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◆あらすじ
今から少し未来、万能薬の素として再評価された『母乳』を生産する母乳製造工場が生まれました。たくさんの女性たちが豊乳処置を受け、乳首をいじられながら搾乳され、子どもたちの搾乳体験会でも搾られている様子をご紹介します。ごく一部の女性は、ふたなり化して搾精されることも。
20XX年、『母乳』の価値が再評価された。
研究により、母乳にのみ含まれる特別な成分が発見される。その成分は美容と健康において非常に有用な効果を発揮することが分かった。
ガン予防、生活習慣病改善、美肌、ダイエット。医薬品や健康食品に母乳が使われるようになった分野は枚挙にいとまがない。まさに、万能薬の素と呼ぶにふさわしい物質である。
さらに、性的快感を得た状態で出された母乳は、一際この成分量が多くなることも分かっている。
かくして、『母乳製造工場』が生まれた。給与が高い、独自のやりがいがあるなどから、今女性たちに大人気の就職先だ。
『悪い女の子は母乳製造工場に連れて行かれるぞ』なんて脅し文句が作られるぐらい、子供たちにとっても一般的なものになりつつある。
これは、そんな施設でどのように母乳が作られているのかを徹底調査したものである。
【新人教育】
母乳を生産する女性たちは『乳士』と呼ばれる。
基本的に、新人乳士はまだ出荷できる品質の母乳を生産できない。そのため、彼女たちの最初の仕事は研修で基盤を整えることだ。
最初の研修場所は医務室。医師が乳士の乳房に注射をしてゆく。
「はい、少し痛いですが我慢してくださいね」
「っ……」
この注射の効果は大きく分けて2つ。1つは豊乳、そしてもう1つは妊娠せずとも母乳を出せるようにすることだ。
「しばらくは胸が張った感じになるかもしれませんが、悪影響はないので安心してください」
「は、はい……」
入れ替わりが激しい職場のため、乳士は季節を問わずに募集されている。
その日の新人は18人。時間を無駄にすることはできず、流れ作業で淡々と処置とガイダンスが行われていった。
乳房に注射を打った新人は、すぐさま研修室へと移動する。
研究室はオフィスの会議室や学校の教室などとはまったく様相が違う。白い壁の密室に、いくつもの機械と拘束具が置かれた部屋だ。
壁に設置された巨大な窓の向こうには、事務員や乳士インストラクターなどたくさんのスタッフが待機している。
「ぁひ……っ! ひゃ、ぁ、あぁぁ……っ」
「それだめっ、ち、乳首、よわいぃぃ……!?」
部屋の中では、新人乳士たちが四肢を拘束され、機械で身体を犯されていた。
両手両足を開いた、いわゆるX字の体勢。壁から伸びた人工ゴム製の拘束具が、壁際に立った彼女たちの両手首と両足首を捕らえていた。
そして、壁の穴から飛び出たアームに付いた白い手が、彼女たちの身体をまさぐる。今犯しているのは、両乳首とクリトリスの合計3ヶ所だ。
撫でたり転がしたり潰したり、不規則な責め方に18人全員が喘ぎ声を上げていた。
「主任、快楽値の計測が終わりました」
「分かったわ、次お願い」
窓の向こうでは、新人乳士たちの快感値を測定していた。
どこをどのようにされると気持ちが良いのかを知ることは、良質な母乳の生産にかかわる重要な事柄だ。
1,000人余りを抱えるこの母乳製造工場でも、乳士の性感傾向は全員が例外なく分析され、さらなる開発に活用されている。
「ひぃぃっ!? なっ!? お、お尻ぃぃっ!!?」
「ゃっ!? だ、だめっ!!? おしり、あにゃ、ほじほじしちゃぁぁっ!?」
新人乳士たちの反応が大きく変わる。
彼女たちのクリトリスをこねていた手が、今度はお尻の穴をいじりはじめたからだ。
「不要だと思ったから言ってなかったけど、研修では身体を傷つけないかぎりあらゆる快感を試験的に与えるわ。たとえ未経験でも、今後優良な性感帯になるかもしれないからね」
「いやっ! いや、いやぁあぁぁぁっ!!?」
「ぁひっ!? へんにっ!? おしり、へんになるぅぅっ!?」
「たとえば、ほら、3番の貴女。経験がないって経歴書に書いた割に、ずいぶん気持ちが良さそうじゃない」
