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エロ小説

女性が男性に洗濯バサミを使って乳首責め拘束調教される話

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◆あらすじ

とある女性が、男性に身体を拘束されて乳首を調教されます。洗濯バサミを使って責められ痛みを感じる反面、快楽を覚えて最後はあられもなく絶頂してしまう一人称視点のお話です。

今回の小説のモデルになった洗濯バサミ
新・木製豆つまみ

むねきゅんさんからいただきました小説です。

 

ウッドピンチ

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お仕置きの時間が始まる。

両腕にはすでに手枷がはめられていて、その先には頑丈な鎖。

腕を動かせない状態でベッドに寝かされ、さらに太ももの上で彼がマウントをとっていた。

こうなると、もう私は何をされても逃げられない。せいぜい首を振って刺激を紛らわせるか、惨めに腰をびくつかせるぐらいしかできない。

これからされることが分かっているから、息づかいが荒くなる。顔がカッと熱くなる。

そんな私の顔を、彼は薄く笑いながら冷ややかな目で見つめる。
無口な彼は言葉には出さないけれど、私にはその表情が「いやらしい奴だ」と責めているように感じられた。

そんなことを考えているとますます息が荒くなる。何もされていないのに、緊張と興奮が際限なく高まり続けて、おかしくなりそうになる。

彼はきっと、そんな私の気持ちを分かっているから、こうしてお仕置きの前には私を焦らす時間を作る。

もう、限界。
顔は熱さで真っ赤になり、胸の鼓動が早まって息はつかえ、頭の中でぐるぐる回り続ける思いが涙としてこぼれそうになる。

そんな時、

「ふぁああああああああああぁぁっ!!」

唐突にお仕置きは始まる。

「ぅあぁっ……あっ……んんっ…………」
彼のしなやかな指が乳房にそっと触れる。
最初の一撫では一番敏感。身体全体がビクリと跳ね、甲高い叫び声をあげてしまう。
それでも彼は容赦せず、私の性感が収まらないうちに二回目、三回目と立て続けに撫でられる。感じる刺激の強さは最初ほどではないけれど、それでも確かな快感に声が漏れ出てしまう。

その次は、まるで羽箒で私の胸を掃くように、指先でなぞられる。

「ふぁああぁぁぁ……んうぅ…………んふぅううううぅ……」

指の動きに合わせて、弱々しい喘ぎ声をあげさせられる。恥ずかしいのに、我慢できない。

「あぁっ!あっ!ぅあぁっ!!」
今度は胸の側面、腋に近いところを何度も引っ掛かれる。
彼の指が小さくすぼめられるたびに、私はさっきよりも大きくて情けない叫び声をあげさせられる。

彼に昔聞かされたことがある。ここは「スペンス乳腺」。ここを刺激されると胸全体が敏感になる、特別な性感帯。
そんなことを知っているから、余計に意識させられてしまう。
彼の指が私のスペンス乳腺を一掻きするたびに、私の性感は高まっていった。

「んぅううううううううううっ、ぃやぁあああああぁぁぁぁ、ぁああああああああああ!」
指を胸の縁にあてがわれて、ゆっくりとすぼめられる。指は胸の先端には触れないまま、乳輪の辺りまでくるとすぐにまた指が少しずつ開かれていく。
断続的に続く責めに、私は息も吸えないまま悶えさせられた。

「くぅっ!……ぅううっ…………ふぅぅっ……。……ぅあ゛ぁっ、あぁっ!はぁあっ!……はぁっ、……ぁあっ……ぁあ゛ぁぁぁああああぁぁぁぁっ、はぁあああああああああああっ!!」

責めは私が慣れないように、複数のやり方を織り交ぜながら行われた。
胸がゾクゾクする。どんどん性感が高められる。喘ぎ声が激しくなる。

そして、そんな私をずっと見られている。
恥ずかしい。こんなはしたない私を見ないでほしい。

でも、これはお仕置きだから。
恥ずかしいところを見られるのもお仕置きの一環。

だから、少しでも顔を背けると、さらなる罰だとばかりに責めが激しくなる。この前は無理やり頭を捕まれて正面を向かされたこともあった。

そうなることを知っているから、私は恥ずかしくても、情けない喘ぎ顔を見せ続けるしかなかった。

不意に、胸に触れていた手が離れた。
「あぁっ…………。ふぅ…………うぅ…………」

ほんの少し、乱れた息を整える余裕ができた。

でも、これでお仕置きが終わったわけではない。
これはただの下ごしらえ。お仕置きはここからが本番。

今までの責めによって、私の乳首は固く、ピンと屹立していた。
全く触れられなかったそこは、刺激を求めて、まるで「触ってください」と懇願するようにその存在を主張していた。

そしてここは、私の一番敏感な場所。
こんな張り詰めた状態で触られたら、気持ちよすぎておかしくなる。

今までの責めは私の一番敏感な場所を効果的に責め抜くための準備にすぎない。

そして、「お仕置き」という言葉が意味する通り、私に与えられるのは甘美な愛撫などではなく……。

「あ゛ぁ゛ぁぁぁあああああああああああぁぁあっ!!」

限界まで高まった性感を吹き飛ばすような、無慈悲で痛烈な責め苦だった。

私の両胸を苛んでいるもの。それは小さくて私の胸の先で上に向かってツン、と立つ木製のウッドピンチだった。

ウッドピンチは普通の洗濯バサミと違って、乳首を潰してしまうような強さはない。
その代わり、挟まれた乳首は固く上を向いたまま、延々と続く痛みにさらされる。与えられた刺激によって、乳首はますます固くなり、膨れ上がる。そうするとウッドピンチはますます乳首に食い込み、さらなる責め苦を与えられる。私にはそれがいつまでたっても繰り返される地獄のように感じられた。

