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◆あらすじ
女性がある日突然連れ去られて陵辱された時の記録です。身動きが取れず、目隠しと口枷を付けられて何もできない中、ひたすらお尻だけを責められます。最初こそ痛みと不快感しかなかった彼女でしたが、調教が進む内にスパンキングとアナルファックだけで絶頂を繰り返してしまうことになります。
これは、私が訳も分からないままお尻を陵辱された時のお話です。
当時24歳、会社員。何の変哲もない人生に起きた、とんでもない出来事。
金曜日の夜、一人暮らししているアパートに帰る時でした。夜道を歩いていると、何か薬品のような変な臭いがした瞬間、意識を失ったのです。
目を覚ました時には、どこかの部屋で、体を拘束されていました。自分の声が嫌に反響する密室です。
目隠しを被せられているようで、周りが見えません。口にも何かがはめられていて、言葉が言葉になりません。
2本足で立ったまま、テーブルに上半身だけ倒れかかり、お尻を背後に突き出すような体勢。両手首を前方で束ねて縛られているから上半身を持ち上げることができず、両足首にも何かが巻き付いているからその場から動くこともできません。
身じろぎをしていると、スーツ姿だったはずなのに下だけ完全に脱がされていることに気付きました。スカートも、ストッキングも、パンツも。
ここまでの状況を理解すると、当然私は思いました。あぁ、私はこれからレイプされるんだ――と。恐怖で目に涙がにじみます。
しかし、次の瞬間、私の予想とは少し違うことが起きました。
背後に突き出された私のお尻が、思いっきり叩かれたのです。
「――ふぐぅぁっ!!?」
叩かれたのはお尻の右側。
何!? まず驚きが襲い、次にじんわりとした痛みがやってきました。
「んぐぅ!!」
2度目。今度は左側。
私は口枷の向こうでこもったうめき声を上げます。
私のお尻を叩いているのは、大きいわけでもなければ、ゴツゴツしているわけでもない手のひらです。男性なのか女性なのか、大人なのか子供なのかも分かりません。
「う゛ぅぅっ!!」
また右側。
3度目ともなると、もう驚きなんてありません。私はお尻の筋肉を強ばらせて待ち受けました。それでも、痛い。
他人にこんなにお尻を叩かれることなんて、今まであったでしょうか。せいぜい、子供の頃親に叱られた時ぐらいでしょう。
自分の体を、見ず知らずの人間に、こんな行為で弄ばれる。それは自分自身が酷く汚されているような心地がします。
私のそんな屈辱を知ってか知らずか、背後の人物は何度も私のお尻を叩きました。
「ぅ゛!! ふぐ!!? ぅぅぅ! ~~~~!!?」
両手両足を縛られている以上、どれだけ暴れても逃れられません。
私はただひたすら、終わりが来るのを待ち続けました。
それから少し後、ようやくお尻を叩かれるのが止まりました。
「っ、ふぅ……! ふぅ~~……!」
お尻を何十回も叩かれると、感覚がおかしくなってきます。電気の膜に覆われているように、ビリビリとした痛みが続くのです。きっと、私のお尻は真っ赤になっているのでしょう。
やっと終わった? そう思う前に、私は思い知らされることになります。まだ始まってすらいない――と。
ぺたり。
「――ふぅ゛ぅっ!?」
ひんやりとした何かが、私のお尻に触れました。
それが指だということは、柔らかい感触ですぐに分かりました。だけど、何かとてもぬるぬるした液体に濡れています。その液体がお尻にまんべんなく塗り込まれてゆきます。
叩かれたところに冷たい液体を塗り込まれると、熱が冷めると同時にひりひりとした痛みがよみがえってきます。嫌悪感をまとわせた液体がお尻から太もも、膝裏まで垂れました。
一体何をするつもり? 私が訳も分からず震えていると、ぬるぬるした指が突然私のお尻の穴に触れました。
「ぅぅぅっ!!?」
そして、指はそのままお尻の穴の中に。
甲高い悲鳴は、すぐに低いうめき声に。
「ぅ゛……! んぐぅ……、ふ、ぁぐ……!?」
お尻の穴に指を挿れられるというのは、存外気持ちが悪いものでした。指を引き抜かれるたびに、排泄する時と同じ感覚が走るのです。お漏らししてしまっていないか不安になります。
世の中にはアナルセックスというものがあると聞きますが、こうして一端を体験してみると信じられないことです。
「ぅぅ……! ん゛っ!? ぅ゛ぅ~~……!」
だけど、ぬるぬるした指は何度も私のアナルを注挿します。
気持ち良くないことぐらい、私の反応を見て分からないのでしょうか? 恐怖が薄れてゆくと、今度は怒りが込み上げてきました。
「ふっ、ぅあぐっ!? ふっ、ふぅ~~……!」
お尻の筋肉が疲れて指を締め上げるのを諦めた頃、ようやく指が引き抜かれます。
あぁ、もう、本当に早く家に帰して。
そんなことを思っている内に、今度は何か太い棒のようなものがお尻にあてがわれました。私はその形状から瞬時に男性器を連想します。
「ふがっ!? んぐっ、うぅぅっ!?」
まさか、今度こそ本当に?
