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◆あらすじ
ある女性が、理想の生活を語ります。それは自宅の防音室で、毎晩のように泣き叫ぶほどパートナーにイカされ続ける毎日。敏感なアソコに電マを押し当てられ続け、死んでしまうぐらい気持ちよくされ、懇願と謝罪の言葉を吐き散らしても、イカせるのが大好きな彼は、自分を無理やりイカせるのを止めてはくれないのです。
これは、まだ兆しを見ることもできない、私の夢。
まず、自宅には防音室が欲しい。別にマンションでも、一軒家でも、持ち家でも、賃貸でも構わない。ただ、大きなベッドを置けるぐらいの防音室が欲しい。
それで、そんな防音室で何をするかというと――。
「いや゛ぁッ、やだぁ゛ぁぁぁぁぁぁあああ♡♡♡♡♡ 死ぬッ、死にだぐないぃぃぃぃいぁぁぁぁあああああああッ♡♡♡♡♡ 殺さな゛――ぁぎッ♡♡♡♡♡ っぁ゛ぁぁぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
毎晩毎晩、死んでしまう気がするぐらい、彼にイカされる。もちろん、私は本当に死んでしまいたいわけじゃあない。ただ、死んでしまう気がするぐらいに犯されたい。
こんな、命乞いみたいな喘ぎ声を他の人に聞かれてしまったら大騒ぎになってしまう。だから、私は防音室が欲しい。ラブホテルとか、レンタルスタジオとか、そういうちゃんとした場所に行くのも悪くはないけれど、でも自宅に防音室があれば、毎日のように死ぬほど気持ちよくしてもらえるでしょう?
「おねがいっ、赦しでッ♡♡♡♡♡ ごめんなさいっ、ごめんなざい゛ごめんなさいごべんなざいぃぃぃぃぃぃぁ゛ぁぁぁぁあぁああああああ゛ッ♡♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
狂ったように吐き出され続ける懇願と謝罪の言葉。私は何かした? いや、きっと私は何もしていない。それならなぜ、私は死ぬほどイカされ続けなければならない? それは彼の趣味だから。そう、私の趣味じゃない。彼の趣味だ。
だから私に拒否権はなく、彼は悦んで私をイカせる。彼の趣味は、あくまでも私をイカせることだから、勝手に腰を振って果てることもなく、必ず私を限界まで追い込んでいく。毎晩のように気絶するまでイカせ、休日に彼の気が向けば、それが朝からずっと続く。
「ぁ゛ぁぁぁぁぁああああああッ♡♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁああああああああーーーーッ♡♡♡♡♡ ッ゛ッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
黒とピンクが混ざった、どろどろの毎日。
それが、何てことのない、私の理想の生活だ。