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◆あらすじ
天国の素晴らしさを人々に紹介するために、天使たちがプロモーションビデオを撮影することになりました! そこで彼女たちは『おもてなし』の一部始終を紹介。幼い少年を取り囲み、全身を羽根で撫で回して優しく絶頂させる、至福の様子をビデオに収めてゆきます。
ある日、神様は悩んでいました。
「何をそんなにお悩みなのですか。神様」
「おお、天使Aよ」
天使Aはブロンド碧眼の、ナイスバディな女性でした。
なお神様はイケメンですが童貞です。
「最近、地獄に堕ちる人々が多くてな。どうにかして善行を積ませて天国に導きたいのだが、なかなか良い考えが浮かばないのだ」
「そうですか。頑張ってください」
「君、もうちょっと何かさぁ」
「そう言われても、私の仕事ではありませんし。ご自分でやってください」
「だから何すれば良いのか分からなくて悩んでるの。何か案ない?」
「何でもいいんですか?」
天使Aは腕を組んでフムと熟考します。
腕を組んだ拍子におっぱいが強調され、神様の視線がそちらに向きますが、天使Aは無視。彼の者の童貞臭い視線は日常茶飯事なのです。
そして熟考すること少々、天使Aの目がカッと見開きました。
「天国のプロモーションビデオを作りましょう!」
「ぷ、ぷろも、何!?」
「そう! 昨今のコンテンツマーケティングは動画配信が主流、それどころかゲームをやっている様子を動画にするだけでお金が貰える時代です! 我々も天国コンバージョンを獲得するために、この流れに乗らない手はありません!!」
「そ、そうなの?」
神様は世情にとんと疎いのが玉に瑕でした。天使Aの言っていることを半分も理解できませんでしたが、彼の者が下手に何か考えても成果が期待できなさそうです。
「それじゃあさ、天使A。その辺りお願いできる?」
「え? ただ働きとか嫌なんですけど」
「ちゃんと手当出すからさ」
「っっはぁーーーー……。ほんと、この人は仕方ないですね。やってあげますかぁ」
「君、前々から思ってたけど神様に対する態度じゃないよね」
こうして、天国のPV作製は天使Aに一任されたのでした。
――――
――
天上。大地は存在せず、一面に広がるのは青い空と白い雲だけ。
そんな重力から解放された世界で、3人の天使たちがカメラに向かって手を振っています。カメラは経費扱いです。
「人間の皆さん、こんにちはー。天使Aでーす♡」
「天使Bだよぉ。これから、天国がどんなに素敵なところか紹介しちゃいまーす♪」
「て、天使Cです。現世で善行を積むと天国に行けるので、皆さん頑張ってください……」
背やおっぱいの大きさは大中小。性格や声音も三者三様。実により取り見取りです。
3人の天使たちの中央には、裸の男の子が浮いていました。
「ぅぁ……!? ぇ、ぁ、ぇ――!?」
少年は美女たちにすり寄られて、とても恥ずかしそうです。
「この子は人間のアオ君。病気で幼くして命を落としてしまった、可哀想な子なんです……」
「だけどお父さんお母さん想いのいい子ということで、無事天国に招待することができましたー♪」
「な、なので、今日はそんなアオ君にたっぷり『おもてなし』したいと思います……」
青――前髪が目にかかる程の少し長めの黒髪に、まんまるお目々。体は細いものの筋張っているわけではなく、柔らかくて、股間に生えた小さなモノがなければ男の子であると分からない容姿。
気付いたときには既にこの空間にいて何が何だか分からないアオは、頭にハテナを浮かべながらその場に浮くのみ。重力から解放された天上は、天使の羽根を持たなければ自由に動くことすらままなりません。
「それじゃあー、おもてなしスタートぉ♡」
そして天使Aの合図で、3人の天使たちは一斉に羽根を持って、アオの全身を優しく撫で回し始めたのです。
さわさわ、こちょこちょ、すりすりすり。
「んなぁぁっ!? なひっ、何っ、なにぃぃぃ!?」
天使の羽根――どうやら彼女たちが自分の背中から毟ったもののようですが、すぐに生えてくるのでご心配なく。その羽根は天使たる存在の清浄さを表すがごとく、線維が均等に美しく並び、柔らかくも芯があって、肌で触れると心地良くも確かな存在感を覚えさせます。
首筋や胸、太ももなど。そんな羽根で体を撫でられると、全身が鳥肌立つのに、どこかうっとりとしてしまいます。アオの甲高い悲鳴が響き始めます。