「そ、そんなっ! わ、わたひっ!? おひりで、おひりがっ!? ひゃ、ひゃにゃぁぁぁっ!!?」
主任と呼ばれた女性がマイクを使って説明するが、新人乳士はもはやそれを聞いているのかどうかも分からない。
しかし、研修では日常茶飯事だった。乳士に必要なのは実力のみ。つまり、高品質な母乳を生産することだけが重要視される。人の話を聞かない、敬語で話せないなどは大した問題ではないのだ。
それぞれが我を忘れて喘ぐ一方、計測は淡々と進められてゆく。
「7番の彼女、ずいぶん優秀ね」
1人の新人乳士の少女が、主任の目に止まった。
「ひゃいぃぃぃっ!! ち、ちくびっ!? ちくびがきもひぃいぃぃぃぃっ!!?」
「しょ、しょんなぁぁっ!? あ、アソコしょんなにくりくりひたら、イッひゃ――ひゃぁあぁぁぁぁっ!!?」
「おひりっ! おひりだめっ!!? ほじほじしひゃっ!? おかひくなりゅううぅぅぅっ!!?」
「ひゃはぁぁっははははっ!! わきのしたくしゅぐらなひでぇぇぇぇっ!!? 感じちゃっ!!? 感じひゃぁあぁぁっははははははひゃぁあぁんっ!!?」
指差した先にいる少女は、他の新人乳士とは明らかに様子が違っていた。
乳首責め、クリトリス責め、アナル責め、くすぐり責め。
ありとあらゆる責めで絶頂しているのではないかと思うぐらい、敏感な反応を示していたのだ。
線の細い身体は、神経に電気を流されているようにビクビクと痙攣を続けている。美少女であろうと推測できる顔は、涙とよだれでグシャグシャになっており台無しだ。
「敏感なのはもちろん、何をされても悦んじゃう体質なのね。ああいう快感が青天井な子は、将来Aランク乳士も夢じゃないわ」
今はまだ昼。18人の喘ぎ声は、日が沈むまで止まることはなかった。
こうして、新人乳士は1日でも早く高品質な母乳を出せるようにするために、豊乳と性感開発を繰り返す。
サイズは最低でもEカップ相当。感度はノーブラでTシャツを着たら摩擦で絶頂してしまうレベルまで行われる。
もちろん、これらの基準は母乳生産のスタートラインだ。研修が終わった後も、乳士たちの乳房はさらに大きく、何より敏感になってゆくだろう。
【搾乳】
乳士たちの搾乳は基本的に個室で行われる。
広さはトイレの個室と同程度。各部屋は厳重な防音処理が施されており、どれだけ大きな嬌声を上げても周囲に影響を与えることはない。
当工場では1,000人以上の乳士がシフト制で勤務しており、個室の数は500を超える。
乳士たちは生産する母乳の質でランク分けされている。
最低はCランク。6割ほどの乳士が当てはまり、母乳も多くの消費者の口に届く、いわば量産品だ。
Cランク乳士の搾乳を行っている一室を見てみよう。
「ひゃ、あひぁぁぁっ!? ぁあぁぁ、ぁああぁぁぁぁぁぁっ!!?」
狭い部屋の中で、女性が大きくガニ股になった状態で椅子に拘束されている。彼女は乳士になって2年の若手である。
まだ成人したばかり。趣味は文学鑑賞とピアノという、普段は可憐でおしとやかな彼女も、搾乳中は人目を気にすることなく大声を上げていた。
「~~~~~~!! ひぃいぃぃぃぃっ!!? いひぃぃぃぃぃっ!?」
華奢な身体に似合わぬGカップの胸。その大きな乳房をすっぽり覆っているのは、どんぶりを2つくっつけたような搾乳機だ。
搾乳機は透明であり、乳首から絶えず白い液体が吹き出ている様子が見える。注目すべきは、乳首が歯ブラシのようなもので絶えず磨かれていることだろう。
小指の先ぐらいにまで大きくなった乳首を、2つのブラシが挟みこんでいる。そして、シュコシュコと左右に動くたびに、母乳がピュッピュと勢いを増して吹き出るのだ。
「あひぃぃいぃぃっ!! ひっ、ひゃぁあぁぁぁぁっ!! ぁひゃ、ぁあぁぁぁぁぁぁっ!!?」
そして、ガニ股の足の付け根は、これまた透明な前張りで覆われている。この前張りは細かく振動し続けるもので、彼女のクリトリスごと秘部を責め立てているのだ。
透明な素材でできているため、秘部がヒクヒクと痙攣し、愛液がグチュグチュと泡立っているのがよく見える。
「ひっ!!? いぃいぃぃぃっ!!? ~~~~~~~~!!! ~~~~~~~~~~!!!」
彼女は2年の間、昼休憩と定期的な水分補給を除いて、朝から晩まで絶えず絶頂を繰り返す日々を送っている。もはや、搾乳中に言葉らしい言葉を発することはなかった。