犯されるビジョンが目隠しの裏に浮かび、背筋がぞっと冷えます。例えアナルであっても、これまでに十分散々な目に遭っていても、直接的な肉体関係を強いられるのは1つ上の事件なのです。
だけど、すぐにそれが杞憂だと分かります。私のお尻にあてがわれたそれは、体温よりもずっと冷たくて、無機質的な感触がしたから。
詳しくは知らないけれど、きっと大人のおもちゃというやつなのでしょう。
既にこんなことをされているというのに、思わず安堵してしまった自分が憎らしい。
「んぐっ、う゛! ぅぅぅ……!? う゛ぅ!?」
おもちゃがずぶずぶとお尻の中に入ってきます。
指を注挿されていた中で、力を抜けば痛くないことを学んでいました。それでも、指よりもずっと太くて、苦しい。
「ふぅ……! ふぅ~~……!」
あまりに苦しくて『もう良いでしょう!?』と思っていたら、ズブズブともっと苦しくなって、まだ先っぽしか入っていないことを知ります。『そろそろ全部入ったでしょう!?』と思ったら、まだまだ入ってきます。
そんなことを繰り返して、ようやく全部入った(と思われる)時には、もうお腹が苦しくてパンパンでした。お尻の穴が常に広げられていて不快そのものです。
次の瞬間、アナルに挿れたものが中で動き出しました。
「んぐっ!? ぅ、う……」
どうやら、奥の部分だけがグニグニと伸び縮みするようにピストン運動をしているよう。お尻の穴の入り口部分は動いていないから、こすれず不快感もそれなりです。
だけど、正直なことを言えば気持ち良くとも何ともありません。最初こそ驚きで腰が浮きましたが、それだけです。手でグリグリと動かされても、入り口が広げられて苦しいだけ。
あぁ、本当に理解できない。こんなのものの何が良いのだろう?
恐怖もすっかり消え失せ、ただ怒りと苛立ち、呆れに変わりつつあった、次の瞬間でした。
こつん。
おもちゃの先っぽが、お尻の穴の奥にある何かに当たりました。
「ふぐぉ――っ!?」
羽根で撫で上げられるような感覚、跳ねる腰、抑えられない声。
そして、おもちゃの動きは止まりません。
こつん、こつこつこつこつ。奥にある何かを連続でつつかれます。
「ぁっ! ぁぐ!? ふぅぅぅぅぅっ!!?」
強ばる太もも、鳥肌立つ全身、高くなる声。
頭で理解する前に、体が反応を示します。
お尻の奥にある何かから、ゾワゾワとしたものが広がってゆきます。何かのそばにある子宮が怖くなるぐらいうずくのです。
全身が火照る一方、心だけが冷え切るのを感じました。
「ふぁぐぐぅぅっ!! おぐぐふぅっ!!? ふぐぅっ!! う゛ううう、ううううう!!?」
私は全身を使って暴れだしました。
見知らぬ他人による身勝手な辱めだけではない、自分自身の変化。それは、明らかに超えてはいけない一線でした。
やめて、お願い。嫌だ。お尻をほじくられて気持ち良くなんてなりたくない。
こんなこと、あってはならない。だけど、それが『性感』であることを否定できなくなるほど、あっという間に気持ち良くさせられてしまったのです。
「おごぉっ!!? ぉ……、お゛ぉぉぉ!? ふがっ!! ぁぐうぅぅぅぅっ!!?」
だけど、どれだけ暴れても逃げ出すことなんてできませんでした。両手両足の拘束はあまりに頑丈で、女である私はあまりに非力でした。
そして、その行動をいさめるように、再びお尻を叩かれます。
「ふう゛ぅぅぅぅぅぅぅ――っ!!!?」
私の矯正が、ひときわ高くなりました。
痛い。だけど、先ほどまでと全然違う。衝撃がお尻の奥の何かにまで届いて響かせてきます。お尻を叩かれるのが気持ち良いのです。
ぬるぬるの液体を塗りたくられたお尻から手がクチュリと剥がれるくすぐったすら心地良い。
「ふぅ゛っ!!? ぅぐぅ!! ぁ゛……!! ~~~~!!?」
何度も何度もお尻を叩かれます。
衝撃が来る度に、おもちゃの先っぽがズレてお尻の奥の何かをコリッと弾きます。それがまた、新たな快感を呼びました。同じところをつつかれているはずなのに、微妙に位置や当たり方が変わって、全然慣れることができないのです。
腰がカクカク動いて止まらない。拘束されたままの脚がバタバタと閉じたり開いたりします。気持ち良すぎて、どうすれば良いのか分からないのです。
