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エロ小説

エルフは森の中でハケ水車を使ったクリ責めオナニーに勤しんでいるらしい

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◆あらすじ

ある男からの手紙。彼は人目に付かない森の中、エルフが小川でハケ水車を使ってオナニーをしている現場に遭遇してしまったそうです。彼女はよほど溜まっていたのか、何度もイッて足腰が立たなくなるまで、立たなくなった後も、オナニーを続けました。

 

王国より北東、エルフが住まうとされる不可侵の森。

私はある事情があって、その内部を行く必要があった。

正直な所、割に合わない仕事だ。もしもエルフに見つかりでもすれば、2度と祖国に戻ることはできないのだから。

しかしそこで偶然にも、永く未知とされてきたエルフの生活様式を知る手がかりを発見した。私には持て余す情報故、他種属の研究をしている君に文を送ることにする。

友人よ、研究の参考になれば幸いだ。

 

――――
――

 

場所は森の深奥。黒苔の村より真っすぐ西に行き、森を横断する進路を取る。

幻香草が群生する地帯を抜け、苔むした大岩が2つ並ぶ地点よりもさらに先。そこは野生動物の気配が薄く、また所々に野草が採取された形跡を確認できる地帯。エルフの里が近いと推察される。

いつどこからエルフが現れるか分からない土地など恐ろしくて堪らない。本当は早々に通り過ぎたいところだったのだが……。そこを流れる小川にて、不思議なを発見した。

 

あまりに異質だった光景故、私は茂みからその機械を観察することにする。手が一切加えられていない森の中だが、だけは木板を使った簡素な床が貼られていた。

機械とは、2つのだ。

片方は『水車』。木の棒が差し込まれているせいで動いてはいない。

水車は我が国でも製粉や揚水に使われているが、そこにある水車はあまりに小さかった。高さはせいぜい膝程度か。おまけに小川の水量は少なく、流れも緩やかであり、動力として使うのは難しい。よほどの技師が作ったとしても、硬い木の実を1つ2つ挽くのが限界ではないだろうか。

そしてもう片方の車は……分からない。大きさは水車よりも一回り大きく、太股程度の高さか。

どうやら2つの車は歯車で繋がっており、水車が回転するとこちらの車も回転するらしい。しかし車の路面に当たる部位がで装飾されているがそれ以外の機能が特に見当たらず、また車の前には木の棒が突き立てられており、少ない動力で何をするつもりなのか皆目見当も付かなかった。

 

もしも調査を続けるなら、もう少し近付く必要がありそうだ――そう思った矢先のことだった。森の奥から気配を感じたのだ。

そう、エルフだ。この時ばかりは私も冷や汗が出た。もしも私がもう少し早く茂みから出ようとしていたら、彼女たちご自慢の魔術か鏃で穴だらけにされていたことだろう。

エルフがこちらに近付いて来る。

「……ふぅ、最近は森も平和ね」

伝承より、エルフは皆麗しい女性の姿をしていると聞いてはいたが……なるほど、確かにその通りらしい。

まず目を引いたのは金色の髪。風になびいて光が揺らめくように反射する様は、上等な絹糸のよう。つり上がった目からは強気な印象を受けるもののやはり美しく、煌めく瞳は緑玉エメラルド、可憐な口は花びら、通った鼻筋は美術品か。耳は人間のそれとは異なり、長い三角形。

極め付けはその体付き。肩幅は狭く、腰は折れそうな程細い一方で、乳房はどう見ても手に収まりそうもない。尻は大きくも張りがあり、太股も肉感に溢れる。王族が抱えている娼婦にも、これほど見事な体付きの女性はいないだろう。

このエルフの女性――ひとまず『ニムフォ』と呼ぶことにしよう。

ニムフォは鮮緑色の下着のような衣服と、手袋グローブや履き物サンダルなどの最低限の装備しか着けていない。人間の前に姿を現す時は決まって真っ黒なローブを頭まで被っていたが、森の中では警戒心が緩むのか、随分と開放的な姿のようだ。

 

ニムフォが向かう先は、私が隠れている茂みのほうではなく、件の機械だった。

得体の知れない機械を私が弄くり回すよりも、よく知る者が使っている姿を観察したほうが手っ取り早い。何より今動けば私の存在を知られてしまう。

私は茂みの中から、ニムフォの動向を観察することにする。

「…………ふふ……」

無言で機械を見下ろすニムフォ。その顔立ちから強気な印象を受ける彼女だが、今は全身の緊張が見て取れる一方、口元が緩んでおり、その真意がよく分からない。

そう思った矢先、彼女は突然下着を下ろし、秘所を晒したのだ。

髪が金色なら、陰毛も金色。小さな楕円の形をしているが、手を加えずにあれほどきれいな幾何学形状を為せるものなのだろうかと関心する。

美女が突然裸を晒したのだ、私とて動揺はしたが、ここが小川となれば水浴びに来ただけということも考えられる。

しかしニムフォの行動は私の予想を大きく超える。彼女は水車の動きを止めていた棒を外すと、もう片方の車輪に跨がって腰を下ろしたのだ。

「ふぁぅ、ひゃっ、ぁぁ……!?」

艶やかな声が、森の中に響き始めた。

 

