※当サイトにはプロモーションが含まれるページがあります。

エロ小説

男の娘がアルラウネのお姉さんに花粉と蜜まみれの乳首責めにされる話

⏱このページは21分ぐらいで読めます


◆あらすじ

アルラウネはモンスター娘のなかでも慎ましやかで友好的な種族。しかし、男の精が欲しくて欲しくて堪らないという点ではやはり魔物です。彼女たちは希少性の高い果物と引き換えに、年若き美少年から精を搾り続けます。

 

モンスター娘は、かならずしも人間と敵対しているわけではありません。なかには、人間との融和を望む種族、そもそも無関心な種族もいます。

アルラウネは人間と独自の友好関係を築き続けるモンスター娘です。

植物から生まれたモンスター娘で、姿形は人間でありながら下半身に大きな花を宿しています。森の奥でひっそりと暮らしており、人目に出ることはほとんどありません。

 

そんなアルラウネたちは、ある『果物』を育てています。彼女たちが発する花粉でのみ実を結ばせる、特別な果物です。

それはとても美味で栄養豊富。万能薬の素材になることから、薬師たちが目の色を変えて欲しがるほどのものでした。

 

その果物を得る方法は、たった1つ。

を持った者が、ちょっとしたを払うことです。

 

1人の少年が森を歩きます。

きっと、誰もが彼を初めて見たときに勘違いすることでしょう。『あれは、女の子なのでは?』と。

白銀の髪は腰ほどまで真っ直ぐに伸び、歩くたび水面のように揺れています。顔つきは幼いけれど、青い瞳を宿した目は柔らかな雰囲気を放ち、鼻筋はとおり、唇は花びらのように美しい。その身体は華奢で、肌は白く透きとおるよう。

彼はたかだか小さな村のに過ぎませんでしたが、その可愛らしさは世の女性たちが羨むほどでした。

「はっ……はぁ……っ」

そんな彼は森のなかを進み続けます。それも、息が切れてしまうぐらい速い足取りで。

けっして、誰かに追われているだとか切迫した事態ではありません。ただただ、のです。

そして、少年はある場所でぴたりと足を止めました。知らない人が見れば、ただの獣道の途中だったのですが。

 

「今日も来てくれたのね」

高くて、それなのに落ち着いていて、どこか平坦な声。

少年が振り返ると、そこには1人の女性が立っていました。

女性と言っても、その様相は人間のそれとは大きく異なります。彼女は、少年の背丈よりも幅が広い、大きな大きな白い花の中心に立っていました。

その姿はまさしく、モンスター娘のアルラウネです。

肌は若草色。長い髪はもう少し濃い緑色。瞳はさらに深い緑色。

そして、その身体はきわめて女性的。とくに胸が大きく、手のひらには収まりそうもありません。それなのに、薄い葉っぱ2枚で胸の先を隠す以外に衣服を着ていない。

彼女は母性と情欲を同時に併せ持った女性でした。

 

「あ、あの、僕……っ!」

アルラウネの姿を見るやいなや、少年は何か言おうと口を開きます。しかし、結局言葉は出てこず、意味なく吐息を漏らすだけ。

人間にとって、魔物と対峙するのは恐怖でした。それは少年にとっても例外ではありません。

だけど、どうやらそれだけではないようです。その表情には、慎みや恥じらい、そして確かなが浮かんでいました。

「いいよ。何も言わないで」

そんな少年の姿に、アルラウネはくすりと笑いました。

「果物が欲しいのでしょう? それは食卓を彩るために? 長寿の薬とするために? 売り払ってお金にするために? 私にとっては何だっていいの、欲しいの1つだけ。あなたには、それが分かるでしょう?」
「……うん」
「それなら。さぁ、おいで」

大きな大きな花の中心、いわばがあるはずのところで、2人は抱き合いました。

まだ幼い少年の身体は柔らかく、アルラウネの身体もまた柔らかい。少し力を入れて抱き合えば、お互いに隙間なく温もりを感じることができました。

そして、背中には花びらの感触がします。アルラウネが身に宿している植物は、柔らかくも強靭で、体重をかけてもたれかかっても椅子のように身体をしっかり支えてくれました。

