちょっと古臭い』なんて言われることもあります。</p>
<p>しかしそれだけに効果は最強。下手に施せば日常生活に支障を来たし得ることもあり、定番であるはずが反対にハードルが高いという現象が起きているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さゆりは文学部の少女です。</p>
<p>毛量の多いロングヘアに、黒縁の眼鏡。彼女の容姿は地味そのものですが、分厚いレンズの向こうできらめく琥珀色の瞳は美少女の証。運動がまるでだめな彼女の体は、ひたすらに柔らかい。</p>
<p>そんな彼女には、後輩の男の子がいました。幼さの抜けない顔立ちで、けっしてさゆりが特別大柄というわけではないのに、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">彼</span></span>はさゆりよりも小さい。部活では最低限の会話しかしない仲でしたが、さゆりは知りませんでした、彼はいつも遠巻きにさゆりのことを見つめていました。</p>
<p>そんな彼が、真っ赤な顔で必死に愛の告白をしてくれた時、思ったのです――『もう我慢できない』。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「せ、先輩……っ？」</p>
<p>愛の告白をした女性に、突然自室に連れ込まれた彼は、息を飲みました。</p>
<p>大好きな先輩が普段眠るベッドの上で、仰向けに倒れて見上げるのは、そんな先輩の裸体。見るだけでも柔らかそうな滴型の乳房、丸い尻、陰毛の少し濃い秘所。</p>
<p>そして薄闇の中でも分かる、赤紫色の輝く<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">3</span><span class="boten">つ</span></span>の淫紋。</p>
<p>2つは大きな両胸に、乳首を囲むように刻まれたハート型。そしてもう1つは柔らかそうな下腹部に。子宮の形とハート型を組み合わせた、極めてストレートで下品さすらも垣間見える、しかし抗えないほどの官能さを宿した淫紋。</p>
<p>「驚かせちゃったかな……？　しかも<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">れ</span></span>、もう一生消えないんだぁ……♡」</p>
<p>永久淫紋――時間がたてばインクが落ちてしまうような、簡易的な淫紋ではありません。文字通り効果は無期限、一度刻んでしまったら二度と消えない紋様。いくら淫紋が流行していると言っても、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">れ</span></span>を施す人はめったにいません。</p>
<p>『あんなにおしとやかな先輩が』――彼は驚くと共に、胸中を言い知れぬ興奮で満たしていきます。</p>
<p>「君が悪いんだよ？　あんなにかわいらしく告白されたら、もう我慢できなくなっちゃう……♡」<br />
「せ、せん、ぱ……」</p>
<p>「いいよね？　だって<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">君</span><span class="boten">の</span></span>、もう硬くなってるもん……♡」</p>
<p>さゆりの膣はもうとっと濡れていました。滴が垂れて彼の太ももを濡らすほど。</p>
<p>さゆりは焦ったような手付きで彼の制服のチャックを外し、既に勃起しているイチモツを取り出すと、ふーふーと息を荒立てながら膣で飲み込み始めたのです。</p>
<p>まるで肉食獣に捕食されるような激しい行為に、彼は悲鳴を上げます。</p>
<p>「ぁくっ、ぁ、ぁぁあ！！？」</p>
<p>さゆりの中はきつく、まるで濁流に呑まれるようにうねっていました。彼に女性経験はありませんし、おまけに女性であるさゆりに組み伏せられてしまう程度にはひ弱です。彼にこの暴力的な快感を逃れるすべはありません。</p>
<p>しかしそれ以上に大きな反応を示していたのが、さゆりでした。</p>
<p>「ふぁ、ぁ、ぁぁぁぁあっ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ひゃぅぁ、これっ、すご――♡♡♡　ん～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</p>
<p>彼のイチモツは体格相応で、それほど立派とは言いがたいものでした。それでもさゆりは、膣に挿入するだけでふる、ふる、ふると小刻みに震えて絶頂を迎えます。</p>
<p>淫紋の効果は絶大。しかし感度が高い分、精力も無尽蔵です。</p>
<p>「さぁ、シようっ♡　もっとっ、シよう♡♡　ずっとずっとシしよう――っ♡♡♡」<br />
「先輩っ、そんなっ、動いたら――！？　ぁっ、ぁぁあっ、ぁぁぁぁああ！！？」</p>
<p>さゆりは足の裏をべったりとベッドにつけて、まるで獲物を捕食する蜘蛛のような姿勢で、腰を振り始めます。大きな胸とお尻が揺れ、ぱん、ぱん、ぱんという音が鳴り響きます。</p>
<p>「先輩っ、だめ、ですっ！！？　だ、め――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」<br />
「んんぅ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　は、ぁぁ――♡♡♡♡　すごっ、<ruby data-rt="で">射精<rp>（</rp><rt>で</rt><rp>）</rp></ruby>て――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>あまりに官能的な光景と、あまりに強烈な快感に、彼はあっという間に射精してしまいます。膣に精液を注ぎ込まれてまた絶頂を迎えるさゆりですが、ピストン運動は止まりそうにありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「はぁ、ぁぁぁぁ～～～～♡♡♡♡　セックスって、こんなに気持ちよかったんだっ♡♡♡♡　よかったっ、君とセックスできてっ♡♡♡♡　こんなのっ、もう、ディルドでオナニーするのっ、戻れなくなっちゃぅぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>さゆりはほんのわずかなカタルシスを感じていました。</p>
