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◆あらすじ
海外には、孫の手で足の裏をひたすらくすぐり責めするだけの動画があるようです。SNSで偶然そんな動画を見てしまった”彼女”は、好奇心に負けてド○キで孫の手を買って、知ることになります――足の裏をくすぐられながらアソコをいじくられるのが、とんでもなく気持ちいいということに。
「ふぉ――!?」
自室。私が一人そんな間抜けな声を出したのは、いつものように自堕落にSNSを巡回していた時のことだった。
誰かが貼り付けた動画が、巡り巡って私のタイムラインにまでやってきたのだ。
「何これ、足の裏くすぐれてるぅ……。日本人、じゃないよね? くすぐったそ、うわっ、こんな指まで拘束してっ。何、このくすぐってる道具、孫の手……? あ、何だかド○キで見たことあるような……」
まるで晒し台のような拘束具に両足をはめられて、孫の手のようなもので足の裏をかりかり。実にマニア向けの動画が、不思議と私の脳ミソにくっきりと焼き付いてしまったようだった。
(あれ、気持ちいいのかなぁ。いやいや、ただくすぐったいだけでしょ?)
(仕事終わったらド○キ仕事終わったらド○キ仕事終わったらド○キ仕事終わったらド○キ)
(何この背徳感――!? 私、ド○キで孫の手買ってるだけぞ!?)
私は禄に使わないであろう、電動の美顔ローラーとかヘッドマッサージャーとかに、さり気なく孫の手を忍ばせて、何だかものすごく緊張した心持ちで、無意味にかさばった黄色い袋を持ち帰るのだった。男の人が初めてド○キでオナホールを買うのって、きっとこんな気持ちなんだろうな、と思った。
――――
――
帰宅して禄にシャワーも浴びずに始めたくすぐりオナニーに、私は一発でとりこになっていた。
「ふぉっ、ほっ♡♡♡ へっ、へへへっへへっ、へぇぇぇぇぇっ♡♡♡」
ちょっと鋭い爪が足の裏の皮膚をそりそりと引っかくたびに、くすぐったさと共に得体のしれないぞくぞくが股間にまで響いてくるのだ。そのぞくぞくとした感覚を発散するために、クリトリスも一緒にくりくりくちくちしてしまうぐらい。
「ぉほっ、へっ♡♡♡ やべっ、イクの、早――♡♡♡ くふぅんぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡」
それは、完全に新たな扉を開いた瞬間だった。いつか、他人に足の裏を死ぬほどくすぐられてみたいなんて願望すら抱くほど。
「あー、やば。汗かいた。シャワー浴びないと」
「っていうか、我ながら余計なもの買ったなぁ……。美顔ローラーとヘッドマッサージャーって、どうすんのよ……」
「…………」
――――
――
「ぃひっひひひひひひひひぃぃぃぃぃいっ♡♡♡♡ やべへっ♡♡♡♡ ボディソープでぬるぬるになった足の裏っ、孫の手でかりかりするのやばぁぁっはっひゃっははははははぁぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉぉおおっ♡♡♡♡」
「ふーっ、ふーーーーっ♡♡♡♡ まだだっ、まだイクな。私のひらめきを、試して……♡♡♡♡ このぬるぬる足の裏に、電動ヘッドマッサージャーを押し付ければ――♡♡♡♡」
「ふぐぉっほぉぉぉぉっほほほほほぉぉぉぉおっ♡♡♡♡♡ これっ、やばぁぁっはっはははへへへへへへへへへへへぇぇぇぇぇえっ♡♡♡♡♡ いぐっ、くすぐったさでいぐ――♡♡♡♡♡ ふぉぉぉおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」