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エロ小説

女装男子専用マッサージ店『ゆりゆり』のお姉さんによるアナル開発

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◆あらすじ

『ゆりゆり』は可愛い女装男子だけが入れるマッサージ店。麗しいエステティシャンにお尻をほじくられて、狂うほどのメスイキ天国を愉しめます。これは、そんなお店に初めて入る男の娘『音』のお話です。

 

そのマッサージ店――『ゆりゆり』は知る人ぞ知る名店だった。

エステティシャンは絶世の美女。サービスは1度味わったら忘れられない。しかし、料金は居酒屋並に安い。

それなのに、店の存在は噂の域を出なかった。

それは厳しい入店の条件――サービスを受けられるのは、見た目麗しく女装した男性だけだったから。

 

おとに入ったのは初めてだった。

肩上の長さの髪は、男性の中でも別に珍しくはない。しかし、柔らかな顔付きとスベスベの肌、細くも程よく丸みを帯びた身体が、の性別を誤認させた。

リボン付きのシャツとミニスカート、ニーソックスという可憐な服装で訪れた彼は、厳しい入店審査に文句なしで合格した。

そして、オトは美しい女性に手を引かれてシャワー室を経て、1つの小さな個室に案内される。クイーンサイズのベッドが大半を占める、ピンクを基調とした可愛らしい部屋だ。

シャワーを浴びた後再び服を着るよう案内されたオトは、来店した時の服装でベッドの縁に腰掛けたまま、カチンコチンに固まっていた。

「今日はよろしくお願いします、『あおい』です♪」

緊張している彼に声をかけたのは、オトよりも一回り大きな女性――あおいだった。

大きいと言っても、オトが男性にしては小柄なだけ。あおいの身長は160cm台中ほどだった。白いエステ服に包まれた身体は細いはずなのに、胸やお尻、太ももなど到るところに肉感と官能を覚えさせた。

「お、おねがいします……」
「ん~♪ オト、声も高くって可愛い~♪」
「ぁ、う……」

おずおずと応えるオトの頭を抱きしめるあおいは、同級生の弟を可愛がる女子高生のように人懐っこかった。

 

「それでは、マッサージを始めますねー」

オトは大きなベッドの上にうつ伏せに寝かされる。あおいはそんな彼の膝裏にまたがって、華奢な身体にそっと手を伸ばした。

「んっ……」

彼女が触れたのはお尻。

手が触れた瞬間、オトの身体が小さく跳ねる。それでも、抵抗はしなかった。どんなことが行われているのか知った上で来ているのだから。

あおいは彼の双丘を手のひらで包み込むように優しく揉みほぐしてゆく。ミニスカートの中にあった水色のショーツが露わになった。

「オトちゃん、お尻も立派な女の子だね。すっごく柔らかくて敏感……♪」
「っ、ん……、く……」

お尻なんて、本来は単なる脂肪の塊のはず。しかし、あおいが指に力を入れるたびに、むずむずともどかしい快感が走る。

原因は彼女の親指だ。お尻の穴をパクパクと広げるように、親指が内股に食い込んでくるのだ。

を、嫌でも意識してしまう。

「オトちゃん、でシたことある?」
「ぇ、ぅ……」

あおいはオトのお尻の中心をつつきながら訊いた。燻っていた羞恥心が、いっきに燃え上がる心地だった。

「教えてくれないなら、指でホジホジして確かめちゃおっかなー」
「ぃ……!?」

「あ、それともされたかった?」
「ゆ、指で! 1回、だけ……。でも……」

オトの答えは途中でかき消えて、最後は無意味な吐息だけが残った。

その言葉に付け加えるなら、『あまり気持ち良くなかった』だった。自分のお尻に指を入れるのは恐かったし、どうすれば気持ち良くなるのか分からなかった。

「それじゃきっと、まだあんまり気持ち良くなかったよねー。今日は、たーっぷり開発してあげるねぇ……♡」

あおいはオトの心を見透かして微笑む。優しい表情の反面、その声音は煮詰めたハチミツのようにネットリとしていた。

 

