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	<title>射精 | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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	<title>射精 | おものべ  |  快楽責めと連続絶頂のエロ小説&amp;イラストのサイト</title>
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	<item>
		<title>淫魔国入口にて。女体化スパイが甘サドサキュバスたちのW性器くすぐり尋問で男性としても女性としても堕とされる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Apr 2026 15:00:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[スパイとしてサキュバスの国に潜入しようとした"クリス"が、その入り口であっけなく堕とされてしまうお話。潜入のために女体化の魔術を施された彼（彼女？）でしたが、入国審査だとかでまだ慣れない敏感な全身＋おまんこをこちょこちょ。術が解けた後も、やっぱり敏感な全身＋おちんちんをこちょこちょ。女体と男体の両方でくすぐり責めを受けて蕩かされた彼は、サキュバスたちの性奴隷――通称『淫魔たちの恋人』として無事に、そして永遠に、かの国に滞在することとなったのでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>スパイとしてサキュバスの国に潜入しようとした&#8221;クリス&#8221;が、その入り口であっけなく堕とされてしまうお話。潜入のために女体化の魔術を施された彼（彼女？）でしたが、入国審査だとかでまだ慣れない敏感な全身＋おまんこをこちょこちょ。術が解けた後も、やっぱり敏感な全身＋おちんちんをこちょこちょ。女体と男体の両方でくすぐり責めを受けて蕩かされた彼は、サキュバスたちの性奴隷――通称『淫魔たちの恋人』として無事に、そして永遠に、かの国に滞在することとなったのでした。<strong><br />
</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>人間が決して立ち入れない国がある。ひとたび潜り込めば、2度と出ることはできないらしい。</p>
<p>しかもそれが魔族の国となれば、人の国々は放っておくわけにいかない。『魔族共は、我々の見えないところで何をやっている』『奴らは火薬を製造している。あそこは硝石の産地ぞ』『50年来平和だった、人と魔族の関係がついに壊れる』――そんなうわさがまかり通れば、密偵を送ろうという発想に至るのは当然のことだ。</p>
<p>しかし、ここで問題がある。閉鎖的な国にも、外交という概念は存在する。すると、多くの国々は眉をひそめるのだ。</p>
<p>――どうして、かの国の外交官は女性しかいないのだ？</p>
<p>それだけじゃない。指導者たる王、貴族、騎士、従者まで、表に出てくる者はただ1人の例外もなく、全員が美しい女性魔族。多くの推測はこうだった。つまり、かの国では女性の地位が著しく高いのではないか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「……だからって、わざわざ女体化の術をかけるなんて」</p>
<p>僕――XXXXは、胸にたまった息を全部吐き出しながら、街道のそばを流れる小川の水面を慎重に眺める。</p>
<p>長い銀髪、丸い目、小さい唇。きゃしゃな体にまとうのは<ruby>商人の服<rt>ロングガウン</rt></ruby>。……うん、どこからどう見ても、僕は<ruby>女<rt>・</rt></ruby><ruby>性<rt>・</rt></ruby>だ。当初とあまり見た目が変わっていないような気がしないでもないけれど、ちゃんと女性と思って見れば、うん。</p>
<p>「まったく、女体化っていうのはひどい魔術だよ。効果があまりない癖に、体が捻じ切れるように痛むんだから」</p>
<p>つまり、こうだ。人間が潜り込もうものなら2度と出られないとまで言われた物騒な国に、僕はわざわざ<ruby>性<rt>・</rt></ruby><ruby>別<rt>・</rt></ruby><ruby>を<rt>・</rt></ruby><ruby>変<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>まで潜り込もうとしている。だって仕方ないだろう？　それが<ruby>密<rt>・</rt></ruby><ruby>偵<rt>・</rt></ruby>たる僕の任務なのだから。</p>
<p>どこからどう見ても絶望的な状況。もしかしたら、死ぬかもしれない。</p>
<p>「……今さらか」</p>
<p>僕は孤児だった。国に拾われ、密偵として訓練を施された。罵声の雪崩を浴びせられ、気まぐれにムチでたたかれる毎日を送っていた。</p>
<p>訓練から逃げ出そうとした同輩は、見せしめに僕たちの前で殺された。訓練に付いていけなかった能力の低い同輩は、いつの間にかいなくなっていた。訓練を完璧にこなした優秀な同輩も、どこかの国に送り込まれて、そのまま帰ってはこなかった。</p>
<p>そう、死を恐れるなんて、本当に今さらだ。たまたま今日まで生き延びた、たまたま死ぬ日が決定した、それだけだ。</p>
<p>「あー、あー……。<ruby>私<rt>・</rt></ruby>、そう、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>じゃない。私、わたし……」</p>
<p>いつもより少し高い、女性の声がまだ慣れない。声は高くなるくせに、元々低い身長は、さらに低くなってしまった。</p>
<p>僕は発声の練習をしてから、川辺から立ち上がり街道の先を見る。もう少し歩けば、件の魔族の国か。</p>
<p>行こう。選択する権利を持たない僕たちは、どこで死ぬかの違いしか持たない――もはや覚悟ですらない、諦観が、僕の脚をよどみなく動かしていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――というわけで、私たちの商会と今後良い関係を結ぶことができたらと思いまして、こうして赴いた次第です」</p>
<p>「ふぅん、人間の商人ねえ……」<br />
「人間の商人、ですかー……」</p>
<p>城門。僕は衛兵の前で、あらかじめ準備しておいた適当な言葉を滞りなく出力していた。</p>
<p>城壁に囲まれた都市国家を一見した僕の感想は、率直に言って『大したことない』だった。本国帝都の大きさと比較すればはるかに及ばず、せいぜい3番目か4番目の都市程度。城門がたった一つしかない点は、防衛という点では強固に聞こえるが、城門は小さく、城壁も低く、せいぜい2階建て程度。威圧感のかけらもない。</p>
<p>そして、都市を守る衛兵も少ない。たった2人の女性魔族が、城門に近づく僕の前に立ち塞がったのだ。</p>
<p>「人間の商人が来るのっていつ以来だっけ？」<br />
「さあー。以前はそれなりに来てたと思いますけど、今はさっぱりですねー」</p>
<p>「まあ、うちはお金ないからね。トクサンヒン？とかも特にないし」<br />
「というより、そもそも人間自体がほとんど来ませんねー」</p>
<p>僕をよそに世間話を始める女性魔族たちを観察する。</p>
<p>1人は、つり目に短い赤髪、砕けた口調で話す。そしてもう1人は、垂れ目に長い青髪、間延びした敬語で話す。</p>
<p>2人に共通しているのは、背中にこうもりのような羽根を生やしていること。背後から黒いやじりのような尻尾を伸ばしていること。側頭部に2本のねじれた角を持つこと。そして力強さとは縁遠い体付きをしていること。肩幅は狭く、腰は細く、しかし胸や尻はあまりに大きい。背もあまり高くないけれど、女体化した僕の背丈よりは高い。</p>
<p>そんな彼女たちは、剣も槍も持たず、申し訳程度に薄い鎧をまとっている。衛兵という言葉がまるで似合わない姿。城壁の貧相さも相まって、国を守る気があるのか疑わしい。</p>
<p>「ところで、君の名前は？」<br />
「&#8221;クリス&#8221;と申します」</p>
<p>僕は、あらかじめ決めておいた名前を伝えた。</p>
<p>2人の魔族たちが、僕の全身を観察する。上から下へ、下から上へ。虫が這うような視線に、身震いしたくなる。すると、魔族たちはまるで示し合わせたように、同時に笑うのだ。</p>
<p>「ねえクリスちゃん。うちって、ニューコクシンサっていうのがあるんだよねえ」<br />
「……入国審査、ですか」</p>
<p>「そーそー。ちょっと、あっちに来て欲しいんですけど、いいですかー？」<br />
「…………」</p>
<p>僕は、笑顔を浮かべた自分の頬が緊張するのを自覚した。</p>
<p>こんな気の抜けた衛兵たちがいるせいで忘れてしまいそうだけど、ここは人間が潜り込もうものなら2度と出られないとまで言われた物騒な国だ。『はいどうぞ』ですんなり通してくれるほど甘いわけがない。</p>
<p>僕に与えられた選択肢は、そう多くはなかった。ここで『それならいいです』と言って帰りでもしたら、帰国したその日のうちに首をはねられるだろう。</p>
<p>「……分かりました」</p>
<p>「やたっ♡」<br />
「わーい♡」</p>
<p>2人の魔族たちが、あからさまに明るく笑う。随分とうれしそうだな――僕はその違和感に気付きはしたものの、正体までを見定めることはできず、彼女たちに両手を引っ張られて歩いて行くのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は当初、何か詰問でもされるのかと思っていた。もしかしたら、拷問めいたことをされるのかもしれない。とても友好とは程遠い態度は、しかし僕の故郷である帝国をはじめ、人間の国であれば珍しくない。</p>
<p>そしてある意味で、その予想は当たっていたと思った。</p>
<p>「この部屋、は……」</p>
<p>城門くぐって街に出ること能わず、城壁の内部に通じる道を行く。1番近くの扉を通り過ぎて、二つ目の扉を開いた先。その狭い部屋の光景に僕は絶句した。</p>
<p>分厚く冷たい石壁に囲まれた部屋を埋め尽くすのは、実に多種多様な拘束台。</p>
<p>その一つ一つに、瞬間的に、自分が縛り付けられて処刑される光景が浮かび上がる――頭を前に差し出すようなあの首かせは、まるでギロチン台のよう。天井近くには、宙吊りにうってつけの梁がある、括られるのは首か。大の字に寝たらちょうど手首と足首の位置に枷がある台座は、人体解剖にでも使うのだろうか。</p>
<p>……顔面がサッと冷たくなる心地がした。</p>
<p>「ごごごっ、ごめんねー！　何か物騒な部屋でさあっ！？」<br />
「だだ、大丈夫ですよ－。別に何か痛いことするわけじゃないですからー」</p>
<p>その慌てるような言動は、どうにも噓偽りのなさそうなもので、自分たちでこの部屋に招き入れたにしてはどうにも不釣り合いなものだ。</p>
<p>確かによく見れば、部屋には数々の拘束台が鎮座しているものの、赤黒い血の染みは一滴も見られない。どちらかと言うと、<ruby>透<rt>・</rt></ruby><ruby>明<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>液<rt>・</rt></ruby><ruby>体<rt>・</rt></ruby>が染み込んだ痕……？　それも、全ての拘束台にだ。</p>
<p>ここは一体何だ？　僕の緊張は拭えない。</p>
<p>「それで、ここで何を？」</p>
<p>僕は努めて冷静に問うた。すると、2人の魔族たちは笑うのだ。</p>
<p>「脱いで♡　全部♡」<br />
「っ」</p>
<p>「入国審査、ですよー♡」<br />
「……分かりました」</p>
<p>何としてでもこの国に入らなければならない僕には、拒否権がない。僕は自分の指が意思に反して少し震えているのを自覚しながら、<ruby>商人の服<rt>ロングガウン</rt>を脱いだ。そして下着を脱ぎ、靴すらも脱ぎ捨てる。</ruby></p>
<p>「うーん、いいね♡　小っちゃいお胸もかわいーなあ♡」<br />
「アソコもつるつるぷにぷにー♡　年相応って感じですねー♡」</p>
<p>僕は無意識のうちに内股になりながら、片手で胸を、もう片手で脚の付け根を隠していた。</p>
<p>性転換したこの体は、本来の自分の体ではない。それでも、こんな風にまじまじと観察され、感想を述べられていては、恥ずかしくなるのは仕方ないだろう。</p>
<p>「ぐへへへへぇ♡」<br />
「うふふふふー♡」</p>
<p>「っ……！」</p>
<p>思考。まさか――その疑念は少しずつ、確信へと傾いていく。つまり、彼女たちを動かしているのは性欲なのではないか、ということだ。</p>
<p>僕にも性知識ぐらいはある。密偵としてあらゆる場に潜り込むために、さまざまな知識を詰め込まれた。識字、算術、家事、作法……挙げればキリがない。そしてその一つに、基本的な性知識が含まれていたのだ。例えば、子どもを作るには、女性器の中に男性器を挿入するとか。男性は女性の裸を見ると性的興奮を催すものだとか。</p>
<p>だけど、それはあくまでも知識に過ぎなかった。子どもを作る経験なんてしたことがないし、その欲求をまさか魔族とはいえ女性が、しかも女体化した自分に向けるなんて、思いもしなかった。</p>
<p>「その……！　あなたたちは、私と子どもを作りたいんですか……っ！？」</p>
<p>彼女たちの嗜好が理解できなかった僕は、ただ純粋に非難の目を向ける。</p>
<p>そしたら、不可解なことに彼女たちは熱狂した。</p>
<p>「かーっ♡　その質問には何だか答えにくいなあっ♡」<br />
「子どもを作りたいわけじゃないですけどー、そういうことはしたいって言うんでしょうかー♡」</p>
<p>「こっ、『子どもを作りたいんですか』って、かかかかっ、かわいいぃぃ……♡」<br />
「いいですねー♡　本当に最低限の性知識しか備わってない感じ、うぶですねー♡」</p>
<p>バカにしているようで、だけど日々向けられていた蔑むようなまなざしとは違う。ひどく熱のこもったそれに、僕は目がぐるぐると回る心地だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「まあさ、こういうのは躰で教えてあげなきゃ♡」<br />
「ですねー♡」</p>
<p>2人の魔族が僕に近づく。そして、僕の女体化した上半身を、両の手でなで回し始めたのだ。</p>
<p>「ひぅ――！？　な、何、して――」</p>
<p>「おおっとぉ！　動いちゃダメだよ、ニューコクシンサなんだからぁ♡」<br />
「この国に入りたかったら、私たちの言うこと聞かなきゃダメですよー♡」</p>
<p>「っ……！　あなたたちは、ひぁっ、やめ、首なでちゃ、ぁぁ……！？」</p>
<p>「立ったまま、両手後ろに回して♡」<br />
「目も閉じちゃだめ、私たちのお顔ちゃんと見てくださいー♡」</p>
<p>「ぅあ……っ、く、ふぅぅ……！？」</p>
<p>分かり切っている。彼女たちのしていることは、衛兵の責務に叶ったものではない。だけど、この国に入れるかどうかは彼女たち次第。となれば、彼女たちの手を拒むのは得策ではない。</p>
<p>「っ、あ……、んく……！　や、ぁぁ……！　お腹、指、立てないで……！？」</p>
<p>「ぅひょー♡　君、すっごい敏感だねぇ♡　まだちょーっと触っただけなのにさぁ♡」<br />
「うふふふ♡　顔真っ赤ー♡　お姉さんたち愉しくなってきちゃいましたよー♡」</p>
<p>「私は、愉しくありません……っ！　あっ、ひぁぁぁ……！？」</p>
<p>拒むわけには行かないと頭の中で分かってはいても、それが実践できるかどうかは別の話だ。</p>
<p>彼女たちの手のひら、指先は、まるで武器を持ったことがないんじゃないかと思えるぐらい、柔らかく滑らかだ。その手付きは僕の躰の感触を愉しむようでありながら、ただそれだけでなく、的確に神経を刺激して僕の反応を引き出してくる。</p>
<p>加えて、彼女たちの表情。今までは任務を全うすることに精いっぱいだったから気付かなかったけれど、彼女たちは2人とも、本国ではそうそうお目にかかれないであろうぐらい、かわいらしく美しい。そんな彼女たちが、にんまりとした笑みを浮かべながら、僕のことを至近距離で見つめてくる。</p>
<p>そのむず痒さに、僕はよろ、よろ、よろと後ずさりしてしまう。彼女たちもそれに追従するから、僕はさらに後ずさり。3歩、4歩、5歩――。</p>
<p>すると、膝の裏に何かが当たって、僕は尻もちを付いてしまった。</p>
<p>「きゃっ」</p>
<p>痛くない。だけどその代わりに、彼女たちの笑みが、僕の心をザワつかせた。</p>
<p>「あれれー？　クリスちゃん、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>がいいのぉ♡」<br />
「あんなに怖がってたのに、自分から求めちゃうなんてー♡」</p>
<p>「な、ぇ……！？　ちがっ、これは……！」</p>
<p>僕が意図せず座ってしまったのは、部屋を埋め尽くす多種多様な拘束台のうちの一つだった。彼女たちは意気揚々と、拘束台に付いた枷を僕の両手首、両足首に巻き付けていく。</p>
<p>「あ、え、ちょ……！？　や……、動け、ない……！？」</p>
<p>抵抗するには、彼女たちはあまりに手慣れていたし、僕の反応はあまりに遅すぎた。</p>
<p>この拘束台、機能だけを見るならどっしりとした椅子のようだけど、あまりにも付随物が多い。背もたれから伸びる羽根のような板材が、僕の腕を真横に伸ばしたところで拘束する。そして、座面の左右前には足置きがある。脚を大きく開いた状態で、足首が固定されてしまう。</p>
<p>椅子に座ったまま、両腕は真横、両足は開いて――僕は実に無防備な姿を取らされてしまったのだった。なで回されてふ抜けたはずの躰が、また緊張する。</p>
<p>「うふふふぇへへへえ♡　それじゃあ、そろそろ本番を始めよっかぁ♡」<br />
「大丈夫ですよー♡　痛くないですから、とっても気持ちいいですからー♡」</p>
<p>僕とて、いい加減理解している。彼女たちに僕を痛め付けようという意図はなく、その行動原理はただひたすらに性欲。それでも、今の状況は恐怖だ。彼女たちは、僕が本国で養ってきた性知識の領域を軽々と越えてくる。</p>
<p>何をしてくるのか分からない。思わず目をぎゅっとつむった瞬間、頭の奥にまで響いてきた感覚は――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょおっ♡」<br />
「こちょこちょー、こちょこちょこちょこちょー♡」</p>
<p>「ひゃぅぁぁあ――！！？　っ――！！　っ――！！？」</p>
<p>最初は、何かの間違いかと思った。だからこそ、呼吸が一瞬止まった。</p>
<p>赤髪の魔族は腋の下を、青髪の魔族は足の裏を。両手の指を立てて、肌にこびり付いた何かをこそぐように、あるいは肌の上で踊り回るように。</p>
<p>間違いない、これは――一瞬置いて、僕の口から笑い声があふれ始めた。</p>
<p>「――ぁはっ！！？　あぁっはっははははははははははははひぃぃい！！？　くしゅぐったはっ！！？　くすぐったひぃぃぃひっひゃっははははははははははぁぁぁぁぁぁ！！！」</p>
<p>これは何だ、何だったっけ？　ああ、そうだ、『くすぐったい』だ。彼女たちのしていることは『くすぐる』だ。街で親に恵まれた子どもたちが友だちと遊んでいた時だったか、あるいは腹を空かせることを知らない子犬が飼い主にじゃれていた時だったか。僕は『くすぐる』を見たことがある。見たことがあるとしか言えないぐらい、僕には縁遠かった行為。</p>
<p>だからこそ、疑問は尽きない。どうして彼女たちは、僕を『くすぐる』？　こんなの、ばかげていると思った。</p>
<p>「なんで、どうしてくすぐっ！！？　どうしてくすぐるんですかぁぁっはっははははははははは！！？」</p>
<p>「なんでって……。気持ちいーから？」<br />
「クリスちゃんは、こちょこちょされるのお嫌いですかー？」</p>
<p>「嫌いも何もっ！！？　くすぐったはっ、くすぐったいぃぃぃひっひゃっはははははははははははははっ！！！　ぁっはははははははははぁぁぁぁああ！！？」</p>
<p>彼女たちはさも当然と言わんばかりの反応だ。</p>
<p>その感覚は、確かに先ほど上半身をなで回されていた時の延長線上にあると言えるかもしれない。だけど、あまりに強かったし、鋭かった。</p>
<p>全身がぎゅうぎゅうに緊張して、本能がくすぐったさから逃れようとする。しかし、両手首、両足首に巻き付いた拘束は強固だった。革で作られた幅広の帯は皮膚に食い込むことなく、僕の動きを優しく、しかし確実に阻んでいる。女体化した軟弱な躰では当然、元の姿でも引きちぎるのは無理だ。</p>
<p>口から不本意な笑い声があふれ続ける。</p>
<p>「それにしても、やっぱりすっごい敏感だねぇ♡　ほぉら、指のこそこそーって動きだけで、全身がすっごいビクビクしてるぅ♡」<br />
「やめっ、やめぇぇぇっへへへへへへへへへへへへぇぇ！！！　わきのしたっ、くぼみっ、なかぁ！！？　ほじくらないでくだひゃぁぁぁっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>僕のそばから両手を伸ばして腋の下をくすぐる赤髪の魔族は、そう舌なめずりする。腋のくぼみの中でちろちろとうごめく指先は軽やか。まるで力のこもっていない動きなのに、僕は全身の体力を酷使させられる。</p>
<p>「足の裏ー、ぷにぷにで小っちゃくてかわいいですねー♡　たーっくさん、くすぐったくしてあげたくなっやいますー♡」<br />
「いらないっ、いらないですぅぅっふふふふふふふふぅぅぅう！！？　爪で引っかくのっ、いらないいぃぃぃぃっひっははははははははははぁぁぁぁぁぁああ！！！」</p>
<p>僕の足元にしゃがみ込んで両足の裏をくすぐる青髪の魔族は、上目遣いでそう言う。足の裏に爪を立てて上下にかくような動きは少し激しい。足の裏なんて躰の先も先にある部位なのに、どうしてこんなにも強烈な感覚に苛まれなければいけないのだろう。</p>
<p>「ぁはっ、ぁぁぁああっははははははははははぁぁぁぁぁあ！！？　こんなのっ、気持ちよくないっ、気持ちよぐないですがらぁぁぁぁっははははははははははは！！！　ぁははははははっ、あぁぁっははははははははははぁぁぁぁぁああ！！？」</p>
<p>くすぐるという行為は、僕にとってただただ理不尽でしかなかった。</p>
<p>彼女たちの言う『気持ちいい』をちっとも理解できないまま、時間だけが過ぎていく。このまま、呼吸ができず死んでしまうのかもしれない。</p>
<p>助けて、助けて、助けて――！</p>
<p>頭の中が一つの言葉で満たされそうになった時、突然部屋の扉が、バンと大きな音を立てながら開いたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ヒぇ――！？　たた隊長ぉっ！！？」<br />
「ど、どどどどうしてここにー！！？」</p>
<p>「……それは、私が隣の部屋にいることを知っての言葉か？」</p>
<p>魔族たちの悲鳴と共に、僕の腋の下と足の裏のくすぐったさがやんだ。</p>
<p>「ひはっ、は――！！　はーっ、はーー……っ！！」</p>
<p>僕は咳き込み、みっともない呼吸音を鳴らしながら、涙でぼやける新たな女性魔族の姿を確認した。</p>
<p>鋭い目、金色の長髪。それはまるで、神話に出てくる戦乙女のよう。しかし、こうもりのような羽根、やじりのような尻尾、2本のねじれた角は種族共通か。そして彼女も他の魔族たちと同様、女性らしさというものを煮詰めたような美しい姿形をしている。</p>
<p>そんな、隊長と呼ばれる彼女は、どうやら額に青筋を浮かべているようで。</p>
<p>「それでお前たち、何してる……？」</p>
<p>「い、いいいや。あ、怪しい者が来たので、尋問をですね、はい」<br />
「わわわわ私たち、サボってませーん」</p>
<p>「まかり通ると思うか？」</p>
<p>「ぅ……」<br />
「ぇ……」</p>
<p>僕は少しだけ安堵した。</p>
<p>こんな国でも、まともな衛兵がいたという事実。いや、忍び込もうとしている国に対して言うことではないのだけれど。そして、そんな彼女が助けてくれそうという希望。</p>
<p>僕が同じことをやれば即刻首をはねられているだろうに、職務放棄の魔族たちは往生際が悪かった。</p>
<p>「た、たたたた、隊長もどうです？　この子、クリスちゃんって言うんですよぉ♡」<br />
「ここここの子、おすすめですよー？　もー、とって敏感でかわいい子ー♡」</p>
<p>それはいくらなんでも無茶だろう。火に油を注ぐ言葉だ。</p>
<p>金髪の魔族は一瞬、僕を見やる。そして2人の部下に視線を戻そうと思ったら、ぎゅんという音を立てそうな勢いで、再び僕を凝視した。</p>
<p>「うお――っ♡」</p>
<p>二度見。その視線は、先の2人の魔族よりも、さらに熱がこもったもので――。</p>
<p>僕は本能的に、まずいと感じた。</p>
<p>「ま、まあ……。衛兵にも息抜きは必要だし、な。お前たちがサボっている間の門番は既に立てておいたし、うん」</p>
<p>「うわ出たよ隊長の面食い」<br />
「ほんと小さい子好きですねー」</p>
<p>「お前たちは後で始末書だからな」</p>
<p>「ぅ……」<br />
「ぇ……」</p>
<p>前言撤回。この国にまともな衛兵なんていない。入国審査なんていう体面はとうの昔にどこかに行った、理不尽な色事は続くのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「や、やめ、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>、もう……」</p>
<p>素性を偽ることすら忘れ、一人称を誤っていることにすら気付かず、僕は懇願する。この苦しさがまだ続くと思うと、涙が止まらない気分だった。</p>
<p>だけど、金髪の魔族が加わったことで、これからの行為は少し<ruby>事<rt>・</rt></ruby><ruby>情<rt>・</rt></ruby>が異なってくる。彼女は、僕の大きく開かれた脚の間に立つと、真下に腕を伸ばして、僕の脚の付け根をくすぐり始めたのだ。</p>
<p>「ひぅぁぁぁぁあああっ♡♡♡　っ――！！　っ――！！？」</p>
<p>まるで歌うような悲鳴に、自分の喉がおかしくなってしまったんじゃないかと思った。</p>
<p>首ががくんと下を向く。脚の付け根にある女性器は、いまだに見慣れない。毛のない、ぷにぷにと柔らかい肉の盛り上がりが二つあって、その谷間にあるのが女性のもっとも大事な部分。その左右の肉の盛り上がりを、金髪の魔族は人差し指を立てて、そりそりと優しく引っかいたのだ。ぷにぷにの肉を通り抜けて、奥にある大切な何かが刺激されたような心地。</p>
<p>そして、人差し指の一かきで済ませてはくれない。二かき、三かき、親指も中指も薬指も、小指すら使って、僕の女性器をくまなくくすぐっていく。</p>
<p>「ひぁぅぇぉあひゃあぁぁぁぁぁっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡　なにっ、何っ！！？　何これぇぅぉぁぃあひゃぁぁぁぁっはっはははははははははははははははっ♡♡♡」</p>
<p>僕の口から、とても僕のものとは思えない声があふれ続ける。自分が何を感じているのかもよく分からなかった。</p>
<p>そして、赤髪の魔族は腋の下を、青髪の魔族は足の裏を――先ほどまでのくすぐり責めが再開される。</p>
<p>「もう、隊長ってせっかちだなあ。せっかく<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>は最後に取っておこうって思ったのに」<br />
「やめへっ、やめへぇぇぇぇぇっへへへへへへへへへへへっ♡♡♡　わきもっ、腋の下も何だか変っ！！？　さっきと違うっ、違うぅぅぅぁっはっはははははははははははぁぁぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>「あーあー。結局私たち下っ端は、上司には逆らえない運命なんですねー」<br />
「足の裏っ、なんでっ、にゃんでぇぇっへへへへへへへへへへぇぇぇぇえっ♡♡♡　やめっ、そんな感じ方してないっ、さっきそんなんじゃなかっひゃぁぁぁっははははははははははぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>「うぐ……。わ、分かった、今晩おごってやるから、そう言うなっ」<br />
「だめへっ♡♡♡　そこっ、そこくすぐっていいところじゃなひぃぃっひっひゃっははははははははっ♡♡♡　変になってるっ、やめっ、変になっひぇるからぁぁぁっははははははははっ、ぁははははははははぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>僕は何度も『やめて』と懇願した。もう、入国のためにこの魔族たちの言うことを大人しく聞いてやろうという考えなんてなかった。ただただ、全身に走るこの感覚をどうにかしてほしかった。それなのに、3人ともやめてくれない。</p>
<p>くすぐったさだけじゃない。何か、大きな<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>が背筋を上ってくる。</p>
<p>「ふぁぅぉぉぉおおおっ♡♡♡　ひぁはっ、はひひひひひ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　ひゃはぁぁあ――！！？　っぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>大きな浮遊感が僕を襲った。全身を縛り付けている拘束具がふっと存在をなくして、宙に放り出されてしまったのかと思った。</p>
<p>暴走する意識と切り離された僕の男としての部分が、僕自身のことを俯瞰で観察する。すると、僕は甲高い声を上げていた。自分で、自分の声にドキドキしてしまいそうなぐらい、妙な声だった。未知の感覚に、全身が痙攣する。驚くことに、それは嫌な感覚ではなかった。相変わらず、激しくて、くすぐったくて、だけどどこか癖になるような。</p>
<p>「おー♡　クリスちゃん、初イキおめでとぉ♡」<br />
「おまんこちょっとくすぐられてイクなんて、素質あるんですねー♡」<br />
「ふふふ、ふふふふふ♡　かわいいじゃないか、クリス……♡」</p>
<p>魔族たちが色めき立つ。どうやらこれは、『イク』という感覚らしい。</p>
<p>瞬間的に、これまでの不可解な状況の全てに合点が行った気がする。どうして、魔族たちは職務放棄してまで僕と色事に興じ始めたのか。どうして、それが『くすぐる』なんて方法なのか。</p>
<p>……なるほど、これは……っ♡</p>
<p>だけど、僕の冷静な思考は一瞬で遮られることになる。3人の魔族たちによるくすぐり責めが止まらないからだ。</p>
<p>「やめっ、や゛めぇぇっへへへへへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　続けてくすぐりゅのはだめっ、腋の下も足の裏もじょせーきもぉぉぉぁぁぁあっひゃっはははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>「えー♡　そんな1回イッだだけじゃ、全然足りないよぉ♡」<br />
「イッた直後のこちょこちょって、すーっごくくすぐったくて、気持ちいんですよー♡」<br />
「私なんて、さっき加わったばかりなんだ。この程度で終わるわけないだろう？　ふふ……♡」</p>
<p>「やだぁぁっははははははははっ♡♡♡♡　また来る、来ひゃぅぅあっはっははははははははははっ♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡　イク、いく――♡♡♡♡　ひひゃははははははぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>腋の下と、足の裏と、女性器――激しいくすぐり責めは続く。イッた後の躰は、不思議と敏感だ。</p>
<p>僕はなすがままだ。ただ恥ずかしく笑いながら、2度、3度、4度とイッてゆく。頭が、全身が、おかしくなる気がした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど何度かイッた時、僕の躰に重大な異変が起こる。それは決して不快ではなかった。むしろ、間違った位置にあった骨や内蔵が、正しい位置に戻っていくような感覚。</p>
<p>だけどそれは、今の状況においてこの上なくまずかった。</p>
<p>「ぁっははははははははぁぇぇえっ♡♡♡♡　っ――！！！？　ぁ――！！！！　<ruby>生<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby>、<ruby>て<rt>・</rt></ruby>――！！！？」</p>
<p>ふと下を見やれば、僕の脚の付け根から男性器が生えていたのだ。親指を一回り太くしたぐらいの、本来見慣れたはずの、しかし本来とは違って硬く重くなった男性器。見慣れた物体だからこそ見過ごしそうになったけれど、自分の置かれた状況を思い出してぎょっとする。</p>
<p>女体化の魔術が解けかけている。躰の異常によって魔術が不安定になったのか？　魔術について疎い僕には検討も付かない。</p>
<p>自身の喉から絞り出される声は相変わらず高い。恐らく、全身のほとんどはまだ女性のままなのだろう。それにしたって、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>が男性に戻れば、もう致命的だ。</p>
<p>「ぁははははははははぁぁぁぁあ――！！！！　ぁ、ぁ゛あ――！！！？」</p>
<p>興奮の中から湧き上がる、どす黒い恐怖の感情。こんなもの、魔族たちに見られたら……。</p>
<p>だけど、魔族たちがくすぐる手を止める様子はない。それどころか、女性器にしていたのと同じように、今度は男性器をくすぐってくるのだ。</p>
<p>安堵と困惑。どうして彼女たちは僕の躰の異変を見て何の反応も示さない？　まさか、僕を犯すことに集中してそんなことすら気付いていない？</p>
<p>「ひひゃっははははははははははぁぁぁぁぁああ♡♡♡♡　くすぐったひっ、くすぐったぁぁいぃぃひっひゃっははははははははははははっ♡♡♡♡　あぁっはっははははははははははぁぁぁぁぁああ♡♡♡♡」</p>
<p>そんな思考は、腋の下の、足の裏の、そして男性器のくすぐったさにあっという間に流されていってしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど、ここでまた不可解なことが起きる。</p>
<p>「あっはははははははははははっ♡♡♡♡　ぁはっ、はひぃっ♡♡♡♡　なん、ぁはあぁっ♡♡♡♡　まだ、<ruby>イ<rt>・</rt></ruby><ruby>ケ<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>――♡♡♡♡　ひひゃはっ♡♡♡♡　あぁぁっははははははははははははぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>女性の躰だった時は、あんなにイッていたはずなのに。男性の躰に戻った瞬間、とんとイクことができなくなったのだ。</p>
<p>女性の躰と男性の躰では、イキやすさが違う？　そんな風に推測するけれど、性知識に乏しい僕では見当も付かない。ああ、僕は本当に何も知らないんだな。</p>
<p>そして、イケないということは、僕が想像している以上に辛いものだった。</p>
<p>「やっぱり、腋の下はやさーしくがくすぐったいんだねぇ♡　ほらほら、こちょこちょこちょ、こちょこちょこちょこちょー♡」<br />
「ひひゃぁぁっはははははははははははははぁぅ゛ぅぅぅぅううっ♡♡♡♡　ぅぐっ、ふふふふふふふっ、ぁぅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>「足の裏はちょっと強めがイイみたいですよー♡　こうですよねー？　かりかりかり、かりかりかりかりー♡」<br />
「ぁ゛あっはっははははははぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　ぅ゛う、ぅぅぅぅぅぅうううっ♡♡♡♡　ぅ゛あっはははははははははははははぅ゛ぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>「ふー、ふーーっ♡　かわいいなぁ、仕事の疲れに効くなぁ……っ♡」<br />
「ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅうっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううっ♡♡♡♡」</p>
<p>笑い声のなかに、うめき声が混じる。</p>
<p>こんなにもくすぐったくて、気持ちいいのに、明確な物足りなさが背筋を焦がしていく。僕は気付かないうちに、自分の躰を彼女たちの指に擦り付けていた。</p>
<p>「やーん♡　この子、自分でくすぐられに来てるぅ♡　かっわいいぃぃっ♡」<br />
「そーんなに、お姉さんたちにくすぐられたいんですかー♡」<br />
「うふうへへへっ♡　それなら、たーっぷりくすぐってやるからなぁ……っ♡」</p>
<p>「ぁははははははははははっ♡♡♡♡　ぁぐっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅううっ♡♡♡♡　ぁっははははははははははははっ、ぅ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅうっ♡♡♡♡」</p>
<p>屈辱。しかし、人として重大な代償を払っても、イク様子はない。</p>
<p>「そう言えば隊長、これから重要な会議があったんじゃないですかぁ？」<br />
「ぅ゛、そ、それは」</p>
<p>「あれあれー？　私たちには叱ってたのに、隊長サボっちゃうんですかー？」<br />
「結局お前たち叱ってもサボりっぱなしだろぉ！？　そ、それに、今この場を離れるわけには……！」</p>
<p>「3人は多いんですよぅ！　安心してください、こちらはうまくやっておくんでぇ。ね、クリス<ruby>き<rt>・</rt></ruby><ruby>ゅ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby>♡」<br />
「ぅ゛、ぅぅぅぅ！」</p>
<p>「私たちはクリス<ruby>君<rt>・</rt></ruby>と愉しくヤッてるのでー♡」<br />
「ぅ゛ーー！　お前ら、覚えてろよーーーー！！？」</p>
<p>もう、ほのかな違和感に気づく余裕もない。</p>
<p>金髪の魔族が涙目で一時部屋から出ていき、残った赤髪の魔族と青髪の魔族は、それぞれの持ち場である腋の下と足の裏をくすぐりながら、時折気まぐれのように男性器に指先を這わせる。</p>
<p>「ぁははははははははははははっ♡♡♡♡　どうしてっ、どうしでッ♡♡♡♡　これっ、これぇぇぇぇっへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　ぁっははははははははははははっ、あぁぁぁぁぁぁあっはっはははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>僕は1度もイケないまま、長い長い時を過ごすのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>金髪の魔族が戻ってきたのは、気の遠くなるぐらい時間がたってからのこと。彼女の足音は、締め切った扉の向こうからはっきりと聞こえてきた。</p>
<p>「も、も――！　戻った、ぞ――！！」</p>
<p>「うわっ。隊長お帰りなさぁい」<br />
「そんな全力疾走してこなくてもいいですのにー」</p>
<p>「ゼェ、ゼ……！　な、何のことだふ――！　は……っ！」</p>
<p>僕をくすぐる手が止まった。示し合わせたわけでもない、ただ上司が戻ってきたからだった。</p>
<p>全身の感覚がふっと収まった直後、僕は咳き込み、泣き始めた。それまでずっとくすぐられ続けていた僕は、3人のやり取りに感情を向ける余裕もないぐらい、もう心がボロボロだった。</p>
<p>「ひぐっ、ぅあ゛ぁぁぁぁぁぁああんっ！！　ひぐっ、ぐすっ、ぅ゛ぅぅぅ……！？」</p>
<p>「ええええうええええ！？　が、ががガチ泣きぃ！？」<br />
「どっ、どどどどどどどうしたんですかかかかー！？」<br />
「お、お前らぁ！　クリスに何かしたのかッ！！」</p>
<p>あたふたする3人を前に、僕は何て情けないと思った。だけど、押し寄せてくる感情は止まらない。</p>
<p>「ごめ、なさ……ッ♡　だって、くすぐったくで……！　気持ぢいいのに、イケなぐでぇ……！」</p>
<p>「うんうん、ごめんね。やりすぎたよねぇ」<br />
「ごめんなさいー。もー、隊長が帰ってくるの遅いからー」</p>
<p>「私は悪くないだろぉ！？　まったく、君も<ruby>男<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>子<rt>・</rt></ruby>なんだから泣くな！」</p>
<p>「うわっ。良くないですよー、今のご時世、『<ruby>男<rt>・</rt></ruby>はかくあるべし！』なんてぇ」<br />
「多様性の時代ですよー。泣き虫な<ruby>男<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>子<rt>・</rt></ruby>がいたっていいじゃないですかー。ねークリス<ruby>君<rt>・</rt></ruby>」</p>
<p>あまりにも心がぐちゃぐちゃで、彼女たちの漫談に気を向ける余裕もなかった。何呼吸も遅れて、僕はようやく3人の会話の違和感に気づく。</p>
<p>滑稽なぐらい、自分の泣き声がすんと止まった。</p>
<p>「……今、僕が<ruby>男<rt>・</rt></ruby>って」<br />
「え？　うん、そだね」</p>
<p>「だって、僕、今、え……？」<br />
「あー。もしかして、女体化の魔術のことですかー？」</p>
<p>「どうして……知って……？」<br />
「君、今の自分の格好に気付いていないのか？」</p>
<p>金髪の魔族がふっと手をかざすと、僕の全身を映し出すような姿見鏡が現れる。魔力を結晶化したものだろうか、原理はこの際どうでもいい。その鏡には、女体化の魔術なんてすっかり解けた、男の僕の姿が映し出されていて。</p>
<p>いや、それ以前に……。</p>
<p>「うーん。何ていうか、その術で私たちを騙すのは無理だよ？　うん」<br />
「人間の魔術って雑なんですよねー。変な魔力が全身に絡まっちゃってるの、見れば分かるんですよー」</p>
<p>「マフラー編んだら、あちこちから変な毛糸が飛び出てるみたいな？」<br />
「そうです、それー」</p>
<p>「それ、じゃ……。最初、から……？」</p>
<p>要するに、だ。最初から、僕の変装はバレバレだったということ。そして、変装なんて露骨なことをしていることが分かっていれば、怪しまれないわけがないということ。</p>
<p>何だかもう、本当にバカみたいだ。涙が出てくる。</p>
<p>「ああもう！　そんな泣かないで」<br />
「にに、人間の魔術にしてはなかなかですよー？」</p>
<p>「ってゆーか、君、女の子じゃなくてもすっごいかわいいねえ♡　男の娘って言うんだよっ、需要高いよぉっ♡」<br />
「元々女の子みたいな見た目だから、性転換もあんまり意味なかったかもですねー♡」</p>
<p>慰めているのか、慰めていないのか、よく分からない言葉だった。</p>
<p>2人が僕の頭をなでくり回すさなか、僕は自身の行く末を思う。スパイだとバレて敵国で捕まった者の末路なんて、禄なものじゃない。消えていった同輩たちに自身を重ねるだけで、全身が寒くなるような心地がした。あんなに『死を恐れるなんて今さらだ』なんて思っていたのに、いざ死を前にするとこの体たらく。もう、徹頭徹尾情けないな、僕。</p>
<p>「あああああもう！　そんな死にそうな顔しないでよう！」<br />
「こここの子、本当にマイナス思考な子なんですよねー！」</p>
<p>僕が下を向いているさなか、赤髪の魔族と青髪の魔族のあたふたは最高潮に達する。それを見かねたのか、金髪の魔族は『はあ』とため息を付いて、僕の前に立った。</p>
<p>「まあ確かに、変装までしてこの国に潜り込もうとした不審者を、放っておくわけにはいかないな」</p>
<p>酷薄な言葉、しかしその声音に冷たさはなかった。『責め苦を与えるわけではない』――そう言いながら、彼女は人差し指で僕の顎を持ち上げた。</p>
<p>「君は『淫魔たちの恋人』になるんだ」</p>
<p>それは聞き慣れない言葉だった。『淫魔たちの恋人』――どこか甘くも、背筋が寒くなるような。</p>
<p>「簡単なことだよう♡　今日みたいに、私たちとずーっとこちょこちょエッチするお仕事♡　お仕事だからサボっちゃだめだよぉ？」<br />
「私たちに呼ばれたらすぐに来てー、たくさんこちょこちょされてー、お精子ぴゅっぴゅしてー♡　この国にいる人間たちは<ruby>皆<rt>・</rt></ruby>そうしてるんですよー♡」</p>
<p>「どうせ帰った所で無事じゃ済まないだろう。ここにいれば君は五体満足のまま。君のしようとしたことを考えれば、随分と有情な落とし所だと思うが？」</p>
<p>僕は反射的に拒絶の表情を浮かべた。要するに、それは彼女たちの<ruby>奴<rt>・</rt></ruby><ruby>隷<rt>・</rt></ruby>になるということじゃないか。そんなの、受け入れられるはずが……。</p>
<p>「まあ、君が受け入れようが受け入れまいが、拒否権なんてないのだが、なっ♡」</p>
<p>金髪の魔族の言葉が合図に、また3人が僕の躰に指を這わせ始める。1人が腋の下、1人が足の裏、そして1人が男性器。</p>
<p>再び始まる地獄の時間。だけど――。</p>
<p>「ひひゃぁぅぁぁぁあっひゃっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　にゃにっ、これぇぇっ♡♡♡♡♡　くしゅぐったはっ、気持ちぃぃぃひひゃっはっはっははははははははひゃはははははははぁぁぁぁぁぁああああああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までと比べものにならないくすぐったさ、そして気持ちよさ。散々蕩けるようなくすぐったさを味わってきたと思ったのに、まだ<ruby>先<rt>・</rt></ruby>があったんだ。</p>
<p>「君、まさかおちんちんじゃあイケないって思ってたあ？　まさか♡」<br />
「おまんこのほうはたくさんイカせてあげてー、おちんちんはイカないように手加減してただけですよー♡」</p>
<p>「だめへっ、へんっ、変んんんんんんんんひゃは――ッ♡♡♡♡♡　ひひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　はひっ、ひ――♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あふれ出る嬌声、震える全身。僕はあっという間にイッてしまった。</p>
<p>加えて、男性器から何か噴き出す感覚。涙でぐずぐずになった視界が白で埋まっていく。知識としては知っている。これは、精液というやつだ。精液を出すということは、こんなにも気持ちいいものだったのか。</p>
<p>「満足そうな顔をしないでおくれよ……♡　私たちがまだ愉しんでないだろう？」</p>
<p>金髪の魔族が、椅子の座面に片足を乗せて、膝を立て、女性器を見せつけてくる。僕が女体化していた時のそれと比べて少し形の違う女性器は、まるで涎のように透明な液体を滴らせていた。</p>
<p>そして、彼女が腰を落とすと同時に、女性器がゆっくりと僕の男性器に近づいてくる。</p>
<p>「――ふぁぁぅぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡」<br />
「んぉ――♡　ふふ、年相応の小っちゃい、だけど硬いおちんちんだなぁ♡」</p>
<p>女性器の中に男性器を挿入する行為――ようやく僕も知っている、子どもを作る行為だった。最初からそうしていれば単純明快だったのに、長い時間を掛けてようやく辿り着いた、何て回り道。</p>
<p>それでもやっぱり、彼女たちの行為というものは、僕の知識の範疇に収まってくれる気がさらさらないらしい。</p>
<p>「さぁ、クリス。もっと気持ちよくしてやるから、なっ♡」<br />
「ふゃあひゃっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ひゃめっ、腰ぱんぱんしながら腋の下こちょこちょしにゃいでぇぇっへっひゃっはははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　ぁっひゃははははははははははひゃぅぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「じゃあ私は、隊長の替わりに<ruby>下<rt>・</rt></ruby>に失礼っとぉ♡　ほれほれ、タマタマくすぐったいよねぇ♡　こちょこちょこちょこちょぉっ♡」<br />
「ぅへぁひゃぁっはっははははははははははははっ♡♡♡♡♡　にゃにそぇっ♡♡♡♡♡　わかんなひっ♡♡♡♡♡　わかんにゃぁぁぁぁっひゃっはっはははははははははははははぁっ♡♡♡♡♡　ぁはひっ、ひゃぁっはっはははははははははぁぅぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「次は私も席替えさせてくださいよー？　まあ、クリス君は足の裏こちょこちょされるの大好きですものねー♡　かりかりかりかりー♡」<br />
「ひゃっはっはははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　好きじゃなひっ、好きじゃっ、すきっ、す――♡♡♡♡♡　ぁはひっ、ぁ゛っはははははははははははははははっ、ぁ゛はははははははははははぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ああ、安心しろ。私たちは子を作らない。君の精子は、ただおいしく頂かれるだけさ」</p>
<p>全身をくすぐられながら、子を作らない子作り。あまりにも気持ちよすぎて、思考が溶けていく。</p>
<p>本来、子どもを作る行為というのは、神聖で感慨深い行為らしい。だけど、今行われているのはあまりにかけ離れているように感じた。獣のように快楽をむさぼるだけで、そこに情緒なんて存在しない。起伏が存在せず、最高点がずっと続くという、静寂と呼ぶにはあまりに激しすぎる凪。</p>
<p>僕はただただ、快楽という名の暴力に押し流されていく。</p>
<p>「っぁ゛っはははははぁぁ゛ぁぁぁあああっ、だめっ♡　またいくっ、いぐっ、い――♡♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あっという間にイッてしまった後でも、それは変わらない。</p>
<p>「隊長おお！　次は私ですよ、私ぃ！」<br />
「ぅぐ、し、仕方ないな……」</p>
<p>金髪の魔族が渋々と僕の腰から下りると、今度は赤髪の魔族が僕に跨がってくる。今度は、赤髪の魔族が僕に背を向けながら腰を振り、そのさなかに腕を真下に伸ばして内股をくすぐってくる。そして、青髪の魔族が腋の下を、金髪の魔族が足の裏をくすぐってくる。</p>
<p>「ひゃぅあっはっはははははははははははははははっ♡♡♡♡♡　むりっ、むりぃぃっひっひひひひひひひひひひひぃぃぃぃいいっ♡♡♡♡♡　イグの止まらなくなっひゃ――っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それで僕がまたあっという間にイッたら、次は青髪の魔族の番だ。</p>
<p>「それじゃあ私も、失礼しますー♡」</p>
<p>青髪の魔族は腰を振りながら、僕の両胸をくすぐり、しつこくキスしてくる。残った二人の魔族が、僕の視界の隅で、何か『しまった、取られた！』という表情をした。赤髪の魔族は足の裏をくすぐり、金髪の魔族は男性器と尻穴をくすぐる。</p>
<p>「ゃ゛ーーーーっはっはははははははははははぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　こぇ゛っ♡♡♡♡♡　いつおわるのッ♡♡♡♡♡　からだ溶けひゃッ♡♡♡♡♡　ぁはっ、ひゃ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぁひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>それで僕がイッて、ようやく一通りかと思ったら、また金髪の魔族が僕にのし掛かってくるのだ。</p>
<p>「『いつ終わるの』って、終わらないよぉ？　言ったよね、クリスきゅんは『淫魔たちの恋人』になるってぇ♡」<br />
「毎日毎日、こちょこちょぴゅっぴゅー♡　今日みたいな日がずーっと、いえ、今日よりすごい日がずーっと続くんですよー♡」<br />
「安心しろ、死ぬことは絶対にないさ。人間は私たちにとって宝みたいな存在だからな。大切に、たーいせつに、管理してやるからな……♡」</p>
<p>「ぁ゛っははははははははぁ゛ぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁああっ♡　ぁはっ、ぁ――♡♡♡♡♡　ひゃぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ――♡♡♡♡♡　ッッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>いつしか、拒絶の声を上げることもなくなっていた。</p>
<p>僕は何もできずに笑い、射精し続けるだけ。まるで無限の時間をぐるぐると廻り続けるように、彼女たちは代わる代わるに僕を犯し続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この国に赴いてから、3日あまりがたった。</p>
<p>僕はまだ、入国すらできていない。なぜなら、城壁の一室で、たくさんの衛兵たちに代わる代わる犯され続けているから。</p>
<p>「ほーら、こちょこちょこちょこちょー♡　腋の下も、お腹も、太ももも、足の裏も、全部ぜーんぶくすぐったいよねぇ♡　こちょこちょこちょー♡」<br />
