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◆あらすじ
先輩のことを何かとからかう、無遠慮で生意気な後輩女子。しかしその内心、先輩を見下すような感情は持ち合わせておらず、むしろ……。小さな体にちょっとコンプレックスを抱きながらも、露出の高い服で精いっぱい挑発する少女の、『ごっこ』のお話。
私の先輩は優しくて、ちょっとヘタレなところがやきもきする人だ。
私は休日になると毎週、先輩のおうちにお邪魔する。駅からちょっと歩いた所にある、マンションの一室。
ドアの前で一度、手鏡を出して身だしなみをチェック。童顔だから、精いっぱい目をつり上がらせる。片側だけ結わえた髪型に乱れはない。小さな体に分厚いコート、これはすぐに脱ぐから気にしない。コートの中は肩の出るセーターと、少し短めのスカート。
格好問題なし。そして深呼吸。『んっ、んーっ』――軽く発声練習。……よし、ドアを開けよう。
「おっ邪魔しまーす♡ せんぱい、生きてるー?」
先輩は床に敷いた座布団に座ってゲームをしていた。私が連絡もなしに突然現れると、先輩は驚きながらちょっとだけ顔をしかめた。
「なんですー? 合鍵くれたのせんぱいじゃないですかぁ」
と言っても、結構無理を言ってやっともらえた合鍵なんだけど。
私は先輩が反論する前にコートを脱ぎ下ろして、自分で座布団を敷いて、先輩の隣に座る。
「ほらほら、そんなぼっちゲーなんてやってないで、こっちやりましょうよぉ」
私は自分で買って先輩の家に置いておいたゲームを取り出す。こうでもしないと、先輩は一人で遊ぶゲームばかり買うんだ。
「こんなかわいい後輩が遊びに来てやってんですよ? 遊ぶ内容選ぶなんて、ぼっちなせんぱいにしてはちょっと生意気なんじゃないですかぁ?」
この言葉は恥ずかしい、自分で自分のことを『かわいい』って言うなんて。私はちょっと顔が火照っているのがバレないように顔を背けて、ゲーム機にソフトをセットした。
二人でテレビの前に座ってゲームで対戦。私がお茶とか出したほうがいいのかな、料理とか作ってあげたら喜ぶかな――そんな風には思うけど、結局はいつものこんな雰囲気に落ち着いてしまう。私にはまだまだ、頑張りが足りない。
こうして隣り合って座っていると、先輩の体温がじんわりと伝わってくる気がする。そんなに温かいわけではないのに、なんだかほっとする熱があって、このまま眠りたくなってくる。
だけど寝るわけにはいかない、今はゲームで対戦中。先輩はちょっとだけ負けず嫌いだけど、私はもっと負けず嫌いなのだから。
「っ……、っ……!」
寝不足になりながら一生懸命練習したゲーム。だけど私は元々あまりゲームが得意ではないから、勝つのはギリギリだ。
「うっわ、せんぱいざっこ♪ 最後テンパってコマンドミスってるぅ♪ そんな強キャラ使っても私に勝てないなんて、恥ずかしくないんですかぁ~?」
ちょっと悔しそうな顔をする先輩はかわいい。
それからしばらくゲームが続く。コントローラーをカチャカチャする音が響く。ときどき私が何か言って、それに先輩がちょっとむっとしながら反応して、また無言。その繰り返し。それはとても穏やかで幸せな時間。
だけどそれだけじゃ、私の心は満たされない。先輩に会ったのは一週間ぶりだから、その間寂しくて、今の私はもっと先を望んでいたから。
そのために、私はわざわざ仕込んできたんだ。
次の瞬間、先輩がこちらに視線を向けた。私はそれに気付いていても、あくまでもテレビのほうを見たまま。
「……さぁて、次の対戦行きますかー。せんぱい、何のキャラ使うんですかぁ?」
どこか上の空に返事する先輩。
その視線は私の顔……よりもさらに下。一度目は何の変哲もなく、だけど二度目はじーっと。絵に描いたような二度見で吹き出してしまいそう。先輩ははっと気付いたように目をそらすけど、三度、四度とちらちら見てくる。
今だ! ――私は精いっぱいの表情を作って、先輩のことを見上げるのだ。
「なぁに見てんですか……♡」
先輩の肩がぎくりと強ばった。
私は肩の出るセーター(『オフショルダー』とかいうやつ)を着ている。そして先輩は私よりも背が高いから、先輩の目線は私を上から見下ろす位置にある。
……だから今たぶん、私のセーターの襟元からブラが見えている。一生懸命選んだ、小さくても情熱的な、真っ赤なブラ。