ただ悲鳴を上げることしかできない。時間を数えることすらままなりません。
そして、どれぐらいの時間が経ったか分からないけれど、とにかく気持ち良すぎて死にそうになった瞬間。
ひときわ強く、お尻を叩かれました。
「ふぅ゛うぅぅぅぅぅぅぅぅ――!!!?」
強い衝撃がお尻の中で快楽と混ざり合います。
お尻がスイッチになったかのように、がに股になった脚の付け根から愛液の混じったお小水が勢い良く噴き出しました。
「~~~~っ!! っふぅ゛!? ぉ゛! ~~~~~~!!? ~~~~~~~~!!!?」
口の中から空気が吐き出され、時折声帯を震わせて汚いうめき声を奏でます。
喪失感が私を包み込みました。自分が堕ちてしまったことを実感しました。
男性器を突っ込まれて犯されていたほうがまだマシ。陰核や膣を弄られて絶頂したほうがずっとマシ。
私は今、よりにもよってお尻をほじくられて、叩かれて、醜く絶頂したのです。
そして、それだけで終わりではありませんでした。
「ふぐぉおぉぉぉぉぉぉ――!!!?」
お尻への強い平手打ち。膣からぴゅっと潮が絞り出されます。
止まらない。お尻を叩く手が、アナルをほじくるおもちゃの動きが止まらないのです。
「ぉぐっ!! ふぅ゛ぅぅ!? ぉ゛ぁ!! ~~~~~~!!?」
イッた後の身体は、ひときわ敏感でした。
お尻の奥で生み出され続けるゾワゾワが頭の先にまで届いて、口枷を噛まされた歯がガクガクと震えます。
ほじくられればほじくられるほど、叩かれれば叩かれるほど、気持ち良くなってしまうのです。
「ぅう゛ぅぅっ!!? ~~~~~~~~!! ぉ゛!! ~~~~~~~~~~!!!」
2度目の絶頂は、本当にあっという間でした。
そんな目的の分からない陵辱はずっと続きます。
「や゛めてぇぇぇぇっ!! やだっ!!? も゛っ、お尻でイぎだくない゛ぃぃぃぃぃぃっ!!? ぁ、あっ、ぁ゛っ!? ~~~~~~!! ~~~~~~~~~~!!!」
口に噛まされていた枷は何かの拍子で外れていました。
手足の拘束と目隠しだけはしっかり付けられたまま。私は暗闇の中で何度も何度も絶頂します。
ただ、お尻を叩かれて、アナルをほじくられるだけ。一度たりとも、胸や女性器を触られることはなく、本物の男性器に触れることもありませんでした。
「だめっ!!? お゛しり、痛ぃっ!!? いだぐて、イッちゃっ!!? ひぅ゛うぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!! ひぃい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!? ~~~~~~~~~~!!!?」
絶え間ない絶頂は、私の意識がぷつりと切れるまで、ずっとずっと続きました。
――――
――
それから。
気が付いた時には、自分の部屋のベッドで寝ていました。
夢? その言葉で済ませるには、あまりに無理がありました。寝起きの気分は最悪。お尻の表面は依然ヒリヒリしていて、その奥の何かが酷く疼くのです
私はどうすれば良いのでしょう? 通報することなんてできません。果たして、お尻の痛みと疼きだけを証拠に警察で被害を訴えられるでしょうか?
結局、この事件は永遠に闇の中。そして、その日を境に私の人生は変わりました。
うだつの上がらない会社員であることは変わらず、未婚者であることも変わらない。だけど、体が変わりました。
椅子に座ると、圧迫感がお尻の奥にある何かを優しくマッサージしてきます。排泄をする時、重い物を持ち上げる時、ほんのちょっとお尻に力を入れるだけで、お尻がきゅんとうずくのです。
膣やクリトリスをいじくり回しても満足できなくなった私は、毎晩お尻をほじくるようになりました。
「ふぐぅっ! ぅ、あっ! すご、ひ……!? ひゃ……!!? ~~~~~~!! ~~~~~~~~~~!!?」
誰にも聞かれないように枕に顔を押しつけて、買い漁った大人のおもちゃをお尻に突っ込んで、乾き続ける欲望を満たし続けるのでした。
いつか、また見知らぬ誰かにさらわれて、叩かれたい、ほじくられたい――そんなことを思いながら。