「っ、ふぅ……っ。ひゃ、ゃぁぁぁ~~……」

オトのお尻が柔らかく解れた頃、あおいはベッドの側に置かれた小さなラックに手を伸ばした。

「これ、なーんだ?」
「……!? ぅ……!」

 

 

彼女が取り出したのはエネマグラ――男性のお尻を責めるおもちゃだ。

オトはそれが何なのかを知っていた。通販で見たことがある。欲しい欲しいと思いながら、恥ずかしさからとうとう買うことがなかったけれど……。

グネグネとした張り型が、お尻の穴の中をどうかき分けて入ってゆくのだろう。実際に見るだけで、お尻がムズムズと落ち着かなくなる。ベッドと自分の身体に挟まれた男性器が、いっそう硬く勃起した。

「今日の君は、たーくさん中イキさせてあげるぅ♡」

ショーツを横にずらされる。ローションに濡れたエネマグラの先端が、お尻にあてがわれた。

「っ、ぅ……。ぁ……!」

エネマグラの先端は指よりも太い。経験の浅いオトがギリギリ使えるサイズだ。

お尻を無理やり拡げられる感覚は、痛いというより苦しい気がする。少なくとも、快感とは程遠い感覚だった。

「オトちゃん、力抜いて。息吸ってー、吐いてぇ……」
「ふ、ぅぅ……。すぅ、ふ、ぅぅ~~……っ」

「そうそう、イイ感じだよ。吸って、吐いてー」
「ふっ、ぅぅ。う、ぁ、ぁ……!」

オトは、あおいに言われるまま深呼吸を繰り返した。身体の緊張が徐々に抜けてゆき、数回呼吸を繰り返した後、突然先端がぬぷんと入り込む。

最初さえ入ってしまえば、後は飲み込まれるように自然と入っていった。

「入ったよぉ。オトちゃん、がんばったねっ」
「ん……。ぅ、ふぅ~~……」

エネマグラの動きが止まった時、オトはようやく一息付いた。あおいに頭を撫でられて、心地よさに目を細める。

だけど、正直なところ、肝心のお尻はあまり気持ち良くなかった。ただお尻を広げられるのが苦しくて、エネマグラが動くたびに排泄感を覚えて気持ち悪い。自分が漏らしてしまっていないか不安になる。

1度勃起した男性器が、少しやわらかくなった。

 

「お尻を締めてごらん? おしっこ我慢するみたいに、きゅーって」

顔をしかめるオトに、あおいは助け舟を出した。

「え?」
「気持ち良くなるの手伝ってあげるね」
「ふぃっ!? ひゃっ、ちょ、ひゃぁぁ……っ!」

そして、そのままうつ伏せで縮こまったオトの下半身を愛撫し始める。

エネマグラを動かさないようにお尻を優しく揉み、内股を撫で、足の裏をくすぐってゆく。射精からは程遠い、鳥肌が立つような快感だ。

「ほら、きゅーっ」
「は、はひ、はひぃぃ……!」

あおいは愛撫を続けたまま、オトにお尻に力を入れるように促す。

そこでようやく、オトは口をパクパクさせて返事をしながら、お尻をきゅっと締めた。

ぞわっ。

「ぅひぃっ!?」
「きゅっ、きゅっ、きゅーっ」
「ひっ!? ぉ゛!? ~~~~!」

ぞわ、ぞわぞわっ、ぞわぞわぞわっ。

あおいの言葉に合わせてお尻の筋肉を締め付けるたび、エネマグラが動いて射精するための器官が直接揉みほぐされる。ゾワゾワとしたものが走り回って止まらない。

生まれて初めて身体のを犯されたオトには、自分に何が起きているのか分からなかった。どうすれば良いのか分からず、腰がカクカク動き、足の甲が丸まる。

「ぃ、ぃあっ! にゃ、にゃんでひっ!? ひゃ、ぁぁぁっ!」
「気持ち良いの止まらない? ホントに素質あるね、オトちゃぁん♡」

を掴んでしまうと、もう止まらない。尿道からお尻にかけての筋肉が自分の意思に反して収縮する。

あおいはオトに優しく笑いながら、彼に気づかれないようにこっそり舌舐めずりした。

 

(っ! ぅ……! ~~~~!?)