このように、Cランク乳士は乳首と秘部に快感を与えつつ搾乳している。
しかし、連続絶頂する程度ではまだ快楽値が低く、品質としては並程度にしかならない。
そこで一部の乳士たちはさらに激しい快感を受けることで、より高品質な母乳を生産している。
1つ上、Bランク乳士たちを見てみよう。Bランク乳士は敏感さはもちろん、大きな快感に耐えうる心身の強さが求められる。
「うひぃぁあぁぁぁっ!!? イクぅっ!!? イクイクイグぅぅぅぅっ!!?」
たとえば、彼女は当工場で5年勤務しているベテランだ。
焼けた肌にショートヘアと見た目は極めてスポーティーだが、胸は新人当初からGカップと運動しにくそうなほど大きかった。ゆえに、彼女は豊乳処置をほとんど受けず、ひたすら性感帯の開発だけを繰り返してきた経歴がある。
「ぁはひっ!!? ひぐぅっ!!? ~~~~~~!! ~~~~~~~~~!!!」
胸部への責めがCランクより激しいのは一目瞭然だ。
ブラシが磨いているのは、肥大化した乳首だけではない。乳房を余すことなく覆い尽くし、隙間なく快感を与えているのだ。
さらに、胸の付け根にはアーチ状のマッサージ機が取り付けられている。これは振動しながら伸縮を繰り返すことで、胸の付け根にある性感帯を刺激するものだ。
この性感帯はスペンス乳腺と呼ばれるもので、ここの開発が進むだけでも快感値は飛躍的に上昇する。訓練を受けていない女性なら、アクメで失神してしまうほど。
効果的すぎるからこそ、Bランク以上の心身ともに強い乳士にだけ開発が許可されているのだ。
絶頂を繰り返しているのはCランクもBランクもいっしょだが、その激しさは比べるべくもない。
また、Bランク乳士は各々が持つ性感帯に応じて、乳首責め以外の責めをプラスすることがある。
「ひゃ、あぁぁぁぁぁぁっ!! に、妊娠しちゃっ!!? にんしんしちゃぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」
たとえば、一児の母であるこの三十路の女性は、膣内に擬似精液を流し込まれることで、背徳感混じりの快感を得ている。なお、疑似精液で妊娠することはない。
「いひゃぁあぁぁぁっひゃっははははははははっ!!! くしゅぐったひくしゅぐったひくしゅぐったひぃひゃぁっはははははははははははははは!!!」
普段は無口なこの少女は、くすぐり責めによって大声で笑い転げることで、常時オーガズムを感じている。
「イカせてぇぇぇっ!! おねがいだからぁぁッ!!? 焦らさないでッ!!? イカせて、イカせてよぉぉおぉぉぉぉっ!!!」
真面目で禁欲主義的だった彼女は、絶頂を我慢させられることでも良質な母乳を生み出す稀な乳士だ。朝から夕方まで焦らされ、1日の終わりに気絶するまで絶頂させられるというサイクルを送っている。
「ふぎぃっ!!? ぃっ!!? ぁあっ!!? ぉ゛、ぉ゛おぉおおッ!!? ぉ゛あぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
この気の強そうな女性は、アナルに極太ディルドが差し込まれている。彼女はこの工場で初めてアナルに目覚めた。このような事例もあるため、研修時の性感帯調査はやはり有用なものだ。
なお、搾乳は個室で行われると上述したが、乳士の性癖によってはそのかぎりではない。
たとえば、ここは母乳製造工場の直営店である。建物の大まかな様相は『道の駅』などとと同じだ。
ここでは母乳だけでなく、母乳を使ったサプリメントやお菓子、さらには家庭用搾乳機、性感帯の簡易開発キットなども販売されている。
しかし、今回注目すべきは店舗の壁である。大きなガラス窓の向こうで搾乳に精を出しているのは、全員がBクラスの乳士たちである。
「うわ、乳首にブラシがこんなに……。私だったら、おかしくなっちゃう」
「みないでっ、見ないでぇぇぇっ!! はずかひっ!!? 恥ずかしくてイッちゃぅよぉぉぉぉぉっ!!?」
「ママ見てー。この女の人ずっとおしっこ漏らしてるー」
(あぁ……! 見られてる、こんな小さい子供に見られてる見られてる見られてる……っ!!?)
