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◆あらすじ
朝起きると素っ裸の義姉が自分の腰に跨がっていて、ノリノリで激しく乳首責め騎乗位していた話。
朝、アラームが鳴る少し前の時刻。
意識が水底から浮かびつつある中、音が聞こえてくる。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ――粘性のある液体をかき混ぜる音。そして下半身にもったりとした甘い感覚。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ――僕の意識は少しずつ浮き上がっていき、自分が何をされているかを自覚した瞬間。
飛び起きた。
「――ね、義姉さん!!?」
「あ、起きた起きた」
義姉が素っ裸になって、僕に跨がって腰を振っている。
「ほらほら、急に起きたら危ないでしょ? 横におやすみー。それとおはよう?」
「そ、そんなことより! 毎朝毎朝、何して――!?」
「朝勃ち処理♡」
「答えを求めてるわけじゃ……」
気付けば、僕の衣服も脱がされている。一体いつの間に……。
僕は義姉さんを腰から下ろそうとするけれど、起き上がるよりも早く、両乳首を引っかかれる。
「えいっ」
「っぁ!?」
「ぁー♡ かわいい声出たぁ♡」
困惑と恥ずかしさでため息を付きたくなる気分だ。
「やめて欲しいの?」
「それは、当たり前……」
「本当にぃ?」
「…………」
「正直でよろしい♡」
僕は全身の力を抜いて、ベッドに体を預けた。
「ふっ♡ ふっ♡ ふーっ♡ ふっ♡」
足の裏をベッドにべったりと付け、両手で僕の胸元を押さえ付ける義姉さんは、僕をまるで逃がすつもりがない。乳首をはじく指先も容赦なく、僕の声を絞り出そうとしているようだ。
反面、中は柔らかい。上下に激しく腰を振りながらも、あくまでも柔らかく包み込み、うねり、愛液の濁流で僕のものを優しく揉みくちゃにする。
この感覚は言葉にすると、そうだ――『強制的に甘やかされる』。
「ね、義姉さん、もう……」
「んふふー♡ はい、どーぞ♡」
僕が限界に達する瞬間、義姉さんが中を軽く締め付ける。甘い感覚が走り、僕は許容量を2段飛ばし、3段飛ばしで超えて射精してしまう。
「ん~~~~っ♡ ぁーーーー♡ 中に来てる~~~~♡」
義姉さんが恍惚の吐息を漏らすけれど、上下の腰振りと乳首責めは止まらない。快感がやまないせいで、僕は体に溜め込んだ精子を一滴残らず義姉さんの中に注ぎ込むんだ。
――――
――
「はい、おしまい♡ 顔洗って、朝ご飯食べなー」
その言葉と同時にアラームが鳴る。びっくりするほどのタイムキーパーっぷりだ。
……朝から疲れた。どうして僕は毎朝のように義姉とセックスをしているのだろうか。
「そりゃ、朝勃ちの処理は義姉の勤めだからねー♡」
「そんな勤めはないよ……」
「にしし♡ 毎朝処理してくれるような彼女ができるまでは、私で我慢しな♡」
「……よく言うよ」
この義姉という人物は、僕にはなかなか理解しがたい。たとえ血がつながっていなかろうと、家族とこんな風にセックスすることはあり得ないし、こんなにオープンなのもいかがなものだろう。
それにだ。
「……義姉さん以上の女性なんて見つかる気がしないよ」
「ふぇ――!?」
「だってそうでしょう? 義姉さん、かわいいし、気立てもいいし、料理も上手だし。それに毎朝こんなことされてたら、他の女性なんて見る余裕が……」
「ひょ、ひょわ~~~~~~~~!!?」
こういうことを言うと顔を真っ赤にして走り去っていってしまうのだ。セックスはよくて、どうしてこれは駄目なのか。
本当によく分からない義姉だ。