「うふふふ♡ アオ君、とーっても気持ちよさそうですねぇ♡」
「腕も脚も鳥肌立って……あ! この子もう大っきくしちゃってるぅ♡」
「うわ……、か、可愛い……♡」
仮に生殖行為というものを知らなかったとしても、羽根で全身を撫でられたらあっと言う間に勃起してしまうのは当然のことでした。
それに触覚的な刺激だけではありません。天使たちの正装は、透けそうで透けていない少し透けた布を体に巻き付けただけ。美しい肌やら乳首やらアソコやらが割かし見えて目の毒ですし、そもそも一人一人が少年の性を刺激するに足る美女・美少女たちなのです。
まずは金髪碧眼、ナイスバディの天使A。
「そんなに緊張しないで良いんですよ? 力を抜いて、声を我慢しないで、気持ちよさに身を預けて……♡」
「ふぁっ、ぁ、ぁぁぁ……! ぅぁっ、体っ、力、抜け……!?」
彼女は背後からアオのことを抱き締めながら、首筋や胸元のゾクゾクする部分に羽根を這わせてゆきます。包容力の化身たる彼女の羽根はふんわりと柔らかく、どこを撫でられても心地良さでうっとりしてしまいます。おまけに大きなおっぱいがアオの後頭部に当たるのです。
次に水色ツインテール、ロリっ子の天使B。
「この子、本当にびんかぁん♡ こことかどう? 気持ちぃ?」
「んひぅっ!? ふっ、ぁぁっ!? それっ、だめっ、くすぐったぃぃぃっ!?」
天使Aと比較すると随分と貧相な体付きですが、それでも確かに存在するほのかな膨らみや丸みは女性の証。内心では『そういうのも需要がある』というのを心得ている、案外あざとい天使です。
彼女はアオのサイドに寄り添って、腋の下や太ももなどくすぐったい所を悪戯っぽく撫でてゆきます。わざと刺激を弱めたり、強めたり、意表を突くような刺激の仕方。彼女の羽根も硬さが不規則で、心の準備をしたつもりでも、どうしても翻弄されてしまいます。
「はっ、はぁっ、はぁぁ……っ♡ 可愛いっ、かわいい、可愛い……っ♡」
「ふゃっ!? ぁっ、ぁぁぁ~~~~っ!? だめっ、羽根っ、つよっ、強すぎぃぃぃっ!!?」
黒髪短髪、控えめな女の子の天使C。
天使Aや天使Bと比較するなら、悪く言えば没個性と言えるかもしれない体付き。しかし大人と子供の中間に位置する絶妙なバランスは美しく、前髪に隠れた顔立ちは紛うことなき美少女。何より大人しそうに見えて淫乱。実にギャップ萌えというものを無自覚に捉えた天使です。
彼女は天使Bとは反対サイドに寄り添って、アオのことを甘やかすこともせず、意地悪することもせず、ただひたすらに激しい羽根責めで幼い少年の反応を引き出してゆきます。耳、乳首、内股、ツルツルのタマタマもちょっと掠って。彼女の羽根は存在感が強く、柔らかいはずなのにゾリゾリと神経を刺激してきます。
三者三様の羽根責め。しかしどれもこれも甲乙付けがたいぐらいに気持ちいいものでした。
3人の天使たちの視線が、1か所に集まります。
小さく皮を被ったままでも、精一杯硬くしたおちんちん。包皮の隙間から、我慢汁がとろりと漏れ出しています。3人の天使たちは一様に笑みを深くし、喉をゴクリと鳴らしました。
「私たちは天使ですので……。散々全身を甚振った後、そこを放置するなんてことはありません♡」
「そ。これはお・も・て・な・し♡ 私たちがシたい訳じゃないから……♡」
「ふー……っ♡ はっ、ふっ、ふー、ふー……っ♡」
そしてそんな白々しい会話をしてから、3人の羽根が一斉にそこに殺到したのです。
「んひぃぅぁっ!! なっ、何ひっ!!? ぁっ、あっぁっあっあっぁあぁぁぁぁぁぁ!!?」
勃起したおちんちんを一斉に羽根でこちょこちょ。
今までと比較にならない気持ちよさに、アオは一瞬だけ腰を引きます。しかし後ろに居た天使Aが、膝でもって彼の腰を押し込んでしまいました。
無理やり前方に突き出されたおちんちん。何ともおもてなししやすい体勢です。
「なっ、何でそんなところっ!!? だめっ、何かっ、変んんん!!? ぁっ、あぁぁぁぁぁあああああああっ!!!」
アオは口を大きく開けて、悲鳴にも似た喘ぎ声を上げ始めました。
柔らかな羽根が陰茎を包み込み、チクチクした羽根が睾丸に悪戯して、芯の硬い羽根が亀頭をゾリゾリ刺激する。かと思ったら、陰茎を硬い羽根でしこしこされて、睾丸を柔らかい羽根でふんわり、亀頭をチクチク。縦横無尽に駆け回る3人の羽根は、驚く程のコンビネーションです。