彼女たちは、他人に見られることで快楽を感じる乳士たち。顧客へのモニターもかねて、人目に付く場所で搾乳を行っているのだ。なお、撮影は不可能である。
彼女たちのおかげで、当工場の直営店には他県のみならず世界各国から観光客が訪れる、人気スポットへと成長した。
露出癖のある乳士はけっして少なくない。そのため、個室でも、カメラとマイクを取り付けてネット配信している乳士がいる。
有料配信だが、母乳がどのように生産されているのか知りたい勉強熱心な方も多く、工場の貴重な収入源にもなっている。
月額500円で、配信しているすべての乳士が見放題である。
このように、Bランク乳士たちは各々違う責め方によって、より高品質な母乳を生産している。
この責め方はある程度モジュール化されており、簡単な機械の取り付けと設定だけで実施できる。
しかし、最大の快楽、最高の母乳を追求するとなると、各人の責め方もオーダーメイドにするしかない。
そうなると、経済的にも時間的にもコストがかかって、千人を超える乳士たち全員には設備が行き渡らなくなってしまうことが現実だ。
そこで、ごく一部の乳士たちは完全オーダーメイドで最高の快楽に漬け込むことで、最高品質のプレミアム母乳を生産している。
彼女たちこそがAランク乳士である。
「~~~~~~!! ~~~~~~~~~!!! ~~~~!! ~~~~~~~~~~~っ!!!?」
ここはAランク乳士の搾乳室である。
他ランクと同じトイレの個室程度の広さだが、その扱いは遥かに優遇されていることが分かるはずだ。
彼女は高卒から新人乳士として入社し、わずか2年でAランクへと上り詰めた異才である。
顔つきは幼く小柄だが胸だけは大きく、俗に言うロリ巨乳に近い女性だ。
「~~~~っ!! ~~!! ~~~~~~~~~っ!!!? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!?」
(だ、誰ぇぇぇっ!!? い、いやぁっ!!? 見ないでっ、見ないでぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!?)
彼女は搾乳中、特殊な口枷を付けている。これは単に口を塞ぐだけでなく、呼吸を妨げることなく声帯の動きそのものを制限するものだ。
当初、快楽のあまりに声を出しすぎて、喉を痛めてしまったことが理由で装着している。
分娩台のような椅子に座らされているのは、頭の先からつまさきまで隈なく快楽を与えるために他ならない。もちろん、この椅子もオーダーメイドである。
「~~~~っ!!? ~~っ!! ~~~~!!? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!」
(ふぎぃぃぃっ!!? だめっ、めくれひゃっ!!? おまんことお尻がめくれひゃぁあぁぁぁぁっ!!!!)
座面に付いた2つのバイブが、彼女の膣とアナル、クリトリスを同時に責める。激しくピストンしながら疑似精液を吹き出し、小さく分岐した枝がクリトリスを振動させている。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」
(くしゅぐったいぃいいぃぃぃぃぃぃぃっ!!! からだが全部くしゅぐったいくしゅぐったいくしゅぐったいぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ!!!?)