「後輩のブラをちらちら見るなんて、先輩として恥ずかしくないんですかぁ?」
先輩は慌てて『ごめん』と言うけれど、私は止まらない。
体に自信のない私は、心の中で『ひゃああ』と叫びながら精いっぱいアピールする。右手でセーターの襟をつまんでブラをもっとさらしながら、左手でスカートをちょっとだけめくっていく。真っ赤なショーツが見えない、ギリギリのところまで。
「あー、そうですよね、せんぱいみたいなぼっちには刺激が強かったですよねぇ♡ 気が利かなくってすみませぇん♡」
もう全身が熱くて、頭がぐるぐるして、大声で叫びながら走り去ってしまいたい。
だけど私は諦めない。先輩の顔に、自分の顔を思いっ切り寄せて笑う。一歩間違ったらキスをしてしまいそう、心の中の『ひゃああ』という声がもっと強くなる。
「なんです、その顔? せんぱいは後輩のブラをこっそり見て興奮しちゃう変態なんですよ? 変態♡ 変態♡ へんたぁい♡」
あぁもう無理! これ以上やったら恥ずかしさで爆発しそう! 来い、来い、来い! ――そしてやっと、先輩が私の両肩をつかんだんだ。
「っ――――!!」
来たぁ! ――私は頬がにやけないように我慢しながら、先輩をにらみ付ける。……ちゃんとにらんでるよね、私?
「なんですか、この手? 先輩みたいなぼっちの陰キャが、私に何かできるんですか?」
次の瞬間、先輩が私の両腰をつかむ。心がどきんと高鳴る。
そして私の体がひょいっと持ち上がって、ちょっとの浮遊感の後、背中に柔らかい感触が――先輩が私をベッドの上に押し倒したんだ。
「きゃっ」
衝撃とときめきで声が出てしまったけど、すぐに口をふさいで我慢。
そうこうしている間に、スカートがめくられて、パンツがずり下ろされて、膝をつかんで開かされる。
M字開脚。すごく恥ずかしい。だけど私は両手をぎゅーっと握りしめて、脚の力を抜く。抵抗したらだめ。
「なんです、私を犯すつもりですかぁ? あはは♡ 先輩みたいな小さくて早いざこおちんちんでイクわけないじゃないですかぁ♡」
私が何か言っても、先輩は何も言わない。
こういうときの先輩はちょっと怖い。怒ってるのかな? いや、怒ってるに決まってるか。こんな風にばかにされたら、誰だって怒るよ。
だけど先輩、こうでもしなくちゃ私とシてくれないんだもん。
私の苦労、気付いてくれないかな。いつも私がこうして肌の出る服を着て、だけど他の男の人には見られたくないから、分厚いコートを着て。あぁだけど、そんなこと知られたら……それはそれで死ぬほど恥ずかしい。
「ぉごぉ――ッ♡♡♡」
次の瞬間、衝撃で恥ずかしい声が出た。
先輩のが、私のアソコにずんと勢いよく突っ込まれる。私は体が小さいから、先輩のでもすごくきつい。だけど前戯なんて必要なかった。痛くはない。私のアソコはもうびしょびしょになっていたから。
「なんでっ、こんなに硬くっ、なってるんですか……♡♡ もしかして、私のブラ見て、勃起しちゃったんですかぁ……♡♡」
中に入ったものがすごく硬くて、先輩のがもう勃っていることに気付いた。
……どうして? 私の女らしさのない薄い体に興奮したから? もしそうだったら、すごくうれしい。
「んくっ、っ、ぁ……♡♡ ふ……♡」
ずっ、ずっ、ずっ。
先輩が腰を振ると、私の体が前後に揺れる。ゆりかごに乗せられているような心地よさ。頬が緩んでしまいそう。
だけど。
「なんですかぁ? ぁっ♡ このざっこい動き♡ んっ♡ こんなヘコヘコヘコヘコってお猿さんみたいな情けない動きじゃあ、女の子一人イカせられませんよぉ♡♡」
私は精いっぱい先輩のことを挑発する。これはこれで気持ちいいけど、私が求めているのはこんなものじゃないんだ。
先輩が私の膝ではなく、今度は両足首をつかんで持ち上げる。
脚を開かされるだけじゃなくて、そのまま頭の上まで持ち上げられて、まるで先輩にアソコを思いっ切り突き出すような体勢になる。『まんぐり返し』って言うんだっけ。普通の女の子なら、こんな恥ずかしい体勢をさせられたら怒るんじゃないかな。
「っ……♡」
だけど私は、喉の奥から悦びの音が鳴って、慌てて口を塞ぐ。口を塞いだ瞬間、さっきまでとは比べものにならない快感がやってきたんだ。
「んぶぅ――♡♡♡ ぁぐっ、ぁ゛ッ!!? ぁ゛ぁぁぁぁ――!!?」