「あらあらぁ♡ 透明なお汁がどんどん出て来てますねぇ♡」
「だけど、私たちの羽根は我慢汁で濡れても気持ちいいままの特別製だよー?」
「はぁ、はっ、はぁぁ……♡ このまま、羽根だけで、イカせてあげるね……♡」
こんなにも柔らかい刺激。しかし女性を知らない敏感なおちんちんには、十分過ぎる程の刺激。アオの性感がみるみる内に高められてゆきます。
「ぅあぁぁあああっ!!? っ――!!? 何か、出――!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!? ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」
そしてアオは、羽根で撫でられただけで射精を迎えてしまいます。噴水のように噴き出した精液は、きれいな放物線を描いて天から落ちてゆきます。
その様子を見て、天使たちは『きゃー♡』だとか『わー♡』だとか黄色い歓声を浴びせました。
「アオ君、頑張りましたねぇ♡ 偉いですよぉ♡」
「すっごい量だったね。もしかして初めてだったのかなー♡」
「はぁぁ~~♡ んっ、ぁぁぁ~~……♡」
「ぅぁ、ぁ……♡ ひっ、ぁ……!?」
天使たちが何ぞ言っても、アオはぼんやりとした表情を浮かべることしかできません。天上に居ながら、天にも昇る心地です。
そろそろ自分の身に起こっていることに説明を――さすがのアオも、そんな風に思考が少し冷静になるのですが……。しかし3人の天使たちは、彼の思考を吹き飛ばすがごとく、全身に再び羽根を這わせ始めるのです。
「それでは、第2ラウンドスタート♡」
「イッた後って、体が敏感になっちゃうよねぇ。ほらほらホレホレ♡」
「それで、またイッちゃって、また敏感になって、またイッちゃって……♡ うふ、ふふふふふふ……っ♡」
「んひゃぅぁぁぁっ!!? ぁひっ、ぁひっ、っひぃぃぃぃぃぃ!!?」
射精した直後というのは、おちんちんだけでなく全身が敏感になったような心地。
そんな全身を撫でられたら、もっと気持ちいいのは当然のこと。そしてまた射精したら、全身がもっと敏感になって、もっと気持ちよくなって……。
つまるところ、天使たちのおもてなしはまだ始まったばかりだということです。
最初は両手に羽根を1枚ずつ持って撫で回していただけなのに……。天使たちのおもてなしはどんどんエスカレートしてゆきました。
まず彼女たちは何枚もの羽根を束にして、体を一気になぞり上げてゆきます。
「ほーら、羽根を束ねて作った扇ですよぉ♡」
「ざわわわわー、ざわわわわー♡」
「おちんちん、羽根で包んであげる……っ♡」
「ふぁわっ!!? ぁあっ、ぁあぁぁぁぁああああっ!!?」
羽根の厚みが増すと、刺激も当然強くなります。全身を羽根で撫で上げられる様は、まるでガソリンスタンドにある洗車機に放り込まれたようです。
身をどう捩っても全身がくすぐったくて気持ちいい――アオの体が隙間なく性感帯へと変えられてゆきます。
やがて天使たちは羽根だけでは飽き足らず、手や口で愛撫をし始めます。
「羽根だけというのは寂しいですよね? やっぱり私たちの温もりも差し上げなきゃ♡」
「手と、口と、羽根。全部全部気持ちいいでしょー♡」
「脚も、絡ませてあげるね……♡」
「ぅあぅぁうぁぁぁぁぁっ!!? ぁっ、ぁぁぁぁぁぁぁ~~~~っ!!?」
手や口というのは、柔らかな羽根よりもずっと刺激がくっきりしていて気持ちいいものでした。
しかし今までの羽根責めが不要な訳でもありません。羽根は十分気持ちよかったですし、むしろ羽根による焦らしにも近い全身責めがあったからこそ、手や口が際立つとも言えます。
しかしながら、天使たちの愛撫はソフトタッチがスタンダードのようで。
「やめっ、やめぇぇっ!!? くすぐったひっ、くすぐったいからぁぁぁぁぁっ!!?」
「あらあら、手も脚も鳥肌が立っていますね。これは私たちの体で温めてあげないと♡」
「そしたらまた、たぁくさん鳥肌立たせてあげる♡」
「ぺろぺろぺろっ♡ こちょこちょ♡ ぺろぺろぺろぺろぉ……っ♡」
天使たちは指先で全身をさわさわしたり、舌で乳首やおちんちんをペロペロしたり。また何とも焦れったい責め方でアオを翻弄してゆきます。そんな刺激で鳥肌の立った肌を、柔らかく温かい体で温めてゆく――何とも極上のマッチポンプです。