「おちんちんもたっくさんこちょこちょしてあげるねー♡　あー♡　クリスくんのおちんちん、小っちゃいのに一生懸命びくびくして、ほんっとにかわいーなー♡」</p>
<p>「ひゃぅ゛ぁぁぁぁっひゃっははっははははははぁ゛ぁぁあっ♡♡♡♡♡　ぁはひゃッ♡♡♡♡♡　やぁッ♡♡♡♡♡　おちんぢんくすぐっだひぃぃぃっひひひひひゃぁ゛ぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、僕を犯すのは3人だけでは済まなかった。城壁を守っている数十人の魔族たちが、非番の時を狙って部屋になだれ込んでくる。</p>
<p>背の高い魔族、背の低い魔族。長髪の魔族、短髪の魔族。胸の大きな魔族、胸の小さな魔族。その姿形はさまざま。全員に共通していたのは、誰もが思わず見とれるほどの美女・美少女であり、その誰もが僕の躰をくすぐり姦して犯してくるのだ。</p>
<p>彼女たちの気まぐれか、僕はたまに、自身の性別を変えられていた。</p>
<p>「たまには、女の子のクリスきゅんとしたいなあ♡　えいっ♡」<br />
「ひゃーっ♡　男の子のクリスくんもかあいーけど、女の子のクリスちゃんも捨てがたいなーっ♡」</p>
<p>本国の魔術師たちが大がかりな準備を経て行う、体が捻じ切れるような性転換魔術と違う。ぽんと小気味のよい音が鳴った瞬間、まるで自身の存在が丸ごと変わっているかのように、一瞬かつ自然。たかが一衛兵による、何て完璧な魔術。</p>
<p>そして、彼女たちは女体化した僕の躰をくすぐり姦して、何度も何度もイカせてくるのだ。</p>
<p>「ひひゃっははははぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　いぎなりおまんこくすぐられだら変になっぢゃうぅぅぅあっはっははははははははぁ゛ぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「クリスくん、あ、今は&#8221;ちゃん&#8221;？　えっちな言葉たくさん覚えて偉いですねぇ♡」<br />
「ご褒美に、みーんなでおまんここちょこちょしたげるねー♡」</p>
<p>「っっや゛ぁぁぁぁぁっはっははははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　指おおいっ、指多いッ♡♡♡♡♡　っゃ゛ぁぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>この国はまずい――僕はそう感じた。</p>
<p>彼女たちはサキュバスという種族らしい。ここの国民は、ほぼ全員がサキュバスだった。そしてサキュバスは肉体の強さが弱い分、有り余るほど豊富な魔力を持ち、実に多用な魔術を扱える。それが国民のほぼ全員……。</p>
<p>つまり、国民のほぼ全員が、人間で言うところの上位か、あるいは最上位に相当する魔術師ということだ。貧相な城壁に囲まれた、たかが小さな都市。その中に潜む戦力は果たしてどれだけのものだろう。</p>
<p>だけど――何としてでも帰還して、本国に報告しなければ――僕の密偵としての義務感は、すっかり溶かされていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕が休みなく犯され続けている、ある時、部屋の扉がバンと大きな音を立ててひらいた。</p>
<p>「おい、お前たち！」</p>
<p>部屋の入り口で声を張り上げるのは、衛兵たちをまとめ上げる隊長たる、金髪のサキュバス。全員が『やべっ、うるさいのが来たよ』と緊張する。しかし、彼女たちの心配は杞憂だった。</p>
<p>「この度、クリスの入国許可が下りたぞ！」</p>
<p>その瞬間、部屋の中が湧き上がった。その言葉の意味は明白。僕はとうとう、この国に入るという当初の目的を果たしたということだ。</p>
<p>密偵としてではなく、『淫魔たちの恋人』――彼女たちの性奴隷という、最悪の形で。</p>
<p>「この国には、気持ちー施設がたくさんあるんだよぅ♡　こちょこちょマッサージしてくれるお店とか、みんなでエッチする大っきな浴場とか。あっ、まずはおもちゃ屋さんで、クリスきゅんにぴったりのおもちゃ探そうねぇ♡」</p>
<p>「お祭りとかもたくさんあるんですよー♡　乱交祭りとかー、イカせ合い大会とかー。あと、恋人品評会なんてあって、賞を取ると女王様ともエッチできちゃうんですー♡　クリス君なら良いところまで行けると思いますよー♡」</p>
<p>「だが、くれぐれも悪いことはするなよ？　この国の刑罰は全てサキュバス流だ。我々サキュバスの、愛するためじゃない、苦しめるためのくすぐり責めは、死ぬよりつらいぞ……？」</p>
<p>ここで犯されている間、僕はサキュバスたちから、この国についてさまざまな話を聞いた。</p>
<p>サキュバスたちは皆、色事にしか興味がなかった。これだけの力を持ちながら小国にとどまっているのは、ひとえに侵略に興味がなかったからだった。</p>
<p>人間が潜り込もうものなら2度と出られない――当初聞いていたうわさは、実に簡単な理由。人間が来ても普通は門前払い。無理して潜り込もうとしたり、彼女たちに見初められてしまったら、皆こうして性奴隷にされてしまう。ならば彼女たちに近づかなければ済むだけの話。</p>
<p>わざわざ密偵を送り込む価値もない、何てくだらない国だ。だけど――。</p>
<p>「ねぇクリスきゅん、これからどこに住もっか♡　やっぱり、大っきいベッド置けるところがいいよねぇ♡　一緒に探しに行こっ♡」<br />
「今度、中央通りのおいしいレストランに行きませんかー♡　たくさんの薬草を使ってて、人間が食べたら3日間ムラムラが止まらなくなっちゃうんですよー♡」<br />
「そそそそ、それより、そろそろ私に番を譲ってくれないか……♡　クリスの入居申請でご無沙汰なんだっ。おいお前ら、整然と列を作るな、何だその最後尾のプラカードは、私にそれぐらいの役得があってもいいだろぉ！？」</p>
<p>サキュバスたちが、僕に愛おしそうなまなざしを向けている。</p>
<p>『淫魔たちの恋人』――それはこの国に住まう人間奴隷たちの総称である。しかし、その言葉に偽りなく、彼女たちはまるで僕のことを恋人のように扱ってくれる。</p>
<p>罵声を浴びせられ、ムチで打たれ続けていた本国とは、あまりに違う扱い。</p>
<p>「でへっへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえええっ♡♡♡♡♡　ぇへっ、へひっ、へ――♡♡♡♡♡　へっ、えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇええッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>……ここで一生を終えるのも悪くない。僕は笑い、何度も何度も射精しながら、そんな気がしたのだった。</p>
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		<title>搾精エロトラップダンジョンで壁尻下半身くすぐり地獄を受けるふたなりと男の子（植物姦）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Jan 2026 15:00:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[搾精エロトラップダンジョンでは、あの手この手で冒険者たちから精液を搾り取ってきます。ふたなりの女性と男の子が捕まったのは、巨大なお花。壁尻のように下半身を露出させられて、無防備な足の裏やお尻、おちんちんを葉々や蔓でこちょこちょ、かりかり、ふさふさとくすぐり犯されてしまうのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
搾精エロトラップダンジョンでは、あの手この手で冒険者たちから精液を搾り取ってきます。ふたなりの女性と男の子が捕まったのは、巨大なお花。壁尻のように下半身を露出させられて、無防備な足の裏やお尻、おちんちんを葉々や蔓でこちょこちょ、かりかり、ふさふさとくすぐり犯されてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://www.pixiv.net/users/32445046/request">Pixivリクエストで絵や小説を依頼する</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>前回の作品：<a href="https://omonove.com/16286/">ダンジョンで倒れた男女（片方ふたなり化）が媚薬ブラシ触手で何度も潮吹きするほどお仕置きされる（エロステータス付）</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-16990" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/12/Skeb20251205.jpg" alt="搾精エロトラップダンジョンで壁尻下半身くすぐり地獄を受けるふたなりと男の子（植物姦）" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/12/Skeb20251205.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/12/Skeb20251205-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/12/Skeb20251205-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>◆それからのこと◆</p>
<p>冒険者の2人は、ふたたびダンジョンに赴いた。</p>
<p>『今度こそ、あの憎きダンジョンを踏破してやろう！』――それは空虚な建前。防具の中でイチモツを硬く勃起させている様子に、説得力などない。</p>
<p>ただ、あの<ruby data-rt="きもちよさ">くすぐったさ<rp>（</rp><rt>きもちよさ</rt><rp>）</rp></ruby>が忘れられないだけだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>誤算は、目的の階層にたどり着いた時だった。</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">白</span><span class="boten">い</span><span class="boten">花</span><span class="boten">が</span><span class="boten">一</span><span class="boten">面</span><span class="boten">に</span><span class="boten">咲</span><span class="boten">く</span></span>広間で、2人は何の抵抗もなく、壁に咲いた巨大な花にのみ込まれた。</p>
<p>また、あの<ruby data-rt="きもちよさ">くすぐったさ<rp>（</rp><rt>きもちよさ</rt><rp>）</rp></ruby>が来る――イチモツからよだれを垂らす2人に、予想とは違う感覚がやってきたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ぽふ。ぽふ。ぽふ。それは、綿毛のように柔らかなものが、下半身をたたく刺激。</p>
<p>2人は、花にのみ込まれたままの首をかしげた。この動きは何？　その綿毛を上下左右に擦ってくれれば、今にも笑い転げながら射精できただろうに。</p>
<p>異変は、すぐにやってきた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……痒い？</p>
<p>痒い。痒い、痒い、痒い、痒い。</p>
<p>――痒い痒い痒い痒い痒い痒い！！　痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒いッ！！？　痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒いいいいいいいいいいいいいいッ！！！！？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2人は、外気に晒された下半身を猛烈にかきむしりたい衝動に駆られた。</p>
<p>足の裏が痒い、尻肉が痒い、イチモツが痒い、尻穴なんて奥まで痒い。何だか、神経が皮膚から浮き上がっているような心地がする。今下半身をくすぐられでもしたら、自分たちはその気持ちよさに発狂してしまうかもしれない。それはなんて甘い恐怖。</p>
<p>それなのに、期待していたはずのくすぐったさは、一向にやってこない。どうして？　どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてッ！！！！？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>壁で獲物を捕らえた巨大な花々は見た。今、広間には<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">白</span><span class="boten">い</span><span class="boten">花</span><span class="boten">が</span><span class="boten">一</span><span class="boten">面</span><span class="boten">に</span><span class="boten">咲</span><span class="boten">き</span><span class="boten">誇</span><span class="boten">っ</span><span class="boten">て</span><span class="boten">い</span><span class="boten">る</span></span>。</p>
<p>壁で獲物を捕らえた巨大な花々は思った。どうして今、その花々に白い水をくれてやる必要があるだろうか。</p>
<p>壁で獲物を捕らえた巨大な花々は考えた。なればこそ、この獲物はすぐに使わず、大切に大切に保存しておいてやろう。己が花粉の持つ媚毒でもって、ていねいに下ごしらえをしながら。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>冒険者たちは叫び続ける。</p>
<p>お願いします、くすぐってください！！！　足の裏をカリカリして！！！　お尻の穴をほじくって！！！　おちんちんをしこしこして！！！</p>
<p>空腹も疲れも存在しない不思議な世界の中で叫び続ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>白い花々が枯れれば、2人の役目がやってくるだろう。</p>
<p>人の感じうる限界を超えた<ruby data-rt="きもちよさ">くすぐったさ<rp>（</rp><rt>きもちよさ</rt><rp>）</rp></ruby>に気が狂うほど笑い悶えながら吐精し、また広間を白い花々で満たすのだ。</p>
<p>しかし、それは今ではない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのうち。</p>
<p>そのうち。</p>
<p>そのうち。</p>
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		<title>下ごしらえ：セックス本番前の前戯で電マを使って死ぬほど強制連続絶頂させてほしい</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 May 2025 15:00:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
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		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[ある"私"の欲望。彼とセックスするなら、ただ挿入されて射精すだけではもったいない。どれだけ気持ちよくても逃げられないように拘束して、電マで死ぬほど絶頂させて、身も心もどろどろになってから、彼のを中へ――。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>ある&#8221;私&#8221;の欲望。彼とセックスするなら、ただ挿入されて射精すだけではもったいない。どれだけ気持ちよくても逃げられないように拘束して、電マで死ぬほど絶頂させて、身も心もどろどろになってから、彼のを中へ――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>恋人ができました。</p>
<p>今までそういうのに縁がなかった女なので、自分でもびっくり。優しい人です。背は高いけど線は細めで、少しふわふわした男性。</p>
<p>これは、そんな人との性行為。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-16312" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/04/下ごしらえ-scaled.jpg" alt="下ごしらえ：セックス本番前の前戯で電マを使って死ぬほど強制連続絶頂させてほしい" width="1810" height="2560" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/04/下ごしらえ-scaled.jpg 1810w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/04/下ごしらえ-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/04/下ごしらえ-1086x1536.jpg 1086w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2025/04/下ごしらえ-1448x2048.jpg 1448w" sizes="(max-width: 1810px) 100vw, 1810px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どれだけ時間がたったでしょう。</p>
<p>ずっとずっとイカされ続けて、意識はとっくにトんでしまった時。突然、私の中に彼<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">の</span></span>が潜り込んだのです。</p>
<p>「ぉ゛♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>たっぷり時間をかけて熟成された膣内は、神経がむき出しになったように敏感。ぬるりとした優しい刺激で、私は深い絶頂に誘われます。</p>
<p>ぐちゅん、ぐちゅん、ぐちゅん。</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛おっ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>無遠慮な、ちょっと余裕のないピストン運動が、一往復毎に私をイカせていく。へとへとになった筋肉は、一切の快感を妨げることなく全身へと循環させていく。</p>
<p>この本番行為は、あまり長くは続きません。私はもうへとへとだから。そして彼だって、私のことをイカせ続けて、もう我慢の限界だから。</p>
<p>びくん、どぷ、どぷ、どぷ。</p>
<p>「ぉ゛ぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>どっぷりとした射精の、電動マッサージ器と比べればずっと優しい刺激で、私は今日一番の絶頂を迎える。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>エッチが終わったあと、私はいつも気絶するように眠ります。もう、起きて話をする余裕なんてちっともない。</p>
<p>だけど、意識が完全に閉じる前、彼が頭をなでてくれるのです。</p>
<p>「……♡♡♡♡♡」</p>
<p>長く、激しく、甘いひととき。これが、私の理想のエッチ。</p>
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		<title>少年勇者が甘サド天使たちによる甘々くすぐり搾精の加護（ちょっかい）を受けながら淫ヶ島のサキュバス退治に行く話</title>
		<link>https://omonove.com/16000/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Dec 2024 09:00:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[少年リルがサキュバス退治の旅を決意すると、夢に天使たちが現れました。癖の強い彼女たちいわく、『あなたに加護を与えましょう』。それでやることと言えば、サキュバスに誑かされないようにというくすぐり搾精。旅の最中も、サキュバスに射精させられれば、お仕置きとして射精禁止からのくすぐり搾精。サキュバス退治が無事成功すれば、ご褒美として永遠のハーレムくすぐり搾精――そんな、天使たちが好き勝手にやらかす物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>少年リルがサキュバス退治の旅を決意すると、夢に天使たちが現れました。癖の強い彼女たちいわく、『あなたに加護を与えましょう』。それでやることと言えば、サキュバスに誑かされないようにというくすぐり搾精。旅の最中も、サキュバスに射精させられれば、お仕置きとして射精禁止からのくすぐり搾精。サキュバス退治が無事成功すれば、ご褒美として永遠のハーレムくすぐり搾精――そんな、天使たちが好き勝手にやらかす物語。<strong><br />
</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。</p>
<p>おばあさんが川へ洗濯に行くと、どんぶらこどんぶらことタライが流れてきて、その中には赤ん坊が入っていたので、かわいそうだと思ったおじいさんとおばあさんは、その赤ん坊をリルと名付けて育てることにしました。</p>
<p>赤ん坊が桃に入っていたわけでもなし、何てことのない捨て子。一つだけ違ったことといえば、女装したらえらくかわいくなりそうな少年へと成長したことぐらいです。白い肌、小柄で細い体躯、柔らかな髪、丸い目。ついでに正義感もありました。</p>
<p>すくすくと立派に育ったリルは、ある日、村で若い女性たちがうわさしているのを耳にします。何でも、淫ヶ島に住むサキュバスたちが、村に来て悪いことをするのだとか。</p>
<p>「――お父さん、お母さん。そういうわけですので、僕はサキュバス退治の旅に出ようと思います」</p>
<p>「リルよ。まだこの爺の所にサキュバスが来たことないから、それまで待ってくれないだろうか」<br />
「素晴らしい心意気です、リル。さっそく、すぐに、もう明日にでも退治に向かうといいでしょう」<br />
「ちょっと待って。1回だけでいいから、儂もサキュバスにえっちなことを――」</p>
<p>こうして、リルはサキュバス退治の旅に出ることになったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その夜。リルは旅の無事をお祈りをしてから眠ると、夢を見ました。夢――だけど、意識がはっきりとしていて、感覚も鮮明で、体も自在に動く。どこか現実味を帯びているような気のする夢です。</p>
<p>「リル……。勇者リル……」<br />
「目覚めるのだ、リルよ……」</p>
<p>2人の女性の声に促されて目を開けると、リルは暖かな陽光の照らし続ける空の上にいました。不思議な場所です。足元を見ると、地面もないのに体が宙に浮いています。そして、いつの間にか全裸。リルは反射的に、自分の胸と股間を腕で隠します。</p>
<p>目の前には、2人の女性が立って（浮いて？）いました。</p>
<p>「私は天使ワイエル。勇者リル、あなたはどうやら、サキュバス退治を決意したみたいですね」</p>
<p>1人はワイエルと名乗る、黄金色の長い髪の女性。その表情、その声音は優しいはずなのに、どこかぴりりとした空気を感じます。純白の布を体に巻き付けたような、結構際どい服装。</p>
<p>「私は天使ビィルエル。勇気ある者に、ささやかではあるが助力をしよう」</p>
<p>そしてもう1人はビィルエルと名乗る、白銀色の長い髪の女性。硬い口調、厳格な態度に見えて、全てを受け入れる包容力を感じさせるよう。こちらも、純白の布を体に巻き付けたような、結構際どい服装です。</p>
<p>そして、その2人の女性はどちらもイイ体をしているだけでなく、純白の翼を生やしていました。彼女たちが言うとおり、天使なのです。</p>
<p>「実際、サキュバスという存在は本当に困りものなのです」<br />
「人間の女性を抱けなくなる男が増えれば、出生率が低下する。その前に、ふ抜けて働けなくなる者も少なくない」</p>
<p>「『俺がサキュバスを退治してやる』と意気込んだ戦士が、三日三晩搾精されて見るも無惨なあへあへ状態で帰ってくることもありました」<br />
「鬼を退治するわけでなし、ただ腕が立つだけでは駄目ということだ」</p>
<p>「サキュバス退治に最も必要な素質。それは『何としてでも彼の者たちを退治してやる』という強い正義感と意思なのです」<br />
「お前には、その素質がある。その心持ちこそが、お前の勇者たるゆえんなのだ」</p>
<p>夢に天使が現れるなんて、そうあることではありません。ワイエルとビィルエルに両側からステレオでささやかれたリルは、話の半分も飲み込めていないけれども、とりあえず『天使さまなんて大層な方たちがお力添えをしてくださるのなら頑張らなきゃ』と思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「さて、今宵はそんなあなたに<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>を与えましょう」<br />
「……なあ、本当にやるのか？」</p>
<p>「当然です。嫌なら帰っていいですよ、ビィルエル。今日はこれ終わったら直帰でしょう？　早めに晩酌できて良いではないですか」<br />
「……いや。ワイエル、お前1人に任せると何をしでかすか分からん」</p>
<p>「よく言う」<br />
「うるさい」</p>
<p>今まで絶妙なコンビネーションでリルにまくし立てていた、ワイエルとビィルエルの会話のリズムが乱れます。それは何かの前触れ。リルが天使さま相手に敵意を向けることはないけれども、それでも身構えてしまいます。</p>
<p>しかし、天使の御業にどうこうできる彼ではありませんでした。ワイエルが指をぱちんと鳴らすと、リルは突然、両手足を引っ張られるような感覚を覚えます。驚いて自分の体を見下ろすと、まるで天使が頭に乗っけている光輪のようなものが、彼の両手足首に、拘束具のようにはまっていたのです。</p>
<p>両腕は真横、両脚は肩幅よりも大きく開いて、大の字の姿勢。薄い胸板も、皮かぶりの小っちゃいおちんちんも丸見えです。ほとんど反射的に力を込めるも、拘束はびくともしません。どういう原理なのか、光輪が虚空にがっちりと固定されています。</p>
<p>「リル。あなたは、サキュバスがどういう存在か知っていますか？」<br />
「い、いえ……」</p>
<p>金髪のほうの天使ワイエルが、リルの目の前にずいと近づいてささやきます。</p>
<p>聞かれはしたものの、実のところリルはサキュバスのことをよく知りませんでした。今までずっと、おじいさんとおばあさんの家で平和に暮らしていた彼は、サキュバスと出会ったことがありません。ただ、町の女衆が悩んでいたのを小耳に挟んだだけです。</p>
<p>しかし、その答えにワイエルは『そうですか、そうですか』とにんまり笑顔を浮かべます。</p>
<p>「サキュバスというのは、人の寝床に忍び込んで精を奪う、恐ろしい魔物です」<br />
「せ、精……？」</p>
<p>「つまり、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>です♡」<br />
「――ひゃあぅぁっ！！？」</p>
<p>まるで女の子のような甲高い悲鳴を上げるリル。ワイエルが、彼の無防備だったおちんちんを手のひらでそっと包んだのです。</p>
<p>リルの全身からはあっという間に力が抜けて、反対におちんちんががちがちに勃起していきます。</p>
<p>「はあ、ちょっと触れただけでこんなに硬くしてしまうなんて。もしもサキュバスが相手なら、あなたは一巻の終わりでしたよ？」<br />
「ぁ、ぅあ――！？　え――！？」</p>
<p>ワイエルはそう言うのですけれども、リルの頭が付いてきません。</p>
<p>だって、こんな感覚は生まれて初めてだったから。少しくすぐったいようで、だけどやめてほしくなくて。死ぬほど恥ずかしいけれど、やっぱりどこかやめてほしくなくて……。</p>
<p>しかし、目をぐるぐる回すリルをよそに、ワイエルの話は勝手に進んでいきます。</p>
<p>「まあ安心なさい。そのために私たちの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>があるのです」<br />
「ぅあ、ぁ……っ」</p>
<p>「サキュバスとの戦いで絶対に避けなければならないのは、彼女たちの前で浅ましくも吐精してしまうこと。ああ、言葉が難しかったでしょうか？　おちんちんから白いおしっこをどぴゅどぴゅさせてしまうことです」<br />
「ぁ、ぇ……っ？」</p>
<p>「つまり、ですね――♡」</p>
<p>その瞬間、リルは、ワイエルの表情が変わったような気がしました。目を鋭くさせて、口を裂いて笑って、攻撃的で、だけど甘い――その妖しい貌のゆえんを、リルは感覚で理解することになります。</p>
<p>ワイエルは突然、その柔らかな両手をリルの両腋の下に差し込んだのです。</p>
<p>「ひひゃぁひっ！！？　ひっ、ぁ――！！！」<br />
「あらあら、敏感。まだ指を置いただけなのに、もしも動かしてしまったらどうなるのでこちょこちょこちょこちょーっ♡」</p>
<p>「――ひゃぁぅぁぁあッはっはっははははははははははははははっ！！？　なっ、なひぇっ！！？　ぁはっ、あっはははははははははははぁぁぁぁぁああああっ！！！」</p>
<p>それは断じて『間違って触れてしまった』とか、『腋の下の筋肉をマッサージしてやろうと思った』とかではありません。はっきりとした意図を持った『くすぐり責め』。何せ、言葉の途中でいきなり指をうぞうぞとうごめかせ始めたのですから。</p>
<p>まだムダ毛も生えないつるつるの腋の下をくすぐられて、リルはあっという間に笑ってしまいます。意味が分かりませんでした。どうしてワイエルは、突然自分のことをくすぐり始めたのでしょう？</p>
<p>「サキュバスに射精させられてはいけない。であれば、サキュバス程度の行為で射精できなくなってしまえばいいのです」</p>
<p>「ひぇひっ、ど、どういう――！！？　ひっ、ひっひゃっはっははははははははは！！？」<br />
「あなたのことを、こちょこちょされなければ射精できないように開発して差し上げましょう♡」</p>
<p>トンデモ理屈でたおやかな少年をくすぐられ体質にしてしまおうという、ワイエルの恐ろしい腹積もり。しかし、四肢を光輪で拘束され、大の字の格好で無防備な体を晒すリルには抵抗なんてできないのです。</p>
<p>「あなたの体は実に敏感ですね、リル。腋の下を人差し指でつつーっとなでるだけで、笑うのを我慢できなくなってしまうのですか？」<br />
「ぁはっ、ぁっはははははははぁぁぁあっ！！！　そっ、そこだめ、ですぅぅぁあっはっははははははははははははひゃぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>「どれ、次は脇腹を試してみましょうか。あらあら、細い腰。指をちょっと食い込ませるだけで、くすぐったいツボに簡単に届いてしまいますねえ♡」<br />
「んぎっ！！？　ぁ゛っはははははははははははっ！！？　そこも、そこもだめぇっへへへへへへへへぁぁぁぁぁああああっ！！？」</p>
<p>腋の下、脇腹、腰、胸の横、首筋、背中と、上半身を気の向くままにくすぐり続けるワイエル。まるで『この日のために、ずっとこちょこちょシミュレーションをしていました』と言わんばかりに、指が器用にうごめきます。ここは夢の中であるはずなのに、感覚は嫌になるぐらい鮮明でした。</p>
<p>ワイエルが、指を止めないまま後ろを振り向いて言います。</p>
<p>「ほら、ビィルエル。あなたも仕事してください」<br />
「わ、私もか」</p>
<p>「当然です。あなたは何のために来たのですか」<br />
「分かった。そ、それでは失礼するぞ、リル」</p>
<p>笑顔まみれの情事を赤ら顔で眺めていた、銀髪のほうのもう1人の天使ビィルエルは、背中の羽をばさりと鳴らしてから、リルの足元へと近づきました。</p>
<p>「あ、足の裏とかはどうなんだ、リル？」<br />
「ひゃぅぅぅうっ！！？　あしっ、ぞくぞくしてへっ！！？　だめっ、だめですぅぅっふふふふぁっはははははははははは！！！」</p>
<p>「お、おお……♡　そ、それじゃあ、内股は」<br />
「っ～～～～！！？　そこも、だめっ！！？　だってっ、だってそこ近――！！？　ぁっははははははははひぁぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>「おおお……♡」</p>
<p>上半身をくすぐり責めするワイエルと、下半身をくすぐり責めするビィルエル。こうして、2人の天使たちによるこちょこちょ開発が始まりました。</p>
<p>最初こそ、適当にリルの体をいじめていたワイエルとビィルエル。しかし、だんだんと<ruby>違<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>というものが出てきます。</p>
<p>「ほーら、リル。私の指、結構器用に動くでしょう？　あー、指が近づいていきます。あなたの敏感な腋の下に近づいていきますよー♡」<br />
「ひっ、ひひ――っ！！？　や、やめ――」</p>
<p>「なーんて、うそです♡　お腹こちょこちょこちょこちょーっ♡」<br />
「ひぁぅぁっはっははははははははぁぁぁぁああ！！？　なんでっ、そこぉ――！！？　ひゃぁぁっはっはははははははははぁぁあっ！！！」</p>
<p>上半身をくすぐるワイエルは意地悪。くすぐられると思ったところをくすぐってこなかったり、反対にくすぐられないと思ったところをくすぐってきたり。リルの体だけでなく、心をも翻弄していきます。</p>
<p>「リル、だんだんと分かってきたぞ。お前は、爪を当てないように指先で、土踏まずを優しく引っかくとくすぐったいんだよな……」<br />
「ひゃひっひひひひひひひひひぃぃぃいいっ！！！　それつよっ、強すぎてっ！！？　ぁはっ、ぁはははははははははははははひっ！！？」</p>
<p>「それで、内股は爪を立てて、だけど優しく。付け根に近ければ近いほどいいんだろ？　なあ、リルぅ……♡」<br />
「ひゃぁあぅぁっはっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！？　よくないっ、よくないですぅぅぅっふふふふぁっはははははははっ！！！」</p>
<p>一方で、下半身をくすぐるビィルエルは実直。駆け引きも何もなく、最もくすぐったいところを、最もくすぐったいくすぐり方でひたすら責めてくるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そうやって、2人の天使によって全身をくすぐり回され続けたリル。</p>
<p>美女2人に密着されているという状況故か、くすぐったいという刺激が神経にバグを引き起こした故か、彼のおちんちんはもうとっくに、ばきばきに勃起していました。</p>
<p>そんなおちんちんを、ワイエルは柔らかな右手のひらでぎゅっと握ります。</p>
<p>「ひゃぅぁあっ♡♡♡　っ――！！？　っ――！！！」<br />
「ここからが本番ですよ、リル。サキュバスごときが相手では到底得られない快感を与えて差し上げましょう」</p>
<p>「ぁ゛、ぁあっ♡♡♡　っぁ――！！？」</p>
<p>それは握ったおちんちんを前後にしごくだけの、何てことのない手コキでした。しかし、オナニーすら知らない少年にとって、体をこちょこちょとくすぐられながらされる<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>は、あまりにも刺激が強すぎます。おちんちんの根元がむず痒すぎて、腰がへこ、へこと動いてしまうぐらい。</p>
<p>そして、それを見ていたビィルエルが、彼に追い打ちを掛けます。彼女は、既にワイエルの手のひらに埋もれてしまった<ruby>竿<rt>・</rt></ruby>を諦めて、その下にあるつるつるの<ruby>玉<rt>・</rt></ruby>に左手を伸ばしたのです。</p>
<p>「ぅあっ♡♡♡　ぁ、あ――！！？」<br />
「だ、大丈夫だぞ、リル。私は、ここが敏感な部分だって知ってるんだ。だから、優しく触ってやるからな……♡」</p>
<p>つるつるの睾丸を優しくなで、もみ込むような動き。何だか、睾丸からおちんちんの根元にかけてが、ひどくうずくようです。</p>
<p>片手で上半身をくすぐりながら、もう片手でおちんちんをしごくワイエル。片手で下半身をくすぐりながら、もう片手で睾丸をもてあそぶビィルエル。</p>
<p>それはリルにとって、<ruby>過剰快楽<rt>オーバーキル</rt></ruby>に他ならないのでした。</p>
<p>「ぅあ、あ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひひゃっ、っあ――！！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>おびただしい量の精液が、リルのおちんちんから噴き出しました。それは『夢の中だから』と言わんばかりに、現実では絶対にあり得ないであろう量。まるで体の<ruby>容量<rt>キャパシティ</rt></ruby>というものを一切無視して、受けた快感をそのまま射精量で表すかのようです。</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁぐ、ぁ――！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ぅ、ぅぅうう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「あらあら、すごい量♡　まあ当然ですね、こんな快感、下界では一生掛けても味わえるものではありませんよ？」<br />
「お、おお、おおおお……♡　そ、そんなに気持ちよかったのか？　そうか、そうかそうか……うれしい……♡」</p>
<p>1回の射精では出し切れず、どぷ、どぷ、どぷと精液が断続的に噴き出していきます。それをワイエルとビィルエルが、うっとりとした表情で見つめています。</p>
<p>……見つめているだけではありませんでした。</p>
<p>「さあ、続けましょうか♡」<br />
「ひひゃはぁっはっはははははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡　まっ、待――！！！？　せめっ、休憩を――！！！！　ぁっはっはははははははははははははぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「お前が望むなら、もっとたくさんくすぐってやるからな……っ♡」<br />
「ぁはははははははははぁぁぁぁあああ♡♡♡♡　まっ、やめっ、やめてくださぃぃぃぃぁっひゃっはははははははははは！！！？　ぁぁぁぁああああああああああっ！！！！」</p>
<p>まだ射精が収まってもいないというのに、おちんちんを弄くりながらのこちょこちょ開発が再開されました。</p>
<p>「あなたも旅に出るからには、立派な男。<ruby>皮<rt>・</rt></ruby>がかぶったままでは格好が付きませんね。私がむいて差し上げましょう♡」<br />
「ぅあ、ぁ゛――♡♡♡♡　やめ、それ、変っ！！！？　むずむず、してぇぇぇっ！！！？」</p>
<p>「おっといけません。腋の下がお留守でしたね？」<br />
「ひゃぅぁひあっはっはっはははははははははははぁぁぁぁあっ！！！？　だめれすっ、どうじ、同時はぁぁあ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ひぁ、ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>「リル、お前の<ruby>玉<rt>・</rt></ruby>はびくびく動いて、何だか生きてるみたいだな……あ、何だか、かわいい……♡」<br />
「ぅ、ぅぅぅぅぅ――！！！？　もむの、だめ、でふっ♡♡♡♡　何だか、ぁぁぁあ――っ！！！」</p>
<p>「足の裏も、小っちゃくてかわいい……。リル、お前は本当に全身全部かわいいなぁ……♡」<br />
「ぁはっ、ぁっははははははははははははははぁぁぁぁあっ！！！？　あしっ、つよすぎっ♡♡♡♡　くすぐったっ、だめ――！！！？　ひひっ、ぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？」</p>
<p>気の向くままに、全身をくすぐりながらおちんちんをもてあそぶワイエルとビィルエル。</p>
<p>リルはもう、訳も分からず笑い悶えながら射精し続けるだけなのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>天使たちによる<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>が行われたのは、一晩だけの間です。しかし、夢の中では時間の流れがあいまいになります。リルは何時間も、何日間も、ワイエルとビィルエルの2人にくすぐり搾精された気がしました。</p>
<p>「さて、そろそろ夜が明けてしまいますね」<br />
「……む、そうか。名残惜しいが、これぐらいにしておこう」</p>
<p>「ひひっ、ひひ……！！？　ひぁ、ぁぁ……♡♡♡」</p>
<p>「あらあら、とっても気持ちよさそうな様子♡　いいですか？　サキュバスが相手では、こんな気持ちよさは絶対に味わえないのですからね？」<br />
「やりすぎな気がしなくもないが、まあ、目的は達したか。……しかし、気持ちよさそうだなあ。かわいい……♡」</p>
<p>2人が満足したのか、ようやく解放されたころにはもう、リルの様子はまともではありませんでした。くすぐり責めは終わったというのに、まだ口からは笑い声をこぼし、大の字の体をぴくぴく痙攣させています。</p>
<p>「では行きなさい、勇者リル。邪悪なサキュバスどもに正義の鉄槌を下してやるのです」<br />
「お前ならやれると信じている。武運を祈っているぞ、リル」</p>
<p>そんな激励の言葉の後、リルは床が抜けるような浮遊感と共に、意識を現実へと弾き飛ばされるのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っ～～～～！！？　ひぅ、ぁ――」</p>
<p>その日の朝。リルは全身に残るくすぐったさに飛び起きます。</p>
<p>旅の始まりの日。しかし、盛大な夢精の後始末のせいで、出発が遅れてしまったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから勇者リルは、冒険者の服を身にまとい、行く町々で人々を襲うサキュバスを退治しながら、淫ヶ島を目指しました。</p>
<p>「な、なな何なのよあんたっ！？　いきなり人に剣突き付けるなんてイカれてんじゃないのおおお！？」<br />
「外でするのは公序良俗に反するので駄目だと思います」</p>
<p>「分かったからその剣しまってよおおお！！？」</p>
<p>リルの旅は、決して易くはありませんが順調でした。</p>
<p>不思議なことに町々の男衆から血の涙混じりの殺気を向けられるも、一方で女衆からの援助は厚く、宿を貸してくれることも少なくはありませんでした。</p>
<p>「か、かかわいいねえリルきゅん……♡　こここ、今夜はお姉さんがサキュバスになっちゃうぞぉ……っ♡」<br />
「Zzz……」</p>
<p>「ああん、現代っ子にあるまじき夜9時就寝。純朴なところも素敵ぃ……♡」</p>
<p>リルは1歩、また1歩、淫ヶ島へと進んでいきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、いかに勇者リルとて、旅の全てがうまく行くとは限りません。</p>
<p>それはある日、いつものように町にいるサキュバスを退治している時に起きたことでした。</p>
<p>「どっ、どどどどど！？　どうして私は剣を突き付けられてるのかなああああ！？」<br />
「精を対価にお金を払うのは売春に当たるので駄目だと思います」</p>
<p>「だってそうしないとえっちしてくれないんだもんんんん！！？」</p>
<p>サキュバスとの戦いは、熾烈を極めるものです。</p>
<p>たとえ相手を追い詰めたと思っても、思わぬ反撃に出ることがあります。</p>
<p>「ね、ねねねねえっ、赦してよ！？　そ、そうだっ、君にはたっぷりサービスしたげるからさぁ♡」<br />
「っ！？　は、離れてください！！　何を――」</p>
<p>サキュバスは、リルのほんのわずかな隙を突いて、彼の腰にしがみ付きました。</p>
<p>そして、服の中に隠れたおちんちんを、指でかりりと引っかいたのです。</p>
<p>「――ぅひゃぅぁあっ！！？」</p>
<p>それは本当に偶然でした。</p>
<p>服の上から手のひらでぐりぐり圧迫したり、服の中に手を突っ込んでしこしこしたりしてもよさそうなもの。しかし、サキュバスは本当にたまたま、特に何も考えず、『おちんちんをかりかりする』という選択肢を取ったのです。そして小っちゃなおちんちんの正中線にたまたまヒット。</p>
<p>しかし、その偶然にも放った一撃は、天使たちに施された<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>に、非常に近しい刺激だったのです。</p>
<p>「お？　もしかしてこういうのが好き？　いいよいいよ、たくさんやっちゃうよぅ♡」<br />
「くぁ――♡♡♡　やめ、それは――っ！！？　ひゃぅっ、ぁぁあぅっ♡♡♡」</p>
<p>突然のおちんちんかりかりに、リルの体から力が抜けました。それに『得たり』と思ったサキュバスは、執拗にリルのおちんちんをかりかりしてきます。勃起したおちんちんが服の中で上を向き、裏筋を無防備に晒してしまった時、彼の敗北は決定的なものになりました。</p>
<p>「ひぁぅあぅ、くぅぅぁあうぅっ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　ぅっ、ぅぅうう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>1番敏感な裏筋をかりりと引っかかれた瞬間、彼はとうとう射精してしまったのです。</p>
<p>「ぁう、ぁ――♡♡♡♡　ち、力が――」<br />
「うひょー、濃厚なお精子っ♡　で、でででも君は何だか怖いから逃げるねええええ――！！？」</p>
<p>あまりの気持ちよさに、その場にへたり込んでしまうリル。そしてサキュバスは、リルが腰を抜かしたのをいいことに、さっさと走って逃げてしまいます。</p>
<p>後に取り残されたのは、お外でパンツがべとべとになって、どう始末したものか困り果てるリルだけなのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな、初めて敗北した日の夜、リルは夢を見ました。</p>
<p>陽光が照らし続けるお空の上。案の定、自分は全裸で、目の前には2人の天使たちがいました。</p>
<p>「まさか服の上から指コキされただけで、浅ましくも射精してしまうだなんて。もう服など要らないのではありませんか？　下半身すっぽんぽんと貞操帯、お好きなほうを選ばせて差し上げましょう」<br />
「言い過ぎだぞ、ワイエル。サキュバスの武力は大したものではないが、性技に関しては人間のそれを凌駕する。最後まで油断してはならんぞ、リル」</p>
<p>ご立腹のワイエルと、反省会を始めるビィルエル。リルは『たった1回射精させられただけで、そんなに怒ることかなあ』と思いましたが、とんでもない。サキュバスに射精させられた彼が腰を抜かしてしまったように、たった1度でもそれは致命的な敗北になり得ます。</p>
<p>であるならば、天使たちが彼に<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>置<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>をするのも、至極当然のことなのです。</p>
<p>「あなたには今一度、自分の立場を教え込む必要がありそうです」<br />
「……つらいだろうが、お前を思ってのことだ。耐えてくれ、リル」</p>
<p>途端に、体を引っ張られる感覚。自分の体を見下ろすと、光輪が両手足首にはまっています。大の字拘束――覚えのある状況に、リルは静かに、ひっそりと唾を飲み込みました。</p>
<p>しかし、どれだけ取り繕おうと思っても、その表情、そして何よりむくむくとあっという間に硬くなっていくおちんちんを隠し通すことはできません。ワイエルがじとりとした目で、リルのことを見つめます。</p>
<p>「まさかあなた、惨めに射精させてもらえるとでも思っているのですか？」</p>
<p>その瞬間、リルには覚えのない感覚。自分の体を見下ろすと、光輪がおちんちんの根元に巻き付いていました。これは何？　――そう疑問を抱くのも一瞬だけ。ワイエルが両手の指をリルの腋の下に突き刺したのです。</p>
<p>「ぃぎ――！！？　ぁ゛ぁぁあっはっはははははははははははははぁぁぁぁあっ！！！　な、え――！！？　つよっ、強すぎぃぃぃぃっひっひゃっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああああああああっ！！！」<br />
「まさか、情けなくも敗北した勇者に、私たちが奉仕をすると？　何て卑しく浅ましい考えなのでしょう、リル。私は悲しくて涙が出そうです」</p>
<p>力のこもった指先で、腋の下の奥にあるツボをぐりぐりともみほぐすような動き。さしものリルも、口から苦しみ交じりの笑い声があふれてしまいます。</p>
<p>それでも、彼の体は旅立つ前日に、完全に開発されていました。くすぐったい――ただそれだけで、既に半勃ちになっていた小っちゃいおちんちんが、ばきばきに勃起してしまいます。リルの頭の中は、おちんちんのことでいっぱいでした。だってあの時、くすぐられた後におちんちんをしこしこしてもらえたから。今回もきっと、同じことになる。</p>
<p>しかし、彼は知らなかったのです。こちょこちょプレイというのは、ただくすぐって、ただ射精させるだけではないということを。</p>
<p>「リル、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が何だか分かりますか？」<br />
「ぁ゛はっ、ぁははははははははははぁぁぁあ！！？　なっ、なぁっはははははははははっ！！！　ひっ、ひぃぃぃぃいいいっ！！？」</p>
<p>ワイエルが左手でリルの腋の下をくすぐりながら、右手でつまんで見せびらかした<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>。それは小さな羽根でした。羽根。そう、羽根です。彼女の背中に生えている大きな翼から、1枚だけ取り出したような、手のひらからちょっとだけはみ出すぐらいの大きさの羽根。</p>
<p>笑いっぱなしで答えることこそできませんでしたが、リルにはそうにしか見えませんでした。それが一体何だというのでしょう？</p>
<p>しかし、ワイエルは笑います。</p>
<p>「これは、あなたを今晩の間、ずっと苦しめ続けることになる道具ですよ」<br />
「――ひひゃっ、ぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>リルの口から上がる、甲高い悲鳴。さらに増す、ワイエルの笑み。</p>
<p>彼女は指でつまんだ羽根で、硬く勃起したおちんちんの裏筋をなぞり上げたのです。</p>
<p>「思った通り、敏感なおちんちんですね。こんな柔らかな羽根で、そんなに反応するなんて」<br />
「ぁひっ、あっ♡♡♡　ぁあっ、ぁぁぁぁあああああっ！！？」</p>
<p>「腋の下は激しく、おちんちんは優しく。気が狂いそうでしょう？　安心なさい。この場で気が狂うことは、絶対にありませんから」<br />
「ぃや゛っはっははははははははははっ！！？　ぁ――♡♡♡　ひぁっ！！？　ぁはっはははははははははははははひゃぅぁぅぁぁぁあっ♡♡♡」</p>
<p>リルは、まさか羽根でおちんちんをくすぐられるなんて思いませんでした。<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>時<rt>・</rt></ruby>は、手のひらでしこしこされただけだったから。というよりそもそも、おちんちんをくすぐられるという発想すらありませんでした。</p>
<p>しかし、その感覚は彼にとってなかなか<ruby>ツ<rt>・</rt></ruby><ruby>ボ<rt>・</rt></ruby>でした。雑味のないなめらかな羽根は、一方でしっかりと芯を感じさせる硬さも兼ね備えています。線維の1本1本がしなるぐらいの力加減でおちんちんの裏筋をすすりとなでられると、全身が鳥肌立ってしまいそうなくすぐったさと気持ちよさが同時にやってきます。そもそも、一晩でくすぐられフェチにされてしまった彼にとっては、『おちんちんをくすぐられている』というシチュエーション自体が興奮の元です。まともな状態であれば、あっという間に射精してしまいそう。</p>
<p>……そう、まともな状態であれば。</p>
<p>「ぅあ、ぇ――！！？　ぐっ、ぅぅぅぅううっ♡♡♡　ぅぅぅぅぅぅぅううっ！！！」<br />
「おや、苦しそうですね。リル」</p>