お尻で硬いものを咥えこんでいると、だんだんとある欲求が湧き上がってゆく。

射精したい。男性器はベッドと身体の間で、今にも暴発してしまいそうなぐらい、ビクビクと震えている。今射精したら、どれだけ気持ちが良いだろう。

オトはその快感を想像しながら、下半身に手を伸ばした。

「だーめっ」

しかし、あおいが彼の手首を掴んでしまう。

「え……っ」
「貴女は女の子なんだよ? おちんちんなんてあるわけないじゃない」
「ぅ、あ……!?」

「女の子なら、でイカなきゃ……ね♡」
「だ、だめっ! う、動かさにゃっ!? ぁ、ひぃぃぃぃっ!?」

「オイタしないように、ほら、ばんざーいっ」
「やめっ!? 手、動かせなぁぁぁっ!?」

あおいは、オトの両手首を頭上に掲げた姿勢で拘束した。これでもう、どれだけ気持ち良くても、彼自身がエネマグラを外すことはできない。

そして、あおいはエネマグラをグリグリと指で動かす。お尻の中のコリコリとしたところを強く刺激される。

気持ちよさで、図らずとも、あおいに自分の恥部を突き出すような姿勢になってしまう。

「お尻フリフリしちゃってぇ……っ。そんなにイイ?」
「ちがぅ! ちがうぅぅっ!? ぁ、あ、あ……!!? ぁ――」

お楽しみはこれから。しかし、この時にはもう、オトは我慢できないほどに昂ぶっていた。

 

不意に、オトの身体が大きく跳ねた。

「ぁひぃっ!!? ぉ゛!! ん゛んっ!!? ~~~~っ!! ~~~~~~~~!!?」
「あら」

前立腺を刺激することによるトコロテン射精。射精感が男性器だけでなく、腰全体で暴れまわるようだ。男性器をしごくだけでは、こんな快感はあり得ない。

だけど、精液はポタ、ポタとかすかに溢れるだけ。生まれて初めて経験する現象だった。

「女の子イキ、できたねー……♡」

あおいはほんの僅かな、それでも濃厚な精液を一雫すくい取って舐めると、オトの耳元で囁いた。その声は、オトには空気の振動で耳をくすぐられているように聞こえた。

 

「ぅぁ……! ひ、ひぃぃ~~……!」
「うふふふ。気持ちよかった? もう動けない?」

絶頂の余韻がオトを支配している。

お尻が弛緩しきって、自分の意思で腰を動かすことができない。神経を流れる電気すら刺激的で、筋肉がビクビクと変に震えた。

新しい道を拓いてしまった背徳感と、何より達成感があった。しかし、『もう終わり』と思っていたのはオトだけ。

「それじゃ、そろそろ始めよっかっ」

あおいは笑みを深めてオトのお尻を抱えてから、エネマグラをお尻に

「っっっ!!? ひぃいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!?」

オトの悲鳴が個室で響いた。

 

(な、中で、動いて……!? 動いてえぇぇぇぇぇぇっ!!?)

エネマグラがお尻の中で動き出す。

そこで、オトは初めて知った。そのエネマグラはただの樹脂の塊ではない。電気で動く、もっと凶悪な何かだったということを。

それも、無秩序な動きではなかった。機械そのものが性感帯を知り尽くしていて、もっとも効率的に蹂躙するような動きだ。

奥深くに入り込んだ先っぽがうねって、前立腺をクニクニコリコリと揉みほぐす。睾丸と肛門の間の『会陰部』にフィットした部分が振動して、男性器とお尻にじんわりとした快楽を届ける。

