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◆あらすじ
今流行の異世界転生を果たした男が、大人のおもちゃを作って売って無双します。今日の取引相手はお得意様でもある一国のロリ王女。秘密裏に進められていた調教の成果があってすっかり快楽の虜となってしまった彼女は、クリトリスをもっと苛めて欲しいがために、男に身も心も捧げてしまうのです。
トラックに引かれたら異世界に転生した。
科学と魔術をミックスして大人のおもちゃを作ったら大好評。
作ったものを売ったらあっという間に億万長者。
そんなことがあって、俺は今、夕日が沈む時間に王国の城の扉をくぐっている。
「おぉ、待っておったぞ”店主”!」
溜め息が出るほど大きな広間で俺を出迎えたのは、この国の王女だった。
長い白銀の髪、切れ長の目、花びらのような唇。純白のドレスに包まれているのは低い背丈の身体。華奢な肩、平たい胸と尻。
彼女はフランス人形なんて目じゃない、この世界でも稀に見る美少女だった。
「ん」
王女はそれだけ言って、背を向けて歩き出す。訳するなら『付いてこい』だ。
兵士、侍女、役人、好機と疑心の視線が俺を刺す。その視線を、王女が一瞥するだけで全て叩き伏せる。可愛らしい見た目に反して、その立ち振る舞いには一国を支えるだけの威厳とオーラを感じさせた。
行き先は城の最奥にある部屋。防音性に優れていて、監視カメラなんてものも存在せず、そもそも誰も来ない、彼女の私室だ。
その部屋に入った瞬間、俺は王女に唇を奪われた。
「ん……っ。ちゅ、れろ……!」
情熱的なディープキス。こちらが棒立ちなのを気にも留めず、首に手を回し、つま先立ちになって唇を押し込んでくる。
王女は優秀な為政者であらせられるが、2人きりの時はいつも”こう”だった。
唇と唇が交わり合ってから十数秒後、王女はようやく唇を離す。2人で同時に荒立った息を整えた。
「王女殿下。私はあくまでも”物”を売りにきた商人で」
「つまらんことを言うな」
王女は俺の言葉をぴしゃりとはね付ける。冷たい表情。『聞きたくない』と言わんばかりの問答無用さだ。こういう時の彼女には逆らえる気がしない。
しかし、王女はくるりと表情を変える。偉そうで、可愛らしく、そして発情した雌の表情。
「この前の”ろおたあ”というやつは良かった。今晩はどんな物を見せてくれるんだ?」
こちらも頭を切り替えよう。
俺は新しく完成したばかりの”商品”を馬革の鞄から取り出した。
「何だ? この……、……何だ?」
俺が取り出した”商品”に、王女は何とも言えない反応を示す。以前にローターを見た時は”鶏卵”と比喩してくれたが、確かに、今回のおもちゃはよく分からない形をしていた。
見た目はL字に折れた棒。故郷の単位で言えば、長さは20cmほど、太さは直径3cmほどか。
そして、L字の先には小指サイズの丸い口が付いている。この口こそが、今回の肝だった。
「まずは試してみましょうか」
俺は”商品”のスイッチを入れて、王女の平たい胸の頂にその口を押し当てた。
「んぁ……っ! 何だ、これは、”ろおたあ”と同じではないか。ひゃっ、ぁぁ……!?」
薄布越しに王女の乳首を襲っているのは微細な振動。彼女はローターと変わらない刺激にしっかり感じつつも、若干の不満を漏らす。
しかし、今回はそれだけじゃない。俺は王女が着ているドレスの襟に不躾に手を突っ込んで、今度は素肌に直接、”商品”の口を押し当ててみる。
王女の反応が、目に見えて変わった。
「あ、違……! な、なにひ……!? す、吸われる感じが、して……!? ひゃぁ……っ」