「ぁぅぁっ、あっ、ぁ゛~~……♡♡ これ、これぇ~~~~……♡♡」

喘ぎ声を上げ続けるニムフォ。その声は高く歌うような可憐さがありながら、泥のように溶けた欲望を感じさせる。しかしあまりに突然のことに、私はその色香に当てられるよりも先に、状況の整理を強迫された。

用途の分からない車の面には、大量の鳥の羽根が付けられていた。私は、最初こそそれは単なる『装飾』かと思っていたのだが、どうやら勘違いだったらしい。

水車が回転することで、もう片方の車が回転し、無数の羽根がエルフの股間を撫で上げてゆく――つまりあの羽根は装飾などでは断じてなく、役割を遂行するための『手段』そのものだということ。そしてあの羽根車の役割とは、エルフが自慰するための道具だということだ。

君はきっと、信じがたい現実に言葉を失ったことだろう。あれほど人前に姿を現さず、自尊心の高いエルフが、自分の股間を羽根に押し当てて遊んでいるだなんて。当然私も思った。それと同時に、『性欲を満たすためだけに、なんて大層な仕掛けを』とも思った。

しかし存外バカにはできない。

「ぁ゛ぁぁ~~……♡ これ、やっぱりすご……♡♡ 羽根先すごいっ、ピンってしててぇ~~……♡♡」

車輪の路面に付いている羽根は、鴉か何かの羽だろうか。長く、羽軸もしなやかでありながら硬い。そんな硬質な羽根が、車が回転するたびに尻穴から性器までを一直線に撫でる。

撫で始めに羽根が尻側で大きくしなり、撫で終わる間際には性器側でぴんと弾ける様から、その羽根のというものが見て取れる。恐らく羽根が柔らかかったら、車輪が回転しても何の刺激も得られないだろう。

しかも羽根は無数取り付けられており、股間を撫で上げる衝撃が矢継ぎ早にやってくる。水車が回転する限り、その動きは止まることはない。その回転も恐らく良い具合だ。早すぎず、遅すぎず、退屈させない速度でありながらも、羽根の線維1本1本までの感触をしっかり味あわせる。

羽根の選び方、水車の設計、小川への配置場所――全てが計算され尽くしていた。

「はぅあぁぁ~~♡♡♡ ぁぅっ、ぁ゛~~♡ んふっ、ぁっ、ぁ゛~~~~♡♡♡」

その快感の度合いはニムフォの姿からも見て取れた。

最初こそ少しばかりの緊張が見られたが、今はまるで無防備。犬のように短く息を吐き、口端からよだれを垂らし、蕩けた表情で自分の股間が羽根車に撫で上げられている光景を凝視している。中腰でがに股という姿はあまりにはしたない格好だが、絶世の美女がそれをすれば何とも扇情的だ。

姿勢が辛いのか、ニムフォは羽根車の前に突き立てられていた木の棒を両手で掴んだ。なるほど、あれは『手すり』だったか。

「んぁぅっ、ぁぁ……もっとぉ……♡♡」

ニムフォが手すりを掴みながら、腰をくねらせて羽根が当たる位置を調整してゆく。

まずは体を傾けさせて、内股。

「んくぅっ!? ぁふっ、くふふふふふっ♡♡♡ ぁ゛ー♡ なにこれっ、焦れったくて、アソコ敏感になっちゃうぅ……♡♡♡」

性感帯とは少し離れた部位への刺激は、ニムフォにとってはくすぐったいようだ。口から上がるのは、喘ぎ声とも笑い声とも取れる声。茂みの中にいる私からでは毛穴の1つ1つまでは確認できないが、体が震え上がる姿を見れば間違いなく全身が鳥肌立っているだろう。

