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◆あらすじ
「スライムなんて下級の魔物」と侮っている新米冒険者は、すぐさま彼女たちの餌食になることでしょう。粘液体である彼女たちには、剣が効かないのですから。屈強な男であっても捕まれば最後、ドロドロの身体で乳首を責められ情けなく搾精されるだけです。
スライムはもっともポピュラーなモンスター娘の1種です。
草原や洞窟、森など、きれいな水さえあれば、さまざまな場所で現れます。
スライムは下級の魔物として扱われることもありますが、けっして見くびってはいけません。
ドロドロの青い粘液体でできた身体には、剣で斬りつけてもダメージを与えられないためです。
彼女たちを倒すには、炎で焼くのが1番簡単。それを知らない新米冒険者は、たちまち彼女たちの餌食になってしまうでしょう。
今日も草原のど真ん中で、返り討ちにされている男がいるようです。
「くそ!! 放せ、スライムごときがぁッ!!」
スライムにまとわりつかれて動けなくなっているのは、19歳の元農夫の男。
畑仕事に嫌気がさして、貯金をすべて使って買った粗雑な剣と鎧を身にまとい、意気揚々と村を飛び出した矢先のことでした。
森沿いの街道で出会ったのは、1体のスライム娘。下級のモンスターを見て、彼は侮っていたのです。
しかし、彼がいくら剣を振るっても、彼女は痛がる素振りもしません。その結果、こうして全身をスライムまみれにされているわけです。
その姿は、首から下をスライムに食べられてしまったかのよう。
「お兄さん、すっごく弱いんだねー。くすくすくすくす♪」
スライムが男の耳元で笑います。肩越しに顔を出した姿は、男を後ろから優しく抱きしめているように見えるかもしれません。
肌も髪も真っ青な彼女ですが、よく見ればとても美しい。整った顔立ちとほんわかとした表情からは、どことなく包容力が感じ取れます。
胸やお尻らしき場所も大きく、彼女が人間であれば誰もが羨ましがるでしょう。
「放せ! 放しやがれッ!! こんの雑魚スライムがぁッ!!」
もっとも、状況はそんな仲睦まじいものではありませんが。
「暴れてもだーめ」
スライムがそう嗤うと、男の身体からパチパチという音がなり始めます。次の瞬間、鎧がゴトンと地面に落ちました。
スライムの粘液体が器用に動いて、鎧の金具を外してしまったのです。麻でできたボロボロのインナーがあらわになります。
「うふふっ。弱っちいくせに、結構良い身体だねー」
「ぐっ……!」
男の身体は畑仕事でいくらか鍛えられています。
実は、彼にまとわり付いているスライム娘の個人的な好みは、彼のようにたくましい男性。彼女は、筋肉の付いた身体を見て舌なめずりしました。
「それじゃー、いただきまーす♪」
「っ……!」
男はこの時、死を覚悟していました。
きっと、身体を溶かされて喰われてしまうのだろう。そんな想像をしていたのです。
しかし、現実は想像と大きく異なっていました。
次の瞬間、男の喉から甲高い声が漏れました。
「っ、く……!?」
「あは。高い声出しちゃって、かーわいいー」
その反応に、スライムは嬉しそうに笑いました。
男はけっして、スライムに媚びるためだとか、とにかく意図的に声を出したわけではありません。
なぜか、身体をくすぐられた気がしたから。具体的には胸、その先の部分。
「ぐっ……!? 何だ、これ……っ!?」
そして、どうやらそれは気のせいではないようです。
スライムが耳元で囁きました。
「お兄さん、乳首感じちゃう?」
「何を、ふざけたことを……っ!!」
男は激昂しましたが、身体を絡め取られている状態では何もできません。
スライムはそんな彼の耳元で、ネットリとした声で囁き続けます。
「お兄さんはこれから、たーくさん乳首を責められるんだよ」
スライムの笑みはますます深くなってゆきます。そして、その青い身体もグチュグチュと変化してゆきます。
「ヌルヌルされたり」
「っ、ぁ……!」
粘液が服の中に入りこんで乳首に触れました。
粘液はプルプルと柔らかく、ヌルヌルとした液体に包まれています。乳首に擦り付けられるだけで、思わず声が漏れてしまいそう。
「グチュグチュされたり」
「っ、く……! ぅ……!」
粘液がブクブクと泡立ちます。
いくつもの気泡が乳首の上で転がって、弾けます。露骨に触られるよりも軽い快楽で、むしろじれったい。
「カリカリされたり」
「ぅひっ!? ぐぅ……! ~~~~!?」
粘液が爪のように硬くなります。
そして、その爪がカリカリと乳首を引っかくのです。表面がヌルヌルとしているためか、痛みがない。そして、ヌルヌルしているからこそ、嫌に気持ち良すぎました。
「乳首をたーくさん責められて、たーくさん白いおしっこ出しちゃうの」
彼女はそう笑いました。
言葉は優しく、声音も甘い。しかし、その雰囲気はまさしく捕食者のそれ。
「うふふ、楽しみだねー……♪」
その笑い声に、男は身体を震わせました。
――――
――
それから半日。
「頼む……っ! あひっ!? も、もう、ゆるして、くれ……っ!?」
「まーだまだ出るよねー? ほら、くりくり、しこしこー」
「ひぁっ!? ぁ゛、ぅあぁぁぁぁ……!?」
勇ましく暴言を吐いていた男は、もはや情けない声を上げながら懇願するだけ。
それもそのはず。彼は半日の間ずっと、このスライムに乳首を責められ、何度も何度も射精させられ続けていたのですから。
男の服なんて、とうの昔に脱がされてしまっています。
「うひ……っ!? やめ、ろぉ……!」
「うふふふふ。君って、ホント乳首敏感だねー。ちょっと触るだけで、すぐおちんちん大きくなっちゃう」
スライムはそう嗤いますが、男の乳首は特別敏感だというわけではありませんでした。しかし、スライムに掛かれば、男の乳首なんて等しく敏感だと言えるのかもしれません。
彼女の乳首責めは、人間のそれとはまったく違うのです。
スライムの身体は粘液体でできています。ヌルヌルでありながら、その動き、柔らかさは自由自在。
「ぅあっ、ひぁぁあぁぁぁぁ……っ!!?」
「あっはは、情けない声。そんなにこちょこちょ気持ち良かったー?」
故に、たくさんの手が、胸と男性器をいっせいにくすぐり回す。そんな人智を超える責めも、簡単にできるのです。
「はーい、たーくさん白いおしっこぴゅっぴゅしてねー。こちょこちょ、こちょこちょこちょーっ」
唐突に襲いかかる快楽に、男はあっという間に射精してしまいます。
もう何度イッたのか、男は数えてすらいません。
辛い。ただ、そう思うだけです。
「ほらほら、まだ出るでしょ? もっとたくさん食べさせてー」
「も、もう、赦して……。悪かった、悪かったからぁ……っ!?」
「うふふふっ、だーめっ♪」
「ぅあっ! ぁあぁぁぁぁ……っ!!」
男の身体を包み込む粘液が、再び動き始めました。
――――
――
スライムは、人間を殺そうとするほど残虐なモンスター娘ではありません。
精を搾り取った後は、”餌”をその場に放り出して去ってしまうことがほとんどです。
男の運命は2つのうちどちらか。
1つは、乳首を責められあられもなく精を吐き出しているところを助けられるか。
もう1つは、精と粘液に汚れて、半裸のまま気絶しているところを助けられるか。
どちらにせよ、彼が冒険に出ようという気は2度と起こさないことでしょう。