<p>「どうして、<ruby>で<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby>、<ruby>い<rt>・</rt></ruby>――！！？　ぁはっ、ぁはははははははぁうぅ゛ぅぅぅううう！！？」<br />
「私たちに射精させられなくとも平気でしょう？　……あなたはもう、サキュバスにとてもとても、それはもうとても気持ちよくさせられているのですから」</p>
<p>説明されなくとも、容易に察せられることでした――おちんちんの根元に巻き付いた光輪が、<ruby>悪<rt>・</rt></ruby><ruby>さ<rt>・</rt></ruby>をしている。圧迫感はそこまで強くないはずなのに、上ってくるはずの精液が、光輪のところでぴたりと止まってしまう。</p>
<p>その光輪は、物理的にではなく、何かこう超常的な力で彼の射精を妨げていたのです。</p>
<p>そして、うめき声を上げるリルに、さらなる追い打ち。この優しくも苛烈な焦らし責めに、ビィルエルが加担します。</p>
<p>「ひ――ッ♡♡♡　ぁはっ、ひゃぅぁぁぁぁぁああああああああっ！！？　羽根っ、<ruby>全<rt>・</rt></ruby><ruby>部<rt>・</rt></ruby>ぅぅぅひぁぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡」<br />
「リル、驚いたか？　私たち天使はな、翼を手足のように動かせるんだ。……翼を使ってくすぐれば、両手が空くだろ？　そしたら――」</p>
<p>「ひひゃっ、ぁーーっはっはははははははははははははぁぁぁあっ！！！　あしのうらっ、だめっ、だめぇぇぇっはははははははははははひゃぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>ワイエルのように、羽根でくすぐるなんてみみっちい責め方ではありません。ビィルエルは背中に生えた大きな翼そのものを体の前に伸ばして、リルのつるつる睾丸を両側からすりすり、さわさわ、しゅこしゅことくすぐっていくのです。</p>
<p>そして、空いた両手で足の裏をこちょこちょ。もしも両脚を光輪で拘束されていなければ、強烈すぎる刺激にビィルエルのことを蹴飛ばしてしまっていたでしょう。</p>
<p>「あら、いいですね。では私もビィルエルに倣って」<br />
「ひぁっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡　翼につつまれっ♡♡♡　ひゃぐっ、ぁはっ、ぁ、ぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ！！？」</p>
<p>そしてビィルエルの責めに、ワイエルも改めて加担。リルの背後に回って、翼で彼の胴体を抱き締めるように包み込みながら、その先端でおちんちんをこしょこしょ、すりすり。ビィルエルが言ったとおり、天使たちの羽根は本当に器用に動きます。</p>
<p>そしてフリーになった両手をわきわきうごめかせながら、腋の下と乳首を行ったり来たり。くすぐったさと気持ちよさを両立させたフォーメーションです。</p>
<p>もしも普通であればもう3度は射精していたでしょうが、射精を禁止されたリルにはそれもかないません。精液はまったく出てこないというのに、透明な我慢汁だけはだらだらとあふれてきます。</p>
<p>リルはワイエルに懇願しました。</p>
<p>「やめっ、やめでくださいぃぃぃぃぃぃいいっ！！！　これっ、つらいっ！！？　すみませんでしたっ、すみませんでしたぁぁひゃぁぁぁぁっははははははははははははぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡」<br />
「駄目です。この程度で根を上げる程度だから、サキュバスのいいようにされてしまうのですよ？　まだしばらくのお仕置きが必要なようですね」</p>
<p>次に、リルはビィルエルに懇願しました。</p>
<p>「おねがいですっ、とめでくださいぃぃぃっひっひひひひひぃぃぃいいいい♡♡♡　こんなっ、死んじゃいますぅぅぅあっひゃははははははははははははぁぁぁぁああああああ！！？」<br />
「……つらいだろうが、耐えてくれ。これも、お前がサキュバス討伐を果たすために必要なことなんだ」</p>
<p>「どれだけビィルエルに媚びても無駄ですよ、リル。この女、何だかんだ言ってあなたにセクハラすることしか頭にないのですから」<br />
「な、なな何を言っているんだワイエル！！？」</p>
<p>「そもそもこうしてあなたをサポートしている理由が、『顔が好みだから』なのですよ。この面食いのショ○コン天使」<br />
「み、みみみ見た目だけじゃないぞ！！？　こ、こうしてサキュバス退治の旅に出て、一生懸命戦って、こう『頑張ってるなあ』って！！？」</p>
<p>結局、どっちに頼み込んでも駄目。</p>
<p>そうこうしている間に、射精できないリルの精神力は、がりがりと削れていきます。</p>
<p>「ぅぐっ、ぁはっ、ぐすっ♡♡♡　ぅぁぁああああああんっ！！！　ぐすっ、ぁはっ、あっはははははははぁぁぁああっ♡♡♡　ぁぁぁぁああああっ！！？　ぐすっ、ぅぅぅうううううう！！？」</p>
<p>あまりにもくすぐったくて、気持ちいいはずなのに、射精できないのがつらくて。とうとう、くすぐられ笑いながら泣き出す始末です。</p>
<p>「あらあら。勇者ともあろう者が泣いてしまったのですか？」<br />
「そ、そそそそんなつもりはリルるるるるっ！！？　お、おおおおいっ！！？　わわわわワイエルどどどどどどうするんだこれれれれっ！！？」</p>
<p>「落ち着いてください、ビィルエル。声帯が出す周波数ではありません」</p>
<p>それを見て、まるで母親のようにため息を付くワイエルと、どうしていいか分からずひたすらおろおろするビィルエル。</p>
<p>ワイエルが、指でリルの顎を持ち上げました。</p>
<p>「反省しましたか？」<br />
「は、ひ……！！　ぐすっ、はいぃ……っ！！」</p>
<p>「ならば、ここで誓いなさい。もう2度と、サキュバスの前で射精しないと」<br />
「もぉ、にどとっ、サキュバスの前でしゃせえしませんんん……っ！！」</p>
<p>「うん、いい子です」</p>
<p>ワイエルが頭をなでなでして、リルがだんだんと泣きやんでいきます。随分と飴と鞭の使い分け方を心得た天使です。</p>
<p>そして、ワイエルはそのまま、リルの後頭部に腕を回して、自分のたわわなおっぱいを彼の顔に押し付けました。</p>
<p>「むぐっ、ぅう！？」<br />
「これはご褒美です♡」</p>
<p>「んむっ、ぅ、ぁ……♡」<br />
「ふふふ、何ですか？　赤ん坊のように蕩けしまって。なかなか、かわいいではないですか……♡」</p>
<p>きれいなお姉さんのおっぱいに顔を埋めるなんて、リルには生まれて初めての経験。恥ずかしいけれど、母性たっぷりの感覚に全身のこわばりがほどけていくよう。</p>
<p>そして、ワイエルはリルの顔をぱふぱふしたまま、空いた翼で腋の下をこちょこちょとくすぐってきます。</p>
<p>「んむふっ♡♡♡　んぐっ、ぅくっ、ぅふぅぅううっ！！？」</p>
<p>「笑い声を我慢しなくていいですよ、リル。私の胸の中でたっぷり笑い悶えなさい♡」<br />
「ぷはっ、ぁはぁっ！！？　ぁはっ、あっはははははははっ、んむっ、んむふぅぅうううっ♡♡♡」</p>
<p>それは確かにくすぐったいけれども、指で乱暴にもみほぐされるよりもずっと優しくて、身も心も蕩けてしまいそうな気分です。</p>
<p>完全に『お仕置きモード』から『甘やかしモード』に入ったワイエル。しかし、ビィルエルはそうではありませんでした。いつの間にかリルの背後に回ったビィルエルは、細い両手の指先を彼のおちんちんに宛がったのです。</p>
<p>「ひ――！！？」<br />
「あ、あああ安心しろ、リル。ここここれからたっぷり射精させてやるからなぁ……っ♡」</p>
<p>「ぁひぁあっひゃっははははははははははははははははぁぁぁあっ！！！？　あむふっ♡♡♡♡　ぷはっ、ぁはっ！！！！　あっはははははははははははひゃぁぅぁぁぁああああっ！！！？」</p>
<p>両手の指10本を全部つかって、おちんちんこちょこちょ。陰茎も、裏筋も、亀頭も、睾丸も、蟻の門渡りも――おちんちんを隙間なくくすぐったさで埋めていくようです。現世でサキュバスに衣服越しにされたものよりも、ずっと直接的で、ずっと多く、そして長い。</p>
<p>それは『射精禁止モード』から『搾精モード』に変わったが故の行動でした。</p>
<p>「も、ももちろん、足の裏も一緒だぞ。お前の足の裏は、羽根でくすぐるだけでも悶えるぐらい敏感でいいなぁ……♡」<br />
「ひひゃはっ、ぁっひゃははははははははははははひぃぅぅうううっ！！！？　ひはっ、ぁはっ、むっ、ぅぅううううっふひははははははははははははははぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>そして、ワイエルと同じように、空いた翼で足の裏をこちょこちょ。だけどワイエルのような『優しいくすぐり責め』というよりは、ただひたすら弱いところをもてあそぶような、『ねちっこいくすぐり責め』です。</p>
<p>先ほどの射精禁止とは、真逆の状況になりました。<ruby>腋の下と足の裏<rt>くすぐったいところ</rt></ruby>を優しくくすぐりながら、<ruby>おちんちん<rt>きもちいいところ</rt></ruby>を激しくこちょこちょ。</p>
<p>リルの性感が、あっという間に上り詰めていきます。しかし、彼のおちんちんにはまだ、射精禁止の光輪が巻き付いたままでした。</p>
<p>「ぅぐっ、ぅ゛、ぅぅぅぅぅううううううっ♡♡♡♡　も、もぉ゛、もぉぉ！！！？　ひひゃはっ、あっははははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「安心なさい、もうあなたを苦しめるつもりはありません。今、現世では絶対にかなわない快楽を味わわせて差し上げます♡」<br />
「た、たたたくさん、気持ちよくなってくれ、リル……♡」</p>
<p>そして、おちんちんが気持ちよさで爆発してしまいそうになった瞬間、ワイエルがリルをぱふぱふしながら、おちんちんに巻き付いた光輪を解き放つのでした。</p>
<p>「……ほら、イけ――っ♡」<br />
「ひ――♡♡♡♡」</p>
<p>ワイエルのそのちょっと乱暴な命令口調は、リルの背筋を嫌にぞくぞくさせました。</p>
<p>耳を犯す声、顔面に押し付けられるおっぱい、腋の下の優しいくすぐったさ、足の裏へのねちっこいくすぐったさ、そしておちんちんこちょこちょ――その全ての刺激が、リルに深い深い絶頂を齎したのです。</p>
<p>「ぅあ、ぁ゛ぁぁあああ――！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ひぁ、あ――ッ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>まるで小石を詰まらせた水鉄砲のような射精でした。</p>
<p>リルが腹筋をへこませるとともにびゅーびゅーと勢いよく精液を噴き出させたと思ったら、ある瞬間にぶしりと止まって、リルが大きく息を吸い込む。それで1度体に酸素を溜め込んで腹筋を膨らませると、また悲鳴とともにびゅーびゅーと勢いよく射精する。</p>
<p>リルは、おちんちんだけでなく、全身で射精しているかのような錯覚を覚えました。だって、ただおちんちんから精液を出すにしては、お腹にも、腕にも、足にも、あまりに全身に力が入っていたから。そして、おちんちんのくすぐったさだけではない、顔に押し付けられるおっぱいの柔らかさ、腋の下や足の裏のくすぐったさ、そして全身に当たる天使たちの肌の温もりが、あまりに気持ちよかったから。</p>
<p>その気持ちよさが、射精の最中ですらずっと続く。</p>
<p>「ぁぐっ、ひゃ――♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>本当にこんなもの、現世で味わえるものではありません。リルは、今までの苦痛を全て忘れ去って、この愛情たっぷりの気持ちよさに身も心も任せるだけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>びゅーびゅーと噴き出し続ける精液は、おちんちんをこちょこちょしていたビィルエルの顔面に勢いよく直撃していました。</p>
<p>「ぉぶっ、おぶぶぶぶぶぶっ」<br />
「ぷっ、くく――！？　何をしているのですか、ビィルエル」</p>
<p>「ぅあ、ぁ゛～～～～……♡♡♡♡　ひはっ、ぁ――！！！？　っ～～～～……♡♡♡♡」</p>
<p>リルがそれを見て『まずいことをしてしまったかも』と思ったのは、長い長い射精がようやく落ち着いてから。ワイエルのほうはややウケです。</p>
<p>リルはとにかく何か謝罪しようとしましたが、絶頂の余韻のせいで頭が回りません。そして、ビィルエルの反応は、彼の予想とは違ったものでした。</p>
<p>「はぁ、はぁぁ……っ♡　こんなに、こんなに気持ちよかったんだなぁ……♡」<br />
「あ、あの……。すみま、へ……っ」</p>
<p>「もっと気持ちよくしてやるからな、リルぅ……♡」<br />
「――ひひゃぁぅぇぁぉぁぁぁああっ♡♡♡♡」</p>
<p>すっきりしたはずのおちんちんに、再び指を這わせ始めるビィルエル。</p>
<p>「気持ちよさそうだなぁ、リル。ふふふふふ、へへへへへぇっ♡」<br />
「もっ、もぉ゛いいでひゅっ！！！？　これいじょっ、これ以上はおかひくなっひゃぁっひゃっはははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「……まあいいでしょう。リル、散々射精をお預けされた後の連続射精は、天に上るほど気持ちいいらしいですよ♡」<br />
「もっ、もぉぉおっ♡♡♡♡　のぼってっ、のぼってまひゅぅぅぅひゃっははははははははははぁぁぁぁああああ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>もうたくさん気持ちよくしてもらった、もう十分なのに、というかこれ以上は無理――リルがそう思っても、天使たちが納得してくれるはずもないのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>案の定、くすぐり搾精天国は朝になるまで続けられました。</p>
<p>「ひへっ、へ、へ……♡♡♡♡　ひゃは、ひゃぁぁ……♡♡♡♡」</p>
<p>事後。たっぷり甘やかされて、たっぷり気持ちよくさせられて、リルの表情はもうとろとろ。その姿を、ワイエルとビィルエルが愛おしそうに見つめています。</p>
<p>「ふふふ、何とも無様な姿ですね、リル♡　その姿、私たち以外には絶対に見せてはなりませんよ」<br />
「安心しろ、リル。これだけの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>があれば、サキュバスに遅れを取ることはあるまい」</p>
<p>「今更仕事モードになっても、あなたがそれはもう愉しんでいたという事実は消えませんよ。ビィルエル」<br />
「ううううるさい」</p>
<p>浮遊感と共に意識が現実へと引き戻されていきます。目覚める時間です。</p>
<p>「では行きなさい、勇者リル。卑しいサキュバスどもの雌穴など、一つ残らず瞬間接着剤でふさいでしまうのです」<br />
「そこまでしなくていいぞ。旅がつらくなったら、いつでもここに帰ってくるんだ、リル」</p>
<p>目覚めたリルは、夢精でべとべとになった下着の処理をして、決意を新たにサキュバス討伐の旅を再開するのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、何やかんやあって、リルはとうとう淫ヶ島にたどり着きます。</p>
<p>「なななな何なんじゃよおおおお！！？　ひとの住処に突然現れたと思ったら、物騒な剣持って暴れ回りおってええええ！！？」</p>
<p>「人々を襲うサキュバスたちを退治しに来ました」<br />
「貴様か！！　最近町々でサキュバスを物理的に襲って回ってるっていうイカれた人間はあああ！！？」</p>
<p>「こらしめました」<br />
「いやほんと迷惑してるのじゃぞ！！？　儂らだって食わねば死んでしまうというに！！！　人里を歩けばサキュバス狩りだ何だって、ちゃんと合意の上で精液を貰ってるんじゃぞおおお！！？」</p>
<p>「でも、既婚者を誘惑するのは不貞行為になるので駄目だと思います」<br />
「分かったからその剣をしまうのじゃあああああ！！？」</p>
<p>激しい死闘の末、リルはとうとうサキュバスの親玉を打ち倒すことに成功したのでした。</p>
<p>世界に平和が訪れます。もしも相手が鬼であれば財宝の一つや二つよこしてくれたでしょうが、ケチなサキュバスが相手ではそうもいきません。</p>
<p>「……貴様、それはあまりにも図々しいとは思わんのか」<br />
「別に、要求はしていませんよ。ただ、貰ってないなあって」</p>
<p>「はぁ、人間との付き合い方を考え直さなければならないのう……」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次の瞬間でした。</p>
<p>空から暖かな光が差し込み、リルを包み込みます。『2度と来るな！！』というサキュバスの声をよそに、ふわりと浮くリルの小さな体。キャトルミューティレーションされかねない状況に目を瞑りますが、声が聞こえました。</p>
<p>「リル……。勇者リル……」<br />
「目覚めるのだ、リルよ……」</p>
<p>この声は――リルは目を開きました。</p>
<p>彼がいたのは、暖かな陽光の照らし続ける空の上。足元を見ると、地面もないのに体が宙に浮いています。意識がはっきりとしていて、感覚も鮮明で、体も自在に動く。</p>
<p>そして、服は着たまま。今度は夢ではない、現実です。</p>
<p>「よくやりましたね、勇者リル」<br />
「お前なら必ずやり遂げられると信じていたぞ、リル」</p>
<p>目の前には、2人の女性が立っていました。金髪の天使ワイエルと銀髪の天使ビィルエルが、リルに惜しみない賛辞を送ります。リルも『長く苦しい戦いだった』と、感動に打ち震えるところです。</p>
<p>これで、勇者リルの長い旅はおしまい。しかし、このままエンディングが流れるかと思いきや、ふとビィルエルが前に出ました。</p>
<p>「と、ところで、だ。リル、これからお前はどうするつもりだ？」<br />
「どう、って……？　どういうことでしょうか」</p>
<p>「その、何だ。今後の予定というか、将来の展望というか、な？」<br />
「いえ、特に決めては。ただ、これからも、世の中を良くしていく旅を続けられたらと思っています」</p>
<p>「お、おお。そうか、そうなの、か……。ああ、よい志だなぁ……」</p>
<p>何とも言えない表情でがっくりと肩を落とすビィルエル。そんな彼女にちょっとどん引きしたワイエルが、今度は前に出てきます。</p>
<p>「勇者リル。見事サキュバスを打ち倒したあなたに、ちょっとしたご褒美とお願いがあるのです」<br />
「お願い、ですか？」</p>
<p>正義感に溢れるリルは、『ご褒美』よりも『お願い』の言葉に反応しました。ワイエルは内心『ああはいはいそっちね』と思いながら言葉を選びます。</p>
<p>「ええ。私たち天使というものは、常に一つの大きな<ruby>問<rt>・</rt></ruby><ruby>題<rt>・</rt></ruby>にとらわれていまして。あなたならきっと、その問題を解決できるのではないかと」</p>
<p>「僕を助けてくださった天使さまたちを、今度は僕が助けられるなら！　何でもしますよ！」<br />
「心強いこと、この上ありません。勇者リル」</p>
<p>にっこりと笑うワイエル。その背後で、ビィルエルが何だかものすごく挙動不審になっていることに、使命感に燃えるリルには気付けないのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、リルは2人の天使たちにどこかへ連れて行かれます。</p>
<p>大地の見えない陽光の空をふわふわと飛んでいくと、ひときわ大きな雲があるのです。足を付ければ雲の上に立つことができて、雲の上なのにきれいな水が流れる小川があるし、見たことのない果物のなる樹木まで生えています。</p>
<p>「ここは天界のごく一部です。巨大なお屋敷の中にある、ほんの一部屋にすぎないと考えればいいでしょう。今まで私たちが会っていた場所は、いわば玄関口です」</p>
<p>ワイエルの説明に、リルは『じゃあ玄関口でいかがわしいことをしてたってこと？』と思わないでもないでしたが、とにかく、天使たちが雲の上に住んでいるという話は本当のようです。</p>
<p>「あなたのうわさを聞いて駆け付けた者も多いですね。ブラデエルに、ラムエル、ジンエル、テキラエル、ウォッカエル、ぽんしゅエル、焼酎エル……」</p>
<p>右から、左から、前から、後ろから、上から――今や、この場にはワイエルとビィルエルだけではない、たくさんの天使たちが集まっています。</p>
<p>その誰もが、目鼻立ちの整った、実にイイ体をした美しい女性たち。美女たちに取り囲まれて注目を浴びるというのは、何だかものすごく恥ずかしい気がして、リルの顔がほんのり赤くなります。</p>
<p>それをごまかそうとして、リルは質問しました。</p>
<p>「それで、天使さま。僕は一体何をすればいいのでしょうか？」<br />
「ん、ああ、そうでしたね。あなたは――」</p>
<p>ワイエルの何だかちょっともったいぶるような言い方に、リルは少し違和感を覚えました。どうにも、切迫した事態というわけではなさそうです。</p>
<p>まあ何でもいいか、天使さまたちが困っていることには変わりない――そして、リルが待つこと数呼吸、ワイエルの返答は。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「――あなたはここで永遠に、私たちのこちょこちょペットになってもらいたいのです」<br />
「……え？」</p>
<p>「こちょこちょペットです」</p>
<p>2回言いました。</p>
<p>右耳で聞いても、左耳で聞いても、どうにも聞き間違いではないようです。不思議です。</p>
<p>「『こちょこちょペット』という名称がお気に召しませんか？　まあ何でもいいですよ。『くすぐり奴隷』でも、『セフレ』でも、『擽ラレ笑イ悶エルコトダケ許サレタ快楽人形』でも」</p>
<p>「そ、その。僕は、天使さまたちが困っていると聞いて……」<br />
「うそは付いていませんよ？　困っているんです。私たち天使には、娯楽が圧倒的に不足しているのです。このままでは暇死にしますよ、暇死に。あーあ、どこかにたくさんえっちさせてくれる男の子がいればなー」</p>
<p>「で、でも僕は、世の中を良くしていく旅を……」<br />
「あなたみたいな軟弱者が世直しなんて、どこかで野垂れ死ぬのが目に見えています。サキュバスごときに武力で苦戦するあなたの取り柄なんて、容姿と正義感ぐらいのものですよ？　うぬぼれるのも大概にしてください」</p>
<p>この天使、すっごい刺してきます。以前からうすうす感じてはいたけれど、そんじょそこらのサキュバスより性格悪い。</p>
<p>「でも、僕なんかが、天使さまたちの期待にお応えできるわけが……」<br />
「何を言っているのですか？　あなたの献身によって救われる者が、少なくとも<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby><ruby>1<rt>・</rt></ruby><ruby>人<rt>・</rt></ruby>いるではないですか」</p>
<p>特に誰かに促されるわけでもなく、頭で考えるまでもなく、2人の視線は自然とビィルエルのほうに移りました。</p>
<p>「も、もももも、もういいんだよな……♡　こ、こここに来たってことは、<ruby>同<rt>・</rt></ruby><ruby>意<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>ってことだよなぁ……ッ♡」<br />
「はいビィルエル、待て。待てですよ」</p>
<p>目をぎんぎんさせたビィルエルに、ワイエルはため息を付きながら<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>します。最初は凜としていて格好よかったのになあ。</p>
<p>とにもかくも、天使たちの提案とは、ここで永遠にくすぐり犯されていろ――と。自分の人生がいきなりとんでもない方向に吹っ飛ばされてしまって、リルは頭と心の整理が付きません。</p>
<p>しかし、リルが熟考する暇もなく、ワイエルが言うのです。</p>
<p>「リル。正義感も結構ですが、1度、自分に正直になって考えてみてください」</p>
<p>その途端でした。ワイエルが、ビィルエルが、目の前にいるたくさんの天使たちが、リルの目の前で指をわきわきこちょこちょとうごめかせ始めたのです。</p>
<p>「こんなにもたくさんの指と羽根で、全身をこちょこちょされたくはありませんか……♡」<br />
「ひぅ――」</p>
<p>「もしも嫌なら、私たちの手を払いのけなさい――♡」<br />
「ぅ、あ、ぁ……！！？」</p>
<p>まるでスイッチをかちりと切り替えたように、リルのおちんちんがギンと勃起します。</p>
<p>これまで幾度となくサキュバスの誘惑を払いのけてきた勇者リル。しかし、天使たちの手を払いのけることはできなかったのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひゃぁあぅぁぁぁあああっひゃっはっはははははははははははははぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ぁひゃはっ、あ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>雲で作られたふかふか床の上に、大の字姿のリル。両手両脚は天使の腕に押さえ付けられ、その全身には大量の指と羽根。</p>
<p>今までの<ruby>加<rt>・</rt></ruby><ruby>護<rt>・</rt></ruby>なんて比べものにならないぐらい、甘くて、多くて、激しくて。永く、永く、永いくすぐり搾精が行われます。</p>
<p>「君の活躍、ずっと見てたよぉ♡　頑張ったご褒美にたくさんこちょこちょしてあげるねぇ♡」<br />
「ぃひゃぁっひゃっはははははははははははぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　わきっ、腋の下くしゅぐっだひっ、もぉ十分くすぐったひでひゅぅぅぅぁっはっははははははははははははははひゃ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「……ま、仮に旅に失敗してたとして、『お仕置き』とか適当な理由を付けてここに連れてきてた気がするけど」<br />
「ひひ――♡♡♡♡♡　なひぇっ、ぼくっ、ぼくはぁぁっひゃっははははははははははははひゃぅぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡♡　あ、ああああ足の裏はだめへっ、ぁはっ、ひゃはっはははははははははぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「まあまあ、いいじゃないすか。実際、無事に成功して、しっかり人間たちを救ったわけなんすから。これで心置きなくこちょこちょご褒美ックスできるってもんすよ♡」<br />
「ぁはっ、ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはっはははははは～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>天使たちのくすぐり責めは、統率の取れたものではありませんでした。みんなが好き好きに、リルの体のどこかしらを指で、あるいは羽根でこちょこちょして、そのかわいらしい反応を愉しみます。</p>
<p>こんなにも無秩序だと、体の上でケンカが起きてもおかしくなさそうなのに。しかし、天使たちのくすぐり搾精というものは、どこまで行ってもただひたすらにくすぐったくて、気持ちいい。リルはもう、体のどこかがくすぐったいだけで、おちんちんからびくびくぴゅっぴゅと射精してしまう有り様です。</p>
<p>「ん～♡　もしかして君、くすぐられながらおっぱいでむぎゅむぎゅされるの好きぃ？　いいよ、たくさんしたげるぅ♡」<br />
「んむぐっ、か、顔――♡♡♡♡♡　んむぅっふふふふふふぅぅううっ♡♡♡♡♡　ぷはっ、あっはははははははははひゃあむぅぅぅううっ♡♡♡♡」</p>
<p>「……耳元でささやかれるのも好きだよね？　ほら、こちょこちょでイけ、イけ、イけ――っ♡」<br />
「ひぅ――♡♡♡♡　ひ、ぁ、あ、あ、あ――♡♡♡♡　ひ――っ♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>「君は余計なこと考えちゃだめっすよ？　君が気持ちよくなる方法、全部全部教えて……？」<br />
「ひひゃっはははははははははぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　そんなっ、ひょんなはぁぁっひゃっはははははははははははぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは笑い悶えながら、気付いたことがあります。自分のことをこちょこちょと犯し続ける天使たち。彼女たちの<ruby>性<rt>・</rt></ruby><ruby>欲<rt>・</rt></ruby>というのは、人間のものとも、サキュバスのものとも、少し違っていたのです。</p>
<p>人間の性欲とは、絶頂に対する欲求だけではありません。支配欲、あるいは嗜虐欲、あるいは愛情、実にさまざまな欲求と感情が入り交じった複雑なもの。一方でサキュバスの性欲とは、ただひたすらのおちんぽ中毒。</p>
<p>天使たちの性欲は、どこか自身に対する快感が希薄だったのです。自分が悦ぶよりも、相手を悦ばせたい。それどころか、相手の悦びが、そのまま自分の悦びになる。だから、リルが悦ぶことを、嫌な顔一つせずただひたすらにしてくれる――それは、『奉仕欲』という言葉が最も近い。しかし、奉仕するだけでこんなにも満たされてしまうだなんて、人間では考えられません。</p>
<p>それはたとえ、いつも意地悪な金髪のほうの天使ワイエルも同じ。</p>
<p>「あら、心外ですね。私もビィルエルほどでないにせよ、あなたのことは結構気に入っているのですよ？」</p>
<p>どこかひねくれた言葉で返すワイエル。しかし、そのまなざし、その表情はまるで恋人や伴侶に向けるそれのよう。もしも彼女が『あなたのことなんて別に好きではない』と言った時にそれを真に受けて別の女性を選ぼうものなら、包丁を持って地獄の果てまででも追いかけて来そうです。</p>
<p>「<ruby>最<rt>・</rt></ruby><ruby>初<rt>・</rt></ruby>は、あなたのサポートをした私たちが頂くことになっています。ビィルエルとの順番は、まあ、じゃんけんで決めました」<br />
「ぅ、あ――♡♡♡♡♡　ぁ、挿って――♡♡♡♡♡　ぁ、ぁあ、ぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふふ。これであなたも立派な男の子ですね、リル。そ、し、て――っ♡」<br />
「ひひゃはっ、ひゃぁぁぁっははははははははははははははぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　ひゃめっ、腰っ、動かしながひゃっ、腋の下くしゅぐ――♡♡♡♡♡　ひゃはっはははははははひゃぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>他の天使たちが指と羽根でリルの全身をくすぐり姦すさなか、騎乗位で犯し始めるワイエル。それも膝立ちでなく、足の裏を床にべったりと付けて、まるで相手を捕食するかのような、濃厚なスパイダー騎乗位です。そして両手で乳首や腋の下をこちょこちょ。</p>
<p>彼女の手付き、腰付きは、やっぱり意地悪でした。時折甘く優しく、焦らすように責めるかと思ったら、急に搾り取るような激しい動きに変わったり。でも仕方ないのです。だってリルは、いつの間にかワイエルに意地悪されるのが好きで好きでたまらなくなってしまったのですから。</p>
<p>愛情たっぷりの意地悪というのは、他の何ものよりも甘い気分にさせてくれるものなのです。</p>
<p>「もっ、だめ、らめっへへへへへぇぇぇぇえええっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは、拘束された腕をぎちぎちと動かしながら射精しました。それを見て、ワイエルは腕を抑え込んでいた天使たちに『1度外しなさい』と告げます。</p>
<p>射精しながらしがみ付くように抱き付くリルと、優しく応えるように背中に手を回すワイエル。</p>
<p>「あなたはすっかり甘えんぼうさんになりましたね、リル。ふふふ、情けない子……♡」<br />
「ぅあ、ぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひひゃっ、っぁぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>抱擁が温かくて、心地よくて、射精がどくどくと止まらなくなってしまいそう。</p>
<p>それでも長い長い射精が終わると、ひーひーと息をするリルの腰から、ワイエルが下りてしまいます。</p>
<p>「ぁっ、はぁ……♡♡♡♡♡　はひゃっ、ぁぁ……♡♡♡♡」<br />
「あなたとずっと繋がっていたいのはやまやまですけれど、順番は守らねばなりません」</p>
<p>リルが名残惜しさを感じる間もなく、入れ替わりで彼の腰に跨がってくるのは、銀髪のほうの天使ビィルエル。そう、溢れんばかりの奉仕欲を持っているのは、彼女も同じなのです。</p>
<p>「ふふ、ふふふふ♡　と、とととうとう、リルとセックス、リルとセックス、リルとセックス……ッ♡」</p>
<p>もはやコミュニケーションすら成り立たなそうなぐらい発情したビィルエル。最初はただ見た目が好みなだけだったのに、その真っすぐさ、その純朴さ、その犯された時のかわいらしさに心打たれて、どうしようもなく好きになってしまった。今の彼女は無敵です。</p>
<p>「任せろリル、私がたっぷり、たーっぷり奉仕してやるからなっ♡」<br />
「――ぅあぇあひゃああああああっ♡♡♡♡♡　なっ、何でひゅか<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>格<rt>・</rt></ruby><ruby>好<rt>・</rt></ruby>ぉぉあああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>相も変わらず、他の天使たちが指と羽根でリルの全身をくすぐり姦すさなか、騎乗位で犯し始めるビィルエル。しかしそれは、『騎乗位』と呼ぶにはあまりに羞恥的。でんぐり返しのように両足をがばりと持ち上げられた、いわゆる『ちんぐり返し』状態の杭打ちピストンです。</p>
<p>「恥ずかしい格好を取らせて済まない。だけどこの格好だと、<ruby>足の裏<rt>ここ</rt></ruby>をたーっぷりくすぐれるんだ……っ♡」<br />
「――っぁ゛ーーーーっはっはっはははははははははははぁぁぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　これっ、つよすぎぃぃぃぃぃひっひゃっははははははははははははぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　ぁはっ、っぁ゛ぁぁぁぁああああああああああ～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>そして、ビィルエルは持ち上げた両足の裏を手でくすぐり始めます。こちょこちょかりかりと、激しくて、ねちっこい。ほとんど陵辱のような光景に、他の天使は『これは奉仕か？』という疑問を抱かなくもないでしたが、これは紛れもなく奉仕です。</p>
<p>だって、リルにとって、ビィルエルから煮えたぎるほどの情欲をぶつけられるのは、うれしくてうれしくて仕方ないことなのですから。</p>
<p>「ぁ゛はっ、ぁはははははははははッ♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぎっ、ぃぃいい――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルは恥ずかしい格好のまま射精しました。ちんぐり返しなんてあまりに恥ずかしくて、リルは真っ赤な顔を横に反らします。そんな反応を、ビィルエルがはあはあと興奮した様子で見つめてくるのが分かって、リルは恥ずかしさとうれしさでおかしくなってしまいそうです。</p>
<p>「はぁ、はぁぁ……っ♡　リル、かわいいなぁ、リルぅ……♡」<br />
「ぃ゛やっはははははははははひゃぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　いまっ、<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>てへッ♡♡♡♡♡　うごかなひでくだひゃっ、止まって、とまっでぇぇぇぇぇぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>射精中、さらに激しい杭打ちピストンと足の裏こちょこちょが加えられて、リルは下半身がおかしくなった気すらしたのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、たくさんの天使たちが代わる代わるに、リルにご奉仕をします。</p>
<p>「次は私の番ー！　さっき裏でじゃんけんして決めたんだぁ。私はおっぱいで君のおちんちんを挟んじゃうぞぉ♡　それで、空いた手でお腹をこしょこしょこしょこしょぉっ♡」<br />
「ふゃぅぉっはっははははははははぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　何でひゅかっ、これっ、やわらひゃっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁああお腹の筋肉もまにゃひでくだひゃぁぁぁっははははははははぁ゛ぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「……次は私。私、<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>口<rt>・</rt></ruby>が上手なんだよ♡　ちゅっ、じゅるるっ♡　おちんちんなめられながら、内股こちょこちょされるの、すごいでしょ？」<br />
「ひひゃっ、ひゃははははははははぁぁぁああっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　だめっ、これっ、あそこ、溶けひゃ――♡♡♡♡♡　ひぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「私は特別に、君に動かせてあげるっすよ♡　ほら、正常位正常位。……代わりに、その小っちゃなお尻をたっぷりくすぐらせてもらうけど……♡」<br />
「きひっひひひひひひぃぃぃぃいいいっ♡♡♡♡♡　ひゃらっ、そえ、ぞくぞくしへっ♡♡♡♡♡　うごけなっ、くすぐっひゃくて動けなひでひゅっふふふふふふぁひゃははははははぁぁぁぁあああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>パイズリしたり、フェラチオしたり、正常位でハメさせながら無防備なお尻をこちょこちょしたり。天使たちのやりたい放題です。</p>
<p>もちろん、順番待ちの他の天使たちは、彼の全身をくすぐり姦したまま。そのなめらかな指で、羽根で、時には舌で。首筋、肩、腕、手のひら、腋の下、脇腹、おへそ、背中、腰、太もも、膝、ふくらはぎ、足の裏――くすぐったくない場所なんて、どこにも存在しません。優しくなでられ続ける頭ですらくすぐったい。</p>
<p>「ぁはっはははははははひゃぅぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはっ、ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「リル。これからは、ずっと、永遠に一緒ですからね♡」<br />
「ずっと、ずーっと、永遠に気持ちよくしてやるからな。リル……っ♡」</p>
<p>「っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁはっ、ひゃはははははっ♡♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>リルはずっと、かわいらしく笑い悶えながら射精し続けました。</p>
<p>みんなみんな、リルのことが大好きでした。形はみんなちょっとずつ違えど、みんながみんな愛情たっぷりのこちょこちょをしてくれるから、リルは逃げることができませんでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>天使たちの住まう地――天界。それは生者であっても肉の身を持つことはなく、魂のみの住処。</p>
<p>故に、物質的な劣化というものが存在しない世界。</p>
<p>白い肌、小柄で細い体躯、柔らかな髪、丸い目。女装したらえらくかわいくなりそうな少年のまま、老いることなく、体液が尽きることもなく、息が切れることすらない。</p>
<p>「しかし、少し設備がさびしいですね。もう少しムードのあるベッドとか、ゆったりとくつろげるティーセットとか、いろいろと欲しくなりますね」<br />
「そ、そういうのを持ち込んでもいいのか？　な、なら、そそそ<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>道<rt>・</rt></ruby><ruby>具<rt>・</rt></ruby>とかあるといいかもしれんなあっ？」</p>
<p>「ああ、あなたの寝室の棚に隠されているあの……。しかしなるほど、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>ビ<rt>・</rt></ruby><ruby>デ<rt>・</rt></ruby><ruby>オ<rt>・</rt></ruby>を観賞させて性教育というのもおもしろそうですね……♡」<br />
「オナホールとか、ローションとか、たくさんあるぞぉ……♡　たくさん気持ちよくなろうなぁ、リル……♡」</p>
<p>「ぁはっ、ひゃ――♡♡♡♡♡　ぁはぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ひゃはっ、ははははははひッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>後に、天界の一部に『<ruby>擽園<rt>ラクエン</rt></ruby>』と呼ばれる場所がつくられます。</p>
<p>こうして、勇者リルは天使たちの住まう擽園で、永遠に全身をこちょこちょされながら幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。</p>
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		<title>短小ふたなりの変身ヒロインが女怪人たちの集団陵辱搾精地獄で再起不能にされて一生射精管理されるまで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 20 Dec 2024 09:00:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】複数に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】人外が責める]]></category>
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					<description><![CDATA[変身するとふたなりになってしまう、お嬢さま口調な正義のヒーロー"アリアテネ"。色仕掛けなんてくだらない攻撃に敗北した彼女は、敵のアジトで搾精地獄を受けることになります。女怪人たちによる手コキで、フェラチオで、パイズリで、オナホールで、そして本番セックスで……実にさまざまな方法による、射精禁止→強制連続射精のコンボ。そして、1度空っぽになるまで精液を搾り取られるだけでは終わってくれない、彼女の悲惨な末路とは。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
変身するとふたなりになってしまう、お嬢さま口調な正義のヒーロー&#8221;アリアテネ&#8221;。色仕掛けなんてくだらない攻撃に敗北した彼女は、敵のアジトで搾精地獄を受けることになります。女怪人たちによる手コキで、フェラチオで、パイズリで、オナホールで、そして本番セックスで……実にさまざまな方法による、射精禁止→強制連続射精のコンボ。そして、1度空っぽになるまで精液を搾り取られるだけでは終わってくれない、彼女の悲惨な末路とは。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Pixivリクエスト</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>U県K市。あまり大きいとはいえないこの町では時折、女性の姿をした『怪人』が現れるようになった。</p>
<p>女怪人の体格は一般女性並みだが、肌は血が通っていないかのように青紫色。大きな胸と尻、衣装はボンデージ。頭には角、背中には羽、尻には尻尾。ある女怪人は腕に刀剣を生やし、またある女怪人は銃器を搭載する。どの女怪人にも共通していたのは、逃げ惑う若い女性を優先的に捕まえるということだった。</p>
<p>そして、そんな女怪人たちを率いる1人の女性がいた。</p>
<p>「安心なさい、ただ、貴女の魔力をちょっと頂くだけ。痛いことはしないし、むしろ気持ちよくて病み付きになっちゃうかも……♡」</p>
<p>名をニク。肌が薄橙色で、手足に異物が生えていないことを除けば、暴れ回る怪人たちと同じ姿形をした彼女は、捕まえた少女に向かって舌なめずりしながら笑う。</p>
<p>その傍ら、女怪人たちは気の赴くままに、町をほどほどに破壊しながら女性たちを襲い続けた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、悪い怪人には、『正義のヒーロー』が付き物である。</p>
<p>「そこまでですわよ、ニク！」<br />
「……やっぱり、今日も来たわね。アリアテネ」</p>
<p>その名をアリアテネ。『少女』とも『女性』とも呼べるであろう年頃の、人形のように目鼻立ちの整った彼女。波打つ髪は色素が薄く、肌も透き通るよう。白いシャツと白いスカート、白いソックス、白いブーツ。しかしその中に着込んだ、まるでレオタードのようなぴちりとしたインナーは紺色。</p>
<p>アリアテネは、女怪人たちを率いるニクをぴしりと指さして言い放った。</p>
<p>「いつもいつも、町の人々の平穏を脅かして。今日という今日は、わたくしが赦しませんわ！」<br />
「ふん。そう簡単にいくかしら？」</p>
<p>魔力で作られた巨大な剣を構えるアリアテネ。腕に生やした武器をアリアテネに向ける女怪人たち。</p>
<p>正義のヒーローと悪の怪人たちの戦い――その結果は、いつも決まっていたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>深夜、某所。女怪人たちを率いていたニクは、暗闇の部屋でノートパソコンを凝視していた。</p>
<p>「これで二十と、何戦だったかしら」</p>
<p>ニクは首を横に振った。詳細な数を考えても仕方ない、どうせ何十戦であろうと、全て負けていることは変わらないのだから。</p>
<p>ノートパソコンの画面に映るのは、憎き敵アリアテネとの戦闘を撮影した動画。</p>
<p>相対するは、自身をベースに生み出し、武装した女怪人たち。刀剣を使うものもいた、銃器を使うものもいた。しかし、その全てがアリアテネの巨大な剣に蹴散らかされる。魔力は膨大。戦闘技術も、まあまだ荒く、時折妙に動きが悪くなることがあるが――ほのかな違和感――年の割には悪くない。</p>
<p>「あの強さは、まるで……」</p>
<p>ニクはまた、首を横に振る。こうも負け続きだと、雑念も湧いてしまう。</p>
<p>使命を果たそう。今は何としても、アリアテネを打ち倒す手段を考えなければ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは、何てことのない瞬間だった。</p>
<p>「あらいけない」</p>
<p>ノートパソコンに映る、アリアテネとの戦闘記録。</p>
<p>アリアテネが身を翻した瞬間に、スカートの中身がちらりと見えたのだ。下着……というよりは、ぴちりとしたレオタード型のインナー。ニクはうぶな中学生男子ではないのだから、同性のスカートの中身が見えたからといって、特段色めき立つようなこともない。その言葉も、感情の伴わない空虚なもの。</p>
<p>しかし、ニクはその映像を二度見した瞬間、椅子をがたんと鳴らしたのだった。</p>
<p>「……ふーん、なるほどねぇ♡」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>日曜日の朝。もう何十回目ともなった、正義のヒーローと悪の怪人たちの激突。</p>
<p>アリアテネは町の中央にある商店街に赴いていた。</p>
<p>「ニクという女性も、いい加減しつこいですわね」</p>
<p>そう独りごちるアリアテネの口元は、しかし薄らとした笑みが浮かんでいた。</p>
<p>始まりは、突拍子もない出来事からだった。彼女は最初、恵まれた家柄であることを除けば、至って普通の少女だった。『町に怪物が現れるようになった』といううわさを教室で聞いて、『くだらない』と思いながら『怖いな』とも思った。</p>
<p>そんなある日の帰り道、突然頭の上に何かが落ちてきた。かつんと鳴った頭を押さえながら涙目で地面を見てみると、赤い宝石の付いた真っ白なブレスレットが転がっていたのだ。頭上を見上げても、空しかない。鳥が運んだのだろうか。そして何となく、そのブレスレットが素敵なデザインだと思ったから、彼女はつい自分の右手首にはめた。</p>
<p>全身から白い光が放たれて、自身の変貌と共に、何でもできそうな力が湧き上がるのを感じたのだった。</p>
<p>それからアリアテネは、自身の使命を確信した。神話における戦いの女神の名を冠し、正義のヒーローとして町を脅かす怪人たちと戦うこと。それはテレビアニメでも見たことがあるもので、最初は『子どもっぽいな』と少し恥ずかしかったけれど。力を奮う快感と、称賛の声を浴びる優越感は堪らない。</p>
<p>勝利を続けてきた彼女は、今回も自分の勝利を確信していた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「あら、今回は随分と貧相な装備ですこと」</p>
<p>アリアテネは笑う。</p>
<p>今まで、女怪人たちはあの手この手で戦闘力を高めてきた。最初は両手で小さな火球を投げつける程度、次に刀剣や弓矢などの前時代的な武器を装備するようになって、前回はほとんどが銃器搭載。</p>
<p>しかし今回、女怪人たちは数こそ多いものの、何か特別な装備をしているようには見えなかったのだ。</p>
<p>「正直なことを言うとね、銃器っていうのは魔力の消費が激しいのよ」<br />
「あらそうですか。そんな体たらくで、わたくしに勝てるとお思いですか？」</p>
<p>「大丈夫よ。今回は、魔力をほとんど使わない戦法を考えてきたから」</p>
<p>アリアテネは身構える。相手はそもそも現代の常識から外れた存在だ、一体何をしてくるのか見当も付かない。</p>
<p>しかしニクが指を鳴らした瞬間、女怪人たちはアリアテネの予想からまったく外れた行動に出る。アリアテネに襲い掛かるわけでもなく、反対に逃げるわけでもなく。自身の着ているボンデージの上をずらして、大きな胸を露出させたのだ。</p>
<p>「――んなぁっ！！？」</p>
<p>顔をぼんと赤くするアリアテネ。女怪人たちは露出させた胸をゆさゆさと揺らしながら、アリアテネに近づいていく。</p>
<p>「な、何のつも――」</p>
<p>アリアテネは我に返る。</p>
<p>相手は敵。どんな思惑があろうとも、そしてどんなに扇情的な格好であろうとも、巨剣でもってたたき切ればいい。アリアテネは後ろに飛び退いて、距離を取ろうとした。</p>
<p>しかし。</p>
<p>「くあぅっ！」<br />
「……ふふ」</p>
<p>アリアテネは何の攻撃も受けていないというのに、背中を丸めながら悲鳴を上げる。一足で10mぐらい飛び退くつもりだったのに、よたよたと2歩、3歩後ずさるだけ。その様子を見て、ニクの口角が持ち上がった。</p>
<p>大きな胸を露出させた女怪人たちは、もうアリアテネが手を伸ばせば届く距離。巨大な剣を振るうには、間合いが近すぎる。</p>
<p>「っ……離れなさいっ！！」</p>
<p>アリアテネは腕で女怪人たちを押しのけようとした。魔力によって増強された腕力は、大の大人のそれよりも強い。しかし、アリアテネの突き出した右腕は、1体の女怪人の胸をぐにゅりと押しつぶす。</p>
<p>「ぅお――っ♡」</p>
<p>途端に緩む力。さらに曲がる背筋。</p>
<p>そうこうしている間に、女怪人たちの体が、腕に、腰に、脚に絡み付いていく。</p>
<p>「ぅぁ、ぁ……！？　ぁ――♡　ぁぁぁぁぁぁ……！！」</p>
<p>アリアテネはもう、真っ赤な顔でぷるぷる震えるだけ。全身から、むにむに、むにゅむにゅという擬音すら聞こえてきそうな気がした。そして。</p>
<p>バチリ。</p>
<p>「が、ぁ――ッ！！？」</p>
<p>アリアテネに絡み付く女怪人のうち1人が、攻撃した。鉤状に曲げられた親指と人差し指の間から、高圧の電流を発生させて、アリアテネの後ろ首に押し付けたのだ。まるでスタンガンのような攻撃に、アリアテネは女怪人たちに絡み付かれたまま、その場で気絶してしまったのだった。</p>
<p>「……こんなにあっけなく勝てるなんてね。今までの苦労は何だったのかしら」</p>
<p>ニクはため息を付いた。その表情は呆れたようでありながら、強い悦びをにじませている。</p>
<p>煙のようにふっと消える女怪人たちと、アリアテネを抱えてそのまま歩き去ってしまうニク。周囲には戦いを見守る幾ばくかの人々がいたが、アリアテネを下した彼女を追おうとする者は、誰一人いないのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>気絶したままニクに運ばれたアリアテネは、ほんの数十分ほどで目を覚ます。しかし、その時にはもう全ての準備が終わった状態だった。</p>