ただ性感帯を弄くり回すだけではなく、体を焦らし、性感を上げてゆく――ニムフォは心の底から、羽根車による自慰を愉しんでいるようだ。

「はぁぁ~~~~っ♡♡♡ もうっ、アソコっ、すごっ、じんじんしてぇ~~~~っ♡♡♡ ぁ゛ー、もうちょっと、もうちょっと焦らしてぇ……っ♡♡♡」

ニムフォがまた腰をくねらせて、位置を調整してゆく。両足を1歩前に出し、羽根車の前方で前屈みに。すると羽根先が尻穴に当たり始めて、彼女の反応が大きく変わった。

「んぉ゛ぅっ♡ んぃ゛、ぃ゛ぃぃぃぃっ♡♡♡ お尻っ、これっ、ゾクゾクが止まらにゃっ♡♡♡ ぃ゛ぃぃぃぃ~~~~っ♡♡♡」

王族や貴族、一部の商家など地位のある者に限って、普通の性行為では飽き足らず、尻穴中毒になる者も多いと聞くが……どうやらニムフォもその1人だったらしい。

ニムフォの尻穴は随分と過敏のようで、羽根先に弾かれる度に、歯を食い縛りながら腰を跳ねさせる。その喘ぎ声はエルフのイメージを損なうどころか、女性として如何なものかと感じてしまうぐらいだ。遠目から見ても、大きな尻の筋肉が収縮と弛緩を繰り返しているのが分かる。

「ふー、ふーーっ♡♡♡ ぁ゛っ、だめっ、クリちゃん、じんじんしてっ♡♡♡ もう我慢できないぃ♡♡♡」

散々尻穴の快感を愉しんだニムフォは、さらに位置を調整する。

前屈みになったまま、さらに尻を背後に突き出すように。すると羽根先が彼女の女性器を集中的に撫で上げるようになる。

「んひゃぁ~~~~~~っ♡♡♡♡ あ~~、これこれこれ~~~~~~~~っ♡♡♡♡」

特に陰核が羽根に弾かれると、ニムフォは特に良い反応を示す。

恐らく彼女にとって1番の性感帯なのだろう。片手で手すりを握ったまま、もう片手で包皮をめくり、陰核を羽根先に押し付ける。

「ぁ゛ぅぁぁぁ~~~っ♡♡♡ クリちゃんっ、すごっ、ぴんぴんぴんぴん弾かれてぅぅ~~~~~~っ♡♡♡」

上半身が落ち着きなく蠢く。背筋をのけ反らせたり、反対に俯いたり、横に捩ったり。

しかしそれに反して、下半身は硬直したまま。膝を小さく震えさせながらも、下手に動くことはせず、羽根先を陰核の絶妙な位置に擦らせ続けるのだ。

 

そして次の瞬間、ニムフォは全身を大きく震わせた。

「ぁ゛っ♡♡♡ んぐぅぅっ♡♡♡♡ ぁ゛――!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」

中腰のまま、背筋が大きく逸れる。尻が背後に大きく突き出されて、秘所から透明な液体がプシリと噴き出る。どうやら絶頂を迎えたらしい。

「すご――♡♡♡ 今日、イクのっ、長――!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡ んぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

ニムフォの絶頂が長く続く。背筋が逸れた拍子に羽根先が体から外れてしまったが、それでもなお尻と太股が喞筒ポンプのように収縮し続ける。

私は驚愕した。たかが羽根が回るだけの車で、それ程までの快感を得られるのか。羽根というのは、愛撫の中では軽い刺激であるだろうに。恐らく、指で捏ねたり、唇で吸ったり、舌で舐めたほうが、刺激はずっと強いはずだ。

それだけあの羽根車の出来が良いのか、それともニムフォが敏感なのか。或いは、鳥肌が立つような軽い刺激だからこそ、彼女を乱れさせたのか。

 

やがてニムフォの絶頂が収まってゆく。

「ふぅ……♡ ひっ、ふぅ、はぁ……♡」

ニムフォは手すりに捕まったまま、肩で大きく呼吸をしている。膝を伸ばして腰を高くすれば、羽根車は体に当たらない。

自慰が済んだとなれば、後は彼女が去ってゆくのを待つのみ。エルフに出くわすという散々忌避してきた危機ではあったが、思いがけない体験でもあった。知らずの内に自慰を見られていたニムフォには悪いが、この扇情的な光景は当分忘れられそうにない。友人である君に文を送ることを思い付いたのも、この時だ。

しかし彼女は私の想像を悉く超える。

「……もっとぉ♡」

ニムフォはそう呟くと、ふたたび腰を下ろして自慰を再開したのだ。

「んくぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡ ぁぐっ、ぉ゛ー!!? ひゃ~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」

