◆あらすじ
恋人からのお仕置きを受ける、ある女性のお話。その恋人は、彼女のお尻にお仕置きするのが大好きでした。お尻をたたいたり、お尻をくすぐったり、お尻の穴をほじくったり。お仕置きを受けなければならないことをするのは、悪いこと。だけど、そのお仕置きのためなら、ちょっとぐらい悪いことをするのもいいかもなんて思ったり――。
お仕置きにかこつけて、そういうことをする――私には、その感覚があまり理解できませんでした。だって、お仕置きを受けるということは、悪いことをしたのでしょう? それを咎められている時に、そういうことなんてしていられないでしょう。
あれは、何がきっかけだったか、もう忘れてしまいました。何か、本当にくだらない失敗をしたのだと思います。覚えてないぐらい、くだらない失敗です。そしたら、彼は「お仕置きだね」と言ったんです。
私は憤慨しました。重大な何かをやらかした時にそういうことをするのは受け入れられません。それと反対に、くだらない失敗をした時にわざわざお仕置きされるのも、何か「お前は罪を犯した」というような、嫌なレッテルを貼られているような気がしたのです。
……それが、今までの感覚でした。

私の気持ちは、今も変わりません。
大きな失敗をした時に、そういうことなんてしていられない。
だけど、ちょっとした失敗なら、たまにするのは悪くないのかもしれません――。


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