まんぐり返しした私の上に覆いかぶさる、いや、のしかかる先輩の、杭を打つようなピストン運動。それは『種付けプレス』なんて言うらしい。すごく下品で、すごくときめく名前。
奥がずんずんと突かれる。お互いの太ももが当たってバチンバチンと音が鳴る。太ももの裏にのしかかられているから、脚を下ろすことができない。
だけど私は抵抗しない。私はずっと、これを待ち望んでいたんだから。
「んぁぐっ♡♡♡♡ ぉ゛っ!! ぉぐっ♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉぉぉぉ――♡♡♡♡」
先輩に道具のように乱暴に扱われる被支配感が、心の中をぼうぼうに燃やす。先輩の体重、体温は心地よくて、そしてもっと単純に、奥を先輩ので突かれる衝撃が強烈で気持ちいい。
「んな゛っ♡♡♡♡ せんぴゃ――♡♡♡♡ こんなっ、こんにゃの――ぉごぉっ♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉおっ!!!?」
もっと、もっと、もっと!! ――私はそう思って、先輩のことをもっと挑発しようとするけど、ちゃんとした言葉がちっとも出てこない。ずん、ずんと奥を突かれるたびに、アソコで生まれた炎の塊みたいな気持ちよさが、背筋を通って頭までゾゾゾと上っていく。
「ぁあ゛っ、ぃ、ぃ゛ぃぃぃい――!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!! ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」
私はあっという間にイッてしまう。まんぐり返しのまま全身が震えて、アソコから愛液がどろりとこぼれる。
「ぉ゛ひ――♡♡♡♡ ぃ゛ぃぃぃぃいっ!!!? まひゃっ、続――♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお――♡♡♡♡」
だけど先輩のピストン運動は止まらない。こぼれた愛液が太ももにばちんと弾かれて飛び散った。
別に、先輩が遅いわけじゃない。単に私が弱いんだ。
イッた後も無理やり犯されるのは本当に気持ちいい。あまりに気持ちよすぎて体がばらばらになって飛んでいきそうだけど、そんな体を先輩がぎゅっと押さえ付けてくれるから安心する。
「んぁ゛――♡♡♡♡ ぉ゛――♡♡♡♡ ぁ゛!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡ ぉ゛ぉぉぉお~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」
私がもう何も言えなくなってきたところで、先輩は腰を思いっ切り動かしながら、私の両足首から手を離した。太ももにのしかかられていたら、どの道まんぐり返しの姿勢は解けない。
そして先輩は空いた手でセーターとブラをめくり上げて、私の小さなおっぱいをもみしだき始める。
「んぁ――♡♡♡」
ちょっと乱暴な手付き。ほんのちょっとだけ走る痛みが、逆に心地いい。
先輩におっぱいをもまれると、なんだかうれしさがこみ上げてくる。どうしてそんなに、こんな小さなおっぱいを一生懸命もんでくれるんだろう? 小さなおっぱいで興奮する変態さん? それなら先輩、ずっと変態でいてくれていいよ。
「せんぱいっ、せんぱい――♡♡♡♡ せんぱいぃぃ――♡♡♡♡」
私はなんだかもういろいろ考えられなくなって、先輩のことを強く抱き締めようとする。
まんぐり返しの体勢は、腕を伸ばしにくい。だけど私が必死に腕を伸ばすと、先輩も腕を伸ばして、私のことを抱き締めてくれた。
「はふ――♡♡♡ ぁ――♡♡♡♡ ぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡」
腰の動きが止まる。二人の胸と胸が触れ合う。ものすごく温かく感じて、アソコがじんわりと気持ちよくなって、私は甘くイキ続ける。ほんのちょっとだけの時間が過ぎる。『ずっとこうしていたい』と思う。
だけど次の瞬間、先輩は抱き付いていた私の手首をつかんで、ベッドに押し付けてしまうんだ。
「ぁ――!!!? ぁ゛ぁ――っ♡♡♡♡♡」