「とっても身体が熱いわ。顔も真っ赤。夕暮れ時のお日様のよう」
「うぅ……」

アルラウネは少年の体温を感じてくすくすと笑いながら、彼の服に手を掛けました。

「服を脱がせてあげる」
「あっ……!」
「あら、服をグチャグチャにされたい?」
「…………」

麻でできた服がスルスルと脱がされていきます。彼が一糸まとわぬ姿になったとき、アルラウネは細い首筋を指先でなぞりました。

「んくっ……」
「きれいな肌。霧雨の後の若葉のようね」
「ぁ、んうぅ……っ! だめ、くすぐったいよ……」

「私も脱ぐわ」

アルラウネはそう言って、両胸に付けていた葉っぱを取り除きます。彼女はもともと、服らしい服なんて着ていませんでした。

浅緑色の肌を持つ彼女は、大きな胸だって浅緑色。しかし、その先の小さな乳輪だけは人間と同じ薄いピンク色でした。

なんだか少年には、そこだけ強調されていて妙にいやらしく感じられました。

「あら、おちんちんはもう大っきくなってる。私が剥いてあげたのに、なかなか大きくならないね」
「ぅ……、見ないで……!」
「いいわ。まずは、あなたのきれいな肌から」
「ひゃっ、あふぅ……っ」

そして、彼女のが始まります。

浅緑色のしなやかな指が、少年の身体をゆっくりとなぞります。

首、耳、肩、腕、脇腹、腰、背中。それは何だかくすぐったくて、ゾクゾクするような刺激。

鳥肌が立っても、ちっとも寒くはありません。それどころか、指が肌を舐めるたびに、身体がどんどん熱くなってきます。

少年はプルプルと身体を震わせながら、がんばって声を抑え続けました。声を出してしまうのは、恥ずかしい気がしたから。

 

だけど、次の瞬間、少年は結局甲高い悲鳴を上げてしまいます。

「ぁうっ!?」
「やっぱり、ここが好き?」

アルラウネが指先でちょんと軽く触れた場所。それは少年の乳首、でした。

『ぽつん』という言葉が似合うような慎まやかな乳首ですが、それでも確かに、ムクムクと硬くなっています。

「ねぇ、して欲しい?」

アルラウネは小首を傾げて尋ねます。その声は平坦だけど、どこか悪戯っぽい艶が含まれていました。

「…………」

その問いに、少年は真っ赤な顔をそむけて黙り込むだけ。彼女のことが嫌いだとかではなく、単に恥ずかしかったのです。

アルラウネは、そんな初心で可愛らしい彼のことが心底好きでした。

「たまには、あなたの口から聞きたいな」
「…………」

「つがいになった小鳥たちのように、あなたの愛を聞かせてよ」
「…………」

「ねぇ、だめ?」
「…………」

そのやり取りはまるで恋人のよう。

少年は大きく呼吸、呼吸、呼吸。我慢に耐えかねて、ようやく口を開きました。

「……て……」
「ん?」
「……して」
「~~~~♪ いいよ、してあげる。いっぱいしてあげる」

顔を真っ赤にして絞り出された慎ましやかな言葉。アルラウネには、それが彼の頭を撫でたくなるほど嬉しくて仕方がありませんでした。

そして、味見が終わって、いよいよ本番が始まります。

 

「ひひゃんっ!?」

アルラウネの指先が、少年の乳首を優しく撫でました。

「どんどん敏感になるのね。いつか、服も着られなくなってしまいそう」
「っ、あっ、ぁ、あっ!」

すりすり、すりすり、すりすり。

アルラウネの指の腹が少年の乳首をこすりつづけます。指紋の細かなザラザラですら、彼にとっては堪らない快感でした。

少年は背中を包み込む大きな葉っぱにもたれかかって、喘ぎ声を上げ続けます。

 