ニムフォの反応が明らかに変わる。喘ぎ声というよりは悲鳴に近い。膝が不自然なまでに震える。

絶頂によって神経が過敏になったのだろう。そんな状態で性感帯を刺激すれば、時には苦痛を伴うこともあろう。

「イッたあとっ、敏感んんんんっ!!!? なんだかっ、羽根もっ、重くなってぇぇぇぁぁあっ!!!?」

羽根先に染み込んだ愛液が、回転に従って飛び散っているのが分かる。体液が羽根に染み込んだことで質感も変わっているらしい。羽根先が重く、硬くなり、刺激がより強くなったのだ。

当初の乾いた状態ですら十分な刺激なのだ。絶頂直後の神経でこれは、少々酷ではないだろうか。

「ぁ゛ひぃ~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡ これっ、すごっ、こんな気持ちひっ♡♡♡♡ 最っ高♡♡♡ 羽根おなにーっ、さいこ~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」

しかしニムフォは悲鳴を上げながらも、恍惚とした表情を浮かべる。

もう陰核は限界まで勃起しているのだろう、片手を費やして包皮をめくる必要もないらしい。両手で手すりを掴んだまま、股を大きく開き、頬を緩ませ、舌を垂らしながら快感を貪る。その姿は、その下品な言動は、私が『本当に目の前の女性はエルフなのか?』と疑問に感じた程だ。

しかし現実から目を背けても仕方がない。その美しい顔立ち、その均整の取れた体付きは、エルフに相違ない。

「すごっ、こんなのっ、すぐイッちゃっ♡♡♡♡ イクっ、いっちゃ――!!? んひぅぅぅぅっ♡♡♡♡ っひゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

2度目の絶頂は早い。

先ほどよりも多く噴き出た潮が、羽根を濡らして刺激を重くしてゆく、

そして嫌な予感はしていたが、案の定と言うべきか、ニムフォの自慰は続く。今度は絶頂の最中であっても腰を浮かせず、そのまま羽根に性器を撫でさせ続けるのだ。

 

「ぁぁ゛~~~~~~~~っ♡♡♡♡ こんなのっ、どんどんいけぢゃぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」

私はニムフォの痴態を観察し続ける。

今茂みから出れば殺されてしまう――それも当然あったが、同時に、彼女の姿に当てられていたかもしれない。

「ぁ゛ぅ~~!! 次はどこでイこぉ~~~っ♡♡♡ んくっ、内股も敏感だしぃっ♡♡♡ お尻も――ぉ゛ぉおぉおぉぉぉっ♡♡♡♡ おしりのあにゃほじほじされるのすごひぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡」

ニムフォが少し腰を動かすだけで、羽根車は撫でる位置を変えてゆく。時には性器で、時には内股で、時には尻穴で、彼女の気の赴くままに、股間のさまざまな部位で羽根の刺激を愉しんでゆく。

「やっぱりクリちゃんが1番気持ちいいぃぃぃひゃぅうんっ♡♡♡♡ んぁ゛っ、だめっ、こんなっ、すぐイッひゃ――ぅうぅぅぅんっ♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

しかしやはり、彼女は陰核が1番の性感帯のようだ。陰核で何度もイキ、膝が震えながらも、手すりを掴んで、必死に立って快楽を貪り続ける。

「ぁ゛ーーーー……♡♡♡♡ だめっ、もっ、脚……! 脚、がぁ……!?」

それでも何度目かの絶頂を迎えると、いよいよ足腰が立たなくなり、地面に倒れ込んでしまう。

いい加減、彼女の自慰も終わるか――私はそう思ったが、今度は地面に寝そべったまま、股を開き、クリトリスを羽根先に押し付けるのだ。

羽根車の周辺の地面に木板が張られていたのはらしい。

「ぁ゛ーーーーーー……っ♡♡♡♡ これっ、いぃ~……っ♡♡♡♡ ねそべりおなにーっ、いぃ~~~~~~~……っ♡♡♡♡」

豊満な肉体は完全に弛緩しきっており、羽根に撫で上げられる度に潮が噴き出す。

自分の意思で立てなくなってでも快感を求めるその姿には戦慄さえ覚えるが。一切の労力を使うことなく、ひたすらに快感を享受する――それはある意味では究極の自慰なのかもしれない。

「んぉぉ、おっぱいもぉ……っ♡♡♡♡ んぐ……っ♡♡♡ ぁっ、あっぁっあっぁぁぁぁ……っ♡♡♡♡」

ニムフォは地面に倒れたことで、両手で手すりを掴む必要がなくなった。その自由になった手で、今度は上半身の服を剥ぎ、自分の乳房を揉み、乳首をこねくり回し始める。彼女の細い指が、大きすぎる乳房に埋まってゆく光景は圧巻だ。