<p>場所は、ニクが所有する秘密基地。とはいえ、コンクリート打ちっぱなしで窓も何もない、殺風景で暗い部屋のど真ん中に拘束されていては、何の情報も得られそうにない。……拘束。そう、拘束だ。</p>
<p>変身して戦うようになってから、アリアテネは特撮とかアメコミとか、そういうヒーローものをテレビや漫画で見て勉強してみたことがある。すると、主人公が台座に乗せられて、改造手術を強いられる場面があった。今、彼女が置かれていたのはまさにその状況だ。円形の台座にあおむけに寝かせられて、両手足を大の字に開かされて、手首に、二の腕に、足首に、太ももに、金属の分厚い枷がはめられている。</p>
<p>「貴女には外せないわよ。その台座にはうんと予算掛けてるんだから」<br />
「ニク……っ」</p>
<p>「まあ落ち着きなさいな。そう言えば、貴女とゆっくり話す機会なんてなかったわね」</p>
<p>アリアテネが寝かせられた台座の側には、ニクがにまにまとした表情で立っていた。その顔は嘲るようでありながら、どこか純粋なうれしさも感じ取れたし、何か背筋が寒くなるような艶も垣間見える。</p>
<p>「わたくしにこんなことをして、一体どういうつもりですの……っ」</p>
<p>「それは、貴女もよく知ってることじゃないかしら」<br />
「町を襲って何をするかと思えば、女性を辱めるだけ。そんなあなたの行動原理が分かるとでも？」</p>
<p>しかし、アリアテネが吐き捨てると、ニクはきょとんと少し間の抜けた表情に変わるのだ。</p>
<p>「あら。私ったら、そんな風に認識されてたの？」</p>
<p>アリアテネは『そう言えば、彼女たちの目的を知らない』と思った。ただ、町を、そして若い女性たちを襲うから、自分が退治していただけ。あまりにも今更だし、どの道悪いことには変わりないのだから、どうでもいいと言えばどうでもいいのだけど……1度気になるともやもやする。</p>
<p>すると、ニクはひとしきり考え込むような態度の後、『まあいいわ』と笑った。</p>
<p>「うーん、そうね。私って、実は異世界の魔族なの」<br />
「……は？」</p>
<p>「今ね、人間と魔族が戦争をしていて。だけど、ちょっとこちらの旗色が悪いのよね。人間って数だけはやたら多いから、それだけで厄介なのだけど。その上、『勇者』とかいうやつが出てきたみたいでね。単騎で一個師団を押し返すなんて、軍事の常識もへったくれもないわ」</p>
<p>それはまるで、漫画かアニメか、ゲームかで聞くような話。自分で聞いた話とはいえ、アリアテネはどう反応すればいいのか迷った。</p>
<p>「魔王様は私に命じられた。いわく『別の世界に渡って戦力を整えてこい』と。使命は半分成功したわ。この世界は魔力に頼らない分、他が発達している。特に、重火器――あれは私の世界にはない、極めて強力な武器、そして発想。だけど、魔法で再現するとなると、魔力の消費がちょっと激しすぎるのよ」</p>
<p>「悪役が身の上話をつらつらと始めるのは、死亡フラグと言うらしいですわよ？」<br />
「貴女が聞いたんじゃない」</p>
<p>結局、アリアテネはふんと鼻を鳴らすことにした。ニクの言うことが本当であろうがなかろうが、和解の余地はないと感じたのだ。</p>
<p>しかし、それはニクとて同じだった。今更、アリアテネと<ruby>仲<rt>・</rt></ruby><ruby>良<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>よ<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby>してそのまま帰すつもりなどない。</p>
<p>「つまり、ね。武器を得た次は、<ruby>魔<rt>・</rt></ruby><ruby>力<rt>・</rt></ruby>が必要なのよ……っ♡」<br />
「――ぅひぁっ！？」</p>
<p>唇を裂いて笑うニクの顔ばかりに気を取られていて、他への意識がおろそかだった。アリアテネは突然、腰が浮くようなむず痒さを覚える。</p>
<p>ニクが、アリアテネの股間にそっと手を置いたのだ。</p>
<p>「やめっ、そこは――！？」</p>
<p>「あらあら、手を置くだけで<ruby>硬<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>る<rt>・</rt></ruby>わよ？」<br />
「っ、く……！？　あなた、まさか<ruby>知<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>……！」</p>
<p>ぴちりと貼り付いた紺色のインナーから浮き上がるのは、女性器の慎ましやかな土手……だけではなかった。その上に、確かな存在感を覚えさせるのは、かちかちに勃起した男性器。</p>
<p>それは決して作り物などではない。アリアテネは女性でありながら、股間に男性器を生やした<ruby>ふ<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>だったのだ。</p>
<p>「まさか、女性である貴女におちんちんが生えてるなんてねぇ♡」<br />
「これは……！？　変身したら、自然と出てきて……っ」</p>
<p>アリアテネは顔を真っ赤にしながら口ごもる。</p>
<p>ふたなりは、彼女にとって何より最大の恥部だった。反射的に反論してしまった通り、生まれつきのものではない。変身すると、自然と生えてしまうのだ。その原理はまったく分からないが、とにかく、こんなものを恥ずかしいと思わないほうがおかしい。何なら、女性器を間近でまじまじと見られたほうがまだマシだ！</p>
<p>「……へえ、肉体の変化？　そんな作用もあるのね」<br />
「……？　っ、あ、やめ、なで……！？」</p>
<p>アリアテネは、ニクのその声音、その文脈に違和感を抱いた。しかし、『気を取り直して』と言わんばかりに男性器を手のひらでなでられ始めると、些末なことを気にしてはいられない。</p>
<p>「それにしても、かわいらしいおちんちん♡　あまりにも小さかったから、つい先日まで気付かなかったぐらい」<br />
「んな……っ！？　こ、これはそもそもっ、勝手に生えてきたもので、わたくしのものでは……っ！」</p>
<p>「受け入れなさいな。どんな経緯で生えてきたにせよ、これが貴女のおちんちんなの♡　うーん、私の指とどっちが大きいかしら？」<br />
「っやめ！？　指を添えないでくださいぃっ！」</p>
<p>女であるからには、生まれて1度ぐらいは胸の大きさを気にしたことはあるけれど。まさか男性の<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>の大きさを気にしなければならない日が来ようなんて……。</p>
<p>実際、アリアテネの男性器は普通と比べればかなり小さい。何せ、戦闘中たまに女怪人たちの少々過激な姿に欲情していたにもかかわらず、スカートの上からではその存在に気付かれなかったのだ。勃起し、包皮も剥けているにもかかわらず、そのサイズは子ども並。</p>
<p>「思えば妙だったのよ。貴女、戦いのさなか、たまに動きが妙に悪くなるのよね。まさか、小っちゃいおちんちんが勃起していただなんて、誰が思うかしら」<br />
「それは、あなたたちの格好が……！　っくぅ……！？」</p>
<p>「あら、<ruby>タ<rt>・</rt></ruby><ruby>マ<rt>・</rt></ruby><ruby>タ<rt>・</rt></ruby><ruby>マ<rt>・</rt></ruby>は付いてないのね。生殖を想定しているわけではなさそうだし、問題ないのかしら」<br />
「いつまで、見てっ、っ～～～！！」</p>
<p>「あら失礼。まあ、この際大きさや形はどうでもいいわ。そんなことよりも、まさかちょっと色仕掛けをしてあげるだけで、あんなにも動けなくなっちゃうなんて。正義のヒーローとして恥ずかしくないの？」<br />
「――ひぅあっ♡　ぁひっ！？　やめ、引っかくのは、やめぇぇ……！！？」</p>
<p>アリアテネは否定したかった。性欲と性感に誑かされて、揚げ句の果てに敗北してしまうなんて、考え得る限り最悪の負け方だ。しかし、それは紛れもない事実なのだから、反論もできない。</p>
<p>おまけに、レオタードのようなボディスーツの上から、裏筋をかりかり、かりかり、かりかりかりと執拗に引っかかれていては、口から出るのは喘ぎ声だけだ。</p>
<p>「布越しでも分かるぐらいに跳ねてる。期待してる反応ね。ねえ貴女、これ、<ruby>使<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>ことがあるでしょう？」<br />
「な、なな……っ！？　そ、そん、な……！！」</p>
<p>「図星ね」</p>
<p>アリアテネの真っ赤な顔が、さらに真っ赤に染まった。</p>
<p>恥ずかしくて誰にも言えたことではないが、アリアテネは自分の男性器で<ruby>遊<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>だ<rt>・</rt></ruby>ことがある。そういうことに興味があったから、敵なんていないというのに自室でわざわざ変身して、小さな小さな男性器を感覚の赴くままに弄り倒したのだ。最初は何をどうすればいいのか分からなかったけれど、いつの間にか握り込んで、一生懸命前後にしごいていた。生まれて初めての射精は、シーツをべったりと汚してしまって、後始末に大層苦労した。</p>
<p>「こういうことで、私にうそをつけると思わないことね。サキュバスって知らないかしら？　私たちはね、人間の精を奪うことで魔力を得るの」<br />
「さきゅ、んぅうっ♡　くぁ、ひゃっ、ぁあ……！！」</p>
<p>「サキュバスにも種類があって、私はどうにも女性からしか精を奪えない、ちょっと特殊な個体なのだけど、まあいいわ。とにかく、こういうことに関する知識と経験は誰よりもあるってこと」<br />
「ひうぁあっ！？　やめっ、刺激、変わってっ、ぇぅんんぅっ♡♡」</p>
<p>快感のベクトルが変わる。指先でかりかりと引っかくのではなく、手のひらですりすり、ぐりぐりと陰茎全体を摩擦し、揉み込むような動き。レオタードがずれて、小さな男性器が露出する。</p>
<p>「女の子が、ご丁寧にこーんな<ruby>蛇<rt>・</rt></ruby><ruby>口<rt>・</rt></ruby>を生やしているのだもの。それはもう、搾りがいがあるわよねぇ……♡」<br />
「んぐっ、ふっ、ぅ゛ぅぅううっ！！　こん、なのっ！！　ぜん、ぜんっ♡♡　効きませんんんんっ！！」</p>
<p>アリアテネは歯を食い縛って耐えようとした。羞恥心の中に、正義のヒーローらしい敵意と焦りが混じり込む。ニクは自分を『サキュバス』と言った、『人間の精を奪うことで魔力を得る』とも言った。もしも射精することで相手に力を与えてしまうのだとしたら、正義のヒーローとして、絶対に射精するわけにはいかない。</p>
<p>それでも、ニクの愛撫は執拗。その上アリアテネの男性器は敏感すぎたし、おまけに、あまりにも<ruby>雄<rt>・</rt></ruby>が過ぎた。</p>
<p>「せっかくだから、サービスしてあげる」<br />
「さ……っ？　何を、しようと、あなたなんかに負ける、わけ……っ！！」</p>
<p>「ほぉら、あなたの大好きなおっぱいよ♡」</p>
<p>それは、先ほどの戦闘で、女怪人たちがやったのと同じこと。ニクは自身のボンデージの上を指でつまんでずらして、大きな胸を露出させたのだ。</p>
<p>「ぅお――っ♡」</p>
<p>アリアテネのそのうめき声は、あまりにも雄らしい。</p>
<p>彼女だって年の割にはそれなりに大きな胸を持っているけれど、ニクのそれは比較にならない。ばるんという音でも聞こえてきそうなぐらいだ。大きな乳房は柔らかく、しかし乳首は見るからにこりこり硬そうで。</p>
<p>アリアテネは、自分の男性器の奥があっという間に上っていくのを感じたのだった。</p>
<p>「っあ――♡♡♡　ぁ――！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　くぁ、ひ――っ！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>他人にイカされたことのなかったアリアテネは、今まで味わったことのない快感に悲鳴を上げた。熱い精液が、尿道をごちょごちょとくすぐっていく。一方で外側からは、ぐりぐりというニクのしつこい手淫。外側と内側の両方から快感に挟まれて、男性器がどうにかなってしまいそうだ。紺色のボディスーツの中が、真っ白な精液で汚れていく。</p>
<p>「な、ぁ――♡♡♡　何、これっ、<ruby>長<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>――！！？　ひぁ、ぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！？」</p>
<p>ニクがおかしいと思ったのは、射精が長いということだった。独り遊びした時もシーツをべっとり汚してしまうぐらいだったけれど、今の射精はその時よりも明らかに長く、多い。そしてその分だけ、快感が続く。男性器というたかだか1点の快感が、じく、じくと全身に広がっていく。</p>
<p>「ひぁ、ぁっ……♡♡♡　は、ぁぁ……！！　はぁぁ……♡♡♡」</p>
<p>そして、十数秒掛けて長い長い射精が終わる。その時には、アリアテネは全身にぐったりとした倦怠感を感じていた。</p>
<p>そう言えば――アリアテネはネットか何かでひっそりと調べたことがあった。『男性の射精は、100mを全力で走るのと同じぐらい疲れる』だとか。でも、それは間違いじゃないか？　だってこの姿なら、何kmだって息を切らさずに走れるはずなのに。それとも、これが『サキュバスに精を奪われる』ということなのだろうか。</p>
<p>強烈な快感が引いていくのと同時に、羞恥心が胸を満たしていく。まさか、敵の行為で射精してしまうなんて。しかも胸を見せびらかされて興奮するなんて、淑女としてあまりにも卑しい。</p>
<p>「思った通り、貴女の魔力は凄い量。世界が違えば『勇者』なんて呼ばれてたかもしれないぐらいの……」<br />
「は、ぁぁ……。ぁぁ……っ」</p>
<p>「やっぱり、貴女はただで帰すわけにはいかない」</p>
<p>ニクは、手に付いたアリアテネの精液を舌でなめ取りながら笑った。</p>
<p>ただそれだけで、アリアテネの男性器がまた硬くなっていく。それがどうしてなのか、アリアテネにはよく分からなかった。彼女の<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>は雄でも、彼女自身は女性そのもの。自身の体の一部の価値観があまりに違いすぎて、頭がおかしくなる心地がする。</p>
<p>「お遊びはおしまいよ。貴女の魔力を頂く、私たち魔族の繁栄のために」</p>
<p>その言葉は、何かとんでもないことを始める前触れのように聞こえた。</p>
<p>だから、アリアテネは思った。自分はこれから、何かよく分からないけれど、とんでもなく気持ちよくさせられてしまうんだ――1度は萎んだはずの男性器はもうとっくに、ぎんぎんと硬く勃起していた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ニクの指先が赤紫色に光る。それは何かの魔法のようだが、アリアテネが今まで見たことのないものだった。</p>
<p>アリアテネの小さな男性器の根元に、円形の魔法陣が浮かぶ。男性器に何かされるというのは恐怖だったが、ゴムバンドで締め付けられるかのようなほんの少しの圧迫感を覚えるだけ。</p>
<p>「これは、一体……」<br />
「すぐに分かるわ」</p>
<p>何らかの魔法がかけ終わると、ニクはアリアテネを拘束している台座から離れてしまう。アリアテネが無意識のうちに名残惜しそうな表情を浮かべてしまうのは一瞬、代わりに近づいてくるのは、青紫色の肌をした女性型の怪人たち。その数は十数体。</p>
<p>「今まで紹介したことがなかったわね。それは魔力で作った、私の分身体。私の意思通りに動くし、ある程度自動で動かすこともできれば、武器を取り付けたりとか、パーツを<ruby>カ<rt>・</rt></ruby><ruby>ス<rt>・</rt></ruby><ruby>タ<rt>・</rt></ruby><ruby>ム<rt>・</rt></ruby>することもできる」</p>
<p>もっとも、アリアテネが一見する限り、今自分に近づいてくる女怪人たちが、何かパーツをカスタムしている様子はない。</p>
<p>女怪人たちは、ニクが本来持つ細くしなやかな両手で、アリアテネの全身をなで回し始めるのだ。</p>
<p>「ひぅぁひゃっ♡♡♡　ひっ、ぁっ、何してっ！！？　これっ、くすぐったはっ、ぁ、ぁあぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡」</p>
<p>頭、首筋、肩、腕、手のひら、背中、腋、胸、腹、腰、太もも、ふくらはぎ、足の裏――拘束されている全身が、ほんの少しだけひんやりとした手に包まれる。触れられていないのは、男性器ぐらいのものだ。</p>
<p>時には、すりすりと愛でるように。時には、さわさわとくすぐるように。時には、ぐにぐにとマッサージでもするかのように。全身が、気持ちよさと、むず痒さと、心地よさに包まれる。</p>
<p>「ちょっとくすぐったいかもしれないけれど、こういうのも気持ちいいでしょう？」<br />
「こんなのっ、気持ちいいわけが――！！？　ひくっ♡♡♡　ぅ、ぅぅぅぅううっ♡♡♡」</p>
<p>「まったく、これだから下半身でしかものを考えられない<ruby>雄<rt>・</rt></ruby>は駄目ね。本来、性行為というのは、こうやって全身をたっぷり気持ちよくして愉しむものなのよ？　せっかくだから、その悦びも教えてあげる」<br />
「いらな――♡♡♡　いらな、いぃぃっ！！！　っ、ぅあっ、ぁぁぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>アリアテネは歯を食い縛って、快感に抗っている。確かに抗ってはいるが、どこか張りがない。本気で抵抗するなら、手足の拘束具を引きちぎろうと試みたり、頬を優しくなでる手に噛みついてやったりしてもいいだろうに。</p>
<p>実際のところ、アリアテネは少しだけ今の状況をナメていた。</p>
<p>くだらない作戦に敗北し、ここに連れてこられた時はどうなることかと思いきや、結局相手のやることは自分に性的快感を与えることだけ。敵に犯されるというのは気分のいいものではないけれど、少なくとも、自分を屈服させることなど到底できない。</p>
<p>心の片隅に、ほんのわずかな油断がにじむ。</p>
<p>「っ、ふ、ぅぅぅ……♡♡♡　これっ、いつまで、なでてっ♡♡♡　ぅあっ、くっ、ぅぅぅっ！！？」</p>
<p>全身をなで回されるというこの情事のやり方は、アリアテネにとって未知のものだった。だって、射精欲にとらわれた彼女の自慰なんて、ただひたすらに男性器をしごき倒すぐらいしかなかったのだから。</p>
<p>そのせいか、アリアテネはあっという間に、今の行為に対して物足りなさを感じるようになる。</p>
<p>「これ、いい加減、にっ♡♡♡　っ、ぅぅ、ぅぅぅぅっ！！！」</p>
<p>アリアテネは無意識のうちに、女怪人の群れの向こうにいるニクに視線を送った。露出させたままの胸をちらりと見てから、下半身を凝視する。</p>
<p>「嫌よ、貴女の相手なんて。そんな小さなもの、挿れても気持ちよくないもの」</p>
<p>心底ばかにするような嘲り顔に、アリアテネは目の前の女が憎き敵であることを思い出したのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「っ、も、もぉっ♡♡♡　全身が敏感にっ、これ、おかしく――♡♡♡　ぁくっ、ぁぁぁあっ♡♡♡」</p>
<p>女怪人たちによる全身愛撫が続く。</p>
<p>敵の齎す感覚に流されてはいけない――アリアテネはそうは思うけれども、やっぱり射精できないのはつらい。</p>
<p>両手が、勝手に自分の男性器をつかもうとしている。がちがちがちがち、ぎちぎちぎちぎち――拘束具が音を鳴らし続ける。その音は何か、自分の限界をニクに知らしめるバロメータのように感じられてひどく癪だったけれど、体は意思に反して射精を欲し続けてしまう。腰がかくかくと上下に動いていることに、彼女自身は気付いていない。</p>
<p>ああ、射精したい――だからアリアテネは、女怪人たちの柔らかな手に埋もれながら口を開くことにした。</p>
<p>「ど、どうして……♡♡♡　射精させないんですのぉ……！！？」</p>
<p>アリアテネ本人としては、あくまでも『質問』のつもりだったらしい。ただ、魔力を搾り取ろうとしているサキュバスにしては、今の状況は極めて非合理的なものだから。ただ、確認のために聞いただけ。それが事実上の『敗北宣言』だということに、彼女は気付かない。</p>
<p>そしてその敗北宣言は、ニクというサディストの心を嫌にくすぐるのだ。</p>
<p>「――射精させる気なんてないわよ？」<br />
「……は？」</p>
<p>アリアテネは、ニクの言うことが理解できなかった。</p>
<p>だって、彼女は自分から魔力を搾り取るためにこうしているわけで。射精をさせなければ、魔力を搾り取ることなんてできないわけで。</p>
<p>ニクが、アリアテネの男性器の根元に巻き付いた魔法陣をつんと指さした。</p>
<p>「これはね、射精禁止の魔法」</p>
<p>魔法陣は今もなお、赤紫色の光を放っている。</p>
<p>アリアテネは無意識のうちに、腰を左右にぶんぶんと振った。魔法陣を振りほどくような動きは、しかし何の意味もなさない。背筋がじりじりと焦げ付いていくような心地がした。</p>
<p>「その、それは、な、何かの例え話ですの……？」<br />
「あいにくだけど、私、詩人とかじゃないのよ。そのままの意味よ」</p>
<p>「ど、どうして、そんなことを……っ」<br />
「理由、要るかしら」</p>
<p>「これ、一体、いつまで……」<br />
「さあ、どうかしら」</p>
<p>アリアテネが何を聞いても、ニクは曖昧な答えを返すだけ。</p>
<p>理由の分からない責め苦は、アリアテネの心の隙を突く。アリアテネは、自分の心の防波堤にぴしりとひびが入ったような心地がした。</p>
<p>「嫌、です……。射精、させてください……」<br />
「嫌よ」</p>
<p>「お願い、です……っ。お願い、ですから……！」<br />
「さて、私はデータをまとめておこうかしら」</p>
<p>「お願いですっ！！！　お願いですからっ、射精させてくださいぃっ！！？　これっ、つらい、つらいんですのぉぉ！！？」</p>
<p>アリアテネは一生懸命、『射精させてください』と叫んだ。</p>
<p>ニクの曖昧な返事が、アリアテネをそうさせた。だって、この射精禁止に理由なんてないのだから。理由がないんだったら、一生懸命お願いすれば射精させてくれるかもしれないから。</p>
<p>その姿は、悪の怪人たちに相対する正義のヒーローには到底見えないだろう。</p>
<p>「あら、ごめんなさい。手が止まってたわね」<br />
「ひぁ、ぁ゛――♡♡♡　やだ、なでないでくださっ！！？　今は嫌っ、射精したくなっちゃうからぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡」</p>
<p>そして、アリアテネがとてもいじめがいがあったから、ニクの嗜虐はさらに加速する。</p>
<p>今まで散々さわってくれなかったのに。女怪人の1体が、アリアテネの小さな男性器を指でつまんだのだ。</p>
<p>「ひぁぅぉぇぅぁああっ♡♡♡　っ――！！？　っ――！！！」</p>
<p>「そんなに気持ちいいのが好きなら、もっと気持ちよくしてあげようと思ってね。もちろん、射精はさせないけれど」<br />
「やめっ、やだっ、射精できないっ♡♡♡　射精できないの嫌だぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡」</p>
<p>それは望んだ行為では断じてなかった。</p>
<p>本来であれば、指でつままれただけで噴水のようにどぷどぷ射精していただろうに。射精禁止の魔法を掛けられているせいで、それができない。精液が上ってくる感覚は確かにするのに、魔法陣の巻き付いた男性器の根元でぴたりと止まってしまう。</p>
<p>気持ちいいはずなのに、最後の一押しがやってこない不快感がずっと続くのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、女怪人たちは射精禁止の魔法陣でアリアテネの男性器の根元を縛ったまま、さまざまな方法で彼女の男性器を玩ぶ。</p>
<p>例えば、その器用にうごめく手で上下にしごく者。</p>
<p>「うぉ゛っ、ぉぉぉぉおおおっ♡♡♡　どうしてっ、どうしてこれで射精でぎないんですのぉぉぉおおっ♡♡♡　おかしいっ、おかじいっ、おかしいぃ゛ぃぃぃぃぃいいいいいいいっ♡♡♡」</p>
<p>独り遊びでも愉しんできた感覚はよくなじむ。最も射精しやすいであろう刺激であるはずなのに、やっぱりその半歩前で進まなくなってしまう。アリアテネは腰をぎんぎんと上に突き出しながら、苦しみ声を上げるだけ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、唾液をたっぷり含ませた口に咥え込む者。</p>
<p>「ひゃぅぁぁぁあああっ♡♡♡　ぉ゛っ、何、これ、舐めっ♡♡♡　こんなの、今までっ♡♡♡　ぁ゛ひっ、ぁぁぁああ、ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡」</p>
<p>独り遊びでは味わえなかった、未知の刺激がやって来る。手コキのように、ただ射精を促す感覚だけではない。神経を玩んで、男性器を敏感にさせていくような――。それでもアリアテネの射精は魔法陣によって妨げられる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、大きな大きな胸に挟み込む者。</p>
<p>「ぉ゛おっ♡♡♡　お、ぉ、おっ♡♡♡　お、ぉ゛ぉぉおおおおっ♡♡♡」<br />
「この子ったら、すっごい凝視してるわ。そんなにおっぱいが好きなのかしら」</p>
<p>「ち、違――！！？　そ、そんな、わけ――♡♡♡　ぉ゛ぉ、ぉぉぉぉぉおっ♡♡♡」</p>
<p>それは視覚において圧倒的暴力だった。柔らかな乳房に男性器をすっぽりのみ込まれる刺激自体は、もしかしたら手で強く握り込んだほうが強いかもしれない。しかし、自分のよりもずっと大きな胸が、つぶれ、伸び、形を変えながら自分の股間をこねくり回す光景は、到底目を離せるものではない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、腕に<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を生やした女怪人まで出てくる。</p>
<p>「な、何ですか、それ――♡♡♡　だ、だって、今まで、普通の手でっ♡♡♡」</p>
<p>女怪人、すなわちニクの分身体は、パーツをカスタムすることもできる。戦場では、腕に刀剣を生やす者もいた、銃器を生やす者もいた。しかし、今の彼女たちは明らかに違うものを生やしている。粘液をまとった、ぷにぷにと柔らかそうな筒型のもの――。</p>
<p>「これも、この世界に来て初めて知ったものよ。『オナホール』なんておもちゃに精液を無駄撃ちするなんて、サキュバスとしては業腹ものだと思ったけれど。案外便利なものね」<br />
「――ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああああああああっ♡♡♡♡　なに、これっ、おかしいっ♡♡♡♡　おかしいおかしいおがじいぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいい♡♡♡♡」</p>
<p>ひだに覆われた筒の中に男性器をねじ込まれた瞬間、アリアテネは雄叫びのような悲鳴を上げた。手とも、口とも、胸とも違う、まさに人を射精させるためだけに作られた道具だけが齎すことのできる快感だった。</p>
<p>「ちゃんと挿ってるかしら？　貴女のは小さすぎて、ふふ♡　大丈夫のようね」<br />
「ぁ゛、ぁぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡　きついきづいぎついぃぃぃぃぃぃいいいいっ♡♡♡♡　しゃせっ、射精がっ、ぁ゛、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡　ごめんなさいっ、ごめんなざいぃぃぃぃぃいいいいいいいいっ♡♡♡♡」</p>
<p>こんなにも犯されなお、アリアテネは射精できない。いつしか、謝罪の言葉まで出始める始末。しかし、いくら赦しを請うても、絶頂禁止状態での快楽責めは止まらない。</p>
<p>そのさなか、アリアテネは彼女本来の女性器で何度も絶頂する。それでも、まったく満たされない。何なら、イッている最中でもまったくイッていないような気すらする。変身した姿では、彼女本来のものよりも、その小さな雄が圧倒的に優位だったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そうやって、アリアテネは長い時間、射精をお預けされながらの快楽責めを受け続けた。</p>
<p>時間にして5～6時間ほど。この部屋には時計も窓もないから、時間の感覚が狂わされる。アリアテネはもう、何なら数日間、この責め苦を味わわされていたような気すらした。</p>
<p>「ひぐっ、ぅ、ぐす――♡♡♡♡　ごめんな、さいぃ――♡♡♡♡　ごめっ、なさ――♡♡♡♡　ぁぁぁぁぁぁ――♡♡♡♡」</p>
<p>涙をぼろぼろと流しながら、うわ言のように『ごめんなさい』をこぼし続けるアリアテネ。もう完膚なきまでに心をぼろぼろにされて、希望なんてすっかり失ったころ。不意に、ニクの声が耳によく響いた。</p>
<p>「さて、そろそろ頃合いかしら」<br />
「ぁ、ぁぁ、ぁぁぁ――♡♡♡♡」</p>
<p>「あら、聞こえてないのかしら？　せっかくこれから、たくさん射精させてあげようっていうのに？」<br />
「ぅあ、あ――！？　ぁ――♡♡♡♡」</p>
<p>ニクがそう言った時、アリアテネの胸からにじみ出てくるのは、敵に対して絶対に抱いてはいけない感情。しかし、それは一瞬だけだ。</p>
<p>ニクは、アリアテネの小さな男性器に巻き付いた魔法陣を指さして、唇を裂くようにして笑うのだ。</p>
<p>「その魔法なんだけどね。今までの貴女の快感が、全部ストックされてるの」<br />
「……え？」</p>
<p>アリアテネは、彼女の言葉の一つ一つを理解できても、その全体の意味までは理解できなかった。……ただ、何か、ニクは今ひどく不吉なことを言ったような気がする。</p>
<p>「つまり、貴女はこの数時間、1度たりともイクことができなかった。それは、快感がおちんちんの根元でせき止められていたから。決して、快感が消えてなくなったわけではない、それは今もなお、貴女のおちんちんの根元に溜まったまま。それじゃあ、魔法を解いたら、快感はどうなるかしら？」</p>
<p>一つ一つ、順番に言い聞かせるような説明に、アリアテネの脳が勝手に想像してしまう。</p>
<p>この数時間、もしも射精を禁止されていなければ、どれだけの回数射精できただろうか。たった1回の射精で、気がどうにかなってしまうような心地がしたというのに。それが、何回分、何十回分、何百回分、全ての快感が一塊になって、尿道を駆け巡っていく。</p>
<p>すっかり鈍った頭では、そんな光景を想像するのに時間が掛かった。一拍も二拍も遅れて、アリアテネの顔がぞっと真っ青に染まると、ニクは楽しそうに笑う。</p>
<p>「さぁ、お愉しみの時間よ」<br />
「ま、待――ッ」</p>
<p>アリアテネが制止しようとしても、もう遅い。</p>
<p>ニクが指先をほんのりと光らせると、まるで絡まった糸がほどけるように、魔法陣は消え失せる。その瞬間、数時間掛けてたっぷりと溜め込まれた快感が、一塊になってアリアテネを襲う。</p>
<p>それは、不思議な現象。アリアテネは、すぐには射精できなかったのだ。</p>
<p>「――ぉ゛ぐッ♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉぉぉおおおっ！！！！？　ぉぉぉぉぁ゛ぁぁああああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛――！！！！？　でて、な――！！！！？　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>まず<ruby>感<rt>・</rt></ruby><ruby>覚<rt>・</rt></ruby>がやってくる。</p>
<p>どくんという心臓の鼓動と共に、男性器を内側から蕩かされるような感覚。ニクの言ったことに、何の間違いもなかった。何回、何十回、何百回分。本当に、今までの絶頂していたはずの回数分だけ、快感が一気にやってくる。しかし、射精できていない。快感が男性器の根元で詰まっているような。体が感覚に追い付いていない。</p>
<p>ようやく射精できたのは、ニクが戸惑いと苦悶の混じった声を上げてから十数秒もたってからだった。</p>
<p>「ぁ゛、え、あ、でる――♡♡♡♡♡　っ゛っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁが、あ゛っ！！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>小さな男性器から、壊れた蛇口のように精液が吹き出し始める。今までずっと苛まれ続けてきた禁欲感が解放されるカタルシスがやってくる。男性器だけではない、心までもがどろどろに溶かされるような感覚に、うっすらと恐怖心を抱くほど。</p>
<p>しかし、その激しい射精も、同じく十数秒で止まってしまう。体の中には、まだ気持ちよさが溜まったまま。体が感覚に追い付かない。</p>
<p>「ぅぐっ、ぅ゛ぅぅぅぅううっ♡♡♡♡♡　ぅ゛ぅぅぅぁ゛ぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　どうして、でな、あ゛――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>まるで、またお預けをされていた時のような苦痛。しかし、ほんの十数秒たつと、また射精。</p>
<p>「ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　これ、変にッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぎ、ぃ゛ぃぃいいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>途絶えることなくずっと続く快感と、断続的に襲ってくる射精。実にさまざまな快感と苦痛がごちゃごちゃになってアリアテネを襲う。</p>
<p>もしもこれが普通の射精だったら、体が干からびかねない。しかし、体液というよりはむしろ魔力を搾り取るニクの搾精では、その限りではなかった。そして、アリアテネの膨大な魔力が底を突くには、時間が掛かる。射精が長く続く。</p>
<p>それでも、精神力は別だった。感覚に体が追い付かず、そしてまた、体に精神が追い付かなかった。やすりをかけられるように、アリアテネの精神ががりがりと削られていく。</p>
<p>「おね、がッ♡♡♡♡♡　これ、止めでッ♡♡♡♡♡　止めでぐだざいぃぃぃぃぃいいいいいいッ♡♡♡♡♡　これっ、変ッ♡♡♡♡♡　わたくしの、壊れ゛ッ♡♡♡♡♡　ぁがッ、ぁ゛、ぁぁぁぁああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>アリアテネは駄々をこねる子どものように泣きじゃくりながら懇願した。だって、こんなことになるなんて思わなかったから。射精を禁止される感覚が、この世で1番苦しいものだと思っていたから。まさか、禁止された射精を延々と繰り返させられることのほうが苦しいだなんて、夢にも思わなかった。</p>
<p>しかし、どれだけアリアテネの泣き叫ぶ姿を見ても、ニクが彼女を赦すことはない。むしろ、その嗜虐性でもって、追い打ちをかける始末だ。</p>
<p>「遠慮しないで頂戴？　『たくさん射精させてあげる』って言ったのは私なのだから、約束を違えるつもりはないわよ」<br />
「そッ、んなの゛いいがらぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　いいがらっ、やめっ、これ゛、おがしッ♡♡♡♡♡　きもぢいのとぐるじいのが交互に来でッ♡♡♡♡♡　ぇ゛ぇぇぇぁぁぁぁああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「と、いうよりね。ネタばらししようかしら。こうやって焦らして焦らして、うんっと焦らしてから搾ると、魔力の濃い精液がたくさん出るのよ。今までのは全部、必要な工程ってこと」<br />
「ぃ゛、ぃ゛い――ッ♡♡♡♡♡　ごめんなさいっ、ごめんなさいごめんなざいごめんな゛ざいぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいッ♡♡♡♡♡　ぃぎっ、ぃ゛ぃぃいいい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「そしてここからは、必要のない工程♡　こんな気持ちいい状態でさらに気持ちよくされたら、あなたどうなっちゃうのかしら……っ♡」<br />
「ひぁ゛――♡　何しでッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁあああああ、ぁ゛ぁぁぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>それは、まるで『やり直し』だった。</p>
<p>射精禁止の魔法を掛けた状態で、全身をなで、さまざまな方法で男性器を犯してきたように。ニクの分身体である女怪人たちは今度、強制連続射精の状態で全身をなでながら、さまざまな方法でアリアテネの男性器を犯し尽くすのだ。</p>
<p>例えば、その器用にうごめく手で上下にしごく。</p>
<p>「や゛めっ、やめ゛ぇぇぇぇぇぇえええええッ♡♡♡♡♡　もぉ゛<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>なッ♡♡♡♡♡　そんなに゛搾っでもでないがらぁぁぁぁぁぁあぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>例えば、唾液をたっぷり含ませた口に咥え込む。</p>
<p>「ひゃぉひぇぃあぉぇぇぇえええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　溶かされる゛ッ♡♡♡♡♡　わたくしのっ、とかされへぅぇぇひゃぁぁああああああ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>例えば、大きな大きな胸に挟み込む。</p>
<p>「ぉ゛おッ、ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおッ♡♡♡♡♡　ほッ、ぉ゛ぉぉぉぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「あなた、本当におっぱいが好きなのね。こーんなに『嫌だ嫌だ』言っておきながら、おっぱいからは絶対に目を離さない……♡」</p>
<p>例えば、腕に生やしたオナホールでのみ込む。</p>
<p>「い゛、やだッ♡♡♡♡♡　それだけはッ、それだけはやめでぐだざいいぃぃぃぃいいいいいッ♡♡♡♡♡」<br />
「私が、あなたの言うことを聞き入れると思う？」</p>
<p>「ぉご――♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉおおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　何ごれッ♡♡♡♡♡　ひだのひとつひどづが分がっぁ゛ぁぁあああああひぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までストックされてきた快感と、断続的にやってくる射精感、そして新たにたたき込まれ続ける快感に、アリアテネはもう獣のような低い声と子どものような金切り声を交互に上げながらイキ続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして今度は、今までアリアテネのことを犯していた、無個性的な女怪人たちではない。ニク本人がアリアテネに馬乗りになった。</p>
<p>「ごめんなさい。一つだけ、貴女に<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>を付いたわ」</p>
<p>ニクは股間の中央でぱっくりと割れるボンデージを開いて、股間を露出させる。無毛で、ほんのりと膨んでいて、太ももに滴るぐらいの愛液をまとわせた女性器を見ると、アリアテネはものすごく嫌な予感がした。</p>
<p>「『貴女の相手なんて嫌』はうそ。本当は、貴女のことを犯したくて犯したくて仕方なかったの……ッ♡」</p>
<p>そしてニクは何のためらいもなく腰を下ろして、アリアテネの小さな男性器を己が女性器でのみ込んだのだった。</p>
<p>「――ぉお゛ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおぁ゛ぁぁぁああああああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「うふふ♡　サキュバスも何だかんだ言って人間と同じ、結局は<ruby>好<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>子<rt>・</rt></ruby>とするのが1番気持ちいいものね……っ♡　おちんちんが小っちゃすぎるのが玉に瑕だけど」</p>
<p>今まで散々、いろいろな方法で犯されてきたはずなのに。ニク本人とのセックスが1番強烈だった。</p>
<p>サキュバスであるニクの女性器は、手のように圧力が強くて、口のように粘液をまとっていて、胸のように柔らかく視覚的暴力があって、そしてどうしてだろうか、オナホールのように内側に複雑怪奇極まるヒダやイボまである。</p>
<p>そして、周囲の女怪人たちもただ黙って見ているだけではない。無数の手で、アリアテネの全身を愛撫して彼女の感度を高め続けてくる。</p>
<p>「も゛――ッ♡♡♡♡♡　でな――♡♡♡♡♡　<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>て、ない――ッ♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　これっ、無理――ッ♡♡♡♡♡　これ、いじょッ♡♡♡♡♡　でて――ッ♡♡♡♡♡　なッ、ぁ゛ぁぁぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>あまりに射精しすぎて、アリアテネはもはや射精すらできなくなっていた。感覚では間違いなく絶頂しているはずなのに、男性器からは何も出ていないのだ。精液も、魔力も、もう空っぽ――だから、アリアテネは懇願し続けた。『もう<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>ないから！』『これ以上は無理だから！？』</p>
<p>それでも、ニクは腰を振って、アリアテネに絶頂を強いてくる。</p>
<p>「私が満足するまで、たっぷり付き合ってもらうわよ……ッ♡」<br />
「ぁ゛ぁぁぁぁあああああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その鋭く裂いたような表情を見れば、分かりきっていた。今のこれは、実利を伴ったものではない。ニクはただ、アリアテネのことをいじめたいだけだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ほとんど空撃ちの状態での強制絶頂地獄が長い間行われて、魔法による快感のストックもすっかり尽き、もうとっくに心がぼろぼろになったころ、アリアテネはようやく解放される。</p>
<p>「ぁ゛、ぉ゛ぉ……っ♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉぉぉぉ……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉ……♡♡♡♡♡」<br />
「っふぅぅ～～～～～～～～♡　はぁぁ、こんな日が来るなんて感無量ね～♡」</p>
<p>心なしか肌をつやつやさせたニクは、ようやくアリアテネの腰から下りる。女怪人たちが、アリアテネの四肢に巻き付いた拘束具を取り外していく。</p>
<p>「はっ、ぁ゛、ぁぁ……♡♡♡♡♡　はっ、ぁ、ぇ……？　ぁ゛ぐ、ぁ……♡♡♡」</p>
<p>ぼろぼろの心、蕩けきった頭でも、なお動く思考。――どうして、解放する？　自分の体が動くことに対して、ひどく違和感があった。</p>
<p>「この世界では、誰かがずっと行方不明になると、ケーサツとかいうのが動くでしょう？　暴れ回る私たちを止めることもできない脆弱な治安維持組織だけど、ここが見つかるのは嫌だわ。それに、貴女に衣食住を提供するのも、それはそれで大変なのよ」<br />
「っ、ふぅ……♡♡♡　ふぅぅ……っ」</p>
<p>理屈が通っている気はしなくもないけれど、それでも敵を解放なんてするだろうか。</p>
<p>アリアテネはよろよろと立ち上がり、右腕のブレスレットに魔力を込める――『正義のヒーロー』という立場が齎す、ほとんど反射的な行動――イメージするのは巨大な剣、今までの戦いをずっと共にしてきた相棒。</p>
<p>しかし、一瞬の光の後、右手に握られていた物の軽さを感じて絶句した。</p>
<p>「な……、ぇ……？　け、剣は、どこ、に……！？」</p>
<p>彼女の武器である巨大な剣は、もはや見る影もない。</p>
<p>細く、小さい、まるで彼女の股間に付いている<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>のような貧相な獲物。これでは、幼児に持たせるプラスチック製のナイフのほうがまだ立派だ。</p>
<p>「どうして、こんな、こと……！！？」<br />
「どうしても何も、魔力が足りないのよ。どれだけ<ruby>サキュバス<rt>わたし</rt></ruby>に射精させられたと思ってるのかしら」</p>
<p>ニクは、進むか退くかも迷ってよたよたと歩くだけのアリアテネに近付き、その粗末な刃を持つ右腕をつかんだ。そのまま指先を刃に当ててみるも、血の一滴も流れはしない。</p>
<p>「切れ味もひどいものね。これは魔力の欠如だけではない、そもそも意志の欠如ね」<br />
「い、意思……ッ？　何を言って……！？」</p>
<p>「つまり、貴女は『私を傷つけよう』と思えなくなっている。こんなことをされて絆されたか、あるいは屈服したか。まあどちらでもいいけれど。何にせよ、魔法とは精神力が大きく関わっていくものだから――」<br />
「て、適当なことを言わないでッ！！！」</p>
<p>アリアテネのその声は、ほとんど悲鳴に近いものだった。正義感によるものではない、ただの現実逃避。物知り顔でのたまうニクのことが気に入らなくて仕方ない。</p>
<p>しかし、ニクがそれに気圧されることはなく、むしろ冷たい表情で言い放つのだ。</p>
<p>「貴女、自分が<ruby>何<rt>・</rt></ruby>なのか、疑いを持ったことないのかしら」</p>
<p>アリアテネは、訳が分からなかった。疑い？　何のことだ。だって自分は、正義のヒーローとして――。</p>
<p>「その『正義のヒーロー』ってやつよ。どうして、この世界において本来普通の人間であるはずの貴女が、変身なんかして、魔族である私と渡り合えていたのかしら」</p>
<p>ニクの視線が、つかんだままのアリアテネの右腕に落ちた。</p>
<p>「このブレスレットは<ruby>何<rt>・</rt></ruby>？」<br />
「こ、これは……、お屋敷の倉庫で、見つけて……ッ」</p>
<p>「なるほど、偶然流れ着いちゃったのね」</p>
<p>アリアテネの右腕をさらに持ち上げて、まじまじと見つめるニク――『……へえ、肉体の変化？　そんな作用もあるのね』――当初アリアテネが感じていた違和感がよみがえる。</p>
<p>「これは元々、<ruby>魔族<rt>わたしたち</rt></ruby>の産物よ」<br />
「……え？」</p>
<p>「魔族の力をブーストさせるためのアクセサリ。人間に使ったことはなかったから、そんな風になるとは思わなかった」<br />
「な、何を、言って……？　そんな、うそ……っ」</p>
<p>「貴女がこのブレスレットを見つけたのは、私がこの世界に訪れた直後で間違いないわね？　これは世界を渡るための儀式でも使われる、その過程で巻き込まれてしまった。そう考えれば、つじつまが合う」</p>
<p>ニクは『まあいいわ』と言いながらアリアテネの右手を離すと、キスができそうな距離でささやくのだ。</p>
<p>「<ruby>魔族<rt>わたしたち</rt></ruby>の道具で正義のヒーローごっこができて、楽しかったわね？　アリアテネ」</p>
<p>アリアテネの右手に握られていた小さな刃が滑り落ち、硬い床でからからと鳴る。</p>
<p>片や、自らの力に邪魔され続けたニク。片や、敵の力で敵を討ち続けたアリアテネ。どちらにとっても不毛この上ないが、今、これからにおいて、不幸なのはアリアテネのほうだろう。</p>
<p>「貴女は帰す。どうせ、今後の貴女には何もできない」<br />
「ぁ゛……ぁぁ、ぁ……」</p>
<p>「……ああそうだわ。せっかくだから、首輪も着けておこうかしら♡」</p>
<p>もはや言語を発することもできず、喉を通り抜ける呼吸が声帯を無意味に震わせるだけ。そんなアリアテネに、ニクはまた唇を裂いて笑うのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ある学園に、<ruby>白百合<rt>しらゆり</rt></ruby> <ruby>真冬<rt>まふゆ</rt></ruby>という女学生がいた。</p>
<p>「お疲れ様です、白百合さま。最近、課題が多くて大変ですよね」<br />
「そう言ってはいけませんわ。そろそろ期末試験が近いですから。『良い点を取ってほしい』という先生方の真心ですわよ」</p>
<p>「そんな風に考えられるなんてさすがです……。やはり今回も、1位を狙っているのですか？」<br />
「狙うだなんて、そんな。普段の努力の成果を出すだけですわ」</p>
<p>「本当、さすがは白百合さまです……」</p>
<p>茶色掛かった髪を後頭部でまとめた彼女。容姿端麗、文武両道、そして確かな家柄。世間ではお嬢さまと呼ばれる女子生徒ばかりが集まるこの学園において、彼女は別格だった。周囲から注がれるのは、嫉妬と羨望の入り交じったまなざし。</p>
<p>しかし、それは彼女のことを何も知らない有象無象の評価にすぎない。</p>
<p>「白百合さま。ところで、その<ruby>チ<rt>・</rt></ruby><ruby>ョ<rt>・</rt></ruby><ruby>ー<rt>・</rt></ruby><ruby>カ<rt>・</rt></ruby><ruby>ー<rt>・</rt></ruby>……」<br />
「っ」</p>
<p>「最近お召しになっているようですが、見たことのないデザインですね。その、もしよろしければ、どこのブランドかお教えいただくことなんて……」<br />
「……申し訳ありませんが、これは特注ですの」</p>
<p>「あら、そうでしたか。本当、文武だけでなくおしゃれにも余念がなくて素敵です……」</p>
<p>品行方正な生徒たちが集まるからこそ、規則が寛容だった。右腕にはブレスレット、そして首にはチョーカー。彼女ほどアクセサリを身に付けている生徒は、この学園内にはあまりいない。</p>
<p>そのため多少目立つが、しかし、<ruby>気<rt>・</rt></ruby><ruby>付<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>る<rt>・</rt></ruby>ことはなかった。真冬は思った。誰が気付くだろうか――いや、いっそ気付いてくれたらいいのに。今の自分の<ruby>状<rt>・</rt></ruby><ruby>況<rt>・</rt></ruby>を。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（ぅあ゛っ♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉぉぉおおっ♡♡♡♡♡　わたくし<ruby>の<rt>・</rt></ruby>が、擦れてっ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぉおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡）</p>
<p>白百合 真冬――またの名をアリアテネ。正義の味方として日夜悪の怪人たちと戦い、そしてニクに敗北した、その本人。</p>
<p>彼女は学友と会話しながら、スカートの中で、勃起した小さな小さな男性器を現在進行形で犯されていたのだ。</p>
<p>（こんな四六時中、<ruby>オナホール<rt>こんなもの</rt></ruby>をはめられているなんてっ♡♡♡♡♡　どうして、みんな気付かな――♡♡♡♡♡　だめ、動いたらっ、ぁ゛、ぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡♡）</p>
<p>ニクは、それを『半変身』と呼んだ。姿は真冬のままでありながら、アリアテネ由来の男性器を生やさせて、ちょっとしたコスチュームを追加するだけ。</p>
<p>……<ruby>コ<rt>・</rt></ruby><ruby>ス<rt>・</rt></ruby><ruby>チ<rt>・</rt></ruby><ruby>ュ<rt>・</rt></ruby><ruby>ー<rt>・</rt></ruby><ruby>ム<rt>・</rt></ruby>と呼ぶには、あまりに悪趣味。それは、まるで貞操帯のようなオナホールだったのだ。がちりとしたベルトは外れることなく、シリコンの筒が男性器をのみ込んでいる。歩くたびに、ほんの少し身じろぎするだけでも、オナホールの内側に生える無数のヒダが、彼女の男性器をぐちゅりと犯す。</p>