しかし、アルラウネは少年の乳首から指を放して、少し顔をしかめます。

「今日のあなた、ちょっとベタベタしてる」
「んぇ……?」
「あなた、汗をかいているでしょう? 乳首が触りにくいわ」

アルラウネがそう言うとおり、少年は全身にしっとりと汗をかいていました。

「ご、ごめん……。ここまで、走ってきたから」
「あら」

その理由は、少年が自ら口にしたとおりです。アルラウネはニンマリと笑いました。

「そんなに早く私に会いたかった?」
「~~! そ、そんなつもりじゃ……」
「はいはい♪」

 

アルラウネは、図星を指されて顔を背けた少年を見てひとしきり嬉しそうにすると、自分の背後に手を伸ばしました。

「これを使いましょう」
「花……?」

アルラウネが手に持ったのは、ズルンと長く柔らかな茎がつながっている、白くきれいな花でした。

彼女たちを包み込んでいる大きな大きな花と同じ形だけれど、大きさはまったく違う。せいぜい手のひらを広げたぐらい大きさです。

少年は自分が何をされるのか検討もつきません。アルラウネはそんなこと気にせず、手に持った花を少年の乳首に押し付けました。

「ひゃっ!?」
「ムズムズして気持ちいいでしょう? 花びらでおっぱいをサワサワ、おしべで乳首をコチョコチョ」
「んっ、っふふ……!? ふぁぁ……!」

柔らかくツルツルとした花びらが、少年の胸周りを優しく撫で回します。そして、花びらの中心にある少し硬いおしべが、乳首をくすぐります。

指よりも柔らかく、少し雑な責め方でした。

「反対のおっぱいもいっしょにね」
「ひっ!? だめ、いっしょにしちゃ、やぁ……っ!?」

さわさわ、こしょこしょ、ぽふぽふ、ぽふぽふ。

2輪の白い花が、少年の乳首を責め立てます。

少年は両手を握りしめて耐えました。手のひらがじっとりしてきて、余計に汗をかいてしまっているような気がします。

 

「はい。できたよ」
「はぁ……、はぁ……」

しばらくすると、アルラウネは白い花を乳首から放します。

いったい何だったのだろう? 何が何だか分からない少年をよそに、彼女はふたたび乳首を指でこすりました。

「ひゃぁぁんっ!?」

ゾクゾクするような快感が、少年の背骨を駆け上ります。先ほどまでのペタペタとした感触とはまったく違う、神経をていねいにゾリゾリと磨かれる心地がしたのです。

少年は思わず自分の胸を見ました。すると、真っ白な肌だった少年の胸が、黄色く染まっています。

「私の花粉はね、スベスベしていてとても気持ちいいんだよ。ほら、さわー」
「ひゃ、ふ、ぅうんっ!?」

アルラウネの指がすりすりと動くだけで、堪らない快感が走ります。

彼女が白い花を胸に押し当てていたのは、単に乳首を責めるためだけではありませんでした。

本当の目的は、胸に花粉をつけること。汗をすべて吸い込まれてサラサラになった肌は、少年がびっくりするほど敏感になっていたのでした。

 

それから、アルラウネの本格的な乳首責めが始まります。

「あなたは、優しい乳首責めが好きだよね。すりすり、さわさわ、すりすり」
「ひゃ、ぁ……! あっ、あ、あ、ひゃぁぁ……!」

アルラウネは少年の華奢なあばら辺りを両手で優しく掴んで、2本の人差し指で少年の両乳首を優しくこすり続けます。

「たくさん汗をかいたら、また花粉をかけてあげる」
「あっ、ひゃふ……!? ふふ、花びら、くひゅぐったい……」

ぽふぽふ、さわさわ。

「そしたら、また指で」
「ふぁぁ……!? そぇ、それよわいぃ……!」

すりすり、くりくり、さわさわ。

その責め方は素直で単調でした。急につねったり、引っ張ったり、引っ掻いたりしません。だからこそ、少年にとっては心地良くて堪りませんでした。

まるで温かいお湯に浸かって、そのまま出られなくなってしまうようです。

「あなたの真っ赤な顔、とても可愛いわ」
「ぅ、ひぅぅ……。み、見ないでぇ……! 恥ずかしい、よぉ……」
「嫌よ、だって好きなんだもの。温かな日差しに照らされたリリーの花よりも」