「ごめんなさいぃ……」

お仕置きが始まってから初めて、私の口から明確な意味のある言葉がこぼれた。

「ふうん」

彼は素っ気ない返事を返すばかりだった。

「ごめんなさい……許して……」

それでも私はこの責め苦から逃れるため、懇願を続ける。

性感が高まっているときは、気持ち良さでまともに頭が働かず、喘ぎ声をあげることしかできなかった。

痛みを感じると、頭が覚醒する。

気持ち良さで朦朧としていた頭の中は、「痛い、痛い、もう嫌、外して。許して」。そんな言葉でいっぱいになる。

「…………」
それでも彼は何も言わず、黙って私の悶える姿を冷ややかに見つめるだけだった。

何度懇願の言葉を口にしたか分からない。
挟まれ続けた胸の先は赤くひりついた。

そんなとき、彼の指が胸に向かって伸び、ゆっくりとウッドピンチの先をつまんで押し開いた。

「あぁぁぁっ……!」
押しとどめられていた血流が一気に乳首を駆け巡り、ジクジクとした気持ち良さに包まれた。

けれど、その興奮は一瞬。

「……ぁっ!?あぁぁぁあああああああああっ!!」

再度ウッドピンチで乳首を挟まれる。挟まれる瞬間の、一番激しい痛苦に再び襲われた。

その後も彼は、乳首を挟まれ続けて悶える私の姿をじっと眺めたり、不意にウッドピンチをゆるめ、再び締め付けて快感と苦痛で翻弄したりした。

「……もう……嫌ぁ…………、ぁあ゛っ…………。」

疲れて声も出せなくなってきたころ、再び彼の指が胸に近づいた。

また、ウッドピンチをゆるめられる。ここで、終わりにしてくれればいいな…………。

そんな淡い期待が脳裏をかすめた。

しかし、想像とは全く違う、予期せぬ刺激が私を襲った。

「ぃい゛いいいいいいいいいいいいっ!?」

胸の上のウッドピンチは、小刻みに揺れていた。
彼はウッドピンチをゆるめたのではなく、指先でピン、とその先端を弾いたのだった。

挟まれている乳首にも、ピリピリした震えが伝わる。これまでの乳首責めで敏感になっていた私には、たまらない刺激だった。

「あ゛ぁぁっ!ぅあっ!!あぁぁん!!」
ウッドピンチを弾かれるたびに、乳首には鋭い痛みが走り、悲鳴をあげさせられる。

私の頭は痛みによって再び覚醒させられた。
「ごめんなさいっ!ん゛ぅう……っ!!許してぇええ!!」

これ以上はだめ、おかしくなる。

そんな危機感を覚えた私は、ますます激しく懇願をするようになった。

しかし無情にも、さらに責めは激しくなる。

「ふぁぁああああああああああああああぁぁぁぁっ!!!!?」

それは、スペンス乳腺への責めだった。
乳首の性感を高めるためにされたのと同じように、指先で胸の縁を優しく、ゾワゾワとなぞりあげられる。

「あぁぁあああああああっ、ぁはぁあああああああああぁぁぁ……」

ウッドピンチによる胸先の鈍い痛みが続くなか、快楽を高められる。痛いのに、思わず甘い吐息を漏らしてしまっていた。

「んぅうううううぅぅ……ふぁああああぁぁぁ…………い゛っ!?ぃうぅ……ふぁ…………あぁん……っ……ぅくぅう……ふぅう……ぅあぁっ!?やぁあっ!!」

その合間に、ウッドピンチをゆるめて締め直される責めや、指先で弾く責めも織り交ぜられた。

「あぁあああああぁぁぁ……ゆるっ、ひっ、ぃい゛いっ!?ゃああああああああぁぁ……もうやらぁあああ……」

痛い、だめ、ゾクゾクする、もう無理、気持ちいい、痛い、許して、恥ずかしい、見ないで、気持ちいいことして、痛いのはやだ、放して。

私の頭の中はもうめちゃくちゃ。

痛みを感じるのに、気持ちいい。
頭は痛みで冴え渡り、ぐるぐると考えを巡らせているのに、口から出るのは情けない喘ぎ声ばかり。
私は自分がどうしようもない馬鹿になってしまった感じがして、さらに羞恥を募らせていった。

「そろそろ、いい頃合いだね」

久しぶりに口を開いた彼のその言葉は、私の混乱しきった頭にはぼんやりとしか響かなかった。

だから、私はその意味を頭じゃなくて身体で受け止めて初めて理解した。

「あ゛ぁぁぁあああああああああああああぁぁぁぁっ!!ぅあああああああああああぁぁ!!」

全ての責めが激しさを増した。
10本の指を巧みに動かされ、胸全体にゾクゾクする快感が走る。敏感になった乳首を何度も摘ままれ、震わせられる。

「…………………………っ!!?~~~~~~~っ!!………………!……………………………!?……っ、~~~~~~~~~~~~~~~!!」

もう、声も出せない。甲高く、頭に響くような音が、私の意思に関係なく喉から漏れ続ける。

そして、とうとう限界を迎える。

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!」

私は、胸を虐め抜かれて絶頂した。