<p>ブレスレットによる変身をそこまで変貌させたのが、首に取り付けられたチョーカーだった。本来は魔族の産物であるブレスレットの扱いは、魔族であるニクのほうがよく心得ていたのだ。あんなにも頼もしく思えていたブレスレットが、今では何よりも呪われた不浄な道具のように感じられる。</p>
<p>（も、もぉ゛ぉぉおっ♡♡♡♡♡　こんなにきもぢいのに、<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>ない゛ぃッ♡♡♡♡♡　ぅ゛あっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡♡）</p>
<p>じくじくと蝕むような快感が絶えず、それなのに射精もできない。原因を推測するまでもない、あの時にも施された、射精禁止の魔法陣のせいだ。そしてその癖、こんな異常な状態を周囲の誰もが気付いてくれない。そういう隠蔽の魔法だ。</p>
<p>ふと、真冬は思った――こんな隠蔽魔法を使えるのなら、ニクが町で暴れながら女性を襲う必要なんてなかったのでは？　それなら、なぜニクはそうしなかった？　……ああそうか、町で暴れていたのは、<ruby>魔力の豊富な女性<rt>アリアテネ</rt></ruby>をおびき出して捕まえるためだったのか。</p>
<p>正義のヒーローなんて、最初からいなかった。自分がずっと道化――否、それ以下の<ruby>餌<rt>・</rt></ruby>でしかなかったことに気付いてがくぜんとした。</p>
<p>「白百合さま、もしよろしければ、これからお買い物に行きませんか？　私も、白百合さまみたいに何かアクセサリを身に着けてみたくて……」<br />
「……申し訳ありませんが、今日は、これからちょっと用事がありまして」</p>
<p>真冬は小さく笑うと、学友の誘いも断って、学園を出る。</p>
<p>『きっとお勉強やお稽古が忙しいのね』だとか、『本当に努力を怠らない方なのね』だとか、ため息混じりの称賛なんて、彼女の耳には一言も入らなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>真冬が不可視の男性器に襲い来る快感に内心身悶えしながら、商店街の途中にある裏路地を入り、狭い道を曲がること3度、4度。</p>
<p>ぼろぼろの雑居ビルに地下への階段があって、その突き当たりにある分厚い扉の向こうには――。</p>
<p>「ふっ、ぅ゛う……っ♡♡♡♡♡　ふーーっ、ふーーーー……っ♡♡♡♡♡」<br />
「あら、もう来たの」</p>
<p>そこには、かの憎き敵ニクがいた。</p>
<p>彼女は女怪人たちを呼び寄せることもなく、身構えることすらなく、椅子に座ったまま応える。</p>
<p>「3日ぶりかしら。<ruby>周<rt>・</rt></ruby><ruby>期<rt>・</rt></ruby>が短くなってきているわね。魔力が今の生活に適応しようとしているのかしら。生まれながらに用途が決まっている魔族の魔力と違って、人間のは柔軟性があっていいわね」</p>
<p>「ぅ゛う、ぅ゛ぅぅぅぅぅう……っ♡♡♡♡♡」<br />
「お願いがあるなら、ちゃんと言ったほうがいいわよ？」</p>
<p>「……お願いします。射精させてください……ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>それは、よくできた<ruby>シ<rt>・</rt></ruby><ruby>ス<rt>・</rt></ruby><ruby>テ<rt>・</rt></ruby><ruby>ム<rt>・</rt></ruby>だった。</p>
<p>アリアテネ――すなわち真冬を射精管理しながら、日常の中で仕込み続ける。そして射精したくて射精したくて、もう我慢できなくなった時、すなわち魔力の濃厚な精液を放出する準備を整えた時、彼女は自発的にニクの元に行く。そしたらニクは、たっぷり溜め込んだ魔力が空っぽになるまで搾り取ってやればいい。衣食住の世話をしてやる必要もなければ、この世界の治安維持組織が動くこともない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぅ゛あっ、ぁ゛、ぁぁぁぁあああああああああっ♡♡♡♡♡　やめっ、そんな゛、腰振らないでッ♡♡♡♡♡　ぇぁ゛ぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「『射精させてくれ』って頼んだのはあなたじゃない。今日も、空っぽになるまで、いいえ、空っぽになった後も延々とイッてもらうわよ……っ♡」</p>
<p>「ぁ゛うぁ゛ぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　もう<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>ないッ♡♡♡♡♡　もうでな――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「ほら、イキなさい。イけ、イけ……イけ……ッ♡」</p>
<p>「っ゛――♡♡♡♡♡　やめ、耳元でささやがないでっ、それ、変んんんんっ♡♡♡♡♡　ぅ゛あああああああっ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「ふふ♡　もう耳を犯されただけでイッちゃうのね」</p>
<p>アリアテネは今日も、ニクに精液を搾られ続ける。最初は1週間ぐらいのスパンだったのに、今では3日おき。戦いのための魔力は全て、精液のための魔力に変質しつつある。やがて、毎日でも搾られないと、男性器がうずいてうずいて気が狂ってしまうようになるだろう。</p>
<p>「そう言えば、貴女に良い知らせがあるわ」</p>
<p>陵辱台の上でアリアテネに馬乗りになったまま腰を振り続けるニクは、不意にそう言った。</p>
<p>「この世界の武器と貴女の提供してくれる魔力のおかげで、あちらの戦争は優勢。さすがは魔王様、銃器を戦略的に取り入れると決めてからは、実に動きが早かったわ。こちらの開発を進めるだけでなく、鉄と硫黄の採掘場を押さえて人間たちの開発を阻害。これで戦力差は絶対的なものになった」<br />
「ぁ゛うっ♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁあ、ぁ゛――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「これも全部、貴女のおかげよ。貴女が、我々魔族を勝利に導いたの。ありがとう、正義のヒーローさん♡」<br />
「ぅっ、ぐっ♡♡♡♡♡　ぅ゛ぅぅぅぅぅう、ぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううっ♡♡♡♡♡　――っぁ゛♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>アリアテネは一瞬だけ、男性器を襲う快感を無視しようとした。</p>
<p>『自分のせいで見知らぬ世界の人々が犠牲になってしまった』という罪悪感と、『そんな世界の人々のことなんて知ったことではない』という言い訳が、頭の中を行ったり来たりする。</p>
<p>しかし、ほんの数秒で、夥しい射精と共に思考が溶ける。彼女の心など介入の余地がないまま、世界は回っていく。</p>
<p>「もうあなたを向こうに連れていってしまうのもいいけれど、ここの暮らしも悪くないのよね。ライスもパンも嫌においしいし、コンビニってやつもえらく便利だし。だけど、夜に出歩くとケーサツにショクムシツモンとかいうのをされるのは何なのかしら。そういえば、あのケーサツって、夜中に働いてるわけよね。あれ、そしたらコンビニも？　……この世界の人間、頭おかしいんじゃないのかしら」<br />
「ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛、ぁ゛ぁぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>説明も説得もなく、腰を振りながらもはや世間話を始めるニク。</p>
<p>その日、アリアテネは魔力と精液が空っぽになって、その後も延々と、心が壊れそうになるぐらい射精させられ続けた。しかし、それはあくまでも、長く永く続く搾精生活のほんの一部にすぎない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、ニクと彼女の率いる女怪人たちが、町の人々を襲うことはなくなった。強力な武器、そして十分な魔力を得るめどが立ったからだ。故に、人々は皆、『きっと彼女がやってくれたんだ！』とアリアテネに感謝し、やがてアリアテネの存在そのものを忘れていく。</p>
<p>しかし、アリアテネという存在が消えたわけではない。彼女は今もなお、終わらない搾精地獄の中で苦しみ続けているのだった。</p>
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		<title>短小ふたなり化した最強の聖女が雑魚サキュバスの寸止め→強制連続射精で搾精敗北して永遠の淫魔専用雄牛さんに成り果てるまで</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 Nov 2024 09:00:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[魔王討伐の果て、不運が重なってふたなり化の呪いを掛けられてしまった、聖女ニンファエアのお話。彼女は残党のサキュバスを討伐するため辺境の森に赴くも、股間に生えた小っちゃなおちんちんのせいで、あっさり魅了魔法に掛かってしまいます。格下に玩ばれる屈辱を覚えながらも、心と裏腹に、体は性的快感を求めるばかり。手コキから始まって、フェラで生まれて初めての射精を覚えさせられてから、乳首責めと指コキによる苦しい苦しい寸止め、そして――。ちょっとした油断と射精欲が、彼女を取り返しの付かない結末へと誘うことになるのです。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong><br />
魔王討伐の果て、不運が重なってふたなり化の呪いを掛けられてしまった、聖女ニンファエアのお話。彼女は残党のサキュバスを討伐するため辺境の森に赴くも、股間に生えた小っちゃなおちんちんのせいで、あっさり魅了魔法に掛かってしまいます。格下に玩ばれる屈辱を覚えながらも、心と裏腹に、体は性的快感を求めるばかり。手コキから始まって、フェラで生まれて初めての射精を覚えさせられてから、乳首責めと指コキによる苦しい苦しい寸止め、そして――。ちょっとした油断と射精欲が、彼女を取り返しの付かない結末へと誘うことになるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Pixivリクエスト</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>気付くのが遅すぎた人々と魔王の話。</p>
<p>魔王と呼ばれる人ならざる存在が現れ、魔族を率いて世界の隅っこを己が領土としたのは、ある日突然のことだった。彼の者は、世界に対して堂々たる宣戦布告をした。</p>
<p>しかし、世界の指導者たちにとって、そんなことは知ったことではなかった。遠国の未知なる脅威よりも、隣国との小競り合い。何なら、隣国との小競り合いよりも、自国の権力争い。魔族が隣国を滅ぼそうとも、むしろ『敵国が滅ぼされたぞ』と葡萄酒を片手に笑う始末。時たま『彼の者たちを何とかしようぞ』と言い出したかと思えば、政治的な思惑はここでも交錯し、結局は討伐部隊を散発的に送り込むだけ。逐次投入された戦力は、漏れなく魔族たちの餌となった。</p>
<p>ようやく人々が皆結託する意思を見せ始めたのは、既に世界の5割が滅ぼされたころ。人々は数を減らしすぎたし、魔族は数を増やしすぎた。人々が魔族の脅威に気付くのは、あまりにも遅かった。</p>
<p>魔族の力の源泉とは、人々の欲望だった。彼らは人々の欲望を喰らい己が力とし、時には謀略でもって人々の欲望に付け込んでくる。そんな力があるからこそ、魔王は無敗を誇った。この腐りきった世界で人々は皆、魔族でさえも鼻をつまみたくなるほどの欲望を胸の内に滾らせていたのだから。魔族たちは、日に日に力を増していった。</p>
<p>あの時までは。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>魔王が突然現れた時のように、魔王の元に1人の少女が現れたのもまた、突然のことだった。</p>
<p>「貴様。我が玉座にたった1人、無傷で現れるとは。何者だ？」<br />
「……答える義理はありません」</p>
<p>聖女ニンファエア。女性……いや、少女と呼んだほうがまだ近いであろう、表情に乏しいが端正な顔立ち。腰まで伸びる、そよ風に吹かれた水面のように波打つ髪は純白。戦士のそれとはまた随分と様相の違うドレス、薄く透ける<ruby>かぶり物<rt>ベール</rt></ruby>も白。豊かな、しかし下品さを感じさせない肢体も白。</p>
<p>魔王は『美しい女だ』と思った。しかし、人間と違って、性欲に誑かされるほど愚かでもなかった。</p>
<p>「久しいな、存分に力を振るえる機会というのは」<br />
「ご覚悟を」</p>
<p>魔王にとって、その戦いはほんの戯れのつもりだった。単調な侵略史に彩りを添える、ちょっとした愉快な出来事。</p>
<p>魔王もまた、気付くのが遅すぎたのだ。</p>
<p>「……なぜ、我が魔法が効かぬ？　……まさか、そうか。貴様、<ruby>持<rt>・</rt></ruby><ruby>っ<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>ぬ<rt>・</rt></ruby>のか」</p>
<p>聖女ニンファエアは、魔族の力の源泉たる欲望を持っていなかった。この腐りきった世界で、強大な力を持ちながら、加害欲も、支配欲も、名誉欲も、何一つ持っていなかったのだ。彼女を動かすのはただ一つの使命――神の教えに従って、人々を害する魔族を討つのみ。</p>
<p>結局、魔王は聖女ニンファエアによって討たれ、魔族の侵略は終わる。ゆっくり膨み続けた泡がぱんと弾けるように、あっという間のことだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その場には、魔王とは別にもう1人の魔族がいた。聖女ニンファエアとの戦いに敗れた、死にかけの淫魔だった。</p>
<p>「貴様、よくも、よくも魔王様を……！　我が呪いをくらえッ！」<br />
「ッ――！？」</p>
<p>「魔王、様……。今、あなたのお側に参りま、す……」</p>
<p>その行為は、ただの<ruby>破<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>ぶ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>だった。死にかけの淫魔が何かしたところで、今更、魔族が敗北したという運命は変わらない。</p>
<p>「これは、まさか……」</p>
<p>たった1人、聖女ニンファエアの運命を除いては――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>魔王を斃してからおよそ半年後のある日。聖女ニンファエアは王都より辺境の集落から、さらに歩いた先にある森の奥にいた。</p>
<p>（ようやく、平和な日々が戻りつつあると思ったのに）</p>
<p>ニンファエアは泉で水浴びをしながら、今までのことを思い出す。</p>
<p>世の中は、『魔王が死んで、世界に平和が戻りました。めでたしめでたし』で済むほど単純ではなかった。この世界は相も変わらず、腐りきっているのだから。</p>
<p>祖国では凱旋パレードで祭り上げられ、平和と希望、そして力の象徴として扱われる。世界の危機を救った最強の聖女は、他国への威圧にもってこいの存在だった。世界の半分が滅び、そして救われた今、その<ruby>空<rt>・</rt></ruby><ruby>白<rt>・</rt></ruby>を己が国でもって埋めようと考える指導者の何と多いこと。</p>
<p>（私のほうは、それどころではないというのに……！）</p>
<p>ニンファエアにとって、政治などどうでもよかった。だって、教会に属し、元来修道女として生きてきた彼女の望みはただ、神の教えに従って正しく、つつましく生きることだけだから。</p>
<p>そして、そんなことよりも、もっと大きな<ruby>問<rt>・</rt></ruby><ruby>題<rt>・</rt></ruby>に直面していたから。</p>
<p>「また、<ruby>硬<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby>なっている……」</p>
<p>水に濡れた自身の裸体を見下ろす。</p>
<p>直立していると、年の割には大きめの乳房に隠れてしまいそうだけど、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>は確かにあった。陰毛の生えていない股間にあるのは、ぴちりと閉じた女性器――だけではない、硬く勃起しながらうずき続ける、包皮の剥けた小さな<ruby>一<rt>・</rt></ruby><ruby>物<rt>・</rt></ruby>。</p>
<p>「あの魔族め……ッ」</p>
<p>思い出すだけで、沸々とした憎しみと怒りが全身を焦がしていく心地だった。</p>
<p>魔王を斃した時、生き残りの魔族が掛けた呪い。魔王と比べれば遠く及ばない、しかし魔族としては有数の魔力、そして戦いで消耗したあまりにも絶妙な瞬間。いくつかの困難な条件が偶然重なった結果として、ニンファエアは極めて脆弱な呪いを掛けられてしまう。</p>
<p>その結果が、勃起し包皮がむけてもせいぜい親指程度の大きさしかない、睾丸すらない、あまりにも小さな一物だったのだ。</p>
<p>元々呪いの類に対する高い抵抗力を有していたニンファエアだからこそ、いざ掛かった時の対処法を心得ていなかった。一見したところ呪いの強度は大したものではなく、教会の解呪師ならば取り除けるかもしれないが……。</p>
<p>（『人々の平和と希望の象徴たる聖女が、淫魔の下品な呪いを受けたから解呪してほしい』――そんなこと、言えるわけが……！）</p>
<p>立場と羞恥心が、呪いへの対処を遅らせていたのだった。</p>
<p>「っ、う……。また、うずきが、強く……っ」</p>
<p>呪いによって生やされた一物は、時折強烈な<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>ず<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>をまとった。下着が擦れると、思わず腰が引けてしまうようなむず痒さを覚える。</p>
<p>実のところ、ニンファエアとて年頃の娘。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>に興味はあるし、自身の女性器を指で軽く触ってみたこともある。しかし、ほんの少しむず痒さを感じただけで、すぐにやめてしまった。快楽に溺れるのは神の教えに反すること。何より今となっては、こんな不浄なものを手で触れるのも憚られる。だから、そんな時は清水で体を清め、心を落ち着かせて、うずきが止まるのを待つことにしていた。</p>
<p>今まではそれで何とかなってきたが、最近はその周期が、どんどん短くなっている気がする。</p>
<p>「……早く、用事を済まさなければなりませんね」</p>
<p>泉から上がって水を拭い取ったニンファエアは、下着をつけ、ドレスとベールをまとう。常にまとうこの純白の装束は、聖女たる責務と誇りの証。</p>
<p>辺境の森に訪れたことには、理由があった。何でも、木こりが最近ここいらで魔族を目撃したとか。魔王を斃した後、残党が世界中に散らばっていた。つのと羽根、尻尾を生やした美しい女性の魔族――その特徴から、サキュバスであると推察される。</p>
<p>人々を脅かす存在を許すわけにはいかない――そんな使命感に混じり込むのは、『呪いを掛けた同種が生きていると思うだけで虫唾が走る』という憎悪。そして、『同種であるならば、この呪いを解く手掛かりが見つかるかもしれない』という期待。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>件のサキュバスは、ニンファエアが思っていた通り、簡単に見つかった。</p>
<p>ほのかに漂う魔力をたどってみると、森の奥にある洞窟にたどり着いたのだ。</p>
<p>「どわー！！？　に、ににに人間んんんん！！？」</p>
<p>サキュバスは洞窟の中で喧しい悲鳴を上げながら後ずさった。</p>
<p>見た目はニンファエアよりは年上だろう、背は高いが、それでも『かわいらしい』と称するか『美しい』と称するか迷う容姿。教会では『短い髪は粗野だ』とよく言われたものだが、それでも彼女の短髪はアメジストで糸をつくったように美しい。</p>
<p>恵まれた体形のニンファエアよりもさらに大きな胸と尻を隠すのは、下着同然……いや、まっとうな下着よりも小さな真っ黒な布きれだけ。悪魔の象徴たる尻尾、コウモリの羽根、ヤギのそれよりもいくらか小さなつの――その特徴は、確かにサキュバスに相違ない。</p>
<p>……彼女を見ていると、何だか腰の辺りがむずむずするのはどうしてだろう。</p>
<p>「ま、まままさか、私を殺そうってんじゃ……！」<br />
「聞かなくとも、分かっているではありませんか」</p>
<p>「うわー、やっぱりー！！　せっかく、せーっかく！　絨毯敷いて家具も作って、ちょっとマシな暮らしできるようになったってのにさー！？」</p>
<p>ニンファエアが殺意を向けても、サキュバスは身構えるどころかただ喚くだけ。魔王軍との死闘を思えば、何という拍子抜けか。</p>
<p>洞窟という場所はお世辞にも文明的とは言いがたいが、なるほど、地面を柔らかな草で覆い、持ち込んだ木材で簡素ではあるがベッドやテーブル、椅子をこしらえてある。天井にぶら下がる照明は何らかの魔法か、本を読む程度の明るさも確保されている。戦いが終わってから半年の間で、随分と住みよくしたらしい。</p>
<p>もっとも、だからと言って討伐をやめる理由にはならないのだが。</p>
<p>「お、おお願いです、助けてくださいいい！？　私ほんと弱っちくて、倒しても経験値1しか入らないよ！？　スライムと同レベル！　MPの無駄じゃん！！　それに私、戦争とかそういうの興味ないし！！　ほんと大人しくしてるしいいい！？」<br />
「喧しいですね。魔族である貴女を生かしておく理由がどこに、しかし……」</p>
<p>それでも、ニンファエアは彼女を殺すのをためらった。</p>
<p>慈悲の心があったわけではない。ただ、ここで淫魔である彼女を殺せば、呪いを解く手掛かりを失ってしまう。戦意すらない脆弱な魔族は、拷問に掛けるには都合が良いかもしれない。半端に強力な魔族が相手だと、暴れられた時、勢い余って殺してしまうかもしれないから。</p>
<p>思考によって生まれた、ごくわずかな時間。サキュバスはパニックに陥ったまま、両手をニンファエアのほうに付きだして、魔力を放出するのだ。</p>
<p>「す、すすすす隙有りーーーー！！」<br />
「私に隙なんてあるわけが……」</p>
<p>サキュバスのその行為は、ただの<ruby>破<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>ぶ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>だった。大した力を持たない彼女が何かしたところで、目の前の何だかすごく強そうな女がどうにかなってくれるだなんて思えない。</p>
<p>そして、その考えはニンファエアも同じだった。くだらないと思った。魔王すら斃す聖女たる自分が、低級のサキュバスにどうこうされるわけが――。</p>
<p>しかし次の瞬間、ニンファエアの体に異変が起きるのだ。</p>
<p>「くあぅ――！！？　な、何――！！？」</p>
<p>全身の皮膚がぶわりと鳥肌立つような興奮が、胸から湧き出してきた。肌寒さを感じる一方で、体の芯が燃えてしまいそうなぐらい熱い。</p>
<p>ひらひらとしたドレスの衣擦れが、嫌にくすぐったい。全身の中でも、その感覚の最たる部位は――ニンファエアが自身の体を見下ろすと、無理やり抑え込んだはずの一物が、また硬く勃起している。</p>
<p>間違いなく、サキュバスの放った<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>が、ニンファエアに何らかの影響を与えたのだ。</p>
<p>「うそっ、き、きき効いたっ！！？」</p>
<p>「あ、貴女は……！　一体、どうして……っ！」<br />
「いいいや分かんない。私の<ruby>魅了魔法<rt>チャーム</rt></ruby>、男の人にしか成功したことないのに。あなた、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>どうなってるの？」</p>
<p>ニンファエアが問うても、サキュバスは要領を得ない答えを返すだけ。それどころか彼女は、内股になって身悶えしているニンファエアの着るドレスの上から、股間をまさぐり始めるのだ。</p>
<p>「ぅあうっ！！？　あ――♡」<br />
「うおっ、何かある！？」</p>
<p>「何をして、やめ――！？」<br />
「お、おおお、これは、まさか……！　やっぱり、おちんちん生えてるーーーー！！」</p>
<p>下着を無理やり下ろされたニンファエアは、ぐるぐると目が回る心地がした。</p>
<p>何だ、この状況は？　殺すべき相手をまだ殺すことができず、それどころか下着を下ろされ、下半身を晒されている？　揚げ句の果てに、ずっとひた隠しにし続けていた自分の恥ずかしい呪いをまじまじと見られている？　こんな、低級の魔族に？</p>
<p>「はー、なるほど、ふたなり化の呪いかぁ。こりゃ<ruby>同<rt>・</rt></ruby><ruby>族<rt>・</rt></ruby>の仕業だね。だから、男の人にしか効かない私の魔法も効いちゃったわけ。しかし、こりゃ……」</p>
<p>そして、そんな低級の魔族は、ニンファエアにとってもっとも恥ずかしい部位を見つめながら、吹き出すように笑うのだ。</p>
<p>「ぷっ、くくくく、くくくくくく……！？　何この小っちゃいおちんちん……！　かわっ、皮かぶってないのに……！？　か、かわいいいい……♡」<br />
「な――！？　何を、ばかにして――！！」</p>
<p>「いやだって、ぷくく、こんな小っちゃい大人おちんちん見たことが……！　もしかして、これ掛けた子の趣味……いや、それはないか。呪いの強さの感じも、何だかしょっぱいし。ねえ<ruby>君<rt>・</rt></ruby>、見たところ聖職者っぽいけど、こんな呪いも解けないの？　もしかしてザコぉ？」<br />
「ッ～～～～！！？」</p>
<p>ニンファエアの顔が、羞恥と怒りで真っ赤に染まる――こんな脆弱な魔族に、ここまで侮られるなんて！</p>
<p>経緯の知らないサキュバスには、知る由がなかった。彼女の何十倍か、何百倍か――あまりにも大きすぎる二つの魔力の間に発生した、ほんの微量な差、それによって奇跡的に生まれた脆弱な呪いだということ。そして、それを解呪することを、あまりにも強大すぎる立場が許さなかったということ。</p>
<p>しかし、現に彼女は今、目の前にいるサキュバスのいたずらに抗うことができないのだ。</p>
<p>「っ……！　こ、この呪いを解けば、貴女の命だけは、助けて差し上げます。だから……」</p>
<p>「え～？　やだ♡」<br />
「――ぁうあっ！！？」</p>
<p>最初は喧しく喚いていたサキュバスも、だんだんと種族としての<ruby>貌<rt>・</rt></ruby>を現わしていく。すっかり調子に乗った彼女は、直立したままぷるぷると震えているニンファエアの、その小さな一物を指でつまむのだ。</p>
<p>「やめ……！　不用意に触――っ♡　ぁ、ああ、ああああ……！？」<br />
「ほぉら、おちんちんしこしこしこしこ～♡」</p>
<p>「ひぁう♡　ど、してっ、なんで動かし――！？　それっ、あ、ぁぁああ！！」</p>
<p>サキュバスが一物をつまんだ親指と人差し指を前後に動かすたびに、腰が抜けるようなむず痒さがやってくる。むず痒さ……いや、ごまかしようがない。これは『気持ちいい』だ。</p>
<p>「やめ、なさっ！！　こんなの、許される、わけが……！　ぁっ♡　ぅぅぅうううッ！！？」<br />
「無駄無駄♡　どんなに口で『嫌だ嫌だ』言ってもね、<ruby>魅了魔法<rt>チャーム</rt></ruby>に掛かった人間は、おちんちんしこしこされたくて仕方なくなっちゃうんだよぉ♡」</p>
<p>まずいと思った。すぐにでも、目の前のサキュバスを殺さなければと思った。快楽に溺れてはいけないというのは、神の教え。しかも、よりにもよって、魔族が齎すこの感覚に溺れていいわけがない！　この『気持ちいい』は不快だ！！</p>
<p>しかし、自分の理性に反して、肉体は快楽を受け入れ続ける。握りこぶしを腰の横でぷるぷると震わせ、内股に立ったまま。勃起した一物からは我慢汁を、その下にある女性器からは愛液を垂らし続ける。呪いを掛けられてから半年、無自覚の禁欲は、サキュバスからの手淫を余計に強力なものにしていた。</p>
<p>「うんうん、敏感敏感♡　だけど、結構我慢するねー。もしかして、こーんな小っちゃいおちんちんだから、ぴゅっぴゅの仕方も知らないのかなぁ？」<br />
「くぁっ、ひ♡　ばかにして、絶対に、ゆるさっ、ひゃ、ぁあっ！？」</p>
<p>「仕方ないなあ。おねーさんが教えたげる♡　せっかくの<ruby>初<rt>・</rt></ruby><ruby>物<rt>・</rt></ruby>、こぼしちゃうのももったいないしね……っ♡」</p>
<p>ニンファエアには、サキュバスの言っていることが理解できなかった。ただ、自分をばかにするような口ぶりが気に入らなかったぐらいだ。だから、喘ぎ声混じりの説得力に欠けた罵声を浴びせるだけ。</p>
<p>そしてサキュバスの行動は、ニンファエアの想像をことごとく超える。彼女は突然、『あーん♡』と口を大きく開けて、ニンファエアの一物を口にくわえ始めたのだ。</p>
<p>『そんなものを、口に含むなんて』――そう言う暇もなかった。</p>
<p>「ふぁぅぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡　っ――！！？」<br />
「ふぅうん♡　<ruby>ひっひゃふてもかひゃひねぇ<rt>小っちゃくても硬いねぇ</rt></ruby>♡」</p>
<p>「やめっ、喋っ♡♡♡　舌、当たってっ！！？　っ～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>ただ、一物を含んだ口をもごもごさせるだけ。<ruby>口淫<rt>フェラチオ</rt></ruby>としては実に拙い――いや、『口淫』と呼んでいいのかすら怪しい。</p>
<p>たったそれだけで十分だった。ニンファエアは腰が浮きそうなむず痒さと共に、一物の奥で<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>をせき止めていたものが、どろりと溶かされるような心地がしたのだった。</p>
<p>「ぁ、うぁあっ♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！？　ッ、あ――！！！　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>一物を生やされて半年で初めての射精――いや、生まれて初めての絶頂は、歯を食い縛っていなければ、自分を見失ってしまいそうな快感だった。</p>
<p>小さな一物には不相応な量の精液が、サキュバスの口に注ぎ込まれる。女性器からは、愛液がだらだらと垂れ流し。体液が滴る膝は、がくがくと震えっぱなし。</p>
<p>しかし、今までにない快感に打ち震えているのは、ニンファエアだけではなかった。</p>
<p>「んぐっ、む、ぅぅううっ♡♡　ごくっ、ごくごく……っ！　じゅるるるるるるるっ♡♡」<br />
「やめっ、そんな吸って――！！？　ひ――♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡」</p>
<p>サキュバスがニンファエアの一物をしつこくむしゃぶり続ける。</p>
<p>陰茎が引っこ抜けてしまいそうなぐらいに吸い付き、嚥下と共にぬるぬるした舌が上下に跳ねる。そのせいで、気持ちよさが止まらない。断続的な射精が、何度も何度も襲ってくる。</p>
<p>「くぁ、くっ、ぅう～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　も、だめ、脚が――！！？　ぁ――」<br />
「じゅるるるる、じゅるるるるる……！　んぐっ、む――ちゅぽんっ」</p>
<p>しつこい口淫がようやく終わったのは、あまりの快感にニンファエアが尻もちを付いて、一物がサキュバスの口から離れてしまった時だった。枯れ草で作られた絨毯のおかげでニンファエアがけがをすることはなかったが、絶頂の余韻が腰にまとわり付いて、脚に力が入らない。</p>
<p>そして、サキュバスは喉をごくんと大きく鳴らすと、まるで<ruby>神々の酒<rt>ネクタル</rt></ruby>を飲んだかのような恍惚とした表情を浮かべるのだ。</p>
<p>「ふおおおおお♡　何この子の精液、すっごい上質ぅ♡　魔力がこう、たっぷりで、こう、芳醇でぇっ♡」</p>
<p>もしも精液に良し悪しがあるとすれば、聖女たるニンファエアの精液は上質な魔力が豊富に含まれていて、さぞ美味なのかもしれない。</p>
<p>しかし、ニンファエア――いや、人間にとって、そんなことは理解も共感もできない。嘲笑のない心からの賛辞が、まったく響かない。だって、ニンファエアにとって、サキュバスなんてどうでもいい存在なのだから。</p>
<p>それでも、サキュバスにとって、ニンファエアはどうでもいい存在ではなかったらしい。</p>
<p>「……本当は、適当に分からせたら帰しちゃうつもりだったんだよ？　本当だよ？　人間とのトラブルなんて、もうこりっごりなんだから」<br />
「ぅあ、ぁ……」</p>
<p>「だけど、君のことは、帰したくないなぁ……っ♡」</p>
<p>サキュバスのその表情は、種族としての貌とは別に、何か強い執着を感じさせた。どこか、心をむず痒くさせるような。</p>
<p>そして、サキュバスは尻もちを付いたニンファエアの腕をつかみ、無理やり起き上がらせて歩き始める。</p>
<p>「ねえ、もっとシよ？　たくさん、たーっくさん、気持ちいいことシよ？」<br />
「やめ、どこに、連れて……っ」</p>
<p>せっかくの情事なのだから、部屋のど真ん中で立ったまますることはない、もっと相応の場所で――それは、男に抱かれたことのないニンファエアでも、十分理解できる心理だった。</p>
<p>しかし、サキュバスの行動は不用意だ。ニンファエアはひっそりと、サキュバスにつかまれていないほうの腕を軽く振った。</p>
<p>（体が、動く……）</p>
<p>本来サキュバスは、ニンファエアが射精し放心したところで、さっさと逃げてしまうべきだった。</p>
<p>たった1度の射精によって、性欲というものをいくらか解消できたニンファエア。サキュバスの施した<ruby>魅了魔法<rt>チャーム</rt></ruby>の効果も弱まっており、まだふらふらしているが何とか歩くことができる。ニンファエアにとっては、殺すにも逃げるにも、今が好機。彼女にはそれほど膂力があるわけではないが、その不足をどうとでもできる、圧倒的な魔力がある。</p>
<p>しかしニンファエアは、ほんの少しだけ、本当にほんの少しだけ思った……いや、自分に言い聞かせてしまったのだ。こんな風に強引に腕をつかまれてしまったら、抵抗できないのも仕方ない。機会さえあれば、いつでも、どうとでもできる――と。</p>
<p>「いやー。いつか使うかもって思って作ったけど、本当に使う時が来るなんてね」</p>
<p>サキュバスが連れ込み、そしてニンファエアの手首に宛がい始めたのは、洞窟の壁に打ち込まれた拘束具だった。</p>
<p>街道に転がっている廃馬車でも加工したのだろうか。金属の枷と鎖で作られた、両手首を肩口辺りで留めるだけの実に簡素なもの。ニンファエアの少女相応の膂力であれば確かに抜け出せそうにもないが、魔力を使えばどうか。しかも、拘束する対象の体格が考慮されていないのか、鎖の長さも余っている。これでは、近寄ってきた相手を脚で蹴り飛ばすことも、腕で絞め殺すこともできるだろう。岩壁に枯れ草を貼って背中が擦れないようにしている辺りからも、サキュバスが享楽に傾倒しすぎているのが分かる。</p>
<p>「……こんなことしても、無駄ですよ。私は、絶対に魔族などに屈しません」</p>
<p>「やだな～、そんなんじゃないって。私はただ、気持ちいーことがしたいだけっ。君も、気持ちいいのうれしいでしょ？」<br />
「誰が……っ。こんなもの、欲しくもありません」</p>
<p>ニンファエアは抵抗らしい抵抗をせず、ただ口がそれらしい言葉を紡ぐだけ。</p>
<p>しかし、気まぐれにほとんど近い空虚な言葉が、サキュバスの琴線に触れたらしい。</p>
<p>「……ふーん」</p>
<p>サキュバスのどこか含みを持った笑みは、ニンファエアの胸を妙にざわざわさせたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>キスができそうな距離。ニンファエアがサキュバスを間近で見てみると、彼女は本当に美しい。美術品がそのまま具現化したかのような美麗さでありながら、そのくだけた言動には町娘のような愛嬌がある。自分がお堅い修道女であったことに自覚があったからこそ、そういう女性には少なからず憧れがあった。ああ、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>がサキュバスでなければ。魔族でなければ！</p>
<p>そんな風に、もやもやとした感情を胸に抱きつつサキュバスに見とれている間のことだった。</p>
<p>「――ふっ、ぅう！？」</p>
<p>急にやってくる快感は、一物にではなく乳房に。</p>
<p>サキュバスが、ニンファエアの胸をもみしだいてきたのだ。</p>
<p>「うーん、きれいなおっぱい♡　この大きさでー、柔らかくてー、でもちゃんと張りがあってー♡」<br />
「こんなところ触って、んっ、何がいいんですか……っ」</p>
<p>「にひひっ♡　焦らない焦らない、前戯って大事だよぉ」<br />
「焦ってなど、ぅあっ♡　つぅ……！」</p>
<p>温かく柔らかな手が、年の割には大きめの乳房に食い込んでいく。その指遣いはあくまで優しく、人肌の温もりが筋肉を弛緩させていく――これはこれで、悪いわけではないが……口でもって射精させられた今、少し物足りない。</p>
<p>しかし、サキュバスの指が下着の中に潜り込みニンファエアの乳首をつまんだ瞬間、快感は一気に強くなる。</p>
<p>「ひぁ――んぐぅ！？　っ、っ～～～～♡♡」<br />
「あっ！　もう、声我慢しないで、苦しいでしょー？　ほぉら、そんなことしても、全部全部曝け出されちゃうぞぉ♡」</p>
<p>「やめっ、服、脱がせ――っ！？　ぁっ、ぁぁぁあっ♡♡」</p>
<p>サキュバスの手がドレスをはだけさせ、下着を完全に外し、薄桃色の小さな乳首を親指と中指を使って前後にしごいていく。</p>
<p>1度は射精したはずのニンファエアの一物は、いつの間にかまた硬く勃起していた――胸だけでは物足りない。<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>に触ってもらわなければ。だけど、魔族によって齎される快感をよしとするなんて――相反する感情のせいで吐き気を催してしまいそうだ。</p>
<p>魔族に対する敵意故、ニンファエアはサキュバスに対して懇願できない。だからこそ、サキュバスがひとしきりニンファエアの乳首を弄くった後に、いよいよ一物に手を伸ばし始めた時、ニンファエアは少しだけ『都合がいい』と思った。</p>
<p>しかし、完全に思い通りとはいかない。</p>
<p>「くひゃぅぁ♡♡♡　なに、その変な触り方――ひっ、ぁぁああっ♡♡♡」</p>
<p>先ほどのような、素直な手付きではない。人差し指と中指を立てて、2本指でかりかりとくすぐるような、意地悪な手付き。</p>
<p>「知らない？　指コキっていうんだよぉ。こうやって焦らして、おちんちんにたっぷり精液を溜めるの♡」<br />
「ゆび、こ――！！？　いいから、これ、やめ――♡♡♡　ひぅ、あんっ♡♡♡」</p>
<p>「ぁ～、ほんとすっごい敏感なおちんちん……♡　指でちょっと触っただけで、びくびくしてるぅ……♡」</p>
<p>裏筋を指先でくすぐられる度に、小さな一物がびくんと跳ねる。ニンファエアは何だか、一物でダンスか何かでも踊らされているような気がして、ものすごく癪だった。だけど、ああ、確かにこれは気持ちいい。くすぐられる時のぞくぞく感が癖になりそうだ。</p>
<p>しかし、30往復、40往復と指先で裏筋をくすぐられていると、快感の中にある<ruby>不<rt>・</rt></ruby><ruby>快<rt>・</rt></ruby><ruby>感<rt>・</rt></ruby>に気付く。</p>
<p>（これ、いつになったら、射精でき……っ♡）</p>
<p>たった1回の射精でも、推し量れることがあった。もしもサキュバスがニンファエアの一物を口にくわえてしごいていたら、あるいは握ってしごいていたら、はたまたあるいはつまんでしごいていたら、これだけの時間があればとうに射精できていたはず。</p>
<p>しかし、指コキと呼ばれるこの方法はこんなにもぞくぞくするというのに、一向に射精する気配がやってこないのだ。何だか、射精できないまま、下腹部に気持ちよさを溜め込まれているよう。延々と、少しずつ、巨大な水瓶の中身を水滴でもって満たしていくように。</p>
<p>ガチン。</p>
<p>「ぁ――」<br />
「拘束されてるの、忘れちゃった？」</p>
<p>ニンファエアは、無意識の内に自分の手で一物を慰めようとしていた。しかし、手首に巻き付いた長さ余りの拘束具は、一物を手で握れるほどまでは長くない。</p>
<p>あんなに忌避していたものに、自分で触れようとしていたなんて――そうがくぜんとする以上に、射精できないのがつらかった。</p>
<p>「ふっ、ぅぅううっ♡♡♡　ぁ、ぅあ、ぁぁぁぁぁあ……！！？」</p>
<p>小さな一物の先から、透明な液体がだらだらと零れる――違う、それではない。私が出したいのは、透明ではなくて、もっと白く濁った――ニンファエアは自分がとんでもないことを考えていることに気づき、頭を横にぶんぶんと振る。</p>
<p>それでも、理性は全身にまでは及ばない。彼女の腰は無意識の内に前後に動き、自ら一物をサキュバスの指に押し当て始める――ああ、気持ちいい。サキュバスが刺激を強くしてくれたのか――自分のしていることに目を背けながら。</p>
<p>しかし、一物の根元が持ち上がるような気配を感じた矢先、サキュバスは立てた指をすっと離してしまうのだ。</p>
<p>「自分で気持ちよくなるのはだーめ♡」<br />
「ぁ゛、ぁぁぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁああ――！！？」</p>
<p>「――<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>、<ruby>欲<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>んでしょ？」</p>
<p>せっかく近づいてきた射精感が、また遠のいていく。今日1度も、それどころか今までの戦いの中ですら上げたことのない悲鳴が、ニンファエアの口から零れた。</p>
<p>いい加減、ニンファエアも気付いた。サキュバスは、ニンファエアに快感を与えながら、射精を許さない。そういうやり方なんだと。</p>
<p>「ぅあ゛、ぁぁぁぁあああっ♡♡♡　やめ、こんなの、やめでくださいぃっ！！？」<br />
「まあまあ、別に痛くしてるわけじゃないんだからさ。せっかくだから、おっぱいも触ったげるねぇ♡」</p>
<p>「ひっ、ぃぃぃいいっ♡♡♡　やだっ、それ、つら――！！？　ぅ゛ぅぅううううっ！！？」<br />
「おちんちんかりかりしながら、乳首もしこしこ♡　すごいね～、私だったら、こんなことされたら気持ちいのたくさん欲しくなっちゃうなぁ～♡」</p>
<p>ニンファエアは、乳首と一物を弄くられたままの状態で、全身をめちゃくちゃに暴れさせた。ガチガチガチガチ、ガチガチガチガチ！　――拘束具の音が洞窟内で喧しく響く。決して、今の拘束から逃げ出そうとしたわけではない。ただ、どうにかして一物にもっと強い刺激を与えたかっただけだった。</p>
<p>腰を振って、空気の摩擦でも、遠心力でも、何でもいいから刺激を得ようとした。しかし、空気は軽く、小さな一物では遠心力で血液を海綿体に集めることすらできない。脚を持ち上げて、自分の内股か足先で一物を刺激しようとした。しかし、一物があまりに小さすぎて、内股も足先も届かない。</p>
<p>「……<ruby>暴<rt>・</rt></ruby><ruby>発<rt>・</rt></ruby>なんてできると思わないでね。私、サキュバスだよ？　おちんちんイカせるのは得意だけど、それと同じぐらい、イカせないのも得意なんだから♡」<br />
「ぅぁ゛ぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああーーーーっ！！？」</p>
<p>ニンファエアは、ほんの少しでもサキュバスに軟化しかけたことを悔やむのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、指コキと乳首責めによる寸止めは延々と行われた。サキュバスを見つけた時はまだ日が昇りきっていなかったはずなのに、洞窟の入り口のほうからは今、ほのかに赤い光が差し込み始めている。</p>
<p>「くっ、ぅ゛、ぅぅぅうううう♡♡♡　ふっ、ぅう、ぅぅぅぅううううっ！！！」</p>
<p>目を血走らせ、歯をむき出しにしてふーふーと息づくニンファエア。その姿は聖女というより、餌を前にお預けをされている獣に近い。</p>
<p>そんな彼女に対して、サキュバスは優しくほほ笑んだ。</p>
<p>「私さ、人の考えって変わるものだと思ってるの」<br />
「突然、何を言って……ッ」</p>
<p>「だからさ、今までのことぜーんぶ忘れて、正直な思いを聞きたいな――イキたくない？」<br />
「ッ――」</p>
<p>「ねーえ♡　イ、キ、た、く、な、い？」<br />
「っ……♡♡♡　だったら、何だと、言うんです……ッ！！！」</p>
<p>「うんうん、そっかぁ♡　だったらね、うーん、じゃあ、そうだねぇ」</p>
<p>先の『快楽など欲しくもない』というニンファエアの態度と比較すれば、随分と折れた言葉。しかし、それでも『イカせて』と泣いて懇願しないのは、聖女としての精神力と自尊心があってのもの。</p>
<p>生意気な答えだが、サキュバスにとっては十分だった。</p>
<p>「……私の言うこと何でも聞いてくれたら、たくさんイカせてあげる」<br />
「それ、は――」</p>
<p>サキュバスのその言葉に、ニンファエアは一瞬だけ考え込む――この魔族は、果たして何を要求するつもりなのだろうか。最も考えられるのは『自分のことを見逃して』。あるいは何か別のことを？　家事手伝い、物探し、窃盗、復讐、殺人――。</p>
<p>しかし、ニンファエアが思考できたのは、ほんの一瞬だった。考えるよりも先に、口が動いたのだ。</p>
<p>「……分かり、ました」</p>
<p>ほとんど反射的に応えた後、ニンファエアは慌てて怒気と憎悪をむき出しにした表情を作る。</p>
<p>心からの屈服ではない。あくまでも、取引に応じただけ。ほんの少しの妥協。どれだけの責め苦を味わっても、聖女たる自分が魔族に媚びることなどあり得ない。忘れるな、こちらにはお前を塵にできる力がある、生殺与奪を握っているのはこちらだッ！！</p>
<p>「いいの？」<br />
「……貴女の言うことに従えばいいんでしょう」</p>
<p>――いくら心の中で強がっても、もう無駄だというのに。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「うーん。それじゃあ、待ちに待った1発目はどうしよっか？」<br />
「っく……♡　ぅ゛ぅう……！！」</p>
<p>一物の前で指をくるくるさせるサキュバスに、いら立ちを覚えるのはほんの一瞬だけ。</p>
<p>「そんなに焦らなくても大丈夫だよぅ。……っていうかね、私もずーっと我慢してたから、もう限界なんだよ……っ♡」<br />
「っあ――♡♡♡」</p>
<p>小さな一物を、手のひらで包み込むようにぎゅっと握られる。たったそれだけで、一物の根元がびくびくと震えながら持ち上がっていく。体が待ち望んでいたはずの快感。しかし、それは幸福などではなかった。</p>
<p>「しこしこしこしこ～っ♡」<br />
「ぅ゛あぁぁぁあああああああっ！！！？　待っ――♡♡♡♡　いきなり、強――！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁああああああああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>強く握り込んだ手で一物を激しく前後にしごかれる快感は、ニンファエアの許容量をあっという間に突破した。</p>
<p>「っあ゛――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁあああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　だめ、<ruby>中<rt>・</rt></ruby>、熱――！！！？　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」<br />
「うっはぁ、精液のシャワー♡　こういうぜいたくな搾り方、1度やってみたかったんだよね～♡」</p>
<p>煮詰めたように粘度の高い精液が、尿道の隅から隅までをくすぐっていく。あまりにも射精の勢いが強かったから、あまりにサキュバスの手コキが激しかったから、吹き出した精液があちこちに飛び散っていく。それは、普通の人間同士の交尾では起こり得ない射精。</p>
<p>そして、苦痛の快楽搾精は続くのだ。</p>
<p>「ほらほら、どんどんいくよぉ♡　お預けした分、たーっぷりぴゅっぴゅさせたげるからねぇ♡」<br />
「ぉ゛あっ♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！？　だめ、出した直後――♡♡♡♡　先が敏感に――♡♡♡♡　ぅ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡」</p>
<p>「ぅははっ、また<ruby>射精<rt>で</rt></ruby>たぁ♡」<br />
「っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　これ、きづ――っ！！！？　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>射精直後もなお続けられる搾精。お預けにされてつらかったのは、サキュバスも同じだったのだろう。少し急いたような乱暴な手コキが、小さな一物の根元から先っぽまでを隅々まで陵辱していく。</p>
<p>ニンファエアの視界がちかちかと明滅する。膝ががくがくと震える。もしも両手首を拘束されていなかったら、とっくに腰が抜けて地面にへたり込んでいたはずだ。</p>
<p>一物が、下腹部が、下半身が、全身が、脳までもがどろどろに溶かされるような心地がする。こんなに気持ちいいだなんて聞いていない！？</p>
<p>「おねがっ、だめ――！！！？　いっだん止めで、くだ――っ♡♡♡♡　止まらないの゛っ、おがしっ、おかしぐなる――！！！？　ぎっ、ぃ゛い～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>ニンファエアは必死にサキュバスに制止を呼び掛けた。しかし、サキュバスはうっとりするような笑みを浮かべながら、一心不乱に一物をしごき続けるだけ。</p>
<p>それならば、自分で何とかして、射精を止めようと思った。腹筋に力を込めて、精液の移動を妨げる。あるいは、腰を左右に振って、サキュバスの手から逃げる。いっそのこと、拘束されていない脚でサキュバスを蹴り飛ばしてしまう。しかし、何をどうしようと思っても、快感はなくならない。</p>
<p>……それどころか、体が思うように動かない？</p>
<p>「君の躰、<ruby>魅了魔法<rt>チャーム</rt></ruby>を掛けたみたいになってるぅ♡　そんなに気持ちいいことして欲しかったんだぁ……っ♡」</p>
<p>サキュバスのかけた脆弱な<ruby>魅了魔法<rt>チャーム</rt></ruby>がとっくに解けてしまっていたとしても、無自覚の被搾精願望に塗れた体が抵抗を許さない。どれだけニンファエアの心が拒絶しようとも、体は乾いた砂漠のように<ruby>水<rt>かいらく</rt></ruby>を欲し続ける。</p>
<p>それでもニンファエアは、この気持ちよさを何とかしたくて仕方なかった。思うように動かない体に喝を入れて、脚をふらふらと持ち上げる。それは彼女の精神力の為せる業。</p>
<p>しかしそんな儚い抵抗は、サキュバスがあっという間に、ニンファエアの両太ももを抱きかかえるようにして抑え込んでしまった。</p>
<p>「ほぉら、乱暴しちゃだめだよ。<ruby>大<rt>・</rt></ruby><ruby>人<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>」<br />
「ぅぐ――！！！？　はっ、ぁぁぁ……っ♡♡♡♡　はぁぁぁぁ……っ♡♡♡♡」</p>
<p>自分の太ももに両腕を回すサキュバスを見て、ニンファエアはちょっとだけ『助かった』と思った。だって、両腕がふさがっていれば、自分のものを手でしごくことなんてできないから。</p>
<p>しかし、サキュバスは自分の目の前にあるニンファエアの一物を見つめると、彼女を見上げながらにんまりと笑う。</p>
<p>「あ、この体勢、ちょうどいいや」<br />
「な――！！！？　ど、どうしでっ、そんな、<ruby>口<rt>・</rt></ruby>を大きく開け――ッ♡♡♡♡」</p>
<p>「いただきまーす♡」<br />
「――ひゃぁぅぁあああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡」</p>
<p>そうして、手による搾精の後は、口による搾精が始まったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「じゅるっ、じゅるるぅうっ♡　ん～やっぱひ君のおちんひん、小っひゃくてかわひぃなぁ♡」<br />