アルラウネは少年の乳首を責めながら、彼の蕩けた表情を見つめ続けます。もうキスができてしまいそうな距離です。

 

少年は、それが恥ずかしくて仕方がありませんでした。

自分はどれだけみっともない表情をしているのだろう? どんな顔を見られているのだろう? それを考えるだけで、逃げ出したくなってしまうぐらい。

だけど、目の前の女性はこんなにも優しい。言葉も、表情も、そして手つきも。

アルラウネという人間にとって恐ろしい存在でありながら、自分のすべてを受け入れてくれる包容力あふれる女性でもある。

だから、少年はだんだんと思い始めてしまうのです。

「……もっと」
「ん?」
「もっと、気持ち良くして……」
「あら」
「恥ずかしくても、いいから。もっと、もっとぉ……」

それは、魔物に犯される恐怖も、自分をさらけ出す羞恥も、すべてを乗り越えた精一杯のおねだりでした。

今まで片手で数えられる程度の数出会ってきた2人。しかし、まで来たのは、初めてでした。

「~~~~♪ ~~~~~~~~♪♪」

アルラウネの表情が恍惚に歪みます。

次の瞬間、彼女の身体にある異変が訪れました。

 

「え……?」

最初に感じたのは、濃密ながらも心地良い、甘い香りでした。そして、裸足の足元が温かいに飲み込まれてゆく感触が続きます。

「ひぃっ!!?」

少年は自分の足元を見て、悲鳴を上げました。

「な、何これ……!?」

それは、謎の粘液。黄色くて、トロトロしていて、甘い香りの何かが、膝から下を包み込んでいたのです。

「大丈夫だよ。私はネペンテスでもハエトリグサでもないもの、溶かして食べようなんてしないわ」

アルラウネは左腕で少年の腰を抱き寄せ、右手の人差し指で少年の顎を持ち上げます。

その表情は、先ほどよりもずっと熱く、情欲的で、そしてうれしそうでした。

「これは私の蜜」
「み、蜜……」
「そう。私たちアルラウネはね、本当にうれしくなっちゃうと花から蜜があふれるの。ニンゲンの女の子がをぴゅっぴゅするように」
「……?」
「ふふふ、そっちはまだ分からないのね」

そんな会話をしているうちに、蜜が2人の下半身を包み込んでゆきます。

2人を包み込む大きな花は、中心で花びらが重なり合ってのようになっています。

故に、蜜は地面に溢れることなく、少年の腰が浸るぐらいまで溜まってしまうのでした。

 

「んっ……」

少年は頬の赤みを強めながら顔をしかめました。

その理由は、男性器に言い知れぬ快感が走ったため。

包皮が剥けたばかりの小さな男性器は、とても敏感です。少し腰を動かすだけで、粘度の高い蜜にウネウネと撫でられ、揉まれているような感触がしました。

それに、この気持ち良さはそれだけではないような。

「っ、ぅぅ……! な、何だか、あつい、熱いよぉ……!?」
「どんどん敏感になってくるでしょう? 私の蜜はなの。ちゃんとおちんちんを剥いてあげて良かったわ」

アルラウネが分泌する蜜の性質は、宿している植物に依存します。彼女の蜜は、強い媚薬成分を含んでいました。

少年の男性器はやっと数日前に包皮が剥けた、いえ、ばかり。水を欲する乾いた草木のように、媚薬成分をこれでもかと吸収してしまったのです。

 

しかも、それだけではありません。

「ひぃぃっ!?」

少年は悲鳴を上げました。

アルラウネが蜜を手ですくい取り、少年の胸に塗りたくり始めたから。

「乳首、すごく気持ちよかったよね」
「っつう……!? ひゃ、だめっ、ひゃぁぁ……!?」
「私の蜜を塗ったら、もっと気持ちよくなるよ?」

ドロドロとした粘液を胸にヌルヌルと塗りつけられるだけで射精してしまいなのに、もっと気持ち良くなってしまったらどうなってしまうのだろう……。

少年はもう、考えるだけでおかしくなってしまいそうでした。

 