椅子のところどころから筆や手、ヌルヌルの触手のようなものが飛び出て身体をくすぐる。腋の下、脇腹、太もも、足の裏、とにかく隙間がない。どうやら、部位によってもっとも気持ち良いくすぐり方に変えているようだ。
「~~~~~~~~~っ!! ~~~~~~~~~~~~~~~~!!? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」
(ちくびぃぃぃっ!! ちくびが溶けひゃうぅぅぅぅぅぅぅっ!!? そんなにグチャグチャしたらおっぱいなくなっちゃうよぉおぉぉぉぉぉぉっ!!!?)
もっとも苛烈なのは胸への責めだ。
彼女の胸に付いている搾乳機すらオーダーメイドだ。普通のものよりもずっと大きく、2つの胸を付け根ごとスッポリと覆う、1つの箱だった。
その中で、たくさんの小さな手が胸部を苛めている。その数、片方の胸につき20はくだらない。まるで小人に群がられているかのようだ。
乳腺をもみほぐすように乳房と付け根を揉み、男性器にでもするかのように乳首を上下にしごく。
「~~~~~~~~~~~っ!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」
顔も身体も体液まみれで、蛇口が壊れてしまったかのように、乳首の先から母乳を吹き出し続ける彼女。
はたから見れば極めて過酷な現場だ。
(もっとぉぉぉぉっ!!! もっと搾って、おっぱい搾ってぇぇぇっ!!! アソコほじほじして、からだこちょこちょしてぇぇぇぇぇぇっ!!!)
しかし、彼女はこの仕事を誰よりも楽しんでいると言う。
このような徹底的な快楽の中で搾り取られた母乳は、高級ワインにも引けを取らない価格で取引される。一般家庭に届くことはほとんどないだろう。
高品質の母乳をいかに安く量産するか、今後の大きな課題となっている。
【搾乳体験会】
当工場では、見学に来た人々に向けた搾乳体験会も行っている。
ここで搾り取られた母乳は、そのまま飲むのはもちろん、加工してクッキーなどのお土産として持ち帰ることもできる。
体験会に参加する乳士はC~Bランクで交代制。そして、一般の参加者は半分以上が小さな子供たちだ。
今日は乳士たち10人対、子供たち10人の搾乳体験会が行われた。場所は直営店に併設された、教室2つ分ほどの大きさの多目的ホールである。
「それじゃあ恐がらないで、お乳を持ってみましょー!」
「「「はーい」」」
スタッフの合図で、子供たちは次々と乳士たちの乳首をつまんでゆく。
乳士たちはもちろん全裸。全員が四つん這いになっているのは、牧場の乳搾り体験と同じ雰囲気を楽しんでもらいたいという当工場の計らいである。
「そうそう。親指と人差し指で乳首を挟んで、上下にしこしこしこ」
「ひゃぃっ!? ひゃっ!! も、もっと、優しくぅぅっ!!?」
「ぁひぃっ!! だ、だめっ!!? きみ、じょうずすぎへっ!! ぞわぞわすひゅぅぅぅっ!!?」
子供の小さな指が上下に動くたびに、乳士たちの乳首から母乳がぴゅっぴゅと吐き出されて、下に置かれたバケツに溜まってゆく。
露出癖のある乳士だと、この時点で他人に、しかも小さな子供に見られているというだけで大きな快楽を感じている。
しかし、ただ乳首をしこしこさせるだけでは、これだけ大盛況の体験会にはならないものだ。
スタッフがある乳士の隣にしゃがみこんで、一生懸命乳を搾っている男の子に優しく説明する。
「この乳士さんはね、この羽根でお尻の穴をこちょこちょすると良いんだよ」
「っ!!? そ、それを言っちゃ――ゃひゃひぃぃっ!!? ひゃっ!? ぁ、だめ、ぞくぞくしひゃぁあぁぁぁっ!!?」
「わ、すごい……!」
「もう少しほぐれたら、今度はこっちのバイブでほじほじしてあげようねー」
スタッフはまた別の乳士に近づき、姉妹で体験している子供たちに説明する。
「こっちの乳士さんは、そうだね、お姉さんが乳首しこしこして、妹さんが足の裏こちょこちょしてあげてみよっか」
「ひゃはぁあぁっ!!? だめぇっへへへへへへへ!! あし、あしのうらよわひのぉぉぁあっはっはははははははははは!!?」
「あはは、おっぱいがびゅーって出たー!」