気の向くままに自分の乳房を揉みしだき続ける彼女の両手は、やがてそのに落ち着いてゆく。羽根車に陰核を撫でさせ続けたまま、両手で乳首をこねくり回し続けるのだ。

「ぉ゛ぉぉぉおおおっ♡♡♡♡ 今日のちくびっ、敏感んんんんっ♡♡♡♡ なんか乳首がクリちゃんになったみたいぃぃぃぃひっ♡♡♡ ひぅっ、ぁっ、ぁぁぁ゛っ♡♡♡」

ニムフォの乳首は親指の先ぐらいの大きさがあり、乳輪はもう一回り大きい。結構な大きさではあるが、乳房があまりに大きいため違和感はない。

そして何より敏感だ。親指と人差し指で乳首を潰すだけで、背筋が反り返って腰が浮く。

「ぁ゛ー……♡♡♡ イクっ、いくいくいくぅ……っ♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~……♡♡♡ くぅぅう――……♡♡♡♡ ん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡」

絶頂の反応は弱々しい。もう自分の意思で立つどころか、体を動かすこともできないのだろうか、脚はみっともなく開いたまま、辛うじて乳首をこねくり回す指だけは動く。

しかし反応に乏しくとも、快感は相応だ。羽根車の動きは変わらない一方、体は敏感になり続けており、おまけに乳首への刺激が加わっているのだから。

そのことは、目尻から涙がボロボロと零れていることからも分かる。

「ぉ゛ーー……♡♡♡ ぉ゛っ、ぁー……♡♡♡ んふっ、んふふふふぅ……♡♡♡」

ニムフォは虚ろな表情のまま自慰を続ける。その姿は端から見ている私が心配になるぐらいだ。

もしも彼女が体を動かせなくなっているのなら、誰かが助け出さない限り、ずっと股間を羽根車で撫でられ続けることになる。自分の意思に反して性的快感をぶつけられ続けるというのは、存外苦痛だ。

しかしエルフの領域である森において、人間が迂闊に姿を現すことはできない。それならせめて、彼女が気絶した時に助け出すべきだろうが。

「ぁ゛~~~……♡♡♡ んぐっ、ひ――♡♡♡ ぉ゛、ぁ゛、ぁ゛ー……♡♡♡」

痙攣する全身。弛緩しきった表情。零れ続ける喘ぎ声。果たして彼女の意識がどうなっているのか、茂みの中にいる私からでは判断ができない。

今もなお自慰を愉しんでいるのか、それとも許容量を超える快感に苦しんでいるのか、それともとっくの昔に意識を飛ばしているのか。

「ひぐっ、ぅぐぅ――♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡ ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡」

結局私はどうすることもできず、ニムフォが羽根車に陰核を撫でられて体を震わせる姿を観察し続けるしかないのだ。

 

――――
――

 

それから、私が動くに動けない状況であることなど露知らず、ニムフォの自慰は日が暮れる直前まで続いた。

彼女は空を見上げて日が傾いていることに気付くと、どこか物足りなさそうな表情をしながら地面這い、羽根車の動きを木の棒でせき止めた後、荒立った呼吸を落ち着けさせる。そしてよろよろと立ち上がって、森の奥へと去って行ったのだ。

私はしばらく呆然とした後、慌ててその場から遠のき、目立たない洞穴の中で野営することになった。あの晩ほど水車技師にならなかったことを後悔した日はないだろうさ。

 

私が体験した内容は以上だ。

浅学な者がこれを読めば、ただの猥談かと一笑するかもしれない。しかしいくつか注目に値する部分があることは、懸命な君なら分かるはずだ。

1つ。エルフが里の外で、1人かつ軽装で行動していること。人間とエルフは不可侵の誓いを立ててはいるものの、緊張した関係を保っていた。しかし最近は、平和ボケして警戒心が薄れているのだろうか。

そしてもう1つ。エルフが水車という、人間が開発した機械を使っていること。自尊心の高い彼女たちが人間の技術を模倣するなど、かつては考えられなかった。しかもそれが生活に必須のものではなく、自慰などという娯楽のためなのだから尚更だ。

とにかく、エルフたちの価値観の変化が見て取れる。人間はこれから、エルフと共生してゆくのか、或いは支配するつもりなのか――いずれにせよ、この些細な情報が彼女たちとの関係を変えるきっかけになるかもしれない。

 

あぁそれと最後にもう1つ。

君も読んで分かった通り、エルフというのは素知らぬ顔をしておきながら随分と欲望を滾らせた種族らしい。

元より女性の数が圧倒的に多い種族。営みを誘ってみれば案外……いや、止めておこう。彼女たちの逆鱗に触れて、魔術や弓矢で撃ち殺されたくはない。