アルラウネの姿は美しい。優しく、包容力もある。現に、彼女は人を騙そうという企みなんてこれっぽちも考えていない。単に、大好きな少年と素敵なひとときを過ごしたいと思っているだけ。

そして、少年もまた彼女に気を許しており、犯されることを良しとしています。果実の代償なんて、結局は口実に過ぎません。

「私の蜜で身体が溶けることはないけれど」

それでも、少年は彼女の表情を見て実感するのです。

彼女はまさしく、魔物の一員なのだと。

「心も身体も蕩けちゃうぐらい、おかしくはなっちゃうかもね」

 

ぬちゅっ。

「っ、くぅぅっ!?」

下半身に一際大きな快感が走りました。

アルラウネが、少年の男性器を太ももで挟み込んでいます。

「私のおまんこは毛が生えていないから、つるつるしていて気持ちいいでしょう?」
「ぅ、あ、ぁ……! だ、だめ、動いちゃ……!」
「だめ、動くよ」
「ぁ、ひゃ、ぁあぁぁ……!」

ずちゅ。ずちゅずちゅ、ずちゅずちゅずちゅ。

アルラウネが太ももに少年の男性器を挟み込んだまま、腰を前後に動かし始めます。

「だ、だめ……! ぁ、ぁあぁぁぁ……っ!!」

散々乳首を苛められて、媚薬を含んだ蜜に浸け込まれた少年は、すぐに腰をビクビクと痙攣させてしまいました。

「もう射精しちゃった? イッちゃった顔も可愛いわ」
「はっ、ぁぁ……! はぁ……!」
「だけど、まだだよ。あなたはもっと、もっとトロトロに蕩けちゃうの」
「ひっ!? ひゃ、ぁあぁぁぁっ……!?」

少年が射精した後でも、アルラウネは腰の動きを止めません。

射精した後の男性器は敏感です。それに、彼女が動くたびに、太ももと男性器の間に蜜が入り込んできて、もっとヌルヌルに、そして敏感になってゆきます。

さっき射精したばかりなのに、もうまた射精してしまいそう。

 

アルラウネは腰を動かしたまま、蜜を塗りたくった乳首に手を伸ばしました。

「くぅぅんっ!?」

ぬるぬる、くりくり、ぬるぬるぬる。

「ひゃぃぃっ!? な、なにこれぇっ!!? おかひっ、おかひぃよぉぉっ!?」

ここで少年は、花粉で肌をサラサラにされるというのは、ただ肌を1にされていただけに過ぎなかったのだと知りました。

肌をヌルヌルにされると、さらに、指で触るだけでは絶対に味わえない快楽を味わえるのです。

「やっぱりあなたは、乳首が1番好きだよね。これだけヌルヌルなら、もっと強くしても大丈夫よね?」
「ぁひっ、ぃいぃぃ!? らめ、つよふぎぃぃっ!? つよふぎいぃ!!?」

おまけに、アルラウネの乳首の責め方は先ほどまでとは大きく違う。

指先で優しく撫で回すだけだったのに、今は爪で引っ掻いたり、指先で押しつぶしてグリグリしたり、デコピンのように弾いたり。

いつもなら感じていたはずの痛みが、ヌルヌルの蜜にすべて気持ち良さに変えられてしまったかのようです。

 

乳首を責められただけであんなに乱れてしまうのに。素股をされただけですぐ射精してしまったのに。

それらを同時にされてしまったら、耐えられるわけがありませんでした。

「ぁっ!? ま、また出ひゃっ! ひゃ……ッ!? ぁぁあぁぁぁっ!? ~~~~~~っ!!」
「また出たね。そんなに出しては、蜜が白く染まってしまうわ」

花からは止めどなく蜜が分泌され、花びらでは受け止めきれずに地面にあふれてゆきます。

少年は今までになく顔を真っ赤にして、涙を流し、口を大きく開け、身体を震わせて悶え続けます。アルラウネはそんな彼の姿を見ているだけで絶頂してしまいそうなぐらい幸せでした。

 