「ふぁぅぉおっ♡♡♡♡♡　ひひゃっ、何っ、これ――！！！！？　こんな、知らなひっ♡♡♡♡♡　しらなひぃぃぅぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>今までの力んだ喘ぎ方から一転して、ニンファエアの口からは甲高い、間の抜けた声が溢れ始める。その快感は、ニンファエアの経験したことのないものだった。</p>
<p>ここに来た当初も、サキュバスは口淫で射精を促してきた。だけど、当初のただ口をもごもご動かすだけのそれとは、あまりに舌遣いが違う。小さな一物の中でも特に敏感な裏筋を、唾液のたっぷり乗った舌の表面でじゅりじゅりとしつこく摩擦される。これこそが、サキュバス本来の口淫だ。</p>
<p>「ぃひ、あ゛――ッ♡♡♡♡♡　っひぁ゛ぁぁああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひっ、ぃ゛ぃぃいい――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「んぐんむぅっ♡♡♡　ごきゅっ、ごきゅ――♡♡♡　おいひぃぃ～♡♡♡」<br />
「ぉ゛――♡♡♡♡♡　ぁ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>体がどくんと飛び上がるような、あまりに強い射精の衝撃が、ニンファエアの意識を吹き飛ばした。</p>
<p>気絶。長い戦いの中でも、経験したことはなかった。意識を無理やり奪われていく感覚は、少し怖い。だけど、今はその静寂が救いのように思える。ああ、体を襲うあまりにも強烈な気持ちよさが、だんだんと薄く……。</p>
<p>しかし、次の瞬間、予想外の部位に衝撃が襲った。</p>
<p>ズブリ。</p>
<p>「――んぐぉッ♡♡♡♡♡　ッ゛――！！！！？　ッ゛――！！！！？」</p>
<p>まさか？　そんな！？　だって！！？　――あまりにも<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>な感覚に、夢を見る1歩手前だったニンファエアの意識が無理やり引き戻される。『その感覚こそ<ruby>現<rt>うつつ</rt></ruby>ではなく夢の中のものだ』と思いたかったけれど、ああ、勘違いではない。</p>
<p>サキュバスが、ニンファエアの背後に回した指を、尻穴に突っ込んでいたのだ。</p>
<p>「大丈夫？　白目むいちゃってたよ？」<br />
「な、に゛――！！！？　をしてっ！！！？　そんなところをぉ゛ぉお――！！！？」</p>
<p>サキュバスは笑いながら、尻穴に挿れた人差し指をぐにぐにと動かしてくる。</p>
<p>ニンファエアは絶叫した。『信じられない』と思った。今までも散々信じられないことばかりだったけれど、その行為が1番信じられない。だって、不浄の穴に指を挿れるだなんて、信じられるわけが……。</p>
<p>しかし、その行為は<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>物<rt>・</rt></ruby>だ。</p>
<p>「ぅ゛あぅぉ――♡♡♡♡♡　なに゛、これ――♡♡♡♡♡　奥、熱い――♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ゛ぉぉぉおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡」<br />
「知らない？　前立腺っていうの。ふたなりっ<ruby>娘<rt>こ</rt></ruby>にもあるんだねぇ～♡　ここをこりこりしたげるとね、どーお？　押し出されるみたいでしょ♡」</p>
<p>「や゛めっ♡♡♡♡♡　これ、でる♡♡♡♡♡　無理やりだされッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおおお、ぉ゛ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>指が、一物の根元にある何か不思議なものを圧迫していく。そのたびに、がちがちに硬くなった一物がさらに硬く勃起して、根元からぞくぞくとした何かが上ってくるような怖気を感じる。怖い。怖い。怖い。しかし、体は紛れもなくその感覚に悦んでいる。だからこそ、ニンファエアは身じろぎすらできず、ただ唇を突き出しながら、声を上げることしかできない。</p>
<p>「だめ、だめ――ッ♡♡♡♡♡　これいじょっ、押されだら――ぉごぉおッ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>前立腺を刺激されたことによる、ぼとぼとと零れるような不自然な射精。代わりに、一物の下にあるニンファエアが本来持つ女性器から、潮がぶしぶしと勢いよく吹き出した。</p>
<p>「やめ゛っ、やめで――♡♡♡♡♡　やめでぐださい゛ぃぃぃいいいいいっ♡♡♡♡♡　これいじょっ、これ以上はぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡」<br />
「え～♡　でも、君だっておちんちんずっとかちかちじゃーん♡　本当は、もっとたくさんぴゅっぴゅしたいんでしょぉ♡」</p>
<p>「だってっ、こんなの゛、おがしっ♡♡♡♡♡　おがしいぃいっ♡♡♡♡♡　どうしてなくならなッ♡♡♡♡♡　わだしの体っ、こわ゛れっ、ぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡」<br />
「さ、<ruby>お尻<rt>アナル</rt></ruby>の気持ちよさにも目覚めちゃったしぃ。今度はお口で搾りながらほじほじしたげるねぇ♡♡♡」</p>
<p>「ぅあ゛っぉおおおおっ♡♡♡♡♡　ふぁぇっ♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉぉぁぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ニンファエアは、こんなにも射精しているのに精液がなくならないのが、不思議で仕方なかった。性知識に疎くても、常識で考えれば分かることだ。こんなにも体液を出し続けていれば、いつか体が干からびてしまう。</p>
<p>しかし、彼女は知らなかった。サキュバスが搾り取っている精液は、ただの精液にあらず。彼女たちは射精という手段を通して、相手の体液ではなく、魔力を吸い取っている。</p>
<p>魔王を斃すほどの膨大な魔力を有する聖女ニンファエアを相手にすれば、いくら脆弱なサキュバスが<ruby>精液<rt>まりょく</rt></ruby>を吸い取ったところで、底を突くはずがなかったのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ぁ゛ぅあっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　ごれ゛っ、だめっ、ほんとうに゛っ、だめ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>はだけた純白のドレスが、精液の白で汚れていく。</p>
<p>もう限界だった。理性的に『神の教えに背くわけにはいかない』とか『魔族にどうにかされるわけにはいかない』とか以前に、生存本能が警鐘を鳴らしていた。</p>
<p>「ぅぐ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぅ゛ぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
（あ、駄目――♡♡♡♡♡　これ以上は、もう、<ruby>弾<rt>・</rt></ruby><ruby>け<rt>・</rt></ruby>――♡♡♡♡♡）</p>
<p>もう何度目かも分からない射精の時、ニンファエアが感じたのは、体内の魔力の高まりだった。魔力が風船のように膨らみ、そしてぱんと破裂する、暴走。飲んだ水が気道に入ったら咳込むのと同じように、それは危機にひんした際の反射に近い。</p>
<p>ニンファエアにとって、魔力の暴走というのは、あまり良い気分のするものではなかった。あまりに膨大な魔力の暴走は、少なからず自分にも被害を与えるから。何より、自分の未熟を白状するようなものだから。だから、意識してやろうと思ったことはない。</p>
<p>だけど、ああ、こんな風に魔力が暴走すれば、全てを破壊できる。間もなく、目の前のサキュバスは死ぬ。ああ、最初からこうすれば良かった。</p>
<p>やがて体内で溜まりきった魔力は、勢いよく全身から放出され――。</p>
<p>そして、何も起こらなかった。</p>
<p>「ぁ、ぇ――？」</p>
<p>呆けた声を上げるニンファエアのことを、サキュバスがきょとんとした表情で見上げている。</p>
<p>「今、何かしようとした？」<br />
「ぅあ、ぁ――？　ぁぐっ♡♡♡♡♡　ぅ゛ぅぅぅぅうううううっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>相も変わらず続く、搾精行為。</p>
<p>ニンファエアは快感に悲鳴を上げながら、今度は意識的に魔力を高めていく。しかし、どれだけ魔力を高めて放出しようとしても、その寸前で魔力が霧散してしまう。くしゃみが出そうで出なかった時のような不快感を覚える。</p>
<p>おかしい。こんな現象、今までに覚えが……！　一体どうしてっ！！？</p>
<p>その疑問に答えてくれたのは、他でもない、目の前にいたサキュバスだった。</p>
<p>「さっき言ったでしょ？　『<ruby>大<rt>・</rt></ruby><ruby>人<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>』って」<br />
「だから、何だと――ッ」</p>
<p>「君、もしかして、魔族と出会うの初めて？」</p>
<p>ニンファエアは『そんなわけがない』と思った。このサキュバスは、自分が今までどれだけの魔族を斃したと思っているのか。</p>
<p>しかし、サキュバスはニンファエアの下腹部をつんとつつく。その刺激につられて自分の体を見下ろすと、下腹部に赤紫に輝く紋様が刻まれていたのだ。</p>
<p>「な、なに、これ……」<br />
「<ruby>契<rt>・</rt></ruby><ruby>約<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>証<rt>・</rt></ruby>。もちろん、私との、ね♡」</p>
<p>「けいや――！！？　何を、ばかなことを……！！？」</p>
<p>それは、教会でよく言い聞かせられてきた中でも出てくる、おぞましい言葉だった――悪魔……すなわち魔族と契約してはならない。奴らは『お前の願いを叶えてやるぞ』と、人々の欲望に付け込んでくる。ひとたび契約すれば、その者は魔の下僕となり、もう人ではなくなる――ニンファエアには、目の前のサキュバスと契約などした心当たりがない。</p>
<p>「私は、私がッ！！！　貴女なんかと！！！　契約など、する、わけ、が……」</p>
<p>しかし、ニンファエアの言葉はそこで止まった。</p>
<p>『私の言うこと何でも聞いてくれたら、たくさんイカせてあげる』<br />
『……分かり、ました』</p>
<p>『いいの？』<br />
『……<ruby>貴<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>言<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby><ruby>に<rt>・</rt></ruby><ruby>従<rt>・</rt></ruby><ruby>え<rt>・</rt></ruby><ruby>ば<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby>んでしょう』</p>
<p>今まで出会った魔族をことごとく武力でもって打ち斃してきたニンファエアだからこそ、うかつだった。悪魔……すなわち魔族と契約してはならない。それはたとえ、ちょっとした口約束であったとしても――だ。</p>
<p>「君みたいな<ruby>欲<rt>・</rt></ruby><ruby>望<rt>・</rt></ruby>どろどろの人間を餌にするのが、私たち魔族なんだよ――♡」<br />
「ぁ゛、ぁぁ゛――！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――っ！！！！？」</p>
<p>気付くのが遅すぎた人々と魔王の話。</p>
<p>魔族の力の源泉とは、人々の欲望だった。彼らは人々の欲望を喰らい己が力とし、時には謀略でもって人々の欲望に付け込んでくる。聖女ニンファエアはその欲望を持っていなかった。だからこそ、聖女ニンファエアは魔王を斃すことができた。</p>
<p>彼女もまた、気付くのが遅すぎた。一物を生やされ、身を焦がすほどの<ruby>欲望<rt>せいよく</rt></ruby>を抱いてしまった瞬間、<ruby>聖<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>ニンファエアは死んだのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「い゛やだッ！！！！？　そんなっ、こんな゛の！！！　私がッ、そんなはずッ！！！？　ぅ゛あっ、ぁ゛ぁぁぁぁあああああっ！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁぁああああああああああああああッ！！！！？」</p>
<p><ruby>少<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>ニンファエアは涙をぼろぼろと零しながら喚き始める。『うそだ！』『これは何かの間違いだ！！』『そんなはずはない！！！』――しかしどれだけ彼女が喚いたところで、ほんの少し快楽をお預けにされただけの小さな一物は、天を突くように硬く勃起し、射精を欲し続けている。</p>
<p>サキュバスは、そんなニンファエアの一物を手でしごきながら、彼女の耳元でささやき始めた。</p>
<p>「せっかくだから、契約の続きもやっちゃおうか。君のことをたくさんイカせてあげれば、<ruby>私<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>言<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby><ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>聞<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>く<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby><ruby>る<rt>・</rt></ruby>んでしょ？」<br />
「やめ――！！！？　やめ゛――ぉ゛あぅっ♡♡♡♡♡　やだっ、私はッ、こんなので悦んでないぎぃッ♡♡♡♡♡　ぅあ゛ぁぁああああっ、ぁ゛ぁぁぁぁああああああああああああああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>一時の欲望に誑かされて結ばれたのは、まるで自身の全てを魔族にささげるかのような、考え得る限り最悪の契約。そして、サキュバスの美しい声音で紡がれるのは、悪意、優越、征服、執着、愛情――さまざまな感情が入り交じった、おぞましい言葉。</p>
<p>「――君はずっと、ずーっと、私の<ruby>雄<rt>・</rt></ruby><ruby>牛<rt>・</rt></ruby>さん♡　私のために、おいしい<ruby>精液<rt>ミルク</rt></ruby>を<ruby>いつまでも</ruby>作ってね♡」</p>
<p>ぼろぼろと涙を流し続けるニンファエアの耳を通り、脳を――いや、魂までを冒してくるそれは、最悪の命令。下僕ですらなく、ただの家畜になれという、聖女以前に女として、そして人としての尊厳を全て奪うよう。</p>
<p>しかも、その命令には<ruby>含<rt>・</rt></ruby><ruby>み<rt>・</rt></ruby>があった。</p>
<p>「知ってる？　契約って言ってもね、できないことはできないの。例えば、ふつーの人間に『世界を滅ぼせ』なんて言っても、そりゃ無理なわけ。で、私みたいな魔族って不老不死なの。普通の人間じゃあ、私たちとは時間の流れが違うから、『いつまでも』なんて無理なんだけど」<br />
「ぅ゛あ、ぁ――」</p>
<p>「君の魔力はすっごい豊富だから。私たちとおんなじ時間を過ごせるかも」<br />
「なに――、魔力が、からだが――ッ！！？」</p>
<p>ニンファエアがその言葉の意味を理解してしまった瞬間、自身の魔力の変容を感じた。膨大な魔力が体の隅々にまで循環し、細胞という細胞の老いを止めていく。それでも余りある魔力は、全て下腹部に。</p>
<p>普通の人間であれば絶対に不可能。しかし、規格外の力を持ったニンファエアだからこそ応えられてしまう。</p>
<p>全ては、サキュバスのために、おいしい<ruby>精液<rt>ミルク</rt></ruby>を<ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby>作るために。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「嫌だ、嫌だぁぁぁぁぁああッ♡♡♡♡♡　おねがいっ、殺してッ♡♡♡♡♡　お願いですがらぁぁぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　わだしっ、こんなのッ、こんなの゛ぉぉおおおおッ♡♡♡♡♡　ころしでっ、殺しでよぉ゛ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおッ♡♡♡♡♡」<br />
「えー、やだよう。最初にも言ったけどさ、私『人間に復讐だー』とか考えてないわけよ」</p>
<p><ruby>雄<rt>・</rt></ruby><ruby>牛<rt>・</rt></ruby>ニンファエアは何度も射精しながら、『殺して』と叫び続けた。聖女である自分に、こんな惨めな終わり方があってたまるものか！！　――家畜としての立場と性欲に溺れた体に対してあまりにも分不相応な精神が、無意味な抵抗を続けるだけ。</p>
<p>サキュバスは、ニンファエアの一物を片手で無造作にしごき、もう片手で尻穴をほじくり回しながら、ため息を付くのだ。</p>
<p>「ところでさ、君にこの場所が見つかったってことは、そろそろお引っ越しの頃合いってことなんだよねー」<br />
「ぅぐおっ、ぉ゛ぉぉぉおおおおおおおっ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　いや゛、こんな゛ッ♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「あーあ。せっかくここまで家具とかそろえたのに。ねえ君、どこか良い場所知らない？」<br />
「やだっ、ころしでッ♡♡♡♡♡　ころし――ッ♡♡♡♡♡　っぎぃぃい～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「今度は、うーんっっと遠い場所に逃げよっと。人間たちに絶っっ対に見つからないようにさ」<br />
「だっでッ♡♡♡♡♡　わだし、私は――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　聖女としでっ、人々、をぉお゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉぉおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「……もちろん、君も一緒だよ？　雄牛さん♡」<br />
「ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉぉおおおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>これは、<ruby>聖<rt>・</rt></ruby><ruby>女<rt>・</rt></ruby>ニンファエアとしての生が終わり、<ruby>雄<rt>・</rt></ruby><ruby>牛<rt>・</rt></ruby>ニンファエアとしての生が始まる――その境目を、ほんの少し切り取った話に過ぎないのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>魔王の死後、散り散りになった魔族たちはそれぞれの生き方を模索することになった。人間への復讐を誓って戦い続ける者、人間の世界に溶け込んで共存する者、そして人間との関わりを絶つ者。</p>
<p>大陸より遠く離れた島に、サキュバスたちの住まう地があった。</p>
<p>ほんの十数人しかいないサキュバスたちの生活は、実に平和なものだった。この島には、水が豊富にある、加工できる木や石もたくさん。魚や獣、果物もとれるにはとれるが、彼女たちには必要最低限でいい。だって、彼女たちの餌はたった<ruby>一<rt>・</rt></ruby><ruby>頭<rt>・</rt></ruby>で十分だったのだから。</p>
<p>「さぁさ、<ruby>雄<rt>・</rt></ruby><ruby>牛<rt>・</rt></ruby>ちゃん♡　今日もたっくさん気持ちよくなりましょうねぇ♡　ほぉら、サキュバスおまんこですよぉ♡」<br />
「ぅ゛あっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡♡　やめ゛っ、溶ける゛っ♡♡♡♡♡　私のがとけ――♡♡♡♡♡　ぅひぁ゛あああああぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>その辺の木と石でこしらえた集落において、最も大きく堅牢、華美な建物にて、ニンファエアは精液を搾り取られ続けていた。今は、騎乗位で搾り取られる時間。</p>
<p>朝から晩まで、サキュバスたちに代わる代わる犯されて、時折食物や水を口移しで与えられて、また犯されて、最後は気絶するように眠る。すると、朝目覚めた時には、魔力が回復して元通り。また、搾り取られ続ける1日が始まる。</p>
<p>「はぁぁ、満足満足♡　うっし、今日も1日島の開拓がんばるぞー！」<br />
「ひっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁ、ぁぁぁ――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「おはよーっと、ちょうど空いてるね♡　じゃ、私もいただきまーす♡」<br />
「ぅ゛ぁ、ぁ゛ぁぁぁあ――っ！！！？　やめ、せめて休ませ――♡♡♡♡♡　ぁ゛、ぁ゛ぁぁぁぁあああああああああああああっ♡♡♡♡♡　どうしで、こんな恥ずかしい格好で――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぐっ、っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>食事の済んだサキュバスがニンファエアの腰からのくと、すぐに次のサキュバスが食事を始める。今度のサキュバスは、両足をつかんで持ち上げた状態の騎乗位――彼女たちが言うには『ちんぐり返し』の状態で犯され始める。</p>
<p>サキュバスたちの搾精に対して、『飽きる』という概念はなかった。あるサキュバスの膣はやわらかくねっとりと絡み付くようで、またあるサキュバスの膣はきゅうきゅうときつく締め付けてくるよう。一方で、あるサキュバスの手はちろちろといたずら好きで、またあるサキュバスの口はがっつくよう。はたまたあるサキュバスの胸は弾力はあり、あるサキュバスの腋は柔らかく、あるサキュバスの尻は締め付けが強く、あるサキュバスの足裏は手よりも器用――。</p>
<p>実にさまざまな刺激で一物を玩ばれれば、射精を我慢することなどできない。それどころか、もはや一物に触れる必要すらなく、尻穴や乳首を弄くるだけでも射精してしまう有り様だ。</p>
<p>「や゛めっ、やめでくだざいぃいいいっ♡♡♡♡♡　わだしっ、こんなの゛ッ♡♡♡♡♡　いや゛、いやだぁぁぁぁぁあああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
「あははっ、こーんなにお精子ぴゅっぴゅしながら言っても説得力ないぞ～♡　体はこーんなに悦んでるのにさ～♡」</p>
<p>「ちがっ、わだしっ、私――♡♡♡♡♡　私は、せいじょの――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ゛っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>力の弱いサキュバスが施した契約は、不完全な代物だった。</p>
<p>欲望に弱いニンファエアの体を堕とすことができても、精神までをも完全に屈服させることはできなかったのだ。故に、元聖女としての、元人間としての自尊心が抵抗を続ける。いっそ心まで堕ちることができれば、どれだけ楽だったろうか。</p>
<p>「ところでさ、この子の<ruby>かぶり物<rt>ベール</rt></ruby>。どうして着けたままなの？」<br />
「あー、何だか大切なものらしいよ？　もう汚れちゃったし、捨てよっかなって思ったらしがみ付いて離さないの」<br />
「ふーん……ま、いっか。これはこれで、聖職者サマ犯してるって感じがして興奮するし♡」</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁあああああっ♡♡♡♡♡　わだしはっ、聖女が、こんな゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛っ、あっぁ゛っあっぁ゛ぁぁぁああああああああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>彼女は苦しみ、自分が聖女であった証にすがりながら、サキュバスに<ruby>精液<rt>ミルク</rt></ruby>を<ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby><ruby>も<rt>・</rt></ruby>与え続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>遠国の未知なる脅威よりも、隣国との小競り合い。何なら、隣国との小競り合いよりも、自国の権力争い。近眼な指導者しかいないこの腐りきった世界で、大陸より遠く離れた島に目を向ける者などいない。</p>
<p>ニンファエアの魔力があまりに膨大上質で、サキュバスたちの欲求を全て叶えてしまったから。それが故、戦争に懲りたサキュバスたちが大陸にまで赴いて男漁りをするなんて無茶をすることもなかったから。</p>
<p>聖女ニンファエアが既に死に、<ruby>雄<rt>・</rt></ruby><ruby>牛<rt>・</rt></ruby>として魔族の永遠なる餌になってしまったこと――人々は、気付くことすらできなかったのだった。</p>
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		<title>母乳牧場のバイトで先輩乳牛娘からくすぐり搾乳を受けて連続射乳絶頂させられる話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Oct 2024 03:45:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
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					<description><![CDATA[世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生"とうこ"の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>世界各地で、母乳が製品として製造される時代になりました。お金に悩む学生&#8221;とうこ&#8221;の近所にも、クラフトビールならぬクラフト母乳を製造している、小さな小さな牧場があります。高給故にダメ元で応募してみたら、まさかの採用。しかし、牧場によって母乳の製法はさまざまで、そこは乳牛娘の腋の下とスペンス乳腺をくすぐりまくって射乳を促す、結構大変な職場だったようで――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">※この作品は、<strong>Skeb</strong>で頂いた有償リクエストの作品です。</p>
<p style="text-align: center;"><a rel="sponsored noopener" target="_blank" class="btn btn-green btn-m" href="https://skeb.jp/@omonove">Skebで絵や小説を依頼する</a></p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>母乳が商品として流通するようになってから、数年が過ぎた。</p>
<p>何でも、世の偉い学者さんたちが新たに見つけた物質が、病気にとてもよく効くとか。それで、その物質が人間の女性から得られる母乳に多く含まれているとか。他にも何やかんやと理由があるらしいけれど、頭のよくない<ruby>私<rt>・</rt></ruby>にはさっぱり。</p>
<p>とにもかくも、製薬用、研究用、そして飲用――世界中のさまざまな場所で、商品となる母乳が搾られるようになった時代ということだ。大手企業が生産する、安定品質の母乳、管理のずさんな企業が<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>ら<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>、生産停止の母乳、『絶対に買うな』という消費者庁のチラシが各所に貼られている、密輸母乳。世の中には、さまざまな母乳がある。</p>
<p>その中でも特に人気を博しているのが、各地の小規模な農場で作られる母乳――クラフトビールならぬ、クラフト母乳だった。よりおいしく、栄養たっぷりの母乳を作るために、その製法は牧場によってさまざま。飲み比べて楽しい、そのバリエーションの豊かさが、人気の理由となったらしい。</p>
<p>「――で、<ruby>私<rt>・</rt></ruby>は近所の小さな牧場でバイトを始めたってわけ」</p>
<p>「どうしたの？　<ruby>と<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>ちゃん」<br />
「あ、いえ。何でもないです、先輩」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、申し遅れた。</p>
<p>私は<ruby>坂江<rt>さかえ</rt></ruby> <ruby>透子<rt>とうこ</rt></ruby>。まあ、普通の女だ。普通の短髪、普通の顔立ち、普通の体形。普通の専門学生。</p>
<p>一人暮らしでまだ働いていない、成人したばかりの学生ともなると、生活やら人付き合いやら趣味やらで、いろいろとお金が要る。『飲食店で接客とかも憧れるけど、できればもっと楽に稼ぎたいな』――そんな折にたまたま目に付いたのが、乳牛娘――要は母乳を作る求人だった。ダメ元で応募してみたら、まさかの採用。</p>
<p>そういうわけで、私は電車で1本のところにある小さな牧場にいる。『牧場』と言っても、本物の牛を飼育しているわけじゃないから、どちらかというと小さな町工場って感じの場所だ。その商品のキャッチフレーズは、ええと、何だったかな。笑顔がどうとか、愛情がどうとか……まあ、何でもいいか。</p>
<p>「とうこちゃん、今日は初めてのお仕事だねー。緊張してる？」<br />
「そりゃ、緊張しますよ。まさか私が、バイトとはいえ乳牛娘になるなんて……」</p>
<p>「うふふ、大丈夫だよぉ。ここは社長と私しかいない、小さな牧場だからね。気楽気楽♪」<br />
「そういえば、社長も女性なんですよね。合ったことないですけど」</p>
<p>「面接は私が担当したからねー。私の一つ上。すっごい美人さんなんだから！」</p>
<p>私の背後に回って『緊張解れろー』なんて言いながら肩をもんでくるのは、<ruby>来見<rt>くるみ</rt></ruby>さんという女性だ。</p>
<p>ふんわりとした長い髪、おっとりとした顔付き、優しい声音、女性にしては結構背が高い。まるで母性の塊のような女性だけど、その中でも1番目を引くのは、大きな大きなおっぱいだった。爆乳というべきか、それとも超乳というべきか、作業服のツナギがはち切れんばかりのそれは、一体いかほどのサイズがあるのだろう。</p>
<p>「……とうこちゃんは、おっぱい大っきいほうが好き？」<br />
「あ、凝視しちゃってすみません。まあ、そりゃ憧れますよ。私も一応、日本人の平均ぐらいなんですけどね」</p>
<p>「成長期、成長期♪　きっとこれからだよぅ」<br />
「そういえば、母乳を出すために乳牛娘が飲む薬って、豊乳の副作用があるって話でしたよね。もしかして私もこれから……！？」</p>
<p>「うーん、どうなんだろ？　私はお薬を飲む前から<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>だったから」<br />
「……自前なんですね、それ」</p>
<p>「あわわわごめんごめん！　きっと大っきくなるよ！　大丈夫大丈夫！」</p>
<p>性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――何だかもう、本能が彼女のことを、<ruby>雌<rt>・</rt></ruby>として格上だと認識している。少し、気分がどんよりした。</p>
<p>「その、先輩。今更なんですけど」<br />
「どうしたの？」</p>
<p>「本当に、私なんかでいいんですか？　私、こう、生活習慣が結構自堕落ですし、見た目もおっぱいも普通だし……」</p>
<p>ネットで見たことがあるのだけど、乳牛娘の仕事は結構厳しいらしい。</p>
<p>何でも、高品質な母乳を生産するために、食事や睡眠など、生活習慣を隅から隅まで管理されるところもあるとか。『おっぱいの大きさ、あるいは、容姿と母乳の品質には相関関係がある』とか言って、巨乳の美女美少女しか雇わないところもあるとか（そんなの絶対スケベ心じゃん！）。</p>
<p>とにもかくも、そんな事情があるから、普通の普通で普通な私がやっていけるのだろうか。</p>
<p>「心配しないで。確かにそういう厳しい牧場もあるけど、ウチはそうじゃないから。ウチはね、母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリだから、よっぽど健康に問題がない限り誰でもおっけー♪」<br />
「そう、なんですか？」</p>
<p>「うん。あ、それとね、<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>は付いちゃだめだよ」<br />
「<ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby>？」</p>
<p>「『見た目が普通』ってところ」</p>
<p>その瞬間だった。クルミ先輩は私にぬっと顔を近づけてきて、キスができそうな距離でささやくのだ。</p>
<p>「君、すっごくかわいいよ……♡」<br />
「っ――！？」</p>
<p>どうしてだろう。その時の先輩のほほ笑みは、何だか妙に艶っぽくて。私はどきどきしながら、息を詰まらせることしかできなかったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>初仕事が始まる。</p>
<p>私はクルミ先輩の指示通りに、更衣室で着替えて搾乳場に向かった。大牧場にあるような、大きな部屋じゃない。ワンルームぐらいの広さの、だけど真っ白で清潔な部屋。テレビとかでしか見たことがないけれど、病院とかにある無菌室みたいだ。</p>
<p>「……あの、先輩」<br />
「うん、何？」</p>
<p>「その、私が着せられた、この牛柄のビキニは何ですか」<br />
「かわいいかなーって」</p>
<p>「じゃあ、頭に付けられた、ツノの生えたカチューシャは」<br />
「かわいいよー♡」</p>
<p>「…………」</p>
<p>何だか遊ばれている気がする。</p>
<p>「この拘束は」<br />
「あ、それはちゃんと必要なやつだから」</p>
<p>「ビキニとツノは必要じゃないんですね……」</p>
<p>状況を整理しよう。</p>
<p>私は小さな搾乳場の壁に拘束されている。両脚を肩幅に開いたまま直立させられて、ひんやりと冷たい金属の拘束具で足首と太ももをがっちゃんこ。両腕は頭の後ろでそろえるようにがっちゃんこ。上体が少しだけ、前に突き出されるようにして反る。『この格好、何だかおっぱいが大きく見えていいな』なんて、ちょっと優越感。</p>
<p>「それじゃあ、搾乳機を付けるねー」<br />
「は、はい」</p>
<p>さて、いよいよだ。</p>
<p>クルミ先輩はあっという間に、私が着けている牛柄ビキニの上を外した（やっぱり意味なかったじゃないか）。私のそんなに大きくないおっぱいが晒されて、顔が熱くなる。</p>
<p>そして取り出されるのは、二つのカップ型の機械。『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とか、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>とかで見たやつだ！』なんて、ちょっとテンションが上がる。縁にはゴム、先端にはチューブ。他にも、両サイドに細いバンドが付いていて、胴体に巻き付けて背中でホックを取り付ける形式らしい。装着方法がブラジャーと一緒だ。</p>
<p>「ちょっと上半身を振ってみて。落ちそうになぁい？」<br />
「……お、意外としっかりくっ付いて……はい、大丈夫です」</p>
<p>「じゃ、スイッチ入れるねー」<br />
「うおっ」</p>
<p>おっぱいの1/3ぐらいを含んだカップが、ミチリというゴムの音を小さく立てながら吸い付き始めた。覚悟をしていたとはいえ、乳首を吸われる感触がすると、やっぱり驚く。</p>
<p>「お、お、おおー」<br />
「うん、大丈夫みたいだね」</p>
<p>ぽた、ぽた、ぽた。チューブの先端から、お乳が垂れる。乳牛娘になると決まった時から、私は<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>薬<rt>・</rt></ruby>を飲んでいて、今ではすっかりお乳が出る体質になっていた。私はおっぱいも乳首もそんなに大きくないけれど、意外とちゃんと出るもんだ。このお乳が全国のさまざまなご家庭に届けられると思うと、何だか感慨深い。</p>
<p>あとは、このままお乳を搾ってもらっておしまいか――私に仕事が務まるか不安だったけれど、順調に進んでそうな様子を見ると、ようやく安心してくる。だけど、ふと気を抜くと、<ruby>疑<rt>・</rt></ruby><ruby>問<rt>・</rt></ruby>が湧いてきた。</p>
<p>「あの先輩。さっき言ってましたよね？　『母乳の<ruby>抽<rt>・</rt></ruby><ruby>出<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby><ruby>法<rt>・</rt></ruby>がウリ』って。それってどういうことですか？」</p>
<p>おっぱいに搾乳機を付けて、母乳を搾り出す――私の理解では、今やっているのが『母乳の抽出』というやつのはずだけど、特別な何かをやっているようには見えない。</p>
<p>私が搾乳機に目を落としてから再び見上げると、クルミ先輩がまたキスができそうな距離に近づいてきていた。</p>
<p>「んー？　そ、れ、は、ね」<br />
「あ、あの、先輩……？」</p>
<p>今までに聞いたことのない声音。にんまりとした、だけどどこか<ruby>色<rt>・</rt></ruby>を感じるほほ笑み。</p>
<p>背筋がひやりとする前に、衝撃が走る。</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょーっ♡」<br />
「ひゃはぁっ！！？　ぁはっ、ぁっはははははははははぁぁぁぁあっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩は突然、私の腋の下をくすぐり始めたんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひひぇっへへへへへへぇぇぇぇぇえええええっ！！？　何しへっ！！？　クルミ先輩ぃぃぃいいっ、くしゅぐっ！！　くしゅぐったひですぅぅぅぅぁっはっははははははははははははぁぁぁぁああっ！！？」</p>
<p>私の頭の中に、たくさんの『ハテナ』が飛び込んでくる。そりゃ、真面目なお仕事の最中に突然くすぐられたら、そうなるに決まっている。イタズラなのか、何なのか、目的がさっぱり分からない。</p>
<p>クルミ先輩は、そんな私の疑問に答えてくれた。</p>
<p>「これがね、ウチの<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>方<rt>・</rt></ruby>♡　体をこちょこちょしながら、お乳を出すの。こうすると、濃厚なお乳がたーっぷり出てくるんだよぉ♡」<br />
「ぇへっ、ぇへっへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？　そんなっ、どしへっ！！　よりによってぇぇっへへへへへへへへぇぇぇぇぇええええ！！？」</p>
<p>「ウチのキャッチフレ－ズは『笑顔と愛情たっぷり』――つまり、そういうこと♡」</p>
<p>どういうことぉ！？　新たな疑問が湧き上がらんでもないけれど、とにかくクルミ先輩は、明確な目的を持って私の腋の下をくすぐっているらしい。</p>
<p>母乳を作るという都合、どうしたっておっぱいが関係する。だから、大切な製品を作る一方で<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>として扱われることも珍しくない。一応、私はそれを覚悟した上で応募した。</p>
<p>だけどこれは、完っっ全に想定外だ。</p>
<p>「あ、この搾乳場は防音室になってるんだぁ。近所迷惑にもならないから、たっぷり笑ってね♡」<br />
「ぁはっ、あっははははははははぁぁぁぁあっ！！！　これっ、きつ――っ！！？　わきっ、ずっとっ、ずっとぉぉぉぁぁあっはっはははははははははははぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>これは、なかなかシャレにならないのでは？　――私は笑い悶えながら冷や汗を流す。</p>
<p>両手両脚を固定する金属の拘束具は強固、私がどれだけ体を暴れさせてもビクともしない。両手を頭の後ろに回して、しかも上体が反れている姿勢というのも都合が悪い。上半身の肉がぴんと張って、クルミ先輩の指の感触がダイレクトに神経を冒してくる。</p>
<p>そして1番の問題が、クルミ先輩その人だ。</p>
<p>「とうこちゃん、すっごいくすぐったがり屋さんだねぇ♡　ほら、腋のくぼみを指の腹でなでるだけでぇ……」<br />
「ぅひっ、ぅっひひひひひひひひひひぃぃぃい！！？　ふぉ、ぉぉおおっ！！？　鳥肌っ、だめ、鳥肌が立ってぇぇぇっへへへへへへへぇぇぇぇぇええっ！！！」</p>
<p>「爪を当ててみよっかな♡」<br />
「ふぎゃぁあっ！！？　それ、強い゛ぃぃっひっひゃっははははははははははははははは！！？　いぎなりはだめぇぇぇぇぇっへっひゃはははははははははははぁ゛ぁぁあああああっ！！！」</p>
<p>うますぎる。</p>
<p>こんなにもおっぱいが大きくて肉感的な体をしているクルミ先輩の指は、とても細く、なめらかで柔らかい。その指先が、私の腋の下から胸の横ぐらいまでを不規則に、身勝手に踊り回り続ける。どうして10本の指がこんなにもばらばらに動くのか不思議だ。</p>
<p>それでいて、1本1本の指の挙動一つ一つが効果的。指の腹、指先、爪――指のどこを、私の体のどこに、どう当てるのか、それらが完全に制御されているように感じる。まるで、それぞれの指が別々の脳みそを持っているみたいだ。</p>
<p>「君を採用した理由はね、ちゃんとあるの」</p>
<p>クルミ先輩が、私の耳にそっとささやいた。</p>
<p>「実はね、ここのバイトって、意外と応募がたくさん来るの。基本的には誰でもおっけーなんだけど、あまりたくさんは雇えないから。私、1番『くすぐってあげたいな』って子を採用しちゃった♡」<br />
「へっ、ぇぇぇぇぇええ！！？　ぇぇぇぇぇぇえええええええええっ！！？」</p>
<p>その言葉の意味を<ruby>理<rt>・</rt></ruby><ruby>解<rt>・</rt></ruby>できないほど、私は鈍感ではなかった。</p>
<p>いつものおっとりとした表情とは違う、まるで餌を前にした獣のような貌。私はどうやら、とんでもない<ruby>女性<rt>ひと</rt></ruby>に目を付けられてしまったらしい。</p>
<p>だけど、ああ、逃げられない。私の体はとっくの前に拘束されてしまっていたから。そして、私を喰らわんばかりのクルミ先輩の表情が、とても扇情的で、きれいだったから。恐怖と、困惑と、ときめきで、心臓が破裂してしまいそうだ。</p>
<p>「例えば、ほら。こんな風にっ♡」<br />
「ッ゛――！！？　ぎ、ぃぃぃぃぃいいいいいいっ！！？」</p>
<p>ひときわ強い感覚。まるで体の中をくすぐり犯されるような。</p>
<p>クルミ先輩が10本の指先を、私の体の両側から、あまり大きくない胸の付け根に食い込ませていた。</p>
<p>「もにもにもにもにーっ♡」<br />
「ふぎゃ――！！？　ぁ゛はははははははははははははッ！！？　ぁ゛ぁぁぁああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！」</p>
<p>胸の付け根に食い込んだ指が小さくうごめきだした瞬間、ぞくぞくぞくっとした寒気が背筋を上ってきた。私だって、友だちのイタズラとかで体をくすぐられた経験ぐらいある。だけどこれは、今まで経験したどんなくすぐり責めよりも強烈で、絶対に触れられてはならない部分を触れられているかのように羞恥的で――。</p>
<p>クルミ先輩がまた、言葉で私の脳を犯してくる。</p>
<p>「やっぱり効いた♡　私<ruby>も<rt>・</rt></ruby>これ、弱いんだぁ♡」<br />
「えへっぇぇぇぇぇえええええええっ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ッ！！？　<ruby>も<rt>・</rt></ruby>ぉぉぉおおおお！！？」</p>
<p>「驚いた？　だけど、私だってここで働いてる乳牛娘だよ？　私もとうこちゃんみたいに、体をたくさんこちょこちょされながらお乳を出してるんだよ？　相手はさっきお話した社長だけどね」<br />
「ふへひっ、ひーー！！　ひーーーーっ！！？」</p>
<p>そう言ってクルミ先輩は、1度私の体から両手を離すと、自分が着ているツナギのチャックを下ろした。</p>
<p>大きな大きなおっぱいが、ばるんという音を立てながら露出する。爆乳、あるいは超乳。私に付けさせていたものと同じ、牛柄ビキニ。白黒模様の布地に、乳首が浮き出ている。私の何倍も大きい乳首は、もうぎんぎんに勃起していて――。</p>
<p>「ほら、ここの胸の付け根。『スペンス乳腺』っていって、とってもくすぐったい部分」</p>
<p>クルミ先輩は、両手で自分の大きな大きなおっぱいの付け根をくすぐってみせる。何十kgもありそうな肉を指先がかきわけていき、その付け根をぐにりと揉みこんだ瞬間、クルミ先輩は内股になりながら喘ぎ声を上げた。</p>
<p>「ぁはっ、はぁぁん……っ♡　毎日毎日くすぐられて、もう敏感になっちゃって。今のとうこちゃんなんかかわいく見えるぐらい、みっともなく笑っちゃうんだから……」<br />
「ぅ、ぁ……♡　ふーー、ふーーーー……♡」</p>
<p>「……だけど、今日はとうこちゃんの番だよぉっ♡」<br />
「んぃ゛ぁぁぁぁあああああっ♡♡♡　ぁはへっ！！？　ぁ゛はっ、ぁっははははははははははははははぁぁぁぁぁあああっ！！？」</p>
<p>クルミ先輩が自分の上半身を揺らしながら、私の胸の付け根――スペンス乳腺とやらをくすぐってくる。</p>
<p>それはまるで、くすぐり犯されながら、目の前で卑猥なビデオを見せつけられているかのようだった。こんなにもかわいくて、おっぱいの大きいクルミ先輩が、腋の下やスペンス乳腺をくすぐられて笑い悶えている？　それも、私なんかよりもよっぽどみっともなく？　それは、何だか――。</p>
<p>その瞬間、何かこみ上げてくるのを感じた。</p>
<p>「はへっ、ぇ゛っ！！？　ぇっへへへぇぇぇぇぇえッ♡♡♡　――っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぁはッ！！！？　はっ、ぇ――！！！？　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>何？　え、何――！？　あまりに強烈な感覚に、クルミ先輩のおっぱいがもみくちゃにくすぐり犯されている妄想が止まる。</p>
<p>スペンス乳腺を襲う強烈なくすぐったさが弾けて、全身に広がっていく。くすぐったいはずなのに、どこか悪くなくて、お腹の奥がくるくるとうずく。牛柄ビキニを履かされたままの下が生温かい。これは、そんな、ばかな、だけど、まさか――。</p>
<p>クルミ先輩が、答え合わせをしてくれた。</p>
<p>「イッちゃったね」</p>
<p>「は、へ――！　ぇ、ぁ――！？」<br />
「とうこちゃんはね、体をくすぐられてイッちゃったんだよ」</p>
<p>言語を理解できるからといって、その内容までを理解できるとは限らない。体をくすぐられてイク？　しかも、秘所に指1本触られていないというのに？　それはどんなファンタジー世界の出来事だろう？</p>
<p>だけど、子宮をうずかせるその感覚は、間違いなく性的快感で。くすぐったいはずなのに、それが気持ちよくて。</p>
<p>そしてクルミ先輩は、混乱している私に追い打ちを掛けてくる。</p>
<p>「ぁはへっ、へ、待――！！！？　今っ、だめ――♡♡♡♡　ぁ゛はっははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああっ♡♡♡♡」<br />
「まさか、こんなにすぐにイッちゃうなんて……。とうこちゃん、すっごい素質あるよ……っ」</p>
<p>「やめっ、せんぱっや゛めっへへへへへへへへへへっ♡♡♡♡　その触り方っ、へんっ♡♡♡♡　変だからぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぅぁぁぁぁぁあああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡」</p>
<p>再開されるくすぐり責め――いや、今度のくすぐり責めは先ほどよりも強烈だ。親指でぐりぐりと胸の付け根を揉み込みながら、残った指で腋の下をほじくる。くすぐったい2か所を同時にくすぐられるつらさは元より、何よりクルミ先輩の手付きが違う。</p>
<p>素早く、ねちっこく、どこかがっつくよう。クルミ先輩はもう隠しきれないほど興奮していて、その姿は私に、心のむず痒さと体の興奮を同時に齎した。</p>
<p>「だめっ、これ、クる、またクるぅぅううう――♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>白、白、白――ぽた、ぽたと垂れる程度しか抽出できていなかったはずの母乳が、小石を詰まらせた水鉄砲のように、ぶしぶしと断続的に噴き出していく。搾乳機からタンクにつながるチューブが細いせいで、カップの中に母乳が溜まってしまうぐらいだ。</p>
<p>母乳を吐き出す腺全体が快感に満たされる。もしかしたら、男の人が射精する時に感じる気持ちよさというのは、こういうものなのかもしれない。</p>
<p>「うんうん、いい感じになってきたね。それじゃあ、たっぷりお乳を出そうねぇ♡」<br />
「ぅ゛はっはっははははははははははははぁぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡　まだくしゅぐっ、まだくしゅぐるんですかぁぁぁぁっはははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>「もちろん♡　それにしても、とうこちゃんは本当に腋の下が弱いんだね。私もおんなじ♡　あ、社長はね、足の裏がすっごく弱いの。お乳は出ないんだけど、両足の裏を爪でかりかりしたら、すぐにお潮を吹き出しちゃう♡」<br />
「ぃ゛、ぃがらぁっ♡♡♡♡　いいがらっ、くしゅぐるの、やめ゛ッ♡♡♡♡　ぁ゛、いぐいぐいぐいぐぅぅぅううううッ♡♡♡♡　ひゃはぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>それから、クルミ先輩によるくすぐり搾乳連続絶頂地獄が続いた。</p>
<p>「ぇへっ、ぇっへへへへへへへへへぇぇ゛ぇぇぇええ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ぇへひっ、ひ――♡♡♡♡♡　ぁはははははっ、ぁは、ぁ゛ぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡」</p>
<p>一心不乱に、私の腋の下とスペンス乳腺をくすぐり続けるクルミ先輩。私は笑い悶えながらイキ続けることしかできず、だんだんと周囲の全てが虚ろになっていく。この世界には私とクルミ先輩しかいなくて、私はただクルミ先輩にくすぐられてイクだけ。余計な感覚も、余計な感情もなく、『私はこのためだけに生きているんだ』とすら思えてしまう。</p>
<p>――それなのに、満たされない<ruby>何<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を感じるのはどうしてだろう？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――その言葉は、不意に落ちてきた。</p>
