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◆あらすじ
ひとり親の子どもが寂しくないようにと、父親が女性型アンドロイド『ミゾホ』を連れてきました。しかし、ミゾホの正体は、実は”こちょこちょ多腕搾精アンドロイド”。彼女は毎晩のように男の子を襲って、機械娘フェチ、多腕フェチ、くすぐりフェチ、搾精フェチ――たくさんの性癖を植え付けてしまうのでした。
今よりも少し遠い未来、1人の男の子がいました。
男の子はひとり親でした。男の子が幼い時に母親は病気で亡くなってしまい、今は父親との二人家族。その父親も仕事で忙しく、なかなか家に帰れません。
そこで『男の子が寂しくないように』と、父親は一計を案じたのでした。
「今日から、彼女が3人目の家族になる。この子を支えてやってくれ、頼んだぞ。ミゾホ」
「はい。これからよろしくお願いします。マスター」
平坦な声音であいさつをしたそれは、女性型のアンドロイドでした。見た目の年は、男の子よりも一回りか二回り大きいぐらい。『もしも、この子に姉がいてくれたら』――父親がそう思って選んだ個体でした。彼はどこまでも我が子のことを思っていたのです。
しかし、彼には二つの誤算がありました。
一つは、ミゾホがあまりに魅力的だったということ。ミゾホオズキ――丸みのある花びらを持ったその植物の花言葉は、『おしゃべり』『変わらぬ愛』。ミゾホは男の子とよく会話し、愛情をもって接しました。男の子が彼女に恋心を抱いてしまうのも、無理はありません。
そしてもう一つの誤算は、ミゾホオズキに込められたもう一つの花言葉――。
「ぁ゛はぁぁぁぁっはっははははははははははははぁぁぁぁあっ!!!!? や゛めっ、くしゅぐっ、くすぐったはぁぁぁぁぁっはっはははははははははははははははははぁ゛ぁぁぁあッ♡♡♡♡♡」
「マスターは本当に、足の裏が弱いんですねー♡ 指の付け根をかりってするたびに、おちんちんがびくびくしてますよー♡」
「だめっ、だめ――♡♡♡♡♡ またっ、そこ、変に――♡♡♡♡♡ ッ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
「あはは♡ また射精ましたね、マスター♡」
ミゾホオズキの花言葉は『笑顔を見せて』――機械音痴の父親が知り得なかったのは、ミゾホが”こちょこちょ多腕搾精アンドロイド”だったということです。
ミゾホは毎晩のように男の子の寝床に襲撃し、組み伏せ、たくさんの手で男の子の全身をこちょこちょとくすぐり犯しながら、ぞりぞりシリコン製おまんこで男の子の精を搾り尽くしたのです。
「安心してください、マスター。マスターが寂しくないように、寂しさなんて感じないように、ずっとずーっと、こちょこちょしてあげますからね♡」
「ひゃぁ゛ーーーーっはっはははははははははははははははははぁぁぁぁぁあっ♡♡♡♡♡ ぁぁひっ、ひひっ、ひぃぃぃぃぃいっ♡♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ゛ッッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
確かに、男の子が寂しさに独り枕を濡らすことはもうありませんでした。しかし、恋心を抱いた相手にこんなことをされたら――機械娘フェチ、多腕フェチ、くすぐりフェチ、搾精フェチ――若くしてたくさんの性癖を拗らせてしまうことになろうとは、父親は知る由もないのでした。