「止めてっ!! とめてとめへとめてぇぇぇぇぇッ!!? ひぇぃぃぃぃ!!?」

オトは叫び始めた。

気持ち良さで狂ってしまいそう。機械の微かな動作音すら、お尻全体に響いてくすぐったい。そのゾワゾワ感は、お尻の外と中をいっせいに羽根でくすぐられているような心地だ。

だけど、両手を拘束されていたら、逃げることもできなかった。

 

自分のキャパシティを明らかに超えた快感を受けるオト。そんな彼に、あおいはさらに追い打ちをかける。

「おっきいだねぇ……♪ 手伝ったげる」
「ぅひっ! ひゃぁあぁぁぁんっ!!?」

あおいは、オトの股間で硬く勃起していたを握った。

さっきまで自分自身でしごくのを諌められていたに、ヌルヌルのローションで濡れた指が絡みつく。

しかも、ただわけではない。亀頭を指の腹で磨いたり、裏筋を爪の表面でなぞったり、睾丸を指先でくすぐったり。けっして射精させず、男性器にとことん快楽を溜め込むような動きだった。

「やめっ!!? つらひっ!? くるひぃぃぃぃ!!?」

過ぎた快感は時に苦痛だ。ゆえに、オトは自然と快感から逃げようとする。

だけど、快感に前後をいたら、どちらに逃げれば良いのか分からない。結局、突き出された腰がカクカクと上下に揺れて、あおいの嗜虐心をくすぐるだけだった。

「そんなに気持ちぃ? 可愛いがお尻ふりふりしちゃって、いけないんだぁ」
「やめっ!!? へんにっ!? へんになるぅぅぅぅっ!!?」
「いーよ。変になっちゃえっ♪」

あおいはそう言って、溜め込んだ快楽をいっきに吐き出されるように、勃起したを思いっきり上下にしごいた。

「~~~~っ!!? だめ、射精ぅ!? ぁ゛――ひっ!!? ~~~~~~~~!!! ぉ゛!!? ~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!?」

2度目の絶頂は、1度目とは比べ物にならない。

男性器をしごかれた快感と、お尻をほじくられた快感。2種類の快感が掛け合わされて、快楽が3倍にも4倍にも跳ね上がった気がした。

迸る精液が大きなシミを作って、むせ返るようなオスの香りを部屋全体に充満させた。

 

その後も前立腺の開発は終わることなく、オトは何度も射精する。

「今日、他に予約ないの。特別に、閉店までたーっぷりお尻ホジホジしてあげるぅ♪」
「イッてぅっ!!? いってるから、もうやめっ!!? ひっ!! また射精ひゃ――ぁあぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
「こーんなサービスしてくれるお店、他にないよぉ♡」

あおいは思いつくまま、あれやこれやとオトを犯し続けた。

平べったい胸にローションを塗りたくって乳首を責めてみたり、思いっきり抱きついて体温を共有したり、勃起したを咥えて蛇口の水のように精液を飲み干したり。

その間もずっと、両手は拘束されたまま、お尻には蠢くエネマグラが突き刺さったままだった。

(お、おしり……♡♡ 溶けるぅ……♡♡♡♡)

どうしてこんなことになっているのだろう?

オトはそんな疑問を抱くことすらできず、ただ舌を突き出しながら涙をボロボロとこぼし、女の子と聞き間違えるような甲高い悲鳴を上げ続けるだけだった。

 

――――
――

 

知る人ぞ知るマッサージ店。店の存在を知る者は少ない一方で、その本質を知る者はさらに少ない。

在籍するエステティシャンはを持った色気違い。自分好みの異性を快楽という呪いで束縛して、体裁とお店を保つためだけにほんの少しのお金を頂戴する。

「あっ、この子かーわいー♪」

別日。写真付きの問診票を眺めるあおいに、1本の電話がかかる。

彼女はよどみなく事務的な受け答えをしながら、人懐っこくも妖しい笑みを深めてゆくのだった。

「――予約、土曜日14時からね。……待ってるよ、オトちゃん♡」