そしてとうとう天使たちは、『もう我慢できない』と言わんばかりにそのまま本番をおっぱじめてしまいます。
まずは天使Aのターン。体位は騎乗位。
「ほぉら、私のおっぱいを吸ってください♡ それで、ゆったり身を任せて……♡」
「ぅぁ、んむぅ、ぅぅ……っ!!? っ、ふぁ、ぁぁぁぁぁ……!!?」
天使Aはアオのことを愛おしそうに抱き寄せながら、ゆっくりと腰を動かして、もったりとした膣でおちんちんを蕩かせるように快感を与えてゆきます。
その間、天使Bと天使Cは、またアオの全身を羽根で優しく愛撫。情愛に満ちた時間です。
次に天使Bのターン。体位はまた騎乗位。
「ここ、気持ちよくしてもらったことないよね? 癖になっちゃいそうでしょー♡」
「んぁっひぃぃっ!!? 先っ、先っぽやめっ、なんか、変んんんんんん!!?」
天使Bは悪戯っぽいニヒヒ顔を浮かべながら、リズミカルに腰を振り、不規則なタイミングで膣を締め付けて、アオのことを翻弄します。特に亀頭の部分をキュッとされると辛い。
天使Aと天使Cが、アオの神経を逆立てるようにくすぐってきます。何とも落ち着かない時間です。
そして天使Cのターン。体位は案の定騎乗位。
「はっ、はぁっ♡ はぁはぁはぁはぁはぁぁぁっ♡」
「ぅあ、ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁっ!!? やめっ、止まって!!? 激しっ、おかしくなるからぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
天使Cはただ激しく腰を振って、アオの精液を搾り取ってきます。膣もきゅうきゅうとキツく、どこまでも搾精好きな天使です。
そして天使Aと天使Bが、それを助けるように乳首や睾丸などの敏感なところを羽根責め。ただただ激しい時間です。
そうやって、代わる代わるアオの腰に跨がる天使たち。やりたい放題です。
「ぅぁ、ひ……!? これいじょ、死んじゃ、死んじゃうぅぅ……!?」
「あら。おかしなことを言いますね。ここはもう天国なのですよ?」
「ぁぁぁぅ……!? でもっ、でもぉ……!」
「大丈夫♡ 君はもうどれだけイッても死なない、苦しくない、ただ気持ちいいだけ♡」
「ぅぁ、ぁ、ぁぁぁ……!」
「何百年……ううん。これからずっと、こうしていられるんだよ……♡ うふふふふ……♡」
肉体という枷から解放されたアオは、何度も射精を迎えます。ここではどんなに射精しても枯れることなく、体に負荷がかかることもなく、ただ精神だけを満たしてゆくのです。
そうして天使たちが満足――もといPVを制作するに十分な撮影ができたと判断すると、ようやくその動きを止めます。
「ぅぁ――!? っひ――♡ はっ、ひゃっ、ひ――♡」
何度射精したのか、もう本人も天使たちも分からない程。
3人に密着されたままのアオは、体をびくびく痙攣させながら放心しており、しかしその表情はドロドロに蕩けていて実に幸せそうでした。
天使たちはアオに寄り添ったまま、カメラの前で手を振ります。
「天国のおもてなしはいかがだったでしょうか? 皆さんも天国に行けるよう、ぜひとも頑張ってくださぁい♡」
「あ、女の子ももちろん大歓迎だよ。だから皆安心して善行を積んでね♪」
「よ、よかったら、チャンネル登録もお願いします……」
こうして、3人の天使たちのPV制作は無事クランクアップするのでした。
「さて、この映像を編集係に渡しに行きましょうか」
「それじゃあ、私は完成するまでこの子ともっと遊んでよーっと♪」
「んちゅっ、れろっ、ん……っ♡ ちゅー……♡」
「って、ぁ゛ー! 天使Cがもう遊んでるーー!!」
「ちょっと貴女たち! 抜け駆けはいけませんよ、私も混ぜてください!」
「ちゅーっ♡ ぺろぺろぺろぉ……っ♡」
「ぁぅっ、ぁぁぁっ、ぁぁぁぁぁぁぁぁ――!!?」
最後にほんのちょっとだけ聞こえた会話は、編集でカットされる予定です。
――――
――
後日、神の執務室にてPVの上映会が行われました。
「こんな感じで、如何でしょうか」
「如何じゃねーよ!!」
神様がそう叫んだときの顔は、それはもう赤くも青くて、いろいろな感情が混ざり込んだ何とも言えない表情だったそうです。
それから人々は何としてでも天国に行くために、必死になって善行を積むようになったのでした。
めでたしめでたし。