<p>「はい。今日の分はこれでおしまいっ」<br />
「ひぅひッ♡♡♡♡　へぁ、へ……ッ♡♡♡　ひ……！？」</p>
<p>「今日はお仕事初日だから、無理のないようにしようねー」</p>
<p>しゃっくりみたいな声が出た。『止まる』という行為が、まるで雷でも落ちたかのような衝撃的な出来事に感じられた。それぐらい、私は笑い悶えイキ続けることに没頭していた。</p>
<p>「これが、とうこちゃんの初仕事の成果だよ」</p>
<p>気付けば、クルミ先輩の片手には小さなタンク、その表面には『2L』の文字が刻まれていて、中身は白いミルクで満タン。まさか、私がこれを<ruby>満<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>た<rt>・</rt></ruby>の？　一体いつの間に、そんなにたくさんの母乳を……。</p>
<p>長い長いくすぐり搾乳連続絶頂地獄は、これでおしまい。だけど、クルミ先輩が私の背中に手を回して搾乳機を取り外した瞬間、全身が鳥肌立つようなぞくぞくが襲ってきた。</p>
<p>「ぁ、ぅ、ぁ――ッ♡♡♡♡　ぉ゛――！！！？」<br />
「…………」</p>
<p>外気に突然晒された乳首は、まるで虫に刺されたのかと勘違いしてしまいそうなぐらいの痒みを帯びていて……。私は無意識のうちに両手で乳首をかきむしりたい衝動に駆られて、両腕の拘束具をガシャンと大きく鳴らしてしまう。</p>
<p>「とうこちゃん、どうしたの？」</p>
<p>目の前には、にんまりと笑うクルミ先輩。私はまだ、何も言っていないというのに。クルミ先輩は2本の人差し指を、私の乳首の3cm手前でくるくるさせた。</p>
<p>「ぉ、ぉ゛ぉぉぉ……♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁ……！！！？」<br />
「と、う、こ、ちゃ、ん♡　ど、う、し、た、の♡」</p>
<p>どれだけ拘束された体を前に突き出しても、クルミ先輩の指に届くことはない。私は代わりに、腰をへこ、へこと前後に振り始める。もちろん、無意識だ。</p>
<p>ああ、この人、結構<ruby>S<rt>・</rt></ruby>だ――恥ずかしさとか、後ろめたさとか、悔しさとか、いろいろな感情が胸の中をぐるぐるするけれど、それで思いとどまるには今更すぎた。</p>
<p>「……ち、乳首、触って、くだ、さ――♡」<br />
「やっぱり、私とおんなじおねだりしてる♡」</p>
<p>クルミ先輩は、くるくるさせていた人差し指で、私の乳首をかりっと引っかいたのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「かりっ、かりっ♡」<br />
「ぉ゛、ぉ゛おッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉおおっ、ぉ゛ぉぉおおおおおおおッ♡♡♡♡」</p>
<p>「こちょこちょこちょこちょっ、かりかりかりかりーっ♡」<br />
「ぉ゛ぉぉぉぉぁぁぁぁぁああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>指の先っぽで、乳首を引っかく――それは、『くすぐる』のと『愛撫』するの、どっちが正しいのだろう？　頭の片隅で一瞬だけそんなことを考えて、すぐに『どっちでもいっか』と諦める。だって、今の私にとっては、どちらにしたって気持ちいいから。実際に、気持ちよすぎて考える余裕もなかったから。</p>
<p>私はずっと勘違いをしていた。スペンス乳腺を責めるというのは、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>でイカせるための行為なんだと思っていた。</p>
<p>違う、違った。スペンス乳腺を開発すると、スペンス乳腺以上に、乳首が敏感になるのだ。</p>
<p>「ひッ、ぁひぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぅ――ッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ふふふ、すぐにイッちゃったね。とうこちゃんって、こんっっなに乳首が敏感だったんだねぇ……っ♡」<br />
「ぇへっ、へへへへへへへへぇぇぇぇぇええッ♡♡♡♡♡　ちが、違っ♡♡♡♡♡　せんぱいのせいでへッ♡♡♡♡♡　敏感にひぃぃひゃぁああッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「あっ、ひとのせいにしていけないんだぁ。……たっぷり、乳首にお仕置きしてあげる……っ♡」<br />
「ひゃぅぁぇあぉぁぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　なひッ♡♡♡♡♡　乳首にくしゅぐっだいのと気持ぢいのが同時にっひひひひひひぃぃぃぃぃゃぁぁあああああああああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ひぁぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>乳首なんて、誰でも独りで<ruby>遊<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>だ<rt>・</rt></ruby>ことがあるだろう部位だ。私だってそう。だけど、私はこんなに敏感な乳首に心当たりがなかった。過去を振り返っても、未来を想像しても。</p>
<p>私至上最高のコンディションになってしまった乳首を指先で引っかかれて、私はあっという間にイッてしまう。もう搾乳機を付けていないというのに、私の乳首から母乳がぷし、ぷしと噴き出す。秘所には指1本触れられていないというのに、こんなにも気持ちいいことなんて、今まで存在しなかった。</p>
<p>……ここまでされて、まだどこか物足りなさを感じるのはどうしてだろう。</p>
<p>「大丈夫だよ、とうこちゃん。全部分かってるから」<br />
「ふへっひ――♡♡♡♡♡　はへっ、へ――♡♡♡♡♡」</p>
<p>「とうこちゃんは、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>れ<rt>・</rt></ruby>が欲しかったんでしょ？　ほらぁっ♡」<br />
「な、今、腋をくしゅぐ――♡♡♡♡♡　ふぎゃぁぁぁぁぁあっひゃっはっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　ぁぎっひッ♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁあ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>両親指が乳首をくすぐりながら、残った8本の指がこちょこちょうごめきながら、腋の下からスペンス乳腺までを行ったり来たり。私はあっという間にイッた。</p>
<p>これだ、これだ、これだ。欲していた快感に躰が痙攣して、一拍置いてから脳が理解する――ああ、私はもう、おかしくなるぐらいくすぐられながらじゃないと、満足できない躰にされちゃったみたい。</p>
<p>「うふふふ、すっごいお乳の量……♡　搾乳機付けてなかったから、もったいなかったかな？」<br />
「やだっ、やり゛ゃぁぁっはっははははははははははぁ゛ぁぁぁああんッ♡♡♡♡♡　付げぢゃったらッ♡♡♡♡♡　乳首っ、もっとッ♡♡♡♡♡　ひひゃっはははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああ～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ごめんね、そうだったね。腋の下も、スペンス乳腺も、乳首も、たくさんたっくさん気持ちよくしてあげるね……っ♡」<br />
「ぁはっ、ぁ゛ははははははははははッ♡♡♡♡♡　だめっ、これっ、またいぐッ♡♡♡♡♡　おっぱい壊れひゃぅあぇぉぁぇぁひぁはははははははははッ♡♡♡♡♡　っひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>もう、お仕事なんて<ruby>体<rt>・</rt></ruby>も、乳牛娘という役割も存在しない。私たちはただ、母乳と笑い声をまき散らしながら、快感をむさぼり続けるだけだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……こんなにも幸せなひとときだけど、『一生』というわけにはいかない。</p>
<p>「ぇへっ、でへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえ……♡♡♡♡♡　ひっ、ぁははははは……♡♡♡♡♡　ぁはっ、ぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>こんなにもくすぐったくて笑い続けて、気持ちよくてイキ続けていながら、それらの強烈な感覚を塗りつぶすような眠気がやってくる。こんなことをしていたら、体力が底を尽きるのは当然のことだった。</p>
<p>「とうこちゃん、もう眠くなっちゃった？」<br />
「ひへっ、へへへへへっ、へぇぇ……♡♡♡♡♡　ぇへっ、えへ……っ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>記憶の限りでは初めて体験することだけど、これは『気絶』というものだ。心身の異常事態。めったに起動しない、生命維持のための緊急装置。私は今、結構<ruby>ヤ<rt>・</rt></ruby><ruby>バ<rt>・</rt></ruby>い状態にあるらしい。誰がどう見ても、おしまいということだ。</p>
<p>……それでもなお、クルミ先輩は最後の最後まで、私を気持ちよくさせなければ気が済まないらしい。</p>
<p>「……それじゃあ、最後に思いっ切り気持ちよくなろっか♡」<br />
「へ――」</p>
<p>心配そうな、名残惜しそうな表情から一転、今までで1番深い笑みを浮かべるクルミ先輩。</p>
<p>そして、親指で乳首を押しつぶしながら、残った指を胸の付け根を食い込ませる。その上で、私の緩んだ両脚の間に右脚を差し込んで、膝を秘所に押し付けてくるんだ。</p>
<p>「ぉご――――ッ♡♡♡♡♡　ぉ゛――――――――ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ、ぐりぐりぐりぐりぃーーーーっ♡」<br />
「ふぎぁっひゃっはっははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぉ゛ッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああッ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁあああああああああーーーーーーーーッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>押しつぶされる乳首の気持ちよさ、指が食い込み震えるスペンス乳腺のくすぐったさは元より。今まで1度も触れられることのなかった秘所を、まさか今になって触れられるとは思わなかった。</p>
<p>ぎゅーっと押しつぶすようなその三つの責めは、気絶しかけていた私の神経をことごとく目覚めさせた。</p>
<p>「ッッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁは、ひ――ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶし、ぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>『あんなにもたくさん出したというのに、まだ体の中にはこんなにも母乳が残っていたのか』――そう驚かせるほどの射乳だった。もしも床に排水口がなければ、汗と、愛液と、潮と、母乳の混じった水たまりができてしまっていたところだ。</p>
<p>「ぐにぐにぐにぐにっ♡♡♡　ぐりぐりぐりぐりぐりぐりっ♡♡♡」<br />
「いぎゃは――♡♡♡♡♡　っぁ゛ッ♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひゃはッ、はははははははッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>ぶしぶしぶし、ぶしぶしぶしぶし！</p>
<p>こんなにも盛大にイッてなお、クルミ先輩の責めは続く。乳首を押しつぶし、スペンス乳腺をもみしだき、秘所を圧迫する。まるで、私の体の中に残った母乳を、一滴残らず搾り出そうとしているかのよう。長い長い射乳の間、私はイキ続ける。</p>
<p>「ぃ゛、ひ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ひきッ、ひ――……♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>それでも、母乳の量だって無限じゃない。</p>
<p>ぶし、ぶし、ぶし。ちょろ、ちょろ。</p>
<p>「……はい、本当におしまいっ」<br />
「ひへっ、へひ、ひ――♡♡♡♡♡　ひ――」</p>
<p>危うく、脱水症状……いや、それよりも先に、気持ちよさで死んでしまいそうになったころ。噴き出し続ける母乳の勢いがだんだんと弱まっていき、ようやく一滴も出なくなって、クルミ先輩の体が私から離れるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひ……ッ♡♡♡♡♡　ひ～～～～……♡♡♡♡♡　ひひっ、ひ～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>覚醒したはずの神経が、ぱち、ぱちとスイッチを切り替えるように眠っていく。口の中が麻痺して、鼻が利かなくなって。視界が暗くなって、全ての音が遠くなって。最後の最後に、全身に残るくすぐったさと気持ちよさが、少しずつ虚ろになっていく。</p>
<p>意識が完全に閉じる寸前、全身を包み込むような温かさを覚えた。</p>
<p>「あはは……。私、やり過ぎちゃったかな……」</p>
<p>クルミ先輩が、私のことを抱き締めていた。その力加減は少し控えめだけど、柔らかく、温かい。</p>
<p>あー、この人、やっぱりおっぱい大っきいなぁ……――私はすっかりピンク色に染まった脳の隅でそんなことを考えながら、眠るように気絶するのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「んぐ、ぅ……」</p>
<p>水に沈められた意識が浮き上がるように、私はゆっくりと目を覚ます。頭が重い。脳みそがたくさんの水分を含んでしまったみたいだ。</p>
<p>「おはよ」<br />
「ん、ぁ……？」</p>
<p>「そのまま寝てなー」<br />
「ぁー……。クルミ、せんぱ……」</p>
<p>私のことを見下ろしていた<ruby>誰<rt>・</rt></ruby><ruby>か<rt>・</rt></ruby>を確かめた瞬間、先ほどしていたことを思い出す。ベッドをがたんと鳴らすほど全身を跳ねさせてしまったけれど、落ち着いて、今の状況を確かめる。</p>
<p>ここは、先ほどまでいた搾乳場ではない、別の小さな部屋。ベッドが一台、テレビが一台、ウォーターサーバーが1台、テーブルが一脚、それと椅子が何脚か。確か、牧場の『休憩室』だったっけ。</p>
<p>「はい、お水。<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>の後は水分が不足するから」<br />
「あ、ありがとうございます」</p>
<p>コップに口を付けると、まるで口内が砂漠の砂みたいになっていることを自覚する。私は思っていたよりも喉が渇いていたみたいで、一杯の水をあっという間に飲み干してしまう。</p>
<p>「お代わり持ってくるね」<br />
「は、はい」</p>
<p><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>をしたんだ、私としてはクルミ先輩が近くにいるだけで胸のそわそわが止まらないのだけど、向こうは変わらない様子。この牧場では、これが普通なんだろうか。</p>
<p>だけど、次の瞬間だった。コップを手渡そうとした時、お互いの手が触れてしまう。先ほどまでの出来事がフラッシュバックして、私の胸がどきりと高鳴る。</p>
<p>だけど、それ以上に肩を震わせて、大きな反応を示したのがクルミ先輩だった。</p>
<p>「……ごめん、お水汲んでくるね」</p>
<p>クルミ先輩は少し引きつった笑顔をすぐに反らして、部屋の隅に置かれたウォーターサーバーに駆けていってしまう。</p>
<p>ああ、そういうこと――私は頬を緩ませながら、ため息を付いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「辞めませんよ」<br />
「え？」</p>
<p>「別に、バイトを辞める気はありませんよ。そりゃ、突然めちゃくちゃくすぐられて、イカされて、びっくりしましたけど。……だから、そんな不安そうにしないでください」<br />
「…………」</p>
<p>最初、私はクルミ先輩のことを、性格が良くて、かわいくて、おっぱいが大きくて――完璧超人みたいに思っていた。だけど、実際は結構タチが悪くて、その癖メンタルが弱くて、分かりやすくて……うーん、何というか、結構面倒くさい人なのかもしれない。</p>
<p>だけど、だからこそなのだろうか。何だか、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby>が私にとって、もっと近しい場所に感じられた。</p>
<p>「そんなことよりも、クルミ先輩。もしよかったら、私、もっと仕事を覚えたいんですけど」<br />
「え、仕事？　もっと、って、え？」</p>
<p>これは、意趣返しというやつだ。</p>
<p>私は、同じ乳牛娘であるクルミ先輩に、キスができそうな距離まで近づいてささやく。</p>
<p>「……先輩のほうの<ruby>お<rt>・</rt></ruby><ruby>仕<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby>、私が手伝えませんか？」</p>
<p>もう一つ気付いた。この人は結構、攻められると弱い。</p>
<p>その時のクルミ先輩の、真っ赤で、恥ずかしそうで、だけどすごくうれしそうな表情を、私は生涯忘れることはないだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おしまい。</p>
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		<title>くすぐりフェチの幼なじみにこちょこちょ搾精される日々を送るラブコメ序章（足コキ付き）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Aug 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】男性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】女性が責める]]></category>
		<category><![CDATA[あらすじ]]></category>
		<category><![CDATA[おっぱい]]></category>
		<category><![CDATA[キ]]></category>
		<category><![CDATA[くすぐられる]]></category>
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		<category><![CDATA[ラブコメ]]></category>
		<category><![CDATA[勝負]]></category>
		<category><![CDATA[呼吸]]></category>
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		<category><![CDATA[恥ずかしい]]></category>
		<category><![CDATA[搾精]]></category>
		<category><![CDATA[新キャラ]]></category>
		<category><![CDATA[義姉]]></category>
		<category><![CDATA[脇腹]]></category>
		<category><![CDATA[腋の下]]></category>
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					<description><![CDATA[ある男の子と女の子のお話。くすぐりフェチの楠木（くすのき）さんは幼なじみの男の子を事あるごとにくすぐり犯して遊んでいました。今日は、密着しながら腋の下と脇腹をこちょこちょしながら足コキ搾精。両片思いの2人がいちゃいちゃしながらも、新キャラが現れたりくすぐり搾精対決が繰り広げられたり――そんなどこかにありそうなラブコメの一幕。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>ある男の子と女の子のお話。くすぐりフェチの楠木（くすのき）さんは幼なじみの男の子を事あるごとにくすぐり犯して遊んでいました。今日は、密着しながら腋の下と脇腹をこちょこちょしながら足コキ搾精。両片思いの2人がいちゃいちゃしながらも、新キャラが現れたりくすぐり搾精対決が繰り広げられたり――そんなどこかにありそうなラブコメの一幕。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">僕</span></span>には、幼稚園の頃から一緒だった幼なじみがいる。</p>
<p><ruby data-rt="くすのき">楠木<rp>（</rp><rt>くすのき</rt><rp>）</rp></ruby> <ruby data-rt="りん">凜<rp>（</rp><rt>りん</rt><rp>）</rp></ruby>――僕が彼女のことを好きになったのは、いつだっただろう？　気付いた時にはもう好きだったから、思い出すこともできない。僕は、彼女と違って、何の取り柄も男だ。勉強も運動も人並みで、見た目なんてちっとも男らしくない。あまりにも釣り合わないから、僕は一生この気持ちを伝えることはできないのだろう。</p>
<p>それでも、僕は凜のことが好きだ。好きなのだけど――。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13441" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/07/くすぐりフェチの女友達.jpg" alt="くすぐりフェチの幼なじみにこちょこちょ搾精される日々を送るラブコメ序章（足コキ付き）" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/07/くすぐりフェチの女友達.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/07/くすぐりフェチの女友達-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/07/くすぐりフェチの女友達-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ほれほれ、もっと<ruby data-rt="だ">射精<rp>（</rp><rt>だ</rt><rp>）</rp></ruby>せ<ruby data-rt="だ">射精<rp>（</rp><rt>だ</rt><rp>）</rp></ruby>せー♡」<br />
「ひはっはははははははははぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡　もぉっ、もぉぉぉぉおおおおおお！！！」</p>
<p>凜のこういうところだけは好きになれない！</p>
<p>いつから、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">こ</span><span class="boten">ん</span><span class="boten">な</span><span class="boten">こ</span><span class="boten">と</span></span>をされるようになったんだっけ？　凜がイタズラか何かで僕の腋の下をくすぐってきて、僕がそれに敏感な反応を示してしまった。そしたら、凜が調子付いた。僕が呼吸困難になるぐらいにくすぐってきて、生理現象でいつの間にか大きくなっていた僕<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">の</span></span>に、凜が――最初は確か、そんな感じだ。</p>
<p>それが、いつの間にか常習化してしまった。どうして恋人でも何でもない僕に、こんなことができるのかな！？</p>
<p>「文句言わないのー♡　私だって、こうやっておっぱい見せて当ててあげてるじゃない？　恥ずかしいんだぞー、うれしいだろー♡」<br />
「それはっ、勝手に凜が――！！！　ぁはっ、ぁっははははははははぁぁぁぁぁあああッ♡♡♡♡」</p>
<p>「そ、れ、にぃ……。颯太、くすぐられてこんっっなに悦んでるじゃん……♡」<br />
「そんなわけ――っひッ♡♡♡♡♡　だめっ、強くしちゃっははははははははははぁぁぁぁぁああッ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>「ほら、腋の下と脇腹だけでイッちゃった♡」</p>
<p>くすぐられるのはつらくて嫌なはずなのに、僕の体は敏感な反応を示し続ける。僕の部屋で、凜の部屋で、僕は事あるごとにこうして<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">空</span><span class="boten">っ</span><span class="boten">ぽ</span></span>になるまでくすぐられる日々を過ごしていたんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ひは……♡♡♡　は、は、は……♡♡♡」<br />
「あー、愉しかった♡」</p>
<p>これをされた後は、大抵僕は何も考えられなくなる。もうくすぐられていないというのに、体はまだむずむずするし、僕<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">の</span></span>はびくびくとした痙攣が止まらない。</p>
<p>凜はそんな僕を放って、そばに落ちていた下着を履き始める。</p>
<p>「あ、そうそう。『恋人作れ』なんてもう言わないでよ」<br />
「ひ、は、は……♡」</p>
<p>「……颯太しかいないんだからね…………」</p>
<p>凜がぼそっとつぶやいた言葉は、僕の耳に届く前に消えてしまうのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、僕が凜の親友から告白されたり、僕におっとりとした義姉ができて毎日のように誘惑されたり、無口な後輩が突然現れたりといろいろあって、凜がキレて『颯太は私にくすぐられながらじゃないと満足できないんだからね！』なんてとんでもないカミングアウトをし出して、それでもみんな引き下がらなくて、『それじゃあ誰が颯太を満足させられるか勝負だ！』なんて感じでくすぐり対決が始まったりするのは……別の話だ。</p>
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		<title>強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jun 2024 15:00:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エロ小説]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】女性が責められる]]></category>
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					<description><![CDATA["つゆり"という同人小説家がいました。彼女が描く作品は、女性を徹底的に性的快感でいじめる激しいものばかり。"僕"はそんな彼女の作品と、その作品からは少しギャップのある彼女自身に引かれていきます。率直な性格だけど、どこか恥ずかしがり屋で素直ではないところもある――そんなちょっと面倒くさいところがあるつゆりに、まるで彼女が描く作品と同じ強制連続絶頂地獄を味わわせる、激しくもどこか初々しい物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ<br />
</strong>&#8220;つゆり&#8221;という同人小説家がいました。彼女が描く作品は、女性を徹底的に性的快感でいじめる激しいものばかり。&#8221;僕&#8221;はそんな彼女の作品と、その作品からは少しギャップのある彼女自身に引かれていきます。率直な性格だけど、どこか恥ずかしがり屋で素直ではないところもある――そんなちょっと面倒くさいところがあるつゆりに、まるで彼女が描く作品と同じ強制連続絶頂地獄を味わわせる、激しくもどこか初々しい物語。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>※DLsiteで販売している『連続絶頂オムニバス 2406号』のサンプル小説になります。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406号紹介画像" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13210" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル1" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13211" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル2" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/2-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13212" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル3" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13213" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル4" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/4-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13208" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406_サンプル5" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/5-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></p>
<div class="intr">
<div class="pic"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13209" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg" alt="連続絶頂オムニバス2406号紹介画像" width="1120" height="840" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像.jpg 1120w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/0_紹介画像-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1120px) 100vw, 1120px" /></div>
<div class="summary">
<p class="name" style="text-align: left;">連続絶頂オムニバス 2406号</p>
<p class="price" style="text-align: left;">770円(税込)</p>
<p class="text" style="text-align: left;">おものべの作品の中から、<strong><span style="color: #ff0000;">特に人気の作品をリブート</span></strong>しました。<br />
<strong>①同人作家との愛ある強制絶頂セックス　②悪意たっぷりの立ち電マ我慢ゲーム　③アクメ個室で機械責め　④くすぐり責めで性感破壊プログラム　⑤クリボックス販売サービス</strong><br />
※続編や加筆・修正といったものではなく、オリジナルの要素を残しつつ視点を変えて一から作り直したものです。オリジナルをご覧になった方でも、そうでない方でも楽しめるかと思います。</p>
<p class="text" style="text-align: right;"><a rel="&quot;noopener noopener" target="_blank" class="bbtn" href="https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/t/link/work/aid/omonove/id/RJ01200170.html">DLsiteで購入する</a></p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>最近、思うことがある。本当に、インターネットを通じて人と関わることが多くなった。</p>
<p>別に、『インターネットの影響で社会性が』だとか『コミュニケーション能力が』だとか、難しいことを言うつもりもない。ただ一つ言いたいのは、<ruby>僕<rt>・</rt></ruby>にとってその関わりは、かけがえのないものということだ。</p>
<p>その最たる例が、<ruby>つ<rt>・</rt></ruby><ruby>ゆ<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>さんという女性だった。本名ではない、ペンネームだ。同人の官能小説家――その肩書きは、今の時代そこまで珍しいものではない。だけど彼女の作品は、僕にとって唯一のものとなった。</p>
<p>彼女の描く物語では、女性への徹底した快楽責めが絶対的存在だった。一晩のうちに数十回も絶頂させるそれは、もはや一種の特殊性癖といってもいいだろう。何せ、ただの性的快感が拷問のような苦痛すら与えるのだから。だけど、女性が泣き叫ぶほどの性的快感を与える一方で、痛みを与えたり、さげすんだりすることはない。激しいけれど、どこかに優しさを感じさせる作品だ。</p>
<p>僕という存在がつゆりさんに認知されるようになったのは、SNSだった。新しい作品が公開されるたびに、僕はいの一番に読み、彼女に感想を送った。</p>
<p>――新作読みました、今回もとても素晴らしかったです！　特に中盤のシーンで……<br />
――いつもご感想を頂きありがとうございます。特に書き方で悩んだシーンでしたので、楽しんでいただけたようで安心しました。</p>
<p>つゆりさんは毎回丁寧な、だけど少し事務的な文章でもって返信してくれた。</p>
<p>SNSはオープンなコミュニケーションの場だけど、それでも仲の良い人々同士で固まっていくものだ。やがて、僕はつゆりさんを含むあるグループの一員に溶け込むようになって、通話ソフトを使って声でやり取りするようになった。そこで、つゆりさんが20代半ばの女性だということを初めて知って、僕は驚いた。</p>
<p>思い返せば、女性に対して送るにはセクハラだと思われても仕方ない感想ばかり送ってきたような気がする。僕は冷や汗を流しながらその場で謝罪したけれど、つゆりさんは『気にしていませんよ』と返した。</p>
<p>「私は<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を書いています。それなら、<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>感<rt>・</rt></ruby><ruby>想<rt>・</rt></ruby>に文句を言うのは、筋が通りません。ですから、お気になさらず」</p>
<p>媚びるような猫なで声でもなければ、ぼそぼそと聞き取りにくい声でもない。高くはないけれど通りが良く、落ち着いた声。僕の中でふわふわとしていた、『つゆりさん』という人間像が固まっていく。</p>
<p>「そ、そうですか？」<br />
「ええ。それに、仮に<ruby>不<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>儀<rt>・</rt></ruby>なメッセージを頂いたとして、興味ありませんし。たかが一個人のハラスメントや誹謗中傷なんて、私の人生に何の関係もないじゃないですか」</p>
<p>「は、はあ……」<br />
「……『感想を頂くのがうれしくない』というわけではありませんよ」</p>
<p>率直な声、率直な言葉――僕が抱いたつゆりさんの人間像は、まさに『率直』だった。</p>
<p>最初は驚いた。あんなにも、快楽に苛まれる女性たちの悲痛な叫びが鮮明に思い起こされるほど情緒的な文章を書く人が、こんなにも情緒のない冷たい言い方をするなんて。</p>
<p>だけど、不快感を覚えることはなかった。つゆりさんは、自身が歯に衣着せぬ言い方をする分だけ、他人にも寛容だった。そして、確かに率直ではあるけれど、<ruby>一<rt>・</rt></ruby><ruby>線<rt>・</rt></ruby>は絶対に越えない人だった。開けっ広げのように見えて、何だかんだで気を遣っているように感じる。</p>
<p>『ギャップ萌え』という言葉は、あまりに浮ついていて、僕は好きではない。だけど……そうなのだろうか。僕は、彼女の作品と同時に、彼女自身にも引かれた。</p>
<p>「お疲れ様です、つゆりさん。この前の作品、すごく良かったですよっ」<br />
「お疲れ様です、ありがとうございます」</p>
<p>「そういえば、作品でちょっと聞いてみたいことがあったんですけど……」<br />
「はいはい。何ですか」</p>
<p>単なる一読者にすぎない僕がこうも話し掛けてくるのは、少しうっとうしいかもしれない。だけど何の幸運か、少なくとも避けられるほど嫌われることはなかったみたいだった。</p>
<h3 class="subtitle">つゆりさんという女性のこと</h3>
<p>ある日、僕とつゆりさんはいつものグループで通話していた。</p>
<p>「そういえば、つゆりさんはオフ会に参加されるんですか？」<br />
「私ですか？　うーん」</p>
<p>そのグループは、何かしらの同人活動をしている人や、その読者・聴者を合わせて、10人ぐらいの仲が良い人たちで集まったものだ。女性も、つゆりさんを含めて4人いる。特別、何か用事があって会話しているわけではない。惰性だけの会話どころか、お互いに何も話さず、それぞれやりたいことをやっているだけのこともある。故に、メンバーが10人いても全員がそろうことはまれで、同時に通話するのはせいぜい4～5人といったところだ。</p>
<p>その時、グループ内でオフ会が企画されていた。そこまで大層なものではない。週末、仲の良い人たちが都内に集まって遊ぶだけのもの。カラオケに行って、ボードゲームカフェに行って、居酒屋に行って――そんな気楽な集まりだ。</p>
<p>「気乗りはしていませんね。遠いですし」<br />
「つゆりさん、僕と同じ都心住まいでしょう？」</p>
<p>「往復1時間かかるなら、十分遠いですよ」<br />
「もう、どこにも行けませんよ。それ」</p>
<p>今回、つゆりさんがオフ会に参加するかどうかは、微妙なところだった。</p>
<p>つゆりさんは、自分で交友を求めるタイプではない。独りでいることを寂しがるタイプでもない。だけど、来る者を拒むタイプでもなく、大して手間の掛からない範囲でなら付き合ってくれる。だけど出不精だ。パソコンの前に座って何かをするならまだしも、外に行くとなればどうか――それが僕を含めた、グループメンバーの見解だった。</p>
<p>と、そうしていたら、今度は僕が話題を振られた。いわく、『オフ会に参加するのか？』と。</p>
<p>「もちろん参加しますよ。皆さんにお会いできますからねっ」</p>
<p>僕は元々、他人と関わるのが好きだった。自分以外の人の話を聞くと、いつも何かしらの発見があって面白かった。特に、何か尊敬できるものを持った人の話は、それだけで価値のあるものだ。その最たる例が、他ならぬつゆりさんだ。そんな彼女が参加しないとなると本当に残念だけど、それでも、集まって遊ぶというのは、純粋に楽しみだ。</p>
<p>だけど、そうしていたら、つゆりさんがぽそりと呟くのだ。</p>
<p>「……私も行こうかな」<br />
「本当ですか！？」</p>
<p>「声が大きい」<br />
「あ、はい。済みません……」</p>
<p>何がきっかけでつゆりさんが前向きになったのかは分からないけれど、とにかく僕はうれしくなった。思わず大声を出して、つゆりさんに窘められてしまう。</p>
<p>僕は口をつぐむけど、それで感情が収まることはなかった。パソコンの前でついそわそわしてしまう。</p>
<p>だけど、つゆりさんがまたぽそりと呟くのだ。</p>
<p>「……皆さんと直接お会いするのは、初めてですね」</p>
<p>そして、つゆりさんは『そろそろ寝ますね。お休みなさい』と続けて通話を切ってしまう。</p>
<p>そういえば、つゆりさんと会うのは初めてなのか――いつも通話越しに散々話してきたけれど、あくまでも音声だけ、顔を見るのも初めてだ。そんなことを実感すると、何だか妙に緊張してくる。</p>
<p>そわそわと落ち着かなかった体は、どうしてだろう、やがてかちこちに固まっていくのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「どうも」<br />
「あ……。つゆりさん、ですよね？」</p>
<p>「そうですよ」</p>
<p>がやがやとした駅前の集合場所で、僕は初めてつゆりさんと出会う。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13206" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話1" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_1-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>女性にしては背が少しだけ高く、だけど薄めの体、薄い化粧。</p>
<p>無骨で、まるでおしゃれとは無縁な格好……のようで、どことなく様になっているというか。それに、小さな肩幅とか、緩やかな丸みを帯びたシルエットとか、所々が女性的だ。そもそも、顔立ちが整っている。薄めの顔付きだけど、それだけにすっきりとした印象がある。</p>
<p>僕が何も言えないでいたら、つゆりさんがけげんそうに僕のことをのぞいていた。</p>
<p>「どうしました？」</p>
<p>「ああ、ええと、その。おしゃれ……ですね？」<br />
「褒め切れていませんよ。全部ファストファッションですし」</p>
<p>「そ、そうなんですか？」<br />
「ええ。それに、同じような服しか持ってません。最低限ですよ、最低限」</p>
<p>最後につゆりさんは、『だけど、ありがとうございます』と言った。声音と、言動と、容姿と――本当に、全部が全部、一貫している人だ。</p>
<p>「他の方へのあいさつはいいんですか」<br />
「ああ、そうだっ。済みません、それじゃあまた後で」</p>
<p>「はいはい」</p>
<p>あまり、ずっとつゆりさんと会話するわけにもいかなかった。その日のオフ会には、他の参加者もたくさんいたから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのオフ会は、僕にとって少し退屈なものだった。</p>
<p>『悪かった』と言うつもりはない。楽しかったことは確かだ。だけど、仲の良い人たちが集まって、本当に遊ぶだけ。みんなどこか気恥ずかしさがあるのか、同人活動の集まりなのに、同人活動についての話題はほとんどなかった。何より、つゆりさんと話す時間があまり取れなかった。みんなが、こぞってつゆりさんと話したがっていたから。</p>
<p>だから僕はオフ会の解散後、有り体に言うなら<ruby>抜<rt>・</rt></ruby><ruby>け<rt>・</rt></ruby><ruby>駆<rt>・</rt></ruby><ruby>け<rt>・</rt></ruby>をした。まだ20時、大人の集まりにしては健康的な時間だ。</p>
<p>「つゆりさん」<br />
「はい、何です？」</p>
<p>「この後、もう少し飲みませんか？」<br />
「この後、ですか……？」</p>
<p>「ええ。ああ、あの、駄目なら、いいんですけど……」</p>
<p>正直なところ、断られると思っていた。つゆりさんという女性は、男性と一対一で飲みに行くことを安易によしとするほど危うい人間ではないし、ついでに言うと出不精だ。『今日はもうさっさと家に帰って、シャワーを浴びて寝たい』と考えているはず。本当に、行動が読めるぐらいに一貫した人。それはもう、一種の信頼だ。</p>
<p>だけど、つゆりさんの反応は、僕の予想に反したものだった。</p>
<p>「……お店は、私が決めますね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「居酒屋、混んでますね。つゆりさん」<br />
「混んでる場所を選びましたから」</p>
<p>「え？」<br />
「あなたはこれから、私と<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>話<rt>・</rt></ruby>をするつもりです？　それは、物静かなバーでできる話題ですか？」</p>
<p>「あー、なるほど。気を遣っていただいて……」<br />
「ほら、行きますよ。まだ席が空いてるって」</p>
<p>大衆居酒屋の隅にあるテーブル席に着いたつゆりさんは、一番上まで留めていたシャツのボタンを一つだけ外して、皮膚から細く浮き出る鎖骨をちらりと露出させた。</p>
<p>さすがに少しくたびれたのか、ため息をついていた。</p>
<p>「だけど、同人活動の話なんて、通話越しに散々してきたじゃないですか。ここでする必要あります？」<br />
「いやいや、面と向かってすることに意味があるんですよっ」</p>
<p>「その考えには賛同しかねますね。どこで話そうが、内容は一緒じゃないですか」</p>
<p>本当に、情緒的な文章を書く人が、情緒のないことを言う。</p>
<p>だけど何だかんだいって、つゆりさんは僕の話一つ一つに対して丁寧に感想や意見を述べ、僕からの質問にも答えてくれた。つゆりさんは同人活動に関する話をする時、すんとした表情で話す。いつもと変わらない声音。通話でも、つゆりさんはいつもこんな表情で話していたのだろうか。</p>
<p>思わず気が高ぶってきた時は、つゆりさんに『声が大きい』と窘められた。</p>
<p>「それにしても、つゆりさんみたいな人が<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を書いてるなんて、今考えても意外だなあ」<br />
「そうですか。まあ、言われないわけではありませんね」</p>
<p>あらかた話して、僕たちは一息とばかりに酒を飲む。ジントニック、モスコミュール、サイドカー――つゆりさんはあまり甘くないカクテルが好きみたいだ。</p>
<p>「だって、想像できませんもの。こうして会って改めて思いましたけど、つゆりさんって、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>に無縁そうで」<br />
「……ふうん。無縁、ね」</p>
<p>「あ、いえ。別に深い意味は」</p>
<p>自分でも、少し飲みすぎていたと思った。僕のその発言は、女性に対して言うには少々行きすぎたものだった。それに、相手が<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>活<rt>・</rt></ruby><ruby>動<rt>・</rt></ruby>をしていたからと言って、本人の<ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>事<rt>・</rt></ruby><ruby>情<rt>・</rt></ruby>にまで踏み込んでいいわけではない。</p>
<p>だけど、僕が冷や汗をかく傍ら、つゆりさんが怒ることはなかった。</p>
<p>「じゃあ、あー、その……」<br />
「つゆりさん？」</p>
<p>「…………」</p>
<p>そう口ごもるつゆりさんは、今まで見てきた彼女からは想像もできないもので。僕はしばらく、彼女が口ごもる姿をけげんそうに見つめてしまう。『見つめる』……いや、違うな。これは『見とれていた』だ。</p>
<p>そして、つゆりさんは顔を背けたまま目だけをこちらに向けて、居酒屋の喧噪にかき消されてしまいそうな声で呟くのだ。</p>
<p>「……<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby><ruby>み<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>？」<br />
「…………え……？」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そこからは、記憶が少しおぼろげだ。</p>
<p>僕たちは飲みかけのグラスも放置して、さっさと居酒屋から出てしまう。僕が『あの、その』なんて情けなくうろたえていると、つゆりさんが僕の手首をつかんで歩き出した。彼女の手はひんやりとしていた。</p>
<p>居酒屋を出てから歩いた時間は、ほんの5分ぐらい。幸いにも駅前にいて、途中に信号もなかったから、僕たちは沈黙中に言葉を探すこともなく、ただ歩くことだけに集中した。</p>
<p>いや、そんな、まさか――僕の脳がまとまりのない言葉を吐き出し続ける中、たどり着いた先はラブホテル。『いや、そんな、まさか』が、一瞬で消し飛んで真っ白になった。自動ドアをくぐると、無人の受付。泳ぎ続ける目で受付に置かれたパネルを見てみると、そのホテルには数室だけ、簡易なSM専用の部屋があった。他の部屋よりも幾分かけばけばしい内装で、ベッドに拘束具が取り付けられている。</p>
<p>受付を済ませて、エレベーターに入って、そこでついにやることがなくなって、つゆりさんが口を開いた。いわく、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>部<rt>・</rt></ruby><ruby>屋<rt>・</rt></ruby>があるホテルは、あまり多くないらしい。それなら、どうしてつゆりさんが真っすぐここに来られたのか――僕がそれを言いかけたら、つゆりさんは『野暮ですよ』と、僕の口に人差し指を置いた。背けられた顔が赤いのは、お酒のせいなのだろうか。</p>
<p>「その、本当にいいんですか」</p>
<p>僕はホテルの部屋に入り、入り口の鍵をかけながら問う。すると、つゆりさんは顔を背けたまま返した。</p>
<p>「別に。私だって、全く<ruby>未<rt>・</rt></ruby><ruby>経<rt>・</rt></ruby><ruby>験<rt>・</rt></ruby>ってわけじゃないんですから」</p>
<p>「そ、そうなんですか？」<br />
「この年齢ですよ？　大学のころでしたけど、まあ、あまり気持ちよくはなかったですね。相手が好き勝手に腰を振るだけで」</p>
<p>どうしてだろう。その言葉を聞いて、僕は胸の中がすごくもやもやした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんが先にシャワーを浴び始めて、僕は部屋の中を落ち着かずに歩き回る。ものすごく長い時間がたったような気がしたけれど、ふと時計を見たら21時を回ったばかり。2人きりで居酒屋に行ってから、まだ1時間程度しかたっていない。</p>
<p>それから10分ぐらいで、つゆりさんがシャワーから出てくる。『僕も入ってきます』――そう言った僕は、バスローブを着て脚を晒したつゆりさんの姿なんて、ほとんど見られやしなかった。</p>
<p>バスルームで頭からお湯をかぶっている最中でも、足元がふわふわと浮いているような感じがする。今、僕が置かれている状況は、本当に現実のものなのだろうか？　あまりに実感が持てなくて、ただひたすらに戸惑う。</p>
<p>「大丈夫ですか」</p>
<p>その時、バスルームの扉越しに少し大きめの声が響いてきて、僕は飛び上がりそうになった。</p>
<p>「お酒を飲んだ後ですから、気を付けてくださいね。シャワーを浴びた後は、忘れずにお水を飲むこと」<br />
「は、はい」</p>
<p>もしかして、僕がうだうだしているから、つゆりさんは心配になって来てくれたのだろうか。</p>
<p>あまり待たせるわけにはいかない。僕は全く心の準備ができていないまま、追い出されるようにバスルームから出た。そして、つゆりさんの言い付け通りに水を飲んで、バスローブを着てから洗面所を出る。</p>
<p>すると、おそろいのバスローブを着たつゆりさんが、ベッドの縁に座って待っていた。もう、今の状況から逃げることはできない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんな状況にあって、僕はどうにも情けなかった。</p>
<p>「……ど、どうしましょう？」<br />