<p>ずっとずっと隠し続けてきた、身を焦がすほどの情欲をさらけ出せる相手ができた。しかもこの後輩の男の子は、かわいらしいし、優しく、真面目だ。その場限りの軽薄な愛じゃない、さゆりだって文学部の数少ない男子生徒である彼のことは、自然と目で追っていた。そんな彼と、こうして肌を重ねることができるなんて――。</p>
<p>しかしさらなる快感を求めるさゆりは、ピストン運動を続けながら、彼の手を握ります。そして下腹部の淫紋に手を添えさせると、ぐいっと押し込ませたのです。</p>
<p>「んぅ゛ぅぅぅぅうっ♡♡♡♡　ぉ゛――♡♡♡♡　ぉぉぉぉぉぉおおおっ♡♡♡♡」</p>
<p>さゆりは『体外式ポルチオマッサージ』という言葉を知りませんでした。しかし子宮を外から押し込まれることが、とても気持ちいいことだと知っていたのです。</p>
<p>「ほら、こう、するのっ♡♡♡　きみに、やってほしい、な♡♡♡」<br />
「ぁ――！　ぁ――」</p>
<p>それから、さゆりの性感を極限まで高める<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">共</span><span class="boten">同</span><span class="boten">作</span><span class="boten">業</span></span>が始まりました。</p>
<p>さゆりはただがむしゃらに腰を振って、彼のイチモツで自分の膣内をかき混ぜ続けます。そして彼はそんなさゆりの腰を両手でつかんで、二本の親指で淫紋をぐりぐりと押し込むのです。</p>
<p>「んぁ゛ぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡　すごっ、上手――♡♡♡♡　ぉぐっ、ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」<br />
「ふーーーーっ！　ふーーーーーーーーっ！」</p>
<p>彼も一心不乱でした。快感に悶えるさゆりの姿は、彼をこの上なく興奮させていました。</p>
<p>あまりにも気持ちがよくて、さゆりの上半身が段々と前屈みになっていきます。</p>
<p>「ぁ゛ーーーーーーーーっ♡♡♡♡　すごっ♡♡♡♡　こんなっ♡♡♡♡　きもちひっ♡♡♡♡　きもちいなんてぇっ♡♡♡♡」<br />
「ぁ――！　ぅ、ぁ――！？」</p>
<p>彼の前に重力で垂れ下がる胸。彼は教えられるまでもなく、淫紋で囲まれた乳首をつまむのです。</p>
<p>「――ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおっ♡♡♡♡♡　ッ――！！！？　ッ！！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>それは<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">全</span><span class="boten">て</span><span class="boten">が</span><span class="boten">噛</span><span class="boten">み</span><span class="boten">合</span><span class="boten">っ</span><span class="boten">た</span></span>ような快感でした。</p>
<p>砂漠を埋め尽くす砂のように、全ての<ruby data-rt="かいかん">水分<rp>（</rp><rt>かいかん</rt><rp>）</rp></ruby>を吸い取ってなおも乾き続ける躰。それがようやく、<ruby data-rt="まんぞくかん">湧き水<rp>（</rp><rt>まんぞくかん</rt><rp>）</rp></ruby>がにじみ出すほどの快感を得たのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから激しい激しい行為が続きます。</p>
<p>「今のっ、今のぉぉおっ♡♡♡♡♡　もっとやってっ♡♡♡♡　お腹ぐりぐりしてっ♡♡♡♡♡　ちくびこりこりしてぇぇぇええっ♡♡♡♡♡　ぇあっ、ぁっあっぁっぉ゛ぉぉおおおっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>さゆりは彼にまたがってひたすら腰を振るばかり。</p>
<p>そして彼は下腹部を押し込んだり、乳首をつまんだり。しかし人間の腕は二本しかありません。両乳首と下腹部――最後の余った一か所は、さゆり自身が自分の手で慰めるのです。</p>
<p>「ぁひぃ゛ぃぃぃぃいいっ♡♡♡♡♡　しあわせっ♡♡♡♡　幸せ、しあわせっ♡♡♡♡♡　んぁ゛♡♡♡♡♡　ぁっあっぁぁぁあ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>さゆりはとても幸せでした。</p>
<p>地味で大人しい文学部の美少女――そんなプロフィールが一切信じられないぐらい、よだれを垂らしながら舌を出し、目にハートを浮かべて、一心不乱に快楽をむさぼり続けます。</p>
<p>もっとも、それは彼の犠牲と引き換えなのですが。</p>
<p>「せ、せん、ぱ……！？　も、むり、です……！　も、限界……！？」<br />
「だめぇっ♡♡♡♡♡　もっとするっ♡♡♡♡　いっぱいするのっ♡♡♡♡　ずっとずっとシよぉっ♡♡♡♡♡　んくっ、ぁっあっぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　んぅ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>数え切れないほど絶頂してもなお、激しいセックスは続きます。さゆりがようやく満足した頃には、彼はとうに気絶していたのでした。</p>
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