そう。これはただのローターなんかじゃない。
棒の先端に付けた口が、微細に振動すると共に吸引する。まるで口に含まれるかのような、いや、それ以上の快感を生むものだ。
そして、この”商品”の真価は乳首責めではない。俺はドレスに包まれた女性器に優しく触れた。
「実は、これはここに使うものなんですよ」
「ぁ……っ」
王女の身体がピクンと震える。恥ずかしそうで、だけど嬉しそうなはにかんだ表情を俺に向ける。
きっと想像しているのだろう。ブルブルと震わせながら優しく吸われる、それをクリトリスにされたらどれだけ気持ち良いのだろう――と。
「……それなら、試してもらおうじゃないか」
王女はあくまでも尊大な口調だけを保ったまま、だけど内心ウキウキな態度と声音で応えて、ドレスを乱暴に脱ぎだし始めた。
普段はお付きの侍女が着替えを手伝っているのだろう。端から見たら小さな子供がパジャマを脱ぐような、稚拙な動作が可愛らしい。
結局、馬を一頭買えそうなほど高価なドレスは、ぐちゃぐちゃのまま床に放り投げられた。
「よろしいので?」
「構わん。ダメなら仕立て直せば良い」
王女、『こっちに来い』とベッドの上で手招き。天蓋付きの、これまた手で触れることすら躊躇わせる豪華なベッドだ。
本当に良いのだろうか――こんなことをしておきながら、いつまで経っても貧乏性のほうは治る気がしなかった。
一糸まとわぬ王女が、女の子座りをしたままベッドの上で出迎える。
絹よりも上等な白い素肌。神々しさすら感じさせる美しい肢体。そこにある薄ピンクの乳首、短く薄く生えそろった銀の陰毛が確かな艶を生む。
陰毛の奥にあるクリトリスは、興奮で既に赤く充血している。俺はもったいぶることなく、そこに振動を続けたままの”商品”を押し当てた。
「んぁひぃぃ――!!?」
王女の身体が仰け反る。
王女のクリトリスは本当に小粒だ。口がすっぽり包み込んで、先っぽから根元まで余すことなく吸い付き、震わせる。
「ぉぁっ!? ひ、ひゃひぃぃぃ……っ!? ぁ、うぁぁぁ……!」
王女は女の子座りの姿勢を崩さないまま、自分の秘部を食い入るように見つめていた。
『信じられない』と言わんばかりの表情を浮かべている。一体何をどうしたら、こんなにクリトリスが気持ち良くなってしまうのだろう?――そんな表情だ。
残念ながら、口に覆われたクリトリスを見ることはできない。故に、王女は妄想するしかないのだ。もしかしたら、今彼女は百の触手でクリトリスを嬲られている情景を思い浮かべているのかもしれない。だって、それぐらい気持ち良いのだから。
そうこうしている内に、王女の全身があっという間に強ばり始める。ぺたんと女の子座りしている太ももが硬くなり、柔らかなお腹が前に突き出され、おへそが縦に伸びる。
この世界に来てからやりたい放題だった俺は、当初童貞だったくせに、女性がいつイクのか分かるようになっていた。確信があった、王女は後数秒で絶頂する。
だからこそ、俺は一度”商品”のスイッチを切った。
「ぁ、ぇ……っ!? ぁ……。はっ、はぁ……、ふっ、はぁ……!」
王女は息を整え始める。
スイッチを切った瞬間の切なげな声を、俺は聞き逃さなかった。絶頂直前にお預けされれば、さぞ辛いことだろう。普段なら文句の1つでも飛んでくる事態だ。
しかし、今の王女が浮かべる表情は、王族特有の尊大な不満顔ではない。欲しくて欲しくて堪らない、気持ち良くなるためには何だってする、雌の卑下な不満顔だった。
「ほら、王女殿下。欲しかったらどうすれば良いか分かりますね?」
俺は自分の肉棒を差し出す。転生によって得たレベル100相当の、黒く、太く、大きく、そして底なしの肉棒だ。