「お好きなようにどーぞ」</p>
<p>そう返すつゆりさんは、少し素っ気ない。ここまで強引に連れてきておいて『お好きなように』は、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby>じゃないだろうか？　何だか、今のつゆりさんは珍しく、筋が通らない。</p>
<p>だけど、だからと言って、僕には彼女を拒むという選択肢すら思い浮かばなかった。僕は頭の中から必死に性知識を絞り出して、恐る恐る、彼女の真正面から、右手の指先でその細い首筋に触れた。</p>
<p>「ん……っ」</p>
<p>つゆりさんの鼻から、少し高い声が漏れた。</p>
<p>目が細まり、首を曝け出すように上を向く。僕の手を拒む様子はない。だから僕は、指先で彼女の首筋をなで続ける。右手だけでなく、左手も差し出す。僕はどうして、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby>したのだろう？　――少し考えて、つゆりさんが書いた作品のワンシーンが頭にこびり付いていることに気付いた。</p>
<p>続きは、どんな風に書かれていたっけ――僕はつゆりさんの作品を思い出していく。</p>
<p>「っ……、ん、く……。ぁ……」</p>
<p>首筋をなでる手が、肩、二の腕と、少しずつ下がっていく。すると、手が動くにしたがって、バスローブが自然とするする脱げていく。愛撫と脱衣が両立した動きだ。僕はこんな状況で、つゆりさんの物語の描写に感嘆してしまう。</p>
<p>だけど、僕の意識が創作から現実に戻ると、また目が回る心地がした。つゆりさんは分厚いバスローブの下に、もう下着すら着けていなかったのだ。</p>
<p>「きれいです」<br />
「……どーも」</p>
<p>「陸上部だったって、言ってましたよね？　だから、体が引き締まってるんですかね」<br />
「大学のころの話ですよ。筋肉なんて、とっくに落ちちゃってます」</p>
<p>「そ、そうですか」<br />
「無理して褒めなくていいですよ。声、上ずってますし」</p>
<p>「は、はい」<br />
「……うれしくないわけじゃ、ないですけど」</p>
<p>少しだけあばらの浮き出た胸元、手のひらに収まりそうな大きさの乳房、ピンク色の小さな乳首、細いけれど確かに肉の付いた太もも、几帳面に整えられた陰毛――つゆりさんは体の全てを曝け出したまま、ベッドの上に仰向けに寝た。どう考えても、僕がリードしなければならない状況だ。</p>
<p>僕はつゆりさんが書いた物語の展開を必死に思い出す。そして意を決して、彼女の胸を、下から持ち上げるようにしてもみ始めた。</p>
<p>「っ、ふ……」</p>
<p>「その、気持ちいいですか？」<br />
「……ええ」</p>
<p>ぼそっとした呟き。いつもと違う声音に戸惑う。</p>
<p>果たして、僕は正しくできているだろうか？　――僕はつゆりさんの胸をもみながら、何度も『気持ちいいですか』『痛くないですか』と尋ねた。そしたら、つゆりさんは『大丈夫ですから』という言葉とともに、真っ赤な顔で僕のことをにらみ付けた。</p>
<p>「……私たちが<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>こうしているか、覚えてます？」<br />
「あ、え、<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>、ええと？　……何でしたっけ」</p>
<p>「でしょうね」</p>
<p>『<ruby>ど<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>し<rt>・</rt></ruby><ruby>て<rt>・</rt></ruby>こうしているか』――僕はその問いに答えることができなかった。どこか漠然とした質問だったし、そもそも頭が真っ白になっていて何も考えられなかったから。</p>
<p>だけど、つゆりさんがそれに怒ることはない。</p>
<p>「あなたが言ったことですよ？　『つゆりさんって、<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>に無縁そう』って」<br />
「……そう、でしたね」</p>
<p>「『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>』――あなたは、<ruby>私<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>作<rt>・</rt></ruby><ruby>品<rt>・</rt></ruby>を指して言ったんですよ」</p>
<p>そして、つゆりさんの目線が逸れる。視線の先、ベッドのヘッドボードには、電気マッサージ器が置かれていた。</p>
<p>「……<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>んでしょう？」</p>
<p>電動マッサージ器。それはつゆりさんの描く物語にも、たびたび出てくる道具だ。</p>
<p>こぶしぐらいの大きさのヘッド部分が振動する、ただそれだけの道具。だけど、女性の性感帯には絶大な効果を発揮して、しかも触手や大型の機械と違って現実に存在する。女性を強制的に連続絶頂させるのに、これほど適した道具はそうそうない。</p>
<p>まさか、つゆりさんが描く物語で散々見てきた物を、他でもないつゆりさんに使う日が来るなんて――僕が『いいんですか？』と彼女のほうを見ると、つゆりさんはゆっくり、だけど思いっ切り首をひねって、そっぽを向いた。</p>
<p>「…………」</p>
<p>こちらからでも辛うじて見える耳が赤い。</p>
<p>また二つ、つゆりさんのことを知った。一つ目に、<ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>に関しては、意外と恥ずかしがり屋だということ。僕が創作の話題を振るとすんとした表情をするのは、もしかしてそういうことなのだろうか。</p>
<p>そして二つ目に、何も言わず顔を背けるのは、彼女なりの『OK』の意思表示らしい。いつもとことん率直な癖に、こんなにも真っ赤な顔で、遠回しにお願いをするところなんて見たことがない。</p>
<p>『面倒くさい人だな』とは思った。だけど、嫌じゃない。その面倒くささが、僕には狂おしいほど愛おしく感じられる。声音と、言動と、容姿と――本当に、全部が全部一貫して率直な人。だけどその一貫性から外れた部分に、彼女の<ruby>性<rt>・</rt></ruby>を感じたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は電動マッサージ器を手に取って、電源を入れる。</p>
<p>「っ」</p>
<p>強度最弱の、それでも確かな存在感を覚えさせる振動音に、あおむけに寝ていたつゆりさんのお腹がひゅっと膨らんだ。</p>
<p>僕はつゆりさんの秘所を観察する。つゆりさんの性器はきれいだった。陰毛が楕円形に丁寧に処理されていて、性器周りが黒ずんでいることもなく、皮膚がびらびらと伸びていることもない。女性であればパーツ自体はみんな同じのはずだけど、彼女のそれは情報量が少ないというか、シンプルというか――何だか女性器にすらつゆりさんらしさがあって、おかしくなってくる。</p>
<p>「見すぎですよ」<br />
「す、済みません」</p>
<p>恨めしそうなかすれ声が飛んできたから、僕は彼女の秘所の観察……いや、見とれるのをやめた。</p>
<p>僕は人差し指と中指の2本指を束ねて、クリトリスの包皮の上にそっと添える。そして、その指の上から、電動マッサージ器を当てた。</p>
<p>「っあ……っ！　ぁ……っ」</p>
<p>これも、つゆりさんの作品から学んだことだ。彼女は激しい快楽責めを書くけど、現実問題として、電動マッサージ器をいきなり秘所に直接当てたら痛いらしい。だから<ruby>普<rt>・</rt></ruby><ruby>通<rt>・</rt></ruby><ruby>は<rt>・</rt></ruby>、下着とか、タオルとか、あるいは自分の指とかを緩衝材にするのだ。</p>
<p>だけど、マニュアル通りの愛撫をしていると、つゆりさんがもぞもぞと腰をうごめかせ始める。ほんの数センチメートル、くい、くいと腰が上下に揺れ、その後はっと気付いたかのように動きが止まって、ぷる、ぷると震える。</p>
<p>もしかして？　――僕はその動きの<ruby>意<rt>・</rt></ruby><ruby>図<rt>・</rt></ruby>を察して、少し強めに、添えた指先で彼女のクリトリスを押し込んでみた。</p>
<p>「ぅあっ♡　っ、ぅ――♡」</p>
<p>すると、つゆりさんの体の不自然な動きが止まった。代わりに、びく、びくと、明らかに感じているのだろう震え方に変わる。</p>
<p>「<ruby>普<rt>・</rt></ruby><ruby>通<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>じゃあ、物足りないですか？」<br />
「っ、ぅ……！」</p>
<p>つゆりさんは何も言わず、真っ赤な顔で僕をにらみ付けた後に、そっぽを向いた。『聞くな』と言わんばかりのその態度は、僕を申し訳なくさせるとともに、無性にかわいらしくて仕方ない。</p>
<p>僕は電動マッサージ器の下敷きにしていた指を引き抜いて、重い振動を直接彼女のクリトリスに当てた。</p>
<p>「っあ゛っ♡♡　ぁくっ、ぁ――！！　ぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡」</p>
<p>口から上がる嬌声。こわばる背筋。片脚がぴんと伸び、もう片脚がだらしがなく開かれ、そけい部の筋が強調される。僕が快楽を与えるたびに、つゆりさんは僕に淫らな姿を見せてくれた。</p>
<p>電動マッサージ器の刺激というものは、大きく分けて<ruby>二<rt>・</rt></ruby><ruby>つ<rt>・</rt></ruby>あった。僕は最弱の<ruby>振<rt>・</rt></ruby><ruby>動<rt>・</rt></ruby>を維持したまま、腕に少しだけ力を込めて、つゆりさんの秘所を<ruby>圧<rt>・</rt></ruby><ruby>迫<rt>・</rt></ruby>した。</p>
<p>「ぅあぉ゛っ♡♡♡　ぁぐっ……！！　っーーーー♡♡♡」</p>
<p>突き出された唇から一瞬だけ漏れたちょっと間抜けな声が、僕の背筋をぞくぞくとさせた。どうやらつゆりさんは、電動マッサージ器をそっと添えるよりも、少し力を込めて圧迫したほうが好きみたいだ。</p>
<p>だから僕は、円を描くように電動マッサージ器をぐりぐりと押し込んでいく。</p>
<p>「ぃぎっ、それ、は――！！？　ぁ゛っ、ぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡　ぁぐ――！！！　ぅ゛ぅぅぅぅぅぅうううっ♡♡♡」</p>
<p>今までよりもずっと大きな刺激がやってきて、つゆりさんはほとんど反射的に、僕の電動マッサージ器をつかんだ――一度、止めたほうがいいだろうか？　だけど、つゆりさんの手はゆっくりと離れていき、やがて強く握られた拳となって、腰の横まで下ろされた。</p>
<p>同人活動では激しい性描写をするつゆりさんだけど、彼女本人は決して、性感に対してそこまで耐性があるわけではなかったみたいだ。それでも、必死に受け入れようとするその姿は、僕が思わず鼻から大きく息を吐いてしまうぐらい、本当にいじらしい。</p>
<p>今更、行為を止められるはずもない。僕は、振動の中央にクリトリスを捉えた電動マッサージ器を、ぐりぐりと動かし続けた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13207" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話2" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_2-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>「んぁ゛っ、っ゛！！！　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡　んぐっ、ぅ゛――♡♡♡　っうぅ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っ♡♡♡」</p>
<p>恥ずかしがり屋なつゆりさんの絶頂は、慎ましやかなものだった。顔を背け、口を一文字に結んだまま、全身を震わせる。だけど、声を我慢まではできず、鼻からうめき声が漏れ続けている。何より、びく、びくという断続的な体の震えようといったら、僕から見ても彼女がそれだけ感じていることが明らかだった。</p>
<p>僕は一度電動マッサージ器を離して、つゆりさんの絶頂を見守る。彼女の体の震えは段々と収まっていって、1分たたないぐらいで口をぷはっと開いた。</p>
<p>「は……っ！　はぁ、ぁ……！　ぁぁ……♡」</p>
<p>つゆりさんは目元を潤ませ、頬を蒸気させ、荒立った呼吸を整える。僕から見ても分かるぐらい、全身が緩んでいる。僕がこう言うのもおこがましいけれど、それはまさしく<ruby>幸<rt>・</rt></ruby><ruby>せ<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby>絶頂だ。</p>
<p>……だからこそ、まっくろな欲望が、僕の胸の中で沸々と湧いてくる。</p>
<p>「1回じゃあ、足りないですよね」<br />
「……悪い顔してる」</p>
<p>僕が問うと、つゆりさんは少しぎくりとした表情を浮かべてから、ため息を付いた。彼女に指摘されて自分の頬が緩んでいることに気付いたけれど、物怖じすることはない。</p>
<p>「でも、期待してるでしょう？」<br />
「っ」</p>
<p>「僕に『試す』なんて言ってましたけど、本当はつゆりさん自身がされたかったんですよね？」</p>
<p>別に、つゆりさんの言葉に反論しようと思ったわけではない。ただ、顔を真っ赤にしてうろたえるつゆりさんが、堪らなくかわいらしく思えたから。優越感と支配感――僕は今、本当に良くない感情に支配されている。このままでは、つゆりさんのことをどうにかしてしまいそうな……。</p>
<p>だけど、つゆりさんは恨めしそうな顔を背けて、ぽつりと呟くのだ。</p>
<p>「……いけませんか」</p>
<p>ずるいな――僕はそう思った。どんな猫なで声で甘えられるよりも、その素っ気ない呟きのほうが、ずっとあざとく、かわいらしく聞こえた。『いけないわけ、ないでしょう？』――すっかり毒気を抜かれてしまった僕は、その言葉を出せなかった。だから、苦し紛れにつゆりさんを抱きかかえて、姿勢を変えさせる。</p>
<p>うつ伏せ。そして右手首を斜め前方に引っ張って、ベッドに備え付けられていた枷に。つゆりさんの腕には一瞬だけ力がこもり、だけどまたすぐに緩んでいく。</p>
<p>右手、左手、右足、左足――僕はもたもたとした手付きで、つゆりさんの四肢を拘束していく。うつ伏せのまま、大の字の体勢。一つ一つが動かなくなるたびに、つゆりさんの呼吸が、僕からでも分かるぐらい荒くなっていく。</p>
<p>「つゆりさんって、言葉責めはあまり好きじゃないですよね」<br />
「……まあ、そうですね」</p>
<p>「だけど、これだけは言わせてください」<br />
「何です」</p>
<p>「これから、つゆりさんが僕を誘ったことを後悔するぐらい、たくさんイカせてあげますね」<br />
「っ……」</p>
<p>もう、ホテルに来た当初のような初々しい緊張はない。今の僕たちは、何段も飛ばしてより深い世界に飛び込んでいく。</p>
<p><ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>当<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>が、ようやく始まるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は、つゆりさんの大きく開かれた両脚の間に座った。</p>
<p>僕の心は嗜虐心に満たされているけど、つゆりさんのことを辱める趣味はなかった。そして、それは彼女も同じ。僕たちが求めるのは、ただひたすらの性的快感。</p>
<p>だから、何ももったいぶることはない。僕は電動マッサージ器のスイッチを入れて、つゆりさんの秘所に当てた。最初と同じく、最弱の振動から。</p>
<p>「ぅあ゛――！！！？　ぁ゛、ぁぁぁあ、ぁぁぁぁあっ！！！？」</p>
<p>「きついですか？」<br />
「きつい゛、です――っ！！！？　さっきより、敏感にっ、っ゛～～！！！！」</p>
<p>「それじゃあ、続けますね」<br />
「っ゛～～～～！！！？　っ――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡」</p>
<p>先ほどと同じ強度の振動。しかも、うつ伏せという姿勢は、意外と電動マッサージ器を当てにくい。それでも、つゆりさんは敏感な反応を示す。絶頂すると感度が上がるというのは本当らしい。</p>
<p>「ふっ、ぅぅぅう゛っ♡♡♡♡　ふぅーーーーっ！！！　ふーーーーっ♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんは、深呼吸を繰り返して快感を受け入れようとしている。果たして、それに効果があるのかどうか僕には分からないけれど、今の僕は何となく、彼女の好きにさせたくなかった。もっと、もっと、乱れてほしい――その感情に任せて、電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くした。</p>
<p>「ッ――！！！？　ぅ゛ぁぁぁぁぁああああああああっ！！！？　ちょ――！！！？　ぁぐっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの努力は、あっという間に水泡に帰す。肺にたまった空気を全て吐き出すような悲鳴を上げた時、僕はちょっとだけおかしく、そして無性にうれしく感じた。</p>
<p>僕はまた、電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くする。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあっ！！！？　これ、待――ッ！！！？　ぁ゛っ♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ！！！！」</p>
<p>やがてつゆりさんは、快感を拒絶するような反応を示し始めた。拘束されている手足が縮こまるように動き、腰が電動マッサージ器から逃げるように動く。やっぱり彼女本人は決して、性感に対して耐性があるわけではない。</p>
<p>「まっ、て――！！！？　一度、止め、くだ――♡♡♡♡　ぅ゛あっ！！！？　お願い、だから――！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああああっ！！！？」</p>
<p>いつも率直な物言いのつゆりさんが、<ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>の時になるとうんともすんとも言わなくなる。そして今、そんな彼女が一周回って懇願の言葉をこぼし始める。それは、彼女が明確に限界であることを示していた。</p>
<p>だけど僕は、つゆりさんを犯すのをやめなかった。だってつゆりさんが描く<ruby>物<rt>・</rt></ruby><ruby>語<rt>・</rt></ruby>の中で、この程度で終わりになるものは一つも存在しないから。</p>
<p>「言ったでしょう？　『たくさんイカせてあげますね』って」<br />
「ぅあ゛――♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああっ！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ♡♡♡♡」</p>
<p>そう言って電動マッサージ器の振動をかちりと一段階強くすると、つゆりさんは首をいやいやと振りながら悲鳴を上げた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このホテルのベッドに備え付けられた拘束具は、長さを調整できなくて、つゆりさんの身長だと動く余地があった。だけど、それはほんの十数cmのこと。快楽から逃げることまではできず、浮いた腰ががく、がくと震えるだけ。</p>
<p>きっとつゆりさんは、あまりに気持ちよすぎて、自分がしていることに気付いていないのだろう。お尻をこちらに突き出すその姿勢は、僕の嗜虐心を嫌に刺激するのだ。</p>
<p>僕は、つゆりさんの頭のほうに置かれていた枕を引っ張りだして、彼女のお腹の下にねじ込んだ。</p>
<p>するとつゆりさんは、腰を浮かせたまま動けなくなる。そしてその体勢は、電動マッサージ器を当てるには好都合だった。僕は電動マッサージ器を下から掬い上げるようにして、つゆりさんの秘所に当てた。</p>
<p>「っ゛っ～～～～～～～～！！！！　いや゛――♡♡♡♡　っぁ゛――♡♡♡♡　いや゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっ！！！？」</p>
<p>意図せず<ruby>最高<rt>さいあく</rt></ruby>の体勢が完成して、つゆりさんは本気の抵抗を始めた。髪がぐしゃぐしゃになるぐらい頭を振り乱しながら、両手足の拘束具をがちゃがちゃと鳴らし続ける。</p>
<p>それでも、今更この快楽責めから逃げられるはずもない。逃げるなら、僕が彼女を拘束する前。いや、そもそも僕をこんなことに誘うべきではなかった。つゆりさんは今、そんな後悔をしているのだろうか？　もしそうだとしたら、それは明らかに僕を拒絶している。</p>
<p>……それなのにどうして僕は、こんなにも『彼女をいじめたい』と思っているのだろう？</p>
<p>「ぁ゛――！！！？　ぁ゛――♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛――！！！！？　ぁ゛ぁぁぁああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんはあっという間に2度目の絶頂を迎えてしまうけれど、僕は電動マッサージ器を離さない。それどころか、電動マッサージ器の振動をまたかちりと一段階強くする。いつの間にか、振動の強度は最大になっていた。</p>
<p>「や゛、ぁ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ！！！！？　やだっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ！！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ～～～～～～～～ッ！！！！！」</p>
<p>1度目の絶頂では、すぐに休憩を取った。だから、絶頂後にすかさず快楽責めをしたのは、今が初めて。本当に、本当に、こんなにつらいものだとは思わなかったのだろう。つゆりさんはまるで子どものように泣きじゃくり始める。</p>
<p>これだ、これが見たかったんだ――それは、僕がずっとつゆりさんの描く物語で見てきて、夢にまで見た淫靡な光景。それを、僕は他ならぬつゆりさんで叶えることになったんだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんの姿、つゆりさんの声、つゆりさんの感触――僕の脳に飛び込んでくるあらゆる情報が、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を硬くしていた。</p>
<p>決して自分を正当化したいわけではないけれど、こんな状況で自分の欲望を抑え続けろというのは無理な話だった。僕は無意識のうちに、電動マッサージ器から手を離す。代わりにバスローブの中から自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を露出させ、小ぶりだけどしっかりと女性の形をしたつゆりさんのお尻に押し当てた。</p>
<p>ただの女性の肉体が、『つゆりさんの肉体』というだけで、その快感を何倍にも押し上げる。</p>
<p>「ッ――……！！！？　ぁ゛――……！！！！」</p>
<p>その時、つゆりさんの体が一瞬だけ跳ねる。その衝撃と、ぶるぶるとした体の震えで、僕の頭が冷静になる。それはあまりにも、<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby>ではないだろうか？</p>
<p>だけど、僕が彼女から離れようとすると、つゆりさんは硬直した体の力を抜く。それどころか、控えめに、本当に控えめに、お尻を振るのだ。まるで、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を摩擦するかのように、受け入れるように。</p>
<p>――そんなことをされたら、もう我慢できそうにない。</p>
<p>「ぁ゛、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……ッ♡♡♡♡♡　ぁぐ、ぁ……！！！？　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>ずりずりと摩擦された僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>は、やがてつゆりさんの女性器のほうにずれていく。つゆりさんは両腕の拘束具をぎちりと慣らしたまま、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をのみ込んでいった。</p>
<p>つゆりさんの中は、狭くきつい。それでも、内壁があむあむと咀嚼するようにうごめくたびに、僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>は少しずつ奥へとのみ込まれていく。</p>
<p>「ぁ゛、ぁぁ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ひぅ――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が根元までのみ込まれた瞬間、つゆりさんはまたイッた。それはあくまでも、今までの電動マッサージ器による刺激があったからだ――僕は頭を振った。</p>
<p>僕は確かに、自分自身も性的快感を享受したいと思っていた。だけどそれ以上に、僕はつゆりさんを快楽一色に染め上げたかった。僕はつゆりさんの体と、お腹の敷かれた枕の<ruby>間<rt>・</rt></ruby>に、電動マッサージ器を差し込んだ。</p>
<p>「ぅぁ゛ぁあッ！！！！？　やだっ、今それっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>すると、つゆりさんは浮いた腰をもっと浮かせて、電動マッサージ器の振動から逃げようとする。僕は、彼女が振動から逃げられないように、全身の体重をつゆりさんの背中に掛けて押しつぶした。</p>
<p>「んぐッ、ぉ゛、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ！！！！！　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁあっ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ♡♡♡♡♡　ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんは僕の下でもがき始め、小さく弾力のあるお尻を僕の腰に押し当て続けた。</p>
<p>上からは僕が押しつぶすように犯し、下からは電動マッサージ器が突き上げるように犯す。だけど、この暴力的なサンドイッチは、上下で等価ではないらしい。それは、つゆりさんが電動マッサージ器の振動に絶えず悶え続けていることから容易に分かった。</p>
<p>一方で、僕が自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をつゆりさんの奥に突き立てても、ほんの少しの反応を返すだけ。文明の利器とはかくも偉大なものかと関心はするけれど、無機物に負けているという事実に少し嫉妬してしまう。</p>
<p>僕は、つゆりさんのほんの僅かな反応を引き出すために、必死に腰を振り続けた。</p>
<p>「ぁ゛っ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>最初は、ただやみくもに腰を上下に振った。</p>
<p>だけど、つゆりさんの反応は乏しく、その声が僕によるものなのか、電動マッサージ器によるものなのか分からない。それに、僕が腰を持ち上げた瞬間に、つゆりさんもお尻を持ち上げて、電動マッサージ器の振動から逃げてしまうから都合が悪い。</p>
<p>それならと、僕はピストン運動をやめて、体重をかけるようにして自分の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>をつゆりさんの奥に思いっ切り押し付ける。</p>
<p>「ぉ゛おっ！！！！？　ぉ゛～～～～～～～～っ♡♡♡♡♡　ぁ゛っ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡」</p>
<p>すると、つゆりさんは唇を突き出して悲鳴を上げた。その反応は良好なものだった。つゆりさんの中の弱点を知ることができて、僕は嬉しさと優越感を覚えた。僕はつゆりさんに体重を掛けたまま腰を動かして、つゆりさんの奥をぐりぐりと圧迫していく。</p>
<p>だけど、その答えに至る前に、腰を振りすぎていたから。電動マッサージ器の振動が、僕にも届いていたから。そして悶え続けるつゆりさんが、あまりに扇情的だったから。僕は大して時間がたっていないのに射精してしまう。</p>
<p>「ひぁ゛――♡♡♡♡♡　っぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛――♡♡♡♡♡　っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>……射精の瞬間につゆりさんがイッたのは、あくまでもそういうタイミングだったからだろう。</p>
<p>つゆりさんから離れるのが惜しかったから、僕は射精直後の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>を引き抜くことなく、彼女のことを押しつぶすようにして抱き締め続けた。</p>
<p>一体、今晩というわずかな時間の中で、つゆりさんは何回イッたのだろう。</p>
<p>「ぁ゛ぁぁぁぁぁあああああッ♡♡♡♡♡　ぁぐっ、ぁ゛――♡♡♡♡♡　ぐすっ、ぅぁ゛ぁぁぁぁああああああんっ♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁああああっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>僕が彼女に覆いかぶさりその横顔を見ても、もう恥ずかしがる様子もなかった。そんな余裕なんて残っていない。蕩け切った口元、濁りに濁った声。涙をぼろぼろに零し続ける目は、焦点が合っていない。</p>
<p>暴れ疲れてしまったのか、もうじたばたと抵抗する様子すら見られない。今は快感に従って、反射運動で全身の筋肉を痙攣させるだけ。体は熱く、僕がべったりと抱き締めている背中は入浴中かと疑わんばかりに汗まみれだ。普段の彼女からは、まるで想像も付かない。</p>
<p>それは、つゆりさんが描く物語そのもの。今更、『試す』とか、『試さない』とか、そんな言い訳をするつもりはない。ただ、僕はずっとこうしていたかった。そして、つゆりさんもきっと、ずっとこうされていたいはずだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つゆりさんのことを全身で感じていると、いつの間にか、中に挿れたままの僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が、すっかり大きくなっていた。今の僕にとっては、つゆりさんを快楽で責める新たな道具が、床から生えてきたような気分だ。</p>
<p>一度射精した僕は、自分の快感よりも、つゆりさんの快感を優先できた。先ほど得た教訓も生かして、腰を過度に振ることもなく、つゆりさんに体重を掛けて彼女の奥をぐりぐりと圧迫していく。</p>
<p>「ぁ゛ぉ゛ぉぉおおッ♡♡♡♡♡　ぉごっ、ぉ゛っ♡♡♡♡♡　っぉ゛ぉぉぉ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っっ――♡♡♡♡♡　ぉ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ッ♡♡♡♡♡」</p>
<p>喘ぎ声が『あ゛』から『お゛』に変わった瞬間、全身がくすぐったくなるような、男としての浅ましい優越感に包まれた。僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>が、確かにつゆりさんを感じさせている。</p>
<p>僕は、つゆりさんの奥をぐりぐりと圧迫し続ける。たったそれだけで、つゆりさんはまた何回も体を激しく痙攣させる。このまま何回でも、何十回でもイケてしまいそう。</p>
<p>……だけど、現実というのは大抵のものが有限だ。</p>
<p>「ふぐっ、ぁ゛――……♡♡♡♡♡　ぉ゛、ぉ～……♡♡♡♡♡　ぁ゛、ぁ゛、ぁ゛ぁぁぁぁぁあああ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡　ぉ゛ぉ、ぉ゛ぉぉぉおおお～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～……♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの反応が、だんだんと乏しくなっていく。声が小さくなり、体の動きも弱い。もう下り坂に差し掛かっていることは、僕にも分かった。</p>
<p>だけど、僕の欲望は強かった。こんなにも消耗したつゆりさんのことを見て、僕は『せめて、あともう1回だけ』と思ってしまったのだ。</p>
<p>ピストン運動を一度もしていなかったはずなのに、いつの間にか射精感もすっかり高まってきている。もう、電動マッサージ器の振動は最大。これ以上、刺激を強くする方法なんてない。だから、僕はつゆりさんの体を精いっぱい押しつぶして、彼女の奥を刺激しながら、彼女のクリトリスを電動マッサージ器に押し当てさせるのだ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13205" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3.jpg" alt="強制絶頂専門の女性同人作家とオフで愛ある泣き叫び電マ連続絶頂セックスをする話3" width="1191" height="1684" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3.jpg 1191w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3-768x1086.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2024/05/1_3-1086x1536.jpg 1086w" sizes="(max-width: 1191px) 100vw, 1191px" /></p>
<p>「ッ゛ーーーー♡♡♡♡♡　っぁ゛――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁあああああああッ♡♡♡♡♡　ッッッぁ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>体に残った欲求や快感――その全てを搾り出すような絶頂がやってくる。</p>
<p>つゆりさんの体が、高い所から突き落とされたかのように飛び跳ねた後に痙攣する。ぎゅうぎゅうとした筋肉のうごめきが、僕の全身に伝わってくる。その動きは、彼女の体全部がポンプか何かになったみたいだ。そしてその収縮に従って、秘所から潮が噴き出て電動マッサージ器に当たり、ベッドの上に飛び散っていく。</p>
<p>僕は、つゆりさんの絶頂とほとんど同時に射精した。きゅうきゅうと収縮する膣内があまりに刺激的すぎて、僕の精液すら一滴残らず搾り出されてしまいそうだった。だけど、つゆりさんにしてみれば、他の感覚があまりに強烈すぎて、僕の射精なんて認識すらできていないのではないだろうか。</p>
<p>「っ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っぁ゛ぎ――♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの絶頂は長かった。僕の下で、ずっと全身の筋肉をぎゅうぎゅうと痙攣させ続けている。</p>
<p>10秒、20秒、30秒。1分、1分10秒、1分20秒、1分30秒。2分――僕が少し心配になるぐらいの時間がたってから、つゆりさんの全身の筋肉が急激に緩む。足元からは、びちゃびちゃという、さらに夥しい水音。</p>
<p>そして僕はようやく、つゆりさんの下に敷いてあった電動マッサージ器の存在に気付いて、大慌てで電源を切ったのだった。</p>
<p>「つゆりさん、大丈夫ですか？」<br />
「ぁ゛……♡♡♡♡♡　ぁ、ぉ゛……♡♡♡♡♡　ぁ゛ぁ……♡♡♡♡♡」</p>
<p>つゆりさんの目は開いているはずなのに、口からは呆けた声が上がるだけ。完全に意識が飛んでいた。その姿は、やっぱり彼女の描く物語そのもの。もう僕の<ruby>も<rt>・</rt></ruby><ruby>の<rt>・</rt></ruby>はすっかり搾り取られてしまって反応しないけれど、胸の奥がそわそわとするような、落ち着かない高揚感がこみ上げてくる。</p>
<p>僕はつゆりさんから離れることなく、ごろんと横に倒れた。横向き寝、つゆりさんを背中から抱き締める体勢に。</p>
<p>もう、彼女に触れることに対して抵抗感はなかった。ほんの少しの気恥ずかしさと溢れんばかりの愛おしさを込めて、彼女のことを抱き締め続けるのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>――――<br />
――</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>現実にしてはできすぎた情事が終わって、僕は段々と現実に引き戻されていく。</p>
<p>そこに残る<ruby>余<rt>・</rt></ruby><ruby>韻<rt>・</rt></ruby>は、決して幸福感などではなかった。</p>
<p>「やりすぎです」<br />
「済みません……」</p>
<p>「しかも挿れられて、2回も<ruby>中<rt>・</rt></ruby>に出されるなんて、思いませんでした」<br />
「本当に済みません……」</p>
<p>つゆりさんが体に付着した体液をタオルで拭っている時、僕はベッドの上で正座していた。</p>
<p><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>い<rt>・</rt></ruby><ruby>う<rt>・</rt></ruby><ruby>行<rt>・</rt></ruby><ruby>為<rt>・</rt></ruby>をするにあたって、<ruby>線<rt>・</rt></ruby><ruby>引<rt>・</rt></ruby><ruby>き<rt>・</rt></ruby>はとても大切だ。僕たちが事前に同意したのは、あくまで『<ruby>試<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby>』ところまで。<ruby>本<rt>・</rt></ruby><ruby>番<rt>・</rt></ruby>までしてしまうというのは、明らかに一線を越えている。いくらつゆりさんが受け入れるような態度だったとはいえ、それは泣きじゃくるほどにイカされ続けているなんていう極限の状況でのこと。ここで『あなただってその気だったじゃないか』なんて言えるほど、僕は厚顔無恥な男ではない。これは<ruby>や<rt>・</rt></ruby><ruby>り<rt>・</rt></ruby><ruby>す<rt>・</rt></ruby><ruby>ぎ<rt>・</rt></ruby>だ。</p>
<p>一瞬のうちに、いろいろ光景が頭を過る。レイプ魔として警察署の取調室で詰問されている光景、職場に伝わって上司の怒鳴り声を浴びている光景、両親に泣きながら懺悔する光景。だけどその何よりもつらいのは、まさしく、つゆりさんに嫌われてしまったかもしれないという現状だ。</p>
<p>そんなつゆりさんは、僕に背中を向けたまま呟いた。</p>
<p>「たのしかったですか」<br />
「え？」</p>
<p>「あなたは、たのしかったですか」</p>
<p>何というか、物凄く返答に困る質問だ。</p>
<p>これだけのことをやっておいて『つまらなかった』と答えるのも、いけしゃあしゃあと『楽しかった』と答えるのも、どちらも悪いようにしか考えられない。</p>
<p>僕は悩みに悩んだあげく、正直に答えることにした。</p>
<p>「……はい。すごく」<br />
「そうでしょうね。私への配慮を忘れるぐらいですものね」</p>
<p>怒った時のつゆりさんは、ちくちくと刺してくる。</p>
<p>声を荒立てるわけでもなければ、憤怒の表情を浮かべるわけでもないけれど。こんなにも怒ったつゆりさんの様子を見るのは初めてかもしれない。どんどん心が暗くなっていく。新たな一面を知ることができたなんて喜ぶ余裕もない。</p>
<p>だけど、つゆりさんが言うのだ。</p>
<p>「一つ、やり残しがありました」</p>
<p>まるで、まだ情事の中にいるかのような、少しはっきりしない声。僕が『何を？』を聞き返そうとして、その言葉は止まった。</p>
<p>眼前に突然近づいてきたつゆりさんの顔に、僕はまず驚く。そしてややあってからようやく、僕の唇に温かい何かが添えられていることに気付いて、僕は声を出すこともできないまま、また驚いた。</p>
<p>つゆりさんが、僕に口付けをしていた。目を開いたままの僕は、キスを受け入れることも拒むこともできず、ただ真っ赤になったつゆりさんの顔に見とれ固まるだけだった。</p>
<p>「……あなたがよければ、また今度、お願いします」</p>
<p>ほんの十秒程度のキス。唇と唇が離れて、つゆりさんはかすれた声でそう囁くと、すぐにそっぽを向いてしまう。後悔や不安、恐怖――胸の中を支配していたいろいろな感情が、いつの間にかきれいさっぱりなくなっていた。</p>
<p>「今じゃあ、駄目ですか」<br />
「限度があります。私が何回イッたと思ってるんですか」</p>
<p>「でも、僕はまだ2回しか……」<br />
「十分でしょう？　一晩で何十回もイクなんて、頭がおかしいですよ」</p>
<p>「いろいろな意味で、それをつゆりさんが言ったら駄目だと思います」<br />
「満足したかったら、次は私がイッてる間にたくさん出すことですね」</p>
<p>それはつまり、また<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>そ<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>ま<rt>・</rt></ruby><ruby>で<rt>・</rt></ruby>シてもいいということなのだろうか。僕がそれを問うと、つゆりさんはまた真っ赤な顔でそっぽを向いたまま、訂正も何もしないのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">◆</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おまけ</p>
<p>「その、つゆりさんってどうして、僕と<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>を許してくれたんですか？」<br />
「……『<ruby>あ<rt>・</rt></ruby><ruby>ん<rt>・</rt></ruby><ruby>な<rt>・</rt></ruby><ruby>こ<rt>・</rt></ruby><ruby>と<rt>・</rt></ruby>』が何を指しているのかは分かりますけど。『どうして』とは、どういう意味です？」<br />
「いや、その、どうして僕なんかと、と思って」</p>
<p>「もしかして、あなたは『私が気まぐれか何かで、仕方なくあなたの相手をしてあげた』とでも思ってます？」<br />
「いや、そこまで言うつもりは……」<br />
「行為にせよ、交際にせよ。お互いのことをよく知って、『この人がいい』と判断してからでなければするべきでないと、私は思ってますよ」<br />
「その辺りはまあ、つゆりさんらしいとは思いますけど。それじゃあ、どうして僕が。僕はつゆりさんにとって、ただの一読者に過ぎませんし」</p>
<p>「……あなたは、本当に察しが悪いんですね」<br />
「え？」</p>
<p>「毎回毎回こちらが恥ずかしくなるぐらいの感想を送りつけるだけでなく、私の面倒くさい人間性まで受け入れてくれるほどの熱心なファン、あなたの他にはいませんよ」</p>
<p>おしまい</p>
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		<title>多腕アンドロイド♂受け編 宝船（四十八手）で夜這いくすぐり搾精される男の子</title>
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		<dc:creator><![CDATA[おものべ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Nov 2023 09:00:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イラスト（ショートストーリー）]]></category>
		<category><![CDATA[【人数】一人に責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【受】男性が責められる]]></category>
		<category><![CDATA[【攻】人外が責める]]></category>
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					<description><![CDATA[ひとり親の子どもが寂しくないようにと、父親が女性型アンドロイド『ミゾホ』を連れてきました。しかし、ミゾホの正体は、実は"こちょこちょ多腕搾精アンドロイド"。彼女は毎晩のように男の子を襲って、機械娘フェチ、多腕フェチ、くすぐりフェチ、搾精フェチ――たくさんの性癖を植え付けてしまうのでした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>◆あらすじ</strong></p>
<p>ひとり親の子どもが寂しくないようにと、父親が女性型アンドロイド『ミゾホ』を連れてきました。しかし、ミゾホの正体は、実は&#8221;こちょこちょ多腕搾精アンドロイド&#8221;。彼女は毎晩のように男の子を襲って、機械娘フェチ、多腕フェチ、くすぐりフェチ、搾精フェチ――たくさんの性癖を植え付けてしまうのでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今よりも少し遠い未来、1人の男の子がいました。</p>
<p>男の子は<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">ひ</span><span class="boten">と</span><span class="boten">り</span><span class="boten">親</span></span>でした。男の子が幼い時に母親は病気で亡くなってしまい、今は父親との二人家族。その父親も仕事で忙しく、なかなか家に帰れません。</p>
<p>そこで『男の子が寂しくないように』と、父親は一計を案じたのでした。</p>
<p>「今日から、彼女が3人目の家族になる。この子を支えてやってくれ、頼んだぞ。<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">ミ</span><span class="boten">ゾ</span><span class="boten">ホ</span></span>」<br />
<span style="color: #800080;">「はい。これからよろしくお願いします。マスター」</span></p>
<p>平坦な声音であいさつをした<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">れ</span></span>は、女性型のアンドロイドでした。見た目の年は、男の子よりも一回りか二回り大きいぐらい。『もしも、この子に姉がいてくれたら』――父親がそう思って選んだ個体でした。彼はどこまでも我が子のことを思っていたのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、彼には二つの誤算がありました。</p>
<p>一つは、ミゾホがあまりに魅力的だったということ。ミゾホオズキ――丸みのある花びらを持ったその植物の花言葉は、『おしゃべり』『変わらぬ愛』。ミゾホは男の子とよく会話し、愛情をもって接しました。男の子が彼女に恋心を抱いてしまうのも、無理はありません。</p>
<p>そしてもう一つの誤算は、ミゾホオズキに込められた<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">も</span><span class="boten">う</span><span class="boten">一</span><span class="boten">つ</span><span class="boten">の</span><span class="boten">花</span><span class="boten">言</span><span class="boten">葉</span></span>――。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13002" src="https://omonove.com/wp-content/uploads/2023/11/宝船足裏くすぐり.jpg" alt="多腕アンドロイド♂受け編 宝船（四十八手）で夜這いくすぐり搾精される男の子" width="1684" height="1191" srcset="https://omonove.com/wp-content/uploads/2023/11/宝船足裏くすぐり.jpg 1684w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2023/11/宝船足裏くすぐり-768x543.jpg 768w, https://omonove.com/wp-content/uploads/2023/11/宝船足裏くすぐり-1536x1086.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1684px) 100vw, 1684px" /></p>
<p>「ぁ゛はぁぁぁぁっはっははははははははははははぁぁぁぁあっ！！！！？　や゛めっ、くしゅぐっ、くすぐったはぁぁぁぁぁっはっはははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁあッ♡♡♡♡♡」<br />
<span style="color: #800080;">「マスターは本当に、足の裏が弱いんですねー♡　指の付け根をかりってするたびに、おちんちんがびくびくしてますよー♡」</span></p>
<p>「だめっ、だめ――♡♡♡♡♡　またっ、<span class="botenparent kuromaru"><span class="boten">そ</span><span class="boten">こ</span></span>、変に――♡♡♡♡♡　ッ゛～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」<br />
<span style="color: #800080;">「あはは♡　また<ruby data-rt="で">射精<rp>（</rp><rt>で</rt><rp>）</rp></ruby>ましたね、マスター♡」</span></p>
<p>ミゾホオズキの花言葉は『笑顔を見せて』――機械音痴の父親が知り得なかったのは、ミゾホが&#8221;こちょこちょ多腕搾精アンドロイド&#8221;だったということです。</p>
<p>ミゾホは毎晩のように男の子の寝床に襲撃し、組み伏せ、たくさんの手で男の子の全身をこちょこちょとくすぐり犯しながら、ぞりぞりシリコン製おまんこで男の子の精を搾り尽くしたのです。</p>
<p><span style="color: #800080;">「安心してください、マスター。マスターが寂しくないように、寂しさなんて感じないように、ずっとずーっと、こちょこちょしてあげますからね♡」</span><br />
「ひゃぁ゛ーーーーっはっはははははははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡　ぁぁひっ、ひひっ、ひぃぃぃぃぃいっ♡♡♡♡♡　っ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡　ッ゛ッッ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～♡♡♡♡♡」</p>
<p>確かに、男の子が寂しさに独り枕を濡らすことはもうありませんでした。しかし、恋心を抱いた相手にこんなことをされたら――機械娘フェチ、多腕フェチ、くすぐりフェチ、搾精フェチ――若くしてたくさんの性癖を拗らせてしまうことになろうとは、父親は知る由もないのでした。</p>
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