「さぁ、次で最後にしましょう」

2度の射精を経て、アルラウネは少年の限界が近いことを悟りました。

合計3回のうち、最後の1回。だからと言って、すぐに終わるわけではありませんでした。

「んぅ……、ふ……、ふぅ……っ」

アルラウネの腰の動きが止まります。少年は男性器を太ももに挟まれたまま、じんわりとした快感に悩まされました。

柔らかな肉の感触。蜜から流れ込む得体の知れない

気持ち良い。だけど、それだけでは射精なんてできっこない。少年はいっそのこと、自分で腰を動かしてしまいたい衝動に駆られました。

「ぁっ、く……!」
「動かしちゃダメ」

しかし、アルラウネは少年に身体を寄せて体重をかけます。

少年の腰が、彼女の太ももと大きな花びらにぎゅっと挟まれます。これでは、腰を動かすことができません。

悩ましげな表情を浮かべる少年に、アルラウネは熱い視線を向けます。

「ふぁ……、ぁ、ぅうぅぅ……!」
「最後は、乳首だけでイッてみせてよ」

そして、男性器への快感をストップさせられたまま、激しい乳首責めが再開されました。

 

乳首が爪の平たい部分で押しつぶされ、クリクリと激しくこねられます。

「ぅあっ、ひゃぁあぁぁっ!?」
「蜜がたくさん染み込んだ乳首、どんな感じ? 教えてよ」
「ぁひっ、だ、だめぇぇっ!!? とれひゃ、ちくび、取れひゃうぅ!?」

もちろん、それは快楽で頭がおかしくなりかけた少年のでたらめに過ぎません。しかし、ぽつんと小さな小さな乳首は、本当に取れてしまいそうなぐらい、固く勃起していました。

何だか、つまめそう。アルラウネはそう思って、少年の両乳首を親指と人差し指で挟み込みました。

にゅるん。

「ひゃぁあぁぁんっ!?」

乳首をつまもうとした指が蜜ですべった瞬間、少年は一際甲高い悲鳴を上げました。

花びらでできたから飛び出してしまいそうなぐらい、少年の背中が大きくのけぞります。

「今の、気持ちいいんだ」

アルラウネは笑いました。少年の今の反応は、彼女にとってとても扇情的で、嬉しく、嗜虐心をくすぐるものでした。

彼女は少年の返答を待つこともなく、ふたたび少年の乳首を指でつまみました。

「おちんちんといっしょだね。ぬるぬる、しこしこされて気持ちいいの」
「らえっ!? らめだめダメ……っ!! ほんとに、とれひゃうぅっ!?」

「乳首がおちんちんになったみたい。とても硬くて、えっちだわ」
「そぇ、やめへぇっ!? ぞわぞわしへぇ……っ!!? ひゃぅぅんっ!」

「えっちな乳首、しこしこ、ぬるぬる、しこしこ♪」
「ぁふっ! ふぁ、ひゃぁぁ~~~~っ!? ぁ、ひゃぁぁっ!?」

快感が乳首から全身に広がって、口の奥までゾワゾワさせるようでした。奥歯がカタカタと震えて、言葉をしっかり発することができません。

乳首をしごかれるたびに、男性器がどんどん熱くなってゆく気がしました。ただしごかれるよりも抑圧的で、ずっと強烈な射精感が湧きでてきます。

「イクときは教えてね。『イク』って」

アルラウネが少年の耳元で囁きます。その間にも、ぬるぬる、しこしこと2つの乳首をしごく指は止まりません。

「ぁ、ぁあぁぁ……! ぁあぁあぁぁぁぁ……っ!!」

少年はもう返事すらできませんでした。

だんだん声が大きくなって、息を荒くさせて、目を瞑って、全身を強張らせて。

それは、まるで女性が絶頂する瞬間のようでした。

 

もう、いつ射精してもおかしくないぐらい。

だけど次の瞬間、身体のなかで明確にを超える心地がしたのです。

「ぁ……、だ、め……!! いっ、ちゃ……!? イぅ……! イクぅうぅぅっ!!?」

少年がそう言った瞬間でした。

アルラウネが、太ももで男性器を一際強く挟み込みます。そして、腰を前後にゆっくりと、それでも大きく1往復。

男性器をしごいてもらえなかったのは、いわば快感の

乳首を散々責められて身体のなかに溜まっていた快感が、今あふれようとしていました。

 

