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◆あらすじ
陰鬱としたお話。クラスの男子に誘われて行ったカラオケボックスは、軽薄な男たちの陵辱会場でした。まんまと騙されてしまった大人しい系の女子は、そこから出られることを条件に身動き+声出しの我慢ゲームをさせられることに。しかし全身をくすぐられ、性感帯を責められた状態で我慢なんてできるわけがなく――。
◆快感ゲーム《タダノカイラクゼメ》
① おもちゃレビューでニアピンゲーム
② リアルおさわりFLASH
③ HEIZENゲーム
④ リアル調教シミュレーション
⑤ 耐久絶頂レース
それは本当に突然のことだったのです。
私はいつも、教室の隅っこで一人本を読んでいるような人間でした。あまり人と話さないし、誰かと遊びに行くこともあまりありません。
そんな私に、クラスの男子が『カラオケに行かない?』と誘ってきたのです。
私はびっくりしました。そんな風に誘われることなんて今までありませんでしたし、どう反応すればいいのかも分かりませんでした。だけど何となく、『たまには誰かと関わるのも悪くないのかも』なんて思って、その誘いを受けることにしたのでした。
……受けてしまったのです。
その男子と一緒にカラオケに行くと、個室の中にはたくさんの男の人たち。学校で見る人もいれば、全く知らない人もいました。女性は私以外、一人もいません。
私は何だか背筋がぞっと冷えるような心地がして、すぐにその場から離れようとしました。だけどもう遅かったのです。
「へー、話は聞いてたけどホントに美人じゃん」
「とりあえず全部脱がせようぜ? 話はそれからよ」
「なあ、ここのカラオケ大丈夫なん?」
「ああ平気平気。今、俺のダチのシフト。監視カメラにばっちり映ってるけど黙っててもらうから」
男の人たちが好き勝手に笑いながら私の制服に手を掛けていきます。
私は泣き叫びました。すると誰かがこんなことを言ったのです。
「ここから帰してほしかったらさ、ゲームしようよ」
「しないなら、このまま続けるけどさ」
拒否権のない私は、その条件を飲むしかなかったのでした。
――――
――
結局、男の人たちは私を帰すつもりなんてなかったのです。
そもそも制限時間がないのですから、私はいつまでこの責め苦を我慢すればよかったのでしょう。このゲームはただの余興に過ぎません。
「ぃ゛やぁぁーーっはっははははははははははははははぁ゛ぁぁぁあああっ!!!? やだっ、やめ゛っ!!!? やめ゛でぇぇぇぇぇぇっへっひゃっはははははははははははははははぁ゛ぁぁぁぁああああ~~~~~~~~ッ!!!!?」
長い長い時間我慢し続けて、それでもゲームは終わらなくて、とうとう我慢できなくなって――そして今、私は”罰ゲーム”を受けています。
罰ゲームと言っても、何か変わったわけではありません。ただ、男の人たちが欲望のままに私のことを犯すだけです。
「やだっ、抜いでッ!!!? シないでよぉぉぉぁあっはっははははははははははははははははぁ゛ぁあああッ!!!? くしゅぐっだひのも嫌だぁ、やだぁぁぁあああっはっははははははっはははははははははぁ゛ぁぁぁああ~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!?」
アソコには男の人のが入ったまま、たくさんの指が中とか、上とかをいじめてきます。そして全身にはたくさんの手によるくすぐり責め。
私は悔しくて悔しくて堪りませんでした。嫌なことをされているはずなのに、私は大きな大きな笑い声を上げてしまっているのですから。どうして私はこんな状況で笑ってしまっているの、私はただ泣きたいのに、笑うのは嫌だ、泣きたい、泣きたい、泣きたい。
だけど私はくすぐったくて笑い続けます。目から溢れる涙は、何が原因なのか分かりません。悔しいからなのか、くすぐったいからなのか。……それとも、気持ちいいからなのか。
「ぃぎッ、っひ――!!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ や゛だ、いぎだぐ、な――♡♡♡♡♡ ぎぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」
私の体はすっかり出来上がっていました。ずんずんと突き上げてくる男の人のも、心の底から意地の悪い指も、全部が全部、私をイカせ続けます。
「体くすぐられてイッてるよ。くすぐり責めは冗談のつもりだったのに、とんだ変態じゃん」
「まぁたまには、こういうのもいいじゃん? ほら、足の裏くすぐるとすっげっ、中が締まる……!」
「ほらほら、まだ半分も終わってないよ? 頑張って頑張って」
「何言ってんの。全員回ったら、2週目が始まるに決まってるじゃん」
「やだッ、はははははははひッ!!!!? おうぢ、帰し、で――♡♡♡♡♡ ぇひゃは――ッ!!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!! ッ――♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
私が解放されるのには、まだ数時間あります。
視界は真っ暗、耳に入るのは私の声だけ、鼻はぐずぐず、全身の神経はもうぐちゃぐちゃ。
まっくろなこころのまま、私は大声を上げながらイキ続けるのでした。