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◆あらすじ
足の裏や太もも、膝裏、お尻――拘束された下半身をくまなくくすぐり責めしながら、股間を電マでいじめてくれる機械姦のお店がありました。まるで下半身を丸ごとイカせるような快感は、秘所だけでの快感では物足りない女性にぴったり。だけど、このお店に行ってしまうと、以降は普通にオナニーするだけでも下半身全体がくすぐったく感じてしまうようで――。
――たくさん気持ちよくなるためには、どうしたらいいでしょうか?
そんなことを考えてしまう辺り、私はきっと他人よりも少し性狂いなのかもしれません。
自分の手で秘所を弄っても何だか物足りず、道具はまあそこそこだけど、その程度。そして、好きでもない男の人に体を触られるのはちょっと怖い。
そんな私は、一つの仮説にたどり着きます――気持ちいい場所が増えれば、きっと、もっと気持ちよくなれる。
だから私は、あのお店に引かれたのでした。
「『最新のマジックハンドで、あなたに下半身まるごとアクメを』……?」
――――
――
「ひゃぁ゛ぁぁっはっははははははははははははははひぃっ♡♡♡♡♡ これっ、すごっ♡♡♡♡♡ きもちひっ、くしゅぐったひのに気持ちいいぃぃっひっひひひひひひひひひひひひひひひゃはぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
そこには、私が求めていたものがありました。壁の向こうで、恥ずかしい格好のまま拘束された下半身が、たくさんの手にくすぐり犯されています。
最初はただただくすぐったくて、笑い悶えるだけでした。だけど秘所に電動マッサージ器を当てられて、快感とくすぐったさがなじんでくると、まるで下半身全体でイクような絶え間ない充足感がやってくるのです。
「ぅぇひっひっひひひひひひひひひっ♡♡♡♡♡ いくっ、足の裏でイクっ♡♡♡♡♡ くふぅぅぅぅうう~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぁ゛っ、太ももっ、ふくらはぎっ、ひざっ、おしりぃっ、全部っ♡♡♡♡♡ ひゃぁぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」
下半身まるごとアクメ――その名に恥じぬ気持ちよさに、私はハートたっぷりの喘ぎ声を上げ続けるのでした。
――――
――
だけど一つ、これには困ったことがありました。
「はぁ……。昨日のはすごかったなぁ……♡」
翌日、私は下半身を丸ごと犯される感覚が忘れられず、ついオナニーをしてしまいます。
そこそこの強さの電動マッサージ器を、ショーツの上から股間に当てた瞬間でした。
「ぅひぃっ♡♡♡ ひっひひひひひひひひひひひぃぃぃいっ!!?」
私は下半身を丸ごとくすぐり責めにあったような錯覚に陥って、間抜けな笑い声を上げてしまいました。私の下半身の神経が、完全にバグってしまっていたのです。
尋常ならざる快感を得るためには、代償が必要ということでしょうか。
「あっ♡♡♡ でもこれっ、いつもより気持ちぃっひひひひひひひひっ♡♡♡ ……もしかしてっ、足の裏くすぐりながらっ、電マ当てたら――ぁはぁぁぁっ♡♡♡♡♡ これっ、いいっ♡♡♡♡♡ いつもよりっ、あっ、またお店、行こっ♡♡♡♡♡ ぁっははははははははひゃぁぁぁぁぁぁああっ♡♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
まあいっか――私はそう思いながら、新しい扉を開いた下半身のことを、たっぷりいじめてあげるのでした。