それは、まるで爆発のようでした。

「ひ……ッ!!? ぁ――!! ――――――!!! ~~~~~~~~!!? ~~~~~~~~~~!!!」

絶頂の衝撃で呼吸が止まります。少年の口からは声にならない悲鳴があふれました。

身体が大きく痙攣します。跳ね返った腰が、体重を掛けていたアルラウネの腰を押し返してしまうほど。

「~~~~♪ あぁ、すごい。こんなの初めてだわ」

アルラウネはうっとりしながら乳首をしごき、腰を動かし続けます。その動きは遅くなるどころか、ますます速くなってゆきます。

この愛らしい少年の絶頂の瞬間を、ずっと見たかったのです。

少年を襲う快楽がどんどん強くなってゆきます。

「ぁひ――――!!? かはッ!! ~~~~~~~~!!! ――――!! ~~~~~~~~~~~~!!!?」

少年の男性器から、止めどなく精液が吐き出され続けます。アルラウネが分泌する蜜に負けない濃厚な雄の香りが、甘い香りと混ざり合いました。

少年の顔が快楽に歪みます。

今、すごい顔してる。少年は快楽一色に染まりかけた頭の片隅でそう感じました。

「本当に素敵。可愛い。幸せ。大好き。大好き……!」

しかし、アルラウネがうっとりとした表情で呟き続けます。彼女の声を聞いていると、やがて最後の一欠片に残った理性も、快楽に塗りつぶされてしまうのでした。

どれだけ精を吐き出しても、乳首から、男性器から快楽が送り込まれ続けます。

長い長い絶頂は、花に溜まった黄色い蜜を白く染めるまで終わりませんでした。

 

――――
――

 

長い長い射精が終わると、少年は疲れ果てて眠ってしまいます。

アルラウネはそんな少年を抱きしめたまま、幸せな一時を噛み締めていました。

「ふふふっ」

時折、幸福感を抑えきれず笑い声をこぼしてしまいます。

 

アルラウネにとって、少年との出会いは生涯最大の幸運でした。

たまたま薬草を採りに森に入った彼を、アルラウネが見つけます。

女性と見紛うほどに美しく、慎み深い彼に、アルラウネは一目惚れでした。

もう2度と出会えないかも。そう思って、半ば無理やりにを迫ったのが1回目。

そして数日という短い期間を、いつ縁が切れてしまうのか分からない不安に苛まれたまま過ごします。

そして今日やっと、一歩を前に進んだ心地がしました。

「……あなたがもっと、離れられない関係だったら良いのに」

そうつぶやいた瞬間、彼女はハッと顔を上げました。

空は青く、日は温かい。今日は本当に良い天気でした。

 

「ん、ぅ……」

少年の目が開きます。

「あら、起きた?」
「ん、……うん」

アルラウネに身体を預け続ける少年は、まだ少し疲れているようでした。

「……すごい匂い」
「ふふ、そうね。泉で身体を洗わなくちゃね」
「そうだね……」

「…………」
「…………」

 

「ねぇ」

アルラウネは静かに口を開きました。

「何?」
「……ふふっ、緊張するわ。私が蕾から咲いたときみたい」
「……?」

きょとんとする少年は本当に可愛らしい。

「ニンゲンは、まずこう言うのよね」

アルラウネはそんな彼を強く抱きしめて、キスができそうな距離でささやくのでした。

「オトモダチから、始めませんか?」

 

実は、アルラウネの生態には秘密があります。

彼女たちに選ばれた者にだけが得られる果物、そして蜜。

それらは単に栄養が良い、もしくはに適しているだけではありません。

身体を若々しく保つ、肌をなめらかに白くする、女性的な姿を保ちながら限りない精力を養う。

それはすべて、彼女たちに婿するために必要な作用でした。

 

果実を得る。それは単に精を提供することではありません。

身も心も彼女たちの虜となる。

つまり自分自身を捧げることこそ、幸福で些細な真の代償なのでした。