あぁ、私は本当にMみたい。両手を押し付けられただけで、興奮のせいでアソコから愛液がどば、どば、どばとあふれるのを感じた。
それから、また激しいピストン運動が始まる。
「ぁ゛ぁぁあああっ♡♡♡♡♡ ぉ゛――!!!? ぉ゛ぉぉぉぉおおおっ♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」
太ももにのしかかられた状態で両腕をつかまれた私には何もできなくて、口からもちゃんとした言葉は出てこない。
ただ気持ちよくてたくさんイクだけ。体も、心も、全部を先輩に委ねるんだ。
先輩の種付けプレスで何度もイカされたあと。
先輩の腰の動きがちょっとだけ乱れるのを感じた。
「んぁ゛――♡♡♡♡ ぉ゛――♡♡♡♡ ぉ゛――!!!? ぉ゛ぉぉぉぉぉおお――!!!?」
まるで何かを我慢しているような、そんな動き。
たくさんイカされている私は、特に何か考えたわけじゃない。ただ無意識の内に、アソコをきゅうっと締め付けた。
「ぁ゛んっ♡♡♡♡ ぁ゛ぁぁぁああ――♡♡♡♡ だして、なか――っ♡♡♡ んぁ゛っ、ぁ゛っあっっあっぁぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡」
すると先輩のピストン運動の乱れがなくなって、むしろ速くなる。
ぐちぐちぐちぐち、ぐちぐちぐちぐちぐち! 気持ちよさがどんどん強くなる。そしてアソコの一番奥がずんと突き立てられた瞬間、先輩のがびくんびくんと大きく震えた。
「ぁ゛ぁぁぁぁぁぁああああああ――♡♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ っひ――♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
先輩の精子がびゅーびゅーと私の中に注ぎ込まれる。熱くて、どろっとしたものがアソコを満たす感覚で、私はまたイッてしまう。
「ぉ゛――♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡ ぁ゛ーーーーーー♡♡♡♡♡ っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」
私はまんぐり返しされた不自由な体を精いっぱいのけ反らせて、長く、長くイキ続ける。
涙でぐずぐずになった視界が、今度はピンク色に染まっていく。何も見えなくなる、何も聞こえなくなる、何も考えられなくなる。ただ気持ちよくて幸せ。
「ぁぉ゛――♡♡♡♡♡ ぉ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~、ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡ ぁ゛~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡」
先輩の射精が終わっても、私は先輩のがアソコに入っているだけでイキ続ける。先輩はいつまで私のことをイカせるつもり?
景色が全部ピンク色に染まってやっと、先輩のが私のアソコから引き抜かれた。
――――
――
私の仕向けた激しいえっちが終わる。
「ぁ゛――♡♡♡♡ ぉ――♡♡♡♡ ぉ゛ー……♡♡♡♡」
私はみっともなく脚を開いたまま、アソコから白い液体をとろとろとこぼし続ける。そう言えばセーターもスカートも着っぱなしだったから、汗でびしょびしょだ。
目は開いているはずなのに、何も見えない。たぶん焦点が合ってない。鼻水もちょっと出てるし、口も唇を突き出すような変な形のまま動かせない。
せっかくおめかししたのにもう台無し、すごくみっともない姿。だけど気持ちよすぎて自分の格好なんて気にしていられない。
先輩が一回イク間に、私は一体何回イッたんだろう。先輩のことを何度も『ざーこ♡』なんて言って挑発していたけど、本当にざこなのは私のほうだ。
「ぅへ……♡♡♡♡ ぁへへ、へへ……♡♡♡♡」
あぁ、だけど、自分がざこだと先輩に分からせられるこのえっちは、すごく幸せ。
意識が飛んでいて、もう自分で何を言っているかも分からない。
「せんぱい、だいすきぃ……♡♡♡♡」
そのとき先輩がそっと、私の頭をなでた気がした。