王女はその肉棒を見るなり、ほとんど反射的に口で咥え、そして舐め回し始めた。
「んぐっ、ちゅぅ……! んんっ。はむっ、じゅるるる……!」
これが実態だった。
訪問販売とは名ばかり、その実はただの調教。元日本人のHENTAI精神を持ってすれば、慎み深く教科書どおりのセックスしか知らない異世界の女性なんて御しやすい。
出会った当初はフェラを知りすらしなかった王女は、調教されること幾数回、王族たり得る頭脳と器用さもあって、今や娼婦にも勝るテクニックを身に付けていた。
舌が陰茎をくまなく這い回り、喉奥で亀頭と裏筋をしごく。
童貞なら1分も保つまい、かく言う俺もあっという間に上り詰める。このまま1度、きれいな顔に吐精しても良いのだが……。
と、そこでちょうど良いところに姿見鏡があることに気付いたので、俺は肉棒にしゃぶり付いている王女の頭を撫でた。
「ご褒美をあげましょうか」
「んぐっ、ぷは……っ。はっ……、ぅ……」
頭を撫でるだけで、王女は肉棒から口を放し、餌を待つ子犬のように俺を見つめてじっと待ち続ける。よく躾されている性奴隷だ。
俺は王女を抱き上げた。怒張した肉棒が彼女の尻に当たる。
「ぁ、あっ、ぁ……!」
王女は何が起きるか分かっているのに、抵抗できない。期待と恐怖と羞恥でうわずった声を上げる。
そして、特に合図することもなく、俺は肉棒を王女の膣に突き刺した。
「ぉぁ――っ!!? ぁ、ぁ……!?」
背面座位というやつだ。調教の成果あって、彼女の小さな身体でも肉棒をしっかり飲み込んでくれる。
俺は恍惚に打ち震える彼女を抱きかかえたまま、わざと姿見鏡のほうへ向き直し、鏡に結合部をさらした。
「殿下、ご覧ください。涙でグシャグシャのお可愛い表情を。下のお口もよだれが垂れていますね」
「ひ――っ!? や、やめ……っ!」
「だけど、あぁ、これでは不十分ですね。殿下はこうすると、もっとお乱れになりますもの、ねっ」
王女は恥ずかしさのあまり、抱きかかえている俺の腕を掴む。だけど、それぐらいでは動きを止められはしない。
俺は構うことなく腰を揺すり続ける。
「ひぃぃっ!!? ひゃっ、ぁあぁぁぁぁっ!!」
「殿下、私に教えてください。どこをどうされるのが気持ち良いですか? こうですか? こう? それとも、こう?」
「ぁ、ふあぁぁぁっ!! んっ、ぁっ! ――ひぃいぃぃぃぃっ!!? ぁ、ぁ……っ!!? ひゃっ、ぁっ、ぁ、あ、あっ!!? ぜ、ぜんぶっ、だめっ!? 全部、気持ち良すぎへぇぇぇぇっ!!?」
王女の性感帯は手に取るように分かる。
奥まで挿れないで円を描くように腰を振ると、Gスポットを刺激された快感で腰が跳ねる。
そこからいっきに奥まで突き上げると、強すぎる快感に悲鳴を上げた後に放心し、全身がカクカクと震える。
奥に挿れたまま小刻みに上下すると、子宮口をこつこつと優しく叩かれるゾクゾク感で、全身が鳥肌立つ。
王女の身体は楽器のよう。あの手この手で刺激してやれば、それぞれ違ったあえぎ声を奏でる。彼女を抱くのは、それだけで愉しかった。
だけど、今日はそれだけでは終わらせない。
俺は脚を大きく開かされて無防備になったクリトリスに、今日のメインでもある”商品”を押し当てた。
「っっっ!!? ぅああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
その声はもはや悲鳴。電流を流されたがごとく痙攣する全身。犯している俺自身が一瞬動きを止めてしまうほど、王女は敏感な反応を示した。
だけど、その反応が性感によるものであることが分かると、俺はすぐに行動を再開する。