「ふふ。お姉ちゃん、おもしろいねー」
このように、体験会ではさまざまな搾乳方法を体験していってもらうことになっている。
最適な母乳の搾り方は乳士によって違うということから、母乳生産の楽しさ、奥深さを知ってもらうことが目的だ。
「笑って笑って、はい、チーズ!」
「ひゃ……っ! ひ……、あ、へ……」
体験会の最後には、乳士との記念撮影も。
このようにして、1時間に及ぶ搾乳体験会は1日通して合計5部行われる。
毎日千客万来で、ゴールデンウィークや夏休みなどのオンシーズンでは、事前に予約しなければ参加できないほどである。
【特殊搾乳】
母乳の製造は以上に記したとおりだが、当工場にはもう1つ生産されているミルクがある。それは精液だ。
母乳に精液をごく少量混ぜることで、成分の効果を飛躍的に上昇させることが分かっているためだ。ただし、この作用は女性の精液でのみしか起きない。
つまり、どうするか? 女性に男性器を生やし搾精するのだ。
そんなふたなり化した彼女たちのことを、『特殊乳士』と呼ぶ。
特殊乳士たちは一般乳士とは違った形で配属される。
おもに、母乳の品質が標準に達しない者、生産に何らかの問題が生じた者など、一般乳士としての活躍が難しい者が逆転のチャンスを得るために転属することが多い。自ら志願して入るのは1割にも満たない。
そんな彼女たちの搾精は通常と同じく個室で行われる。
「ひぃいぃぃぃぃっ!!? ひっ!! 射精るぅっ!! 射精るぅうぅぅぅぅぅぅっ!!!?」
彼女は特殊乳士となってまだ半年の新人だ。
通常の搾乳と比較して目を引くのは、男性器に搾精機が付いていることだろう。
見た目は非貫通式のオナホールだが、機械作動につき常時ピストン運動を続けている。
また、亀頭部分にはホースが付いており、その先につながっているタンクに精液が貯蔵されることになっている。
「ひゃあんっ!!? ひゃめっ!!? ちくびこりこりしひゃ嫌ぁあぁぁぁぁぁっ!!!」
彼女たちの職務はあくまでも精液の生産だが、乳首への責めにも一切の妥協がない。Cクラス乳士と同じく、小さなブラシによる責めが行われている。
もともと一般乳士として活動していた以上、乳首は最高の性感帯として開発されているためだ。
乳首を磨きあげるたびに、男性器がビクビクと痙攣しているのが分かるだろう。
なお、男性器の開発によって、高品質な母乳を生産できるようになることも珍しくない。
実際に、彼女は男性器をいじられることで高い快感値を叩き出すことに成功した。時期を見て特殊Bクラス乳士として、母乳と精液の両方を生産することになる予定である。
母乳も精液も重要な生産物の1つである。
しかし、母乳の品質が原因で転属させられるという理由から、工場内でふたなり化した女性の地位は低い。
「そこの貴女、どうして女性用トイレで用を足しているの?」
「えっ……? ど、どうしてって、私、女……」
「こーんな大っきくてみっともないモノ生やしているのに、ねぇ?」
「ひぃぃっ!!? さ、先っぽ掴んじゃ……! ひゃ、ぁあぁぁぁっ!?」
「あら、とっても敏感。だけど、こっちは小さくてダメダメねぇ」
「ひぎぃぃっ!!? ち、ちくび噛まにゃ……!? ぁ、でちゃ――んぐぅっ!!? ~~~~~~~~~~!!!」
――――
――
「貴女たち、こんなことして何のつもり……?」
「昼間、お手洗いでお世話になりましたのでお礼に」
「っ、ひゃうぅぅっ!? ちくびっ!? ちくびこりこりだめぇぇっ!!?」
「あらあら、やっぱりB級乳士ともなると乳首が敏感で大変ですね」
「っ……! 粗末なモノを生やした貴女たちが、調子に乗ってんじゃ……!」
「……それじゃあ、その粗末なモノを試してみましょうか?」
「なひぃぃっ!!? う、うそでしょっ! に、2本いっしょにゃんて――ぁあぁぁぁぁぁっ!!? ひッ!!? あッ!!! ~~~~~~~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!」
人目を盗んでこのような対立が行われることがあり、改善が待ち望まれている。
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