肉棒でこつこつと子宮の入り口を叩きながら、クリトリスを”商品”に吸わせる。
「鏡を見てください、殿下。気持ち良すぎて下のお口がどうなっているのか」
「ひぃいぃぃぃっ!!? ひぁうぃいぃぃぃぃぃぃっ!!!?」
結合部からぷしっ、ぷしっと潮が噴き出される。何度も絶頂を迎えているのだろう。
俺が背後から抱きかかえているから、肉棒を引き抜くことも、背筋を仰け反らせて快楽を逃がすこともできない。
どうすれば良いか分からず、ただ前のめりになって腰をぐねぐねと蠢かせだけ。それがまた、”商品”とクリトリスと位置を絶妙にずらし、膣奥を刺激してさらなる快楽を生んでいることに気付いていなかった。
「さぁ、もう一息、ですよっ」
俺も限界が近い。ラストスパートだ。
精液を全てを出し切るために、生優しい責めを止めて座ったまま腰を上下に激しく揺する。
「ぁ゛ーーっ!!! ぁあ゛ぁぁーー! ひぃあぁぁーーーーっ!!?」
王女は泣き声とも叫び声とも取れるあえぎ声を上げ続ける。目から涙がボロボロと零れ、口が蕩けてしまったと言わんばかりによだれを垂らす。
小さな身体が右に、左に蠢きながら、俺の腰の上で跳ね回る。その官能的な声と姿がなければ、トランポリンに乗った子供みたいだ。
「殿下、いきます、よっ!」
「ぁぅあぁぁぁぁっ!! ぁ、あっ、ぁ、ぁぁっ!!? ぁ゛ぁぁぁぁっ!!?」
激しいピストン運動をすること数十回。
王女にとっては十数回目、俺にとっては1回目の絶頂が訪れる。その瞬間、俺は王女の子宮を突き刺すがごとく、肉棒を膣の奥まで思いっきり捻じ込んだ。
「んぉ――っ!!? ぁ――!! ひぃぃっ!!? ぉ、ぁ、ぁ……っ!!? ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
深くつながる。それなのに、中出しした精液がゴボゴボと音を立てて溢れ落ちる。
「ふぁ――!!? ぉ゛っ! ~~~~~~!!! ~~~~~~!!?」
昂ぶった肉棒から噴出される精液は数十秒止まらない。
その間、王女への快感も止まらない。精液の噴水が子宮口を叩くから。そして、クリトリスは相も変わらず振動と吸引に苛まれたままだから。
鏡には、涙とよだれでグシャグシャになった美しく品のない顔と、潮を吹き出し続けるみっともない女性器が映し出されている。
王女は大きく開かされた脚をつま先までピンと伸ばして、長い長い射精が終わるまで、何度も絶頂を繰り返すのだった。
――――
――
精液の噴出が止まってからクリトリスへの責めを止め、それでも王女の絶頂が止まるまで待つこと合計十数分。ようやく王女から肉棒を引き抜くと、彼女は重力に従ってそのままベッドに横たわった。
「は、へぇ……っ! ひっ!? ぁ、は……」
もう何もしていないというのに、身体は今もなお痙攣を繰り返している。
試しに背中をなぞると、『ひぃぅ』という声を上げながら脚の付け根から潮をぴゅっと噴き出させた。
「次は、もっと凄いおもちゃを作ってきて差し上げますね」
次はどんなことをしよう。お尻をバイブでほじくりながら肉棒で突いてやろうか。小さな乳首だけを責めたまま延々と放置してやろうか。全身をくすぐり回してやろうか。
これが俺の日常。
大人のおもちゃを開発して売る。美女美少女を見つけたら実演販売と称して犯す。
金には困らず、村娘から一国の王女まで言い寄ってくる。
順風満帆。異世界における俺の大躍進はまだまだ終わりそうにない。
「ぅ……。ぁ、へぇ……」
王女は相も変わらず痙攣を繰り返したまま、だけど俺の言葉に悦びの吐息を漏らした。